JPH0371431B2 - - Google Patents
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- JPH0371431B2 JPH0371431B2 JP56065308A JP6530881A JPH0371431B2 JP H0371431 B2 JPH0371431 B2 JP H0371431B2 JP 56065308 A JP56065308 A JP 56065308A JP 6530881 A JP6530881 A JP 6530881A JP H0371431 B2 JPH0371431 B2 JP H0371431B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D491/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00
- C07D491/02—Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D491/06—Peri-condensed systems
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B5/00—Dyes with an anthracene nucleus condensed with one or more heterocyclic rings with or without carbocyclic rings
- C09B5/62—Cyclic imides or amidines of peri-dicarboxylic acids of the anthracene, benzanthrene, or perylene series
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、次式(1)
〔式中、
Rは水素、ヒドロキシ、アミノ又は場合により置
換されたアルキル基を示し、Xは塩素又は臭素
を、そしてnは0〜4の数を意味する)で表わさ
れるペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン
酸モノアンヒドリドモノイミドの製法に関する。 ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸
モノアンヒドリドモノイミドは、対応するジイミ
ドの硫酸による部分的けん化により製造されうる
ことが知られている。(ドイツ特許明細書第
411217号参照)。併し該方法は55%の収率しか与
えない(Nagao et al.,工業化学雑誌1971,74
(12),2500−2参照)。 日本化学会誌昭和54年4月号第528−34頁では、
モノイミドを介してジイミドに導く、ペリレン−
3,4,9,10−テトラカルボン酸ジアンヒドリ
ドとアルキルアミンとの反応が試験されている。
中間的に形成されるモノイミドを反応混合物中で
分光光度計により測定し、その際62〜84%の最大
収率が記載されている。(2.2節及び2.4節、第529
頁及び表3、第530頁参照)。 併し反応混合物から単離したモノイミドの実際
上達成される収率は24〜46%にすぎない(2.2節
及び表1、第529頁参照)。かゝる不十分な収率の
ほかにこの方法は反応経過の絶え間ない分析検査
を必要とするという欠点を有する。 本発明者は、次式(2) (式中、Meはナトリウムまたはカリウム原子を
示し、そしてX及びnは前記の意味を有する)で
表わされるペリレン−3,4,9,10−テトラカ
ルボン酸モノアンヒドリドモノアルカリ塩を次式
(3) R−NH2 (3) (式中Rは水素、アミノ、ヒドロキシ又は場合に
より置換されたアルキル基を意味する)で表わさ
れる化合物と0〜130℃、好ましくは0〜95℃、
で反応させることにより、式1のペリレン−3,
4,9,10−テトラカルボン酸モノヒドリドモノ
イミドが得られることを見出した。 新規な本方法によれば反応経過の特別な監視を
必要とすることなしに、高い、ある場合には殆ん
ど定量的な収率で、簡単に対応するペリレン−
3,4,9,10−テトラカルボン酸モノアンヒド
リドモノイミドが得られる。 以下に本発明の好ましい実施態様を詳述する:
式2の出発化合物は特許出願公開昭56−139477号
公報に記載されている方法により製造することが
できる。この場合対応するペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸のテトラアルカリー又
はテトラアンモニウム塩の水性溶液又は懸濁液に
約20〜100℃、好ましくは70〜95℃、で3当量の
酸、有利には強鉱酸、例えば塩酸、硫酸、硝酸又
は燐酸を加える。アンモニウム塩を使用する場合
には、少くとも一当量のナトリウム−又はカリウ
ムイオンが加えられねばならない。 この場合この化合物の中間単離は必要でない。
これは合成の際反応混合物中に得られるような形
で式3の化合物と反応させることもできる。 式2の出発物質としては、式中nが0でMeが
カリウムを意味する化合物が特に好ましい。 式3の出発物質は、例えばアンモニア、ヒドラ
ジン、ヒドロキシルアミン、メチルー、エチル
ー、プロピルー、ブチルー、オクチルアミン、ベ
ンジルアミン、エタノールー、イソプロパノール
ー、ヒドロキシプロピルアミン、メトキシプロピ
ルー、ブトキシプロピルー、ブトキシエトキシプ
ロピルー、オクチルオキシプロピルー、2−エチ
ルヘキソキシプロピルー、3−モルホリノプロピ
ルアミン、シクロヘキシルアミン、2−シアンエ
チルアミン、2−クロル−又はブロムエチルアミ
ン、カルバモイルエチルアミン、シクロヘキソキ
シプロピルー、ベンジルオキシプロピルアミンで
ある。 式2の出発物質1モル当り少くとも2モル、有
利には3モル又は比較的大過剰の式3の化合物が
使用される。縮合は水中で0〜130℃、好ましく
は0〜95℃、の温度で実施される。この場合アミ
ン−水混合物中にモノアンヒドリドモノアルカリ
塩を導入するか又はモノアンヒドリドモノアルカ
リ塩の水性懸濁液に式3のアミンを添加する様に
して行うのが好ましい。 反応成分の反応は0〜95℃で行うことができ
る。有利には反応混合物を約0〜30℃の低温で製
造し、引き続いて縮合を約70〜95℃の高温で終了
させる。モノイミドへの反応は一般に90〜95℃で
1〜2時間後に終了する。 この場合、反応混合物からこれを酸性化、例え
ば鉱酸により、有利には約70〜95℃の高温度で酸
性化することによつて反応生成物が得られる。こ
の生成物を常法で例えばろ過により単離する。場
合によつては、なお少量の一緒に生成したジイミ
ド及びペリレンテトラカルボン酸ジアンヒドリド
を例えば既述の日本化学会誌、2.2節、第529頁に
示された記載により、アルカリ不溶性ジイミドを
アルカリ清澄化により除去し、そしてペリレンテ
トラカルボン酸ジアンヒドリドを、その易溶性テ
トラカリウム塩を経て、しばしば難溶性の目的生
成物のジカリウム塩から分離することによつて、
除去することが出来る。 本方法により得られる生成物は大部分新規であ
る。これは着色剤、特に非対称N−置換ペリレン
−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミドを
製造するための価値ある出発生成物である。併し
本生成物はまた場合により適当な調整の後それ自
体着色剤として使用することができる。 以下の例に於て、特記しない限りパーセントの
記載は重量に関する。 例 1 水250ml中にペリレン−3,4,9,10−テト
ラカルボン酸モノアンヒドリドのモノカリウム塩
22.4gを含む懸濁液に0〜5℃でメチルアミン溶
液(45.4%)10.3gを注加し、12時間0〜5℃で
攪拌する。引き続いて50%苛性カリ溶液27.0gを
添加し、そして混合物の温度を1時間90℃に保
つ。反応生成物を20〜25℃で吸引ろ過し、そして
こん跡のペリレンテトラカルボン酸のテトラカリ
ウム塩を除去するために5%苛性カリ溶液で流出
ろ液が無色になるまで洗浄する。ろ過残留物を水
300ml中に90〜95℃で溶解し、そして加温してこ
ん跡のペリレンテトラカルボン酸ジイミドをろ別
する。ろ液からペリレン−3,4,9,10−テト
ラカルボン酸−モノアンヒドリド−モノメチルイ
ミドを濃塩酸による酸性化により沈殿させ、吸引
ろ取し、塩化物がなくなるまで洗浄し、そして乾
燥する。 収量:19.4g(理論値の95.8%) 分析: 計算値 C 74.1% 実測値 C 73.7% H 2.7% H 2.8% N 3.5% N 3.5% 例 2 メチルアミン(45.4%)124gを20〜25℃で、
特許出願公開昭56−139477号公報の例3によりペ
リレンテトラカルボン酸ジアンヒドリド196gか
ら(モノカリウム塩の中間単離なしに)得られ
た、ペリレンテトラカルボン酸モノアンヒドリド
のモノカリウム塩の懸濁液に加える。引き続いて
90〜95℃に加温する。1時間後50%苛性カリ溶液
160gを流入させ、そしてなお1時間同一温度で
後攪拌する。 晶出した、モノメチルイミドの赤色ジカリウム
塩を室温で吸引ろ取し、3%塩化カリウムと1%
水酸化カリウムとからなる水性溶液で、流出ろ液
が無色になるまで洗浄し、そして例1に記載の如
く後処理して同一の目的生成物を得る。 収量:191.7g(ペリレンテトラカルボン酸ジア
ンヒドリドに対し理論値の94.7%)。 例 3 例1に記載の如く実施するが、但しモノカリウ
ム塩の代りにモノナトリウム塩(Na−含有率3.5
%=65.8%モノナトリウム塩)を使用すれば、同
一の目的生成物13.0g(64.2%)が得られる。 例 4 3%水性アンモニア溶液280g中に0〜5℃で
ペリレンテトラカルボン酸モノアンヒドリドのモ
ノカリウム塩22.4gを導入し、そして4時間、更
に冷却することなしに、後攪拌する。引き続いて
90〜95℃に加温し、2時間この温度で後攪拌す
る。水50ml中に炭酸カリウム(無水)15gを含有
する溶液の添加後、更に1時間90℃で後攪拌す
る。生成物を20〜25℃で吸引ろ取し、そして少量
のペリレンテトラカルボン酸のテトラカリウム塩
を除去するために流出ろ液が無色になるまで洗浄
する。 残留物を3.5%水酸化カリウム溶液1300g中に
95℃で溶解し、そしてろ過によりこん跡のペリレ
ンテトラカルボン酸ジイミドを分離する。熱いろ
液から塩酸(31%)で反応生成物を沈殿させ、そ
して常法により単離する。かくしてペリレンテト
ラカルボン酸モノアンヒドリドモノイミド17.9g
(91.6%)が得られる。 分析:計算値 N 3.5%、実測値 N 3.5% 例 5 水250ml中にエタノールアミン13.5gを含む水
性溶液中にペリレンテトラカルボン酸モノアンヒ
ドリドのモノカリウム塩22.4gを導入し、2時間
20〜30℃で、そして2時間90〜95℃で攪拌する。
引き続いて暗赤色溶液を加熱下清澄化し、酸性化
により反応生成物を沈殿させ、そして公知方法で
単離する。少量のペリレンテトラカルボン酸を除
去するために5%苛性カリ溶液200ml中で90℃に
加温し、そして塩化カリウム20gの添加によりジ
カリウム塩を塩析する。室温で吸引ろ取した生成
物を3%塩化カリウムと1%水酸化カリウムとか
らなる水性溶液で洗浄し、残留物を水500mlに溶
解し、そして常法で酸性条件下に沈殿させ、そし
て単離する。 収量:20.0g(91.9%) 分析: 計算値 C 71.7% 実測値 C 71.0% H 3.0% H 3.0% N 3.2% N 3.2% 例 6 ペリレンテトラカルボン酸モノアンヒドリドの
モノカリウム塩22.4gを室温で水250ml中にブチ
ルアミン14.6gを含む溶液に導入し、そして5時
間20〜25℃でそして1時間90℃で攪拌する。引き
続いて反応生成物を酸性条件下に沈殿させ、そし
て単離する。少量のジイミド及びペリレンテトラ
カルボン酸を分離するため、生成物を5%苛性カ
リ溶液350ml中に90〜95℃で溶解し、そして塩化
カリウム30gを添加してジカリウム塩を沈殿させ
る。この塩を室温で吸引ろ取し、そして14%塩化
カリウムと1%水酸化カリウムとよりなる水性溶
液で洗浄する。水に沸とう温度で溶解した残留物
を清澄化してこん跡のジイミドを除く。ろ液の酸
性化及び通常の単離によりペリレンテトラカルボ
ン酸モノアンヒドリドモノブチルイミド19.4g
(86.8%)が得られる。 分析:計算値 N 3.1%、実測値 N 3.1% 例 7 例6に記載の如く、ペリレンテトラカルボン酸
モノアンヒドリドのモノカリウム塩22.4gを3−
メトキシプロピルアミン19.6gと反応させる。酸
による沈殿前混合物を水500mlで稀釈した後清澄
化して少量のジイミドを除く。反応生成物22.0g
(95.0%)が得られる。 分析:計算値 N 3.0%、実測値 N 2.7% 例 8 ペリレンテトラカルボン酸モノアンヒドリドの
モノカリウム塩44.8gを水500ml中にベンジルア
ミン47gを含有する氷冷溶液中に導入し、徐々に
90〜95℃に加温し、2時間後50%苛性カリ溶液60
gを添加し、そして塩化カリウム25gでジカリウ
ム塩を塩析する。例7による後処理後ペリレンテ
トラカルボン酸モノアンヒドリドモノベンジルイ
ミドが44.0g(91.5%)の収量(率)で得られ
る。 分析:計算値 N 2.9%、実測値 N 2.6% 例 9 例7により実施するが、その際3−メトキシプ
ロピルアミンの代わりにブトキシプロピルアミン
28.8gを使用する。反応生成物は22.6g(89.5%)
の収量(率)で得られる。 分析: 計算値 C 73.7% 実測値 C 73.3% H 4.5% H 4.5% N 2.8% N 2.7% 例 10 水300ml、ヒドラジン水和物(80%)13.8g及
びペリレンテトラカルボン酸モノアンヒドリドの
モノカリウム塩22.4gからなる混合物を90℃に加
温し、そして3時間この温度に保つ。引き続いて
水500mlで稀釈し、そして加熱下清澄化する。ろ
液から酸で沈殿させた。そして常法により単離し
た反応生成物を熱い5%苛性カリ溶液400mlで処
理してジカリウム塩に変える。通常の後処理後ペ
リレンテトラカルボン酸モノアンヒドリドモノ−
N−アミノイミド18.2g(89.7%)が得られる。 分析: 計算値 C 70.9% 実測値 C 70.4% H 2.5% H 2.4% N 6.9% N 6.9% 例 11 特許出願公開昭56−139477号公報の例10により
ジクロルペリレンテトラカルボン酸ジアンヒドリ
ドから製造した、ジクロルペリレンテトラカルボ
ン酸モノヒドリドのモノカリウム塩20.7gを例6
により水250ml中で45.4%メチルアミン溶液10.8
gと反応させて対応するモノアンヒドリドモノメ
チルイミドを得る。 収量:10.4g(54.8%) 分析:計算値 N 3.0% 実測値 N 3.1% 例 12 特許出願公開昭56−139477号公報の例9により
製造したブロムペリレンテトラカルボン酸モノア
ンヒドリドのモノカリウム塩21.1gを水250ml中
に懸濁させ、そしてメチルアミン溶液(45.4%)
9.8gを添加する。2時間20〜25℃で後攪拌し、
引き続いて50%苛性カリ溶液28gを流し込む。混
合物を1時間90℃に保ち、次に20℃に冷却しそし
てろ過する。この様にして得たジカリウム塩から
例6により反応生成物が16.5g(92%)の収量
(率)で単離される。 分析: 計算値 Br9.8% 実測値 Br10.3% N3.1% N 3.3% 次表は上記の各例に記載の方法に対応して得ら
れる、以下の如きその他のペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸モノアンヒドリドモノ
イミドを示した物である。 。 【表】
換されたアルキル基を示し、Xは塩素又は臭素
を、そしてnは0〜4の数を意味する)で表わさ
れるペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン
酸モノアンヒドリドモノイミドの製法に関する。 ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸
モノアンヒドリドモノイミドは、対応するジイミ
ドの硫酸による部分的けん化により製造されうる
ことが知られている。(ドイツ特許明細書第
411217号参照)。併し該方法は55%の収率しか与
えない(Nagao et al.,工業化学雑誌1971,74
(12),2500−2参照)。 日本化学会誌昭和54年4月号第528−34頁では、
モノイミドを介してジイミドに導く、ペリレン−
3,4,9,10−テトラカルボン酸ジアンヒドリ
ドとアルキルアミンとの反応が試験されている。
中間的に形成されるモノイミドを反応混合物中で
分光光度計により測定し、その際62〜84%の最大
収率が記載されている。(2.2節及び2.4節、第529
頁及び表3、第530頁参照)。 併し反応混合物から単離したモノイミドの実際
上達成される収率は24〜46%にすぎない(2.2節
及び表1、第529頁参照)。かゝる不十分な収率の
ほかにこの方法は反応経過の絶え間ない分析検査
を必要とするという欠点を有する。 本発明者は、次式(2) (式中、Meはナトリウムまたはカリウム原子を
示し、そしてX及びnは前記の意味を有する)で
表わされるペリレン−3,4,9,10−テトラカ
ルボン酸モノアンヒドリドモノアルカリ塩を次式
(3) R−NH2 (3) (式中Rは水素、アミノ、ヒドロキシ又は場合に
より置換されたアルキル基を意味する)で表わさ
れる化合物と0〜130℃、好ましくは0〜95℃、
で反応させることにより、式1のペリレン−3,
4,9,10−テトラカルボン酸モノヒドリドモノ
イミドが得られることを見出した。 新規な本方法によれば反応経過の特別な監視を
必要とすることなしに、高い、ある場合には殆ん
ど定量的な収率で、簡単に対応するペリレン−
3,4,9,10−テトラカルボン酸モノアンヒド
リドモノイミドが得られる。 以下に本発明の好ましい実施態様を詳述する:
式2の出発化合物は特許出願公開昭56−139477号
公報に記載されている方法により製造することが
できる。この場合対応するペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸のテトラアルカリー又
はテトラアンモニウム塩の水性溶液又は懸濁液に
約20〜100℃、好ましくは70〜95℃、で3当量の
酸、有利には強鉱酸、例えば塩酸、硫酸、硝酸又
は燐酸を加える。アンモニウム塩を使用する場合
には、少くとも一当量のナトリウム−又はカリウ
ムイオンが加えられねばならない。 この場合この化合物の中間単離は必要でない。
これは合成の際反応混合物中に得られるような形
で式3の化合物と反応させることもできる。 式2の出発物質としては、式中nが0でMeが
カリウムを意味する化合物が特に好ましい。 式3の出発物質は、例えばアンモニア、ヒドラ
ジン、ヒドロキシルアミン、メチルー、エチル
ー、プロピルー、ブチルー、オクチルアミン、ベ
ンジルアミン、エタノールー、イソプロパノール
ー、ヒドロキシプロピルアミン、メトキシプロピ
ルー、ブトキシプロピルー、ブトキシエトキシプ
ロピルー、オクチルオキシプロピルー、2−エチ
ルヘキソキシプロピルー、3−モルホリノプロピ
ルアミン、シクロヘキシルアミン、2−シアンエ
チルアミン、2−クロル−又はブロムエチルアミ
ン、カルバモイルエチルアミン、シクロヘキソキ
シプロピルー、ベンジルオキシプロピルアミンで
ある。 式2の出発物質1モル当り少くとも2モル、有
利には3モル又は比較的大過剰の式3の化合物が
使用される。縮合は水中で0〜130℃、好ましく
は0〜95℃、の温度で実施される。この場合アミ
ン−水混合物中にモノアンヒドリドモノアルカリ
塩を導入するか又はモノアンヒドリドモノアルカ
リ塩の水性懸濁液に式3のアミンを添加する様に
して行うのが好ましい。 反応成分の反応は0〜95℃で行うことができ
る。有利には反応混合物を約0〜30℃の低温で製
造し、引き続いて縮合を約70〜95℃の高温で終了
させる。モノイミドへの反応は一般に90〜95℃で
1〜2時間後に終了する。 この場合、反応混合物からこれを酸性化、例え
ば鉱酸により、有利には約70〜95℃の高温度で酸
性化することによつて反応生成物が得られる。こ
の生成物を常法で例えばろ過により単離する。場
合によつては、なお少量の一緒に生成したジイミ
ド及びペリレンテトラカルボン酸ジアンヒドリド
を例えば既述の日本化学会誌、2.2節、第529頁に
示された記載により、アルカリ不溶性ジイミドを
アルカリ清澄化により除去し、そしてペリレンテ
トラカルボン酸ジアンヒドリドを、その易溶性テ
トラカリウム塩を経て、しばしば難溶性の目的生
成物のジカリウム塩から分離することによつて、
除去することが出来る。 本方法により得られる生成物は大部分新規であ
る。これは着色剤、特に非対称N−置換ペリレン
−3,4,9,10−テトラカルボン酸ジイミドを
製造するための価値ある出発生成物である。併し
本生成物はまた場合により適当な調整の後それ自
体着色剤として使用することができる。 以下の例に於て、特記しない限りパーセントの
記載は重量に関する。 例 1 水250ml中にペリレン−3,4,9,10−テト
ラカルボン酸モノアンヒドリドのモノカリウム塩
22.4gを含む懸濁液に0〜5℃でメチルアミン溶
液(45.4%)10.3gを注加し、12時間0〜5℃で
攪拌する。引き続いて50%苛性カリ溶液27.0gを
添加し、そして混合物の温度を1時間90℃に保
つ。反応生成物を20〜25℃で吸引ろ過し、そして
こん跡のペリレンテトラカルボン酸のテトラカリ
ウム塩を除去するために5%苛性カリ溶液で流出
ろ液が無色になるまで洗浄する。ろ過残留物を水
300ml中に90〜95℃で溶解し、そして加温してこ
ん跡のペリレンテトラカルボン酸ジイミドをろ別
する。ろ液からペリレン−3,4,9,10−テト
ラカルボン酸−モノアンヒドリド−モノメチルイ
ミドを濃塩酸による酸性化により沈殿させ、吸引
ろ取し、塩化物がなくなるまで洗浄し、そして乾
燥する。 収量:19.4g(理論値の95.8%) 分析: 計算値 C 74.1% 実測値 C 73.7% H 2.7% H 2.8% N 3.5% N 3.5% 例 2 メチルアミン(45.4%)124gを20〜25℃で、
特許出願公開昭56−139477号公報の例3によりペ
リレンテトラカルボン酸ジアンヒドリド196gか
ら(モノカリウム塩の中間単離なしに)得られ
た、ペリレンテトラカルボン酸モノアンヒドリド
のモノカリウム塩の懸濁液に加える。引き続いて
90〜95℃に加温する。1時間後50%苛性カリ溶液
160gを流入させ、そしてなお1時間同一温度で
後攪拌する。 晶出した、モノメチルイミドの赤色ジカリウム
塩を室温で吸引ろ取し、3%塩化カリウムと1%
水酸化カリウムとからなる水性溶液で、流出ろ液
が無色になるまで洗浄し、そして例1に記載の如
く後処理して同一の目的生成物を得る。 収量:191.7g(ペリレンテトラカルボン酸ジア
ンヒドリドに対し理論値の94.7%)。 例 3 例1に記載の如く実施するが、但しモノカリウ
ム塩の代りにモノナトリウム塩(Na−含有率3.5
%=65.8%モノナトリウム塩)を使用すれば、同
一の目的生成物13.0g(64.2%)が得られる。 例 4 3%水性アンモニア溶液280g中に0〜5℃で
ペリレンテトラカルボン酸モノアンヒドリドのモ
ノカリウム塩22.4gを導入し、そして4時間、更
に冷却することなしに、後攪拌する。引き続いて
90〜95℃に加温し、2時間この温度で後攪拌す
る。水50ml中に炭酸カリウム(無水)15gを含有
する溶液の添加後、更に1時間90℃で後攪拌す
る。生成物を20〜25℃で吸引ろ取し、そして少量
のペリレンテトラカルボン酸のテトラカリウム塩
を除去するために流出ろ液が無色になるまで洗浄
する。 残留物を3.5%水酸化カリウム溶液1300g中に
95℃で溶解し、そしてろ過によりこん跡のペリレ
ンテトラカルボン酸ジイミドを分離する。熱いろ
液から塩酸(31%)で反応生成物を沈殿させ、そ
して常法により単離する。かくしてペリレンテト
ラカルボン酸モノアンヒドリドモノイミド17.9g
(91.6%)が得られる。 分析:計算値 N 3.5%、実測値 N 3.5% 例 5 水250ml中にエタノールアミン13.5gを含む水
性溶液中にペリレンテトラカルボン酸モノアンヒ
ドリドのモノカリウム塩22.4gを導入し、2時間
20〜30℃で、そして2時間90〜95℃で攪拌する。
引き続いて暗赤色溶液を加熱下清澄化し、酸性化
により反応生成物を沈殿させ、そして公知方法で
単離する。少量のペリレンテトラカルボン酸を除
去するために5%苛性カリ溶液200ml中で90℃に
加温し、そして塩化カリウム20gの添加によりジ
カリウム塩を塩析する。室温で吸引ろ取した生成
物を3%塩化カリウムと1%水酸化カリウムとか
らなる水性溶液で洗浄し、残留物を水500mlに溶
解し、そして常法で酸性条件下に沈殿させ、そし
て単離する。 収量:20.0g(91.9%) 分析: 計算値 C 71.7% 実測値 C 71.0% H 3.0% H 3.0% N 3.2% N 3.2% 例 6 ペリレンテトラカルボン酸モノアンヒドリドの
モノカリウム塩22.4gを室温で水250ml中にブチ
ルアミン14.6gを含む溶液に導入し、そして5時
間20〜25℃でそして1時間90℃で攪拌する。引き
続いて反応生成物を酸性条件下に沈殿させ、そし
て単離する。少量のジイミド及びペリレンテトラ
カルボン酸を分離するため、生成物を5%苛性カ
リ溶液350ml中に90〜95℃で溶解し、そして塩化
カリウム30gを添加してジカリウム塩を沈殿させ
る。この塩を室温で吸引ろ取し、そして14%塩化
カリウムと1%水酸化カリウムとよりなる水性溶
液で洗浄する。水に沸とう温度で溶解した残留物
を清澄化してこん跡のジイミドを除く。ろ液の酸
性化及び通常の単離によりペリレンテトラカルボ
ン酸モノアンヒドリドモノブチルイミド19.4g
(86.8%)が得られる。 分析:計算値 N 3.1%、実測値 N 3.1% 例 7 例6に記載の如く、ペリレンテトラカルボン酸
モノアンヒドリドのモノカリウム塩22.4gを3−
メトキシプロピルアミン19.6gと反応させる。酸
による沈殿前混合物を水500mlで稀釈した後清澄
化して少量のジイミドを除く。反応生成物22.0g
(95.0%)が得られる。 分析:計算値 N 3.0%、実測値 N 2.7% 例 8 ペリレンテトラカルボン酸モノアンヒドリドの
モノカリウム塩44.8gを水500ml中にベンジルア
ミン47gを含有する氷冷溶液中に導入し、徐々に
90〜95℃に加温し、2時間後50%苛性カリ溶液60
gを添加し、そして塩化カリウム25gでジカリウ
ム塩を塩析する。例7による後処理後ペリレンテ
トラカルボン酸モノアンヒドリドモノベンジルイ
ミドが44.0g(91.5%)の収量(率)で得られ
る。 分析:計算値 N 2.9%、実測値 N 2.6% 例 9 例7により実施するが、その際3−メトキシプ
ロピルアミンの代わりにブトキシプロピルアミン
28.8gを使用する。反応生成物は22.6g(89.5%)
の収量(率)で得られる。 分析: 計算値 C 73.7% 実測値 C 73.3% H 4.5% H 4.5% N 2.8% N 2.7% 例 10 水300ml、ヒドラジン水和物(80%)13.8g及
びペリレンテトラカルボン酸モノアンヒドリドの
モノカリウム塩22.4gからなる混合物を90℃に加
温し、そして3時間この温度に保つ。引き続いて
水500mlで稀釈し、そして加熱下清澄化する。ろ
液から酸で沈殿させた。そして常法により単離し
た反応生成物を熱い5%苛性カリ溶液400mlで処
理してジカリウム塩に変える。通常の後処理後ペ
リレンテトラカルボン酸モノアンヒドリドモノ−
N−アミノイミド18.2g(89.7%)が得られる。 分析: 計算値 C 70.9% 実測値 C 70.4% H 2.5% H 2.4% N 6.9% N 6.9% 例 11 特許出願公開昭56−139477号公報の例10により
ジクロルペリレンテトラカルボン酸ジアンヒドリ
ドから製造した、ジクロルペリレンテトラカルボ
ン酸モノヒドリドのモノカリウム塩20.7gを例6
により水250ml中で45.4%メチルアミン溶液10.8
gと反応させて対応するモノアンヒドリドモノメ
チルイミドを得る。 収量:10.4g(54.8%) 分析:計算値 N 3.0% 実測値 N 3.1% 例 12 特許出願公開昭56−139477号公報の例9により
製造したブロムペリレンテトラカルボン酸モノア
ンヒドリドのモノカリウム塩21.1gを水250ml中
に懸濁させ、そしてメチルアミン溶液(45.4%)
9.8gを添加する。2時間20〜25℃で後攪拌し、
引き続いて50%苛性カリ溶液28gを流し込む。混
合物を1時間90℃に保ち、次に20℃に冷却しそし
てろ過する。この様にして得たジカリウム塩から
例6により反応生成物が16.5g(92%)の収量
(率)で単離される。 分析: 計算値 Br9.8% 実測値 Br10.3% N3.1% N 3.3% 次表は上記の各例に記載の方法に対応して得ら
れる、以下の如きその他のペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸モノアンヒドリドモノ
イミドを示した物である。 。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中、 Rは水素、ヒドロキシ、アミノ又は場合により置
換されたアルキル基を示し、Xは塩素又は臭素
を、そしてnは0〜4の数を意味する) で表わされるペリレン−3,4,9,10−テトラ
カルボン酸モノアンヒドリドモノイミドを製造す
る方法において、次式(2)) (式中、Meはナトリウム又はカリウムを示し、
X及びnは前記の意味を有する) で表されるペリレン−3,4,9,10−テトラカ
ルボン酸モノアンヒドリドモノアルカリ塩を次式
(3) R−NH2 (3) (式中、Rは前記の意味を有する) で表される化合物と0〜130℃で反応させること
を特徴とする製法。 2 Meがカリウムを意味し、そしてnが0であ
る、特許請求範囲第1項記載の製法。 3 反応を0〜95℃で実施する、特許請求の範囲
第1項又は第2項記載の製法。
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