JPH0359524B2 - - Google Patents
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- JPH0359524B2 JPH0359524B2 JP57002860A JP286082A JPH0359524B2 JP H0359524 B2 JPH0359524 B2 JP H0359524B2 JP 57002860 A JP57002860 A JP 57002860A JP 286082 A JP286082 A JP 286082A JP H0359524 B2 JPH0359524 B2 JP H0359524B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
本発明は、架空配電用絶縁電線の改良に関し、
その目的とするところは、該絶縁電線の応力腐食
割れを防止し、その耐用年数を上げることにあ
る。 従来の架空配電用絶縁電線の構造は、硬銅の単
線または、より線からなる導体の上にポリエステ
ルテープ等のセパレートを設け、その上をゴム、
プラスチツク絶縁体で被覆した構造か、あるいは
導体の上に絶縁体を被覆した構造であつて、何れ
も導体には伸線加工時あるいはより線加工時に生
じた残留応力が存在している。このような構造の
架空絶縁電線を屋外の高圧、低圧配電通路に用い
ると、雨水などの大気中水分が、架線工事によつ
て生じた引留部、分岐部の被覆絶縁体をはぎ取つ
た部分を伝わり、導体と絶縁体、セパレーター
間、およびより線間などのすき間に浸入する。水
分が上記すき間に長時間存在すると、酸素濃炎電
池による腐蝕作用が残留応力の存在する導体に加
わるため、導体に応力腐蝕が起り、遂には応力腐
蝕割れによる導体破断が起り保安上甚だ危険であ
つた。このような応力腐蝕割れを防止するため、
従来は導体の表面の腐蝕に対する安定化を計り、
応力が残存するため鋭敏になつた腐蝕作用を不感
性にするために、導体金属の表面にキレート化合
物を形成する方法がとられ、キレート剤としては
ベンゾトリアゾールが主として用いられていた。 然し、ベンゾトリアゾールは水に溶けにくく、
導体上に均一に塗布することが難しく、不均一に
塗布されたキレート皮膜は潤滑性がないため、導
体がキレート剤塗布後の矯正ロールによる整直作
業および電極輪通過による予熱作業などの場合ロ
ールなどでこすられてキレート皮膜は容易に除去
されてその効果がなくなつてしまうおそれがあつ
た。しかも近年化学工業地帯、大都市周辺では大
気汚染が甚だしく、雨水などの中に各種の食蝕性
物質を含有するため、上記の被覆絶縁電線内に
NH+ 4、Cl-,SO2- 4などの陽イオン、陰イオンを
含む腐食性水分が浸入すると、導体上のキレート
皮膜の効果を失い、導体は腐蝕作用を受けて遂に
応力腐食割れに至ることが屡々生じた。 本発明は、如上の点を鑑みてなされたものであ
つて、キレート皮膜に潤滑性を付与し、NH+ 4、
Cl-、SO2- 4等の腐蝕性の水溶液に対するキレート
皮膜の安定化を向上させたものである。即ち、硬
銅より線導体の外周に、ゴム、プラスチツク絶縁
被覆層を設けてなる架空配電用絶縁電線におい
て、上記導体上にキレート剤と両性界面活性剤を
配合した水溶液を塗布したことを特徴とする架空
配電用絶縁電線である。
その目的とするところは、該絶縁電線の応力腐食
割れを防止し、その耐用年数を上げることにあ
る。 従来の架空配電用絶縁電線の構造は、硬銅の単
線または、より線からなる導体の上にポリエステ
ルテープ等のセパレートを設け、その上をゴム、
プラスチツク絶縁体で被覆した構造か、あるいは
導体の上に絶縁体を被覆した構造であつて、何れ
も導体には伸線加工時あるいはより線加工時に生
じた残留応力が存在している。このような構造の
架空絶縁電線を屋外の高圧、低圧配電通路に用い
ると、雨水などの大気中水分が、架線工事によつ
て生じた引留部、分岐部の被覆絶縁体をはぎ取つ
た部分を伝わり、導体と絶縁体、セパレーター
間、およびより線間などのすき間に浸入する。水
分が上記すき間に長時間存在すると、酸素濃炎電
池による腐蝕作用が残留応力の存在する導体に加
わるため、導体に応力腐蝕が起り、遂には応力腐
蝕割れによる導体破断が起り保安上甚だ危険であ
つた。このような応力腐蝕割れを防止するため、
従来は導体の表面の腐蝕に対する安定化を計り、
応力が残存するため鋭敏になつた腐蝕作用を不感
性にするために、導体金属の表面にキレート化合
物を形成する方法がとられ、キレート剤としては
ベンゾトリアゾールが主として用いられていた。 然し、ベンゾトリアゾールは水に溶けにくく、
導体上に均一に塗布することが難しく、不均一に
塗布されたキレート皮膜は潤滑性がないため、導
体がキレート剤塗布後の矯正ロールによる整直作
業および電極輪通過による予熱作業などの場合ロ
ールなどでこすられてキレート皮膜は容易に除去
されてその効果がなくなつてしまうおそれがあつ
た。しかも近年化学工業地帯、大都市周辺では大
気汚染が甚だしく、雨水などの中に各種の食蝕性
物質を含有するため、上記の被覆絶縁電線内に
NH+ 4、Cl-,SO2- 4などの陽イオン、陰イオンを
含む腐食性水分が浸入すると、導体上のキレート
皮膜の効果を失い、導体は腐蝕作用を受けて遂に
応力腐食割れに至ることが屡々生じた。 本発明は、如上の点を鑑みてなされたものであ
つて、キレート皮膜に潤滑性を付与し、NH+ 4、
Cl-、SO2- 4等の腐蝕性の水溶液に対するキレート
皮膜の安定化を向上させたものである。即ち、硬
銅より線導体の外周に、ゴム、プラスチツク絶縁
被覆層を設けてなる架空配電用絶縁電線におい
て、上記導体上にキレート剤と両性界面活性剤を
配合した水溶液を塗布したことを特徴とする架空
配電用絶縁電線である。
【表】
本発明において、キレート剤として、トリフル
オルテノイルアセトン、オキシン、アセチルアセ
トン、ジチゾンキサンドゲン酸カリウム等でよい
が、ベンゾトリアゾール、メチルベンゾトリアゾ
ールを用いることが耐変色性、耐熱性からみて最
も好ましい。両性界面活性剤としては一つの分子
内に陽イオンになる親水基と、陰イオンになる親
水基とをもつている物質で、次式で示すような分
子構造を持つアルキルアミノ酸がよい。
オルテノイルアセトン、オキシン、アセチルアセ
トン、ジチゾンキサンドゲン酸カリウム等でよい
が、ベンゾトリアゾール、メチルベンゾトリアゾ
ールを用いることが耐変色性、耐熱性からみて最
も好ましい。両性界面活性剤としては一つの分子
内に陽イオンになる親水基と、陰イオンになる親
水基とをもつている物質で、次式で示すような分
子構造を持つアルキルアミノ酸がよい。
【式】(R:C8〜C18のアルキ
ル基)
例えば、ベンゾトリアゾールにアルキルアミノ
酸を7:3の割合に配合し、水に容易に溶かした
水溶液を銅の導体上に塗布すると、銅表面にベン
ゾトリアゾールからなるキレート化合物皮膜層が
形成され、次いでアルキルアミノ酸がこのキレー
ト化合物皮膜層上に吸着し、銅との濡れ、水の濡
れに対する界面張力を減少させて、銅表面にキレ
ート層が均一に形成され、又外部からの水にも均
一に混じるようになつてキレート層表面は常に濡
れており、キレート皮膜層に潤滑性が付与されて
外部からのこすれなどによる損傷は防止され、又
外部から浸入する雨水などにCl-、NH+ 4、SO2- 4
などが含まれていても銅の導体表面に生じる陽イ
オン(NH+ 4、Cu2+)、陰イオン(Cl-、SO2- 4)は
アルキルアミノ酸の両性界面活性剤に触れると、
両性界面活性剤は水にとけると陽イオン、陰イオ
ンになる反応基を有しているため、各々中和反応
により導体である銅は腐食性イオンとしての作用
はなくなる。従つて耐応力腐食割れ性が著るしく
向上する。 つまり、本発明は、従来使用していたベンゾト
リアゾールに、一つの分子内に陽イオンになる親
水基と陰イオンになる親水基とを共にもつ両性界
面活性剤を加え、導体上に塗布することを特徴と
したものである。塗布も均一に施行でき潤滑性も
付与される。又、こうすることによつて絶縁電線
内にCl-、NH+ 4、等を含む腐食性水溶液が浸入し
てきた場合、両性界面活性剤が優先的に水に溶
け、陽イオン、陰イオンとなり腐食性水溶液中の
イオンと中和反応をおこし、導体である銅あるい
は銅の上のキレート層を保護するのである。 実施例 架橋ポリエチレン絶縁電線(OC60mm2、導体
19/20φ)の製造において、表1の実施例1、2
に示すようなキレート剤と両性界面活性剤を配合
した水溶液を銅導体の表面に塗布した。尚比較の
ため表の比較例に示すようなキレート剤のみを塗
布したものもつくつた。このようにしてつくつた
各電線より試料をとり、絶縁体を除去し、これら
の試料を導体径に対して約15倍径のPVCパイプ
に巻きつこ、これらをH2SO498g/+
NH40H35g/の混合液(PH9)を入れたデシ
ケーター内の密閉雰囲気中に入れ、80℃20℃の
ヒートサイクルを加え、試料の応力腐蝕割れ発生
までの時間を測定した。その結果を表1に示す。
表1によればこの発明による実施例1のようにベ
ンゾトリアゾール0.2%とアルキルアミノ酸0.1%
を含む水溶液を導体に塗布したもとは2000時間経
過しても割れは発生していない。又、実施例2の
ようにメチルベンゾトリアゾール0.1%とアルキ
ルアミノ酸0.05%の水溶液を塗布した場合も同じ
く良結果であつた。然し比較例1のように両性界
面活性剤を添加しないでベンゾトリアゾールのみ
を塗布したものは2000時間で割れが生じ、比較例
2のようにメチルベンゾトリアゾール塗布のみの
ものは1000時間で割れが発生して居り、両性界面
活性剤の添加の効果が明らかであつた。 上述したように本発明によつてつくられた架空
配電用絶縁電線は腐蝕性雰囲気に対して長時間に
亘つて優れた耐応力腐蝕割れ性を示すのでOC、
OE、OW電線に適用して著るしく効果がある。
酸を7:3の割合に配合し、水に容易に溶かした
水溶液を銅の導体上に塗布すると、銅表面にベン
ゾトリアゾールからなるキレート化合物皮膜層が
形成され、次いでアルキルアミノ酸がこのキレー
ト化合物皮膜層上に吸着し、銅との濡れ、水の濡
れに対する界面張力を減少させて、銅表面にキレ
ート層が均一に形成され、又外部からの水にも均
一に混じるようになつてキレート層表面は常に濡
れており、キレート皮膜層に潤滑性が付与されて
外部からのこすれなどによる損傷は防止され、又
外部から浸入する雨水などにCl-、NH+ 4、SO2- 4
などが含まれていても銅の導体表面に生じる陽イ
オン(NH+ 4、Cu2+)、陰イオン(Cl-、SO2- 4)は
アルキルアミノ酸の両性界面活性剤に触れると、
両性界面活性剤は水にとけると陽イオン、陰イオ
ンになる反応基を有しているため、各々中和反応
により導体である銅は腐食性イオンとしての作用
はなくなる。従つて耐応力腐食割れ性が著るしく
向上する。 つまり、本発明は、従来使用していたベンゾト
リアゾールに、一つの分子内に陽イオンになる親
水基と陰イオンになる親水基とを共にもつ両性界
面活性剤を加え、導体上に塗布することを特徴と
したものである。塗布も均一に施行でき潤滑性も
付与される。又、こうすることによつて絶縁電線
内にCl-、NH+ 4、等を含む腐食性水溶液が浸入し
てきた場合、両性界面活性剤が優先的に水に溶
け、陽イオン、陰イオンとなり腐食性水溶液中の
イオンと中和反応をおこし、導体である銅あるい
は銅の上のキレート層を保護するのである。 実施例 架橋ポリエチレン絶縁電線(OC60mm2、導体
19/20φ)の製造において、表1の実施例1、2
に示すようなキレート剤と両性界面活性剤を配合
した水溶液を銅導体の表面に塗布した。尚比較の
ため表の比較例に示すようなキレート剤のみを塗
布したものもつくつた。このようにしてつくつた
各電線より試料をとり、絶縁体を除去し、これら
の試料を導体径に対して約15倍径のPVCパイプ
に巻きつこ、これらをH2SO498g/+
NH40H35g/の混合液(PH9)を入れたデシ
ケーター内の密閉雰囲気中に入れ、80℃20℃の
ヒートサイクルを加え、試料の応力腐蝕割れ発生
までの時間を測定した。その結果を表1に示す。
表1によればこの発明による実施例1のようにベ
ンゾトリアゾール0.2%とアルキルアミノ酸0.1%
を含む水溶液を導体に塗布したもとは2000時間経
過しても割れは発生していない。又、実施例2の
ようにメチルベンゾトリアゾール0.1%とアルキ
ルアミノ酸0.05%の水溶液を塗布した場合も同じ
く良結果であつた。然し比較例1のように両性界
面活性剤を添加しないでベンゾトリアゾールのみ
を塗布したものは2000時間で割れが生じ、比較例
2のようにメチルベンゾトリアゾール塗布のみの
ものは1000時間で割れが発生して居り、両性界面
活性剤の添加の効果が明らかであつた。 上述したように本発明によつてつくられた架空
配電用絶縁電線は腐蝕性雰囲気に対して長時間に
亘つて優れた耐応力腐蝕割れ性を示すのでOC、
OE、OW電線に適用して著るしく効果がある。
Claims (1)
- 1 硬銅より線導体の外周にセパレーターを介し
又は介さずにゴムあるいはプラスチツクの絶縁被
覆層を設けてなる架空配電用絶縁電線において、
上記導体上にキレート剤と両性界面活性剤を配合
した水溶液を塗布したことを特徴とする架空配電
用絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57002860A JPS58121507A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 架空配電用絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57002860A JPS58121507A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 架空配電用絶縁電線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58121507A JPS58121507A (ja) | 1983-07-19 |
| JPH0359524B2 true JPH0359524B2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=11541126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57002860A Granted JPS58121507A (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 架空配電用絶縁電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58121507A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6993242B2 (en) | 1992-03-23 | 2006-01-31 | 3M Innovative Properties Company | Luminaire device |
-
1982
- 1982-01-13 JP JP57002860A patent/JPS58121507A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6993242B2 (en) | 1992-03-23 | 2006-01-31 | 3M Innovative Properties Company | Luminaire device |
| US7209628B2 (en) | 1992-03-23 | 2007-04-24 | 3M Innovative Properties Company | Luminaire device |
| US7418188B2 (en) | 1992-03-23 | 2008-08-26 | 3M Innovative Properties Company | Luminaire device |
| US7424197B2 (en) | 1992-03-23 | 2008-09-09 | 3M Innovative Properties Company | Luminaire device |
| US7587117B2 (en) | 1992-03-23 | 2009-09-08 | 3M Innovative Properties Company | Luminaire device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58121507A (ja) | 1983-07-19 |
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