JPH0363563B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0363563B2 JPH0363563B2 JP3242882A JP3242882A JPH0363563B2 JP H0363563 B2 JPH0363563 B2 JP H0363563B2 JP 3242882 A JP3242882 A JP 3242882A JP 3242882 A JP3242882 A JP 3242882A JP H0363563 B2 JPH0363563 B2 JP H0363563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyolefin
- product
- surface area
- present
- specific surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明は、ポリオレフイン粉末あるいは繊維な
どの比表面積の大きいポリオレフインのスルホン
化方法に関するものである。 ポリオレフインを発煙硫酸中でスルホン化する
方法は知られているが、ポリオレフイン粉末ある
いは繊維などの重量に比し表面積の大きい、すな
わち比表面積の大きい形状のものについては、均
質なスルホン化物を得ることは困難である。その
理由は、ポリオレフインが疎水性であり、水濡れ
性が悪いため、比表面積が大きい形状のもので
は、全面にわたつて発煙硫酸で均一に処理されな
いからである。特に微粉末のポリオレフインは、
一般に二次凝集しているため、粒子間にまで全面
にわたつて発煙硫酸が浸漬され難い。 本発明者は、上記従来法における難点を解消す
るため研究を進めた結果、ポリオレフインを発煙
硫酸中で反応させる前に、あらかじめカオチン型
表面活性剤またはHLB(親水性親油性バランス)
が10〜18のノニオン型表面活性剤で処理しておく
と、きわめて均質なスルホン化物が得られること
を知り、本発明を完成するに到つたのである。す
なわち、本発明は、比表面積が100cm2/g以上の
ポリオレフインを発煙硫酸中でスルホン化するに
当り、あらかじめカチオン型表面活性剤または
HLBが10〜18のノニオン型表面活性剤で処理し
たポリオレフインを、SO3として1〜20%を含有
する発煙硫酸中に分散させて反応させることを特
徴とするポリオレフインのスルホン化方法であ
る。 本発明においてポリオレフインとは、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン、またはエチ
レン、プロピレン、ブテン、ヘキセン、塩化ビニ
ル等オレフインの2種以上の共重合体、またはこ
れらの2種以上のポリマーよりなる製品、あるい
はこれらの混合物である。 本発明は、ポリオレフイン粉末あるいは繊維の
ように比表面積の大きいもの、一般に、比表面積
が100cm2/g以上のものに有効であり、特に300
cm2/g以上で、粒子、繊維等が二次凝集または会
合している場合、表面が顕微鏡観察で複雑な形状
をしている場合には、本発明の方法において始め
て、均質で親水性を有する製品とすることができ
る。 本発明においてポリオレフインをあらかじめ処
理する表面活性剤は、低濃度で著しい表面活性を
有するもので、親水基と親油基とを持ち、強酸中
で安定なものとして、高級アミンハロゲン酸塩、
第4アンモニウム塩、ハロゲン化アルキルピリジ
ニウム等のカチオン型表面活性剤、ポリエチレン
グリコールアルキルエーテル等のHLBが10〜18
のノニオン型表面活性剤が用いられるが、後記実
施例から明らかなように、特にHLBが10〜18の
ノニオン型表面活性剤が好ましい。 上記表面活性剤によるポリオレフインの処理
は、表面活性剤のアルコール溶液をポリオレフイ
ンに含浸させた後、アルコールを乾燥除去するこ
とによつて行われる。 発煙硫酸中に含まれる
SO3の量は1〜20%であり、20%を越えると、製
品のスルホン化度にばらつきが発生し易くコント
ロールが困難であり、また、製品が着色し易いた
め適当でない。SO3の量が1%未満では、スルホ
ン化に長時間を要するため好ましくない。 本発明によつてスルホン化されたポリオレフイ
ンは、カラム等への充填材、焼結体用材料として
有用であり、特にミクロフイルター、印刷ロー
ル、起泡板等の精度が要求される分野において有
効である。スルホン化の均一性の低いものは、前
記のような高い精度を要求される分野では製品と
なりえないものであり、本発明の均一にスルホン
化されたものにおいて始めて達成することができ
る。そして、スルホン化されたポリオレフイン
は、通常、苛性ソーダ、アンモニア等のアルカリ
水溶液で中和して製品とするが、本発明の製品
は、高い親水性を発揮すると共に、ポリオレフイ
ン自身が疎水性で、耐薬品性が大きいため、従来
の親水性ポリマーのように吸水して膨潤したり、
成形品が変形するというようなことがないため、
長時間に亘つて安定な機能を持続することができ
る。 次に、本発明の実施例を挙げて説明する。 実施例 表に示す各種の表面活性剤の3%メタノール溶
液に、表に示すポリオレフイン製品を浸漬した
後、溶剤を減圧乾燥して除去する。発煙硫酸反応
液は、市販の発煙硫酸(SO328%)を稀釈して調
整し、SO3含有量は稀釈度から算出した。この反
応液に前記ポリオレフインを添加して、室温にお
いて、表に示すとおりの時間反応させる。その結
果は表に示すとおりであつた。
どの比表面積の大きいポリオレフインのスルホン
化方法に関するものである。 ポリオレフインを発煙硫酸中でスルホン化する
方法は知られているが、ポリオレフイン粉末ある
いは繊維などの重量に比し表面積の大きい、すな
わち比表面積の大きい形状のものについては、均
質なスルホン化物を得ることは困難である。その
理由は、ポリオレフインが疎水性であり、水濡れ
性が悪いため、比表面積が大きい形状のもので
は、全面にわたつて発煙硫酸で均一に処理されな
いからである。特に微粉末のポリオレフインは、
一般に二次凝集しているため、粒子間にまで全面
にわたつて発煙硫酸が浸漬され難い。 本発明者は、上記従来法における難点を解消す
るため研究を進めた結果、ポリオレフインを発煙
硫酸中で反応させる前に、あらかじめカオチン型
表面活性剤またはHLB(親水性親油性バランス)
が10〜18のノニオン型表面活性剤で処理しておく
と、きわめて均質なスルホン化物が得られること
を知り、本発明を完成するに到つたのである。す
なわち、本発明は、比表面積が100cm2/g以上の
ポリオレフインを発煙硫酸中でスルホン化するに
当り、あらかじめカチオン型表面活性剤または
HLBが10〜18のノニオン型表面活性剤で処理し
たポリオレフインを、SO3として1〜20%を含有
する発煙硫酸中に分散させて反応させることを特
徴とするポリオレフインのスルホン化方法であ
る。 本発明においてポリオレフインとは、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン、またはエチ
レン、プロピレン、ブテン、ヘキセン、塩化ビニ
ル等オレフインの2種以上の共重合体、またはこ
れらの2種以上のポリマーよりなる製品、あるい
はこれらの混合物である。 本発明は、ポリオレフイン粉末あるいは繊維の
ように比表面積の大きいもの、一般に、比表面積
が100cm2/g以上のものに有効であり、特に300
cm2/g以上で、粒子、繊維等が二次凝集または会
合している場合、表面が顕微鏡観察で複雑な形状
をしている場合には、本発明の方法において始め
て、均質で親水性を有する製品とすることができ
る。 本発明においてポリオレフインをあらかじめ処
理する表面活性剤は、低濃度で著しい表面活性を
有するもので、親水基と親油基とを持ち、強酸中
で安定なものとして、高級アミンハロゲン酸塩、
第4アンモニウム塩、ハロゲン化アルキルピリジ
ニウム等のカチオン型表面活性剤、ポリエチレン
グリコールアルキルエーテル等のHLBが10〜18
のノニオン型表面活性剤が用いられるが、後記実
施例から明らかなように、特にHLBが10〜18の
ノニオン型表面活性剤が好ましい。 上記表面活性剤によるポリオレフインの処理
は、表面活性剤のアルコール溶液をポリオレフイ
ンに含浸させた後、アルコールを乾燥除去するこ
とによつて行われる。 発煙硫酸中に含まれる
SO3の量は1〜20%であり、20%を越えると、製
品のスルホン化度にばらつきが発生し易くコント
ロールが困難であり、また、製品が着色し易いた
め適当でない。SO3の量が1%未満では、スルホ
ン化に長時間を要するため好ましくない。 本発明によつてスルホン化されたポリオレフイ
ンは、カラム等への充填材、焼結体用材料として
有用であり、特にミクロフイルター、印刷ロー
ル、起泡板等の精度が要求される分野において有
効である。スルホン化の均一性の低いものは、前
記のような高い精度を要求される分野では製品と
なりえないものであり、本発明の均一にスルホン
化されたものにおいて始めて達成することができ
る。そして、スルホン化されたポリオレフイン
は、通常、苛性ソーダ、アンモニア等のアルカリ
水溶液で中和して製品とするが、本発明の製品
は、高い親水性を発揮すると共に、ポリオレフイ
ン自身が疎水性で、耐薬品性が大きいため、従来
の親水性ポリマーのように吸水して膨潤したり、
成形品が変形するというようなことがないため、
長時間に亘つて安定な機能を持続することができ
る。 次に、本発明の実施例を挙げて説明する。 実施例 表に示す各種の表面活性剤の3%メタノール溶
液に、表に示すポリオレフイン製品を浸漬した
後、溶剤を減圧乾燥して除去する。発煙硫酸反応
液は、市販の発煙硫酸(SO328%)を稀釈して調
整し、SO3含有量は稀釈度から算出した。この反
応液に前記ポリオレフインを添加して、室温にお
いて、表に示すとおりの時間反応させる。その結
果は表に示すとおりであつた。
【表】
【表】
上記の表において、比表面積は、顕微鏡観察に
より、粒子、繊維の必要なサイズを測定し、表面
が平滑なものとして、該製品の密度から算出し
た。 交換当量は次のようにして算出した。スルホン
化されたスルホン酸(−SO3H)型のポリオレフ
イン製品(Wg)を採り、1規定の塩化カルシウ
ム水溶液中に浸漬して平衡状態とし、その水溶液
中に発生した塩化水素を0.1規定の苛性ソーダ水
溶液(力価f)で滴定し、フエノールフタレイン
による中和値(xcc)を求め、下式により算出し
た。 交換当量=1/10・f・x/W(ミリ当量/グラム) なお、イオン交換能を必要としない用途に用い
る場合には、通常、スルホン酸塩〔−SO3M(M
はNa、K、Ca、Mg、NH4等を表わす)〕型とす
ることが望ましい。 水濡れ性は粉末成形品、繊維、樹脂片(ペレツ
ト)を用いて行つた結果である。粉末成形品は、
厚み5mm、直径100mmの成形体が得られるような
アルミ製金型に、約22gの粉末を均一に充填し、
それぞれの樹脂の軟化点近傍の温度で約20分間加
熱して成形したものである。この粉末成形品に水
を滴下して、吸水速度から判定、また、繊維、樹
脂片(ペレツト)は、静かに水面に浮かべ、接触
角、水中への沈み具合から判定した。なお、表に
おいては、下記の水濡れ性の度合を示す記号で記
載した。 ◎……瞬時に吸収、○……10秒程度で吸収、△
……30秒程度で吸収、×……全く吸収しない。
より、粒子、繊維の必要なサイズを測定し、表面
が平滑なものとして、該製品の密度から算出し
た。 交換当量は次のようにして算出した。スルホン
化されたスルホン酸(−SO3H)型のポリオレフ
イン製品(Wg)を採り、1規定の塩化カルシウ
ム水溶液中に浸漬して平衡状態とし、その水溶液
中に発生した塩化水素を0.1規定の苛性ソーダ水
溶液(力価f)で滴定し、フエノールフタレイン
による中和値(xcc)を求め、下式により算出し
た。 交換当量=1/10・f・x/W(ミリ当量/グラム) なお、イオン交換能を必要としない用途に用い
る場合には、通常、スルホン酸塩〔−SO3M(M
はNa、K、Ca、Mg、NH4等を表わす)〕型とす
ることが望ましい。 水濡れ性は粉末成形品、繊維、樹脂片(ペレツ
ト)を用いて行つた結果である。粉末成形品は、
厚み5mm、直径100mmの成形体が得られるような
アルミ製金型に、約22gの粉末を均一に充填し、
それぞれの樹脂の軟化点近傍の温度で約20分間加
熱して成形したものである。この粉末成形品に水
を滴下して、吸水速度から判定、また、繊維、樹
脂片(ペレツト)は、静かに水面に浮かべ、接触
角、水中への沈み具合から判定した。なお、表に
おいては、下記の水濡れ性の度合を示す記号で記
載した。 ◎……瞬時に吸収、○……10秒程度で吸収、△
……30秒程度で吸収、×……全く吸収しない。
Claims (1)
- 1 比表面積が100cm2/g以上のポリオレフイン
を発煙硫酸中でスルホン化するに当り、あらかじ
めカチオン型表面活性剤またはHLBが10〜18の
ノニオン型表面活性剤で処理したポリオレフイン
を、SO3として1〜20%を含有する発煙硫酸中に
分散させて反応させることを特徴とするポリオレ
フインのスルホン化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242882A JPS58149905A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | ポリオレフインのスルホン化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242882A JPS58149905A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | ポリオレフインのスルホン化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58149905A JPS58149905A (ja) | 1983-09-06 |
| JPH0363563B2 true JPH0363563B2 (ja) | 1991-10-01 |
Family
ID=12358678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3242882A Granted JPS58149905A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | ポリオレフインのスルホン化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58149905A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4965322A (en) * | 1987-04-06 | 1990-10-23 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Photosensitive and heat-sensitive polymers, process for producing the same and process for recording information using the same |
| JPH06101323B2 (ja) * | 1987-11-17 | 1994-12-12 | 松下電器産業株式会社 | 電池用セパレータ |
| WO2007044353A2 (en) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Ballard Power Systems Inc. | Methods for making sulfonated non-aromatic polymer electrolyte membranes |
-
1982
- 1982-03-03 JP JP3242882A patent/JPS58149905A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58149905A (ja) | 1983-09-06 |
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