JPH0360811B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0360811B2 JPH0360811B2 JP7244881A JP7244881A JPH0360811B2 JP H0360811 B2 JPH0360811 B2 JP H0360811B2 JP 7244881 A JP7244881 A JP 7244881A JP 7244881 A JP7244881 A JP 7244881A JP H0360811 B2 JPH0360811 B2 JP H0360811B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- compound
- general formula
- methyl
- cyclopentenone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Furan Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式()
(式中、R1は水素原子、アルキル基またはア
ルケニル基を示し、R2はアルキル基、アルケニ
ル基、アリール基またはアルアルキル基を示し、
Aはヒドロキシル基で置換されたアルキル基、ヒ
ドロキシル基で置換されたアリール基、ゲラニル
基またはメンチル基を示す。) で示されるシクロペンテノン類のエーテル誘導体
に関する。 前記一般式()で示される新規なシクロペン
テノン類のエーテル誘導体は、農薬あるいはその
中間体として価値あるばかりでなく、香料あるい
はこれらの中間体等としても有用なものである。 本発明化合物の類縁体として、2−ヘプチル−
3−メチル−4−メトキシ−2−シクロペンテノ
ン〔Tetrahedron,Vol.36,No.5,661(1980)〕
やピレスロロンメチルエーテル〔J.C.S.,239
(1944)〕などが知られており、たとえば前者の化
合物は なる方法で製造することが記載されている。 しかしながら、上記文献には4位がメトキシ基
以外の化合物については全く記載がなく、前記一
般式()化合物は3−ヒドロキシ−4−シクロ
ペンテノン類を原料として本発明者によつてはじ
めて合成された新規な化合物である。 しかも本発明化合物は公知化合物に比較して、
例えば、2−アリル−3−メチル−4−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)−2−シクロペンテノン、2
−(2−シスペンテニル)−3−メチル−4−(2
−ヒドロキシエトキシ)−2−シクロペンテノン、
2−アリル−3−メチル−4−(3−ヒドロキシ
フエノキシ)−2−シクロペンテノン等の置換基
Aがヒドロキシアルキル基や水酸基を有するアリ
ール基を示す場合には菊酸のエステルとすること
によつて新しいタイプの農薬として用いられるば
かりでなく、2−アリル−3−メチル−4−ゲラ
ニルオキシ−2−シクロペンテノン、3−メチル
−2−n−ペンチル−4−ゲラニルオキシ−2−
シクロペンテノン、2−アリル−3−メチル−4
−l−メンチルオキシ−2−シクロペンテノン等
のAがゲラニン基やメンチル基を示す場合には優
れた芳香を有する香料もしくはその中間体とな
り、極めて価値ある化合物である。 本発明に係る一般式()で示されるシクロペ
ンテノン類のエーテル誘導体は、一般式() (式中、R1およびR2は前記と同じ意味を有す
る。) で示される3−ヒドロキシ−4−シクロペンテノ
ン類と水酸基を有する化合物を反応させることに
より、容易にしかも極めて好収率で製造すること
ができる。 かかる反応は本発明者によつてはじめて明らか
にされた新規な方法であり、この反応において原
料として用いられる一般式()化合物は、たと
えば次式に示されるようにフランカルビノーノ類
を転位させることにより容易に得ることができ
る。 また、もう一方の原料である水酸基を有する化
合物としては、たとえばエチレングリコール、
1、3−プロパンジオール、ゲラニオール、l−
メントール、カテコール、レゾルシン、ハイドロ
キノンなどが挙げられる。 本発明に係る一般式()化合物において、置
換基Aはこれらの水酸基を有する有機化合物の
OH残基である。 一般式()で示される3−ヒドロキシ−4−
シクロペンテノン類と水酸基を有する有機化合物
との反応は、溶媒の存在もしくは非存在下に触媒
を用いて反応させることにより実施される。 この反応において、溶媒を使用する場合、その
溶媒としてはたとえば水、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、アセトン、メチルエチルケトン、
DMF、DMSO、ベンゼン、トルエン、クロロホ
ルム、ジクロルメタン、メチルエーテル、酢酸メ
チル等の脂肪族もしくは芳香族炭化水素、エーテ
ル、エステル、ハロゲン化炭化水素等の反応に不
活性な溶媒の単独または混合物があげられる。あ
るいは過剰量の水酸基を有する有機化合物を溶媒
として用いてもよい。 触媒としては、たとえばトルエンスルホン酸、
ベンセンスルホン酸、メタンスルホン酸、塩酸、
硫酸、リン酸、酢酸等の通常の酸性触媒、炭酸カ
リ、炭酸水素ナトリウム、トリエチルアミン、ピ
リジン、コリジン、キニーネ、ナトリウムメチラ
ート、ナトリウムエチラート、ナトリウム、カリ
ウム、リチウム等の金属もしくはこれらの水素化
物等の通常の塩基、金属の硝酸塩、硫酸塩、塩化
物、リン酸塩、酸化物類あるいは有機第4級アン
モニウム塩が例示される。これらは単独あるいは
2種以上の混合物として使用される。 触媒の使用量は特に制限されないが、通常原料
の一般式()化合物に対して1/500〜1/2重量倍
である。 反応温度は0〜200℃で任意であるが、好まし
くは10〜160℃の範囲であり、反応時間について
も特に制限されない。 このような反応によつて、本発明化合物である
一般式()で示されるシクロペンテノン類のエ
ーテル誘導体が容易に、かつ好収率で得られる。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 2−アリル−3−メチル−4−(3−ヒドロキ
シルフエノキシ)−2−シクロペンテノンの製
造 撹拌装置、温度計を装着した四ツ口フラスコ
に、2−アリル−3−ヒドロキシ−3−メチル−
4−シクロペンテノン0.1モル、これに対して5
倍重量部のレゾルシン、1/2倍重量部のテトラヒ
ドロフランおよび1/10倍重量部のトリエチルアミ
ンを加え、50〜80℃にて2時間撹拌する。 反応終了後、反応混合物にトルエンと水を加
え、分離した有機層はさらに5%炭酸ナトリウム
水溶液で洗浄する。得られた有機層からトルエン
を留去して2−アリル−3−メチル−4−(3−
ヒドロキシフエノキシ)−2−シクロペンテノン
を95%の収率で得た。 クロロホルム−メタノール(5/2=V/V)で
クロマト精製すれば純品を与える。 20 D1.5707 実施例 2〜8 実施例1に準じてシクロペンテノン類のエーテ
ル誘導体を製造した結果を表−1に示す。 尚、表における触媒、溶媒、OH含有化合物の
使用量はいずれもそれぞれの反応における原料一
般式()化合物に対する重量倍で示した。 また、目的一般式()化合物における置換基
R1、R2は原料一般式()化合物と同じである。 【表】
ルケニル基を示し、R2はアルキル基、アルケニ
ル基、アリール基またはアルアルキル基を示し、
Aはヒドロキシル基で置換されたアルキル基、ヒ
ドロキシル基で置換されたアリール基、ゲラニル
基またはメンチル基を示す。) で示されるシクロペンテノン類のエーテル誘導体
に関する。 前記一般式()で示される新規なシクロペン
テノン類のエーテル誘導体は、農薬あるいはその
中間体として価値あるばかりでなく、香料あるい
はこれらの中間体等としても有用なものである。 本発明化合物の類縁体として、2−ヘプチル−
3−メチル−4−メトキシ−2−シクロペンテノ
ン〔Tetrahedron,Vol.36,No.5,661(1980)〕
やピレスロロンメチルエーテル〔J.C.S.,239
(1944)〕などが知られており、たとえば前者の化
合物は なる方法で製造することが記載されている。 しかしながら、上記文献には4位がメトキシ基
以外の化合物については全く記載がなく、前記一
般式()化合物は3−ヒドロキシ−4−シクロ
ペンテノン類を原料として本発明者によつてはじ
めて合成された新規な化合物である。 しかも本発明化合物は公知化合物に比較して、
例えば、2−アリル−3−メチル−4−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)−2−シクロペンテノン、2
−(2−シスペンテニル)−3−メチル−4−(2
−ヒドロキシエトキシ)−2−シクロペンテノン、
2−アリル−3−メチル−4−(3−ヒドロキシ
フエノキシ)−2−シクロペンテノン等の置換基
Aがヒドロキシアルキル基や水酸基を有するアリ
ール基を示す場合には菊酸のエステルとすること
によつて新しいタイプの農薬として用いられるば
かりでなく、2−アリル−3−メチル−4−ゲラ
ニルオキシ−2−シクロペンテノン、3−メチル
−2−n−ペンチル−4−ゲラニルオキシ−2−
シクロペンテノン、2−アリル−3−メチル−4
−l−メンチルオキシ−2−シクロペンテノン等
のAがゲラニン基やメンチル基を示す場合には優
れた芳香を有する香料もしくはその中間体とな
り、極めて価値ある化合物である。 本発明に係る一般式()で示されるシクロペ
ンテノン類のエーテル誘導体は、一般式() (式中、R1およびR2は前記と同じ意味を有す
る。) で示される3−ヒドロキシ−4−シクロペンテノ
ン類と水酸基を有する化合物を反応させることに
より、容易にしかも極めて好収率で製造すること
ができる。 かかる反応は本発明者によつてはじめて明らか
にされた新規な方法であり、この反応において原
料として用いられる一般式()化合物は、たと
えば次式に示されるようにフランカルビノーノ類
を転位させることにより容易に得ることができ
る。 また、もう一方の原料である水酸基を有する化
合物としては、たとえばエチレングリコール、
1、3−プロパンジオール、ゲラニオール、l−
メントール、カテコール、レゾルシン、ハイドロ
キノンなどが挙げられる。 本発明に係る一般式()化合物において、置
換基Aはこれらの水酸基を有する有機化合物の
OH残基である。 一般式()で示される3−ヒドロキシ−4−
シクロペンテノン類と水酸基を有する有機化合物
との反応は、溶媒の存在もしくは非存在下に触媒
を用いて反応させることにより実施される。 この反応において、溶媒を使用する場合、その
溶媒としてはたとえば水、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、アセトン、メチルエチルケトン、
DMF、DMSO、ベンゼン、トルエン、クロロホ
ルム、ジクロルメタン、メチルエーテル、酢酸メ
チル等の脂肪族もしくは芳香族炭化水素、エーテ
ル、エステル、ハロゲン化炭化水素等の反応に不
活性な溶媒の単独または混合物があげられる。あ
るいは過剰量の水酸基を有する有機化合物を溶媒
として用いてもよい。 触媒としては、たとえばトルエンスルホン酸、
ベンセンスルホン酸、メタンスルホン酸、塩酸、
硫酸、リン酸、酢酸等の通常の酸性触媒、炭酸カ
リ、炭酸水素ナトリウム、トリエチルアミン、ピ
リジン、コリジン、キニーネ、ナトリウムメチラ
ート、ナトリウムエチラート、ナトリウム、カリ
ウム、リチウム等の金属もしくはこれらの水素化
物等の通常の塩基、金属の硝酸塩、硫酸塩、塩化
物、リン酸塩、酸化物類あるいは有機第4級アン
モニウム塩が例示される。これらは単独あるいは
2種以上の混合物として使用される。 触媒の使用量は特に制限されないが、通常原料
の一般式()化合物に対して1/500〜1/2重量倍
である。 反応温度は0〜200℃で任意であるが、好まし
くは10〜160℃の範囲であり、反応時間について
も特に制限されない。 このような反応によつて、本発明化合物である
一般式()で示されるシクロペンテノン類のエ
ーテル誘導体が容易に、かつ好収率で得られる。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 2−アリル−3−メチル−4−(3−ヒドロキ
シルフエノキシ)−2−シクロペンテノンの製
造 撹拌装置、温度計を装着した四ツ口フラスコ
に、2−アリル−3−ヒドロキシ−3−メチル−
4−シクロペンテノン0.1モル、これに対して5
倍重量部のレゾルシン、1/2倍重量部のテトラヒ
ドロフランおよび1/10倍重量部のトリエチルアミ
ンを加え、50〜80℃にて2時間撹拌する。 反応終了後、反応混合物にトルエンと水を加
え、分離した有機層はさらに5%炭酸ナトリウム
水溶液で洗浄する。得られた有機層からトルエン
を留去して2−アリル−3−メチル−4−(3−
ヒドロキシフエノキシ)−2−シクロペンテノン
を95%の収率で得た。 クロロホルム−メタノール(5/2=V/V)で
クロマト精製すれば純品を与える。 20 D1.5707 実施例 2〜8 実施例1に準じてシクロペンテノン類のエーテ
ル誘導体を製造した結果を表−1に示す。 尚、表における触媒、溶媒、OH含有化合物の
使用量はいずれもそれぞれの反応における原料一
般式()化合物に対する重量倍で示した。 また、目的一般式()化合物における置換基
R1、R2は原料一般式()化合物と同じである。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1は水素原子、アルキル基またはア
ルケニル基を示し、R2はアルキル基、アルケニ
ル基、アリール基またはアルアルキル基を示し、
Aはヒドロキシル基で置換されたアルキル基、ヒ
ドロキシル基で置換されたアリール基、ゲラニル
基またはメンチル基を示す。) で示されるシクロペンテノン類のエーテル誘導
体。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7244881A JPS57188541A (en) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | Ether derivative of cyclopentenone compound |
| US06/377,050 US4665174A (en) | 1981-05-12 | 1982-05-11 | Production of cyclopentenone derivatives |
| DE19823217904 DE3217904A1 (de) | 1981-05-12 | 1982-05-12 | Cyclopentenon-derivate und verfahren zu ihrer herstellung |
| GB8213799A GB2100254B (en) | 1981-05-12 | 1982-05-12 | Cyclopentenone derivatives and their production |
| FR8208298A FR2509291B1 (fr) | 1981-05-12 | 1982-05-12 | Derives de cyclopentenone et leur procede de fabrication |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7244881A JPS57188541A (en) | 1981-05-13 | 1981-05-13 | Ether derivative of cyclopentenone compound |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57188541A JPS57188541A (en) | 1982-11-19 |
| JPH0360811B2 true JPH0360811B2 (ja) | 1991-09-17 |
Family
ID=13489577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7244881A Granted JPS57188541A (en) | 1981-05-12 | 1981-05-13 | Ether derivative of cyclopentenone compound |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57188541A (ja) |
-
1981
- 1981-05-13 JP JP7244881A patent/JPS57188541A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57188541A (en) | 1982-11-19 |
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