JPH0368710B2 - - Google Patents

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JPH0368710B2
JPH0368710B2 JP9428784A JP9428784A JPH0368710B2 JP H0368710 B2 JPH0368710 B2 JP H0368710B2 JP 9428784 A JP9428784 A JP 9428784A JP 9428784 A JP9428784 A JP 9428784A JP H0368710 B2 JPH0368710 B2 JP H0368710B2
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JP
Japan
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weight
ball
rubber
parts
carboxylic acid
Prior art date
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Expired
Application number
JP9428784A
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English (en)
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JPS60236669A (ja
Inventor
Kunyasu Horiuchi
Masao Nakamura
Hiroyuki Baba
Akihiro Nakahara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP9428784A priority Critical patent/JPS60236669A/ja
Publication of JPS60236669A publication Critical patent/JPS60236669A/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔技術分野および目的〕 本発明は無圧テニスボールの改良に係り、加圧
テニスボールに匹敵する優れた物質と打球感を有
する無圧テニスボールを提供することを目的とす
る。 〔背景技術〕 硬式用テニスボールとしては、ゴムまたはゴム
状弾性体製で内部を空気またはガスにより大気圧
より0.6〜0.9Kg/cm2程度高く加圧してある中空コ
アボールに織物またはフエルト製のカバーを被覆
した加圧テニスボールと、大気圧の空気を封入し
た中空コアボールに織物またはフエルト製のカバ
ーを被覆した無圧テニスボールがある。 ところで、加圧テニスボールは、コアボール内
に封入した大気圧より高い圧力の空気またはガス
が外部との圧力差により、コアボール壁を透過し
て外部へ漏出し、数カ月間で圧力を失なつてしま
う。その結果、圧力低下に伴ないボール反撥性つ
まり飛びの低下をきたし、テニスボールとして満
足に使用できない状態になる。従つて、このよう
な加圧テニスボールは、製造後一定期間内に使用
するか、あるいは内圧の低下をなくすかまたは少
なくするため、使用前加圧容器中に保存しておく
ことが必要となる。しかしながら、それらは高価
につきかつ不便である。 この欠点を解消するため、無圧テニスボールを
提供する多くの試みがなされている。たとえば米
国特許第2896949号明細書ではコア組成物中にハ
イスチレン樹脂を10〜45重量部含ませた無圧テニ
スボールが提案され、特開昭55−96171号公報で
はコアの全重合体中にEPM(エチレン−プロピレ
ン共重合体)またはEPDM(エチレン、プロピレ
ンおよび非共役ジエン単量体の三元共重合体)を
60重量%以下含有させた無圧テニスボールが提案
されている。また、特開昭54−34934号公報にお
いてはコアの重合体組成をアイオノマー樹脂10〜
30重量%、天然ゴム30〜70重量%およびシス−
1,4−ポリブタジエン50〜80重量%とした無圧
テニスボールが提案され、特公昭46−25289号公
報ではコア組成物中に木粉をゴムに対して20〜50
重量%配合した無圧テニスボールが提案されてい
る。 しかしながら、現在入手できる無圧テニスボー
ルはいずれも上級のテニス選手権には受け入れら
れていない。それはこれらの無圧テニスボールが
硬くラケツトで打つた際満足できない「感触」を
生じるか、あるいは軟らかいものは飛びが悪くか
つ加圧テニスボールのような打球感がでず、しか
もゲーム、プレーの進行中強力な打撃の繰り返し
によつて耐変形性の低下が著しくなるという欠点
があるからである。 〔発明の構成〕 本発明はそのような事情に鑑みなされたもので
あり、コアボールをシンジオタクチツク−1,2
−ポリブタジエンを5〜30重量%含み、かつシス
−1,4−ポリブタジエンを40重量%以上含むポ
リブタジエン(以下、VCRという)を全ゴム中
の5〜60重量%含有し、3〜10個の炭素原子を有
するα,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸、
該α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸のカ
ルボン酸基の少なくとも10%を中和するのに充分
な量の1〜4の原子価を有する金属イオンおよび
過酸化物を含むゴム組成物から製造することによ
つて、加圧テニスボールに匹敵する物性と打球感
を有する無圧テニスボールを提供できるようにし
たものである。 すなわち、本発明においてはゴム成分中に
VCRを特定割合で含有させ、該ゴム成分をα,
β−モノエチレン性不飽和カルボン酸の金属塩で
共架橋することによつて、反撥弾性を向上させ、
バウンドを高め、変形量を適正値にするととも
に、加圧ボールの打球感が得られるようにし、か
つ繰り返し打撃による打球感の低下を少なくし
て、加圧テニスボールに匹敵する物性と打球感を
有する無圧テニスボールが得られるようにしたの
である。もとより、本発明のテニスボールは無圧
ボールであるから、加圧テニスボールのような内
圧の低下によるボール性能の低下は生じない。 本発明において、コアボールを作製するための
組成物のゴム成分は、天然ゴム、シス−1,4−
ポリブタジエン、スチレンブタジエンゴムなどと
VCRを配合し、VCRをゴム中の5〜60重量%含
むものである。これはVCRが全ゴム中60重量%
を超えると反撥弾性が低下し、逆にVCRが5重
量%未満では軟らかくなり、硬くするためにはハ
イスチレン樹脂などの硬いポリマーを配合する
か、あるいはα,β−モノエチレン性不飽和カル
ボン酸量を多くしなければならず、その結果、打
球時に硬い感触を与え満足できるテニスボールが
得られなくなるからである。 同様にVCR中のシンジオタクチツク−1,2
−ポリブタジエンの量は5〜30重量%であり、シ
ンジオタクチツク−1,2−ポリブタジエンがこ
れより少ない場合は軟らかくなり、硬さを補なう
ために上記と同様の操作を必要とし、その結果、
打球時に硬い感触を与え満足できる無圧テニスボ
ールが得られなくなり、シンジオタクチツク−
1,2−ポリブタジエンが上記範囲より多くなる
と反撥弾性が低下し満足な無圧テニスボールが得
られなくなるからである。 また、VCR中のシス−1,4−ポリブタジエ
ンは40重量%以上が必要であり、これより少ない
場合は反撥弾性が低下する。 このようなVCRは、たとえばポリブタジエン
の通常のシス重合を行なつた後に1,2シンジオ
タクチツク重合を同一系内で継続することにより
得られる。そして、このようなVCRの具体例と
しては、たとえば宇部興産(株)製のUBEPOL−
VCR309(シンジオタクチツク−1,2−ポリブ
タジエン9重量%、シス−1,4−ポリブタジエ
ン89重量%、トランス−1,4−ポリブタジエン
2重量%)、UBEPOL−VCR412(シンジオタク
チツク−1,2−ポリブタジエン12重量%、シス
−1,4−ポリブタジエン86重量%、トランス−
1,4−ポリブタジエン2重量%)など市販され
ていて、本発明において好ましく用いられる。 3〜10個の炭素原子を有するα,β−モノエチ
レン性不飽和カルボン酸としては、たとえばメタ
クリル酸、アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸
などがあげられるが、特にメタクリル酸、アクリ
ル酸が好ましい。このα,β−モノエチレン性不
飽和カルボン酸の使用量はゴム100部(重量部、
以下同様)に対して7〜30部の範囲が好ましい。
これはα,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸
の使用量が7部より少ないと軟らかくなり、硬さ
を出すためにハイスチレン樹脂などを配合すると
硬い感触を与え、また過酸化物を増量すると加硫
ゴムが脆くなり、耐久性および繰り返し打撃によ
る耐変形性の低下を招いて満足するテニスボール
が得られず、逆に30部より多くなると硬くなりす
ぎ変形量が規格値からはずれてしまうからであ
る。 上記α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸
を中和する1〜4価の金属イオンとしては、たと
えば亜鉛イオン、ナトリウムイオン、カルシウム
イオン、マグネシウムイオン、ジルコニウムイオ
ンなどがあげられるが、特に亜鉛イオンが好まし
い。通常、これらの金属イオンは配合に際して、
たとえば亜鉛イオンの場合は酸化亜鉛などのよう
に、金属酸化物の状態で配合される。 α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸を金
属イオンで中和するのは、不飽和カルボン酸の金
属塩にしてゴムを共架橋して、反撥弾性を向上さ
せ、バウンドを高め、変形量を適正値にするなど
のボール性能を向上させるためである。そして中
和量が10%未満であると上述の性能向上の効果が
充分に発揮できない。金属イオンによるα,β−
モノエチレン性不飽和カルボン酸の中和度は高い
ほど好ましく、完全に中和、すなわち中和度100
%とするのが特に好ましい。なお、α,β−モノ
エチレン性不飽和カルボン酸と金属イオンは、配
合に際し、α,β−モノエチレン性不飽和カルボ
ン酸と金属イオンとを中和した塩の状態で配合し
ても良い。 過酸化物としてはジクミルパーオキサイド、ベ
イゾイルパーオキサイド、過安息香酸−tert−ブ
チル、2,2′−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ブ
タン、2,2′−アゾビスイソブチロニトリルなど
があげられるが、特にジクミルパーオキサイドが
好ましい。そして、これら過酸化物の使用量とし
てはゴム100部に対して0.5〜5部の範囲が好まし
い。 コアボールは、上記の成分を必須成分とし、そ
れらに必要に応じて、酸化亜鉛、クレー、シリ
カ、炭酸カルシウムなどの充填剤を配合してなる
ゴム組成物から作製され、得られたコアボールに
織物製またはフエルト製のカバーを被覆すること
によつて無圧テニスボールが得られる。 組成物の調製は過酸化物以外の成分をバンバリ
ーミキサ、ニーダーなどの適宜の混練手段によつ
て均一に混練し、ついで過酸化物をロール上で上
記混練物に加えロールで均一に混練することによ
つて行なわれる。上記組成物からのコアボールの
作製や、得られたコアボールを用いての無圧テニ
スボールの製造などは、従来から無圧テニスボー
ルの製造に際し通常採用されている手段によつて
行なうことができる。たとえば、コアボールの作
製は該組成物をまずハーフシエル(半球殻体)用
金型で圧縮成形してハーフシエルを作製し、得ら
れたハーフシエルを中空の球体が形成されるよう
に2個重ねてコアボール用金型に入れ圧縮成形す
ることによつて行なわれる。その際、コアボール
内には大気圧の空気が封入されるだけで、加圧テ
ニスボールの製造に使用される発泡剤などは封入
しない。また得られたコアボールに高圧の空気、
ガスなどを注入することも行なわない。したがつ
て得られたコアボールの内圧は大気圧と実質的に
等しい。そして無圧テニスボールの製造は、上記
のようなコアボールにメルトンなどの織物やある
いはフエルト製のカバーを被覆し、金型で圧縮成
形することによつて行なわれる。 〔実施例〕 つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例1〜7および比較例1〜2 第1表に示す組成物を調製し、該組成物から中
空のコアボールを作製し、得られたコアボールに
メルトンカバーを被覆して無圧テニスボールを製
造した。なお、第1表中の配合部数は重量部によ
るものである。 組成物調製のための混練は、ジクミルパーオキ
サイド、硫黄、促進剤以外の配合剤とゴムとをバ
ンバリーミキサーで混練し、ジクミルパーオキサ
イド、硫黄、促進剤はロール上で上記混練物に加
えロールで混練することによつて行なわれた。 上記のようにして調製された組成物をシート状
にし、押出機でロツド形に押出成形し、ハーフシ
エル用金型に適合するように切断したのち、ハー
フシエル用金型に入れ、160℃で5分間圧縮成形
してハーフシエルを作製し、得られたハーフシエ
ルを中空の球体が形成されるように2個重ねてコ
アボール用金型に入れ、150℃で15分間圧縮成形
することによつてコアボールを作製し、このコア
ボールにメルトンカバーを被覆し、金型中150℃
で20分間圧縮成形して無圧テニスボールを製造し
た。 得られた無圧テニスボールの物性を測定した結
果ならびに打球感(フイーリング)を第2表に示
す。
【表】
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の無圧テニスボー
ルによれば加圧テニスボールに匹敵する優れた物
性と打球感が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シンジオタクチツク−1,2−ポリブタジエ
    ンを5〜30重量%含みかつシス−1,4−ポリブ
    タジエンを40重量%以上含むポリブタジエンを全
    ゴム中の5〜60重量%含有し、3〜10個の炭素原
    子を有するα,β−モノエチレン性不飽和カルボ
    ン酸、該α,β−モノエチレン性不飽和カルボン
    酸のカルボン酸基の少なくとも10%を中和するの
    に充分な量の1〜4の原子価を有する金属イオン
    および過酸化物を含むゴム組成物から作製された
    内圧が実質的に大気圧に等しいコアボールと、該
    コアボールを被覆するカバーとからなる無圧テニ
    スボール。 2 3〜10個の炭素原子を有するα,β−モノエ
    チレン性不飽和カルボン酸がゴム100重量部に対
    して7〜30重量部で、過酸化物がゴム100重量部
    に対して0.5〜5重量部である特許請求の範囲第
    1項記載の無圧テニスボール。
JP9428784A 1984-05-10 1984-05-10 無圧テニスボ−ル Granted JPS60236669A (ja)

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JP9428784A JPS60236669A (ja) 1984-05-10 1984-05-10 無圧テニスボ−ル

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Publication Number Publication Date
JPS60236669A JPS60236669A (ja) 1985-11-25
JPH0368710B2 true JPH0368710B2 (ja) 1991-10-29

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