JPH0354971B2 - - Google Patents

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JPH0354971B2
JPH0354971B2 JP59098636A JP9863684A JPH0354971B2 JP H0354971 B2 JPH0354971 B2 JP H0354971B2 JP 59098636 A JP59098636 A JP 59098636A JP 9863684 A JP9863684 A JP 9863684A JP H0354971 B2 JPH0354971 B2 JP H0354971B2
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coefficient
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕 本発明は、温度変化に対しカール、ねじれ、反
り等がなく、かつ耐熱性、寸法安定性、接着性等
の優れたフレキシブルプリント基板及びその製造
方法に関する。 〔発明の背景〕 従来フレキシブルプリント基板あるいは、フラ
ツトケーブル(以後フレキシブルプリント板に含
める)は、一般に導体と有機ポリマーの絶縁材を
接着剤を介して接着していた。しかしこの際、熱
圧着などの熱履歴を加えると、冷間時に基板のカ
ール、ねじれ、反りなどを生じ、その後の導体パ
ターニング等が不可能となる欠点があつた。これ
らの諸問題は、導体と絶縁材の線膨張係数の差に
起因し、導体と同程度の線膨張係数をもつ有機ポ
リマーがあれば、解決されることが予想されるが
一般に有機ポリマーの線膨張係数は、導体に比べ
ると大きく3×10-5K-1以下のものはほとんど見
出されていない。そのためフレキシブルプリント
基板の導体と絶縁材の接着は、室温あるいは比較
的定温で行われなければならず、プリント基板の
耐熱性などの性能は、接着剤に支配され、絶縁材
として高耐熱性のポリイミドを用いてもその性能
を全く発揮できなかつた。また接着力も十分なも
のではなかつた。 絶縁材の線膨張係数を下げる手段として、フイ
ラーやガラス繊維等を入れる方法もあるが、その
方法では、フイラー等を入れることにより絶縁材
がもろくなり、フレキシブルプリント基板に必要
不可欠なフレキシビリテイーを欠くことになる。
また線膨張係数も沿層方向には、小さくなるが、
貫層方向には効果を示さずこれは特にプリント基
板のスルーホール部の信頼性に問題を生じる。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、絶縁材の線膨張係数と導体の
それとの差が1.5×10-5K-1以下のものを使用する
ことによつて導体と絶縁材に、熱履歴を加えても
カール、ねじれ、反り等がなく、かつ十分な接着
力、耐熱性、寸法安定性等をもつ工業的に有用な
フレキシブルプリント基板とその製造方法を提供
することにある。 〔発明の概要〕 本発明を概説すれば、本発明はフレキシブルプ
リント基板の製造方法に関する発明であつて、少
なくとも導体と絶縁材を包含するフレキシブルプ
リント基板の製造方法において、導体に、下記一
般式: 〔式中Ar1は式:
【式】
【式】又は で示される基(式中Rは同一又は異なり、低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲンを示
し、n,n′,n″,nは、0〜4の数を示す)で
あり、Ar2
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例、合成例及び比較例によ
り更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限
定されない。 なお、各例における略号は以下のとおりであ
る。 s−BPDA 3,3′,4,4′−ビフエニルテトラ
カルボン酸二無水物 BTDA 3,3′,4,4′−テトラカルボキシベン
ゾフエノン三無水物 DAPP 2,2−ビス〔4−(4−アミノフエノ
キシ)フエニル〕プロパン DAQP 4,4−ジアミノクオーターフエニル DATP 4,4″−ジアミノターフエニル DDE 4,4′−ジアミノジフエニルエーテル NMP N−メチル−2−ピロリドン PMDA ピロメリツト酸二無水物 o−TLDN o−トリジン 合成例 1 温度計、塩化カルシウム管、かくはん棒、窒素
吹込口を取付けた500mlの4つ口フラスコに毎分
約100mlの窒素を流しながら、DDE35.9gと
NMP425gを入れかくはんし、DDEを溶解した。
この溶液を水冷浴で10℃以下に冷却しながら、
PMDA39.1gを徐々に加え縮重合して、粘ちよ
うなポリアミツク酸を得、更に以後の塗膜作業性
を良くするためにこのワニスの回転粘度が約50ポ
アズになるまで85℃でクツキングを行つた。 上述のようにして得られたポリアミツク酸ワニ
スを、ガラス板上にアプリケータを用いて均一に
塗布し120℃の強制通風炉中に1時間放置し予備
乾燥を行いポリアミツク酸フイルムを得、次いで
このポリアミツク酸フイルムを鉄枠に固定し200
℃、300℃でそれぞれ1時間保持後、コハク色の
ポリイミドフイルムを得た。 比較例 1 合成例1で得たポリイミドの線膨張係数は、
5.59×10-5K-1で約35μmの厚みをもつこのフイル
ムにボスチツクジヤパン社製H2766エポキシ−ゴ
ム系接着剤(以下H2766と略記する)を約20μm
塗布し、片面ニツケルメツキ処理した厚さ35μm
の圧延銅箔と張合わせ、これに油圧式プレス機で
40Kg/cm2の圧力と150℃の熱をかけて30分間保持
した。室温でこのフレキシブル銅張板は大きく湾
曲してしまつた。 本発明において使用する線膨張係数とは、特に
ことわりがない限りガラス状態におけるもので測
定は、フイルム状の試料をサーモメカニカルアナ
ライザー(以下TMAと略記する)を用いて行
い、その結果ガラス転移点以下で最大傾きをもつ
直線部から算出したものである。この際注意しな
ければならないのは、試料のイミド化が完結して
いなかつたり、残留応力、吸湿水分等があると、
測定途中に試料の収縮が起り真の線膨張係数を求
めることができないので、試料はあらかじめその
ガラス転移温度以上に加熱し徐冷したものを用い
なければならないことである。 比較例 2 合成例1で合成したポリアミツク酸ワニスを片
面粗化処理した厚さ35μmの圧延銅箔にアプリケ
ーターを用いて均一に塗布し、強制通風炉中に
120℃で1時間乾燥後鉄枠に固定し、200℃、400
℃でそれぞれ1時間、30分保持した。室温まで冷
却後、鉄枠をはずすと約35μmのポリイミド層を
もつフレキシブル銅張板は、ポリイミド層を内側
に大きくカールし、このカールの湾曲半径は11.4
mmで厚さ10mmの真ちゆう板をのせて一昼夜放置し
ても直らなかつた。 合成例 2 o−TLDN31.43gとs−BPDA43.57gを用
い、ポリイミドの最終硬化条件を窒素気流中350
℃1時間とした他は合成例1と同様にしてポリイ
ミドフイルムを得た。このフイルムの線膨張係数
は1.29×10-5K-1であつた。 実施例 1 合成例2で合成したポリアミツク酸ワニスを片
面粗化処理した厚さ35μmの圧延銅箔にアプリケ
ーターを用いて約500μm均一に塗布し、強制通
風炉中に120℃で1時間乾燥後、鉄枠に固定し、
窒素気流中で200℃、350℃でそれぞれ1時間保持
した。室温まで冷却後鉄枠をはずすと、フレキシ
ブル銅張板は、銅箔を内側にわずかに湾曲した。
その曲率半径は90mmであつた。ポリイミド膜厚は
35μmであつた。 合成例 3 o−TLDN31.01g、BTDA11.77g、s−
BPDA32.23g(モル比o−TLDN1/
BTDA0.25/s−BPDA0.75)を用いた他は合成
例2と同様にしてポリイミドフイルムを得た。こ
のフイルムの線膨張係数は、2.20×10-5K-1であ
つた。 実施例 2 合成例3で得られたポリアミツク酸ワニスを比
較例2と同様にフレキシブル銅張板を得た。この
銅張板は室温でのカールは認められなかつた。 合成例 4 DDE5.96g、o−TLDN25.27g、s−
BPDA43.77g(モル比DDE0.2/o−
TLDN0.8/s−BPDA1)を用いた他は合成例2
の同様にしてポリイミドフイルムを得た。このフ
イルムの線膨張係数は、1.96×10-5K-1であつた。 実施例 3 合成例4で得られたポリアミツク酸ワニスを比
較例2と同様にしてフレキシブル銅張板を得た。
この銅張板は室温でカールは認められなかつた。 合成例 5 DATP38.3g、PMDA22.47g、BTDA14.22g
(モル比DATP1/PMDA0.7/BTDA0.3)を用
いた他は、合成例2を同様にしてポリイミドフイ
ルムを得た。このフイルムの線膨張係数は、2.42
×10-5K-1であつた。 実施例 4 合成例5で得られたポリアミツク酸ワニスを比
較例2と同様にしてフレキシブル銅張板を得た。
この銅張板はゆるやかにカールしその湾曲半径は
106mmであつた。しかしこの程度の湾曲はエツチ
ング操作に支障はない。 合成例 6 DAQP37.92g、DAPP8.16g、PMDA28.92g
(モル比DAQP0.85/DAPP/0.15/PMDA1)を
用いた他は、合成例2と同様にしてポリイミドフ
イルムを得た。このフイルムの線膨張係数は1.86
×10-5K-1であつた。 実施例 5 合成例6で得られたポリアミツク酸ワニスを実
施例3と同様にしてフレキシブル銅張板を得た。
この銅張板にカール、反り等は認められなかつ
た。 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明のフレキシブルプリン
ト基板は、導体と絶縁材との間に熱履歴を加えて
もカール、ねじれ、反り等を生じないので、微細
パターンの製造に好適であり、接着剤を使用しな
くても良い場合は製造工程が簡素化されるという
効果を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも導体と絶縁材を包含するフレキシ
    ブルプリント基板の製造方法において、導体に、
    下記一般式: 〔式中Ar1は式:【式】 【式】又は で示される基(式中Rは同一又は異なり、低級ア
    ルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲンを示
    し、n,n′,n″,nは、0〜4の数を示す)で
    あり、Ar2は【式】で示される基、 R1はH又は低級アルキル基である〕で表される
    構造単位を含有するポリアミツク酸(但し、テト
    ラカルボン酸成分としてピロメリツト酸成分が存
    在する場合には、該ピロメリツト酸成分の割合は
    50モル%未満である)のワニスを直接塗布し、そ
    の後ポリイミド硬化させることを特徴とするフレ
    キシブル基板の製造方法。
JP59098636A 1984-05-18 1984-05-18 フレキシブルプリント基板の製造方法 Granted JPS60243120A (ja)

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