JPH0367966B2 - - Google Patents
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- JPH0367966B2 JPH0367966B2 JP60203359A JP20335985A JPH0367966B2 JP H0367966 B2 JPH0367966 B2 JP H0367966B2 JP 60203359 A JP60203359 A JP 60203359A JP 20335985 A JP20335985 A JP 20335985A JP H0367966 B2 JPH0367966 B2 JP H0367966B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- precipitate
- powder
- component
- perovskite
- oxygen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ペロブスカイト型構造化合物(以
下、ペロブスカイトという)およびその固溶体の
原料粉末の製造方法に関するものである。
下、ペロブスカイトという)およびその固溶体の
原料粉末の製造方法に関するものである。
ペロブスカイトおよびその固溶体は、圧電体、
誘電体、半導体、センサー、オプトエレクトロニ
クス材料等の機能性セラミツクスとして広範囲に
利用されている。最近はこの機能性セラミツクス
の高度化が進展し、その要請に対応できる易焼結
性、均一性、高嵩密度で、且つ低コストのペロブ
スカイトおよびその固溶体の原料粉末が多量に効
率的に製造できる技術の開発が要望されている。
誘電体、半導体、センサー、オプトエレクトロニ
クス材料等の機能性セラミツクスとして広範囲に
利用されている。最近はこの機能性セラミツクス
の高度化が進展し、その要請に対応できる易焼結
性、均一性、高嵩密度で、且つ低コストのペロブ
スカイトおよびその固溶体の原料粉末が多量に効
率的に製造できる技術の開発が要望されている。
従来、ペロブスカイトおよびその固溶体の原料
粉末の製造方法としては、乾式法と共沈法が知ら
れている。
粉末の製造方法としては、乾式法と共沈法が知ら
れている。
乾式法は構成原料成分の化合物を乾式で混合
し、これを仮焼する方法である。しかし、この方
法では、均一組成の原料粉末が得難いため、優れ
た機能性を持つペロブスカイトおよびその固溶体
を得難いし、また焼結性も十分ではない。
し、これを仮焼する方法である。しかし、この方
法では、均一組成の原料粉末が得難いため、優れ
た機能性を持つペロブスカイトおよびその固溶体
を得難いし、また焼結性も十分ではない。
共沈法はその構成成分のすべてを一緒にした混
合溶液を作り、これにアルカリ等の沈殿形成液を
添加して共沈させ、この共沈物を乾燥、仮焼させ
る方法である。
合溶液を作り、これにアルカリ等の沈殿形成液を
添加して共沈させ、この共沈物を乾燥、仮焼させ
る方法である。
この共沈法によると、均一性の優れた粉末が得
易いが、その均一性なるが故に、沈殿生成時、乾
燥時または仮焼時に粒子が凝結して二次粒子を形
成し、易焼結性になりにくい欠点があつた。
易いが、その均一性なるが故に、沈殿生成時、乾
燥時または仮焼時に粒子が凝結して二次粒子を形
成し、易焼結性になりにくい欠点があつた。
また、共沈法では各成分の該沈殿形成液に対す
る沈殿形成能が同じでない場合は、例えば或成分
は100%沈殿を生成するが、他の成分は全部沈殿
を生成し得ないことが起り、所望組成となし難い
ことがある。
る沈殿形成能が同じでない場合は、例えば或成分
は100%沈殿を生成するが、他の成分は全部沈殿
を生成し得ないことが起り、所望組成となし難い
ことがある。
更に、ペロブスカイト機能材料には鉛とチタン
を同時に含むことが極めて多い。この様なものを
工業的に製造する場合、チタン原料として安価な
四塩化チタンを使用することが望ましい。しかし
これを共沈法に使用すると、四塩化チタン中の塩
素イオンが鉛と反応して白色沈殿を生成するた
め、使用し難い。この場合、四塩化チタンに代
え、オキシ硝酸チタン〔TiO(NO3)2〕を使用す
ればこの白色沈殿の生成を防ぐことができるが、
オキシ硝酸チタンは高価であるため工業生産とし
ては実用的でない。
を同時に含むことが極めて多い。この様なものを
工業的に製造する場合、チタン原料として安価な
四塩化チタンを使用することが望ましい。しかし
これを共沈法に使用すると、四塩化チタン中の塩
素イオンが鉛と反応して白色沈殿を生成するた
め、使用し難い。この場合、四塩化チタンに代
え、オキシ硝酸チタン〔TiO(NO3)2〕を使用す
ればこの白色沈殿の生成を防ぐことができるが、
オキシ硝酸チタンは高価であるため工業生産とし
ては実用的でない。
本発明は従来の共沈法における欠点をなくすこ
とができる方法、さらには、湿式法によつて、易
焼結性、均一性、低コスト、高嵩密度の四つの要
件を満足したペロブスカイトおよびその固溶体原
料粉末を効率よく製造することができる方法を提
供するにある。
とができる方法、さらには、湿式法によつて、易
焼結性、均一性、低コスト、高嵩密度の四つの要
件を満足したペロブスカイトおよびその固溶体原
料粉末を効率よく製造することができる方法を提
供するにある。
本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意研究の
結果、一般式ABO3(ただし、Aは酸素12配位金
属元素の1種または2種以上を、Bは酸素6配位
金属元素の1種または2種以上を示す。)で表わ
されるペロブスカイトおよびその固溶体の原料粉
末を湿式法で製造する際に、アミノ酸類の存在下
に、A成分とB成分の沈殿を遂次に生成させる
と、微粒子が高度に相互分散した均一粒子の沈殿
物が得られ、該沈殿物を仮焼して得られる原料粉
末は粒度分布が狭く、粒度が揃つた微粒子からな
つており、しかも組成が均一であり、極めて工業
的に有利に易焼結性ペロブスカイト原料粉末を製
造できることを知見し、本発明に到達した。
結果、一般式ABO3(ただし、Aは酸素12配位金
属元素の1種または2種以上を、Bは酸素6配位
金属元素の1種または2種以上を示す。)で表わ
されるペロブスカイトおよびその固溶体の原料粉
末を湿式法で製造する際に、アミノ酸類の存在下
に、A成分とB成分の沈殿を遂次に生成させる
と、微粒子が高度に相互分散した均一粒子の沈殿
物が得られ、該沈殿物を仮焼して得られる原料粉
末は粒度分布が狭く、粒度が揃つた微粒子からな
つており、しかも組成が均一であり、極めて工業
的に有利に易焼結性ペロブスカイト原料粉末を製
造できることを知見し、本発明に到達した。
本発明は、一般式ABO3(ただし、Aは酸素12
配位金属元素の1種または2種以上を、Bは酸素
6配位金属元素の1種または2種以上を示す。)
で表わされるペロブスカイト型構造化合物(以下
ペロブスカイトという)およびその固溶体の原料
粉末を、A成分の金属元素を含んだ化合物の水溶
液と沈殿形成液とにより沈殿を生成させ、次いで
B成分の金属元素を含んだ化合物の水溶液と沈殿
形成液とにより沈殿を生成させるか、あるいはA
成分とB成分の沈殿の生成を前記と順序を代えて
生成させた後、沈殿物を仮焼することによつて製
造する際、前記各沈殿をアミノ酸類の存在下に生
成させることを特徴とする易焼結性ペロブスカイ
ト粉末の製造方法に関するものである。
配位金属元素の1種または2種以上を、Bは酸素
6配位金属元素の1種または2種以上を示す。)
で表わされるペロブスカイト型構造化合物(以下
ペロブスカイトという)およびその固溶体の原料
粉末を、A成分の金属元素を含んだ化合物の水溶
液と沈殿形成液とにより沈殿を生成させ、次いで
B成分の金属元素を含んだ化合物の水溶液と沈殿
形成液とにより沈殿を生成させるか、あるいはA
成分とB成分の沈殿の生成を前記と順序を代えて
生成させた後、沈殿物を仮焼することによつて製
造する際、前記各沈殿をアミノ酸類の存在下に生
成させることを特徴とする易焼結性ペロブスカイ
ト粉末の製造方法に関するものである。
本発明によると、従来の共沈法における欠点を
解消することができる。
解消することができる。
前記一般式ABO3のA成分の酸素12配位金属元
素として、例えば、Pb、Ba、Ca、Sr及びLa等
の稀土類元素が挙げられる。またB成分の酸素6
配位金属元素としては、例えば、Ti、Zr、Mg、
Sc、Hf、W、Nb、Ta、Cr、Mo、Mn、Fe、
Co、Ni、Zn、Cd、Al、Sn、As、Bi等が挙げら
れる。
素として、例えば、Pb、Ba、Ca、Sr及びLa等
の稀土類元素が挙げられる。またB成分の酸素6
配位金属元素としては、例えば、Ti、Zr、Mg、
Sc、Hf、W、Nb、Ta、Cr、Mo、Mn、Fe、
Co、Ni、Zn、Cd、Al、Sn、As、Bi等が挙げら
れる。
ペロブスカイトおよびその固溶体の構成成分で
あるA成分、B成分の金属元素を含む化合物の水
溶液を調整するための成分化合物としては、特に
限定されないがそれらの水酸化物、炭酸塩、オキ
シ塩、硫酸塩、硝酸塩、塩化物等の無機塩、酢酸
塩、しゆう酸塩等の有機酸塩、酸化物などがあ
る。これらは一般に水溶液として使用される。水
に可溶でない場合には酸を添加して可溶させれば
よい。
あるA成分、B成分の金属元素を含む化合物の水
溶液を調整するための成分化合物としては、特に
限定されないがそれらの水酸化物、炭酸塩、オキ
シ塩、硫酸塩、硝酸塩、塩化物等の無機塩、酢酸
塩、しゆう酸塩等の有機酸塩、酸化物などがあ
る。これらは一般に水溶液として使用される。水
に可溶でない場合には酸を添加して可溶させれば
よい。
本発明に使用するアミノ酸類としては、特に限
定されないが、例えば、H2NCnH2nCOOH(ただ
し、nは、1、2または3を示す。)で表わされ
るグリシン、γ−アミノ酪酸、β−アラニン等の
低級脂肪族アミノ酸が好適である。アミノ酸類の
使用量は、一般にはA成分の金属元素を含んだ化
合物とB成分の金属元素を含んだ化合物との合計
の全モル数に対して、0.01〜20、好ましくは0.1
〜15倍モルが適当である。
定されないが、例えば、H2NCnH2nCOOH(ただ
し、nは、1、2または3を示す。)で表わされ
るグリシン、γ−アミノ酪酸、β−アラニン等の
低級脂肪族アミノ酸が好適である。アミノ酸類の
使用量は、一般にはA成分の金属元素を含んだ化
合物とB成分の金属元素を含んだ化合物との合計
の全モル数に対して、0.01〜20、好ましくは0.1
〜15倍モルが適当である。
沈殿形成液としては、アンモニア、炭酸アンモ
ニウム、苛性アルカリ、しゆう酸等が挙げられ
る。
ニウム、苛性アルカリ、しゆう酸等が挙げられ
る。
構成成分の沈殿を生成させるにあたつてはアミ
ノ酸類の存在下、沈殿形成液を撹拌しながら、沈
殿形成液に、各構成成分の水溶液を添加してもよ
く、その反対に添加してもよい。添加に際しては
液を十分に撹拌しながら行うことが好ましい。
ノ酸類の存在下、沈殿形成液を撹拌しながら、沈
殿形成液に、各構成成分の水溶液を添加してもよ
く、その反対に添加してもよい。添加に際しては
液を十分に撹拌しながら行うことが好ましい。
また沈殿の生成に際し、例えば一つの成分の沈
殿を生成した後、陰イオンを除去するために水洗
した後、沈殿物を新しい水またはアルコール中に
分散して、さらにアミノ酸類の存在下、他成分の
水溶液と沈殿形成液を添加して沈殿を生成しても
よい。
殿を生成した後、陰イオンを除去するために水洗
した後、沈殿物を新しい水またはアルコール中に
分散して、さらにアミノ酸類の存在下、他成分の
水溶液と沈殿形成液を添加して沈殿を生成しても
よい。
更にまたアミノ酸類の存在下にA成分またはB
成分の沈殿を生成した後、沈殿形成液の種類と濃
度を適当に選ぶことによつて、前記以外の金属元
素を含んだ化合物の沈殿を生成してもよい。
成分の沈殿を生成した後、沈殿形成液の種類と濃
度を適当に選ぶことによつて、前記以外の金属元
素を含んだ化合物の沈殿を生成してもよい。
またA成分、B成分のほかに、ペロブスカイト
の焼結性や特性を制御するための微量成分を添加
する場合はA成分、B成分の溶液を調整する際、
それらの微量成分を添加させてもよい。また、必
要に応じて前記したようにA成分およびB成分の
沈殿の生成を、多段にしてもよく、更に交互に沈
殿させてもよい。しかし各々の成分の沈殿を生成
させる際には、アミン酸類を存在させておくこと
が必要である。
の焼結性や特性を制御するための微量成分を添加
する場合はA成分、B成分の溶液を調整する際、
それらの微量成分を添加させてもよい。また、必
要に応じて前記したようにA成分およびB成分の
沈殿の生成を、多段にしてもよく、更に交互に沈
殿させてもよい。しかし各々の成分の沈殿を生成
させる際には、アミン酸類を存在させておくこと
が必要である。
前記方法により得られた沈殿物は通常の方法に
より洗浄、ろ別、乾燥した後、仮焼する。乾燥
は、大気圧下で行なつても減圧下で行なつてもよ
い。
より洗浄、ろ別、乾燥した後、仮焼する。乾燥
は、大気圧下で行なつても減圧下で行なつてもよ
い。
仮焼温度としては、過度に低いと沈殿物の脱
水、熱分解が不十分であり、また過度に高いと粉
末が粗大化するので、通常、仮焼温度は300〜
1000℃の範囲が好適である。
水、熱分解が不十分であり、また過度に高いと粉
末が粗大化するので、通常、仮焼温度は300〜
1000℃の範囲が好適である。
以下に実施例および比較例を示し、さらに詳し
く本発明について説明する。
く本発明について説明する。
実施例 1
グリシン0.2モルと28重量%アンモニア水400ml
を水1に溶解してアンモニア−グリシン混合水
溶液を作成した。この溶液を撹拌しながら、硝酸
塩0.2モル、オキシ塩化ジルコニウム0.1モルを水
1中に溶解して作成したPb2+とZr4+の混合水
溶液を滴下して白色のPbとZrの水酸化物共沈殿
を生成させた。この沈殿スラリーを撹拌しながら
四塩化チタン0.1モルを300mlの水に溶解した溶液
を添加混合して、Pb、ZrおよびTiの水酸化物の
均密沈殿を作つた。この沈殿物を洗浄した後、乾
燥し、600℃で約2時間仮焼してPb(Zr0.5Ti0.5)
O3粉末を得た。この粉末をボールミルで粉砕し
た。
を水1に溶解してアンモニア−グリシン混合水
溶液を作成した。この溶液を撹拌しながら、硝酸
塩0.2モル、オキシ塩化ジルコニウム0.1モルを水
1中に溶解して作成したPb2+とZr4+の混合水
溶液を滴下して白色のPbとZrの水酸化物共沈殿
を生成させた。この沈殿スラリーを撹拌しながら
四塩化チタン0.1モルを300mlの水に溶解した溶液
を添加混合して、Pb、ZrおよびTiの水酸化物の
均密沈殿を作つた。この沈殿物を洗浄した後、乾
燥し、600℃で約2時間仮焼してPb(Zr0.5Ti0.5)
O3粉末を得た。この粉末をボールミルで粉砕し
た。
この粉末を透過型電子顕微鏡により観察した結
果、平均粒子径は、0.16μmであり、その粒度分
布は、0.10〜0.20μmで非常に良く粒子が揃つて
いた。
果、平均粒子径は、0.16μmであり、その粒度分
布は、0.10〜0.20μmで非常に良く粒子が揃つて
いた。
この粉末を1t/cm2で成型し、鉛蒸気と酸素雰囲
気下、1100℃で約3時間焼結した結果、その密度
は7.97g/c.c.で殆んど理論密度に近かつた。
気下、1100℃で約3時間焼結した結果、その密度
は7.97g/c.c.で殆んど理論密度に近かつた。
比較例 1
沈殿形成時にグリシンを共存させなかつた以外
は実施例1と同様な操作を行いPb(Zr0.5Ti0.5)O3
仮焼粉末を得た。
は実施例1と同様な操作を行いPb(Zr0.5Ti0.5)O3
仮焼粉末を得た。
この粉末を走査型電子顕微鏡により形状観察し
たところ、平均粒子径(50個平均)は、0.3μmで
あり、その粒度分布は、0.10〜0.39μmであり実
施例1と比較して平均粒子径が大きく、粒度分布
も広かつた。
たところ、平均粒子径(50個平均)は、0.3μmで
あり、その粒度分布は、0.10〜0.39μmであり実
施例1と比較して平均粒子径が大きく、粒度分布
も広かつた。
またこの粉末を1t/cm2で成型し、鉛蒸気と酸素
雰囲気下、1100℃で約3時間焼結した結果、その
密度は7.85g/c.c.で、実施例1と比較して低かつ
た。
雰囲気下、1100℃で約3時間焼結した結果、その
密度は7.85g/c.c.で、実施例1と比較して低かつ
た。
実施例 2
実施例1においてグリシンの使用量0.2モルの
代りに1.0モルとした以外は実施例1と同様な操
作を行いPb(Zr0.5Ti0.5)O3仮焼粉末を得た。
代りに1.0モルとした以外は実施例1と同様な操
作を行いPb(Zr0.5Ti0.5)O3仮焼粉末を得た。
この粉末を透過型電子顕微鏡により粒子観察し
たところ、平均粒子径(50個)は、0.15μmであ
り、その粒度分布は0.07〜0.19μmであつた。
たところ、平均粒子径(50個)は、0.15μmであ
り、その粒度分布は0.07〜0.19μmであつた。
またこの粉末を1t/cm2で成型し、鉛蒸気と酸素
雰囲気下、1100℃で約3時間焼結した結果、その
密度は7.97であつた。
雰囲気下、1100℃で約3時間焼結した結果、その
密度は7.97であつた。
実施例 3
実施例1においてグリシンの代りにβ−アラニ
ンを使用した以外は実施例1と同様な操作を行い
Pb(Zr0.5Ti0.5)O3仮焼粉末を得た。
ンを使用した以外は実施例1と同様な操作を行い
Pb(Zr0.5Ti0.5)O3仮焼粉末を得た。
この粉末を粒子観察したところ、平均粒子径は
0.17μmであつた。
0.17μmであつた。
またこの粉末を1t/cm2で成型し、鉛蒸気と酸素
雰囲気下、1100℃で約3時間焼結したところ、そ
の密度は7.95g/c.c.で殆んど理論密度に近かつ
た。
雰囲気下、1100℃で約3時間焼結したところ、そ
の密度は7.95g/c.c.で殆んど理論密度に近かつ
た。
実施例 4
硝酸鉛〔Pb(NO3)2〕60.28g、硝酸ランタン
〔La(NO3)3・6H2O〕7.79gを溶解した水溶液1
を、グリシン75gを含む2N−アンモニア水1
中に撹拌下に滴下して共沈物を作つた。この沈
殿物の分散した溶液を撹拌しつつ、グリシン15
g、オキシ塩化ジルコニウム(ZrOCl2・8H2O)
40.97gおよび四塩化チタン13.09gを水300c.c.に
溶解した水溶液を滴下して、鉛、ランタン、ジル
コニウム、チタンの水酸化物の均密沈殿を得た。
この沈殿をアンモニア水で洗浄し、ろ別、乾燥し
た。
〔La(NO3)3・6H2O〕7.79gを溶解した水溶液1
を、グリシン75gを含む2N−アンモニア水1
中に撹拌下に滴下して共沈物を作つた。この沈
殿物の分散した溶液を撹拌しつつ、グリシン15
g、オキシ塩化ジルコニウム(ZrOCl2・8H2O)
40.97gおよび四塩化チタン13.09gを水300c.c.に
溶解した水溶液を滴下して、鉛、ランタン、ジル
コニウム、チタンの水酸化物の均密沈殿を得た。
この沈殿をアンモニア水で洗浄し、ろ別、乾燥し
た。
さらに、この乾燥粉末を750℃で約2時間熱処
理して、Pb0.91La0.09(Zr0.65Ti0.35)0.9775O3の組成
の粉末を得た。
理して、Pb0.91La0.09(Zr0.65Ti0.35)0.9775O3の組成
の粉末を得た。
この粉末をエタノール存在下でボールミル処理
し、その一部分を走査型電子顕微鏡により粒子を
観察した結果、平均粒子径は0.095μmで、その粒
度分布は0.05〜0.140μmであり、ほぼ均一粒子径
を有していた。またX線回折法で組成変動を測定
した結果、変動が認められなかつた。
し、その一部分を走査型電子顕微鏡により粒子を
観察した結果、平均粒子径は0.095μmで、その粒
度分布は0.05〜0.140μmであり、ほぼ均一粒子径
を有していた。またX線回折法で組成変動を測定
した結果、変動が認められなかつた。
この粉末を1.5t/cm2で成型し、酸素ガスと鉛蒸
気の混合雰囲気下で常圧1100℃で40時間焼結し
た。これにより密度は7.80であり、透過率75%
(1mm厚さ)の透光性PLZTが得られた。
気の混合雰囲気下で常圧1100℃で40時間焼結し
た。これにより密度は7.80であり、透過率75%
(1mm厚さ)の透光性PLZTが得られた。
本発明の方法により沈殿を生成させる際、アミ
ノ酸類の存在下に逐次に沈殿を生成させると、微
粒子で均一粒子が高度に相互分散した状態の沈殿
物が得られる結果、仮焼時に凝結を起しにくく、
易焼結性の粒度分布が狭い均一な微粒子からなる
粉末を再現性良く製造することができる。
ノ酸類の存在下に逐次に沈殿を生成させると、微
粒子で均一粒子が高度に相互分散した状態の沈殿
物が得られる結果、仮焼時に凝結を起しにくく、
易焼結性の粒度分布が狭い均一な微粒子からなる
粉末を再現性良く製造することができる。
また本プロセスでは各相が高度に相互分散して
おり、従つてこのものを仮焼したものは十分な均
一性が達成される。さらにプロセスが簡単である
ことに由来して、再現性良く低コストで易焼結性
の粉末が得られる等の優れた効果を有する。
おり、従つてこのものを仮焼したものは十分な均
一性が達成される。さらにプロセスが簡単である
ことに由来して、再現性良く低コストで易焼結性
の粉末が得られる等の優れた効果を有する。
Claims (1)
- 1 一般式ABO3(ただし、Aは酸素12配位金属
元素の1種または2種以上を、Bは酸素6配位金
属元素の1種または2種以上を示す。)で表わさ
れるペロブスカイト型構造化合物(以下ペロブス
カイトという)およびその固溶体の原料粉末を、
A成分の金属元素を含んだ化合物の水溶液と沈殿
形成液とにより沈殿を生成させ、次いでB成分の
金属元素を含んだ化合物の水溶液と沈殿形成液と
により沈殿を生成させるか、あるいはA成分とB
成分の沈殿の生成を前記と順序を代えて生成させ
た後、沈殿物を仮焼することによつて製造する
際、前記各沈殿をアミノ酸類の存在下に生成させ
ることを特徴とする易焼結性ペロブスカイト粉末
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60203359A JPS6265907A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 易焼結性ペロプスカイト粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60203359A JPS6265907A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 易焼結性ペロプスカイト粉末の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6265907A JPS6265907A (ja) | 1987-03-25 |
| JPH0367966B2 true JPH0367966B2 (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=16472723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60203359A Granted JPS6265907A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 易焼結性ペロプスカイト粉末の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6265907A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63319214A (ja) * | 1987-06-23 | 1988-12-27 | Ube Ind Ltd | コンデンサ−材料用粉末 |
| JP5541670B2 (ja) * | 2009-11-18 | 2014-07-09 | 日本電信電話株式会社 | リチウム空気二次電池及びリチウム空気二次電池の製造方法 |
-
1985
- 1985-09-17 JP JP60203359A patent/JPS6265907A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6265907A (ja) | 1987-03-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |