JPH0369384B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0369384B2 JPH0369384B2 JP7271585A JP7271585A JPH0369384B2 JP H0369384 B2 JPH0369384 B2 JP H0369384B2 JP 7271585 A JP7271585 A JP 7271585A JP 7271585 A JP7271585 A JP 7271585A JP H0369384 B2 JPH0369384 B2 JP H0369384B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silane
- inorganic
- binder
- ratio
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Paints Or Removers (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、すぐれた長期保存性とコントロール
されたチクソトロピー性をもち作業性のよい無機
系の水性スラリー状組成物で、比較的低温で熱硬
化することにより耐熱性で耐薬品性、耐沸とう水
性などのすぐれたクラツクのない無機系被膜を提
供する無機系組成物用のバインダーに関する。本
発明による無機系組成物はコーテイング剤や充填
剤として利用される。 〔従来の技術〕 従来、部分加水分解したシラン化合物とコロイ
ダルシリカとの反応生成物をバインダーとして、
これにシリカ、アルミナ、ジルコニアなどの無機
粉体を配合した無機系組成物は公知であり、シラ
ン化合物として下記一般式 RSi(OR′)3 (式中、Rは−CH3または
されたチクソトロピー性をもち作業性のよい無機
系の水性スラリー状組成物で、比較的低温で熱硬
化することにより耐熱性で耐薬品性、耐沸とう水
性などのすぐれたクラツクのない無機系被膜を提
供する無機系組成物用のバインダーに関する。本
発明による無機系組成物はコーテイング剤や充填
剤として利用される。 〔従来の技術〕 従来、部分加水分解したシラン化合物とコロイ
ダルシリカとの反応生成物をバインダーとして、
これにシリカ、アルミナ、ジルコニアなどの無機
粉体を配合した無機系組成物は公知であり、シラ
ン化合物として下記一般式 RSi(OR′)3 (式中、Rは−CH3または
本発明の目的は上記の欠点を改良し、これらの
無機系組成物のもつすぐれた耐熱性及びすぐれた
耐薬品性の特長を生かす新規な無機系組成物バイ
ンダーを提供することにある。 〔発明の構成〕 本発明は、前述したシランAまたはBに、一般
式 R″2Si(OR′)2 (式中、R′は−CH3または−C2H5を表し、そし
てR″は−CH3を表す)で示されるシラン化合物、
例えば(CH3)2Si(OCH3)2(以下シランCという)
を、ある特定の比率で混合して用いることによ
り、上記の従来品の欠点が解決されることを発見
したことに基づくものである。 ここで、シランCを単独で用いた場合に生じる
欠点としては、 (1) 加熱硬化膜が軟らかくなりすぎる。 (2) 加熱硬化に長時間を要する。 などが挙げられるが、これらの欠点は上記シラン
AまたはBと併用することによつて解決されるこ
とが見い出された。 本発明において、シランAまたはシランBとシ
ランCとの混合比は、重量比で9:1〜1:9の
範囲が好ましく、この範囲を越えると、それぞれ
のシランを単独で用いた場合に生じる欠点が出現
するため好ましくない。 〔実施例〕 以下に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 1 酢酸3gを溶解した純水30gに、シランAとシ
ランCの混合物(下記第1表に示す組成比)100
gを加え、室温にて5〜15分反応させて部分加水
分解シラン化合物をえた。次いで、これにコロイ
ダルシリカ(SiO2として21wt%含有)水溶液250
gを加え、室温で5〜30分間反応させて無機系組
成物バインダーをえた。これに、平均粒径約20μ
mのシリカ粉末400g、約10μmのシリカ粉末100
g及びアルミナ粉末(平均粒径約5μm)100gを
メタノール50gとともに加え、混合物を2〜4日
間静置させて無機系スラリー状組成物No.1〜7を
えた。 スラリーの安定性、塗膜(鉄板上に約2mm厚に
コーテイングし、室温乾燥12時間ののち160℃で
硬化)の硬化速度、耐熱性、外観観察(クラツク
発生の有無、等)などの評価を行つた。結果を第
1表に示す。 実施例 2 実施例1のシランAの代わりにシランBを用
い、実施例1と同様にして無機系スラリー状組成
物No.8〜13をえた。このスラリーの安定性、硬化
性、硬化塗膜特性を評価し、その結果を第2表に
示した。 実施例1及び実施例2から明らかなように、部
分加水分解シランとしてシランA/シランC及び
シランB/シランCの混合物でその重量比が9/
1〜1/9のものを用いることにより諸特性のバ
ランスのとれた無機系組成物バインダー、及びそ
れを利用した無機系スラリー組成物がえられる。 実施例 3 実施例1の無機系スラリー状組成物No.4に用い
たシランA/シランB混合物(1/1重量比)の
加水分解生成物とコロイダルシリカの反応生成物
である無機系バインダー組成物のみ(シリカやア
ルミナなどの粉末を除いた系)を鉄板にコーテイ
ングしたところ透明均一な連続被膜が形成され
た。これを160℃で20分間加熱して硬化させると、
600℃に加熱しても塗膜にワレ、ハクリ、変色を
生ぜず、すぐれた耐熱性の被膜がえられた。 また、この被膜は、沸とう水に1時間浸漬して
もハクリやワレを生ぜず、撥水性を維持してい
た。また、トリクレン、アルコール、ガソリンな
どの有機溶剤に一週間常温で浸漬しても何らの変
化も生ぜず、すぐれた耐熱性、耐沸とう水性、耐
薬品性を有していた。
無機系組成物のもつすぐれた耐熱性及びすぐれた
耐薬品性の特長を生かす新規な無機系組成物バイ
ンダーを提供することにある。 〔発明の構成〕 本発明は、前述したシランAまたはBに、一般
式 R″2Si(OR′)2 (式中、R′は−CH3または−C2H5を表し、そし
てR″は−CH3を表す)で示されるシラン化合物、
例えば(CH3)2Si(OCH3)2(以下シランCという)
を、ある特定の比率で混合して用いることによ
り、上記の従来品の欠点が解決されることを発見
したことに基づくものである。 ここで、シランCを単独で用いた場合に生じる
欠点としては、 (1) 加熱硬化膜が軟らかくなりすぎる。 (2) 加熱硬化に長時間を要する。 などが挙げられるが、これらの欠点は上記シラン
AまたはBと併用することによつて解決されるこ
とが見い出された。 本発明において、シランAまたはシランBとシ
ランCとの混合比は、重量比で9:1〜1:9の
範囲が好ましく、この範囲を越えると、それぞれ
のシランを単独で用いた場合に生じる欠点が出現
するため好ましくない。 〔実施例〕 以下に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 1 酢酸3gを溶解した純水30gに、シランAとシ
ランCの混合物(下記第1表に示す組成比)100
gを加え、室温にて5〜15分反応させて部分加水
分解シラン化合物をえた。次いで、これにコロイ
ダルシリカ(SiO2として21wt%含有)水溶液250
gを加え、室温で5〜30分間反応させて無機系組
成物バインダーをえた。これに、平均粒径約20μ
mのシリカ粉末400g、約10μmのシリカ粉末100
g及びアルミナ粉末(平均粒径約5μm)100gを
メタノール50gとともに加え、混合物を2〜4日
間静置させて無機系スラリー状組成物No.1〜7を
えた。 スラリーの安定性、塗膜(鉄板上に約2mm厚に
コーテイングし、室温乾燥12時間ののち160℃で
硬化)の硬化速度、耐熱性、外観観察(クラツク
発生の有無、等)などの評価を行つた。結果を第
1表に示す。 実施例 2 実施例1のシランAの代わりにシランBを用
い、実施例1と同様にして無機系スラリー状組成
物No.8〜13をえた。このスラリーの安定性、硬化
性、硬化塗膜特性を評価し、その結果を第2表に
示した。 実施例1及び実施例2から明らかなように、部
分加水分解シランとしてシランA/シランC及び
シランB/シランCの混合物でその重量比が9/
1〜1/9のものを用いることにより諸特性のバ
ランスのとれた無機系組成物バインダー、及びそ
れを利用した無機系スラリー組成物がえられる。 実施例 3 実施例1の無機系スラリー状組成物No.4に用い
たシランA/シランB混合物(1/1重量比)の
加水分解生成物とコロイダルシリカの反応生成物
である無機系バインダー組成物のみ(シリカやア
ルミナなどの粉末を除いた系)を鉄板にコーテイ
ングしたところ透明均一な連続被膜が形成され
た。これを160℃で20分間加熱して硬化させると、
600℃に加熱しても塗膜にワレ、ハクリ、変色を
生ぜず、すぐれた耐熱性の被膜がえられた。 また、この被膜は、沸とう水に1時間浸漬して
もハクリやワレを生ぜず、撥水性を維持してい
た。また、トリクレン、アルコール、ガソリンな
どの有機溶剤に一週間常温で浸漬しても何らの変
化も生ぜず、すぐれた耐熱性、耐沸とう水性、耐
薬品性を有していた。
【表】
【表】
あり、×は撥水性が失われたことを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 部分加水分解したシラン化合物とコロイダル
シリカの反応生成物をバインダーとし、これに無
機粉体を加えてなる水または水と低級アルコール
混合物系スラリー状組成物において、シラン化合
物として下記一般式 RSi(OR′)3 (式中、Rは−CH3または 【式】 を表し、そしてR′は−CH3または−C2H5を表す)
で示される化合物、及び下記の一般式 R″2Si(OR′)2 (式中、R′は−CH3または−C2H5を表し、そし
てR″は−CH3を表す)で示される化合物を9:
1〜1:9(重量比)で混合して用いることを特
徴とする無機系組成物バインダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7271585A JPS61233065A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 無機系組成物バインダ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7271585A JPS61233065A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 無機系組成物バインダ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61233065A JPS61233065A (ja) | 1986-10-17 |
| JPH0369384B2 true JPH0369384B2 (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=13497323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7271585A Granted JPS61233065A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 無機系組成物バインダ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61233065A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01172473A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-07 | Toshiba Silicone Co Ltd | 被覆用組成物 |
| US6342191B1 (en) | 1994-12-07 | 2002-01-29 | Apyron Technologies, Inc. | Anchored catalyst system and method of making and using thereof |
| US5948726A (en) * | 1994-12-07 | 1999-09-07 | Project Earth Industries, Inc. | Adsorbent and/or catalyst and binder system and method of making therefor |
| US5985790A (en) * | 1994-12-07 | 1999-11-16 | Project Earth Industries, Inc. | Method of making acid contacted enhanced aluminum oxide adsorbent particle |
| US5955393A (en) * | 1995-04-21 | 1999-09-21 | Project Earth Industries, Inc. | Enhanced adsorbent and room temperature catalyst particle and method of making therefor |
| KR100381717B1 (ko) * | 1995-12-29 | 2003-08-14 | 고려화학 주식회사 | 세라믹 결합제의 제조방법 |
| JP5393107B2 (ja) * | 2007-12-25 | 2014-01-22 | 日東電工株式会社 | シリコーン樹脂組成物 |
| JP6227700B2 (ja) * | 2016-04-18 | 2017-11-08 | 株式会社トウペ | シリコーン樹脂組成物および塗装物 |
-
1985
- 1985-04-08 JP JP7271585A patent/JPS61233065A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61233065A (ja) | 1986-10-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |