JPH0355835Y2 - - Google Patents
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- JPH0355835Y2 JPH0355835Y2 JP10495187U JP10495187U JPH0355835Y2 JP H0355835 Y2 JPH0355835 Y2 JP H0355835Y2 JP 10495187 U JP10495187 U JP 10495187U JP 10495187 U JP10495187 U JP 10495187U JP H0355835 Y2 JPH0355835 Y2 JP H0355835Y2
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- Japan
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- control
- compressor
- actuator
- cylinder
- opening
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
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- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、例えば自動車用空調装置の冷媒圧縮
機として用いられる可変容量ベーン型回転圧縮機
に関する。
機として用いられる可変容量ベーン型回転圧縮機
に関する。
(従来の技術)
一般に、ベーン型回転圧縮機においては吐出量
を可変制御するために、カムリング内に開口する
バイパスポートをカムリングの一端を封止するサ
イドプレートに設け、その開口位置をカム面に沿
つて移動することによつてベーンの圧縮開始点を
変化させて吐出量を可変制御している。
を可変制御するために、カムリング内に開口する
バイパスポートをカムリングの一端を封止するサ
イドプレートに設け、その開口位置をカム面に沿
つて移動することによつてベーンの圧縮開始点を
変化させて吐出量を可変制御している。
従来のこの種の可変容量ベーン型回転圧縮機と
しては、例えば実開昭61−187983号公報に記載の
ものが知られている。この圧縮機では、フロント
プレートに作動室に開口するバイパスポートを形
成し、フロントプレートとロータの間にバイパス
ポートの開口位置を調節するバイパス開口部の形
成された可動板が介装されている。そして、この
可動板をアクチユエータによりロータ軸心のまわ
りに回動させ、バイパスポートの開口位置を変化
させて吐出量を可変制御している。
しては、例えば実開昭61−187983号公報に記載の
ものが知られている。この圧縮機では、フロント
プレートに作動室に開口するバイパスポートを形
成し、フロントプレートとロータの間にバイパス
ポートの開口位置を調節するバイパス開口部の形
成された可動板が介装されている。そして、この
可動板をアクチユエータによりロータ軸心のまわ
りに回動させ、バイパスポートの開口位置を変化
させて吐出量を可変制御している。
一方、アクチユエータは制御弁から供給される
作動圧力によつて駆動され、また制御弁は制御シ
リンダ、制御シリンダ内に装着されたベローズお
よび調整部材からなる制御機構によつて制御され
る。そして、制御機構の制御シリンダ内にはベロ
ーズを隔てて大気および圧縮機の吸入ガスが導入
され、大気圧力および吸入圧力の差圧によりベロ
ーズが変形し、ベローズの変形によつて制御弁が
駆動、制御される。そして、ベローズに作用する
差圧に対するベローズの変形量を調整部材で調整
することにより圧縮機の容量制御特性を変更する
ことができる。このような制御機構はあらかじめ
容量制御特性を調整した状態でカムリングの下方
に設けられ、両端が一対のサイドプレートによつ
て挟持されている。
作動圧力によつて駆動され、また制御弁は制御シ
リンダ、制御シリンダ内に装着されたベローズお
よび調整部材からなる制御機構によつて制御され
る。そして、制御機構の制御シリンダ内にはベロ
ーズを隔てて大気および圧縮機の吸入ガスが導入
され、大気圧力および吸入圧力の差圧によりベロ
ーズが変形し、ベローズの変形によつて制御弁が
駆動、制御される。そして、ベローズに作用する
差圧に対するベローズの変形量を調整部材で調整
することにより圧縮機の容量制御特性を変更する
ことができる。このような制御機構はあらかじめ
容量制御特性を調整した状態でカムリングの下方
に設けられ、両端が一対のサイドプレートによつ
て挟持されている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の可変容量ベー
ン型回転圧縮機にあつては、制御機構は、その調
整部材を調整し、あらかじめ圧縮機の容量制御特
性に設定した後にカムリングの下方に設け、両端
を一対のサイドプレートで挟持する構成となつて
いたため、圧縮機の組立後に制御機構を調整しよ
うとすると、フロント側のサイドプレートを取り
外し、圧縮機を分解して制御機構を取り出さなけ
ればならない。すなわち、制御機構の構成部材等
のばらつきにより所望の容量制御特性が得られな
い場合や、圧縮機と空調装置のマツチングを調整
する場合に、調整部材が圧縮機の外部から調整で
きないので、圧縮機を分解し、制御機構を取り出
して調整部材を調整することになる。したがつ
て、圧縮機の容量制御特性を調整するために多大
な工数が必要となり、また、制御機構を圧縮機に
取付けるために制御機構を収納するハウジングを
設けなければならないので、部品点数が増加す
る。その結果、圧縮機の製造コストが高くなると
いう問題点があつた。
ン型回転圧縮機にあつては、制御機構は、その調
整部材を調整し、あらかじめ圧縮機の容量制御特
性に設定した後にカムリングの下方に設け、両端
を一対のサイドプレートで挟持する構成となつて
いたため、圧縮機の組立後に制御機構を調整しよ
うとすると、フロント側のサイドプレートを取り
外し、圧縮機を分解して制御機構を取り出さなけ
ればならない。すなわち、制御機構の構成部材等
のばらつきにより所望の容量制御特性が得られな
い場合や、圧縮機と空調装置のマツチングを調整
する場合に、調整部材が圧縮機の外部から調整で
きないので、圧縮機を分解し、制御機構を取り出
して調整部材を調整することになる。したがつ
て、圧縮機の容量制御特性を調整するために多大
な工数が必要となり、また、制御機構を圧縮機に
取付けるために制御機構を収納するハウジングを
設けなければならないので、部品点数が増加す
る。その結果、圧縮機の製造コストが高くなると
いう問題点があつた。
(考案の目的)
そこで本考案は、制御機構の制御シリンダを圧
縮機のケーシングと一体的に形成するとともに、
制御シリンダにケーシングの外方に開口する開口
部を形成し、該開口部に調整部材を取り付けて調
整部材を外方から調整することにより、制御機構
をハウジングなしで装着するとともに、外方から
容易に圧縮機の容量制御特性を調整できるように
して、製造コストを低減させることを目的として
いる。
縮機のケーシングと一体的に形成するとともに、
制御シリンダにケーシングの外方に開口する開口
部を形成し、該開口部に調整部材を取り付けて調
整部材を外方から調整することにより、制御機構
をハウジングなしで装着するとともに、外方から
容易に圧縮機の容量制御特性を調整できるように
して、製造コストを低減させることを目的として
いる。
(問題点を解決するための手段)
本考案による可変容量ベーン型回転圧縮機は上
記目的達成のため、圧縮機の圧縮ガスを吸入側に
バイパスさせて、吐出される圧縮ガスの流量を変
化させる可動板と、可動板を駆動するアクチユエ
ータと、制御圧力をアクチユエータに供給してア
クチユエータを作動させる制御弁と、制御弁を制
御する制御機構と、可動板、アクチユエータ、制
御弁および制御機構を収納するケーシングと、を
備え、前記制御機構が制御シリンダと、制御シリ
ンダ内に設けられ第1導入室および第2導入室を
画成し、第1導入室および第2導入室にそれぞれ
導入される作動圧力の差圧に応じて変形して制御
弁を駆動する画成部材と、画成部材の差圧による
変形量を調整する調整部材と、を有し、制御弁を
制御してアクチユエータを作動させることにより
圧縮機の吐出量を変化させる可変容量ベーン型回
転圧縮機において、前記制御シリンダをケーシン
グと一体的に形成するとともに、制御シリンダに
ケーシングの外方に開口する開口部を形成し、該
開口部に調整部材を取り付けて調整部材を外方か
ら調整できるようにしている (作用) 本考案では、制御機構の制御シリンダが圧縮機
のケーシングと一体的に形成されるとともに、制
御シリンダにケーシングの外方に開口する開口部
が形成され、該開口部に調整部材が取り付けられ
て調整部材が外方から調整される。したがつて、
制御機構がハウジングなしで装着され、さらに圧
縮機の容量制御特性が外方から容易に調整可能と
なるので、圧縮機の製造コストが低減される。
記目的達成のため、圧縮機の圧縮ガスを吸入側に
バイパスさせて、吐出される圧縮ガスの流量を変
化させる可動板と、可動板を駆動するアクチユエ
ータと、制御圧力をアクチユエータに供給してア
クチユエータを作動させる制御弁と、制御弁を制
御する制御機構と、可動板、アクチユエータ、制
御弁および制御機構を収納するケーシングと、を
備え、前記制御機構が制御シリンダと、制御シリ
ンダ内に設けられ第1導入室および第2導入室を
画成し、第1導入室および第2導入室にそれぞれ
導入される作動圧力の差圧に応じて変形して制御
弁を駆動する画成部材と、画成部材の差圧による
変形量を調整する調整部材と、を有し、制御弁を
制御してアクチユエータを作動させることにより
圧縮機の吐出量を変化させる可変容量ベーン型回
転圧縮機において、前記制御シリンダをケーシン
グと一体的に形成するとともに、制御シリンダに
ケーシングの外方に開口する開口部を形成し、該
開口部に調整部材を取り付けて調整部材を外方か
ら調整できるようにしている (作用) 本考案では、制御機構の制御シリンダが圧縮機
のケーシングと一体的に形成されるとともに、制
御シリンダにケーシングの外方に開口する開口部
が形成され、該開口部に調整部材が取り付けられ
て調整部材が外方から調整される。したがつて、
制御機構がハウジングなしで装着され、さらに圧
縮機の容量制御特性が外方から容易に調整可能と
なるので、圧縮機の製造コストが低減される。
(実施例)
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1〜4図は本考案の第1実施例を示す図であ
る。
る。
まず、構成を説明する。第1、2図において、
1は圧縮機であり、圧縮機1内には筒状で内周に
カム面2aを有するカムリング2が設けられてい
る。カムリング2のフロント側(図中左側)およ
びリヤ側(図中右側)の両開口端はフロントプレ
ート3およびリヤプレート4によつてそれぞれ封
止されている。フロントプレート3およびリヤプ
レート4の間でカムリング2内には円柱状のロー
タ5が回転自在に収装されており、ロータ5には
複数のベーン6が出没自在に嵌挿されている。前
記カムリング2、フロントプレート3、リヤプレ
ート4、ロータ5およびベーン6は有底円筒状の
ハウジング7内に収装されており、ハウジング7
の開口部は後述する可動板13、アクチユエータ
15、制御弁20および制御機構35を収納する
ケーシングを構成するヘツドカバー8によつて封
止されている。ヘツドカバー8とフロントプレー
ト3の間には吸入室9が画成されており、吸入室
9はカムリング2、フロントプレート3、リヤプ
レート4、ロータ5およびベーン6によつて画成
される作動室10に連通している。作動室10は
ハウジング7内に画成された吐出室11に連通さ
れており、図外の空調装置から吸入室9を介して
作動室10に導入された冷媒ガスは作動室10内
で圧縮されて吐出室11を介して空調装置に吐出
される。
1は圧縮機であり、圧縮機1内には筒状で内周に
カム面2aを有するカムリング2が設けられてい
る。カムリング2のフロント側(図中左側)およ
びリヤ側(図中右側)の両開口端はフロントプレ
ート3およびリヤプレート4によつてそれぞれ封
止されている。フロントプレート3およびリヤプ
レート4の間でカムリング2内には円柱状のロー
タ5が回転自在に収装されており、ロータ5には
複数のベーン6が出没自在に嵌挿されている。前
記カムリング2、フロントプレート3、リヤプレ
ート4、ロータ5およびベーン6は有底円筒状の
ハウジング7内に収装されており、ハウジング7
の開口部は後述する可動板13、アクチユエータ
15、制御弁20および制御機構35を収納する
ケーシングを構成するヘツドカバー8によつて封
止されている。ヘツドカバー8とフロントプレー
ト3の間には吸入室9が画成されており、吸入室
9はカムリング2、フロントプレート3、リヤプ
レート4、ロータ5およびベーン6によつて画成
される作動室10に連通している。作動室10は
ハウジング7内に画成された吐出室11に連通さ
れており、図外の空調装置から吸入室9を介して
作動室10に導入された冷媒ガスは作動室10内
で圧縮されて吐出室11を介して空調装置に吐出
される。
フロントプレート3には作動室10に開口する
円弧状のバイパスポート12が形成されており、
バイパスポート12は作動室10を吸入室9に連
通する。フロントプレート3とカムリング2の間
には略円板状の可動板13が回動自在に設けられ
ており、可動板13はフロントプレート3に形成
されたバイパスポート12の開口位置を変化させ
るバイパス開口部14を有している。可動板13
はバイパス開口部14によつてバイパスポート1
2の開口位置を変化させ、圧縮機1の圧縮ガスを
吸入側である吸入室9にバイパスさせて、吐出さ
れる圧縮ガスの流量を変化させる。
円弧状のバイパスポート12が形成されており、
バイパスポート12は作動室10を吸入室9に連
通する。フロントプレート3とカムリング2の間
には略円板状の可動板13が回動自在に設けられ
ており、可動板13はフロントプレート3に形成
されたバイパスポート12の開口位置を変化させ
るバイパス開口部14を有している。可動板13
はバイパス開口部14によつてバイパスポート1
2の開口位置を変化させ、圧縮機1の圧縮ガスを
吸入側である吸入室9にバイパスさせて、吐出さ
れる圧縮ガスの流量を変化させる。
一方、15はヘツドカバー8に設けられたアク
チユエータであり、アクチユエータ15は第3図
に示すように、シリンダ16およびシリンダ16
に摺動自在に嵌挿されたピストン17からなつて
いる。シリンダ16の上面(第3図中上方)とピ
ストン17の間にはリターンスプリング18が介
装され、リターンスプリング18はピストン17
を第3図中下方に付勢している。シリンダ16の
下部にはシリンダ16およびピストン17によつ
てシリンダ室19が画成され、シリンダ室19に
は制御弁20から制御圧力、すなわち、圧縮機1
の吸入圧力あるいは吐出圧力が供給される。ま
た、ピストン17はピン21、リンク22および
連結ピン23を介して可動板13に連結されてお
り、シリンダ室19に制御圧力が供給されるとピ
ストン17がシリンダ16内を摺動し、アクチユ
エータ15は可動板13を駆動する。制御弁20
は第4図に詳示するようにカムリング2、フロン
トプレート3およびヘツドカバー8に亘つて設け
られ、吐出室11に連通するボール弁24および
ボール弁24に対向し吸入室9に連通するポペツ
ト弁25から構成される。ボール弁24はボール
弁体26、ボール弁座部27およびボール弁24
内に介装され、ボール弁体26をボール弁座部2
7に向かつて付勢するコイルスプリング28より
なり、ボール弁24の背部は通孔29を介して吐
出室11に連通している。ポペツト弁25はポペ
ツト弁体30とポペツト弁座部31よりなり、ポ
ペツト弁25は制御シリンダ32の後述する第2
導入室37を介して吸入室9に連通している。制
御シリンダ32はポペツト弁25のポペツト弁体
30に連結されたベローズ33および調整部材3
4とともに制御弁20を駆動、制御する制御機構
35を構成している。制御シリンダ32はヘツド
カバー8の下部(第1、4図中下方)に一体的に
形成され、制御シリンダ32内には画成部材を構
成するベローズ33が設けられている。ベローズ
33は制御シリンダ32内を第1導入室36およ
び第2導入室37に画成しており、ベローズ33
内にはスプリング38がベローズ33を第4図中
右方向に伸長させるように設けられている。第1
導入室36内は密閉されて真空に保持されてお
り、スプリング38と真空が協働して第1導入室
36内の作動圧力として作用していいる。第2導
入室37内には吸入室9から作動圧力として吸入
圧力が導入され、ベローズ33は第1導入室36
および第2導入室37にそれぞれ導入される作動
圧力の差圧に応じて変形し、制御弁20を駆動す
る。制御シリンダ32にはヘツドカバー8の外方
に開口する開口部32aが形成されており、開口
部32aには調整部材34が取り付けられてい
る。調整部材34は開口部32aにスナツプリン
グ39によつて固定されたナツト40を貫通して
螺合しており、調整部材34はストツパ41を介
してベローズ33に当接している。したがつて、
調整部材34は圧縮機1の外方から調整可能であ
り、第4図中左右方向に移動し、ストツパ41を
介してベローズ33の差圧による変形量を任意に
調整することができる。なお、42はシール部材
であり、シール部材42は制御シリンダ32とス
トツパ41の間に介装されて第2導入室37内を
シールしている。
チユエータであり、アクチユエータ15は第3図
に示すように、シリンダ16およびシリンダ16
に摺動自在に嵌挿されたピストン17からなつて
いる。シリンダ16の上面(第3図中上方)とピ
ストン17の間にはリターンスプリング18が介
装され、リターンスプリング18はピストン17
を第3図中下方に付勢している。シリンダ16の
下部にはシリンダ16およびピストン17によつ
てシリンダ室19が画成され、シリンダ室19に
は制御弁20から制御圧力、すなわち、圧縮機1
の吸入圧力あるいは吐出圧力が供給される。ま
た、ピストン17はピン21、リンク22および
連結ピン23を介して可動板13に連結されてお
り、シリンダ室19に制御圧力が供給されるとピ
ストン17がシリンダ16内を摺動し、アクチユ
エータ15は可動板13を駆動する。制御弁20
は第4図に詳示するようにカムリング2、フロン
トプレート3およびヘツドカバー8に亘つて設け
られ、吐出室11に連通するボール弁24および
ボール弁24に対向し吸入室9に連通するポペツ
ト弁25から構成される。ボール弁24はボール
弁体26、ボール弁座部27およびボール弁24
内に介装され、ボール弁体26をボール弁座部2
7に向かつて付勢するコイルスプリング28より
なり、ボール弁24の背部は通孔29を介して吐
出室11に連通している。ポペツト弁25はポペ
ツト弁体30とポペツト弁座部31よりなり、ポ
ペツト弁25は制御シリンダ32の後述する第2
導入室37を介して吸入室9に連通している。制
御シリンダ32はポペツト弁25のポペツト弁体
30に連結されたベローズ33および調整部材3
4とともに制御弁20を駆動、制御する制御機構
35を構成している。制御シリンダ32はヘツド
カバー8の下部(第1、4図中下方)に一体的に
形成され、制御シリンダ32内には画成部材を構
成するベローズ33が設けられている。ベローズ
33は制御シリンダ32内を第1導入室36およ
び第2導入室37に画成しており、ベローズ33
内にはスプリング38がベローズ33を第4図中
右方向に伸長させるように設けられている。第1
導入室36内は密閉されて真空に保持されてお
り、スプリング38と真空が協働して第1導入室
36内の作動圧力として作用していいる。第2導
入室37内には吸入室9から作動圧力として吸入
圧力が導入され、ベローズ33は第1導入室36
および第2導入室37にそれぞれ導入される作動
圧力の差圧に応じて変形し、制御弁20を駆動す
る。制御シリンダ32にはヘツドカバー8の外方
に開口する開口部32aが形成されており、開口
部32aには調整部材34が取り付けられてい
る。調整部材34は開口部32aにスナツプリン
グ39によつて固定されたナツト40を貫通して
螺合しており、調整部材34はストツパ41を介
してベローズ33に当接している。したがつて、
調整部材34は圧縮機1の外方から調整可能であ
り、第4図中左右方向に移動し、ストツパ41を
介してベローズ33の差圧による変形量を任意に
調整することができる。なお、42はシール部材
であり、シール部材42は制御シリンダ32とス
トツパ41の間に介装されて第2導入室37内を
シールしている。
次に、作用を説明する。
第1図において、車両のエンジン等によつてロ
ータ5が駆動されロータ5が回転すると、ベーン
6が遠心力およびベーン6の背圧によつて放射方
向に突出し、ベーン6の先端部がカムリング2の
カム面2aに摺接しながら回転する。そして、図
外の空調装置から吸入室9内の冷媒ガスが導入さ
れ、冷媒ガスは作動室10内で圧縮されて高温、
高圧となり吐出室11に吐出され、吐出室11を
通つて空調装置に供給される。このとき、制御機
構35のベローズ33が第1導入室36の真空圧
力および第2導入室37の吸入圧力の差圧、すな
わち作動圧力の差圧に応じて伸縮変形し、制御弁
20のボール弁24およびポペツト弁25を開閉
して制御圧力がアクチユエータ15のシリンダ室
19に供給される。そして、ピストン17が作動
してアクチユエータ15が可動板13を回動し、
圧縮機1の吐出量が可変制御される。
ータ5が駆動されロータ5が回転すると、ベーン
6が遠心力およびベーン6の背圧によつて放射方
向に突出し、ベーン6の先端部がカムリング2の
カム面2aに摺接しながら回転する。そして、図
外の空調装置から吸入室9内の冷媒ガスが導入さ
れ、冷媒ガスは作動室10内で圧縮されて高温、
高圧となり吐出室11に吐出され、吐出室11を
通つて空調装置に供給される。このとき、制御機
構35のベローズ33が第1導入室36の真空圧
力および第2導入室37の吸入圧力の差圧、すな
わち作動圧力の差圧に応じて伸縮変形し、制御弁
20のボール弁24およびポペツト弁25を開閉
して制御圧力がアクチユエータ15のシリンダ室
19に供給される。そして、ピストン17が作動
してアクチユエータ15が可動板13を回動し、
圧縮機1の吐出量が可変制御される。
一方、圧縮機1の製作時に、制御機構35の構
成部材のばらつき、例えばベローズ33内の真空
度、スプリング38の付勢力およびベローズ33
の受圧有効面積等のばらつきがあり、所望の容量
制御特性が得られない場合や、圧縮機1と空調装
置のマツチングの調整を必要とする場合、例えば
車室の大きさやエンジンの型式が異なる多種の車
両に圧縮機を装着する場合には、空調装置のエバ
ポレータの蒸発圧力を一定に保つように制御機構
35を調整して容量制御特性を調整する必要があ
る。この場合、制御機構35の調整部材34によ
りベローズ33の差圧に対する変形量を調整して
制御機構35の容量制御特性を調整する。本実施
例では、制御機構35の制御シリンダ32にヘツ
ドカバー8の外方に開口する開口部32aが形成
され、開口部32aに調整部材34が取り付けら
れているので、圧縮機1の外方から容易に調整で
きる。したがつて、従来のように圧縮機を分解す
ることなく制御機構35を調整することができる
ので、圧縮機の容量制御特性を調整するための工
数が大幅に削減される。また、制御機構35の制
御シリンダ32がケーシングの一部を構成するヘ
ツドカバー8と一体的に形成されているので、部
品点数が削減される。その結果、容量制御特性を
調整する工数の削減と部品点数の削減が相俟つ
て、圧縮機の製造コストを大幅に低減させること
ができる。
成部材のばらつき、例えばベローズ33内の真空
度、スプリング38の付勢力およびベローズ33
の受圧有効面積等のばらつきがあり、所望の容量
制御特性が得られない場合や、圧縮機1と空調装
置のマツチングの調整を必要とする場合、例えば
車室の大きさやエンジンの型式が異なる多種の車
両に圧縮機を装着する場合には、空調装置のエバ
ポレータの蒸発圧力を一定に保つように制御機構
35を調整して容量制御特性を調整する必要があ
る。この場合、制御機構35の調整部材34によ
りベローズ33の差圧に対する変形量を調整して
制御機構35の容量制御特性を調整する。本実施
例では、制御機構35の制御シリンダ32にヘツ
ドカバー8の外方に開口する開口部32aが形成
され、開口部32aに調整部材34が取り付けら
れているので、圧縮機1の外方から容易に調整で
きる。したがつて、従来のように圧縮機を分解す
ることなく制御機構35を調整することができる
ので、圧縮機の容量制御特性を調整するための工
数が大幅に削減される。また、制御機構35の制
御シリンダ32がケーシングの一部を構成するヘ
ツドカバー8と一体的に形成されているので、部
品点数が削減される。その結果、容量制御特性を
調整する工数の削減と部品点数の削減が相俟つ
て、圧縮機の製造コストを大幅に低減させること
ができる。
次に、本考案の他の実施例について説明する。
第5図は本考案の第2実施例を示す図であり、
本実施例は制御機構を大気圧力と吸入圧力によつ
て作動させた例である。第5図において、ヘツド
カバー8には一体的に制御シリンダ51が形成さ
れており、制御シリンダ51内にはベローズ52
(画成部材)によつて第1導入室53および第2
導入室54に画成されている。ベローズ52の図
中左側の開口側の端部はストツパ55と一体的に
形成されており、ストツパ55はシール部材56
を介して制御シリンダ51の開口部51aにスナ
ツプリング57によつて固定されている。ストツ
パ55には大気圧導入孔58を有する調整部材5
9が螺合しており、調整部材59はブツシユ60
を介してベローズ52内のスプリング61の付勢
力を調整する。なお、上記制御シリンダ51、ベ
ローズ52および調整部材59は制御機構62を
構成する。調整部材59には大気圧導入孔63を
有するキヤツプ64が取り付けられており、キヤ
ツプ64は制御機構62内に水、ダストが侵入す
るのを防止する。そして、第1導入室53には大
気圧導入孔63および大気圧導入孔58を介して
作動圧力としての大気圧力が導入され、第2導入
室54には作動圧力としての吸入圧力が導入さ
れ、ベローズ52が作動圧力の差圧に応じて変形
して制御弁20を駆動する。したがつて、圧縮機
の容量制御特性を変える場合には、調整部材59
からキヤツプ64をはずして制御機構62の調整
部材59を調整することにより、ベローズ52の
差圧に対する変形量が調整される。その他の構成
および作用は第1実施例と同様であり、説明を省
略する。
本実施例は制御機構を大気圧力と吸入圧力によつ
て作動させた例である。第5図において、ヘツド
カバー8には一体的に制御シリンダ51が形成さ
れており、制御シリンダ51内にはベローズ52
(画成部材)によつて第1導入室53および第2
導入室54に画成されている。ベローズ52の図
中左側の開口側の端部はストツパ55と一体的に
形成されており、ストツパ55はシール部材56
を介して制御シリンダ51の開口部51aにスナ
ツプリング57によつて固定されている。ストツ
パ55には大気圧導入孔58を有する調整部材5
9が螺合しており、調整部材59はブツシユ60
を介してベローズ52内のスプリング61の付勢
力を調整する。なお、上記制御シリンダ51、ベ
ローズ52および調整部材59は制御機構62を
構成する。調整部材59には大気圧導入孔63を
有するキヤツプ64が取り付けられており、キヤ
ツプ64は制御機構62内に水、ダストが侵入す
るのを防止する。そして、第1導入室53には大
気圧導入孔63および大気圧導入孔58を介して
作動圧力としての大気圧力が導入され、第2導入
室54には作動圧力としての吸入圧力が導入さ
れ、ベローズ52が作動圧力の差圧に応じて変形
して制御弁20を駆動する。したがつて、圧縮機
の容量制御特性を変える場合には、調整部材59
からキヤツプ64をはずして制御機構62の調整
部材59を調整することにより、ベローズ52の
差圧に対する変形量が調整される。その他の構成
および作用は第1実施例と同様であり、説明を省
略する。
なお、各実施例では制御シリンダを一体的に形
成するケーシングをヘツドカバーとしているがこ
れに限られるものではない。すなわち、制御シリ
ンダを一体的に形成可能で制御シリンダの一部を
ケーシングの外方に開口させることが可能な所で
あればよい。また、各実施例では画成部材をベロ
ーズで形成しているが、例えば、ダイヤフラムや
ピストンのように差圧によつて変形あるいは変位
するものであれば種々のものを適用可能である。
成するケーシングをヘツドカバーとしているがこ
れに限られるものではない。すなわち、制御シリ
ンダを一体的に形成可能で制御シリンダの一部を
ケーシングの外方に開口させることが可能な所で
あればよい。また、各実施例では画成部材をベロ
ーズで形成しているが、例えば、ダイヤフラムや
ピストンのように差圧によつて変形あるいは変位
するものであれば種々のものを適用可能である。
(効果)
本考案によれば、制御機構の制御シリンダを圧
縮機のケーシングと一体的に形成するとともに、
制御シリンダにケーシングの外方に開口する開口
部を形成し、該開口部に調整部材を取り付けて調
整部材を外方から調整しているので、制御機構を
ハウジングなしで装着するとともに、外方から容
易に圧縮機の容量制御特性を調整することがで
き、製造コストを低減させることができる。
縮機のケーシングと一体的に形成するとともに、
制御シリンダにケーシングの外方に開口する開口
部を形成し、該開口部に調整部材を取り付けて調
整部材を外方から調整しているので、制御機構を
ハウジングなしで装着するとともに、外方から容
易に圧縮機の容量制御特性を調整することがで
き、製造コストを低減させることができる。
第1〜4図は本考案に係る可変容量ベーン型回
転圧縮機の第1実施例を示す図であり、第1図は
その縦断面図、第2図はその横断面図、第3図は
その可動板、アクチユエータおよび制御弁の連結
関係を示す図、第4図はその制御弁および制御機
構を示す拡大断面図、第5図は本考案に係る可変
容量ベーン型回転圧縮機の第2実施例を示すその
制御弁および制御機構を示す拡大断面図である。 1……圧縮機、8……ヘツドカバー(ケーシン
グ)、13……可動板、15……アクチユエータ、
20……制御弁、32……制御シリンダ、32a
……開口部、33……ベローズ(画成部材)、3
4……調整部材、35……制御機構、36……第
1導入室、37……第2導入室。
転圧縮機の第1実施例を示す図であり、第1図は
その縦断面図、第2図はその横断面図、第3図は
その可動板、アクチユエータおよび制御弁の連結
関係を示す図、第4図はその制御弁および制御機
構を示す拡大断面図、第5図は本考案に係る可変
容量ベーン型回転圧縮機の第2実施例を示すその
制御弁および制御機構を示す拡大断面図である。 1……圧縮機、8……ヘツドカバー(ケーシン
グ)、13……可動板、15……アクチユエータ、
20……制御弁、32……制御シリンダ、32a
……開口部、33……ベローズ(画成部材)、3
4……調整部材、35……制御機構、36……第
1導入室、37……第2導入室。
Claims (1)
- 圧縮機の圧縮ガスを吸入側にバイパスさせて、
吐出される圧縮ガスの流量を変化させる可動板
と、可動板を駆動するアクチユエータと、制御圧
力をアクチユエータに供給してアクチユエータを
作動させる制御弁と、制御弁を制御する制御機構
と、可動板、アクチユエータ、制御弁および制御
機構を収納するケーシングと、を備え、前記制御
機構が制御シリンダと、制御シリンダ内に設けら
れ第1導入室および第2導入室を画成し、第1導
入室および第2導入室にそれぞれ導入される作動
圧力の差圧に応じて変形して制御弁を駆動する画
成部材と、画成部材の差圧による変形量を調整す
る調整部材と、を有し、制御弁を制御してアクチ
ユエータを作動させることにより圧縮機の吐出量
を変化させる可変容量ベーン型回転圧縮機におい
て、前記制御シリンダをケーシングと一体的に形
成するとともに、制御シリンダにケーシングの外
方に開口する開口部を形成し、該開口部に調整部
材を取り付けて調整部材を外方から調整できるよ
うにしたことを特徴とする可変容量ベーン型回転
圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10495187U JPH0355835Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10495187U JPH0355835Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6411381U JPS6411381U (ja) | 1989-01-20 |
| JPH0355835Y2 true JPH0355835Y2 (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=31337132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10495187U Expired JPH0355835Y2 (ja) | 1987-07-07 | 1987-07-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0355835Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-07 JP JP10495187U patent/JPH0355835Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6411381U (ja) | 1989-01-20 |
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