JPH0355785A - ヒータ付きスパークプラグおよびその製造方法 - Google Patents
ヒータ付きスパークプラグおよびその製造方法Info
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- JPH0355785A JPH0355785A JP8956090A JP8956090A JPH0355785A JP H0355785 A JPH0355785 A JP H0355785A JP 8956090 A JP8956090 A JP 8956090A JP 8956090 A JP8956090 A JP 8956090A JP H0355785 A JPH0355785 A JP H0355785A
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- heater
- ceramic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、汚損対策や、難着火燃料使用内燃機関の低温
始動性の向上のため、絶縁体脚長部に電気ヒータを一体
的に配設させた、内燃機関のスパークプラグに関する。
始動性の向上のため、絶縁体脚長部に電気ヒータを一体
的に配設させた、内燃機関のスパークプラグに関する。
[従来の技術]
実開昭55−10239号公報には第7図に示すように
、絶縁体110の脚長部111の外周面に、金属粉末と
セラミック粉末との混合ペーストを巻き付けるように塗
布し、同時焼結によ・つてセラミックヒータ120を一
体焼成してなるヒータ付きスパークブラグ100が開示
されている.[発明が解決しようとする課題] しかるに、このヒータ付きスパークプラグは、ヒータと
中心電極との間で火花放電する、いわゆるフラッシュオ
ーバーが起き、ヒータおよび絶縁体が損傷し易い欠点が
あった. 本発明の目的は、ヒータと絶縁体先端から突出した中心
電極との間の耐フラッシュオーバー性に優れたヒータ付
きスパークプラグおよびその製造方法の提供にある. [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は次の構戒を採用した
. 1)筒状主体金具に、軸孔付き絶縁体を嵌め込み、該軸
孔に中心電極を差し込むとともに、前記絶縁体の脚長部
にセラミックヒータを一体的に配設してなるスパークプ
ラグにおいて、 セラミックヒータは、絶縁体の脚長部の中間部に径小部
を設け、この径小部に、金属粉末55重量%〜95重量
%とセラミック粉末5重量%〜45重量%との混合焼成
物から構戒され、任意のパターンを有する発熱体を配し
、その外周をセラミック絶縁層で被覆して形戒する. ここで、上記数値限定は次の理由による。金属粉末55
重量%未満(セラミック粉末が45重量%を越える)で
あると、発熱体の電気抵抗値が高くなり過ぎ発熱体の発
熱が少なく所望の脚長部表面温度が得られない。金属粉
末が95重量%を越える(セラミック粉末が5重量%未
満)と、発熱体の電気抵抗値が低くなり過ぎ、発熱体に
大電流が流れるので発熱体が過昇温しやすい.2)絶縁
体の脚長部のセラミックヒータ配設部の先端側部分の表
面に凹凸を設け、前記発熟体の先端と前記中心電極の先
端部との沿面距離を増大させた槽遣. 3)絶縁体の脚長部のセラミックヒータ配設部を、主体
金具の先端部より後方に配置させるとともに主体金具の
先端部内周を内側に突出させ、該突出した面と、それに
対応する絶縁体表面との距離を、該対応する絶縁体表面
と、発熱体の先端との距離より小さく設定した構成. 4)セラミックヒーターは次ぎの工程で製造される. (a)未焼或絶縁体の脚長部の中間部外周に径小部を設
け、 (b)厚さ0.2mm〜2.0mmのセラミックグリー
ンシートの表面に、金属粉末55重量%〜95重量%と
セラミック粉末5重量%〜45重址%とをバインダーと
ともに混練してなるペーストを、任意のパターンで塗布
して未焼成セラミックヒータを形成し、 (c)該未焼威セラミックヒータを、塗布面が内側とな
るよう未焼或絶縁体の脚長部の径小部に巻き付けて密着
接合させ、 (d)未焼成セラミックヒータおよび未焼成絶縁体を同
時焼成して製造する。
、絶縁体110の脚長部111の外周面に、金属粉末と
セラミック粉末との混合ペーストを巻き付けるように塗
布し、同時焼結によ・つてセラミックヒータ120を一
体焼成してなるヒータ付きスパークブラグ100が開示
されている.[発明が解決しようとする課題] しかるに、このヒータ付きスパークプラグは、ヒータと
中心電極との間で火花放電する、いわゆるフラッシュオ
ーバーが起き、ヒータおよび絶縁体が損傷し易い欠点が
あった. 本発明の目的は、ヒータと絶縁体先端から突出した中心
電極との間の耐フラッシュオーバー性に優れたヒータ付
きスパークプラグおよびその製造方法の提供にある. [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は次の構戒を採用した
. 1)筒状主体金具に、軸孔付き絶縁体を嵌め込み、該軸
孔に中心電極を差し込むとともに、前記絶縁体の脚長部
にセラミックヒータを一体的に配設してなるスパークプ
ラグにおいて、 セラミックヒータは、絶縁体の脚長部の中間部に径小部
を設け、この径小部に、金属粉末55重量%〜95重量
%とセラミック粉末5重量%〜45重量%との混合焼成
物から構戒され、任意のパターンを有する発熱体を配し
、その外周をセラミック絶縁層で被覆して形戒する. ここで、上記数値限定は次の理由による。金属粉末55
重量%未満(セラミック粉末が45重量%を越える)で
あると、発熱体の電気抵抗値が高くなり過ぎ発熱体の発
熱が少なく所望の脚長部表面温度が得られない。金属粉
末が95重量%を越える(セラミック粉末が5重量%未
満)と、発熱体の電気抵抗値が低くなり過ぎ、発熱体に
大電流が流れるので発熱体が過昇温しやすい.2)絶縁
体の脚長部のセラミックヒータ配設部の先端側部分の表
面に凹凸を設け、前記発熟体の先端と前記中心電極の先
端部との沿面距離を増大させた槽遣. 3)絶縁体の脚長部のセラミックヒータ配設部を、主体
金具の先端部より後方に配置させるとともに主体金具の
先端部内周を内側に突出させ、該突出した面と、それに
対応する絶縁体表面との距離を、該対応する絶縁体表面
と、発熱体の先端との距離より小さく設定した構成. 4)セラミックヒーターは次ぎの工程で製造される. (a)未焼或絶縁体の脚長部の中間部外周に径小部を設
け、 (b)厚さ0.2mm〜2.0mmのセラミックグリー
ンシートの表面に、金属粉末55重量%〜95重量%と
セラミック粉末5重量%〜45重址%とをバインダーと
ともに混練してなるペーストを、任意のパターンで塗布
して未焼成セラミックヒータを形成し、 (c)該未焼威セラミックヒータを、塗布面が内側とな
るよう未焼或絶縁体の脚長部の径小部に巻き付けて密着
接合させ、 (d)未焼成セラミックヒータおよび未焼成絶縁体を同
時焼成して製造する。
[作用および発明の効果]
〈請求項1について〉
セラミック絶縁層で被覆してなるセラミックヒータが、
脚長部の中間部に設けられた径小部に形戒されている.
このため、発熱体の先端と中心電極の先端部との間は、
セラミック絶縁層の厚さの分だけ余分に絶縁距離が稼げ
るとともに、セラミック絶縁層と絶縁体との接触面が増
大して固着が緊密となる。これにより、フラッシュオー
バーが有効に防止できる。
脚長部の中間部に設けられた径小部に形戒されている.
このため、発熱体の先端と中心電極の先端部との間は、
セラミック絶縁層の厚さの分だけ余分に絶縁距離が稼げ
るとともに、セラミック絶縁層と絶縁体との接触面が増
大して固着が緊密となる。これにより、フラッシュオー
バーが有効に防止できる。
く請求項2について〉
発熱体の先端と中心電極の先端部との間は、凹凸で距離
が増大した分だけ余分に絶縁距離が稼げる.これにより
、フラッシュオーバーの防止効果が増大できる。
が増大した分だけ余分に絶縁距離が稼げる.これにより
、フラッシュオーバーの防止効果が増大できる。
〈請求項3について〉
外側電極以外への火花放電は、主に主体金具先端部との
間で生じ、発熱体へのフラッシュオーバーは防止される
. 〈請求項4について〉 未焼成絶縁体の脚長部の中間部外周に径小部を設け、表
面に未焼成セラミックヒータを形成したグリーンシ一ト
(厚さQ, 2mm〜2.0mm>を表面が内側となる
ように前記径小部に巻き付け密着接合させ、同時焼成し
ている。
間で生じ、発熱体へのフラッシュオーバーは防止される
. 〈請求項4について〉 未焼成絶縁体の脚長部の中間部外周に径小部を設け、表
面に未焼成セラミックヒータを形成したグリーンシ一ト
(厚さQ, 2mm〜2.0mm>を表面が内側となる
ように前記径小部に巻き付け密着接合させ、同時焼成し
ている。
これによりセラミック絶縁層と絶縁体とが緊密に一体化
し、また発熱体は、脚長部内に確実に埋設されているた
め、上記フラッシュオーバーの防止効果が増大するする
とともに、焼或工程が一度ですみ生産性に優れる。
し、また発熱体は、脚長部内に確実に埋設されているた
め、上記フラッシュオーバーの防止効果が増大するする
とともに、焼或工程が一度ですみ生産性に優れる。
ここでグリーンシ一トの厚さの限定は次の理由による.
厚さが0.2mm未満であるとセラミックヒータの先端
と中心電極先端部との間が短すぎ耐フラッシュオーバー
に劣る。また、厚さが、2.0mm以上だと、セラミッ
クヒータに通電して脚長部の表面温度がカーボン等の付
着防止に必要な400℃〜600℃の温度に達するまで
の時間が長くなりすぎる。
厚さが0.2mm未満であるとセラミックヒータの先端
と中心電極先端部との間が短すぎ耐フラッシュオーバー
に劣る。また、厚さが、2.0mm以上だと、セラミッ
クヒータに通電して脚長部の表面温度がカーボン等の付
着防止に必要な400℃〜600℃の温度に達するまで
の時間が長くなりすぎる。
[実施例コ
本発明のヒータ付きスパークプラグの一実施例を第1図
ないし第4図に基づき説明する.第1図に示すごとく、
ヒータ付きスパークプラグ100は、軸孔11内に中心
電[2が差し込まれた絶縁体1を、筒状主体金具3に嵌
め込んでなる.絶縁体1の脚長部12にはセラミックヒ
ータ4が配設されている. 絶縁体1は、アルミナを主体とするセラミック焼結体で
形成され、径大の胴部10とその先端側(図示」一側)
に延長された径小の前記脚長部とを備える。脚長部12
は先端方向に向かって外形が幾分漸減するテーパー形状
を有し、その中間部には径小部13が形成されている。
ないし第4図に基づき説明する.第1図に示すごとく、
ヒータ付きスパークプラグ100は、軸孔11内に中心
電[2が差し込まれた絶縁体1を、筒状主体金具3に嵌
め込んでなる.絶縁体1の脚長部12にはセラミックヒ
ータ4が配設されている. 絶縁体1は、アルミナを主体とするセラミック焼結体で
形成され、径大の胴部10とその先端側(図示」一側)
に延長された径小の前記脚長部とを備える。脚長部12
は先端方向に向かって外形が幾分漸減するテーパー形状
を有し、その中間部には径小部13が形成されている。
ここで、各部の焼結後の寸法は次の通りである。脚長部
12の長さpは11.0mm、径小部13の長さqは5
.0mm、径小部13の先端と絶縁体1の先端面14と
の距離rは3.0mm、径小部13の後端と基底との距
離Sは3.0mm、径小部13の深さtは0.5mmで
ある。
12の長さpは11.0mm、径小部13の長さqは5
.0mm、径小部13の先端と絶縁体1の先端面14と
の距離rは3.0mm、径小部13の後端と基底との距
離Sは3.0mm、径小部13の深さtは0.5mmで
ある。
中心電極2は、ニッケル合金製であり、先端部は前記絶
縁体1の先端から突出して配され、放電部21となって
いる. 主体金具3は、前記絶縁体の胴部10が収容される径大
の胴部30と、該胴部30から先端側に延長されるとと
もに外周にねじが切られ、前記絶縁体の脚長部を包んで
いるねじ部31とを備える。
縁体1の先端から突出して配され、放電部21となって
いる. 主体金具3は、前記絶縁体の胴部10が収容される径大
の胴部30と、該胴部30から先端側に延長されるとと
もに外周にねじが切られ、前記絶縁体の脚長部を包んで
いるねじ部31とを備える。
ねじ部31の先端は、主体金具3の先端部32となって
おり、先端面には鍵形の外側電極33が溶接されている
。
おり、先端面には鍵形の外側電極33が溶接されている
。
セラミックヒータ4は、金属粉末55重量%〜95重量
%とセラミック粉末5重量%〜45重量%との混合焼成
物から構成された発熱体と41と、該発熱体41を被覆
するアルミナ焼或体42とからなる.発熱体41のパタ
ーンは、この実施例では、前記径小部13の表面に接触
して、軸方向にほぼ等間隔で配された3つの開環状部と
、これらの両端に接続して軸方向に平行する2本のリー
ド部とからなる。
%とセラミック粉末5重量%〜45重量%との混合焼成
物から構成された発熱体と41と、該発熱体41を被覆
するアルミナ焼或体42とからなる.発熱体41のパタ
ーンは、この実施例では、前記径小部13の表面に接触
して、軸方向にほぼ等間隔で配された3つの開環状部と
、これらの両端に接続して軸方向に平行する2本のリー
ド部とからなる。
次に、ヒータ付きスパークプラグ100の製造方法を第
2図、第3図、第4図とともに説明する.■ドクターブ
レード法、または金型ブレス等で、厚さUが0.3mm
でセラミックグリーンシートを製造し、縦Vを6.0m
m、横Wを20.0mmに切断してヒータ用シ一ト51
を製造する(第3図参照〉。
2図、第3図、第4図とともに説明する.■ドクターブ
レード法、または金型ブレス等で、厚さUが0.3mm
でセラミックグリーンシートを製造し、縦Vを6.0m
m、横Wを20.0mmに切断してヒータ用シ一ト51
を製造する(第3図参照〉。
■白金粉末65重量%とセラミック粉末35重量%とを
バインダーとともに混練してなる白金ぺ一ストを用いて
スクリーン印刷法で等間隔に3本の未焼成発熱体50を
ヒータ用シ一ト51の片面52に印刷する。
バインダーとともに混練してなる白金ぺ一ストを用いて
スクリーン印刷法で等間隔に3本の未焼成発熱体50を
ヒータ用シ一ト51の片面52に印刷する。
■白金粉末95重量%とセラミック粉末5重量%とをバ
インダーとともに混練してなる白金ペーストを用いてス
クリーン印刷法で前記ヒータ用シ一ト51上の両端部に
未焼成電極取り出し部53を印刷する. ■未焼或絶縁体6の脚長部61の径小部62に長さXが
6.0mm、距離yが0.3mmの溝(第2図参照〉を
設けて、前記ヒータ用シ一ト51上に印刷面が内側とな
るよう未焼或セラミックヒータ5を前記未焼成絶縁体6
に巻き付けて同時焼成する(第2図、第4図参照). ■中心電極2を絶縁体1の軸孔11内に差し込んで固着
し、これを筒状主体金具3に嵌め込んで完戒する。
インダーとともに混練してなる白金ペーストを用いてス
クリーン印刷法で前記ヒータ用シ一ト51上の両端部に
未焼成電極取り出し部53を印刷する. ■未焼或絶縁体6の脚長部61の径小部62に長さXが
6.0mm、距離yが0.3mmの溝(第2図参照〉を
設けて、前記ヒータ用シ一ト51上に印刷面が内側とな
るよう未焼或セラミックヒータ5を前記未焼成絶縁体6
に巻き付けて同時焼成する(第2図、第4図参照). ■中心電極2を絶縁体1の軸孔11内に差し込んで固着
し、これを筒状主体金具3に嵌め込んで完戒する。
次に、内燃機関に上記のヒータ付きスパークブラグ10
0を取り付けた性能試験の説明をする。
0を取り付けた性能試験の説明をする。
(1〉耐プレイグニツション性
単気筒125cc、4サイクルの二輪車用エンジンで比
較品(BCPR7E、脚長部の長さ11mm)とヒータ
付きスパークプラグ100との比較では同等の耐プレイ
グニッション性であった。
較品(BCPR7E、脚長部の長さ11mm)とヒータ
付きスパークプラグ100との比較では同等の耐プレイ
グニッション性であった。
なお比較品の形状、材質はプラグ100と同じで中心電
極(図示せず)の直径は2.5mmである.(2)耐プ
レデリバリ汚損性(急速汚損試験)4気筒1600cc
、4サイクルの四輪車用エンジンで比較品とヒータ付き
スパークプラグ100を用いて、−10゜Cで車速3
5Km/h x 6 0秒、アイドリング20秒および
1 5Km/h X4 0秒の運転パターンを1サイク
ルとする急速汚損試験を行った.ヒータ付きスパークブ
ラグ100は絶縁抵抗値が無限大(第5図参照)であっ
た.つまり、セラミックヒータ4がカーボンを焼き尽く
したことを示している. (3)セラミックヒータ昇温特性(机上にて放射温度計
を用いて絶縁体脚長部の温度を測定した)印加電圧は1
2V、ヒータの消費電力は15W、セラミックヒータ4
の厚さは0.1mm〜3.0mmの範囲(第6図参照)
で測定した.本実施例のヒータ付きスパークプラグ10
0は次の作用効果を奏する. (ア)絶縁体1の脚長部12の中間部に、白金粉末65
重量%とセラミック粉末35重量%とからなる発熱休4
1を3本設けているため、点火時に脚長部12の表面温
度を効果的に上げることができ、難着火燃料使用内燃機
関の低温始動性の向上に繋がる.また、カーボン等を焼
き切ってその付着が防止できる。
極(図示せず)の直径は2.5mmである.(2)耐プ
レデリバリ汚損性(急速汚損試験)4気筒1600cc
、4サイクルの四輪車用エンジンで比較品とヒータ付き
スパークプラグ100を用いて、−10゜Cで車速3
5Km/h x 6 0秒、アイドリング20秒および
1 5Km/h X4 0秒の運転パターンを1サイク
ルとする急速汚損試験を行った.ヒータ付きスパークブ
ラグ100は絶縁抵抗値が無限大(第5図参照)であっ
た.つまり、セラミックヒータ4がカーボンを焼き尽く
したことを示している. (3)セラミックヒータ昇温特性(机上にて放射温度計
を用いて絶縁体脚長部の温度を測定した)印加電圧は1
2V、ヒータの消費電力は15W、セラミックヒータ4
の厚さは0.1mm〜3.0mmの範囲(第6図参照)
で測定した.本実施例のヒータ付きスパークプラグ10
0は次の作用効果を奏する. (ア)絶縁体1の脚長部12の中間部に、白金粉末65
重量%とセラミック粉末35重量%とからなる発熱休4
1を3本設けているため、点火時に脚長部12の表面温
度を効果的に上げることができ、難着火燃料使用内燃機
関の低温始動性の向上に繋がる.また、カーボン等を焼
き切ってその付着が防止できる。
(イ)ヒータ用シ一ト51は厚さUを0.3mmにして
いるのでフラッシュオーバー電圧が高い.また、セラミ
ックヒータ4の表面温度は約35秒《第6図参照)で飽
和温度に達する.ヒータ用シ一ト5lの厚さUがO−
2mm以上あるので中心電極2からセラミックヒータ4
(発熱体41)へのフラッシュオーバーに勝れる.さら
に、より好ましい厚さUは0.3mmから1.0mmの
範囲である. (ウ〉絶縁体1の径小部13の先端と絶縁体1の先端面
14との距離rが3、Ommなのでフラッシュオーバー
電圧が高い.ここで、距離rが2.0mm以下だと15
kv〜20kv程度でフラッシュオーバーになる. (工)径小部13の径が細い程、中心電極2からの火花
がまわり込み難く、耐フラッシュオーバーに優れる.こ
こで、距離tが0.1mm未満だと低い電圧でもフラッ
シュオーバーが起こる.本発明は上記実施例以外に次の
実施態様も含む。
いるのでフラッシュオーバー電圧が高い.また、セラミ
ックヒータ4の表面温度は約35秒《第6図参照)で飽
和温度に達する.ヒータ用シ一ト5lの厚さUがO−
2mm以上あるので中心電極2からセラミックヒータ4
(発熱体41)へのフラッシュオーバーに勝れる.さら
に、より好ましい厚さUは0.3mmから1.0mmの
範囲である. (ウ〉絶縁体1の径小部13の先端と絶縁体1の先端面
14との距離rが3、Ommなのでフラッシュオーバー
電圧が高い.ここで、距離rが2.0mm以下だと15
kv〜20kv程度でフラッシュオーバーになる. (工)径小部13の径が細い程、中心電極2からの火花
がまわり込み難く、耐フラッシュオーバーに優れる.こ
こで、距離tが0.1mm未満だと低い電圧でもフラッ
シュオーバーが起こる.本発明は上記実施例以外に次の
実施態様も含む。
a.ヒータ用シ一ト51を絶縁体1の脚長部12に巻き
付ける時、発熱体41表面との接合性を良くするために
接着剤としてアルミナペーストを塗布しても良い。
付ける時、発熱体41表面との接合性を良くするために
接着剤としてアルミナペーストを塗布しても良い。
b.発熱体41として白金ペーストは高価なのでタング
ステンペースト(タングステンは非常に酸化されやすい
ので、水素雰囲気での焼成が必要)を用いても良い。
ステンペースト(タングステンは非常に酸化されやすい
ので、水素雰囲気での焼成が必要)を用いても良い。
[変形例]
第8図は、絶縁体1の脚長部12のセラミックヒータ4
の配設部の先端側部分の表面に凹凸を設け、前記発熱体
41の先端と前記中心電極の先端部(放電部)21との
沿面距離を増大させた実施例を示す。
の配設部の先端側部分の表面に凹凸を設け、前記発熱体
41の先端と前記中心電極の先端部(放電部)21との
沿面距離を増大させた実施例を示す。
Aは絶縁体1の先端部15の外周を外方向に膨出させ、
Bは、絶縁体の先端面14の外縁部を先方に突出させ、
Cは絶縁体の先端部15の外周にコルゲーション16を
設けている. これらは、いずれも発熱体41の先端41aと前記中心
電極の先端部(放電部)21との沿面距離が増大し、フ
ラッシュオーバーの発生防止効果が向上できる。
Bは、絶縁体の先端面14の外縁部を先方に突出させ、
Cは絶縁体の先端部15の外周にコルゲーション16を
設けている. これらは、いずれも発熱体41の先端41aと前記中心
電極の先端部(放電部)21との沿面距離が増大し、フ
ラッシュオーバーの発生防止効果が向上できる。
第9図は、絶縁体の脚長部12のセラミックヒータ4の
配設部を、主体金具3の先端部32より後方に配置させ
るとともに、主体金具3の先端部32の内周を内側に突
出させ、該突出した面32aと、それに対応する絶縁体
脚長部12の表面12aとの距離L1を、該対応する絶
縁体表面12aと、発熱体41の先端41aとのtll
L2より小さく設定している。
配設部を、主体金具3の先端部32より後方に配置させ
るとともに、主体金具3の先端部32の内周を内側に突
出させ、該突出した面32aと、それに対応する絶縁体
脚長部12の表面12aとの距離L1を、該対応する絶
縁体表面12aと、発熱体41の先端41aとのtll
L2より小さく設定している。
この実施例では、主に中心電極の放電部21と外側電極
33との間で生じる正常の気中火花放電以外の火花放電
(フラッシュオーバー)は、主体金具先端部32と、そ
れに対応する絶縁体脚長部l2の表面12aとの間で生
じ、発熱体41へのフラッシュオーバーは防止される.
よって絶縁体1および発熱体41の耐久性が向上できる
.
33との間で生じる正常の気中火花放電以外の火花放電
(フラッシュオーバー)は、主体金具先端部32と、そ
れに対応する絶縁体脚長部l2の表面12aとの間で生
じ、発熱体41へのフラッシュオーバーは防止される.
よって絶縁体1および発熱体41の耐久性が向上できる
.
第1図は本発明の実施例を示すヒータ付きスパークプラ
グの組み付け概略図、第2図はそのヒータ付きスパーク
プラグに用いる未焼或絶縁体の斜視図である.第3図は
未焼成セラミックヒータの斜視図、第4図は未焼成セラ
ミックヒータを未焼成絶縁体に巻き付けた斜視図である
。第5図は耐プレデリバリ汚損特性を示すグラフ、第6
図はセラミックヒータの昇温特性を示すグラフである.
第7図は従来のヒータ付きスパークプラグの断面図であ
る.第8図のA,B,Cは本発明の変形例の要部断面図
、第9図は本発明の他の変形例の要部断面図である. 図中 100・・・ヒータ付きスパークブラグ 1・・
絶縁体 2・・・中心電極 3・・・筒状主体金具 4
・・セラミックヒータ 5・・・未焼成セラミックヒー
タ 6・・・未焼成絶縁体 l1・・・軸孔 12、6
l・・・脚長部 l3、62・・・径小部 41・・・
発熱体42・・・アルミナ焼成体(セラミック絶縁層〉
50・・・未焼或発熱体 51・・・ヒータ用シ一ト
(セラミックグリーンシート〉
グの組み付け概略図、第2図はそのヒータ付きスパーク
プラグに用いる未焼或絶縁体の斜視図である.第3図は
未焼成セラミックヒータの斜視図、第4図は未焼成セラ
ミックヒータを未焼成絶縁体に巻き付けた斜視図である
。第5図は耐プレデリバリ汚損特性を示すグラフ、第6
図はセラミックヒータの昇温特性を示すグラフである.
第7図は従来のヒータ付きスパークプラグの断面図であ
る.第8図のA,B,Cは本発明の変形例の要部断面図
、第9図は本発明の他の変形例の要部断面図である. 図中 100・・・ヒータ付きスパークブラグ 1・・
絶縁体 2・・・中心電極 3・・・筒状主体金具 4
・・セラミックヒータ 5・・・未焼成セラミックヒー
タ 6・・・未焼成絶縁体 l1・・・軸孔 12、6
l・・・脚長部 l3、62・・・径小部 41・・・
発熱体42・・・アルミナ焼成体(セラミック絶縁層〉
50・・・未焼或発熱体 51・・・ヒータ用シ一ト
(セラミックグリーンシート〉
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)筒状主体金具に、軸孔付き絶縁体を嵌め込み、該軸
孔に先端部を突出させて中心電極を差し込むとともに、
前記絶縁体の脚長部にセラミックヒータを一体的に配設
してなるスパークプラグにおいて、 前記セラミックヒータは、絶縁体の脚長部の中間部に径
小部を設け、 この径小部に、金属粉末55重量%〜95重量%とセラ
ミック粉末5重量%〜45重量%との混合焼成物から構
成され、任意のパターンを有する発熱体を配し、 その外周をセラミック絶縁層で被覆して形成された、 ことを特徴とするヒータ付きスパークプラグ。 2)請求項1のヒータ付きスパークプラグにおいて、絶
縁体の脚長部のセラミックヒータ配設部の先端側部分の
表面に凹凸を設け、前記発熱体の先端と前記中心電極の
先端部との沿面距離を増大させた構造。 3)請求項1または2のヒータ付きスパークプラグにお
いて、 絶縁体の脚長部のセラミックヒータ配設部を、主体金具
の先端部より後方に配置させるとともに主体金具の先端
部内周を内側に突出させ、該突出した面と、それに対応
する絶縁体表面との距離を、該対応する絶縁体表面と、
発熱体の先端との距離より小さく設定した構成。 4)筒状主体金具に、軸孔付き絶縁体を嵌め込み、該軸
孔に中心電極を差し込むとともに、前記絶縁体の脚長部
にセラミックヒータを一体的に配設してなるヒータ付き
スパークプラグの製造方法において、セラミックヒータ
ーは、 (a)未焼成絶縁体の脚長部の中間部外周に径小部を設
け、 (b)厚さ0.2mm〜2.0mmのセラミックグリー
ンシートの表面に、金属粉末55重量%〜95重量%と
セラミック粉末5重量%〜45重量%とをバインダーと
ともに混練してなるペーストを、任意のパターンで塗布
して未焼成セラミックヒータを形成し、 (c)該未焼成セラミックヒータを、塗布面が内側とな
るよう未焼成絶縁体の脚長部の径小部に巻き付けて密着
接合させ、 (d)未焼成セラミックヒータおよび未焼成絶縁体を同
時焼成して製造する、 工程により製造されることを特徴とするヒータ付きスパ
ークプラグの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8956090A JPH0355785A (ja) | 1989-04-19 | 1990-04-04 | ヒータ付きスパークプラグおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-99672 | 1989-04-19 | ||
| JP9967289 | 1989-04-19 | ||
| JP8956090A JPH0355785A (ja) | 1989-04-19 | 1990-04-04 | ヒータ付きスパークプラグおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0355785A true JPH0355785A (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=26430978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8956090A Pending JPH0355785A (ja) | 1989-04-19 | 1990-04-04 | ヒータ付きスパークプラグおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0355785A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE41672E1 (en) | 2001-11-13 | 2010-09-14 | Federal-Mogul Ignition (Uk) Limited | Spark plug |
| US8707922B2 (en) | 2009-12-15 | 2014-04-29 | Federal Mogul Ignition Company | Spark ignition device for an internal combustion engine and central electrode assembly therefor |
| US10421644B2 (en) | 2016-01-20 | 2019-09-24 | Intelprop S.A. | Pivoting lifting ring for lifting loads |
-
1990
- 1990-04-04 JP JP8956090A patent/JPH0355785A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE41672E1 (en) | 2001-11-13 | 2010-09-14 | Federal-Mogul Ignition (Uk) Limited | Spark plug |
| US8707922B2 (en) | 2009-12-15 | 2014-04-29 | Federal Mogul Ignition Company | Spark ignition device for an internal combustion engine and central electrode assembly therefor |
| US10027092B2 (en) | 2009-12-15 | 2018-07-17 | Federal-Mogul Ignition Company | Spark ignition device for an internal combustion engine and central electrode assembly therefore |
| US10421644B2 (en) | 2016-01-20 | 2019-09-24 | Intelprop S.A. | Pivoting lifting ring for lifting loads |
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