JPH0365534B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0365534B2
JPH0365534B2 JP9440883A JP9440883A JPH0365534B2 JP H0365534 B2 JPH0365534 B2 JP H0365534B2 JP 9440883 A JP9440883 A JP 9440883A JP 9440883 A JP9440883 A JP 9440883A JP H0365534 B2 JPH0365534 B2 JP H0365534B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
silver
dye
layer
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9440883A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59219744A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9440883A priority Critical patent/JPS59219744A/ja
Publication of JPS59219744A publication Critical patent/JPS59219744A/ja
Publication of JPH0365534B2 publication Critical patent/JPH0365534B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/40Development by heat ; Photo-thermographic processes
    • G03C8/4013Development by heat ; Photo-thermographic processes using photothermographic silver salt systems, e.g. dry silver
    • G03C8/4046Non-photosensitive layers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は熱現像によつてカラー画像を形成させ
る方法および材料に関する。 (従来技術) 従来から知られている感光性ハロゲン化銀を用
いたカラー写真法は、感光性、階調性ならびに画
像保存性等において、その他のカラー写真法に勝
るものであり、最も広く実用化されてきた。しか
しながらこの方法においては、現像、漂白、定
着、水洗などの工程に湿式処理法を用いるため
に、処理に時間と手間がかかり、また処理薬品に
よる人体への公害が懸念されたり、あるいは処理
室や作業者に対する処理薬品による汚染が心配さ
れたり、さらには廃液処理の手間やコスト等、多
くの問題点が存在している。 従つて、環式処理が可能なカラー画像の形成方
法の開発が要望されている。 現像工程を熱処理で行なうことを特徴とする黒
白熱現像感光材料は以前から知られており、例え
ば特公昭43−4921号および43−4924号にその記載
があり、有機酸銀塩、ハロゲン化銀、および現像
剤からなる感光材料が開示されている。さらにこ
の黒白熱現像感光材料を応用したカラー熱現像感
光材料も数多く知られている。 例えば米国特許3531286号、同3761270号、同
3764328号、リサーチ・デイスクロージヤー
(Research Discloslre)No.15108、同No.15127、同
No.12044および同No.16479等には熱現像感光材料中
に写真用カプラーと発色現像主薬を含有させたも
のについて、米国特許3180731号、リサーチ・デ
イスクロージヤー(Research Disclosure)No.
13443および同No.14347等には、ロイコ色素を用い
たものについて、米国特許4235957号、リサー
チ・デイスクロージヤー(Research
Disclosure)No.14433、同No.14448、同No.15227、
同No.15776、No.18137および同No.19419等には、銀
色素漂白法を応用したものについて、米国特許
4124398号、同4124387号および同4123273号には
熱現像感光材料の熱漂白方法について述べられて
いる。 また、熱現像により放出乃至形成された拡散性
色素を転写してカラー画像を得る熱現像カラー感
光材料が、特開昭57−179840号、同57−186744号
等に記載されている。 これらの減色混色カラー写真法に基づいてカラ
ー画像を得るには黄色、マゼンタ及びシアンの三
色の色素供与物質をある限られた波長域にのみ感
光する用に分光増感されたハロゲン化銀と組合わ
せて熱現像感光材料に適用しなければならない。
コンベンシヨナルなカラー感光材料は、例えばブ
ルー、グリーン及びレツドにそれぞれ感光する様
なハロゲン化銀を含んだ各層中それぞれイエロー
マゼンダ又はシアンに発色するカプラーを含有さ
せ、各層を順次重層する方式が用いられている。
又、アルカリ処理剤を用いる通常の拡散転写型カ
ラー感材においても同様な重層構成をしている事
が知られている。 拡散転写型熱現像感光材料においても同様の構
成が考えられ、例えば本発明者らは特願昭58−
34083号に熱転写性色素放出型化合物を用いた重
層熱現像カラー感光材料を提案した。しかしなが
ら、一般的にいつて、放出乃至形成された色素の
受像層への熱転写は最下層程遅くなる事がわかつ
ている。 したがつて通常のカラーペーパーの様に下層か
らシアン、マゼンタ、イエローの順で色素供与物
質を重層した時、シアンと色素に較べ、マゼンタ
さらにイエローの色素は受像層への転写性が悪く
なり、シアンが充分な濃度に達してもイエロー濃
度が足りない、又、イエローが充分な濃度に達し
た時にはシアン層のカブリが高くなつてしまうと
いう様に三色のカラーバランスがとり難い。 (発明の目的) 第1に、熱転写性の優れた、即ちカラーバラン
スの良好なカラー画像が得られる、熱現像および
拡散転写によつてカラー画像を形成する感光要素
および方法を提供することであり、第2に色かぶ
りのないカラー画像が得られる。熱現像および拡
散転写によつてカラー画像を形成する感光要素お
よび方法を提供することである。 (発明の構成) 本発明のカラー画像形成方法は、互いに異なる
透過波長域を有する少なくとも2種の領域をモザ
イク状またはストライプ状に配置して形成された
層であつて、これらの各領域のそれぞれ互いに異
なる色相を与える色素または色素前駆体を供与し
うる色素供与物質を含有する層Aと、感光性ハロ
ゲン化銀および有機銀塩化剤を含む少なくとも1
層の感光性熱現像性層とを有する感光要素および
該感光要素を該層Aの側から画像露光し、次いで
還元剤の存在下に熱現像し、生成した色素または
色素前駆体の少なくとも一部を受像要素に転写す
ることを特徴として構成される。 本発明においては、上記のモザイク状またはス
トライプ状に配置して形成される層をモザイクフ
イルター層と呼ぶことにする。 以下、図面により本発明の感光要素およびカラ
ー画像形成方法について更に詳細に説明する。 第1図AおよびBならびに第2図は、本発明の
カラー画像形成方法に用いられる感光要素の構成
の例を示す断面図である。 第1図Aは支持体(例えば透明ベース)1上に
本発明によるモザイクフイルター層2を設けた状
態を示す断面図である。該モザイクフイルター層
2は通常のモザイクフイルターの様にそれぞれの
微小要素がブルー(B)、グリーン(G)、レツド(R)
の分光透過特性を有する様にフイルター色素が選
択されて混入させられている。例えばブルー(B)に
ついてはブルーの染料単独でもよいしシアンとマ
ゼンタの染料を組合わせてもよい。グリーン(G)に
ついてはグリーンの染料単独でもよいしイエロー
とシアンの染料を組合わせてもよい。又レツド
(R)についてはレツドの染料単独でもよいしマ
ゼンタとイエローの染料を組合わせてもよい。 又本発明に用いられるモザイクフイルター層の
ブルー(B)、グリーン(G)、レツド(R)の各要素中
には、これらのフイルター用染料に加えてそれぞ
れに、例えばイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シ
アン(C)の色素供与物質が混入される。又シアン染
料とマゼンタ染料が組合わさつてブルーのフイル
ター、イエロー染料とシアン染料の組合わせでグ
リーンのフイルター、およびマゼンタ染料とイエ
ロー染料の組合わせでレツドのフイルターを形成
する様な時には各フイルターを形成する染料のう
ちの1つを色素供与物質としてもよい。 例えば第1図Aではブルー(B)の要素中にはマゼ
ンタの色素供与物質が、グリーン(G)の要素中には
シアンの色素供与物質が、またレツド(R)の要
素中にはイエローの色素供与物質が含有されてい
る。この第1図Aではフイルター染料層中に色素
供与物質が混入されている場合を例示してある
が、フイルター染料層と色素供与物質が互いに隣
接して別層に形成されていてもよく、これも本発
明の範囲内である。但し、フイルター染料による
モザイクあるいはストライプが、色素供与物質の
モザイクあるいはストライプと完全に対応してい
る必要がある。これを第1図Bに示す。図中、2
はフイルター染約を含有する層であり、2′はこ
れに対応して形成された色素供与物質を含有する
層である。 第2図は第1図に示すモザイクフイルター層2
上に感光性熱現像性層3(パンクロに増感されて
いる。)を塗布した状態を示し、当該モザイクフ
イルター2に支持体1(ベース面)を通して青色
光の露光を与えた状態が第3図に示されている。
次に、これを熱現像した状態が第4図に示され、
(B)のフイルター要素に対応する部分のみ現像さ
れ、フイルター層中に含まれた色素供与物質から
拡散性色素(この場合マゼンタ色素)が受像層4
に転写した状態を示している。 以上はブルー(B)の露光を与えた場合について述
べたが、同様にグリーン(G)の露光を与えれば、グ
リーンのフイルター層中に含まれた色素供与物質
から放出された拡散性色素(この場合シアン色
素)が受像層に転写し、またレツド(R)の露光
を与えればレツドのフイルター層中に含まれる色
素供与物質からイエローの拡散性色素が受像層中
に転写し、それぞれシアンおよびイエローの色素
画像を同様に与える。またブルーのフイルター層
に対応してイエローの拡散性色素、グリーンのフ
イルター層に対応してマゼンタの拡散性色素、ま
たレツドのフイルター層に対応してシアンの拡散
性色素を放出する色素供与物質を含有させてお
き、受像層上で発色させるようにしておけば、通
常のブルー、グリーン、レツドによる書き込みに
よつてカラー記録ができる。 モザイクフイルター層2は第5図に示す様にハ
ロゲン化銀感光層3の上に設けられてもよく、こ
の場合には第3図い示す場合とは露光を反対面か
ら行えばよい。本発明においてブルー(青)とは
光スペクトルと波長でほぼ400〜500nm、グリー
ン(緑)とは500〜600nm、レツド(赤)とは
600〜700nm、赤外とは700nm以上を指称する。
また本発明において、モザイクフイルター層に用
いられるフイルター色素は現像過程で拡散しない
ものであれば広く使用することができる。 以上、図面に従い本発明のカラー画像形成方法
に用いられる写真要素を説明してその構成が明ら
かなとおり、本発明に係わる写真要素は感光要素
と受像要素とからなるものである。そして上記の
感光要素は前記のとおりそれぞれ、互いに異る透
過波長域を有する少なくとも2種の微細な領域を
有し、これら各領域の少なくとも一部に現像によ
りそれぞれ異なる色調の色素または色素前駆体を
放出し得る色素供与物質を含有し、そして上記の
各領域をモザイク状またはストライプ状に配置、
形成せしめたモザイクフイルター層と有機銀塩、
感光性ハロゲン化銀及びバインダーを有する感光
性熱現像性層とからなる。また受像要素は、上記
感光要素を露光後、熱現像が行われる過程乃至そ
の後で、感光要素から拡散してくる色素または色
素前駆体を物理的あるいは化学的に吸着し得る機
能を有している如き層である。 そして本発明にれば、上記受像要素は露光時に
感光要素と一体となつていてもよく、露光後の熱
現像時に感光要素と接触せしめてもよい、又熱現
像後に接触させて熱転写してもよい。また受像要
素にカラー画像が形成された後、該受像要素を感
光要素と分離しても、または一体化したまゝ用い
てもよい。 本発明においては、好しくは少なくとも3種類
の色素供与物質が用いられるが、本発明では生成
される色素の最大吸収波長の差が50nm以内であ
れば、たとえ構造が異なつていても同種の色素形
成物質と見倣す。本発明において好ましく用いら
れる色素供与物質は、黄色画像を形成ないし放出
する色素供与物質、マゼンタ画像を形成乃至放出
する色素供与物質およびシアン画像を形成乃至放
出する色素供与物質の三種である。これら種類の
異なる各色素供与物質は、モザイク状またはスト
ライプ状に配置された互いに異なる色光透過領域
に含有される。 本発明においては、同一の種類であれば、たと
え構造が異なつていても色素供与物質を2つまた
はそれ以上混合して用いることができる。 上記のストライプ状またはモザイク状に配置さ
れた色光透過領域はどのように配置されてもよ
く、例えば米国特許3226307号、同3728116号、同
4007044号等に記載されたランダム配置でもよく、
またテレビジヨン学会技術報告第5巻、第556頁、
第609頁、および第6巻、第654頁等に記載のある
規則的な配置でもよい。特に密度が最高である隙
間のない形状が好ましく、例えば矩形または六角
形として配置されていることが好ましい。 第6図は、上記色光透過領域の配置の一具体例
を示すもので、第6図Aはいわゆるストライプフ
イルター層の一例を示し、また同図Bは、各フイ
ルター要素が矩形のモザイクフイルター層に形成
された一例を示す。図においてBはブルーのフイ
ルター要素、Gはグリーンのフイルター要素、R
はレツドのフイルター要素を示す。 本発明のカラー画像形成方法においては、現像
過程にて生成さた拡散性色素または色素前駆体が
受像要素の受像層へ拡散する途中で減色混合され
画像が形成されるために、色素供与物質を含有す
る領域は微細であることが好ましく、微細である
ほど画質特に解像力が優れた画像が得られる。従
つて図において、各フイター要素の大きさは少な
くとも要素の巾lが1μ〜500μ、好ましくは5μ〜
250μ、特に5μ〜100μの巾を有していることが好
ましい。 本発明に用いられるモザイクフイルター層は、
この技術分野においてよく知られた加色法原色多
色フイルターアレイ、例えばルミエール・カラー
に用いられるオートクローム板、アグフアーのカ
ラープレート、フインレーカラーのカラープレー
ト等、又はポラヴイジヨンに用いられている様な
カラーストライプフイルター等を製造するのに用
いられる方法を用いて作る事が出来る。これらの
方法としては、例えば米国特許1003720号、同
2681857号、同3284208号、特公昭52−17375号、
同54−13147号、特開昭49−46642号等に記載方
法、及び特開昭56−500272号、同57−104139号、
同57−104140号、同57−115540号等に記載されて
いるように、支持体上に設けられたマイクロセル
アレイ中に各フイルター要素を形成させる方法等
が挙げられる。 前記の本発明に係るモザイク状またはストライ
プ状に形成されるフイルター層のバインダーとし
ては、例えば写真感光材料において広く用いられ
る親水性バインダー、具体的にはゼラチン、ゼラ
チン誘導体、ポリビニルアルコール、カゼイン、
ゼラチンの高分子グラフト化物等を挙げることが
できる。 本発明において用いられる感光要素の支持体
は、透明であり、第7図に示されるように感光要
素が塗設されている裏面にレンチキユラーレンズ
Lsを担持していることが好ましい。該レンチキ
ユラーレンズLsは後記の実施例で述べるように
色素供与物質をストライプ状に異なつた色光透過
領域に入れ分ける際に有利である。 本発明のカラー画像形成方法に用いられる色素
供与物質は、像様露光された感光性ハロゲン化銀
の熱現像条件下における乾式物理現像に際して、
拡散性の色素または色素前駆体の像様分布を形成
する化合物であれば良く、特に限定されるもので
はない。そして該像様分布が露光された像様分布
に対してネガ像であつてもポジ像であつてもよ
い。 本発明に用いられる色素供与物質が色素又は色
素プリカーサーを放出する反応は、分解、脱離、
配位子交換反応などがあるが、本発明のカラー画
像形成方法において好ましい色素供与物質は例え
ば酸化還元により色素を放出し得る化合物、例え
ば特開昭57−179840号、同57−198458号、又は特
願昭57−102487号、同57−225929号、同57−
229648号、同57−229672号等に記載された化合物
及び還元剤との酸化カツプリングにより拡散性色
素及び該プリカーサーを放出乃至形成する化合物
例えば、拡散性色素放出型化合物としては特開昭
57−186744号、同57−207250号及び特願昭57−
122596号、同57−160698号、同57−126054号、同
57−224884号、同58−33363号等に記載されてい
る。又、拡散性色素形成型化合物としては特願昭
57−229671号及び同58−33364号に記載されてい
る。中でも特に好ましく用いられる色素画像供与
物質は活性点置換型カプラーを利用した酸化カツ
プリング方式により例えば芳香族第一級アミン発
色現像主薬の酸化体と活性点置換型カプラーとの
カツプリングにより色素又は色素プリカーサーが
放出乃至形成されるタイプのものである。 本発明に特に有効に用いられる色素供与物質は
次の一般式で与えられる。 一般式() A−B−C 式中Aはカプラー残基を表わす、又Bは単なる
結合手又は2価の結合基を表わす。Cは色素残基
又は色素プレカーサー残基をあらわす。ここにお
いてAのカプラー残基にはスルホ基もしくはカル
ボキシル基、スルフアモイル基とその塩および/
または炭素数8以上のアルキル基、又は炭素数4
以上のアルキル基を有するアリール基をバラスト
基として有するのが好ましい。 本発明において特に好ましい色素供与物質は前
記一般式()のAが活性メチレン、活性メチ
ン、フエノール、ナフトール残基であり好ましい
基質は次の一般式()〜()で表わされる。 一般式()
【式】 一般式()
【式】 一般式()
【式】 一般式()
【式】 一般式()
【式】 一般式()
【式】 一般式()
【式】 式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8
は各々水素原子、ハロゲン原子(好ましくは塩素
原子、臭素原子又は沃素原子)、スルホ基、カル
ボキシ基、スルフアモイル基、アルキル基(好ま
しくは炭素原子数1〜24のアルキル基であり、例
えばメチル、エチル、ブチル、t−オクチル、n
−ドデシル基、n−ペンタデシル基、シクロヘキ
シル基等、又、アリール置換されたアルキル基で
あるベンジル基、フエネチル基等)、置換又は非
置換のアリール基(例えばフエニル基、ナフチル
基、トリル基、メシチル基等)、アシル基(例え
ばアセチル基、テトラデカノイル基、ピバロイル
基、置換又は非置換のベンゾイル基等)、アルキ
ルオキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニ
ル基、ベンジルオキシカルボニル基等)、アリー
ルオキシカルボニル基(例えばフエノキシカルボ
ニル基、p−トリルオキシカルボニル基、α−ナ
フトキシカルボニル基等)、アルキルスルホニル
基(例えばメタンスルホニル基等)、アリールス
ルホニル基(例えばフエニルスルホニル基等)、
カルバモイル基(例えば置換又は非置換のアルキ
ルカルバモイル基、更に具体的にはメチルカルバ
モイル基、ブチルカルバモイル基、テトラデシル
カルバモイル基、N−メチル−N−ドデシルカル
バモイル基、又さらに置換されていてもよいフエ
ノキシアルキルカルバモイル基、例えば2,4−
ジ−t−アミルフエノキシブチルカルバモイル基
等、さらに又置換又は非置換のフエニルカルバモ
イル基、例えば2−ドデシルオキシフエニルカル
バモイル基等)、置換又な非置換のアシルアミノ
基(例えばn−ブチルアミド基、ラウリルアミド
基、さらに置換されていてもよいβ−フエノキシ
エチルアミド基、フエノキシアセトアミド基等、
置換又は非置換のベンツアミド基、例えばベンツ
アミド等、メタンスルホンアミドエチルアミド
基、β−メトキシエチルアミド基等)、アルコキ
シ基(好ましくは炭素数1〜18のアルコキシ基で
あり、例えばメトキシ基、エトキシ基、オクタデ
シルオキシ基等)、スルフアモイル基(例えばメ
チルスルフアモイル基、n−ドデシルスルフアモ
イル基、置換又は非置換の、フエニルスルフアモ
イル基、例えばドデシルフエニルスルフアモイル
基等)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホ
ンアミド基、トリルスルホンアミド基等)又はヒ
ドロキシ基を表わす。 又、R1とR2及びR7とR8は互いに結合して飽和
又は不飽和の5〜6員環を形成してもよい。 又、R9、R10およびR11は各々水素原子、ハロ
ゲン原子(好ましくは塩素原子、臭素原子又は沃
素原子)、アルキル基(好ましくは炭素数1〜2
のアルキル基、例えばメチル、エチル基)、置換
又は非置換のアルキルアミド基(例えばラウリル
アミド基)、又さらに置換されていてもよいフエ
ノキシアルキルアミド基(例えばアルキル置換フ
エノキシアセトアミド基等)、置換又は非置換の
アリールアミド基をあらわす。 又、R12はアルキル基(好ましくは炭素原子数
1〜24のアルキル基、例えばメチル、ブチル、ベ
プタデシル基等)、アルコキシ基(好ましくは炭
素原子数1〜18のアルコキシ基、例えばメトキ
シ、エトキシ、オクタデシル基等)、アリールア
ミノ基(例えばアニリノ基や、さらにハロゲン、
アルキル、アミド基あるいはイミド等の置換基で
置換されたアニリノ基)又、置換又は非置換のア
ルキルアミド(例えばベンツアミド、ハロゲンや
さらにアルキル、アルコキシ、アミド基等で置換
されたベンツアミド基)を表わす。 又、R13はアルキル基(好ましくは炭素原子数
1〜8のアルキル基)フエニル基、トリル基、ナ
フトキシフエニル基等をあらわす。 又、R14はアリールアミノ基(例えばアニリノ
基や、さらにハロゲン、アルキル、アルコキシ、
アルキルアミド、アリールアミド、イミド基等で
置換されたアニリノ基をあらわす)。 これらの一般式()〜()の化合物は熱拡
散性を低下させるために炭素数8以上さらに好ま
しくは12以上のアルキル基、炭素数4以上のアル
キル基を有するアリール基及びスルホン酸基、カ
ルボキシル基、スルホンアミド基等の水溶性基の
少なくとも1つを分子内に有している。 又これらの水溶性基はR1〜R14に置換基として
含まれていてもよい。 又前記、一般式()においてBは連結基すな
わちカプラー残基と熱転写性色素残基又は熱転写
性色素プレカーサー残基がこの基を介して結合し
ている2価の基である。この2価の結合基は例え
ば、−O−、−S−、−NHCO−、
【式】
【式】
【式】 −N=N−、−OSO2−。 これらの結合基のうち放出された色素に親水性
の高い基が残されない基が好ましく、−O−、−S
−、
【式】
【式】−N=N− 等の基が特に好ましい。 前記一般式()においてCとして表わされる
疏水性色素残基としてはアゾ系色素残基、アンス
ラキノン系色素残基、アゾメチン色素残基、イン
ドアニリン系色素残基或は、ニトロジフエニルア
ミン系色素残基等が好ましい。 又、もう一つの有用なタイプの色素供与物質は
下記一般式で表わされる色素形成化合物である。 一般式() A′−B′ ここにおいてA′は疎水性カプラー残基であり、
ここにはスルホ基、カルボキシル基、スルフアモ
イル基の様な水溶性基を含まない。B′はカツプ
リング反応によりカプラーから脱離可能な基であ
り、スルホ基、カルボキシル基、スルフアモイル
基乃至これらの基を有する基をあらわす。ここに
おいて特に好ましい化合物としては特願昭57−
229671号に記載の発色現像主薬の酸化体と反応し
て昇華性又は揮発性の色素を形成し得るカプラー
があげられる。これらのカプラーは熱現像によつ
て形成される発色現像主薬の酸化体とカツプリン
グ反応によつて疎水性で熱転写性の色素を生成す
るものであつて、例えば下記一般式()〜(
)で表わされる化合物が好ましい。 一般式()
【式】 一般式()
【式】 一般式()
【式】 一般式()
【式】 一般式()
【式】 一般式()
【式】 式中、R1、R2、R3及びR4は各々水素原子、ハ
ロゲン原子(好ましくは塩素原子、臭素原子、沃
素原子)、アルキル基(好ましくは、炭素原子数
1〜24のアルキル基であり、例えばメチル、エチ
ル、ブチル、t−オクチル、n−ドデシル基、n
−ペンタデシル基、シクロヘキシル基等、又アリ
ール基で置換されたアルキル基であるベンジル
基、フエネチル基等)、置換又は非置換のアリー
ル基(例えばフエニル基、ナフチル基、トリル
基、メシチル基等)、アシル基(例えばアセチル
基、テトラデカノイル基、ピバロイル基、置換又
は非置換のベンゾイル基等)、アルキルオキシカ
ルボニル基(例えばメトキシカルボニル基、ベン
ジルオキシカルボニル基等)、アリールオキシカ
ルボニル基(例えばフエノキシカルボニル基、p
−トリルオキシカルボニル基、α−ナフトキシカ
ルボニル基等)、アルキルスルホニル基(例えば
メタンスルホニル基等)、アリールスルホニル基
(例えばフエニルスルホニル基等)、カルバモイル
基(例えば置換又は非置換のアルキルカルバモイ
ル基、更に具体的にはメチルカルバモイル基、ブ
チルカルバモイル基、テトラデシルカルバモイル
基、N−メチル−N−ドデシルカルバモイル基、
又さらに置換されていてもよいフエノキシアルキ
ルカルバモイル基、例えば2,4−ジ−t−アミ
ルフエノキシブチル−カルバモイル基、又置換又
は非置換のフエニルカルバモイル基、例えば2−
ドデシルオキシフエニルカルバモイル基等)、置
換又は非置換のアシルアミノ基(例えばn−ブチ
ルアミド基、ラウリルアミド基、さらに置換され
てもよいβ−フエノキシエチルアミド基、フエノ
キシアセトアミド基、置換又は非置換のベンツア
ミド基例えばベンツアミド基、メタンスルホンア
ミドエチルアミド基、β−メトキシエチルアミド
基等)、アルコキシ基(好ましくは炭素原子数1
〜18のアルコキシ基であり、例えばメトキシ基、
エトキシ基、オクタデシルオキシ基等)、スルフ
アモイル基(例えばメチルスルフアモイル基、n
−デシルスルフアモイル基、置換又は非置換のフ
エニルスルフアモイル基、例えばドデシルフエニ
ルスルフアモイル基等)、スルホンアミド基(例
えば、メタンスルホンアミド基、p−トルエンス
ルホンアミド基等)又はヒドロキシ基を表わす。 又R1とR2は互いに結合して飽和又は不飽和の
5〜6員環を形成してもよい。 又R9、R10及びR11は水素原子、ハロゲン原子
(好ましくは塩素原子、臭素原子、沃素原子)ア
ルキル基(好ましくは炭素数1〜2のアルキル
基、例えばメチル基、エチル基)、置換又は非置
換のアルキルアミド基(例えばラウリルアミド基
等、又さらに置換されてもよいフエノキシアルキ
ルアミド基、例えば、アルキル置換フエノキシア
セトアミド基等)、置換又は非置換のアリールア
ミド基等をあらわす。 又R12はアルキル基(好ましくは炭素原子数1
〜24のアルキル基、例えばメチル、ブチル、ペン
タデシル基等)、アルコキシ基(好ましくは炭素
原子数1〜18のアルコキシ基、例えばメトキシ
基、エトキシ基、オクタデシルオキシ基等)、ア
リールアミノ基(例えばアニリノ基やさらにハロ
ゲン原子、アルキル基、アミド基等あるいはイミ
ド基等の置換基で置換されたアニリノ基)。又、
置換又は非置換のアルキルアミド(例えばラウリ
ルアミド、さらに置換されていてもよいフエノキ
シアセトアミド、フエノキシブタンアミド等)、
置換又は非置換のアリールアミド(例えばベンツ
アミド、ハロゲンや、さらにアルキル、アルコキ
シ、アミド基等で置換されたベンツアミド基)を
あらわす。 又R13はアルキル基(好ましくは炭素原子数1
〜8のアルキル基)、置換又は非置換のアリール
基(例えばフエニル基、トリル基、メトキシフエ
ニル基等)をあらわす。 又R14はアリールアミノ基(例えばアニリノ基
やさらにハロゲン、アルキル、アルコキシ、アル
キルアミド、アリールアミド、イミド基等で置換
されたアニリノ基)をあらわす。 又B′はスルホ基、カルボキシル基、スルフア
モイル基乃至 −J−Y で表わされる基をあらわし、上式においてJは2
価の結合基をあらわしYは置換もしくは非置換の
アルキル基又は置換もしくは非置換のアリール基
を表わす。式中Jは、−O−、−S−、
【式】
【式】
【式】−N=N−、−NHCO−、− NHSO2−、−OSO2−。 Yで表わされる置換基としては特にスルホ基、
カルボキシル基、スルフアモイル基を有する置換
のアルキル基、アリール基があげられ、中でもさ
らに置換されていてもよアルキル乃至アリールカ
ルバモイル基であるいはカルボアルコキシ、カル
ボアリールオキシ基で置換されたアルキル基、ハ
ロゲン置換されたアルキル基等、又さらに置換さ
れていてもよいアルキルアミド基、アルキルスル
ホンアミド基、アリールアミド基、アリールスル
ホンアミド基で置換されたアリール基、又さらに
置換されていてもよいアルキルカルバモイル基、
アルキルスルフアモイル基、アリールカルバモイ
ル基、アリールスルフアモイル基で置換されたア
リール基、さらに置換されていてもよい炭素数1
〜22のアルキル基で置換されたアリール基、さら
に置換されていてもよい炭素数1〜22のアルコキ
シ基で置換されたアリール基。炭素数1〜22のア
ルキルアミノ基で置換されたアリール基、その
他、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、スルホ基、カ
ルボキシル基、スルフアモイル基等で置換された
アリール基が好ましい。 これらの活性点置換基としてはカプラー分子全
体を層内で熱不動化する様にスルホ基、カルボキ
シル基、スルフアモイル基が活性点置換基に含ま
れているのが好ましく、さらに炭素数8以上のア
ルキル基乃至炭素数4以上のアルキル基を有する
アリール基をカプラー分子内(カプラー残基内、
即ち一般式()のA′でも活性点置換基B′内の
いずれでもよいが活性点置換基内にこれらの置換
基を有する方が昇華性の色素を形成する場合には
好ましい、しかしA′部分に有する場合でも熱溶
剤による転写は充分に可能である。)に有するの
が好ましく現像主薬との酸化カツプリングによつ
て親水性の活性点置換基が脱離し、疎水性の色素
が形成される。 次に本発明に用いられる化合物の代表的具体例
を示す。 本発明に用いられる化合物は当業界で公知の方
法によつて合成可能であり、例えば特開昭57−
186744号、同57−207250号、特願昭57−122596
号、同57−229671号、同58−407号及び同58−408
号に記載された方法等によつて合成可能である。 上記に掲げた如き本発明に用いられる色素供与
物質の塗布量は、1×10-5〜1×10-2モル/m2
好ましくは2×10-4〜2×10-3モル/m2である。 本発明に用いられる色素供与物質は、担体であ
る疎水性、親水性バインダー中に化合物の型に応
じて種々の方法で分散することができる。例えば
スルホ基、カルボキシル基のような解離性基をも
つ化合物は水もしくはアルカリ性水溶液に溶解し
てから親水性コロイド溶液に加えることができ
る。又、有機溶媒に溶解した後疎水性バインダー
と混合し溶解分散することができる。水性媒体に
溶け難く、有機溶媒に溶け易い色素供与物質を有
機溶媒中に溶解して得られる溶液を親水性コロイ
ド溶液に加え、撹拌などによつて微細な粒子に分
散させる。適当な溶液としては酢酸エチル、テト
ラヒドロフラン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサン、β−ブトキシ−β−エトキシエチルアセ
テート、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルフ
オキサイド、2−メトキシエタノール、トリ−n
−ブチルフタレート等がある。これらの分散溶剤
のうち蒸気圧が比較的低いものは写真層の乾燥時
に揮発させるか、塗布以前に米国特許2322027号、
同2801171号に記載されているような方法で揮発
させることもできる。これらの分散溶媒のうち水
に溶け易いものは米国特許2949360号、同3396027
号に記載されているような水洗方法によつて除去
することができる。色素供与物質の分散を安定化
し、色素画像形成過程を促進するために、写真要
素中に色素供与物質と共に実質的に水に不溶で、
沸点が常圧で200℃以上の溶媒に組入れることが
有利である。この目的に適する高沸点溶媒として
は、高級脂肪酸のトリグリセリド、ジ−オクチル
アジペートのような脂肪族エステル、ジ−n−ブ
チルフタレートのようなフタール酸エステル、ト
リ−o−クレジルフオスフエート、トリ−n−ヘ
キシルフオスフエートのようなリン酸エステル、
N,N−ジエチルラウリルアミドの如きアミド、
2,4−ジ−n−アミルフエノールの如きヒドロ
キシ化合物等がある。さらに色素供与物質の分散
を安定化し色素像形成過程を促進するために、写
真要素中に色素供与物質と共に親媒性のポリマー
を組込むことが有利である。 この目的に適する親媒性のポリマーとしては、
シエラツク;フエノール・ホルムアルデヒド縮合
物;ポリ−n−ブチルアクリレート;n−ブチル
アクリレートとアクリル酸とのコポリマー;n−
ブチルアクリレート、スチレンとメタクリルアミ
ドの共重合物等がある。これらポリマーは色素供
与物質と共に有機溶媒に溶解してから、親水性コ
ロイド中に分散してもよく、また色素供与物質の
親水性コロイド分散物に乳化重合等の手段で調製
した該ポリマーのヒドロゾルを添加してもよい。
色素放出レドツクス化合物の分散は、一般に大き
な剪断力のもとで有効に達成される。例えば高速
回転ミキサー、コロイドミル、高圧ミルクホモジ
ナイザー、英国特許1304264号に開示された高圧
ホモジナイザー、超音波乳化装置などが有用であ
る。色素供与物質の分散は海面活性剤を乳剤助剤
として用いることによつて著しく助けられる。 本発明に使用する色素供与物質の分散に有用な
海面活性剤としては、トリイソプロピルナフタリ
ンスルフオン酸ナトリウム、ジノニルナフタレン
スルフオン酸ナトリウム、p−ドデシルベンゼン
スルフオン酸ナトリウム、ジオクチルスルホサク
シネート・ナトリウム塩、セチル硫酸ナトリウム
塩、特公昭39−4293号に公示されているアニオン
海面活性剤があり、これらアニオン活性剤とアン
ヒドロヘキシトールの高級脂肪酸エステルとの併
用は、米国特許3676141号に公示されているよう
に特に良好な乳化能を示す。 本発明の熱現像感光要素に用いられる有機銀塩
としては、特公昭43−4924号、同44−26582号、
同45−18416号、同45−12700号、同45−22185号
及び特開昭49−52626号、同52−31728号、同52−
13731号、同52−141222号、同53−36224号、同53
−37610号、米国特許3330633号、同4168980号等
に記載されている脂肪族カルボン酸の銀塩例えば
ラウリン酸銀、ミリスチン酸銀、パルミチン酸
銀、ステアリン酸銀、アラキジン酸銀、ベヘン酸
銀等、又芳香族カルボン酸銀、例えば安息香酸
銀、フタル酸銀等、又イミノ基を有する銀塩例え
ばベンツトリアゾール銀、サツカリン銀、フタラ
ジノン銀、フタルイミド銀等、メルカプト基又は
チオン基を有する化合物の銀塩例えば2−メルカ
プトベンツオキサゾール銀、メルカプトオキサジ
アゾール銀、メルカプトベンツチアゾール銀、2
−メルカプトベンツイミダゾール銀、3−メルカ
プトフエニル−1,2,4−トリアゾール銀、又
その他として4−ヒドロキシ−6−メチル−1,
3,3a,7−テトラザインデン銀、5−メチル
−7−ヒドロキシ−1,2,3,4,6−ペンタ
ザインデン銀等があげられる。又RD16966、同
16907、英国特許1590956号、同1590957号に記載
の様な銀化合物を用いることも出来る。中でも例
えばベンツトリアゾール銀の様なイミノ基を有す
る銀塩が好ましくベンツトリアゾールの銀塩とし
ては、例えばメチルベンツトリアゾール銀のよう
なアルキル置換ベンツトリアゾール銀、例えばブ
ロムベンツトリアゾール銀、クロルベンツトリア
ゾール銀のようなハロゲン置換ベンツトリアゾー
ル銀、例えば5−アセトアミドベンツトリアゾー
ル銀のようなアミド置換ベンツトリアゾール銀、
又英国特許1590956号、同1590957号に記載の化合
物、例えばN−〔6−クロロ−4−N(3,5−ジ
クロロ−4−ヒドロキシフエニル)イミノ−1−
オキソ−5−メチル−2,5−シクロヘキサジエ
ン−2−イル〕5−カルバモイルベンツトリアゾ
ール銀塩、2−ベンツトリアゾール−5−イルア
ゾ−4−メトキシ−1−ナフトール銀塩、1−ベ
ンツトリアゾール−5−イルアゾ−2−ナフトー
ル銀塩、N−ベンツトリアゾール−5−イル−4
−(4−ジメチルアミノフエニルアゾ)ベンツア
ミド銀塩等が挙げられる。 また下記一般式〔〕で表わされるニトロベ
ンツトリアゾール類及び下記一般式〔〕で表
わされるベンツトリアゾール類が有利に使用出来
る。 一般式(〕 式中、R10はニトロ基を表わし、R11及びR12
同一でも異なつていてもよく、各々ハロゲン原子
(例えば、塩素、臭素、沃素)、ヒドロキシ基、ス
ルホ基もしくはその塩(例えば、ナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウム塩)、カルボキシ基も
しくはその塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム
塩、アンモニウム塩)、ニトロ基、シアノ基、ま
たはそれぞれ置換基を有してもよいカルバモイル
基、スルフアモイル基、アルキル基(例えば、メ
チル基、エチル基、プロピル基)、アルコキシ基
(例えば、メトキシ基、エトキシ基)、アリール基
(例えばフエニル基)またはアミノ基を表わし、
pは0〜2、qは0〜1の整数を表わす。また前
記カルバモイル基の置換基としては例えばメチル
基、エチル基、アセチル基等を挙げることがで
き、スルフアモイル基の置換基としては例えばメ
チル基、エチル基、アセチル基等を挙げることが
でき、アルキル基の置換基としては例えばカルボ
キシ基、エトキシカルボニル基等を、アリール基
の置換基としては例えばスルホ基、ニトロ基等
を、アルコキシ基の置換基としては例えばカルボ
キシ基、エトキシカルボニル基を、及びアミノ基
の置換基としては例えばアセチル基、メタンスル
ホニル基、ヒドロキシ基を各々挙げることができ
る。 前記一般式〔〕で表わされる化合物は少く
とも一つのニトロ基を有するベンゾトリアゾール
誘導体の銀塩であり、その具体例としては以下の
化合物を挙げることができる。 例えば、4−ニトロエンゾトリアゾール銀、5
−ニトロベンゾトリアゾール銀、5−ニトロ−6
−クロルベンゾトリアゾール銀、5−ニトロ−6
−メチルベンゾトリアゾール銀、5−ニトロ−6
−メトキシベンゾトリアゾール銀、5−ニトロ−
7−フエニルベンゾトリアゾール銀、4−ヒドロ
キシ−5−ニトロベンゾトリアゾール銀、4−ヒ
ドロキシ−7−ニトロベンゾトリアゾール銀、4
−ヒドロキシ−5,7−ジニトロベンゾトリアゾ
ール銀、4−ヒドロキシ−5−ニトロ−6−クロ
ルベンゾトリアゾール銀、4−ヒドロキシ−5−
ニトロ−6−メチルベンゾトリアゾール銀、4−
スルホ−6−ニトロベンゾトリアゾール銀、4−
カルボキシ−6−ニトロベンゾトリアゾール銀、
5−カルボキシ−6−ニトロベンゾトリアゾール
銀、4−カルバモイル−6−ニトロベンゾトリア
ゾール銀、4−スルフアモイル−6−ニトロベン
ゾトリアゾール銀、5−カルボキシメチル−6−
ニトロベンゾトリアゾール銀、5−ヒドロキシカ
ルボニルメトキシ−6−ニトロベンゾトリアゾー
ル銀、5−ニトロ−7−シアノベンゾトリアゾー
ル銀、5−ニトロ−7−(p−ニトロフエニル)
ベンゾトリアゾール銀、5,7−ジニトロ−6−
メチルベンゾトリアゾール銀、5,7−ジニトロ
−6−クロルベンゾトリアゾール銀、5,7−ジ
ニトロ−6−メトキシベンゾトリアゾール銀など
を挙げることができる。 一般式〔〕 式中、R13はヒドロキシ基、スルホ基もしくは
その塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、ア
ンモニウム塩)、カルボキシ基もしくはその塩
(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニ
ウム塩)、置換基を有してもよいカルバモイル基
及び置換基を有してもよいスルフアモイル基を表
わし、R14はハロゲン原子(例えば、塩素、臭
素、沃素)、ヒドロキシ基、スルホ基もしくはそ
の塩(例えばナトリウム塩、カリウム塩、アンモ
ニウム塩)、カルボキシ基もしくはその塩(例え
ば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩)、ニトロ基、シアノ基、またはそれぞれ置換
基を有してもよいアルキル基(例えば、メチル
基、エチル基、プロピル基)、アリール基(例え
ば、フエニル基)、アルコキシ基(例えば、メト
キシ基、エトキシ基)もしくはアミノ基を表わ
し、rは1または2、sは0〜2の整数を表わ
す。 また、前記R13におけるカルバモイル基の置換
基としては例えばメチル基、エチル基、アセチル
基等を挙げることができ、スルフアモイル基の置
換基としては例えばメチル基、エチル基、セチル
基等を挙げることができる。さらに前記R14にお
けるアルキル基の置換基としては例えばカルボキ
シ基、エトキシカルボニル基等を、アリール基の
置換基としては例えばスルホ基、ニトロ基等をア
ルコキシ基の置換基としては例えばカルボキシ
基、エトキシカルボニル基等を、およびアミノ基
の置換基としては例えばアセチル基、メタンスル
ホニル基、ヒドロキシ基等を各々挙げることがで
きる。 前記一般式〔〕で表わされる有機銀塩の具
体例としては以下の化合物を挙げることができ
る。 例えば、4−ヒドロキシベンゾトリアゾール
銀、5−ヒドロキシベンゾトリアゾール銀、4−
スルホベンゾトリアゾール銀、5−スルホベンゾ
トリアゾール銀、ベンゾトリアゾール銀−4−ス
ルホン酸ナトリウム、ベンゾトリアゾール銀−5
−スルホン酸ナトリムウ、ベンゾトリアゾール銀
−4−スルホン酸カリウム、ベンゾトリアゾール
銀−5−スルホン酸カリウム、ベンゾトリゾール
銀−4−スルホン酸アンモニウム、ベンゾトリア
ゾール銀−5−スルホン酸アンモニウム、4−カ
ルボキシベンゾトリアゾール銀、5−カルボキシ
ベンゾトリアゾール銀、ベンゾトリアゾール銀−
4−カルボン酸ナトリウム、ベンゾトリアゾール
銀−5−カルボン酸ナトリウム、ベンゾトリアゾ
ール銀−4−カルボン酸カリウム、ベンゾトリア
ゾール銀−5−カルボン酸カリウム、ベンゾトリ
アゾール銀−4−カルボン酸アンモニウム、ベン
ゾトリアゾール銀−5−カルボン酸アンモニウ
ム、5−カルバモイルベンゾトリアゾール銀、4
−スルフアモイルベンゾトリアゾール銀、5−カ
ルボキシ−6−ヒドロキシベンゾトリアゾール
銀、5−カルボキシ−7−スルホベンゾトリアゾ
ール銀、4−ヒドロキシ−5−スルホベンゾトリ
アゾール銀、4−ヒドロキシ−7−スルホベンゾ
トリアゾール銀、5,6−ジカルボキシベンゾト
リアゾール銀、4,6−ジヒドロキシベンゾトリ
アゾール銀、4−ヒドロキシ−5−クロルベンゾ
トリアゾール銀、4−ヒドロキシ−5−メチルベ
ンゾトリアゾール銀、4−ヒドロキシ−5−メト
キシベンゾトリアゾール銀、4−ヒドロキシ−5
−ニトロベンゾトリアゾール銀、4−ヒドロキシ
−5−シアノベンゾトリアゾール銀、4−ヒドロ
キシ−5−アミノベンゾトリアゾール銀、4−ヒ
ドロキシ−5−アセトアミドベンゾトリアゾール
銀、4−ヒドロキシ−5−ベンゼンスルホンアミ
ドベンゾトリアゾール銀、4−ヒドロキシ−5−
ヒドロキシカルボニルメトキシベンゾトリアゾー
ル銀、4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル
メトキシベンゾトリアゾール銀、4−ヒドロキシ
−5−カルボキシメチルベンゾトリアゾール銀、
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニルメチル
ベンゾトリアゾール銀、4−ヒドロキシ−5−フ
エニルベンゾトリアゾール銀、4−ヒドロキシ−
5−(p−ニトロフエニル)ベンゾトリゾール銀、
4−ヒドロキシ−5−(p−スルホフエニル)ベ
ンゾトリアゾール銀、4−スルホ−5−クロルベ
ンゾトリアゾール銀、4−スルホ−5−メチルベ
ンゾトリアゾール銀、4−スルホ−5−メトキシ
ベンゾトリアゾール銀、4−スルホ−5−シアノ
ベンゾトリアゾール銀、4−スルホ−5−アミノ
ベンゾトリアゾール銀、4−スルホ−5−アセト
アミドベンゾトリアゾール銀、4−スルホ−5−
ベンゼンスルホンアミドベンゾトリアゾール銀、
4−スルホ−5−ヒドロキシカルボニルメトキシ
ベンゾトリアゾール銀、4−スルホ−5−エトキ
シカルボニルメトキシベンゾトリアゾール銀、4
−ヒドロキシ−5−カルボキシベンゾトリアゾー
ル銀、4−スルホ−5−カルボキシメチルベンゾ
トリアゾール銀、4−スルホ−5−エトキシカル
ボニルメチルベンゾトリアゾール銀、4−スルホ
−5−フエニルベンゾトリアゾール銀、4−スル
ホ−5−(p−ニトロフエニル)ベンゾトリアゾ
ール銀、4−スルホ−5−(p−スルホフエニル)
ベンゾトリアゾール銀、4−スルホ−5−メトキ
シ−6−クロルベンゾトリアゾール銀、4−スル
ホ−5−クロル−6−カルボキシベンゾトリアゾ
ール銀、4−カルボキシ−5−クロルベンゾトリ
アゾール銀、4−カルボキシ−5−メチルベンゾ
トリアゾール銀、4−カルボキシ−5−ニトロベ
ンゾトリアゾール銀、4−カルボキシ−5−アミ
ノベンゾトリアゾール銀、4−カルボキシ−5−
メトキシベンゾトリアゾール銀、4−カルボキシ
−5−アセトアミドベンゾトリアゾール銀、4−
カルボキシ−5−エトキシカルボニルメトキシベ
ンゾトリアゾール銀、4−カルボキシ−5−カル
ボキシメチルベンゾトリアゾール銀、4−カルボ
キシ−5−フエニルベンゾトリアゾール銀、4−
カルボキシ−5−(p−ニトロフエニル)ベンゾ
トリアゾール銀、4−カルボキシ−5−メチル−
7−スルホベンゾトリアゾール銀などを挙げるこ
とができる。これらの化合物は単独で用いても、
2種類以上を組合せて用いてもよい。 本発明において用いることができる有機銀塩は
単離したものを適当な手段によりバインダー中に
分散して使用に供してもよいし、また適当なバイ
ンダー中で銀塩を調整し、単離せずにそのまま使
用に供してもよい。 該有機銀塩の使用量は、支持体1m当り0.05g
〜10.0gであり、好ましくは0.2g〜2.0gである。 本発明に用いられることができる感光性ハロゲ
ン化銀としては、塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭
化銀、塩沃化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀、或いは
これらの混合物等が挙げられる。該感光性ハロゲ
ン化銀は、写真技術分野で公知のシングルジエツ
ト法やダブルジエツト法等の任意の方法で調製す
ることができるが、特に本発明に於いては通常の
ハロゲン化銀ゼラチン乳剤の調製方法に従つて調
製した感光性ハロゲン化銀乳剤が好ましい結果を
与える。 該感光性ハロゲン化銀乳剤は、写真技術分野で
公知の任意の方法で化学的に増感してもよい。か
かる増感法としては、金増感、イオウ増感、金−
イオウ増感、還元増感等各種の方法が挙げられ
る。 上記感光性乳剤中のハロゲン化銀は、粗粒子で
あつても微粒子であつてもよいが、好ましい粒子
サイズはその径が約1.5μ〜約0.001μであり、さら
に好ましくは約0.5μ〜約0.01μである。 更に他の感光性ハロゲン化銀の調製法として、
感光性銀塩形成成分を有機銀塩と共存させ、有機
銀塩の一部に感光性ハロゲン化銀を形成させるこ
ともできる。この調製法に用いられる感光性銀塩
形成成分としては、無機ハロゲン化物、例えば
MXoで表わされるハロゲン化物(ここで、Mは
H原子、NH4基または金属原子を表わし、Xは
Cl、BrまたはI、nはMがH原子、NH4基の時
は1、Mか金属原子の時はその原子価を示す。前
記金属原子としては、リチウム、ナトリウム、カ
リウム、ルビウム、セシウム、銅、金、ベリリウ
ム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウ
ム、バリウム、亜鉛、カドミウム、水銀、アルミ
ニウム、インジウム、ランタン、ルテニウム、タ
リウム、ゲルマニウム、錫、鉛、アンチモン、ビ
スマス、クロム、モリブデン、タングステン、マ
ンガン、レニウム、鉄、コバルト、ニツケル、ロ
ジウム、バラジウム、オスミウム、イリジウム、
白金、セリウム等が挙げられる。)、含ハロゲン金
属錯体(例えばK2PtCl6、K2PtBr6、HAuCl4
(NH42IrCl6、(NH42IrCl6、(NH42RuCl6
(NH43RuCl6、(NH43RhCl6、(NH43RhBr6
等)、オニウムハライド(例えばテトラメチルア
ンモニウムブロマイド、トリメチルフエニルアン
モニウムブロマイド、セチルエチルジメチルアン
モニウムブロマイド、3−メメルチアゾリウムブ
ロマイド、トリメチルベンジルアンモニウムブロ
マイドのような4級アンモニウムハライド、テト
ラエチルフオスフオニウムブロマイドのような4
級フオスフオニウムハライド、ベンジルエチルメ
チルブロマイド、1−エチルチアゾリウムブロマ
イドのような3級ホスホニウムハライド等)、ハ
ロゲン化炭化水素(例えばヨードホルム、ブロモ
ホルム四臭化炭素、2−ブロム−2−メチルプロ
パン等)、N−ハロゲン化合物(N−クロロコハ
ク酸イミド、N−ブロムコハク酸イミド、N−ブ
ロムフタル酸イミド、N−ブロムアセトアミド、
N−ヨードコハク酸イミド、N−ブロムフタラジ
ノン、N−クロロフタラジノン、N−ブロモアセ
トアニリド、N,N−ジブロモベンゼンスルホン
アミド、N−ブロモ−N−メチルベンゼンスルホ
ンアミド、1,3−ジブロモ−4,4−ジメチル
ヒダントイン等)、その他の含ハロゲン化合物
(例えば塩化トリフエニルメチル、臭化トリフエ
ニルメチル、2−ブロム酪酸、2−ブロムエタノ
ール等)などを挙げることができる。 これら感光性ハロゲン化銀および感光性銀塩形
成成分は、種々の方法において組合せて使用で
き、使用量は有機銀塩1モルに対して0.001〜5.0
モルであり、好ましくは0.01〜0.3モルである。 さらに本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤層
は広い波長域に分光増感されていてもよい。この
ための増感色素としては種々のものが用いられる
が、シアニン、メロシアニン、3核又は4核のシ
アニン、スチリル、ヘミシアニン、オキソノー
ル、ヘミオキソノール等の色素が代表的なものと
してあげられる。シアニン色素としては例えばチ
アゾリン、オキサゾリン、ピロリン、ピリジン、
オキサゾール、チアゾール、セレナゾール、イミ
ダゾールの様な塩基性核を有するものが好ましく
この様な核にはアルキル基、アルキレン基、ヒド
ロキシアルキル基、スルホアルキル基、カルボキ
シアルキル基、アミノアルキル基、または縮合炭
素環式若しくは複素環を作る事の出来るエナミン
基を有していてもよい。又対称形でもよく非対称
形でもよく、またメチン鎖上、ポリメチン鎖上に
アルキル基、フエニル基、エナミン基、ヘテロ環
置換基を有していてもよい。 メロシアニン色素としては上記塩基性核の他に
例えばチオヒダントイン核、ローダニン核、オキ
サゾリジンジオン核、チアゾリジンジオン核、バ
ルビツール酸核、チアゾリンチオン核、マロノニ
トリル核、ピラゾロン核の様な酸性核を有しても
よい。これらの酸性核は更にアルキル基、アルキ
レン基、フエニル基、カルボキシル基、スルホア
ルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシア
ルキル基、アルキルアミノ基又はヘテロ環式核で
置換されていてもよい。又必要ならばこれらの色
素を組合わせて使用してもよい。更にアスコルビ
ン酸誘導体、アザインデン、カドミウム塩、有機
スルホン酸等例えば米国特許2933、390号、同
2937089号等に記載されている様な可視光を吸収
しない超増感性添加剤を併用する事が出来る。 又本発明の熱現像性カラー感光材料に用いられ
る還元剤としては例えば米国特許3531286号、同
3761270号、同3764328号、又RD12146、
RD15108、RD15127及び特開昭56−27132号等に
記載のp−フエニレンジアミン系及びp−アミノ
フエノール系現像主薬、フオスフオロアミドフエ
ノール系及びスルホンアミドフエノール系現像主
薬、又ヒドラゾン型発色現像主薬が、特開昭57−
186744号、特願昭57−122596号、同57−160698
号、同57−126054号、同57−224884号、同57−
229671号等に記載の熱転写性色素供与物質の場合
には有利に用いることができる。この場合還元剤
とこれらの熱転写性色素画像供与物質との酸化カ
プリングにより拡散性色素が放出または形成され
る。また米国特許342599号、同3719492号、特開
昭53−135628号、同54−79035号等に記載されて
いる発色現像主薬プレカーサ等も有利に用いるこ
とができる。中でも特に有用な発色現像主薬とし
ては下記一般式()で表わされるフエニレン
ジアミン誘導体およびアミノフエノール誘導体で
ある。 一般式() 式中、R15はアルキル基(好ましくはメチル
基、エチル基)、アルコキシ基(好ましくはメト
キシ基、エトキシ基)、ハロゲン原子(好ましく
はフツ素原子、塩素原子)又は水素原子を表わ
し、tは1〜4の正の整数(tが2以上の時2つ
以上あるR15は互いに同じでも異なつていてもよ
い)を表わし、R16はスルホキシ基、その塩、又
は−LR18(Lは−CO−又は−SO2−を表わし、
R18はアルキル基(置換アルキル基を含む)、ア
リール基(置換アリール基を含む)を表わす。)
を表わし、R17は−OH基又は
【式】(R19、 R20はアルキル基(好ましくはメチル基、エチル
基)又は水素原子を表わし、R19とR20は互いに
同じでも異なつていてもよい)を表わす。 上記一般式()で表わされる発色現像主薬
の特に好ましい具体例としては以下の化合物があ
る。
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 その他のカラー方式を用いる場合、例えば特開
昭57−179840号、同57−102487号、特願昭57−
225929号、同57−1919号等に開示された方式を用
いる場合、これらは必ずしも前述の還元剤を用い
る必要はなく、以下に述べるような還元剤を用い
ることができる。 即ちフエノール類(例えば、p−フエニルフエ
ノール、p−メトキシフエノール、2,6−ジ−
tert−ブチル−p−クレゾール、N−メチル−p
−アミノフエノール等)、スルホンアミドフエノ
ール類(例えば4−ベンゼンスルホンアミドフエ
ノール、2−ベンゼンスルホンアミドフエノー
ル、2,6−ジクロロ−4−ベンゼンスルホンア
ミドフエノール、2,6−ジブロモ−4−(p−
トルエンスルホンアミド)フエノール等)、又は
ポリヒドロキシベンゼン類(例えば、ハイドロキ
ノン、tert−ブチルハイドロキノン、2,6−ジ
メチルハイドロキノン、クロロハイドロキノン、
カルボキシハイロドキノン、カテコール、3−カ
ルボキシカテコール等)、ナフトール類(例えば
α−ナフトール、β−ナフトール、4−アミノナ
フトール、4−メトキシナフトール等)、ヒドロ
キシビナフチル類及びメチレンビスナフトール類
(例えば、1,1′−ジヒドロキシ−2,2′−ビナ
フチル、6,6′−ジブロモ−2,2′−ジヒドロキ
シ−1,1′−ビナフチル、6,6′−ジニトロ−
2,2′−ジヒドロキシ−1,1′−ビナフチル、
4,4′−ジメトキシ−1,1′−ジヒドロキシ−
2,2′−ビナフチル、ビス(2−ヒドロキシ−1
−ナフチル)メタン等)、メチレンビスフエノー
ル類(例えば、1,1−ビス(2−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフエニル)−3,5,5−トリ
メチルヘキサン、1,1−ビス(2−ヒドロキシ
−3−tert−ブチル−5−メチルフエニル)メタ
ン、1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジ
−tert−ブチルフエニル)メタン、2,6−メチ
レンビス(2−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−
5−メチルフエニル)−4−メチルフエノールα
−フエニル−α、α−ビス(2−ヒドロキシ−
3,5−ジ−tert−ブチルフエニル)メタン、α
−フエニル−α,α−ビス(2−ヒドロキシ−3
−tert−ブチル−5−メチルフエニル)メタン、
1,1−ビス(2−ヒドロキシ−3,5−ジメチ
ルフエニル)−2−メチルプロパン、1,1,5,
5−テトラキス(2−ヒドロキシ−3,5−ジメ
チルフニル)−2,4−エチルペンタン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフエ
ニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
−3−メチル−5−tert−ブチルフエニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−
ジ−tert−ブチルフエニル)プロパン等)、アス
コルビン酸類、3−ピラゾリドン類、ピラゾロン
類、ヒドラゾン類およびパラフエニレンジアミン
類があげられる。 これら還元剤は、単独或いは2種以上組合せて
用いることもできる。還元剤の使用量は、使用さ
れる有機酸銀塩の種類、感光性銀塩の種類および
その他の添加剤の種類などに依存するが、通常は
有機酸銀塩1モルに対して0.05モル〜10モルの範
囲であり、好ましくは0.1モル〜3モルである。 本発明の熱現像カラー感光材料は、上記各成分
以外に必要に応じ各種添加剤を添加することがで
きる。 例えば現像促進剤としては、米国特許3220846
号、同3531285号、同4012260号、同4060420号、
同4088、496号、同4207392号またはRD15733、
同15734、同15776等に記載されたアルカリ放出
剤、特公昭45−12700号記載の有機酸、米国特許
3667959号記載の−CO−、−SO2−、−SO−基を
有する非水性極性溶媒化合物、米国特許3438776
号記載のメルトフオーマー、米国特許3666477号、
特開昭51−19525号に記載のポリアルキレングリ
コール類等がある。また色調剤としては、例えば
特開昭46−4928号、同46−6077号、同49−5019
号、同49−5020号、同49−91215号、同49−
107727号、同50−2524号、同50−67132号、同50
−67641号、同50−114217号、同52−33722号、同
52−99813号、同53−1020号、同53−55115号、同
53−76020号、同53−125014号、同54−156523号、
同54−156524号、同54−156525号、同54−156526
号、同55−4060号、同55−4061号、同55−32015
号等ならびに西独特許2140406号、同2147063号、
同2220618号、米国特許3080254号、同3847612号、
同3782941号、同3994732号、同4123282号、同
4201582号等に記載されている化合物であるフタ
ラジノン、フタルイシド、ピラゾロン、キナゾリ
ノン、N−ヒドロキシナフタルイミド、ベンツオ
キサジン、ナフトオキサジンジオン、2,3−ジ
ヒドロフタラジンジオン、2,3−ジヒドロ−
1,3−オキサジン−2,4−ジオン、オキシピ
リジン、アミノピリジン、ヒドロキシキノリン、
アミノキノリン、イソカルボスチリル、スルホン
アミド、2H−1,3−ベンゾチアジン−2,4
−(3H)ジオン、ベンゾトリアジン、メルカプト
トリアゾール、ジメルカプトテトラザペンタレ
ン、フタル酸、ナフタル酸、フタルアミン酸等が
あり、これらの1つまたはそれ以上とイミダゾー
ル化合物との化合物またフタル酸、ナフタル酸等
の酸または酸無水物の少なくとも1つおよびフタ
ラジン化合物の混合物、さらには、フタラジンと
マレイン酸、イタコン酸、キノリン酸、ゲンチジ
ン酸等の組合せ等を挙げることができる。又特願
昭57−73215号、同57−76838号に記載された、3
−アミノ−5−メルカプト−1,2,4−トリア
ゾール類、3−アシルアミノ−5−メルカプト−
1,2,4−トリアゾール類も有効である。 またさらにカプリ防止剤としては、例えば特公
昭47−11113号、特開昭49−90118号、同49−
10724号、同49−97613号、同50−101019号、同49
−130720号、同50−123331号、同51−47419号、
同51−57435号、同51−78227号、同51−104338
号、同53−19825号、同53−20923号、同51−
50725号、同51−3223号、同51−42529号、同51−
81124号、同54−51821号、同55−93149号等、な
らびに英国特許1455271号、米国特許3885968号、
同3700457号、同4137079号、同4138265号、西独
特許2617907号等に記載されている化合物である
第2水銀塩、或は酸化剤(例えばN−ハロゲノア
セトアミド、N−ハロゲノコハク酸イミド、過塩
素酸及びその塩類、無機過酸化物、過硫酸塩等)、
或は酸及びその塩(例えばスルフイン酸、ラウリ
ン酸リチウム、ロジン、ジテルペン酸、チオスル
ホン酸等)、或はイオウ含有化合物(例えばメル
カプト化合物放出性化合物、チオウラシル、ジス
ルフイド、イオウ単体、メルカプト−1,2,4
−トリアゾール、チアゾリンチオン、ポリスルフ
イド化合物等)、その他、オキサゾリン、1,2,
4−トリアゾール、フタルイミド等の化合物があ
げられる。 また安定剤として特に処理後のプリントアウト
防止剤を同時に用いてもよく、例えば特開昭48−
45228号、同50−119624号、同50−120328号、同
53−46020号等に記載のハロゲン化炭化水素類、
具体的にはテトラプロムブタン、トリブロムエタ
ノール、2−ブロモ−2−トリルアセトアミド、
2−ブロモ−2−トリルスルホニルアセトアミ
ド、2−トリプロモメチルスルホニルベンゾチア
ゾール、2,4−ビス(トリブロモメチル)−6
−メチルトリアジンなどがあげられる。 また特公昭46−5393号、特開昭50−54329号、
同50−77034号記載のように含イオウ化合物を用
いて後処理を行つてもよい。 さらには、米国特許3301678号、同3506444号、
同3824103号、同3844788号に記載のイソチウロニ
ウム系スタビライザープリカーサ、また米国特許
3669670号、同4012260号、同4060420号等に記載
されたアクチベータースタビライザープレカーサ
等を含有してもよい。 本発明の熱現像カラー感光材料には、さらに上
記成分以外に必要に応じて、ハレーシヨン防止染
料、蛍光増白剤、硬膜剤、帯電防止剤、可塑剤、
延展剤等各種の添加剤、塗布助剤等が添加され
る。 本発明の熱現像感光材料に用いられるバインダ
ーとしては種々のバインダーを用いる事が可能で
あるが公的なバインダーとしては親水性または疎
水性のバインダーを任意に目的に応じ用いる事が
出来る。例えばゼラチン、ゼラチン誘導体の如き
蛋白質、セルロース誘導体、デキストランの如き
ポリサツカライド、アラビアゴム等の如き天然物
質、ポリビニルアセタール(好ましくはアセター
ル化度が20%以下、例えばポリビニルアセター
ル)、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコール(ケン化率が75%以上
のものが好ましい)、エチルセルロース等の合成
ポリマーから選ばれる親水性バインダーがあげら
れ、また好適な疎水性の合成ポリマーとしては米
国特許3142586号、同3193386号、同3062674号、
同3220844号、同3287289号、同3411911号に記載
されているものが挙げられる。有効なポリマーと
しては、アルキルアクリレート、メタクリレー
ト、アクリル酸、スルホアルキルアクリレート又
はメタクリレート系から成る水不溶性ポリマー等
が挙げられる。好適な高分子物質としては、ポリ
ビニルブチラール、ポリアクリルアミドセルロー
スアセテートブチレート、セルロースアセテート
プロピオネート、ポリメチルメタクリレート、ポ
リビニルピロリドン、ポリスチレン、エチルセル
ロース、ポリビニルクロライド、塩素化ゴムポリ
イソブチレン、ブタジエンスチレンコポリマー、
ビニルクロライド−ビニルアセテートコポリマ
ー、ビニルアセテート−ビニルクロライド−マレ
イン酸とのコポリマー、ポリビニルアルコール、
ポリ酢酸ビニル、ベンジルセルロース、酢酸セル
ロース、セルロースプロピオネート、セルロース
アセテートフタレートが挙げられる。又必要なら
ば2種以上混合使用してもよい。バインダーの量
は各感光層あたり有機銀塩1部に対して重量比で
1/10〜10部、好ましくは1/4〜4部である。 特に好ましいバインダーとしてはゼラチンの如
き蛋白質、セルロース誘導対およびポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドンまたは水溶性ポ
リビニルアセタールの如き水可溶性のポリマー等
の親水性バインダーであり、これらを単独又は2
種以上併用で用いることができる。 本発明に係る前記各成分を含む層及びその他の
層は広範囲の各種支持体上に塗布される。本発明
に使用される支持体としてはセルロースナイトレ
ートフイルム、セルロースエステルフイルム、ポ
リビニルアセタールフイルム、ポリエチレンフイ
ルム、ポリエチレンテレフタレートフイルム、ポ
リカーボネートフイルム等のプラスチツクフイル
ム及びガラス、紙、アルミニウム等の金属等があ
げられる。又バライタ紙、レジンコーテイド紙耐
水性紙も用いる事が出来る。 本発明に係る熱現像カラー感光材料には感光層
以外にも上塗りポリマー層、下塗り層、パツキン
グ層、中間層或はフイルタ層等各種の層を目的に
応じて設ける事が出来る。 該熱現像カラー感光材料は画像様露光及び熱処
理によつて色素画像を形成することが出来るが色
素画像のための画像受像層へ例えばメタノールの
様な溶剤又熱で溶融する例えばメチルアニセート
の様な熱溶剤を用いて熱転写してやる事が出来
る。又英国特許1590957号に記載の様な熱転写方
式を用いる事も可能である。 本発明に係る感光材料は、像様露光した後、熱
現像することによつて、熱転写性色素または熱転
写性色素プレカーサの像様分布を該色素供与物質
から形成させ、該像様分布の少なくとも一部を、
熱現像感光材料と積重関係にある受像層に熱転写
するカラー熱拡散転写方法に適用された場合受像
層に形成される画像濃度が改良された高い濃度の
画像を与える。 本発明の熱現像カラー感光材料には色素画像の
ための各種の媒染剤が受像層として使用出来る。
又この受像層は適当な支持体上に受像層を含む別
個の受像要素であつてもよく又受像層が上述の熱
現像性感光材料要素の一部である1層の層であつ
てもよい。もし必要ならば該感光材料要素中に不
透明化層を含ませる事も出来、そういつた層は受
像層中の色素画像を観察するために使用され得る
所望の程度の放射線線例えば可視光線を反射させ
るために使用されている。不透明化層は必要な反
射を与える種々の試薬、例えば二酸化チタンを含
む事が出来る。 本発明による熱現像感光層と同様、保護層、中
間層、下塗層、バツク層その他の層についても、
それぞれの塗布液を調製し、浸漬法、エアーナイ
フ法、カーテン塗布法または米国特許3681294号
に記載のポツパー塗布法等の各種の塗布法により
感光材料を作成することができる。 更に必要ならば米国特許2761791号および英国
特許837095号に記載されている方法によつて2層
またはそれ以上を同時に塗布することもできる。 本発明による熱現像感光材料には種々の露光手
段を用いることができる。潜像は可視光を含む輻
射線の画像状露光によつて得られる。一般には通
常のカラープリントに使用される光源、例えばタ
ングステンランプ、水銀灯、キセノンランプ、レ
ーザー光線、CRT光線等を光源として用うるこ
とができる。 原図としては、製図などの線画像は勿論、段階
のある写真画像でもよい。また原図からの焼付
は、密着焼付でも反射焼付でもよい。 またビデオカメラ等により投映された画像やテ
レビ局より送られてくる画像情報を直接CRTや
FOTに出し、この像を密着やレンズにより熱現
像感光材料上に結像させて焼付けることもでき
る。 また最近大巾な進歩がみられるLED(発光ダイ
オード)は、各種の機器において露光手段として
また表示手段として用いられつつある。この
LEDは青光を有効に出すものを作ることが困難
である。この場合カラー画像を再生するには、
LEDとして緑光、赤光、赤外光を発するものを
使い、これらの光に感光する層が、それぞれイエ
ロー、マゼンタ、シアンの染料を放出するように
設計すればよい。すなわち、緑感光層がイエロー
染料放出画像形成物質を含み、赤感光層がマゼン
タ染料放出画像形成物質を含むように、また赤外
感光層がシアン染料放出画像形成物質を含むよう
にしておけばよい。 上記の原図を直接に密着または投映する方法以
外に、光源により照射された原図を光電管や
CCD等の受光素子により、読みとり、コンピユ
ーター等のメモリー入れ、この情報を必要に応じ
て加工するいわゆる画像処理を施した後、この画
像情報をCRTに再生させ、これを画像状光源と
して利用したり、処理された情報にもとづいて、
直接3種LEDを発光させて露光する方法もある。
本発明の熱現像カラー感光材料の露光後、得られ
た潜像は、例えば約80°〜250℃で0.3秒から120秒
で該感光材料を全面的に加熱することにより現像
することができる。上記範囲に入る温度であれ
ば、加熱時間の増大または短縮によつて高温、定
温いずれも使用可能である。特に約110℃〜200℃
の範囲が有用であり、加熱手段は、熱板、アイロ
ン、熱ローラまたは類似物であつてよい。 本発明において、現像により色画像を形成させ
るための具体的な方法は、可動性染料の熱拡散転
写であり、そのために熱現像カラー感光材料は、
支持体上に少なくともハロゲン化銀、有機銀塩酸
化剤とその還元剤色素供与物質、バインダーを含
む感光層と該感光層で形成された可動性の染料を
受けとめることのできる受像層より構成される。 上述の感光層と受像層とは同一の支持体上に形
成してもよいし、また別々の支持体上に形成する
こともできる。 受像層は、感光層から引き剥がすことができ
る。例えば熱現像からカラー感光材料の像様露光
の後、感光層に受像層を重ねて均一加熱現像する
こともできる。また熱現像カラー感光材料の像様
露光、均一加熱現像した後、受像層を重ねて、現
像温度より定温で加熱し染料を転写させることも
できる。 本発明に用いられる受像層としては、例えばア
ンモニウム塩を含むポリマーで、米国特許
3709690号に記載されている。例えばアンモニウ
ム塩を含むポリマーとしては、ポリスチレン−コ
−N,N,N−トリ−n−ヘキシル−N−ビニル
ベンジルアンモニウムクロライドで、スチレンと
ビニルヘンジルアンモニウムクロライドの比率
は、1:4〜4:1好ましくは1:1である。典
型的な拡散転写用の感光材料はアンモニウム塩を
含むポリマーをゼラチンと混合して透明支持体上
に塗布することにより得られる。 本発明で受像層として用いられる色素を受容し
るう色素受容性の有機高分子物質は、写真感光層
を保持すると同時に、熱現像処理中に色素画像供
与物質より放出される色素を受容しうるものであ
る。この目的に適合する支持体及び前述の有機高
分子物質は各々、ガラス転位温度が40℃以上、
250℃以下の耐熱性の有機高分子物質より成り、
フイルム状または樹脂板状で用いられる。 本発明に用いられる有機高分子物質の例として
は以下のものがある。それを列挙すると、分子量
2000〜85000のポリスチレン、炭素数4以下の置
換基をもつポリスチレン誘導体、ポリビニルシク
ロヘキサン、ポリジビニルベンゼン、ポリビニル
ピロリドン、ポリビニルカルバゾル、ポリアリル
ベンゼン、ポリビニルアルコール、ポリビニルホ
ルマールおよびポリビニルブチラールなどのポリ
アセタール類、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチ
レン、ポリ三塩化ふつ化エチレン、ポリアクリロ
ニトリル、ポリ−N,N−ジメチルアクリルアミ
ド、p−シアノフエニル基、ペンタクロロフエニ
ル基および2,4−ジクロロフエニル基をもつポ
リアクリレート、ポリアクリルクロロアクリレー
ト、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタ
クリレート、ポリプロピルメタクリレート、ポリ
イソプロピルメタクリレート、ポリイソブチルメ
タクリレート、ポリターシヤリーブチルメタクリ
レート、ポリシクロヘキシルメタクリレート、ポ
リエチレングリコールジメタクリレート、ポリ−
2−シアノ−エチルメタクリレート、ポリエチレ
ンテレフタレートなどのポリエステル類、ポリス
ルホン、ビスフエノールAポリカーボネート、ポ
リカーボネート類、ポリアンヒドライド、ポリア
ミド類並びにセルロースアセテート類が挙げられ
る。また、Polymer Handbook 2nd ed.(J.
Brandrup、E.H.Immergut編)John Wiley&
Sons出版に記載されているガラス転移温度40℃
以上、250℃以下の合成ポリマも有用である。こ
れらの高分子物質は、単独で用いられても、また
複数以上を組み合せて共重合体として用いてもよ
い。 色素の熱現像カラー感光層から受像層への転写
には、転写溶媒を用いることができる。この転写
溶媒には、メタノール、酢酸エチル、ジイソブチ
ルケトン等の低沸点溶媒およびトリ−n−クレジ
ルホスフエート、トリ−n−ノニルホスフエー
ト、ジ−n−ブチルフタレート等の高沸点溶媒を
用い、高沸点溶媒の場合には、適当な乳化剤を用
いてゼラチン中に乳化し受像層に添加することが
できる。 別の具体的な方法では、透明支持体上の受像層
の上に、ゼラチン分散した二酸化チタン層を設け
ることができる。二酸化チタン層は白色の不透明
層を形成し、転写色画像を透明支持体側から見る
ことにより反射型の色像が得られる。 (実施例) 以下に本発明の実施例を示す。 実施例 1 米国特許3284208号に開示されているラインス
トライプの製造方法に基づいて、フイルター要素
を作成した。 すなわち、裏面に1ミリ当り16本のレンチキユ
ラーレンズを有するセルロースアセテートブチレ
ート層を担持せるポリエチレンテレフタレートフ
イルムベースの表面(平面側)に、メタノール70
ml、ニトロセルロース1.25gおよびn−ブタノー
ル30mlからなる下引き層を塗布した。次にこの下
引き層上に下記の色素画像供与物質(例示化合物
(56′))16.9gをジ−n−ブチルフタレート10g
中に溶解してプロテクト法により分散したゼラチ
ン10%水溶液200ml、メチレンブルー2.0gおよび
重クロム酸カリウム3gからなる組成物を塗布
し、レンチキユラーレンズを介して紫外光線に露
光して一部を硬化せしめ、続いて50℃の温水にて
洗浄して未硬化部を取り除いて第1のゼラチン層
を作成した。 更に上記の層の上に、前記の色素供与物質を下
記化合物−29の16.3gに代え、またメチレンブル
ーをアシドグリーンC.I.7の1.8gに代え、さらに
紫外光の照射角を変えた以外は、前記と同じ操作
を行ない、第2のゼラチン層を形成せしめた。 次いで上記の層の上に、前記の例示化合物
(56′)を下記化合物−34の12.3gに、またメチレ
ンブルーをダイレクトレツドC.I.81の2.1gおよび
ダイレクトイエローC.I.4の0.5gに代え、更に紫
外光の照射角を変えた以外は、前記と同様の操作
を行い、第3のゼラチン層を形成せしめた。 別にベンツトリアゾール銀22.7gにアルコール
400ml、8%ポリビニルブチラール水溶液(積水
化学製エスレツクW−201)500mlを加え、24時間
ボールミルにより分散して分散液を調製した。次
にこの分散液を撹拌しつつ沃臭化銀乳剤(沃化銀
5モル%乳剤1Kg中にゼラチン60g及び銀0.353
モルを含む平均粒径0.06μの立方体粒子)28mlを
加えた。さらに増感色素として3−カルボキシメ
チル−5−(3′−メチル−ベンツチアゾリニリデ
ン)ローダニンの0.05重量%メタノール溶液6.0
ml、3−カルボキシメチル−5−(3−エチルチ
アゾリジニリデンエチリデン)ローダニン0.05重
量%メタノール溶液を7.0ml、3−エチル−5
〔(3−エチル−2−ベンツチアゾリニデン)−エ
チリデン〕−2−(3−エチル−4−オキソ−2−
チオ−5−チアゾリジニデン)−4−チアゾリド
ン0.05重量%メタノール溶液10mlを加え、さらに
p−アミノ−N,N−ジエチルアニリン8.2gを
100mlのアルコールに溶解し加え、さらに3−ア
ミノ−4−アリル−5−メルカプトトリアゾール
の2%メタノール溶液9ml、アセトアミド50gを
加えよく撹拌し、この様にして調製した塗布液を
前述のストライプ層の上に感光性層として塗布し
(銀量5.1ml/dm2)感光要素を得た。 上記組成の感光性層をストライプ層上に有する
感光要素に、それぞれ通常のステツプウエツジお
よび青、緑、赤の3色分解フイルターを通して露
光を与えた。露光後感光要素に、写真用バライタ
紙上に10%の三酢酸セルロースアセトン溶液を一
平方メートルあたり三酢酸セルロースが1.20gと
なる様に塗布して作成した受像紙を重ねて熱ロー
ラーにて150℃30秒間熱処理をした後、受像紙を
引き離した。熱処理により青色フイルターを介し
て露光された感光要素からはイエローのウエツジ
画像が、同様に緑色フイルターを介した場合はマ
ゼンタのウエツジ画像が、又赤色フイルターを介
した場合にはシアンのウエツジ画像が受像紙上に
得られた。受像紙上の色画像の最小濃度及び最大
濃度を下記第一表に示す。
【表】 又次に白色露光で得られたニユートラル像の青
色光、緑色光及び赤色光に対する濃度を第二表に
示す。
【表】
(発明の効果) 互に色相の異る色素画像供与物質の配置を積層
形態から二次元的に展開して微細なモザイク或は
ストライプ形態とすることによつてカラーバラン
スのよい熱現像カラー画像が得られる。スクリー
ンの色、色素供与物質及び露光々の波長域は自由
に選べるのでフオールスカラー或はその他の彩色
画像形成の用途にも用いられる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のカラー画像形成法
に用いられる感光要素の構成例を示す断面図。第
3図は該感光要素に単色露光を与えた状態を示す
断面図である。第4図は上記露光後熱現像した状
態を示している。第5図はモザイクフイルター層
とハロゲン化銀感光層との位置が第2図に示した
例とは逆になつている例を示す断面図である。第
6図はモザイクフイルター層の平面図であつて、
同図Aはストライプ状、Bはモザイク状をなす例
である。第7図は支持体の感光要素塗設側の反対
側にレンチキユラーレンズを設けた例の断面図で
ある。 1……支持体、2……モザイクフイルター層、
3……感光要素層、4……受像層、Ls……レン
チキユラーレンズ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに異なる透過波長域を有する少なくとも
    2種の領域をモザイク状またはストライプ状に配
    置して形成された層であつて、これらの各領域の
    それぞれに互いに異なる色相を与える色素または
    色素前駆体を供与しうる色素供与物質を含有する
    層Aと、感光性ハロゲン化銀および有機銀塩酸化
    剤を含む少なくとも1層の感光性熱現像層とを有
    する感光要素を該層Aの側から画像露光し、次い
    で還元剤の存在下に熱現像し、生成した色素また
    は色素前駆体の少なくとも一部を受像要素に転写
    することを特徴とする画像形成方法。
JP9440883A 1983-05-27 1983-05-27 カラ−画像形成方法 Granted JPS59219744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9440883A JPS59219744A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 カラ−画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9440883A JPS59219744A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 カラ−画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59219744A JPS59219744A (ja) 1984-12-11
JPH0365534B2 true JPH0365534B2 (ja) 1991-10-14

Family

ID=14109409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9440883A Granted JPS59219744A (ja) 1983-05-27 1983-05-27 カラ−画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59219744A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4764444A (en) * 1986-10-16 1988-08-16 Eastman Kodak Company Transfer element with mosaic pattern of heat transferable dyes

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59219744A (ja) 1984-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4430415A (en) Heat-developable photographic material with fine droplets containing silver halide, organic silver salt oxidizing agent and color image forming substance
EP0136142B1 (en) Thermally developable, light-sensitive material
US4770989A (en) Heat-developable color photosensitive element
JPH0222938B2 (ja)
JPH0257298B2 (ja)
EP0190054B1 (en) Heat-processable color photosensitive material
JPH027052B2 (ja)
JPH0365534B2 (ja)
JPH0587819B2 (ja)
JPH07219184A (ja) 熱現像カラー感光材料およびその製造方法
JPH0345819B2 (ja)
JPH0328697B2 (ja)
JPH06337511A (ja) 熱現像カラー感光材料およびこれを用いるカラー画像形成方法
JPS62103634A (ja) 熱現像感光材料
JPH0345820B2 (ja)
JPH0146057B2 (ja)
JPH0413702B2 (ja)
JPH0685075B2 (ja) 熱現像感光材料
JPS6014241A (ja) 熱現像カラー拡散転写方法
JPH0513300B2 (ja)
JPH0146054B2 (ja)
JPS6275435A (ja) 熱現像感光材料
JPH0365533B2 (ja)
JPH0554104B2 (ja)
JPS6069652A (ja) 熱現像拡散転写感光材料