JPH0348879Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0348879Y2 JPH0348879Y2 JP1985037460U JP3746085U JPH0348879Y2 JP H0348879 Y2 JPH0348879 Y2 JP H0348879Y2 JP 1985037460 U JP1985037460 U JP 1985037460U JP 3746085 U JP3746085 U JP 3746085U JP H0348879 Y2 JPH0348879 Y2 JP H0348879Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- back electrode
- dielectric
- island
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、交流電界の印加によつてEL(エレク
トロ・ルミネツセンス)発光を生ずる薄膜EL素
子に関するものである。
トロ・ルミネツセンス)発光を生ずる薄膜EL素
子に関するものである。
従来の薄膜EL素子としては、例えば特許願昭
和58年第19128号に記載されているものがある。
和58年第19128号に記載されているものがある。
第2図は、上記の薄膜EL素子の断面図である。
第2図において、ガラス基板1の上にIn2O3や
SnO2等の透明導電膜2、Y2O3やSi3N4等の第1
誘電体膜3、Mnを微量含んだZnSからなる発光
膜4及び上記第1誘電体膜3と同様の材質からな
る第2誘電体膜5が電子ビーム蒸着或はスパツタ
リングによつて順次積層され、これらの2〜5に
よつて透明多層膜100が形成されている。
SnO2等の透明導電膜2、Y2O3やSi3N4等の第1
誘電体膜3、Mnを微量含んだZnSからなる発光
膜4及び上記第1誘電体膜3と同様の材質からな
る第2誘電体膜5が電子ビーム蒸着或はスパツタ
リングによつて順次積層され、これらの2〜5に
よつて透明多層膜100が形成されている。
なお、上記各部分の膜厚は、誘電体膜が5000Å
程度、発光膜が6000Å程度である。
程度、発光膜が6000Å程度である。
さらに、第2誘電体膜5の上に質量膜厚が50〜
300ÅのMo膜からなる島状吸収体膜6が電子ビ
ーム蒸着或はスパツタリングによつて形成されて
いる。
300ÅのMo膜からなる島状吸収体膜6が電子ビ
ーム蒸着或はスパツタリングによつて形成されて
いる。
なお、この島状吸収体膜6は、島状構造をもつ
他の金属膜や半導体膜、例えばTa,Cr,Si等で
代替することも可能である。
他の金属膜や半導体膜、例えばTa,Cr,Si等で
代替することも可能である。
さらに、島状吸収体膜6の上に500Å程度の膜
厚をもつたAl2O3等の透明な誘電体膜7を形成
し、その上にAl等の金属膜8を蒸着或はスパツ
タリングによつて順次積層する。
厚をもつたAl2O3等の透明な誘電体膜7を形成
し、その上にAl等の金属膜8を蒸着或はスパツ
タリングによつて順次積層する。
この6〜8が黒色化背面電極200を形成して
いる。
いる。
透明導電膜2と黒色化背面電極200とは、通
常のフオトリソグラフイによつて適当な形状にパ
ターン化されている。
常のフオトリソグラフイによつて適当な形状にパ
ターン化されている。
上記の素子において、透明導電膜2と黒色化背
面電極200との間に交流電圧を印加し、発光膜
4内の電界が1〜2×106V/cmに達すると、上
記2つの電極に挟まれた部分が発光し、前記のパ
ターン化された形状を発光表示する。
面電極200との間に交流電圧を印加し、発光膜
4内の電界が1〜2×106V/cmに達すると、上
記2つの電極に挟まれた部分が発光し、前記のパ
ターン化された形状を発光表示する。
従つて、第1及び第2の誘電体膜としては、誘
電率の大きな物質を用いることが望ましい。
電率の大きな物質を用いることが望ましい。
なお、第2図の素子においては、前記のごとく
黒色化背面電極200を用いているので、透明多
層膜100を通つて侵入した外来光が島状吸収体
膜6及び透明誘電体膜7によつて吸収されるた
め、背面電極としてAl等の高反射率の金属を用
いた素子に比べて、明るい環境下におけるコント
ラストが大幅に改善されている。
黒色化背面電極200を用いているので、透明多
層膜100を通つて侵入した外来光が島状吸収体
膜6及び透明誘電体膜7によつて吸収されるた
め、背面電極としてAl等の高反射率の金属を用
いた素子に比べて、明るい環境下におけるコント
ラストが大幅に改善されている。
上記のごとき従来素子においては、黒色化背面
電極が島状吸収体6と金属膜8との間に透明誘電
体膜7を挟んだ構造となつているため、駆動電圧
が上昇(約5%上昇する)し、そのため駆動素子
耐圧を高くする必要があるので駆動回路の製造コ
ストが増加するという問題がある。
電極が島状吸収体6と金属膜8との間に透明誘電
体膜7を挟んだ構造となつているため、駆動電圧
が上昇(約5%上昇する)し、そのため駆動素子
耐圧を高くする必要があるので駆動回路の製造コ
ストが増加するという問題がある。
又、透明誘電体膜7は、それ自身非常に薄くか
つ凹凸の大きい島状吸収体膜6の上に形成される
ため、誘電特性が極めて不安定になり絶縁破壊を
起こし易くなる。そのため、製造時の歩留りが抵
下する原因となる。
つ凹凸の大きい島状吸収体膜6の上に形成される
ため、誘電特性が極めて不安定になり絶縁破壊を
起こし易くなる。そのため、製造時の歩留りが抵
下する原因となる。
本考案は、上記のごとき従来技術の問題を解決
することを目的とするものである。
することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため本考案においては、
複数の導電体膜及び誘電体膜からなる背面電極
の、少なくとも最も背面側の導電体膜から最も前
面側の導電体膜に達する孔または溝を、上記背面
電極の前面電極が形成されていない領域上に設
け、その孔または溝に導電体を埋設することによ
つて背面電極の最も前面(例えば島状吸収体膜
6)と最も後面(金属膜8)とを電気的に接続し
て同電位にするように構成している。
複数の導電体膜及び誘電体膜からなる背面電極
の、少なくとも最も背面側の導電体膜から最も前
面側の導電体膜に達する孔または溝を、上記背面
電極の前面電極が形成されていない領域上に設
け、その孔または溝に導電体を埋設することによ
つて背面電極の最も前面(例えば島状吸収体膜
6)と最も後面(金属膜8)とを電気的に接続し
て同電位にするように構成している。
第1図は、本考案の一実施例の断面図であり、
前記第2図と同符号は同一物を示す。
前記第2図と同符号は同一物を示す。
第1図の実施例においては、黒色化背面電極2
00を形成している金属膜8、透明誘電体膜7、
島状吸収体膜6を貫通する溝9を設け、この溝9
に導電体10を埋設している。
00を形成している金属膜8、透明誘電体膜7、
島状吸収体膜6を貫通する溝9を設け、この溝9
に導電体10を埋設している。
なお、溝9は、透明導電膜2が下に存在してい
ない部分に形成する。
ない部分に形成する。
上記の溝9を設けるには、黒色化背面電極20
0上をダイヤモンドカツタで傷つけるか、或は超
音波振動を利用した加工機、砂噴出加工機(サン
ドブラスト)等を用いて形成する。
0上をダイヤモンドカツタで傷つけるか、或は超
音波振動を利用した加工機、砂噴出加工機(サン
ドブラスト)等を用いて形成する。
そして、切削粉をきれいに除去した後、この溝
に銀ペースト等の導電体10を埋込み、金属膜8
と島状吸収体膜6とを電気的に接続する。
に銀ペースト等の導電体10を埋込み、金属膜8
と島状吸収体膜6とを電気的に接続する。
次に作用を説明する。
Mo、Ta、Cr等の金属からなる島状吸収体膜
6のシート抵抗は10〜20Ω程度であり、この値は
透明導電膜2の値と同程度である。
6のシート抵抗は10〜20Ω程度であり、この値は
透明導電膜2の値と同程度である。
従つて、島状吸収体膜6を電力供給電極として
用いることが可能である。
用いることが可能である。
第1図のように構成すれば、金属膜8に供給さ
れた電力は導電体10を介して島状吸収体膜6に
与えられるので、薄膜EL素子に印加される電圧
は全て透明導電膜2と島状吸収体膜6との間に印
加されることになる。
れた電力は導電体10を介して島状吸収体膜6に
与えられるので、薄膜EL素子に印加される電圧
は全て透明導電膜2と島状吸収体膜6との間に印
加されることになる。
従つて、第1図の素子においては、島状吸収体
膜6と誘電体膜7とがない通常の素子と同じ電圧
で駆動することが出来、駆動回路のコストが上昇
するという問題は生じない。
膜6と誘電体膜7とがない通常の素子と同じ電圧
で駆動することが出来、駆動回路のコストが上昇
するという問題は生じない。
又、誘電体膜7には、電圧が印加されないため
絶縁破壊を発生するというおそれもなく、歩留り
の低下が生ずることもない。
絶縁破壊を発生するというおそれもなく、歩留り
の低下が生ずることもない。
次に、第3図は本考案の他の実施例図であり、
黒色化背面電極300がAl膜とAl2O3膜との多層
膜によつて形成されているもの(公告特許公報昭
和58年第27506号に記載のもの)に本考案を適用
する場合を例示している。
黒色化背面電極300がAl膜とAl2O3膜との多層
膜によつて形成されているもの(公告特許公報昭
和58年第27506号に記載のもの)に本考案を適用
する場合を例示している。
第3図において、黒色化背面電極300は、厚
さ300Å以下のAl膜11及び13と、同じく厚さ
が300Å以下のAl2O3膜12及び14との二層構
造が2段に積層され、その上に金属膜8が設けら
れた構造を有している。
さ300Å以下のAl膜11及び13と、同じく厚さ
が300Å以下のAl2O3膜12及び14との二層構
造が2段に積層され、その上に金属膜8が設けら
れた構造を有している。
このような素子の場合にも、黒色化背面電極3
00に前記第1図の場合と同様の方法で溝又は孔
15を設け、切削粉をきれいに除去した後、真空
蒸着法を用いてAl等の導電性薄膜16を孔15
及びその近傍に選択的に配置する。
00に前記第1図の場合と同様の方法で溝又は孔
15を設け、切削粉をきれいに除去した後、真空
蒸着法を用いてAl等の導電性薄膜16を孔15
及びその近傍に選択的に配置する。
なお、導電性薄膜16の代りに前記第1図と同
様の銀ペースト等を充填しても良い。
様の銀ペースト等を充填しても良い。
第3図の実施例の場合においても、供給される
電力は金属膜8を介して最も下層のAl膜11に
供給されるため、黒色化背面電極300を用いた
ことによる駆動電圧の上昇や歩留りの低下は生じ
ない。
電力は金属膜8を介して最も下層のAl膜11に
供給されるため、黒色化背面電極300を用いた
ことによる駆動電圧の上昇や歩留りの低下は生じ
ない。
以上説明したごとく本考案においては、複数の
導電体膜の間に少なくとも1枚の誘電体膜を積層
した構造を有する背面電極に孔または溝を、前記
電極が形成されていない領域上に設けてその中に
導電体を埋設する構成としているので、背面電極
を設けたことによる駆動電圧の上昇が防止され、
駆動回路の製造コストが増加することがなくな
る。
導電体膜の間に少なくとも1枚の誘電体膜を積層
した構造を有する背面電極に孔または溝を、前記
電極が形成されていない領域上に設けてその中に
導電体を埋設する構成としているので、背面電極
を設けたことによる駆動電圧の上昇が防止され、
駆動回路の製造コストが増加することがなくな
る。
又、絶縁破壊を発生することもなくなるので、
製造時における歩留りの低下を防ぐことも出来
る。
製造時における歩留りの低下を防ぐことも出来
る。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
従来素子の一実施例の断面図、第3図は本考案の
他の実施例の断面図である。 符号の説明、1……ガラス基板、2……透明導
電膜、3……第1誘電体膜、4……発光膜、5…
…第2誘電体膜、6……島状吸収体膜、7……透
明誘電体膜、8……金属膜、9……溝、10……
導電体、11,13……Al膜、12,14……
Al2O3膜、15……孔、100……透明多層膜、
200……黒色化背面電極。
従来素子の一実施例の断面図、第3図は本考案の
他の実施例の断面図である。 符号の説明、1……ガラス基板、2……透明導
電膜、3……第1誘電体膜、4……発光膜、5…
…第2誘電体膜、6……島状吸収体膜、7……透
明誘電体膜、8……金属膜、9……溝、10……
導電体、11,13……Al膜、12,14……
Al2O3膜、15……孔、100……透明多層膜、
200……黒色化背面電極。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 光透過性の基板上に選択的に配設された透明な
前面電極と、 前記基板上および前記前面電極上に形成された
発光膜と、 前記発光膜上に形成され、複数の導電体膜の間
に少なくとも1枚の誘電体膜を積層した構造を有
する背面電極と、 前記背面電極の前記前面電極が形成されていな
い領域上に、少なくとも最も背面側の導電体膜か
ら最も前面側の導電体膜に達するまで形成された
孔または溝と、 前記孔または溝に埋設された導電体と、 を備えたことを特徴とする薄膜EL素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985037460U JPH0348879Y2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985037460U JPH0348879Y2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61153997U JPS61153997U (ja) | 1986-09-24 |
| JPH0348879Y2 true JPH0348879Y2 (ja) | 1991-10-18 |
Family
ID=30543559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985037460U Expired JPH0348879Y2 (ja) | 1985-03-18 | 1985-03-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0348879Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI60332C (fi) * | 1980-04-24 | 1981-12-10 | Lohja Ab Oy | Elektroluminensstruktur |
-
1985
- 1985-03-18 JP JP1985037460U patent/JPH0348879Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61153997U (ja) | 1986-09-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6240837B2 (ja) | ||
| JPH0348879Y2 (ja) | ||
| JPH0744072B2 (ja) | El素子とその製造方法 | |
| JPH0576155B2 (ja) | ||
| JP2621057B2 (ja) | 薄膜el素子 | |
| JPS6213357Y2 (ja) | ||
| JPS5829880A (ja) | 電場発光素子 | |
| JPH0568803B2 (ja) | ||
| JPS6323640B2 (ja) | ||
| JPH05303995A (ja) | 電界発光灯及びその製造方法 | |
| JPH0416917B2 (ja) | ||
| JPH06223969A (ja) | 有機分散型elパネル | |
| JPS60160594A (ja) | 薄膜el素子 | |
| JPH01255194A (ja) | 薄膜el素子 | |
| JPS6012696A (ja) | 薄膜エレクトロルミネツセンス素子 | |
| JPS6139717B2 (ja) | ||
| JPS62122095A (ja) | 薄膜el表示素子 | |
| JPS595268A (ja) | エレクトロルミネセンス表示装置 | |
| JPH0888087A (ja) | El素子 | |
| JPS5991697A (ja) | 薄膜el素子 | |
| JPS61211997A (ja) | 薄膜el素子 | |
| JPH0589960A (ja) | 薄膜el素子 | |
| JPS59154793A (ja) | 薄膜el素子 | |
| JPH02195684A (ja) | 薄膜el素子 | |
| JPS6262438B2 (ja) |