JPH0362648B2 - - Google Patents

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JPH0362648B2
JPH0362648B2 JP57190073A JP19007382A JPH0362648B2 JP H0362648 B2 JPH0362648 B2 JP H0362648B2 JP 57190073 A JP57190073 A JP 57190073A JP 19007382 A JP19007382 A JP 19007382A JP H0362648 B2 JPH0362648 B2 JP H0362648B2
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JP
Japan
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water
aluminum hydroxide
alumina
particle size
powder
Prior art date
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JP57190073A
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English (en)
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JPS5978926A (ja
Inventor
Yasuo Oguri
Junji Saito
Mitsugi Wakabayashi
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、易焼結性アルミナの製造方法に関す
る。
近年、電子部品用磁器、内燃機関の点火栓碍子
等の原料あるいは触媒担体の原料として、高アル
ミナ質材料が多量に使用されているが、その原料
であるアルミナは、成形後高密度(緻密)に焼結
(以下「易焼結性」と呼ぶ)させる為に、粒子は
1μm以下の微粒子で出来るだけ粒度の揃つたも
のが要求され、且つアルミナに含有されるNa2
は電気絶縁性や耐熱性を低下させたり、触媒担体
としての強度を低下させる為、出来る限りその含
有量を少なくすることが要求されている。
現在、工業的に安価、多量に生産されているア
ルミナは、バイヤー法によつて製造された水酸化
アルミニウムを焼成することによつて製造させて
いる為、工程上、通常0.2〜0.4重量%のNa2Oが
含有され、そのままでは上記目的に使用すること
は出来ない。
Na2Oの含有量を低減する方法として、水酸化
アルミニウムの水性スラリーをオートクレーブ中
で177℃以上で処理してベーマイト化し、脱水後
水洗する方法(USP2774744、USP3628914)が
提案されている。この方法は、水酸化アルミニウ
ムがベーマイトに転移する際に、水酸化アルミニ
ウムの結晶中あるいは結晶粒界中に存在するソー
ダが放出される為、水洗のみで容易にNa2Oの含
有量を低減することが可能である。しかし、ベー
マイトが結晶性の良い大粒子に成長する為、生成
したベーマイトを焼成して製造したアルミナも5
〜50μm程度の大粒径となり、目的とする易焼結
性のアルミナが得られず、このアルミナを成形
後、焼結を行なつても高密度化しない為、高強
度、高耐摩耗性の絶縁材料等の成形材料を得るこ
とが出来なかつた。
かかる事情に鑑み、本発明者らは鋭意検討した
結果、水中に分散させた水酸化アルミニウムを加
熱加圧下処理しベーマイトを得る際に、2個以上
のカルボキシル基を有する水溶性カルボン酸を添
加することにより、小粒径で均一な粒度分布をも
つた易焼結性で、且つ、低ソーダ含量のアルミナ
が得られることを見い出し、本発明を完成するに
至つた。
すなわち本発明の要旨は、水中に分散させた水
酸化アルミニウムと2個以上のカルボキシル基を
有する水溶性カルボン酸を加熱加圧下処理し、ベ
ーマイトを得た後、焼成することを特徴とする易
焼結性アルミナの製造方法に存する。
以下、本発明を説明する。
本発明で使用する水酸化アルミニウムは特に限
定されるものではなく、例えば、バイヤー法工程
より得られた水酸化アルミニウム等が使用でき
る。その粒径はあまり大きすぎるとベーマイト化
に高温、長時間の処理が必要となり、又小さすぎ
ると取扱いが困難となる為、通常0.1μm以上、好
ましくは0.5〜50μmの水酸化アルミニウムが好ま
しい。
2個以上のカルボキシル基を有する水溶性カル
ボン酸としては、例えば、シユウ酸、コハク酸、
酒石酸、マロン酸等の鎖式ジカルボン酸、フタル
酸等の芳香族ジカルボン酸、クエン酸、ベンゼン
トリカルボン酸等のトリカルボン酸、ベンゼンテ
トラカルボン酸等のテトラカルボン酸等が挙げら
れる。
添加量は、水酸化アルミニウムに対し0.5〜30
重量%、好ましくは2〜20重量%である。
上記水酸化アルミニウムと2個以上のカルボキ
シル基を有する水溶性カルボン酸を水に分散さ
せ、加熱加圧下処理しベーマイトを得る。
水量は、固形分に対して1〜50重量倍、好まし
くは2〜30重量倍である。
水熱反応の条件は、使用する水酸化アルミニウ
ムの粒径によつて異なるが、通常、150〜280℃、
5〜65Kg/cm2Gで0.1〜20時間、好ましくは170〜
250℃、8〜40Kg/cm2Gで0.5〜10時間の範囲で行
なえばよい。
この様にして得られたベーマイト懸濁液を常法
通り水洗、乾燥した後、500℃以上、好ましくは、
1100〜1500℃の温度で焼成することにより0.05重
量%以下の低ソーダ含量で、粒径1μm以下、特
に0.1〜0.8μmの易焼結性のアルミナが容易に得
られる。
この易焼結性アルミナを更に成形後、アルミナ
製造時の焼成温度以上に焼結すれば高密度なアル
ミナ成形体が得られ、電子部品用磁器、内燃機関
の点火栓碍子、切削工具、医療部品等に適用でき
る。
2個以上のカルボキシル基を有する水溶性カル
ボン酸の添加が効果を発現する理由は必ずしも明
確ではないが、その理由の一つとして、PHを低下
させることにより水酸化アルミニウムの溶解度を
上昇させ、核生成速度を速くする事、並びに水酸
アルミニウムあるいはベーマイトのある特定の結
晶面に吸着して、いわゆる媒晶効果の役割を演じ
ることにより、粒子を微細にしていることが考え
られる。
以上説明した方法により得られるアルミナは平
均粒径1μm以下の微細で粒径の揃つた低ソーダ
含量品で、通常の乾燥、焼成条件で凝集すること
がない為、粉砕工程が不要となり、エネルギーの
消費量が少なく且つ、粉砕工程中の不純物の汚染
を防止出来るといつた利点を有するもので、その
工業的価値は大なるものである。
以下に実施例を挙げて、更に本発明を具体的に
説明する。
実施例 1 水酸化アルミニウム〔Al(OH)3、平均粒径3.3μ
m、Na2O0.39重量%含有〕100部とクエン酸1水
和物〔C3H4(OH)(COOH)3・H2O〕6部に水
1000部を加えて懸濁液を得た。
この懸濁液をオートクレープ中で220℃、24
Kg/cm2Gの条件下に6時間攪拌反応させてベーマ
イト懸濁液を得た後、水洗ろ過し1300℃で1時間
焼成を行なつた。このものはNa2O量が0.01重量
%以下で、平均粒径が0.66μmのα−Al2O3の粉体
であつた。
その電子顕微鏡写真を第1図に示した。
この粉体を1ton/cm2で嵩密度1.57g/cm3に加圧
成形した後、1550℃で2時間焼成したところ、嵩
密度3.83g/cm3の成形体が得られた。即ち、Al2
O3の理論密度3.99g/cm3の96.0%まで焼結が進行
した緻密な成形体が得られた。
比較例 1 実施例1のクエン酸1水和物を添加しない以外
は全く同じ処理をして平均粒径1.9μmのα−Al2
O3の粉体を得た。この粉体を1ton/cm2で嵩密度
1.50g/cm3に加圧成形した後、1550℃で2時間焼
結したところ、嵩密度2.99g/cm3の成形体が得ら
れた。この成形体はAl2O3の理論密度の74.9%ま
でしか焼結は進行していなかつた。
比較例 2 実施例1のクエン酸1水和物の代りにクエン酸
ナトリウムを、クエン酸1水和物6部相当添加
し、他は同一条件で処理したところ、平均粒径
1.6μmのα−Al2O3の粉体を得た。この粉体を
1ton/cm2で嵩密度1.56g/cm3に加圧成形した後、
1550℃で2時間焼成した。得られた成形体の嵩密
度は3.01g/cm3(理論密度の75.4%)であつた。
実施例 2 実施例1において、クエン酸1水和物の代りに
コハク酸〔(CH22(COOH)2〕を6部添加し、
同様にしてNa2O量が0.01重量%以下で、平均粒
径が0.74μmのα−Al2O3の粉体を得た。この粉体
を1ton/cm2で嵩密度1.32g/cm3に加圧成形した
後、1550℃で2時間焼成したところ嵩密度3.23
g/cm3(理論密度の81.0%)の成形体が得られ
た。
比較例 3 実施例1において、クエン酸1水和物の代りに
パルミチン酸〔CH3(CH214COOH〕を6部添加
し、同様にして平均粒径2.3μmのα−Al2O3の粉
体を得た。この粉体を1ton/cm2で嵩密度1.41g/
cm3に加圧成形した後、1550℃で2時間焼成した。
得られた成形体の嵩密度は2.33g/cm3(理論密度
の58.4%)であつた。
実施例 3 実施例1において、クエン酸1水和物6部の代
りに、クエン酸1水和物10部を添加し、他は全く
同一処理をしたところ、平均粒径0.52μmのα−
Al2O3の粉体が得られた。
この粉体を1ton/cm2で嵩密度1.53g/cm3に加圧
成形した後、真空中で1700℃で2時間焼成した。
得られた成形体の嵩密度は3.91g/cm3(理論密度
の98.0%)であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られたα−Al2O3粉体の
走査型電子顕微鏡写真を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水中に分散させた水酸化アルミニウムと2個
    以上のカルボキシル基を有する水溶性カルボン酸
    を加熱加圧下処理し、ベーマイトを得た後、焼成
    することを特徴とする易焼結性アルミナの製造方
    法。
JP57190073A 1982-10-29 1982-10-29 易焼結性アルミナの製造方法 Granted JPS5978926A (ja)

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