JPH0369573B2 - - Google Patents
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- JPH0369573B2 JPH0369573B2 JP56182722A JP18272281A JPH0369573B2 JP H0369573 B2 JPH0369573 B2 JP H0369573B2 JP 56182722 A JP56182722 A JP 56182722A JP 18272281 A JP18272281 A JP 18272281A JP H0369573 B2 JPH0369573 B2 JP H0369573B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow fiber
- dialysis
- hollow fibers
- membrane
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D69/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D69/08—Hollow fibre membranes
- B01D69/084—Undulated fibres
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規な中空繊維膜に関するものであ
り、透析によつて体液を浄化するに適した透析用
中空繊維膜及びその製造法に関するものである。
り、透析によつて体液を浄化するに適した透析用
中空繊維膜及びその製造法に関するものである。
セルロースエステル類は従来から中空繊維膜に
加工され、種々の工程、例えば、かん水や海水の
脱塩、種々の溶質を含有した水溶液の限外濾過な
ど、省エネルギー型の分離工程に使用されてき
た。
加工され、種々の工程、例えば、かん水や海水の
脱塩、種々の溶質を含有した水溶液の限外濾過な
ど、省エネルギー型の分離工程に使用されてき
た。
一方、腎不全患者の血液浄化に用いる中空繊維
膜素材として、セルロースエステル系中空繊維膜
は、生体に対する適合性、製造面での容易さから
種々の研究開発がなされている。血液透析に用い
る中空繊維膜の必要特性としては、中空繊維から
の漏血がないこと、尿素、尿酸やクレアチニンな
ど体内の小分子量の老廃物が容易に除去できるこ
と、バランスの取れた水分透過性を持つているこ
となどがあげられる。しかし、さらに重要なこと
は、中空繊維膜を集束し、血液処理器(モジユー
ル)に組上げた時、中空繊維膜の持つ性能を充分
に発揮させることである。従来、中空繊維膜の開
発と併行して、モジユールの形状に関する研究も
種々行なわれ、シンプル円筒型からはじまつて偏
平型、三室筒型、こぶ付き容器型などが開発され
ている。
膜素材として、セルロースエステル系中空繊維膜
は、生体に対する適合性、製造面での容易さから
種々の研究開発がなされている。血液透析に用い
る中空繊維膜の必要特性としては、中空繊維から
の漏血がないこと、尿素、尿酸やクレアチニンな
ど体内の小分子量の老廃物が容易に除去できるこ
と、バランスの取れた水分透過性を持つているこ
となどがあげられる。しかし、さらに重要なこと
は、中空繊維膜を集束し、血液処理器(モジユー
ル)に組上げた時、中空繊維膜の持つ性能を充分
に発揮させることである。従来、中空繊維膜の開
発と併行して、モジユールの形状に関する研究も
種々行なわれ、シンプル円筒型からはじまつて偏
平型、三室筒型、こぶ付き容器型などが開発され
ている。
本発明者らは、モジユールの形状に左右されず
に、中空繊維膜の持つ性能を充分に発揮できる中
空繊維を、鋭意研究してきた。本発明者らは、血
液透析時の透析液の中空繊維外表面への接触と中
空繊維膜の性能とが密接に関連することに着目
し、モジユール内の中空繊維を観察したところ、
ストレートな、クリンプ形状を有さないセルロー
スエステル系中空繊維では、透析時に中空繊維が
隣接の中空繊維と密着し、透析液の中空繊維外表
面への均一な接触を著しく妨げて透析効率を著し
く低減せしめていることを見出した。本発明者ら
は、透析時の中空繊維間同志の線接触密着を点接
触に改良し、かつ透析液の流れが中空繊維表面で
乱れを発生し膜表面の境膜抵抗を低下させる中空
繊維膜を見出した。
に、中空繊維膜の持つ性能を充分に発揮できる中
空繊維を、鋭意研究してきた。本発明者らは、血
液透析時の透析液の中空繊維外表面への接触と中
空繊維膜の性能とが密接に関連することに着目
し、モジユール内の中空繊維を観察したところ、
ストレートな、クリンプ形状を有さないセルロー
スエステル系中空繊維では、透析時に中空繊維が
隣接の中空繊維と密着し、透析液の中空繊維外表
面への均一な接触を著しく妨げて透析効率を著し
く低減せしめていることを見出した。本発明者ら
は、透析時の中空繊維間同志の線接触密着を点接
触に改良し、かつ透析液の流れが中空繊維表面で
乱れを発生し膜表面の境膜抵抗を低下させる中空
繊維膜を見出した。
透析用中空繊維を用いた血液透析用モジユール
であつて、該透析用中空繊維の外径R(単位:ミ
クロン)が下記(i)式の範囲であり、10cm当りの捲
縮数n(単位:個)が(ii)式で、捲縮振幅L(単位:
ミクロン)が(iii)式の範囲にあり、かつ前記血液透
析用モジユールでの偏流値が12ml/分以下である
ことを特徴とする血液透析用モジユール及び 200≦R≦500 (i) 10≦n≦35 (ii) 0.65×R≦L≦R+50 (iii) である。
であつて、該透析用中空繊維の外径R(単位:ミ
クロン)が下記(i)式の範囲であり、10cm当りの捲
縮数n(単位:個)が(ii)式で、捲縮振幅L(単位:
ミクロン)が(iii)式の範囲にあり、かつ前記血液透
析用モジユールでの偏流値が12ml/分以下である
ことを特徴とする血液透析用モジユール及び 200≦R≦500 (i) 10≦n≦35 (ii) 0.65×R≦L≦R+50 (iii) である。
本発明における中空繊維膜に用いることのでき
るセルロースエステルは、セルロースジアセテー
ト、セルローストリアセテート、セルロースプロ
ピオネート、セルローズブチレート、セルロース
アセテートプロピオネート、セルロースアセテー
トブチレートなどのセルロースのエステル化物の
単独、又は、これらの混合物である。
るセルロースエステルは、セルロースジアセテー
ト、セルローストリアセテート、セルロースプロ
ピオネート、セルローズブチレート、セルロース
アセテートプロピオネート、セルロースアセテー
トブチレートなどのセルロースのエステル化物の
単独、又は、これらの混合物である。
本発明に用いるセルロースエステルの有機溶媒
は、ジメチルマルムアミド、N−メチルピロリド
ン、ジメチルアセトアミド、アセトンなどを用い
る。又、紡糸原液として、セルロースエステルと
上記有機溶剤のほかに、第3成分として、多価ア
ルコールを用いる。多価アルコールとしては、エ
チレングリコール、トリエチレングリコール、グ
リセリン、種々分子量のポリエチレングリコール
などを用いる。
は、ジメチルマルムアミド、N−メチルピロリド
ン、ジメチルアセトアミド、アセトンなどを用い
る。又、紡糸原液として、セルロースエステルと
上記有機溶剤のほかに、第3成分として、多価ア
ルコールを用いる。多価アルコールとしては、エ
チレングリコール、トリエチレングリコール、グ
リセリン、種々分子量のポリエチレングリコール
などを用いる。
本発明のクリンプを有するセルロースエステル
系中空繊維膜はモジユールの形状に左右されず、
中空繊維間の間隙を保ち、かつ透析液の流れが繊
維表面で乱れを発生し膜表面の境膜低抗を低下せ
しめ、以つて効果的な透析効率を得るものであ
る。
系中空繊維膜はモジユールの形状に左右されず、
中空繊維間の間隙を保ち、かつ透析液の流れが繊
維表面で乱れを発生し膜表面の境膜低抗を低下せ
しめ、以つて効果的な透析効率を得るものであ
る。
最適な透析効率を得るために、透析液の流路と
なる中空繊維間の間隙をクリンプを有する中空繊
維で確保するためには、中空繊維10cm当りに、10
個から35個の捲縮が必要である。本発明における
捲縮数とは、中空繊維を軸方向に見た場合、中空
繊維の一つの頂点と、隣接する直径的に対抗する
頂点とが、sinカーブの頂点になるように、中空
繊維の軸方向の中心軸を設け、中空繊維10cm当り
を中心軸に対して同一側にある山の数を捲縮数と
する。捲縮数が9個以下の場合は、透析時に中空
繊維間の間隙を充分に確保することができず、中
空繊維の持つ性能を充分に発揮させることができ
ない。捲縮数が35個を越えた場合、中空繊維の持
つ真円形状がくずれてくる傾向にあり、血液透析
時に血液のよどみの発生原因になる危惧がある。
本発明におけるセルロースエステル系中空繊維の
捲縮数の最も好ましい条件は、20個前後である。
なる中空繊維間の間隙をクリンプを有する中空繊
維で確保するためには、中空繊維10cm当りに、10
個から35個の捲縮が必要である。本発明における
捲縮数とは、中空繊維を軸方向に見た場合、中空
繊維の一つの頂点と、隣接する直径的に対抗する
頂点とが、sinカーブの頂点になるように、中空
繊維の軸方向の中心軸を設け、中空繊維10cm当り
を中心軸に対して同一側にある山の数を捲縮数と
する。捲縮数が9個以下の場合は、透析時に中空
繊維間の間隙を充分に確保することができず、中
空繊維の持つ性能を充分に発揮させることができ
ない。捲縮数が35個を越えた場合、中空繊維の持
つ真円形状がくずれてくる傾向にあり、血液透析
時に血液のよどみの発生原因になる危惧がある。
本発明におけるセルロースエステル系中空繊維の
捲縮数の最も好ましい条件は、20個前後である。
透析の効率を上げるために、捲縮の数のみなら
ず、捲縮の大きさの表示である捲縮振幅L(単
位;ミクロン)も大きく関与している。本発明に
おける捲縮振幅Lとは、中空繊維の中央の頂点と
次に隣接する直径的に対向する頂点の中空繊維と
の間の横方向距離の半分である。捲縮振幅が0.65
×Rより小さい範囲では、透析時に中空繊維間の
間隙を充分に確保することができず、中空繊維同
志が密着してしまう傾向にあり、さらに透析液の
流れに乱れをおこさせ膜表面の境膜抵抗を低下さ
せることもなされず中空繊維の持つ性能を充分に
発揮させることができない。捲縮振幅がR+50を
越えた範囲では、中空繊維を集束する場合集束状
態が大きくなり、モジユールにした場合の中空繊
維の均一配置が困難となる。これらのことは透析
時の透析効率を著しく低下させる要因となる。本
発明者らは、前記(ii)式の捲縮数を持つ中空繊維
で、前記(iii)式の範囲内にある捲縮振幅を持つてい
る時、最適な透析効率を得ることを見出した。中
空繊維の外径は、広い範囲で選択することができ
るが、透析用中空繊維膜を考えた場合200μ〜
500μが必要である。
ず、捲縮の大きさの表示である捲縮振幅L(単
位;ミクロン)も大きく関与している。本発明に
おける捲縮振幅Lとは、中空繊維の中央の頂点と
次に隣接する直径的に対向する頂点の中空繊維と
の間の横方向距離の半分である。捲縮振幅が0.65
×Rより小さい範囲では、透析時に中空繊維間の
間隙を充分に確保することができず、中空繊維同
志が密着してしまう傾向にあり、さらに透析液の
流れに乱れをおこさせ膜表面の境膜抵抗を低下さ
せることもなされず中空繊維の持つ性能を充分に
発揮させることができない。捲縮振幅がR+50を
越えた範囲では、中空繊維を集束する場合集束状
態が大きくなり、モジユールにした場合の中空繊
維の均一配置が困難となる。これらのことは透析
時の透析効率を著しく低下させる要因となる。本
発明者らは、前記(ii)式の捲縮数を持つ中空繊維
で、前記(iii)式の範囲内にある捲縮振幅を持つてい
る時、最適な透析効率を得ることを見出した。中
空繊維の外径は、広い範囲で選択することができ
るが、透析用中空繊維膜を考えた場合200μ〜
500μが必要である。
かかるクリンプを有するセルロースエステル系
中空繊維膜を製造する方法は、従来の半湿式紡糸
及び湿式紡糸で中空繊維膜を紡糸し、種々の工程
で透析膜としての性能を付与した中空繊維をグリ
セリン水溶液中に浸漬し、その後、40℃から80℃
の範囲内の温度T1℃を持つ空気又は不活性ガス
中で乾燥し、次いでボビンに巻取る。巻取時の張
力、捲き密度であるが本発明においては張力を
5g/単系以下、平均捲き密度を45〜55%に設定
することが好ましい。巻取つたボビンをT2℃で
熱処理することによつて、中空繊維に捲縮を付与
するとともに捲縮の固定を行なう。乾燥温度が40
℃より小さい場合は、グリセリン水溶液処理後の
中空繊維に付着した水分を充分に除去することが
できずボビン巻取り後の熱処理によつても、充分
な特続性のある捲縮を付与することができない。
80℃より高い温度で乾燥した場合は、乾燥時に中
空繊維膜が固定されてしまい、ボビン熱処理によ
つて、充分な捲縮を付与することができない。ま
た熱処理後の中空繊維膜中の水分率は大略10%以
下に調整することが望ましい。
中空繊維膜を製造する方法は、従来の半湿式紡糸
及び湿式紡糸で中空繊維膜を紡糸し、種々の工程
で透析膜としての性能を付与した中空繊維をグリ
セリン水溶液中に浸漬し、その後、40℃から80℃
の範囲内の温度T1℃を持つ空気又は不活性ガス
中で乾燥し、次いでボビンに巻取る。巻取時の張
力、捲き密度であるが本発明においては張力を
5g/単系以下、平均捲き密度を45〜55%に設定
することが好ましい。巻取つたボビンをT2℃で
熱処理することによつて、中空繊維に捲縮を付与
するとともに捲縮の固定を行なう。乾燥温度が40
℃より小さい場合は、グリセリン水溶液処理後の
中空繊維に付着した水分を充分に除去することが
できずボビン巻取り後の熱処理によつても、充分
な特続性のある捲縮を付与することができない。
80℃より高い温度で乾燥した場合は、乾燥時に中
空繊維膜が固定されてしまい、ボビン熱処理によ
つて、充分な捲縮を付与することができない。ま
た熱処理後の中空繊維膜中の水分率は大略10%以
下に調整することが望ましい。
また前述の如く中空繊維膜を乾燥する前にグリ
セリン水溶液に浸漬することは膜性能を経時的に
変化させないためにも重要である。即ち、グリセ
リン水溶液処理しないといくら前述の乾燥、熱処
理を行なつても所定の捲縮を付与することができ
ない。
セリン水溶液に浸漬することは膜性能を経時的に
変化させないためにも重要である。即ち、グリセ
リン水溶液処理しないといくら前述の乾燥、熱処
理を行なつても所定の捲縮を付与することができ
ない。
さらに本発明においては前述した捲縮中空繊維
の全繊維に占める割合は20%以上、好ましくは60
%以上に維持することが好ましく、またセルロー
スエステル系中空繊維膜として部分加水分解した
ものを含めることもできる。
の全繊維に占める割合は20%以上、好ましくは60
%以上に維持することが好ましく、またセルロー
スエステル系中空繊維膜として部分加水分解した
ものを含めることもできる。
本発明に係る捲縮性を有する中空繊維膜は、透
析能が良好であり、モジユール組立後を充分な透
析効率を与えるものであり、その製造法も、ボビ
ン熱処理によるものであり、簡便な装置により容
易に製造することができる。
析能が良好であり、モジユール組立後を充分な透
析効率を与えるものであり、その製造法も、ボビ
ン熱処理によるものであり、簡便な装置により容
易に製造することができる。
以下、具体的な実施例により、本発明を更に詳
細に説明するが、本発明は、この範囲に限定され
るものではない。
細に説明するが、本発明は、この範囲に限定され
るものではない。
なお、下記実施例記載の偏流値は下記の様に求
められ、かかる偏流値が小さいほど透析液のよど
みは少なく膜の透析効率がよいことを意味する。
められ、かかる偏流値が小さいほど透析液のよど
みは少なく膜の透析効率がよいことを意味する。
血液と透析液とを向流に流す場合の血液中の溶
質のクリアランスCは()式で表わされる。
質のクリアランスCは()式で表わされる。
C=QB・1−exp{NT(1−QB/QD)}/QB/QD−exp{
NT(1−QB/QD)} () ここでNT=KO・S/QB () QB,QD;血液流量及び透析液流量(ml/min) KO;総括物質移動係数(cm/min) S;モジユール膜面積(内径基準)(cm2) また KO=QB/S(1−QB/QD)ln(C/QD−1)/(C/
QB−1)() 血液流量200ml/min.で透析流量500ml/min.,
2000ml/min.の時の各々のクリアランスC1,C2
を実測する。一方C2を用いて()式よりKOを
求め、()式より透析流量500ml/min.の時の
クリアランスC3を求める。かかるC3と実測値C1
との差を偏流値Dと定義する。
NT(1−QB/QD)} () ここでNT=KO・S/QB () QB,QD;血液流量及び透析液流量(ml/min) KO;総括物質移動係数(cm/min) S;モジユール膜面積(内径基準)(cm2) また KO=QB/S(1−QB/QD)ln(C/QD−1)/(C/
QB−1)() 血液流量200ml/min.で透析流量500ml/min.,
2000ml/min.の時の各々のクリアランスC1,C2
を実測する。一方C2を用いて()式よりKOを
求め、()式より透析流量500ml/min.の時の
クリアランスC3を求める。かかるC3と実測値C1
との差を偏流値Dと定義する。
D=C3−C1 ()
実施例 1
セルロースジアセテートを30重量部、ジメチル
ホルムアミドを49重量部、ポリエチレングリコー
ル200を21重量部を85℃2時間撹拌して溶解し、
紡糸原液を作成した。この紡糸原液を85℃で2時
間静置脱泡した。内管部の外径0.8mm、同内径0.5
mmで外管部の径が1mmの環状オリフイスノズルを
用いて紡糸を行つた。外管部より紡糸原液を供給
し、一方芯液として流動パラフインを0.45μのフ
イルターで濾過した後、内管部へ供給した。環状
オレフイスを出た中空状の原液を15cm空気中を走
行させ、その後、凝固浴中に導き、凝固させその
後水洗し、5重量%の水酸化ナトリウム水溶液浴
中を6秒走行させ、次に酢酸水溶液浴、水洗浴と
通し、引き続き40重量%のグリセリン水溶液浴を
通過させ、その後60℃の乾燥空気のゾーンを乾燥
空気と向流に中空繊維を通過させワインダーによ
り、張力2g/単糸条件のもとボビンに巻取つた。
得られた中空繊維は、真円状であり、内径200μ、
膜厚16μで、ストレートな中空繊維であつた。巻
取つたボビンを60℃の熱風乾燥器内で、18時間熱
処理した。得られた中空繊維は、内径200μ、外
径232μでかつ捲縮数が20個、捲縮振幅が170μで
あつた。得られた中空繊維の溶質の透過係数は、
尿素で85×10-5cm/secであつた。本中空繊維を
用いて、円筒型の膜面積1.15m2のモジユールを作
製した。モジユールでの尿素のクリアランスは、
透析流量500ml/minで、160ml/min(C1)を得
た。又透析流量2000ml/minで180ml/min(C2)
を得た。この値を透析流量500ml/minに換算す
ると170ml/min(C3)となり、偏流値C3−C1は、
10ml/minしかない透析効率の良好な膜であるこ
とがわかつた。
ホルムアミドを49重量部、ポリエチレングリコー
ル200を21重量部を85℃2時間撹拌して溶解し、
紡糸原液を作成した。この紡糸原液を85℃で2時
間静置脱泡した。内管部の外径0.8mm、同内径0.5
mmで外管部の径が1mmの環状オリフイスノズルを
用いて紡糸を行つた。外管部より紡糸原液を供給
し、一方芯液として流動パラフインを0.45μのフ
イルターで濾過した後、内管部へ供給した。環状
オレフイスを出た中空状の原液を15cm空気中を走
行させ、その後、凝固浴中に導き、凝固させその
後水洗し、5重量%の水酸化ナトリウム水溶液浴
中を6秒走行させ、次に酢酸水溶液浴、水洗浴と
通し、引き続き40重量%のグリセリン水溶液浴を
通過させ、その後60℃の乾燥空気のゾーンを乾燥
空気と向流に中空繊維を通過させワインダーによ
り、張力2g/単糸条件のもとボビンに巻取つた。
得られた中空繊維は、真円状であり、内径200μ、
膜厚16μで、ストレートな中空繊維であつた。巻
取つたボビンを60℃の熱風乾燥器内で、18時間熱
処理した。得られた中空繊維は、内径200μ、外
径232μでかつ捲縮数が20個、捲縮振幅が170μで
あつた。得られた中空繊維の溶質の透過係数は、
尿素で85×10-5cm/secであつた。本中空繊維を
用いて、円筒型の膜面積1.15m2のモジユールを作
製した。モジユールでの尿素のクリアランスは、
透析流量500ml/minで、160ml/min(C1)を得
た。又透析流量2000ml/minで180ml/min(C2)
を得た。この値を透析流量500ml/minに換算す
ると170ml/min(C3)となり、偏流値C3−C1は、
10ml/minしかない透析効率の良好な膜であるこ
とがわかつた。
比較例 1
実施例1で熱処理をかける前のボビンの中空繊
維の尿素の透過係数は、84×10-5cm/secであつ
た。この中空繊維には、クリンプなかつた。本中
空繊維を用いて、実施例1と同様に円筒型の膜面
積1.15m2のモジユールを作製した。モジユールで
の尿素のクリアランスは透析流量500ml/minで、
135ml/minを得た。又透析流量2000ml/minで
175ml/minを得た。この値を透析流量500ml/
minに換算すると164ml/minとなり偏流値は29
ml/minあり、中空繊維膜の持つ性能を充分発揮
していないことがわかつた。
維の尿素の透過係数は、84×10-5cm/secであつ
た。この中空繊維には、クリンプなかつた。本中
空繊維を用いて、実施例1と同様に円筒型の膜面
積1.15m2のモジユールを作製した。モジユールで
の尿素のクリアランスは透析流量500ml/minで、
135ml/minを得た。又透析流量2000ml/minで
175ml/minを得た。この値を透析流量500ml/
minに換算すると164ml/minとなり偏流値は29
ml/minあり、中空繊維膜の持つ性能を充分発揮
していないことがわかつた。
実施例 2
実施例2と同様に、ジメチルホルムアミドをN
−メチルピロリドンポリエチレングリコール200
をトリエチレングリコールに替えた系で紡糸原液
を作製した。組成比及び芯液は実施例1と同様で
ある。環状オリフイスノズルからドープと芯液を
押し出し、空気中を走行後、凝固浴中に導き、凝
固させ、その後水洗し、8重量%の水酸化ナトリ
ウム水溶液中を走行させ、次に酢酸水溶液浴、水
洗浴を通し、その後45重量%のグリセリン水溶液
浴を通過させ、その後55℃の乾燥空気のゾーンを
乾燥空気と向流に中空繊維を通過させ、ワインダ
ーにより張力2.5g/単糸条件でボビンに巻取つ
た。得られたボビンを63℃の熱風乾燥器内で、18
時間熱処理した。得られた中空繊維は、内径
225μで外径275μで、かつ捲縮数が18個、捲縮振
幅が209μであつた。本中空繊維を用いて円筒型
の膜面積1.1m2のモジユールを作製した。モジユ
ールの尿素のクリアランスは、透析流量500ml/
minで、157ml/minであり透析流量2000ml/min
で求めた値から透析流量500ml/minに換算した
値は169ml/minとなり、偏流値は12ml/minし
かない透析効率の良好な膜であることがわかつ
た。
−メチルピロリドンポリエチレングリコール200
をトリエチレングリコールに替えた系で紡糸原液
を作製した。組成比及び芯液は実施例1と同様で
ある。環状オリフイスノズルからドープと芯液を
押し出し、空気中を走行後、凝固浴中に導き、凝
固させ、その後水洗し、8重量%の水酸化ナトリ
ウム水溶液中を走行させ、次に酢酸水溶液浴、水
洗浴を通し、その後45重量%のグリセリン水溶液
浴を通過させ、その後55℃の乾燥空気のゾーンを
乾燥空気と向流に中空繊維を通過させ、ワインダ
ーにより張力2.5g/単糸条件でボビンに巻取つ
た。得られたボビンを63℃の熱風乾燥器内で、18
時間熱処理した。得られた中空繊維は、内径
225μで外径275μで、かつ捲縮数が18個、捲縮振
幅が209μであつた。本中空繊維を用いて円筒型
の膜面積1.1m2のモジユールを作製した。モジユ
ールの尿素のクリアランスは、透析流量500ml/
minで、157ml/minであり透析流量2000ml/min
で求めた値から透析流量500ml/minに換算した
値は169ml/minとなり、偏流値は12ml/minし
かない透析効率の良好な膜であることがわかつ
た。
比較例 2
実施例2の熱処理をかける前のボビンの中空繊
維から円筒型の膜面積1.1m2のモジユールを作製
した。本中空繊維には、クリンプがなかつた。モ
ジユールでの尿素のクリアランスは透析流量500
ml/minで118ml/minであり、透析流量2000
ml/minで求めた値から透析流量500ml/minに
換算した値は、155ml/minとなり、偏流値は、
37ml/minあり、中空繊維膜のもつ性能が充分発
揮されていないことがわかつた。
維から円筒型の膜面積1.1m2のモジユールを作製
した。本中空繊維には、クリンプがなかつた。モ
ジユールでの尿素のクリアランスは透析流量500
ml/minで118ml/minであり、透析流量2000
ml/minで求めた値から透析流量500ml/minに
換算した値は、155ml/minとなり、偏流値は、
37ml/minあり、中空繊維膜のもつ性能が充分発
揮されていないことがわかつた。
比較例 3
実施例2の同一の条件で紡糸、まきとりしたセ
ルロースアセテート中空繊維を実施例2とは異な
つた熱処理条件(30℃)処理したところ、チーズ
内部の中空繊維には捲縮が発生していた。捲縮数
は10cmあたり12個で捲縮振幅は、150μであつた。
本中空繊維を用いて円筒型の膜面積1.1m2のモジ
ユールを作製した。モジユールの尿素のクリアラ
ンスは、透析流量500ml/minで、130ml/minで
あり透析流量2000ml/minで求めた値から透析流
量500ml/minに換算した値は、166ml/minとな
り、偏流値は36ml/minあり、中空繊維膜のもつ
性能が充分発揮されていないことがわかつた。
ルロースアセテート中空繊維を実施例2とは異な
つた熱処理条件(30℃)処理したところ、チーズ
内部の中空繊維には捲縮が発生していた。捲縮数
は10cmあたり12個で捲縮振幅は、150μであつた。
本中空繊維を用いて円筒型の膜面積1.1m2のモジ
ユールを作製した。モジユールの尿素のクリアラ
ンスは、透析流量500ml/minで、130ml/minで
あり透析流量2000ml/minで求めた値から透析流
量500ml/minに換算した値は、166ml/minとな
り、偏流値は36ml/minあり、中空繊維膜のもつ
性能が充分発揮されていないことがわかつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透析用中空繊維を用いた血液透析用モジユー
ルであつて、該透析用中空繊維の外径R(単位:
ミクロン)が下記(i)式の範囲であり、10cm当りの
捲縮数n(単位:個)が(ii)式で、捲縮振幅L(単
位:ミクロン)が(iii)式の範囲にあり、かつ前記血
液透析用モジユーでの偏流値が12ml/分以下であ
ることを特徴とする血液透析用モジユール。 200≦R≦500 (i) 10≦n≦35 (ii) 0.65×R≦L≦R+50 (iii)
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18272281A JPS5884007A (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 透析用中空繊維膜及びその製造法 |
| JP1219710A JPH02258035A (ja) | 1981-11-14 | 1989-08-25 | 透析用中空繊維膜及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18272281A JPS5884007A (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 透析用中空繊維膜及びその製造法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1219710A Division JPH02258035A (ja) | 1981-11-14 | 1989-08-25 | 透析用中空繊維膜及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5884007A JPS5884007A (ja) | 1983-05-20 |
| JPH0369573B2 true JPH0369573B2 (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=16123293
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18272281A Granted JPS5884007A (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 透析用中空繊維膜及びその製造法 |
| JP1219710A Granted JPH02258035A (ja) | 1981-11-14 | 1989-08-25 | 透析用中空繊維膜及びその製造方法 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1219710A Granted JPH02258035A (ja) | 1981-11-14 | 1989-08-25 | 透析用中空繊維膜及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (2) | JPS5884007A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5884007A (ja) * | 1981-11-14 | 1983-05-20 | Toyobo Co Ltd | 透析用中空繊維膜及びその製造法 |
| JP2528169B2 (ja) * | 1987-11-19 | 1996-08-28 | 帝人株式会社 | 多孔性成型物の製造方法 |
| US5011637A (en) * | 1989-01-23 | 1991-04-30 | The Dow Chemical Company | Preparing cellulose ester membranes for gas separation |
| US4980063A (en) * | 1989-01-27 | 1990-12-25 | The Dow Chemical Company | Compositions useful for preparing cellulose ester membranes for liquid separations |
| DE10007327A1 (de) | 2000-02-17 | 2001-08-30 | Fresenius Medical Care De Gmbh | Filtervorrichtung, vorzugsweise Hohlfaserdialysator mit gelockten Hohlfasern |
| SE522692C2 (sv) * | 2002-03-27 | 2004-03-02 | Gambro Lundia Ab | Förfarande och anordning för avlägsnande av delvis proteinbundna substanser |
| US20100000936A1 (en) | 2007-01-30 | 2010-01-07 | Toray Industries, Inc | Hollow-fiber membrane and hollow-fiber membrane module having the same included therein |
| JP2010046587A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Toyobo Co Ltd | 中空糸膜モジュール |
| JP5580616B2 (ja) * | 2010-02-15 | 2014-08-27 | 東洋紡株式会社 | ポリスルホン系選択透過性中空糸膜束の乾燥方法 |
| EP2815807A1 (en) | 2013-06-20 | 2014-12-24 | Gambro Lundia AB | Capillary dialyzer comprising crimped hollow fibres |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53104754U (ja) * | 1977-01-27 | 1978-08-23 | ||
| IN149938B (ja) * | 1977-11-30 | 1982-06-12 | Monsanto Co | |
| JPS57194007A (en) * | 1981-05-26 | 1982-11-29 | Nitsushiyoo:Kk | Hollow yarn type permeating device |
| JPS5884007A (ja) * | 1981-11-14 | 1983-05-20 | Toyobo Co Ltd | 透析用中空繊維膜及びその製造法 |
-
1981
- 1981-11-14 JP JP18272281A patent/JPS5884007A/ja active Granted
-
1989
- 1989-08-25 JP JP1219710A patent/JPH02258035A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5884007A (ja) | 1983-05-20 |
| JPH02258035A (ja) | 1990-10-18 |
| JPH0512013B2 (ja) | 1993-02-17 |
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