JPH0353994B2 - - Google Patents
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- JPH0353994B2 JPH0353994B2 JP60180699A JP18069985A JPH0353994B2 JP H0353994 B2 JPH0353994 B2 JP H0353994B2 JP 60180699 A JP60180699 A JP 60180699A JP 18069985 A JP18069985 A JP 18069985A JP H0353994 B2 JPH0353994 B2 JP H0353994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- film
- roll
- sheet
- rolls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/16—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe
- F16L3/20—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe allowing movement in transverse direction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はプラスチツクフイルム又はシート状基
材の両面にコーテイング層を形成する方法に関
し、詳細には基材両面を実質上同時にコーテイン
グし、均一かつ良好な外観を有するコート層を形
成する両面コーテイング方法に関するものであ
る。
材の両面にコーテイング層を形成する方法に関
し、詳細には基材両面を実質上同時にコーテイン
グし、均一かつ良好な外観を有するコート層を形
成する両面コーテイング方法に関するものであ
る。
[従来の技術]
セロハンやプラスチツクフイルム等のフイルム
又はシート状基材(以下単にフイルム状基材又は
フイルムという)に気体遮断性、防湿性、耐薬品
性等の各種性能を与える目的でコーテイング加工
を施すこと自体は公知である。コーテイング加工
装置は、フイルム状基材の繰出部、コーテイング
ヘツド、乾燥部、冷却部および巻取部等から構成
され、コーテイングヘツドにおける塗布性能がコ
ーテイング外観の良否に大きな影響を及ぼすこと
も知られている。従来汎用されているコーテイン
グヘツドとしては、第2図aに示すナイフコータ
式や第2図bに示すキスロールコータ式等があ
り、前者のナイフコータ式コーテイングヘツドで
はフイルム3のコート面にドクターナイフ1を接
近させゴムブランケツト4とドクターナイフ1と
の間を矢印A方向に進行するフイルム3上に比較
的粘性の高いコート液2を少量ずつ塗布する。一
方後者のキスロールコータ式では、コート液2中
に一部浸漬するグラビアロール6によつて持上げ
られてきたコート液2をコーテイングロール5へ
移し、該コーテイングロール5によつてフイルム
3のコート面上へコート液を塗布する。上記方法
の他にも、グラビアロール式、エアナイフコータ
式、リバースロールコータ式等が知られており、
フイルム状基材やコート液の種類・性状によつて
夫々に適合する方式を使い分けている。
又はシート状基材(以下単にフイルム状基材又は
フイルムという)に気体遮断性、防湿性、耐薬品
性等の各種性能を与える目的でコーテイング加工
を施すこと自体は公知である。コーテイング加工
装置は、フイルム状基材の繰出部、コーテイング
ヘツド、乾燥部、冷却部および巻取部等から構成
され、コーテイングヘツドにおける塗布性能がコ
ーテイング外観の良否に大きな影響を及ぼすこと
も知られている。従来汎用されているコーテイン
グヘツドとしては、第2図aに示すナイフコータ
式や第2図bに示すキスロールコータ式等があ
り、前者のナイフコータ式コーテイングヘツドで
はフイルム3のコート面にドクターナイフ1を接
近させゴムブランケツト4とドクターナイフ1と
の間を矢印A方向に進行するフイルム3上に比較
的粘性の高いコート液2を少量ずつ塗布する。一
方後者のキスロールコータ式では、コート液2中
に一部浸漬するグラビアロール6によつて持上げ
られてきたコート液2をコーテイングロール5へ
移し、該コーテイングロール5によつてフイルム
3のコート面上へコート液を塗布する。上記方法
の他にも、グラビアロール式、エアナイフコータ
式、リバースロールコータ式等が知られており、
フイルム状基材やコート液の種類・性状によつて
夫々に適合する方式を使い分けている。
上記した各方式はいずれもフイルム3の片面側
にコート液2を塗布する方法であつて、これらの
方法を利用して両面コートを行なおうとすれば、
まずフイルムの片面をコーテイング加工していつ
たん完全に乾燥させ、しかる後他方の片面へコー
テイング加工を行なう方法を考えなければならな
い。しかしこの方法で両面をコーテイングする場
合はコーテイング加工装置を2度通さなければな
らないことになり、作業効率の面で非常に不利で
ある。
にコート液2を塗布する方法であつて、これらの
方法を利用して両面コートを行なおうとすれば、
まずフイルムの片面をコーテイング加工していつ
たん完全に乾燥させ、しかる後他方の片面へコー
テイング加工を行なう方法を考えなければならな
い。しかしこの方法で両面をコーテイングする場
合はコーテイング加工装置を2度通さなければな
らないことになり、作業効率の面で非常に不利で
ある。
このような背景からフイルム状基材の両面へ同
時にコーテイング加工を施す方法として第3図に
示す様な手段が考えられ、現在広く採用されてい
る。即ち一対のコーテイングロール5,5を、走
行フイルム3を挟んで互いに対向する位置に配設
し、各コーテイングロール5,5の周面には中間
ロール8及びグラビアロール6を介してコート液
2が供給される。理論的に考えるならば、フイル
ム3の両表面と各コーテイングロール5の表面の
間に極微細な間隔を形成し、該間隔内に前記コー
ト液を侵入させることが考えられるが、実作業面
ではコーテイングロール5の寸法・形状精度やフ
イルム3の振動によつて前記間隔が変動するの
で、上記の様な非接触型では良好な被覆外観を得
ることはできない。その為コーテイングロール5
としてゴムロールを採用し、フイルム3をコーテ
イングロールで狭圧するという感じ、即ち一方の
コーテイングロール5が他方のコーテイングロー
ル5のバツクアツプロールとして作用する感じの
接触型又はニツプ型で両面コーテイングを行なう
方法が利用されている。従つてミクロ的に見るな
らばフイルム3を両面側から押圧しているゴム製
コーテイングロールは押圧面で偏平外観を呈する
ことになり、コーテイングロール5の回転方向及
び速度は、フイルム3の走行方向A及び走行速度
に同期させなければならないという制約を受け
る。尚フイルム3とコーテイングロール5,5と
の配設位置関係は、コート液付与を左右両面へ均
等に行なわせる必要性からコーテイングロール5
の各接線方向にフイルム3が走行する様に配置さ
れる。即ちコーテイングロール5の各軸心同士を
結ぶ仮想直線(第3図の破線)とフイルム3の走
行軌跡は互いに直交するものでなければならな
い。
時にコーテイング加工を施す方法として第3図に
示す様な手段が考えられ、現在広く採用されてい
る。即ち一対のコーテイングロール5,5を、走
行フイルム3を挟んで互いに対向する位置に配設
し、各コーテイングロール5,5の周面には中間
ロール8及びグラビアロール6を介してコート液
2が供給される。理論的に考えるならば、フイル
ム3の両表面と各コーテイングロール5の表面の
間に極微細な間隔を形成し、該間隔内に前記コー
ト液を侵入させることが考えられるが、実作業面
ではコーテイングロール5の寸法・形状精度やフ
イルム3の振動によつて前記間隔が変動するの
で、上記の様な非接触型では良好な被覆外観を得
ることはできない。その為コーテイングロール5
としてゴムロールを採用し、フイルム3をコーテ
イングロールで狭圧するという感じ、即ち一方の
コーテイングロール5が他方のコーテイングロー
ル5のバツクアツプロールとして作用する感じの
接触型又はニツプ型で両面コーテイングを行なう
方法が利用されている。従つてミクロ的に見るな
らばフイルム3を両面側から押圧しているゴム製
コーテイングロールは押圧面で偏平外観を呈する
ことになり、コーテイングロール5の回転方向及
び速度は、フイルム3の走行方向A及び走行速度
に同期させなければならないという制約を受け
る。尚フイルム3とコーテイングロール5,5と
の配設位置関係は、コート液付与を左右両面へ均
等に行なわせる必要性からコーテイングロール5
の各接線方向にフイルム3が走行する様に配置さ
れる。即ちコーテイングロール5の各軸心同士を
結ぶ仮想直線(第3図の破線)とフイルム3の走
行軌跡は互いに直交するものでなければならな
い。
[発明が解決しようとする問題点]
第3図に示す様な手段で両面コーテイングを施
す場合、ミクロ的には前述の如く押圧面が偏平
し、フイルム3と各コーテイングロール5は線接
触することになる。その為コーテイングロール5
に対するフイルム3の侵入点近傍にはコート液の
液溜りが生じ、長時間運転を継続するうちに液溜
りが徐々に増加して以下に述べる様な不都合を生
じる。
す場合、ミクロ的には前述の如く押圧面が偏平
し、フイルム3と各コーテイングロール5は線接
触することになる。その為コーテイングロール5
に対するフイルム3の侵入点近傍にはコート液の
液溜りが生じ、長時間運転を継続するうちに液溜
りが徐々に増加して以下に述べる様な不都合を生
じる。
即ちフイルムが垂直上方向に進行するときには
コート液の液だれを発生して塗布作業の安定性が
阻害され、またフイルム進行方向が水平方向であ
るときにはフイルム上面側においてコート液が流
延され、フイルム横端の通称耳部へ拡がつてしま
い、時には下面側耳部へまわり込む場合もある。
この様にいずれにしてもフイルム面上に良好なコ
ーテイングを施すことができなくなつてしまう。
もしフイルムとコーテイングロールとの速度比を
変えることができるならば上記欠点を避けること
も可能であるかも知れないが、この様なことはニ
ツプ方式を採用している限りは不可能である。そ
こでやむなくコーテイング工程の後にスムージン
グ工程を導入することによつてコーテイング外観
を良くする様な工夫がなされている。スムージン
グ工程とは、第4図に示す様にフイルム3の走行
進路に沿つてスムージングバー9等を配設し、余
分に塗布されたコート液をフイルム3面から取除
いて均一膜厚を得ようとするものである。ところ
がコート液の粘度によつては十分なスムージング
効果を得ることができない場合もあり、コート液
に用いられる化合物が制限を受けたり膜厚調整が
不確実になり易く、また粒子を分散させたコート
液が用いられる場合にはせつかくフイルム面に付
与された上記粒子をスムージングバー9で掻きと
つてしまうということもあり、結局コート液とし
て用いる化合物がかなり限定されてしまう。また
スムージングバー9を回転式にすることも試みら
れているが、調整操作が一層複雑となつてしま
い、良好なコーテイング外観を収率よく得ること
は困難となる。
コート液の液だれを発生して塗布作業の安定性が
阻害され、またフイルム進行方向が水平方向であ
るときにはフイルム上面側においてコート液が流
延され、フイルム横端の通称耳部へ拡がつてしま
い、時には下面側耳部へまわり込む場合もある。
この様にいずれにしてもフイルム面上に良好なコ
ーテイングを施すことができなくなつてしまう。
もしフイルムとコーテイングロールとの速度比を
変えることができるならば上記欠点を避けること
も可能であるかも知れないが、この様なことはニ
ツプ方式を採用している限りは不可能である。そ
こでやむなくコーテイング工程の後にスムージン
グ工程を導入することによつてコーテイング外観
を良くする様な工夫がなされている。スムージン
グ工程とは、第4図に示す様にフイルム3の走行
進路に沿つてスムージングバー9等を配設し、余
分に塗布されたコート液をフイルム3面から取除
いて均一膜厚を得ようとするものである。ところ
がコート液の粘度によつては十分なスムージング
効果を得ることができない場合もあり、コート液
に用いられる化合物が制限を受けたり膜厚調整が
不確実になり易く、また粒子を分散させたコート
液が用いられる場合にはせつかくフイルム面に付
与された上記粒子をスムージングバー9で掻きと
つてしまうということもあり、結局コート液とし
て用いる化合物がかなり限定されてしまう。また
スムージングバー9を回転式にすることも試みら
れているが、調整操作が一層複雑となつてしま
い、良好なコーテイング外観を収率よく得ること
は困難となる。
そこで本発明者らはフイルム両面に効率良く同
時にコーテイング加工ができ、しかも良好なコー
テイング外観を得ることができるコーテイング方
法の完成をめざして種々研究を積み重ねた結果、
本発明を完成するに至つた。
時にコーテイング加工ができ、しかも良好なコー
テイング外観を得ることができるコーテイング方
法の完成をめざして種々研究を積み重ねた結果、
本発明を完成するに至つた。
[問題点を解決するための手段]
プラスチツクフイルム状又はシート状基材両面
にコート液を同時に良好な状態でコーテイングを
施すために、走行するフイルム又はシートを挟ん
で両面側に配設された1対の塗布ロールによつて
フイルム又はシートの両面をコーテイングする方
法であつて、上記両コーテイングロールの各軸心
を含む仮想面に対するフイルム又はシートの走行
軌跡の交差角が90度とならない様に両コーテイン
グロールをフイルム又はシートの進行方向に前後
して設け、フイルム又はシートを上記2つのコー
テイングロールにおいて1〜100mmの接触長さで
ロール外周に接触させ、該コーテイングロール間
で緊張させた状態で走行させながら、上記2つの
コーテイングロールをフイルム又はシートの進行
方向とは逆行する方向に回転し、フイルム又はシ
ートの両面を相前後してコーテイングする様に構
成した点に本発明の要旨が存在する。
にコート液を同時に良好な状態でコーテイングを
施すために、走行するフイルム又はシートを挟ん
で両面側に配設された1対の塗布ロールによつて
フイルム又はシートの両面をコーテイングする方
法であつて、上記両コーテイングロールの各軸心
を含む仮想面に対するフイルム又はシートの走行
軌跡の交差角が90度とならない様に両コーテイン
グロールをフイルム又はシートの進行方向に前後
して設け、フイルム又はシートを上記2つのコー
テイングロールにおいて1〜100mmの接触長さで
ロール外周に接触させ、該コーテイングロール間
で緊張させた状態で走行させながら、上記2つの
コーテイングロールをフイルム又はシートの進行
方向とは逆行する方向に回転し、フイルム又はシ
ートの両面を相前後してコーテイングする様に構
成した点に本発明の要旨が存在する。
[作用]
従来のコーテイングロールは、その回転軸心を
含む仮想面とフイルム走行軌跡とが直角になる様
に対向配置されていたが、本発明では上記仮想面
とフイルム走行軌跡との交角が90度とならない様
に、互いのコーテイングロールを前後にずらした
位置に配置してコーテイングロール同士を非接触
配列とする。推奨される交角の範囲は20〜80度の
範囲が適しており、最適な範囲は交角40〜75度と
することが望ましい。そしてフイルムは2つのコ
ーテイングロールに夫々独立して接触支持され、
コーテイングロール周面上で1〜100mmの接触長
さで接触する様に懸架し、両ロール間で緊張走行
状態となる様にする。従つて夫々のコーテイング
ロールはフイルム走行方向と独立して回転制御を
行なうことができ、フイルム走行方向と逆行する
方向にコーテイングロールを回転することができ
る。フイルムの進行速度に対してコーテイングロ
ール側の回転速度は独立して設定することがで
き、フイルム走行速度に対するコーテイングロー
ルの回転速度比、更には各コーテイングロールの
相互の回転速度比も自由に設定できる。又回転の
向きをフイルム走行方向に一致させなければなら
ないという制約からも解放されるから、逆行方向
の回転を行なうときには、スムージング工程を設
けなくてもコート液の特性に合わせて任意の速度
比が選定でき、両面ほぼ同時に良好なコーテイン
グ外観を与えることができる様になる。
含む仮想面とフイルム走行軌跡とが直角になる様
に対向配置されていたが、本発明では上記仮想面
とフイルム走行軌跡との交角が90度とならない様
に、互いのコーテイングロールを前後にずらした
位置に配置してコーテイングロール同士を非接触
配列とする。推奨される交角の範囲は20〜80度の
範囲が適しており、最適な範囲は交角40〜75度と
することが望ましい。そしてフイルムは2つのコ
ーテイングロールに夫々独立して接触支持され、
コーテイングロール周面上で1〜100mmの接触長
さで接触する様に懸架し、両ロール間で緊張走行
状態となる様にする。従つて夫々のコーテイング
ロールはフイルム走行方向と独立して回転制御を
行なうことができ、フイルム走行方向と逆行する
方向にコーテイングロールを回転することができ
る。フイルムの進行速度に対してコーテイングロ
ール側の回転速度は独立して設定することがで
き、フイルム走行速度に対するコーテイングロー
ルの回転速度比、更には各コーテイングロールの
相互の回転速度比も自由に設定できる。又回転の
向きをフイルム走行方向に一致させなければなら
ないという制約からも解放されるから、逆行方向
の回転を行なうときには、スムージング工程を設
けなくてもコート液の特性に合わせて任意の速度
比が選定でき、両面ほぼ同時に良好なコーテイン
グ外観を与えることができる様になる。
[実施例]
本発明方法の実施に適したコーテイングヘツド
の模式図を第1図aに示す。フイルム3は矢印A
に示す如く下から上へ垂直方向へ進行し、該フイ
ルム3の左側にはコーテイングロール5aを配設
し、該コーテイングロール5aにコート液2を供
給するために中間ロール8及びグラビアロール6
をコーテイングロール5aの位置から相互に接触
させて並べる。本実施例ではコーテイングロール
5a、中間ロール8及びグラビアロール6として
同一径のものを用いた例を示しているがコート液
の種類等に合わせて、各ロールの径は各々自由に
選択することができる。一方フイルム3の右側に
もコーテイングロール5b、中間ロール8及びグ
ラビアロール6を相互に接触させて配列する。コ
ーテイングロール5aとコーテイングロール5b
は図の様にロール5aよりもロール5bの方が下
になる様に前後にずらして配設する。勿論ロール
5aを下にしてもよい。即ちコーテイングロール
5a及び5bの各回転軸心を含む仮想面X(破線
で示す)はフイルム3の進行軌跡3に対しては直
交しないことになる。又ロール5a,5b間でフ
イルム3を緊張走行させる為、フイルム3はロー
ル5b及びロール5aの各周面に沿わせて進行
(わずかに蛇行)させるものとする。
の模式図を第1図aに示す。フイルム3は矢印A
に示す如く下から上へ垂直方向へ進行し、該フイ
ルム3の左側にはコーテイングロール5aを配設
し、該コーテイングロール5aにコート液2を供
給するために中間ロール8及びグラビアロール6
をコーテイングロール5aの位置から相互に接触
させて並べる。本実施例ではコーテイングロール
5a、中間ロール8及びグラビアロール6として
同一径のものを用いた例を示しているがコート液
の種類等に合わせて、各ロールの径は各々自由に
選択することができる。一方フイルム3の右側に
もコーテイングロール5b、中間ロール8及びグ
ラビアロール6を相互に接触させて配列する。コ
ーテイングロール5aとコーテイングロール5b
は図の様にロール5aよりもロール5bの方が下
になる様に前後にずらして配設する。勿論ロール
5aを下にしてもよい。即ちコーテイングロール
5a及び5bの各回転軸心を含む仮想面X(破線
で示す)はフイルム3の進行軌跡3に対しては直
交しないことになる。又ロール5a,5b間でフ
イルム3を緊張走行させる為、フイルム3はロー
ル5b及びロール5aの各周面に沿わせて進行
(わずかに蛇行)させるものとする。
フイルム3にコート液2を塗布するに当たつて
は、まず下側に位置するコーテイングロール5b
によつてフイルム3の右側面にコート液2を付与
する。尚このときフイルム3とコーテイングロー
ル5bとは、第5図に示す如く有限の接触長さ1
0を有するものであり一方コーテイングロール5
aにおいても同じ様な有限長さを有してフイルム
3と接触し、その左側面にコート液2をコーテイ
ングさせる。この様なフイルム3はコーテイング
ロール5a,5bによつて極くわずかに蛇行する
形となり、フイルム3はコーテイングロール5
a,5bによつて緊張されることになり、フイル
ムの振動等が防止されて安定走行が確保されるの
で均質で良好な塗布膜が得られる。尚接触長さ1
0の好ましい範囲は、フイルムの剛性やロール径
更にはフイルム走行速度やコート液の性状によつ
ても異なるが、実験を重ねた結果5〜20mmの範囲
がもつとも好ましい範囲であり、フイルムの走行
抵抗の増大等を考慮すれば1〜100mmの範囲が良
好なコーテイング外観を保つための限界であるこ
とが分かつた。すなわち接触長さ10が100mmを
超えるとコーテイング層外面に傷が発生し易くな
り、接触長さを130mmとした実験例ではコーテイ
ング外面に多数の傷が生じ外観不良となつた。
は、まず下側に位置するコーテイングロール5b
によつてフイルム3の右側面にコート液2を付与
する。尚このときフイルム3とコーテイングロー
ル5bとは、第5図に示す如く有限の接触長さ1
0を有するものであり一方コーテイングロール5
aにおいても同じ様な有限長さを有してフイルム
3と接触し、その左側面にコート液2をコーテイ
ングさせる。この様なフイルム3はコーテイング
ロール5a,5bによつて極くわずかに蛇行する
形となり、フイルム3はコーテイングロール5
a,5bによつて緊張されることになり、フイル
ムの振動等が防止されて安定走行が確保されるの
で均質で良好な塗布膜が得られる。尚接触長さ1
0の好ましい範囲は、フイルムの剛性やロール径
更にはフイルム走行速度やコート液の性状によつ
ても異なるが、実験を重ねた結果5〜20mmの範囲
がもつとも好ましい範囲であり、フイルムの走行
抵抗の増大等を考慮すれば1〜100mmの範囲が良
好なコーテイング外観を保つための限界であるこ
とが分かつた。すなわち接触長さ10が100mmを
超えるとコーテイング層外面に傷が発生し易くな
り、接触長さを130mmとした実験例ではコーテイ
ング外面に多数の傷が生じ外観不良となつた。
上述の様にしてフイルム3の両面にコーテイン
グ加工を行なうので、コート液の性状に合わせて
フイルムとコーテイングロールとの速度比を調整
すると共に、コーテイングロールの回転方向を第
1図aに示す様に、フイルム走行方向と逆行する
方向に回転させることにより、所望のコーテイン
グ厚でしかも良好なコーテイング外観を呈するも
のを製造することができる。
グ加工を行なうので、コート液の性状に合わせて
フイルムとコーテイングロールとの速度比を調整
すると共に、コーテイングロールの回転方向を第
1図aに示す様に、フイルム走行方向と逆行する
方向に回転させることにより、所望のコーテイン
グ厚でしかも良好なコーテイング外観を呈するも
のを製造することができる。
コーテイングロール5a,5bの位置を前後に
ずらしフイルム3に張力をかけつつ両面コーテイ
ング加工をするための装置としては、第1図aに
示した実施例に限らず、第1図dの様に中間ロー
ルを除いたものでも、或は第1図fの様にコーテ
イングロール5a,5b、中間ロール8及びグラ
ビアロール6の配設位置を一直線状に並べたもの
であつても構わず、第1図b,c,dはこれらの
変更を種々組み合わせた例を示すものである。第
1図a〜fではフイルム3が矢印Aの如く下から
上へ垂直に走行する例を示してあるが、第6図
a,bではフイルム3が矢印Bに沿つて水平方向
に走行する場合の適用例を示している。
ずらしフイルム3に張力をかけつつ両面コーテイ
ング加工をするための装置としては、第1図aに
示した実施例に限らず、第1図dの様に中間ロー
ルを除いたものでも、或は第1図fの様にコーテ
イングロール5a,5b、中間ロール8及びグラ
ビアロール6の配設位置を一直線状に並べたもの
であつても構わず、第1図b,c,dはこれらの
変更を種々組み合わせた例を示すものである。第
1図a〜fではフイルム3が矢印Aの如く下から
上へ垂直に走行する例を示してあるが、第6図
a,bではフイルム3が矢印Bに沿つて水平方向
に走行する場合の適用例を示している。
尚本発明はコーテイングロール5a,5bによ
つてフイルム3を緊張する方法を採用しているの
で、ニツプ方式に比べてロール5a,5bとフイ
ルム3の接触圧はわずかでよく、各コーテイング
ロール5a,5bの回転方向は第1図aと同様と
しても、回転速度は自由に選べることになる。従
つてコーテイング5a,5bの回転速度はフイル
ム3の走行速度から独立して調整することが可能
である。
つてフイルム3を緊張する方法を採用しているの
で、ニツプ方式に比べてロール5a,5bとフイ
ルム3の接触圧はわずかでよく、各コーテイング
ロール5a,5bの回転方向は第1図aと同様と
しても、回転速度は自由に選べることになる。従
つてコーテイング5a,5bの回転速度はフイル
ム3の走行速度から独立して調整することが可能
である。
(実験例)
本発明方法の例として第1図aに示した装置を
用い、従来例として第3図に示した装置を用い、
いずれも25μmの延伸ポリエステルフイルムにエ
ーテル型ポリウレタン樹脂エマルジヨン(第一工
業社製)を両面コーテイング加工する場合につい
て、夫々のコーテイング性能を比較した。コーテ
イング条件は本発明及び従来例とも以下の様に同
一とした。
用い、従来例として第3図に示した装置を用い、
いずれも25μmの延伸ポリエステルフイルムにエ
ーテル型ポリウレタン樹脂エマルジヨン(第一工
業社製)を両面コーテイング加工する場合につい
て、夫々のコーテイング性能を比較した。コーテ
イング条件は本発明及び従来例とも以下の様に同
一とした。
(イ) グラビアロールには200メツシユのものを用
い、中間ロールは硬度80のNBRゴムロール、
コーテイングロールには鏡面仕上げのメタルロ
ールで同一径200mmのものを用いた。各ロール
回転方向は第3図及び第1図aに示す通りであ
る。
い、中間ロールは硬度80のNBRゴムロール、
コーテイングロールには鏡面仕上げのメタルロ
ールで同一径200mmのものを用いた。各ロール
回転方向は第3図及び第1図aに示す通りであ
る。
(ロ) フイルムは走行速度50m/分、コート液はエ
ーテル型ポリウレタン樹脂エマルジヨンを水で
10%濃度(粘度100cps)に調整したものを使
い、乾燥には70℃の乾燥ゾーンを利用した。
ーテル型ポリウレタン樹脂エマルジヨンを水で
10%濃度(粘度100cps)に調整したものを使
い、乾燥には70℃の乾燥ゾーンを利用した。
(ハ) 本発明のコーテイング方法ではロールの回転
速度を55m/分とし、フイルム走行方向に対し
て逆方向で回転させ、フイルムとコーテイング
ロールとの接触長さを10mmに設定した。従来法
の場合はロールの回転方向とフイルムの走行方
向は同じである。
速度を55m/分とし、フイルム走行方向に対し
て逆方向で回転させ、フイルムとコーテイング
ロールとの接触長さを10mmに設定した。従来法
の場合はロールの回転方向とフイルムの走行方
向は同じである。
(ニ) 従来方法においてはコーテイング工程を終え
た後第4図に示す様なスムージング装置を使つ
てスムージング工程を追加した。
た後第4図に示す様なスムージング装置を使つ
てスムージング工程を追加した。
(イ)〜(ニ)の条件で長時間のコーテイング加工を行
なつた結果、従来の方法では良好なコーテイング
外観を与える場合もあつたが、コート液の塗布む
らが所々発生し製品の質は安定しなかつた。一方
本発明方法によつて得られるコーテイング外観は
最後まで良好な状態でコーテイング加工を継続す
ることができた。
なつた結果、従来の方法では良好なコーテイング
外観を与える場合もあつたが、コート液の塗布む
らが所々発生し製品の質は安定しなかつた。一方
本発明方法によつて得られるコーテイング外観は
最後まで良好な状態でコーテイング加工を継続す
ることができた。
上記した実験ではフイルム状基材の上に単層の
コーテイングを行なう場合を示したが、コーテイ
ング加工されたフイルムの上にさらに重ねて別の
コーテイングをするときでも、本発明を適用した
場合は上述と同様に良好な塗布面を形成すること
ができる。
コーテイングを行なう場合を示したが、コーテイ
ング加工されたフイルムの上にさらに重ねて別の
コーテイングをするときでも、本発明を適用した
場合は上述と同様に良好な塗布面を形成すること
ができる。
[発明の効果]
本発明は以上の様に構成されているので、塗布
条件の選択幅が広くなると共に、長時間の連続運
転によつても液だれ等の不良を引き起こすことが
なく、常に良好な外観の両面コーテイング加工を
行なうことが可能となつた。
条件の選択幅が広くなると共に、長時間の連続運
転によつても液だれ等の不良を引き起こすことが
なく、常に良好な外観の両面コーテイング加工を
行なうことが可能となつた。
第1図a〜fは本発明に用いるコーテイングヘ
ツドの概略を示す模式説明図、第2図a,bは片
面コーテイングに採用されるコーテイングヘツド
の例を示す模式説明図、第3図は従来の両面コー
テイングに用いられる接触型コーテイングヘツド
を示す模式説明図、第4図はスムージング装置を
示す説明図であり、第5図は本発明によるフイル
ムとコーテイングロールとの接触状態を示す説明
図、第6図a,bは水平走行するフイルムに本発
明を適用する実施例を示す説明図である。 1……ナイフ、2……コート液、3……フイル
ム、4……ゴムブラケツト、5,5a,5b……
コーテイングロール、6……グラビアロール、7
……ドクターブレード、8……中間ロール、9…
…スムージングバー、10……接触長さ。
ツドの概略を示す模式説明図、第2図a,bは片
面コーテイングに採用されるコーテイングヘツド
の例を示す模式説明図、第3図は従来の両面コー
テイングに用いられる接触型コーテイングヘツド
を示す模式説明図、第4図はスムージング装置を
示す説明図であり、第5図は本発明によるフイル
ムとコーテイングロールとの接触状態を示す説明
図、第6図a,bは水平走行するフイルムに本発
明を適用する実施例を示す説明図である。 1……ナイフ、2……コート液、3……フイル
ム、4……ゴムブラケツト、5,5a,5b……
コーテイングロール、6……グラビアロール、7
……ドクターブレード、8……中間ロール、9…
…スムージングバー、10……接触長さ。
Claims (1)
- 1 走行するプラスチツクフイルム又はシートを
挟んで両面側に配設された一対のコーテイングロ
ールによつて前記フイルム又はシートの両面にコ
ート液をコーテイングする方法であつて、上記両
コーテイングロールの各軸心を含む仮想面に対す
るフイルム又はシートの走行軌跡の交差角が90度
とならない様に両コーテイングロールをフイルム
又はシートの進行方向に前後して設け、フイルム
又はシートを上記2つのコーテイングロールにお
いて1〜100mmの接触長さでロール外周に接触さ
せ、該コーテイングロール間を緊張させた状態で
走行させながら、上記2つのコーテイングロール
をフイルム又はシートの進行方向とは逆行する方
向に回転し、フイルム又はシートの両面を相前後
してコーテイングすることを特徴とするフイルム
又はシートの両面コーテイング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18069985A JPS6242764A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | フイルム又はシ−トの両面コ−テイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18069985A JPS6242764A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | フイルム又はシ−トの両面コ−テイング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6242764A JPS6242764A (ja) | 1987-02-24 |
| JPH0353994B2 true JPH0353994B2 (ja) | 1991-08-16 |
Family
ID=16087763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18069985A Granted JPS6242764A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | フイルム又はシ−トの両面コ−テイング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6242764A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100435025B1 (ko) * | 1996-03-25 | 2004-07-30 | 레니에르 드 피카르디 베쎄 | 가용성 의류심지와 그의 제조방법 |
| JP4712251B2 (ja) * | 2000-09-22 | 2011-06-29 | 帝人株式会社 | 両面同時塗工方法 |
| JP4588286B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2010-11-24 | 帝人株式会社 | 複合多孔膜の製造法 |
| JP4820427B2 (ja) * | 2009-03-25 | 2011-11-24 | 富士機械工業株式会社 | 塗工装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5810984B2 (ja) * | 1978-05-09 | 1983-02-28 | 新日本製鐵株式会社 | 溶融金属めっき法 |
-
1985
- 1985-08-16 JP JP18069985A patent/JPS6242764A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6242764A (ja) | 1987-02-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |