JPH0349916B2 - - Google Patents
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- JPH0349916B2 JPH0349916B2 JP56137856A JP13785681A JPH0349916B2 JP H0349916 B2 JPH0349916 B2 JP H0349916B2 JP 56137856 A JP56137856 A JP 56137856A JP 13785681 A JP13785681 A JP 13785681A JP H0349916 B2 JPH0349916 B2 JP H0349916B2
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- JP
- Japan
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- hydrogen peroxide
- adduct
- platinum
- cis
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F15/00—Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F15/00—Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table
- C07F15/0006—Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table compounds of the platinum group
- C07F15/0086—Platinum compounds
- C07F15/0093—Platinum compounds without a metal-carbon linkage
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
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- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は、白金含有組成物、特に癌又は悪性種
瘍新生物の化学療法的処理に有用なそれに係る。 出願人らの英国特許第1578323号は、下記の構
造: 〔式中、X及びYは、同一又は異種のハロゲノ
イド基であり、かつ好しくは両者とも塩素である
がその他のハロゲン又はシアナト、チオシアナト
及びアジドのような擬ハロゲンであることもで
き、そして、A及びBは、同一又は異種の、分枝
を有する鎖状脂肪族アミン基であつたそのN原子
によつて配位しているものである。〕を有する白
金の配位化合物を含んでいる組成物について記載
しかつ特許を請求している。 この英国特許には、下記の構造: 〔式中、X及びYは、同一又は異種のハロゲノ
イド基であり、かつ好ましくは両者とも塩素であ
るがその他のハロゲン又はシアニド、シアナト、
チオシアナト、若しくはアジド、若しくはその他
類似の基のような擬ハロゲンであることもでき、
そして、A及びBは、同一又は異種で、それぞれ
一般式: CnR2o+1NH2 (式中、nは3〜9であり、そしてすべてのR
基は、同一又は異種のいずれかであり、かつ好ま
しくはすべてハロゲンである水素、アルキル、ア
リール、アルカリール(alkaryl)、アラルキル、
ハロゲン、擬ハロゲン、ヒドロキシ、カルボニ
ル、ホルミル、ニトロ、アミド、アミノ、スルホ
ン酸、スルホン酸塩、カルボン酸、カルボン酸
塩、並びに置換アルキル、アリール、アルカリー
ル(alkaryl)及びアラルキルの基からなる群か
ら選択することもできる。) を有する、分枝鎖状脂肪族アミン基又はC−置換
分枝鎖状アミン基であつて、そのN原子によつて
Ptに配向しているものである。〕 を有する白金の配位化合物を含んでいる癌又は悪
性種瘍新生処理用組成物を、同様に記載してい
る。 白金はPt4+として存在することが好ましく、そ
うすることによつて二個の水酸基及び二個のハロ
ゲンの配位子で中性の錯体を生成する。 ハロゲン以外のR基は通常は好ましくないけれ
ども、それらは使用してもよく、そしてメチル基
若しくはエチル基のような低アルキル基、又はス
ルホン酸基のような可溶化基からなることができ
る。カルボン酸、スルホン酸及びこれらの塩(例
えばナトリウム塩、カリウム塩又はルチウム塩)
のような可溶化基は、臨床条件が高い溶解度を要
求する場合に、屡々代用物として適当である。 前記の英国特許の明細書及び特許請求の範囲全
体において、「ハロゲノイド」の用語はハロゲン
(塩素、臭素、ヨー素若しくはフツ素)又は擬ハ
ロゲン(例えばシアニド、シアナト、チオシアナ
ト若しくはアジド)を意味するものとして使用さ
れている。 基A及びBに使用できる適当な分枝を有する鎖
状アミン化合物はイソプロピルアミン、イソブチ
ルアミン、イソアミルアミン及び2−アミノヘキ
サンであると言われている。 英国特許第1578323号の特許請求の範囲記載の
範囲内にある一つの特定化合物は、前記一般式に
おけるA及びBが両者ともイソプロピルアミンで
あり、X及びYが両者とも塩素であり、従つて錯
体がシス−ジクロロ−トランス−ジヒドロキシ−
ビス(イソプロピルアミン)白金()である。
前記特許の明細書に引用されている調製方法は、
対応するシス−ジアミンジクロロ白金()錯体
のスラリーを過酸化水素溶液と一緒に加熱し、黄
色になるまで半時間にわたつて者沸し、冷却し、
過し、残留物を水及エーテルで洗浄し、そして
空気で乾燥することからなる。得られる粗生成物
は水/過酸化水素溶媒混合物から再結晶化し、真
空で乾燥する。元素分析、赤外吸収スペクトル及
び単結晶のX線結晶分析から、それは対応する
1:1水和物の化学式であると結論された。 後続する研究によつて、上述のように調製しか
つ再結晶化した錯体は実際には錯体2モル対
H2O21モルの比の過酸化水素による付加物として
存在するが、過酸化水素の存在は薬理的観点から
不利と考えられることが判明した。しかしなが
ら、それを物理的手段で除去する試みは粋酸基配
位子の損失を伴う錯体の分解のためにいつも失敗
してきた。従つて、実質的に純粋な形の、即ち、
検出可能な量の過酸化水素又はその他の溶媒和分
子を除去した、前記錯体を調製し及び単離するこ
とは不可能であるとこれまで考えられてきた。 発明者らは、ついに、実質的に純粋な形で前記
錯体を調製できることを見い出した。 従つて、本発明によつて、下記の構造: を有し、有意な量の過酸化水素その他に溶媒和分
子を含まない実質的に純粋な形の白金の配位化合
物をここに提供する。 本発明による化合物は癌又は悪性種瘍新生物の
化学療法的処理に有用である。 本発明は、下記の構造: を有し、有意な量の過酸化水素その他の溶媒和分
子を含まない実質的に純粋な形の白金の配位化合
物の調製方法であつて、その方法が、シス−ジク
ロロ−ジ(イソプロピルアミン)白金()を過
酸化水素と反応させ、生成物を単離し、この生成
物をN,N−ジメチルアセトアミドに溶解し、得
られる生成物であつて前記化合物のN,N−ジメ
チルアセトアミドによる1:1付加物からなるも
のを単離し、その後真空下において80℃よりも低
い、好ましくは50℃より低い温度で前記N,N−
ジメチルアセトアミドを除去することからなる方
法を、同様に含んでいる。 発明者らは、中間1:1付加物を提供する本発
明による方法におけるジメチルアセトアミドの使
用は、汎用目的の溶媒を用いる直接的再結晶化で
は失敗してきた過酸化水素の除去を成功させるこ
とを見い出した。前に指摘したように、過酸化水
素分子を越える大量の過剰溶媒分子であつても、
水では成功せず、エタノールでも同様にうまくゆ
かないが、しかし、これらの溶媒のどちらかは、
その極性及び過酸化水素との混和性の故に適当で
あるだろうと期待されていたものである。 シス−ジクロロ−トランス−ジヒドロキシ−ビ
ス(イソプロピルアミン)白金()のジメチル
アセトアミドによる中間1:1付加物はそれ自体
新規な化合物であつて単離可能、安定及び特性決
定可能なものである。 本発明の態様を下記の調製の例を参照してこれ
から説明するが、その例は(a)粗シス−ジクロロ−
トランス−ジヒドロキシ−ビス(イソプロピルア
ミン)白金()の調製及び(b)ジメチルアセトア
ミドによる前記中間付加物の調製であつて実質的
に純粋な生成物の後続する単離を伴なうものに関
する。 例 (a) 粗生成物の調製 再結晶化したシス−Pt(i−C3H7NH2)2Cl2268
gを熱水50mlにスラリー化し、水性過酸化水素
(100vol;100ml)撹拌しながら添加した。スラリ
ーを色が黄色になるまで半時間にわたつて煮沸
し、それから冷却し、過した。残留物を水で、
次にエーテルで洗浄し、それから空中で乾燥し
た。収量は10.5g(35%)であつた。 元素分析の結果は下記の通りであつた: C H N O Cl 計算上:16.55 4.87 6.43 11.03 16.28 実測上:16.59 4.90 6.58 10.50 16.20 赤外線の水酸基伸縮による吸収(〓O−H)は
3515cm-1で起きる。 (b) 前記付加物の調製及び実質的に純粋な生成物
の単離 上述のように調製した粗生成物11gをN,N−
ジメチルアセトアミド約1に溶解し、そしてガ
ラス製焼結体(多孔度4)を通して過して存在
するすべての不溶性物質を除去する。それから溶
液を5℃へ2時間冷却し、種結晶を入れて過飽和
を防止し、そして−10℃に数日間保存した。得ら
れる結晶を別し、エーテルで洗浄し、乾燥し
た。 実質的に純粋な生成物を得るためのN,N−ジ
メチルアセトアミドの除去は、結晶を数日間、即
ち、N,N−ジメチルアセトアミドの不存在が熱
重量分析及び(又は)ガス液クロマトグラフイー
で確認されるまで、0.1ttorの圧力で50℃又はそ
れ以下の温度に加熱して実施した。 前記(a)による粗生成物をN,N−ジメチルアセ
トアミドに溶解する工程は、周囲温度で実施して
もよいが、僅かに高めた温度即ち約40゜より高く
はない温度を利用することが好ましい。 更には、希薄過酸化水素溶液から粗生成物(前
記工程(a))の再結晶化、真空下約50℃の後続する
乾燥、そしてシリカゲル床(70〜230メツシユ)
を通したN,N−ジメチルアセトアミド溶液(前
記工程(b))の更なる過によるすべての多水酸化
白金化学種の除去を含んでいる任意の純化工程が
存在する。 先行技術の過酸化水素付加物、本発明による配
位化合物、及びN,N−ジメチルアセトアミド付
加物の分析ダータを以下に記載し、かつ添付図面
に図示する。 以下の詳細において、シス、トランス、シス−
〔PtCl2(OH)2(iPrNH2)2〕−本発明による配位化
合物−を個々のバツチAB,Cとして調製し、次
にそのすべてを一緒に混合して複合体のバツチX
となした。分析データは下記の通りであつた。
瘍新生物の化学療法的処理に有用なそれに係る。 出願人らの英国特許第1578323号は、下記の構
造: 〔式中、X及びYは、同一又は異種のハロゲノ
イド基であり、かつ好しくは両者とも塩素である
がその他のハロゲン又はシアナト、チオシアナト
及びアジドのような擬ハロゲンであることもで
き、そして、A及びBは、同一又は異種の、分枝
を有する鎖状脂肪族アミン基であつたそのN原子
によつて配位しているものである。〕を有する白
金の配位化合物を含んでいる組成物について記載
しかつ特許を請求している。 この英国特許には、下記の構造: 〔式中、X及びYは、同一又は異種のハロゲノ
イド基であり、かつ好ましくは両者とも塩素であ
るがその他のハロゲン又はシアニド、シアナト、
チオシアナト、若しくはアジド、若しくはその他
類似の基のような擬ハロゲンであることもでき、
そして、A及びBは、同一又は異種で、それぞれ
一般式: CnR2o+1NH2 (式中、nは3〜9であり、そしてすべてのR
基は、同一又は異種のいずれかであり、かつ好ま
しくはすべてハロゲンである水素、アルキル、ア
リール、アルカリール(alkaryl)、アラルキル、
ハロゲン、擬ハロゲン、ヒドロキシ、カルボニ
ル、ホルミル、ニトロ、アミド、アミノ、スルホ
ン酸、スルホン酸塩、カルボン酸、カルボン酸
塩、並びに置換アルキル、アリール、アルカリー
ル(alkaryl)及びアラルキルの基からなる群か
ら選択することもできる。) を有する、分枝鎖状脂肪族アミン基又はC−置換
分枝鎖状アミン基であつて、そのN原子によつて
Ptに配向しているものである。〕 を有する白金の配位化合物を含んでいる癌又は悪
性種瘍新生処理用組成物を、同様に記載してい
る。 白金はPt4+として存在することが好ましく、そ
うすることによつて二個の水酸基及び二個のハロ
ゲンの配位子で中性の錯体を生成する。 ハロゲン以外のR基は通常は好ましくないけれ
ども、それらは使用してもよく、そしてメチル基
若しくはエチル基のような低アルキル基、又はス
ルホン酸基のような可溶化基からなることができ
る。カルボン酸、スルホン酸及びこれらの塩(例
えばナトリウム塩、カリウム塩又はルチウム塩)
のような可溶化基は、臨床条件が高い溶解度を要
求する場合に、屡々代用物として適当である。 前記の英国特許の明細書及び特許請求の範囲全
体において、「ハロゲノイド」の用語はハロゲン
(塩素、臭素、ヨー素若しくはフツ素)又は擬ハ
ロゲン(例えばシアニド、シアナト、チオシアナ
ト若しくはアジド)を意味するものとして使用さ
れている。 基A及びBに使用できる適当な分枝を有する鎖
状アミン化合物はイソプロピルアミン、イソブチ
ルアミン、イソアミルアミン及び2−アミノヘキ
サンであると言われている。 英国特許第1578323号の特許請求の範囲記載の
範囲内にある一つの特定化合物は、前記一般式に
おけるA及びBが両者ともイソプロピルアミンで
あり、X及びYが両者とも塩素であり、従つて錯
体がシス−ジクロロ−トランス−ジヒドロキシ−
ビス(イソプロピルアミン)白金()である。
前記特許の明細書に引用されている調製方法は、
対応するシス−ジアミンジクロロ白金()錯体
のスラリーを過酸化水素溶液と一緒に加熱し、黄
色になるまで半時間にわたつて者沸し、冷却し、
過し、残留物を水及エーテルで洗浄し、そして
空気で乾燥することからなる。得られる粗生成物
は水/過酸化水素溶媒混合物から再結晶化し、真
空で乾燥する。元素分析、赤外吸収スペクトル及
び単結晶のX線結晶分析から、それは対応する
1:1水和物の化学式であると結論された。 後続する研究によつて、上述のように調製しか
つ再結晶化した錯体は実際には錯体2モル対
H2O21モルの比の過酸化水素による付加物として
存在するが、過酸化水素の存在は薬理的観点から
不利と考えられることが判明した。しかしなが
ら、それを物理的手段で除去する試みは粋酸基配
位子の損失を伴う錯体の分解のためにいつも失敗
してきた。従つて、実質的に純粋な形の、即ち、
検出可能な量の過酸化水素又はその他の溶媒和分
子を除去した、前記錯体を調製し及び単離するこ
とは不可能であるとこれまで考えられてきた。 発明者らは、ついに、実質的に純粋な形で前記
錯体を調製できることを見い出した。 従つて、本発明によつて、下記の構造: を有し、有意な量の過酸化水素その他に溶媒和分
子を含まない実質的に純粋な形の白金の配位化合
物をここに提供する。 本発明による化合物は癌又は悪性種瘍新生物の
化学療法的処理に有用である。 本発明は、下記の構造: を有し、有意な量の過酸化水素その他の溶媒和分
子を含まない実質的に純粋な形の白金の配位化合
物の調製方法であつて、その方法が、シス−ジク
ロロ−ジ(イソプロピルアミン)白金()を過
酸化水素と反応させ、生成物を単離し、この生成
物をN,N−ジメチルアセトアミドに溶解し、得
られる生成物であつて前記化合物のN,N−ジメ
チルアセトアミドによる1:1付加物からなるも
のを単離し、その後真空下において80℃よりも低
い、好ましくは50℃より低い温度で前記N,N−
ジメチルアセトアミドを除去することからなる方
法を、同様に含んでいる。 発明者らは、中間1:1付加物を提供する本発
明による方法におけるジメチルアセトアミドの使
用は、汎用目的の溶媒を用いる直接的再結晶化で
は失敗してきた過酸化水素の除去を成功させるこ
とを見い出した。前に指摘したように、過酸化水
素分子を越える大量の過剰溶媒分子であつても、
水では成功せず、エタノールでも同様にうまくゆ
かないが、しかし、これらの溶媒のどちらかは、
その極性及び過酸化水素との混和性の故に適当で
あるだろうと期待されていたものである。 シス−ジクロロ−トランス−ジヒドロキシ−ビ
ス(イソプロピルアミン)白金()のジメチル
アセトアミドによる中間1:1付加物はそれ自体
新規な化合物であつて単離可能、安定及び特性決
定可能なものである。 本発明の態様を下記の調製の例を参照してこれ
から説明するが、その例は(a)粗シス−ジクロロ−
トランス−ジヒドロキシ−ビス(イソプロピルア
ミン)白金()の調製及び(b)ジメチルアセトア
ミドによる前記中間付加物の調製であつて実質的
に純粋な生成物の後続する単離を伴なうものに関
する。 例 (a) 粗生成物の調製 再結晶化したシス−Pt(i−C3H7NH2)2Cl2268
gを熱水50mlにスラリー化し、水性過酸化水素
(100vol;100ml)撹拌しながら添加した。スラリ
ーを色が黄色になるまで半時間にわたつて煮沸
し、それから冷却し、過した。残留物を水で、
次にエーテルで洗浄し、それから空中で乾燥し
た。収量は10.5g(35%)であつた。 元素分析の結果は下記の通りであつた: C H N O Cl 計算上:16.55 4.87 6.43 11.03 16.28 実測上:16.59 4.90 6.58 10.50 16.20 赤外線の水酸基伸縮による吸収(〓O−H)は
3515cm-1で起きる。 (b) 前記付加物の調製及び実質的に純粋な生成物
の単離 上述のように調製した粗生成物11gをN,N−
ジメチルアセトアミド約1に溶解し、そしてガ
ラス製焼結体(多孔度4)を通して過して存在
するすべての不溶性物質を除去する。それから溶
液を5℃へ2時間冷却し、種結晶を入れて過飽和
を防止し、そして−10℃に数日間保存した。得ら
れる結晶を別し、エーテルで洗浄し、乾燥し
た。 実質的に純粋な生成物を得るためのN,N−ジ
メチルアセトアミドの除去は、結晶を数日間、即
ち、N,N−ジメチルアセトアミドの不存在が熱
重量分析及び(又は)ガス液クロマトグラフイー
で確認されるまで、0.1ttorの圧力で50℃又はそ
れ以下の温度に加熱して実施した。 前記(a)による粗生成物をN,N−ジメチルアセ
トアミドに溶解する工程は、周囲温度で実施して
もよいが、僅かに高めた温度即ち約40゜より高く
はない温度を利用することが好ましい。 更には、希薄過酸化水素溶液から粗生成物(前
記工程(a))の再結晶化、真空下約50℃の後続する
乾燥、そしてシリカゲル床(70〜230メツシユ)
を通したN,N−ジメチルアセトアミド溶液(前
記工程(b))の更なる過によるすべての多水酸化
白金化学種の除去を含んでいる任意の純化工程が
存在する。 先行技術の過酸化水素付加物、本発明による配
位化合物、及びN,N−ジメチルアセトアミド付
加物の分析ダータを以下に記載し、かつ添付図面
に図示する。 以下の詳細において、シス、トランス、シス−
〔PtCl2(OH)2(iPrNH2)2〕−本発明による配位化
合物−を個々のバツチAB,Cとして調製し、次
にそのすべてを一緒に混合して複合体のバツチX
となした。分析データは下記の通りであつた。
【表】
次に図面を参照すると、第1,2及び3図は種
種化合物の赤外スペクトルを示しており、最も重
要な特徴は3500cm-1領域におけるOH伸縮による
いろいろな吸収パターンであり、先行技術の過酸
化水素付加物、新規N,N−ジメチルアセトアミ
ド付加物及び実質的に純粋な形の本発明による配
位化合物はどれも別々に単離可能かつ特性決定可
能な化合物であることを示している。第4,5及
び6図は同じ結論を指示しているものであり、こ
の場合の証拠は粉末X線回折パターンである。各
グラフにおける主要なピーク(図中※で示した)
の2θの角度及びÅ単位における結晶網面の格子間
隔は下記の通りであつた: (i) 先行技術の過酸化水素付加物(第4図) 2θ゜ d(Å) 15.9 5.57 18.7 4.74 19.3 4.59 21.5 4.13 23.5 3.78 28.2 3.16 29.3 3.05 30.8 2.90 36.7 2.45 48.0 1.89 (ii) 新規ジメチルアセトアミド付加物(第5図) 2θ゜ d(Å) 13.8 6.41 14.8 5.98 17.0 5.21 17.7 5.01 18.3 4.84 18.5 4.79 19.6 4.53 20.4 4.35 20.8 4.27 21.5 4.13 22.0 4.04 28.6 3.12 39.1 2.30 46.4 1.96 (iii) 本発明による配位化合物(第6図) 2θ゜ d(Å) 15.3 5.79 16.3 5.43 17.8 4.98 18.7 4.74 22.5 3.95 24.2 3.67 26.9 3.31 第7図はガス液クロマトグラフイーで測定した
バツチA,B,C及びXに存在するN,N−ジメ
チルアセトアミド(DMA)の量を示す。 所定のレンジにおいて、標準と比較したA,
B,C又はXにおける類似の応答は約1重量パー
セントのDMA濃度を表わしている。 第8図を参照すると、種々化合物の熱重量分析
の結果を示しており、配位子は下記のものであ
る: 曲線1は先行技術の過酸化水素付加物の化合物
を表わし; 曲線2は新規N,N−ジメチルアセトアミド付
加物の化合物を表わし;そして 曲線3は本発明による配位化合物を表わす。 軌跡は表示の便のために「重量(%)」軸上を
勝手に移行させてある。 曲線1はトランス位置のOH並びにH2O2の損
失のために約160℃で大きな重量損失を表わして
おり、他方曲線2及び3はその温度でトランス位
置のOHだけの損失のための実質的に同一の重量
損失を示していることが見られる。曲線2では、
約150℃の温度以下における傾斜した肩部はN,
N−ジメチルアセトアミドの損失を表わしてお
り、その後曲線2及び3で表わされている化合物
は実質的に同一であると見られる。 第9図を参照すると、図示した立体図はN,N
−ジメチルアセトアミド付加物の単結晶のX線結
晶学的研究により導いたものである。N,N−ジ
メチルアセトアミド付加物の単結晶から本発明に
よる実質的に純粋な形の配位化合物の単結晶を単
離する試みは、その粉末X線パターンが第6図に
示されている微結晶の凝集体をもたらした。 実
質的に純粋なシス−ジクロロ−トランス−ジヒド
ロキシ−ビス(イソプロピルアミン)白金()
は、先行技術の過酸化水素付加物に関する英国特
許第1578323号に記載されているのと実質的に同
じ仕方で投与することができる。
種化合物の赤外スペクトルを示しており、最も重
要な特徴は3500cm-1領域におけるOH伸縮による
いろいろな吸収パターンであり、先行技術の過酸
化水素付加物、新規N,N−ジメチルアセトアミ
ド付加物及び実質的に純粋な形の本発明による配
位化合物はどれも別々に単離可能かつ特性決定可
能な化合物であることを示している。第4,5及
び6図は同じ結論を指示しているものであり、こ
の場合の証拠は粉末X線回折パターンである。各
グラフにおける主要なピーク(図中※で示した)
の2θの角度及びÅ単位における結晶網面の格子間
隔は下記の通りであつた: (i) 先行技術の過酸化水素付加物(第4図) 2θ゜ d(Å) 15.9 5.57 18.7 4.74 19.3 4.59 21.5 4.13 23.5 3.78 28.2 3.16 29.3 3.05 30.8 2.90 36.7 2.45 48.0 1.89 (ii) 新規ジメチルアセトアミド付加物(第5図) 2θ゜ d(Å) 13.8 6.41 14.8 5.98 17.0 5.21 17.7 5.01 18.3 4.84 18.5 4.79 19.6 4.53 20.4 4.35 20.8 4.27 21.5 4.13 22.0 4.04 28.6 3.12 39.1 2.30 46.4 1.96 (iii) 本発明による配位化合物(第6図) 2θ゜ d(Å) 15.3 5.79 16.3 5.43 17.8 4.98 18.7 4.74 22.5 3.95 24.2 3.67 26.9 3.31 第7図はガス液クロマトグラフイーで測定した
バツチA,B,C及びXに存在するN,N−ジメ
チルアセトアミド(DMA)の量を示す。 所定のレンジにおいて、標準と比較したA,
B,C又はXにおける類似の応答は約1重量パー
セントのDMA濃度を表わしている。 第8図を参照すると、種々化合物の熱重量分析
の結果を示しており、配位子は下記のものであ
る: 曲線1は先行技術の過酸化水素付加物の化合物
を表わし; 曲線2は新規N,N−ジメチルアセトアミド付
加物の化合物を表わし;そして 曲線3は本発明による配位化合物を表わす。 軌跡は表示の便のために「重量(%)」軸上を
勝手に移行させてある。 曲線1はトランス位置のOH並びにH2O2の損
失のために約160℃で大きな重量損失を表わして
おり、他方曲線2及び3はその温度でトランス位
置のOHだけの損失のための実質的に同一の重量
損失を示していることが見られる。曲線2では、
約150℃の温度以下における傾斜した肩部はN,
N−ジメチルアセトアミドの損失を表わしてお
り、その後曲線2及び3で表わされている化合物
は実質的に同一であると見られる。 第9図を参照すると、図示した立体図はN,N
−ジメチルアセトアミド付加物の単結晶のX線結
晶学的研究により導いたものである。N,N−ジ
メチルアセトアミド付加物の単結晶から本発明に
よる実質的に純粋な形の配位化合物の単結晶を単
離する試みは、その粉末X線パターンが第6図に
示されている微結晶の凝集体をもたらした。 実
質的に純粋なシス−ジクロロ−トランス−ジヒド
ロキシ−ビス(イソプロピルアミン)白金()
は、先行技術の過酸化水素付加物に関する英国特
許第1578323号に記載されているのと実質的に同
じ仕方で投与することができる。
第1図は先行技術の過酸化水素付加物のIRス
ペクトル図であり;第2図は新規ジメチルアセト
アミド付加物のIRスペクトル図であり;第3図
は本発明による配位化合物のIRスペクトル図で
あり;第4図は先行技術の過酸化水素付加物の粉
末X線回折パターンであり;第5図は新規ジメチ
ルアセトアミド付加物の粉末X線回折パターンで
あり;第6図は本発明による配位化合物の粉末X
線回折パターンであり;第7図は種々化合物のク
ロマトグラフを示す図であり;第8図は、種々化
合物の熱重量分析の結果を示す図であり;そして
第9図は、N,N−ジメチルアセトアミド付加物
の立体図である。
ペクトル図であり;第2図は新規ジメチルアセト
アミド付加物のIRスペクトル図であり;第3図
は本発明による配位化合物のIRスペクトル図で
あり;第4図は先行技術の過酸化水素付加物の粉
末X線回折パターンであり;第5図は新規ジメチ
ルアセトアミド付加物の粉末X線回折パターンで
あり;第6図は本発明による配位化合物の粉末X
線回折パターンであり;第7図は種々化合物のク
ロマトグラフを示す図であり;第8図は、種々化
合物の熱重量分析の結果を示す図であり;そして
第9図は、N,N−ジメチルアセトアミド付加物
の立体図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の構造: を有し、有意な量の過酸化水素その他の溶媒和分
子を含まない実質的に純粋な形の配位化合物を調
製する方法であつて、シス−ジクロロ−ジ(イソ
プロピルアミン)白金()を過酸化水素と反応
させ、生成物を単離し、その生成物をN,N−ジ
メチルアセトアミドに溶解し、得られる生成物で
あつて前記配位化合物とN,N−ジメチルアセト
アミドとの1:1付加物からなるものを単離し、
そしてその後真空下80℃より低い温度で前記N,
N−ジメチルアセトアミドを除去することを含ん
でいることを特徴とする方法。 2 前記N,N−ジメチルアセトアミドを真空下
50℃より低い温度で除去する、特許請求の範囲第
1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB8028484 | 1980-09-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5777694A JPS5777694A (en) | 1982-05-15 |
| JPH0349916B2 true JPH0349916B2 (ja) | 1991-07-31 |
Family
ID=10515824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56137856A Granted JPS5777694A (en) | 1980-09-03 | 1981-09-03 | Cis-dichloro-trans-dihydroxy-bis(isopropylamine) paltinum(iv), preparation and intermediate |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5777694A (ja) |
| KR (1) | KR890000640B1 (ja) |
| BE (1) | BE890209A (ja) |
| SU (2) | SU1256698A3 (ja) |
| ZA (1) | ZA815852B (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1241648A (en) * | 1983-05-10 | 1988-09-06 | Peter J. Andrulis, Jr. | Bis-platinum complexes as antitumor agents |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1578323A (en) * | 1976-02-26 | 1980-11-05 | Rustenburg Platinum Mines Ltd | Compositions containing platinum |
-
1981
- 1981-08-25 ZA ZA815852A patent/ZA815852B/xx unknown
- 1981-09-02 KR KR1019810003274A patent/KR890000640B1/ko not_active Expired
- 1981-09-03 JP JP56137856A patent/JPS5777694A/ja active Granted
- 1981-09-03 BE BE0/205862A patent/BE890209A/fr not_active IP Right Cessation
-
1982
- 1982-05-03 SU SU823434800A patent/SU1256698A3/ru active
- 1982-09-20 SU SU3495252A patent/SU1188179A1/ru active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5777694A (en) | 1982-05-15 |
| SU1188179A1 (ru) | 1985-10-30 |
| BE890209A (fr) | 1982-01-04 |
| ZA815852B (en) | 1982-08-25 |
| SU1256698A3 (ru) | 1986-09-07 |
| KR890000640B1 (ko) | 1989-03-22 |
| KR830008543A (ko) | 1983-12-10 |
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