JPH0362704B2 - - Google Patents
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- JPH0362704B2 JPH0362704B2 JP60121949A JP12194985A JPH0362704B2 JP H0362704 B2 JPH0362704 B2 JP H0362704B2 JP 60121949 A JP60121949 A JP 60121949A JP 12194985 A JP12194985 A JP 12194985A JP H0362704 B2 JPH0362704 B2 JP H0362704B2
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポリヒドロキシベンゾフエノンの製
造方法に関する。さらに詳細には、本発明はヒド
ロキシベンゾエートをフリース(Fries)転位せ
しめて、高収率で着色の少ないポリヒドロキシベ
ンゾフエノンの製造方法に関する。2,2′,4,
4′−テトラヒドロキシベンゾフエノン、2,2′−
ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフエノ
ンなどのポリヒドロキシベンゾフエノンは、紫外
線吸収剤としての利用等有用なものである。 〔従来の技術〕 従来、ポリヒドロキシベンゾフエノンの製造方
法としては、例えば、米国特許第2854485号明細
書、同第2921962号明細書に示されるごとく芳香
族カルボン酸とフエノールとを塩化亜鉛及び燐酸
及びオキシ塩化燐又は三酸化燐の存在下に反応さ
せる方法が知られている。この米国特許の明細書
には良好な収率でポリヒドロキシベンゾフエノン
を製造することができると記載されているけれど
も、本発明者らの経験によれば、この方法では高
収率でかつ着色の少ないポリヒドロキシベンゾフ
エノンを得ることは難かしく、加えて、燐を含む
排水の処理に難点があり、ポリヒドロキシベンゾ
フエノンの工業的製造方法として満足できるもの
ではなかつた。 又、特開昭57−154140号公報には、芳香族カル
ボン酸とフエノールとをアルカンスルホン酸の存
在下に反応させる方法が開示されているが、使用
するアルカンスルホン酸が高価であるのに加え、
比較的高収率でポリヒドロキシベンゾフエノンを
得ようとすれば、芳香族カルボン酸1モルに対し
5モル以上のアルカンスルホン酸を使用しなけれ
ばならない。芳香族カルボン酸に対し等モル程度
のアルカンスルホン酸の使用ではポリヒドロキシ
ベンゾフエノンは20%程度の収率でしか得られな
いという欠点を有している。 又、ポリヒドロキシベンゾフエノンを得る他の
方法として、米国特許第2694729号明細書には、
レゾルシノールジメチルエーテルとホスゲンとを
塩化アルミニウウの存在下で、塩素化炭化水素を
溶媒にして反応させたのち、脱メチル化を行な
い、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフ
エノンを得る方法が開示されている。しかし該方
法では、収率が約35〜40%と低く、工業的に実施
するには不適当である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、このような状況に鑑み、ポリヒ
ドロキシベンゾフエノンの工業的製造方法につき
鋭意検討を重ねた結果、ヒドロキシベンゾエート
を特定の触媒の存在下にフリース(Fries)転位
させることにより、高収率でかつ着色の少ないポ
リヒドロキシベンゾフエノンを得ることを知り、
本発明を完成させるにいたつた。すなわち本発明
は、 一般式 (Rはアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子
を表わし、Rが2以上(n≧2及び/又はq≧
2)の場合は同じ置換基でも異なる置換基であつ
ても良い。m及びpは1〜5の整数、n及びqは
0又は1〜4の整数であり、m+n≦5及びp+
q≦5である。) で表わされるヒドロキシベンゾエートをハロゲン
化ジルコニウム、ハロゲン化鉄、ハロゲン化亜
鉛、ハロゲン化スズ、ハロゲン化ビスマスから選
ばれた少くとも1種を触媒としてフリース
(Fries)転位せしめ 一般式 (R、m、n、p、q及びm+n、p+qは上記
定義と同じである。) で表わされるポリヒドロキシベンゾフエノンの製
造方法である。 以下に本発明を詳述する。 発明に用いられるヒドロキシベンゾエートは、
ヒドロキシベンゼンにホスゲンを無触媒で、又は
ハロゲン化ジルコニウム触媒存在下で反応させる
ことによつて得られる。 この反応に用いられるヒドロキシベンゼンは 一般式 (式中、Rはアルキル基、アルコキシ基、ハロゲ
ン原子を表わし、Rが2以上(j≧2)の場合は
同じ置換基でも異なる置換基であつても良い。i
は1〜5の整数、jは0又は1〜4の整数、i+
j≦5である。) で示される化合物である。Rはメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、オクチル基等の炭素
数1〜12のアルキル基、メトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基、オクトキシ基等
の炭素数1〜12のアルコキシ基、弗素、塩素、臭
素、沃素等のハロゲン原子か挙げられる。又jが
2以上の整数を示す場合においては、Rはそれぞ
れ同一種類の置換基であつても異なる種類の置換
基であつても良い。前記一般式で表わされる化合
物としては、例えばカテコール、レゾルシン、ヒ
ドロキノン、1,2,3−トリヒドロキシベンゼ
ン、レゾルシンモノメチルエーテル、レゾルシン
モノオクチルエーテル、3,5−ジヒドロキシト
ルエン等が挙げられる。ヒドロキシベンゼン、ホ
スゲンは両方共高純度に精製したものでも、又工
業的に製造されたままの純度のものでも使用でき
る。 本発明方法は無触媒でも、触媒としてハロゲン
化ジルコニウムを用いても行うことができる。ハ
ロゲン化ジルコニウムは塩化物及び/又は臭化物
又はこれらの混合物が好ましく用いられる。ヒド
ロキシベンゼンとホスゲンは一般には溶媒の存在
下に反応せしめる。すなわち、無触媒の場合に
は、ヒドロキシベンゼンを溶媒に溶解又は懸濁さ
せた状態下、又、触媒としてのハロゲン化ジルコ
ニウムを用いる場合には、ヒドロキシベンゼンと
ハロゲン化ジルコニウムを溶媒に溶解又は懸濁さ
せた状態下、ホスゲンを吹き込んで反応させる方
法が一般に採用される。溶媒としては、二硫化炭
素、ニトロベンゼン、1,2−ジクロルエタン、
クロルベンゼン、ブロモベンゼン、o−ジクロル
ベンゼン、m−ジクロルベンゼンなどを用いるこ
とができる。 無触媒下で反応を行なう場合、ヒドロキシベン
ゼン、溶媒、ホスゲンの使用量については、一般
にヒドロキシベンゼンは溶媒に約3〜40重量%の
割合に仕込み、ホスゲンの使用量はヒドロキシベ
ンゼンに対し、理論量の約0.5〜8倍モル好まし
くは、約1〜4倍モル使用され、反応温度は一般
に約50°〜150℃好ましくは約70°〜130℃で実施さ
れる。溶媒中のヒドロキシベンゼンの濃度が約40
重量%をこえると副生成物の生成割合が増加する
し一方濃度が低くなると生産性が悪くなる。又、
ホスゲンは多く使用してもそれに見合つた効果が
得られないので、一般には約0.5〜8倍モル好ま
しくは約1〜4倍モル用いられる。又、反応温度
については、好適な温度以上になれば副生成物の
増加が著しくなり、一方好適な温度範囲以下では
反応の完結に長時間を要する様になる。 触媒としてのハロゲン化ジルコニウムを用いる
場合には、ヒドロキシベンゼン、溶媒、ホスゲン
の使用量については無触媒の場合と同等量使用す
れば良く、触媒のハロゲン化ジルコニウムはヒド
ロキシベンゼン1モルに対し約0.05〜2倍モル好
ましくは約0.1〜1倍モル添加され、反応温度は
一般に約0〜90℃好ましくは約20°〜50℃で実施
される。ハロゲン化ジルコニウムの使用量が約2
倍モル以上あるいは、好適な温度範囲以上になれ
ば副生成物の増加が著しくなり、ヒドロキシベン
ゾエートの生成割合が減少するし、一方、ハロゲ
ン化ジルコニウムの量が約0.1倍モルより少ない
場合、あるいは、好適な温度範囲以下になれば、
反応の完結に長時間要する様になる。 ホスゲンの吹込時間については、吹込みによつ
て異常に発熱しない範囲であれば良い。ホスゲン
の導入後、反応完結の為に約1〜20時間の熱成時
間を設けることは効果的である。 反応によつて生成したヒドロキシベンゾエート
は反応生成物を水洗し、未反応のヒドロキシベン
ゼンを除去したのち、溶媒を蒸発、回収して濃縮
晶析することにより単離することができる。濃縮
晶析より、着色の少ないヒドロキシベンゾエート
を得ることができるが、所望ならばさらに再結晶
等の精製を講じることも可能である。 このようにして得られるヒドロキシベンゾエー
トとしては、反応に使用するヒドロキシベンゼン
に対応して、 3−ヒドロキシフエニル−2,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 2−ヒドロキシフエニル−3,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 4−ヒドロキシフエニル−2,5−ジヒドロキ
シベンゾエート 2−ヒドロキシフエニル−2,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 3−ヒドロキシフエニル−3,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 4−ヒドロキシフエニル−2,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 3−ヒドロキシフエニル−2,5−ジヒドロキ
シベンゾエート 2−ヒドロキシフエニル−2,5−ジヒドロキ
シベンゾエート 4−ヒドロキシフエニル−3,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 2,3−ジヒドロキシフエニル−2,3,4−
トリヒドロキシベンゾエート (3−ヒドロキシ−5−メチル)フエニル−
(2,4−ジヒドロキシ−6−メチル)ベンゾエ
ート 3−メトキシフエニル−(2−ヒドロキシ−4
−メトキシ)ベンゾエート 等が挙げられる。 上記のようにして得られたヒドロキシベンゾエ
ートを特定の触媒の存在下でフリース(Fries)
転位反応を行なわせて、ポリヒドロキシベンゾフ
エノンを製造する。 触媒としては、ハロゲン化ジルコニウム、ハロ
ゲン化鉄、ハロゲン化亜鉛、ハロゲン化スズ、ハ
ロゲン化ビスマスから選ばれた少くとも1種が挙
げられる。 好ましくはジルコニウム、亜鉛、スズの塩化物
及び/又は臭化物から選ばれた少くとも1種が用
いられる。 又触媒と共に塩化水素等のプロトン酸を加える
ことも可能である。 これらの触媒を用いることによつてフリース
(Fries)転位は円滑に進行し、所望の着色の少い
ポリヒドロキシベンゾフエノンを高収率で得るこ
とができる。フリース(Fries)転位反応に用い
るヒドロキシベンゾエートは、先述のヒドロキシ
ベンゼンとホスゲンの反応生成液をそのまま供す
ることができる。 又反応生成液よりヒドロキシベンゾエートを単
離し、供することもできる。反応操作の繁雑さを
さける為に工業的には反応生成液をそのまま使用
するのが一般的である。 フリース転位の触媒の量は、存在するヒドロキ
シベンゾエート1モルに対し約0.1〜4倍モル好
ましくは約0.2〜2倍モル用いられる。触媒の使
用量が約4倍モルを越えるようになると経済性の
点で難点があり、約0.1倍モルより少ないと、転
位が充分に進行しないので好ましくない。 反応温度は一般に約0〜120℃好ましくは約30
〜90°で実施される。反応温度が約120℃以上にな
ると、生成したポリヒドロキシベンゾフエノンの
着色が大となり、色相の点で好ましくない。反応
時間に制限はないが一般に約0.5〜20時間の反応
時間が採用される。反応によつて生成したポリヒ
ドロキシベンゾフエノンは、反応生成物中に冷水
を滴下するか、生成物を冷水中に投入し、析出し
たポリヒドロキシベンゾフエノンを過、水洗、
再結晶等の通常の分離精製法により分離精製し
て、目的の着色の少ないポリヒドロキシベンゾフ
エノンを得ることができる。 このようにして得られるポリヒドロキシベンゾ
フエノンとしては、原料として用いるヒドロキシ
ベンゾエートに対応して3,3′,4,4′−テトラ
ヒドロキシベンゾフエノン、2,2′,4,4′−テ
トラヒドロキシベンゾフエノン、2,2′,5,
5′−テトラヒドロキシベンゾフエノン、2,2′,
3,3′,4,4′−ヘキサヒドロキシベンゾフエノ
ン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ
ベンゾフエノン、2,2′−ジヒドロキシ−4,
4′−ジオクトキシベンゾフエノン、2,2′,4,
4′−テトラヒドロキシ6,6′−ジメチルベンゾフ
エノン、2,3′,4,4′−テトラヒドロキシベン
ゾフエノン、2,2′,4,5′−テトラヒドロキシ
ベンゾフエノン、2,3′,4′,5−テトラヒドロ
キシベンゾフエノン等が挙げられる。 〔発明の効果〕 以上詳述した本発明方法によれば、ヒドロキシ
ベンゾエートから90%以上という著しく高収率で
着色の少ないポリヒドロキシベンゾフエノンを製
造することができる。 ヒドロキシベンゾエートはヒドロキシルベンゼ
ンより約70〜80%の収率で得られ、ヒドロキシル
ベンゼン基準のポリヒドロキシベンゾフエノンの
収率は約60〜80%である。 これに対応する従来公知の方法の約35〜40%と
いう収率に比して高収率でかつ着色の少ないポリ
ヒドロキシベンゾフエノンを製造することがで
き、その工業的価値は極めて大きい。 〔実施例〕 以下に本発明方法を実施例により説明するが本
発明方法はこれらの実施例によつて制限されるも
のではない。 実施例 1 3−ヒドロキシフエニル−2,4−ジヒドロキ
シベンゾエート24.6g、ニトロベンゼン300g、
塩化ジルコニウム12.0gを500c.c.の3つ口フラス
コに仕込みN2置換ののち、70℃に昇温した。70
℃で4時間加熱処理し、その後4時間熟成した。
冷却後、反応液を高速液体クロマトグラムで分析
したところ、ヒドロキシベンゾエートの99%が転
化し、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾ
フエノンが94%の収率(ヒドロキシベンゾエート
基準)で生成していた。 実施例 2 ニトロベンゼン1Kg、レゾルシン110gを2
の四つ口フラスコに仕込み、フラスコ内をN2で
置換後、100℃まで昇温し、ホスゲンを99g10時
間かけて撹拌下吹き込んだ。ホスゲンの吹き込み
に従い反応液の色は、淡い褐色から黒褐色に変化
し、吹込中HClガスの発生が認められた。反応液
を一旦室温まで冷却し(反応液を高速液体クロマ
トグラムで分析した結果、レゾルシンを基準に80
%の収率でヒドロキシベンゾエートが生成してい
ることがわかつた)次いで反応液に塩化亜鉛を
54.5g仕込み、70°まで昇温後、70℃で2時間加
熱処理した。加熱処理ののち、反応生成物を水冷
し、水を700g滴下し、撹拌下1時間放置後、反
応生成物を過、水洗し、150gのウエツトケー
キを得た。ウエツトケーキを2Kgの熱水に溶解
し、冷却晶析し、乾燥したところ目的の2,2′,
4,4′−テトラヒドロキシベンゾフエノン90.0g
が得られた(収率73%、m.p196〜199℃) この時レゾルシンの転化率は86%であり、未転
化のヒドロキシベンゾエートは6%(レゾルシン
基準)であつた。 実施例 3 ニトロベンゼン1Kgレゾルシン110gを2の
四つ口フラスコに仕込み、フラスコ内をN2で置
換後100℃まで昇温し、ホスゲンを99gを10時間
かけて撹拌下吹込み、その後4時間100℃で熟成
した。反応終了後反応液を室温まで冷却し、塩化
亜鉛68gを投入したのち、70℃まで昇温し、HCl
ガスを8g/Hで吹き込みながら、70℃で4時間
加熱処理した。加熱処理ののち、反応生成物を水
冷し、水を700g滴下し、撹拌下1時間放置後、
反応生成物を過水洗し、162gのウエツトケー
キを得た。ウエツトケーキを2Kgの熱水に溶解
し、熱水より冷却晶析、乾燥したところ2,2′,
4,4′−テトラヒドロキシベンゾフエノン98.4g
が得られた(収率80%)。この時レゾルシンの転
化率は89%であり、未転化のヒドロキシベンゾエ
ートは1%以下であつた。 実施例4〜7、比較例1〜5 実施例1において第二反応で使用した塩化亜鉛
にかえ、他の金属塩化物を使用し(金属塩化物は
レゾルシンに対し、0.5倍モル使用した)、実施例
1と同様に反応を行なつた。
造方法に関する。さらに詳細には、本発明はヒド
ロキシベンゾエートをフリース(Fries)転位せ
しめて、高収率で着色の少ないポリヒドロキシベ
ンゾフエノンの製造方法に関する。2,2′,4,
4′−テトラヒドロキシベンゾフエノン、2,2′−
ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフエノ
ンなどのポリヒドロキシベンゾフエノンは、紫外
線吸収剤としての利用等有用なものである。 〔従来の技術〕 従来、ポリヒドロキシベンゾフエノンの製造方
法としては、例えば、米国特許第2854485号明細
書、同第2921962号明細書に示されるごとく芳香
族カルボン酸とフエノールとを塩化亜鉛及び燐酸
及びオキシ塩化燐又は三酸化燐の存在下に反応さ
せる方法が知られている。この米国特許の明細書
には良好な収率でポリヒドロキシベンゾフエノン
を製造することができると記載されているけれど
も、本発明者らの経験によれば、この方法では高
収率でかつ着色の少ないポリヒドロキシベンゾフ
エノンを得ることは難かしく、加えて、燐を含む
排水の処理に難点があり、ポリヒドロキシベンゾ
フエノンの工業的製造方法として満足できるもの
ではなかつた。 又、特開昭57−154140号公報には、芳香族カル
ボン酸とフエノールとをアルカンスルホン酸の存
在下に反応させる方法が開示されているが、使用
するアルカンスルホン酸が高価であるのに加え、
比較的高収率でポリヒドロキシベンゾフエノンを
得ようとすれば、芳香族カルボン酸1モルに対し
5モル以上のアルカンスルホン酸を使用しなけれ
ばならない。芳香族カルボン酸に対し等モル程度
のアルカンスルホン酸の使用ではポリヒドロキシ
ベンゾフエノンは20%程度の収率でしか得られな
いという欠点を有している。 又、ポリヒドロキシベンゾフエノンを得る他の
方法として、米国特許第2694729号明細書には、
レゾルシノールジメチルエーテルとホスゲンとを
塩化アルミニウウの存在下で、塩素化炭化水素を
溶媒にして反応させたのち、脱メチル化を行な
い、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフ
エノンを得る方法が開示されている。しかし該方
法では、収率が約35〜40%と低く、工業的に実施
するには不適当である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、このような状況に鑑み、ポリヒ
ドロキシベンゾフエノンの工業的製造方法につき
鋭意検討を重ねた結果、ヒドロキシベンゾエート
を特定の触媒の存在下にフリース(Fries)転位
させることにより、高収率でかつ着色の少ないポ
リヒドロキシベンゾフエノンを得ることを知り、
本発明を完成させるにいたつた。すなわち本発明
は、 一般式 (Rはアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子
を表わし、Rが2以上(n≧2及び/又はq≧
2)の場合は同じ置換基でも異なる置換基であつ
ても良い。m及びpは1〜5の整数、n及びqは
0又は1〜4の整数であり、m+n≦5及びp+
q≦5である。) で表わされるヒドロキシベンゾエートをハロゲン
化ジルコニウム、ハロゲン化鉄、ハロゲン化亜
鉛、ハロゲン化スズ、ハロゲン化ビスマスから選
ばれた少くとも1種を触媒としてフリース
(Fries)転位せしめ 一般式 (R、m、n、p、q及びm+n、p+qは上記
定義と同じである。) で表わされるポリヒドロキシベンゾフエノンの製
造方法である。 以下に本発明を詳述する。 発明に用いられるヒドロキシベンゾエートは、
ヒドロキシベンゼンにホスゲンを無触媒で、又は
ハロゲン化ジルコニウム触媒存在下で反応させる
ことによつて得られる。 この反応に用いられるヒドロキシベンゼンは 一般式 (式中、Rはアルキル基、アルコキシ基、ハロゲ
ン原子を表わし、Rが2以上(j≧2)の場合は
同じ置換基でも異なる置換基であつても良い。i
は1〜5の整数、jは0又は1〜4の整数、i+
j≦5である。) で示される化合物である。Rはメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、オクチル基等の炭素
数1〜12のアルキル基、メトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基、オクトキシ基等
の炭素数1〜12のアルコキシ基、弗素、塩素、臭
素、沃素等のハロゲン原子か挙げられる。又jが
2以上の整数を示す場合においては、Rはそれぞ
れ同一種類の置換基であつても異なる種類の置換
基であつても良い。前記一般式で表わされる化合
物としては、例えばカテコール、レゾルシン、ヒ
ドロキノン、1,2,3−トリヒドロキシベンゼ
ン、レゾルシンモノメチルエーテル、レゾルシン
モノオクチルエーテル、3,5−ジヒドロキシト
ルエン等が挙げられる。ヒドロキシベンゼン、ホ
スゲンは両方共高純度に精製したものでも、又工
業的に製造されたままの純度のものでも使用でき
る。 本発明方法は無触媒でも、触媒としてハロゲン
化ジルコニウムを用いても行うことができる。ハ
ロゲン化ジルコニウムは塩化物及び/又は臭化物
又はこれらの混合物が好ましく用いられる。ヒド
ロキシベンゼンとホスゲンは一般には溶媒の存在
下に反応せしめる。すなわち、無触媒の場合に
は、ヒドロキシベンゼンを溶媒に溶解又は懸濁さ
せた状態下、又、触媒としてのハロゲン化ジルコ
ニウムを用いる場合には、ヒドロキシベンゼンと
ハロゲン化ジルコニウムを溶媒に溶解又は懸濁さ
せた状態下、ホスゲンを吹き込んで反応させる方
法が一般に採用される。溶媒としては、二硫化炭
素、ニトロベンゼン、1,2−ジクロルエタン、
クロルベンゼン、ブロモベンゼン、o−ジクロル
ベンゼン、m−ジクロルベンゼンなどを用いるこ
とができる。 無触媒下で反応を行なう場合、ヒドロキシベン
ゼン、溶媒、ホスゲンの使用量については、一般
にヒドロキシベンゼンは溶媒に約3〜40重量%の
割合に仕込み、ホスゲンの使用量はヒドロキシベ
ンゼンに対し、理論量の約0.5〜8倍モル好まし
くは、約1〜4倍モル使用され、反応温度は一般
に約50°〜150℃好ましくは約70°〜130℃で実施さ
れる。溶媒中のヒドロキシベンゼンの濃度が約40
重量%をこえると副生成物の生成割合が増加する
し一方濃度が低くなると生産性が悪くなる。又、
ホスゲンは多く使用してもそれに見合つた効果が
得られないので、一般には約0.5〜8倍モル好ま
しくは約1〜4倍モル用いられる。又、反応温度
については、好適な温度以上になれば副生成物の
増加が著しくなり、一方好適な温度範囲以下では
反応の完結に長時間を要する様になる。 触媒としてのハロゲン化ジルコニウムを用いる
場合には、ヒドロキシベンゼン、溶媒、ホスゲン
の使用量については無触媒の場合と同等量使用す
れば良く、触媒のハロゲン化ジルコニウムはヒド
ロキシベンゼン1モルに対し約0.05〜2倍モル好
ましくは約0.1〜1倍モル添加され、反応温度は
一般に約0〜90℃好ましくは約20°〜50℃で実施
される。ハロゲン化ジルコニウムの使用量が約2
倍モル以上あるいは、好適な温度範囲以上になれ
ば副生成物の増加が著しくなり、ヒドロキシベン
ゾエートの生成割合が減少するし、一方、ハロゲ
ン化ジルコニウムの量が約0.1倍モルより少ない
場合、あるいは、好適な温度範囲以下になれば、
反応の完結に長時間要する様になる。 ホスゲンの吹込時間については、吹込みによつ
て異常に発熱しない範囲であれば良い。ホスゲン
の導入後、反応完結の為に約1〜20時間の熱成時
間を設けることは効果的である。 反応によつて生成したヒドロキシベンゾエート
は反応生成物を水洗し、未反応のヒドロキシベン
ゼンを除去したのち、溶媒を蒸発、回収して濃縮
晶析することにより単離することができる。濃縮
晶析より、着色の少ないヒドロキシベンゾエート
を得ることができるが、所望ならばさらに再結晶
等の精製を講じることも可能である。 このようにして得られるヒドロキシベンゾエー
トとしては、反応に使用するヒドロキシベンゼン
に対応して、 3−ヒドロキシフエニル−2,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 2−ヒドロキシフエニル−3,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 4−ヒドロキシフエニル−2,5−ジヒドロキ
シベンゾエート 2−ヒドロキシフエニル−2,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 3−ヒドロキシフエニル−3,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 4−ヒドロキシフエニル−2,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 3−ヒドロキシフエニル−2,5−ジヒドロキ
シベンゾエート 2−ヒドロキシフエニル−2,5−ジヒドロキ
シベンゾエート 4−ヒドロキシフエニル−3,4−ジヒドロキ
シベンゾエート 2,3−ジヒドロキシフエニル−2,3,4−
トリヒドロキシベンゾエート (3−ヒドロキシ−5−メチル)フエニル−
(2,4−ジヒドロキシ−6−メチル)ベンゾエ
ート 3−メトキシフエニル−(2−ヒドロキシ−4
−メトキシ)ベンゾエート 等が挙げられる。 上記のようにして得られたヒドロキシベンゾエ
ートを特定の触媒の存在下でフリース(Fries)
転位反応を行なわせて、ポリヒドロキシベンゾフ
エノンを製造する。 触媒としては、ハロゲン化ジルコニウム、ハロ
ゲン化鉄、ハロゲン化亜鉛、ハロゲン化スズ、ハ
ロゲン化ビスマスから選ばれた少くとも1種が挙
げられる。 好ましくはジルコニウム、亜鉛、スズの塩化物
及び/又は臭化物から選ばれた少くとも1種が用
いられる。 又触媒と共に塩化水素等のプロトン酸を加える
ことも可能である。 これらの触媒を用いることによつてフリース
(Fries)転位は円滑に進行し、所望の着色の少い
ポリヒドロキシベンゾフエノンを高収率で得るこ
とができる。フリース(Fries)転位反応に用い
るヒドロキシベンゾエートは、先述のヒドロキシ
ベンゼンとホスゲンの反応生成液をそのまま供す
ることができる。 又反応生成液よりヒドロキシベンゾエートを単
離し、供することもできる。反応操作の繁雑さを
さける為に工業的には反応生成液をそのまま使用
するのが一般的である。 フリース転位の触媒の量は、存在するヒドロキ
シベンゾエート1モルに対し約0.1〜4倍モル好
ましくは約0.2〜2倍モル用いられる。触媒の使
用量が約4倍モルを越えるようになると経済性の
点で難点があり、約0.1倍モルより少ないと、転
位が充分に進行しないので好ましくない。 反応温度は一般に約0〜120℃好ましくは約30
〜90°で実施される。反応温度が約120℃以上にな
ると、生成したポリヒドロキシベンゾフエノンの
着色が大となり、色相の点で好ましくない。反応
時間に制限はないが一般に約0.5〜20時間の反応
時間が採用される。反応によつて生成したポリヒ
ドロキシベンゾフエノンは、反応生成物中に冷水
を滴下するか、生成物を冷水中に投入し、析出し
たポリヒドロキシベンゾフエノンを過、水洗、
再結晶等の通常の分離精製法により分離精製し
て、目的の着色の少ないポリヒドロキシベンゾフ
エノンを得ることができる。 このようにして得られるポリヒドロキシベンゾ
フエノンとしては、原料として用いるヒドロキシ
ベンゾエートに対応して3,3′,4,4′−テトラ
ヒドロキシベンゾフエノン、2,2′,4,4′−テ
トラヒドロキシベンゾフエノン、2,2′,5,
5′−テトラヒドロキシベンゾフエノン、2,2′,
3,3′,4,4′−ヘキサヒドロキシベンゾフエノ
ン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ
ベンゾフエノン、2,2′−ジヒドロキシ−4,
4′−ジオクトキシベンゾフエノン、2,2′,4,
4′−テトラヒドロキシ6,6′−ジメチルベンゾフ
エノン、2,3′,4,4′−テトラヒドロキシベン
ゾフエノン、2,2′,4,5′−テトラヒドロキシ
ベンゾフエノン、2,3′,4′,5−テトラヒドロ
キシベンゾフエノン等が挙げられる。 〔発明の効果〕 以上詳述した本発明方法によれば、ヒドロキシ
ベンゾエートから90%以上という著しく高収率で
着色の少ないポリヒドロキシベンゾフエノンを製
造することができる。 ヒドロキシベンゾエートはヒドロキシルベンゼ
ンより約70〜80%の収率で得られ、ヒドロキシル
ベンゼン基準のポリヒドロキシベンゾフエノンの
収率は約60〜80%である。 これに対応する従来公知の方法の約35〜40%と
いう収率に比して高収率でかつ着色の少ないポリ
ヒドロキシベンゾフエノンを製造することがで
き、その工業的価値は極めて大きい。 〔実施例〕 以下に本発明方法を実施例により説明するが本
発明方法はこれらの実施例によつて制限されるも
のではない。 実施例 1 3−ヒドロキシフエニル−2,4−ジヒドロキ
シベンゾエート24.6g、ニトロベンゼン300g、
塩化ジルコニウム12.0gを500c.c.の3つ口フラス
コに仕込みN2置換ののち、70℃に昇温した。70
℃で4時間加熱処理し、その後4時間熟成した。
冷却後、反応液を高速液体クロマトグラムで分析
したところ、ヒドロキシベンゾエートの99%が転
化し、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾ
フエノンが94%の収率(ヒドロキシベンゾエート
基準)で生成していた。 実施例 2 ニトロベンゼン1Kg、レゾルシン110gを2
の四つ口フラスコに仕込み、フラスコ内をN2で
置換後、100℃まで昇温し、ホスゲンを99g10時
間かけて撹拌下吹き込んだ。ホスゲンの吹き込み
に従い反応液の色は、淡い褐色から黒褐色に変化
し、吹込中HClガスの発生が認められた。反応液
を一旦室温まで冷却し(反応液を高速液体クロマ
トグラムで分析した結果、レゾルシンを基準に80
%の収率でヒドロキシベンゾエートが生成してい
ることがわかつた)次いで反応液に塩化亜鉛を
54.5g仕込み、70°まで昇温後、70℃で2時間加
熱処理した。加熱処理ののち、反応生成物を水冷
し、水を700g滴下し、撹拌下1時間放置後、反
応生成物を過、水洗し、150gのウエツトケー
キを得た。ウエツトケーキを2Kgの熱水に溶解
し、冷却晶析し、乾燥したところ目的の2,2′,
4,4′−テトラヒドロキシベンゾフエノン90.0g
が得られた(収率73%、m.p196〜199℃) この時レゾルシンの転化率は86%であり、未転
化のヒドロキシベンゾエートは6%(レゾルシン
基準)であつた。 実施例 3 ニトロベンゼン1Kgレゾルシン110gを2の
四つ口フラスコに仕込み、フラスコ内をN2で置
換後100℃まで昇温し、ホスゲンを99gを10時間
かけて撹拌下吹込み、その後4時間100℃で熟成
した。反応終了後反応液を室温まで冷却し、塩化
亜鉛68gを投入したのち、70℃まで昇温し、HCl
ガスを8g/Hで吹き込みながら、70℃で4時間
加熱処理した。加熱処理ののち、反応生成物を水
冷し、水を700g滴下し、撹拌下1時間放置後、
反応生成物を過水洗し、162gのウエツトケー
キを得た。ウエツトケーキを2Kgの熱水に溶解
し、熱水より冷却晶析、乾燥したところ2,2′,
4,4′−テトラヒドロキシベンゾフエノン98.4g
が得られた(収率80%)。この時レゾルシンの転
化率は89%であり、未転化のヒドロキシベンゾエ
ートは1%以下であつた。 実施例4〜7、比較例1〜5 実施例1において第二反応で使用した塩化亜鉛
にかえ、他の金属塩化物を使用し(金属塩化物は
レゾルシンに対し、0.5倍モル使用した)、実施例
1と同様に反応を行なつた。
【表】
【表】
実施例 8
レゾルシンと塩化亜鉛にかえて、3,5−ジヒ
ドロキシトルエンと塩化鉄を用いた以外は実施例
2と同様に反応を行なつた。単離して得られた
2,2′,4,4′−テトラヒドロキシ−6,6′−ジ
メチルベンゾフエノン(m.p198℃)は26gであ
り、収率は51%であつた。
ドロキシトルエンと塩化鉄を用いた以外は実施例
2と同様に反応を行なつた。単離して得られた
2,2′,4,4′−テトラヒドロキシ−6,6′−ジ
メチルベンゾフエノン(m.p198℃)は26gであ
り、収率は51%であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 [Rは低級アルキル基を表わし、m及びpは2〜
3の整数、n及びqは0又は1の整数である。] で表されるヒドロキシベンゾエートをハロゲン化
ジルコニウム、ハロゲン化鉄、ハロゲン化亜鉛、
ハロゲン化スズ、ハロゲン化ビスマスから選ばれ
た少なくとも1種を触媒としてフリース(Fries)
転位せしめ、一般式 (R、m、n、p、qは上記定義と同じである。) で表されるポリヒドロキシベンゾフエノンの製造
方法。 2 ポリヒドロキシベンゾフエノンが で表される2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベ
ンゾフエノンであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のポリヒドロキシベンゾフエノン
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60121949A JPS61293945A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | ポリヒドロキシベンゾフェノンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60121949A JPS61293945A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | ポリヒドロキシベンゾフェノンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61293945A JPS61293945A (ja) | 1986-12-24 |
| JPH0362704B2 true JPH0362704B2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=14823905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60121949A Granted JPS61293945A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | ポリヒドロキシベンゾフェノンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61293945A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09301916A (ja) * | 1996-05-14 | 1997-11-25 | Hoechst Japan Ltd | ポリヒドロキシフェノール誘導体およびそれらからなる骨・軟骨疾患予防・治療剤 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59118730A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-09 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 1−ヒドロキシ−2−アシル芳香族化合物の製造方法 |
| JPS604149A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-10 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 2−アシルフエノ−ル類の製造方法 |
-
1985
- 1985-06-05 JP JP60121949A patent/JPS61293945A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61293945A (ja) | 1986-12-24 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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