JPH0372640B2 - - Google Patents
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- JPH0372640B2 JPH0372640B2 JP57067687A JP6768782A JPH0372640B2 JP H0372640 B2 JPH0372640 B2 JP H0372640B2 JP 57067687 A JP57067687 A JP 57067687A JP 6768782 A JP6768782 A JP 6768782A JP H0372640 B2 JPH0372640 B2 JP H0372640B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apm
- hydrochloric acid
- hydrochloride
- formyl
- methyl ester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/06—Dipeptides
- C07K5/06104—Dipeptides with the first amino acid being acidic
- C07K5/06113—Asp- or Asn-amino acid
- C07K5/06121—Asp- or Asn-amino acid the second amino acid being aromatic or cycloaliphatic
- C07K5/0613—Aspartame
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、α−L−アスパルチル−L−フエニ
ルアラニンメチルエステル(以下、「α−APM」
と略記することがある。)またはその塩酸塩製造
方法、更に詳しくは、アミノ基をホルミル基(以
下、“For”と略記することがある。)にて保護さ
れたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニ
ンメチルエステル、すなわち、N−ホルミル−α
−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチ
ルエステル(以下、“For−α−APM”と略記す
ることがある。)よりメタノール塩酸中で効率的
かつ優先的にホルミル基を脱離し、生成したα−
APMをその塩酸塩すなわちα−L−アスパルチ
ル−L−フエニルアラニンメチルエステル塩酸塩
(以下、“α−APM・HC”と略記することが
ある。)として単離し、必要に応じて、この塩酸
塩を遊離のα−APMに変えるα−APMまたはα
−APM塩酸塩の製造法に関する。ここに、α−
APM・HCをα−L−アスパルチル−L−フ
エニルアラニンメチルエステルに必要に応じて変
えることは公知の方法によるとよい。 本発明は甘味ペプチド合成に有効な手段を提供
するものであつて、For−α−APMより、For基
を脱離せしめるのに優れた効果を発揮する。ちな
みに、For−α−APMは、α−APMの合成中間
体として、N−ホルミル−L−アスパラギン酸無
水物とL−フエニルアラニンメチルエステルとの
縮合によつて容易に得られる(特開昭52−23001
など)。 従来、N−ホルミル基の脱離方法としては、希
塩酸を用いる方法、過酸化水素を用いる方法
(G.Losseら、Ann.Chem.,636,140(1960))、ヒ
ドラジンを用いる方法(P.Lefrancierら、Bull.
Soc.Chim.France,1965,3668)、アニリンを用
いる方法(R.Geigerら、Chem.Ber.,102,2487
(1969))、ヒドロキシルアミンを用いる方法(R.
Geiger,Chem.Ber.,101 3386(1968))、接触還
元による方法(C.Losseら、J.Prakt.Chem.,24
118(1964))などが知られている。 これらのうち、塩酸を用いる方法は操作が容易
でかつコストも低く、工業的なN−ホルミル基の
脱離法として優れている。希塩酸を用いる脱ホル
ミル化法で一般に用いられる方法としては、N−
ホルミルアミノ酸などの簡単な化合物にあつては
希塩酸と加熱して加水分解する酸性加水分解法
(V.du Vigneaudら、J.Biol.Chem.,98,577
(1932))が適用されるが、ペプチドにあつては、
ペプチド結合の加水分解を避けるために通常0.5
規定以下のメタノール性塩酸中で室温に48時間放
置する方法(J.C.Sheehanら、J.Am.Chem.Soc.,
80,1158(1958))が適用される。しかし、For−
α−APMのようにホルミル基にて保護されたア
ミノ基のほかに、エステル基およびカルボキシル
基をもつペプチドの場合には、酸性加水分解法で
はエステル基およびペプチド結合が加水分解を受
け、一方、酸性アルコール分解法では遊離のカル
ボキシル基がエステル化されるし、また、長時間
(48時間)かかつて加水分解(特公昭54−17727)
するのは工業的に不利である。 本発明者らは、先に以上の欠点を克服した方法
としてヒドロキシルアミン強酸塩を用いる方法
(特開昭51−68520)および含水有機溶媒中強酸を
用いる方法(特開昭52−23001)を開発したが、
ヒドロキシルアミンまたは有機溶媒を用いる点に
於いて工業的に不利であつた。そこで、有機溶媒
を用いない脱ホルミル化法として0.5〜3規定塩
酸中、70〜150℃で短時間加熱処理する方法を発
明した(特願昭56−18588)が、この方法でも、
エステル基が若干加水分解を受けることが解つた
ので充分には満足できる方法であるとはいえな
い。 そこで、本発明者らは以上の欠点を克服し、か
つ工業的に有利なN−ホルミル基の脱離反応を研
究した結果、For−α−APMを温度0〜40℃で
メタノールと高濃度の塩酸の混合溶媒に接触させ
てホルミル基を脱離し、生成したα−APMを順
次難溶性の塩酸塩として析出させ、反応系から除
外しつつ脱ホルミル反応を進めることにより副反
応、例えば、エステル基、ペプチド結合の加水分
解、遊離カルボキシル基のエステル化などを抑制
し、最終的に高収率でα−APMを得ることが出
来ることを見い出し、本発明を完成させるに至つ
た。 ホルミル基を保護基に用いて工業的にα−
APMを製造する場合、本発明の方法を適用する
と非常に有利である。ホルミル基を用いたAPM
製造プロセスでは、通常N−ホルミル−アスパラ
ギン酸無水物とフエニルアラニンメチルエステル
縮合させるが、この場合、目的とするα−APM
の前駆体のFor−α−APM以外にその異性体で
あるN−ホルミル−β−L−アスパルチル−L−
フエニルアラニンメチルエステル(以下、For−
β−APMと略記することがある。)が副生する。 目的のα−APMを得るには、従来は、例えば、
For−α−APMとFor−β−APMの混合物をメ
タノールと希塩酸で処理した後、この溶媒を中和
してα−APMを得ていた。しかし、この方法で
は、反応中にα−APMの塩酸塩が析出してこな
いため、前述の副反応が起きると共に、中和後α
−APMを取り上げる際に、α−APMとβ−
APM(ここに、β−APMはβ−L−アスパルチ
ル−L−フエニルアラニンメチルエステルを略記
したもの。)は溶解度がほぼ等しいので、β−
APMとほぼ等量のα−APMが母液中に残つてし
まう。 しかるに、このような場合に、本発明の方法を
適用すれば、即ち、For−α−APMとFor−β−
APMの混合物をメタノール〜高濃度の塩酸と接
触させると、時間の経過と共にホルミル基が脱離
し、α−APMとβ−APMが、それぞれ生成する
が、α−APMは難溶生の塩酸塩となり、系外に
出てくるので、α−APMの副反応が抑制される
上、β−APMが母液に淘状され、精製効果も加
味されて、効率よく、α−APM・HCをひい
てはα−APMを得ることが出来る。なお、塩酸
に対するα−APM塩酸塩の溶解度が極めて小さ
いことについては、US Pat.No.3798207(特公昭49
−41425)参照。 本発明におけるホルミル基の脱離反応の反応条
件については、該反応を種々の条件下で検討した
結果、該反応は、用いる塩酸及びエタノールの濃
度、反応温度によつて著しく影響を受けることが
解つた。 本発明者の知見によれば、塩酸の濃度が低過ぎ
る場合には、AMP塩酸塩の沈澱が少なく、エス
テル基の加水分解などの副反応を伴つた。一方、
塩酸の濃度が高過ぎる場合には、ホルミル基と差
別されることなくペプチド結合やエステル基が速
やかに加水分解を受けた。反応温度については、
高すぎるとホルミル基と区別されることなく、エ
ステル基やペプチド結合の加水分解が起り、かつ
塩酸塩の沈澱量も少なかつた。メタノールの濃度
が低過ぎる場合には、エステル基が加水分解を受
け、濃度が高過ぎる場合には、遊離カルボキシル
基がエステル化され、かつ、塩酸塩の沈澱量も少
なかつた。反応時間が短か過ぎる場合には、ホル
ミル基の脱離が十分に行なわれなかつた。一方、
長過ぎる反応時間は、工業化の面から有利とは云
い難い。 従つて、塩酸の濃度としては、2〜12規定好ま
しくは5〜8規定、メタノール濃度としては、塩
酸に対して5〜60容量%好ましくは10〜30容量
%、反応温度としては0〜40℃、反応時間として
は1〜5日程度が脱ホルミル反応の反応条件とし
て選定された。 この様にして得られたα−APM塩酸塩は、こ
のままの形で甘味料として用いることも出来る
(特開昭49−13371)が、通常、水溶媒中で炭酸ナ
トリウムなどのアルカリで中和して遊離のペプチ
ドとして単離される。 以上の様に、本発明によれば、塩酸とメタノー
ルの様な安価な試薬だけを用い、For−α−
APMよりホルミル基を脱離し、続けてα−APM
を難溶性の塩酸塩として沈澱させ、分離すること
によりこれまで以上の単離収率で目的ペプチドを
得ることが出来るので、本発明は工業極めて有用
なα−APMまたはその塩酸塩の製造手段を提供
するものである。 以下に実施例により本発明を更に詳しく説明す
る。 実施例 1 メタノール15ml、水25ml、濃塩酸42mlの混合溶
媒にFor−α−APM 48.3gを加え、25℃で4日
間攪拌した。更に5℃で3時間攪拌した後、析出
しているα−APM塩酸塩2水和物の結晶を濾取
した。この結晶中のα−APM含量は35.4gであ
り、For−α−APMに対して80.2%であつた。 実施例 2〜8 For−α−APM 48.3gを用い、実施例1と同
様の反応を行ない、結果を下表にした。 【表】
ルアラニンメチルエステル(以下、「α−APM」
と略記することがある。)またはその塩酸塩製造
方法、更に詳しくは、アミノ基をホルミル基(以
下、“For”と略記することがある。)にて保護さ
れたα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニ
ンメチルエステル、すなわち、N−ホルミル−α
−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチ
ルエステル(以下、“For−α−APM”と略記す
ることがある。)よりメタノール塩酸中で効率的
かつ優先的にホルミル基を脱離し、生成したα−
APMをその塩酸塩すなわちα−L−アスパルチ
ル−L−フエニルアラニンメチルエステル塩酸塩
(以下、“α−APM・HC”と略記することが
ある。)として単離し、必要に応じて、この塩酸
塩を遊離のα−APMに変えるα−APMまたはα
−APM塩酸塩の製造法に関する。ここに、α−
APM・HCをα−L−アスパルチル−L−フ
エニルアラニンメチルエステルに必要に応じて変
えることは公知の方法によるとよい。 本発明は甘味ペプチド合成に有効な手段を提供
するものであつて、For−α−APMより、For基
を脱離せしめるのに優れた効果を発揮する。ちな
みに、For−α−APMは、α−APMの合成中間
体として、N−ホルミル−L−アスパラギン酸無
水物とL−フエニルアラニンメチルエステルとの
縮合によつて容易に得られる(特開昭52−23001
など)。 従来、N−ホルミル基の脱離方法としては、希
塩酸を用いる方法、過酸化水素を用いる方法
(G.Losseら、Ann.Chem.,636,140(1960))、ヒ
ドラジンを用いる方法(P.Lefrancierら、Bull.
Soc.Chim.France,1965,3668)、アニリンを用
いる方法(R.Geigerら、Chem.Ber.,102,2487
(1969))、ヒドロキシルアミンを用いる方法(R.
Geiger,Chem.Ber.,101 3386(1968))、接触還
元による方法(C.Losseら、J.Prakt.Chem.,24
118(1964))などが知られている。 これらのうち、塩酸を用いる方法は操作が容易
でかつコストも低く、工業的なN−ホルミル基の
脱離法として優れている。希塩酸を用いる脱ホル
ミル化法で一般に用いられる方法としては、N−
ホルミルアミノ酸などの簡単な化合物にあつては
希塩酸と加熱して加水分解する酸性加水分解法
(V.du Vigneaudら、J.Biol.Chem.,98,577
(1932))が適用されるが、ペプチドにあつては、
ペプチド結合の加水分解を避けるために通常0.5
規定以下のメタノール性塩酸中で室温に48時間放
置する方法(J.C.Sheehanら、J.Am.Chem.Soc.,
80,1158(1958))が適用される。しかし、For−
α−APMのようにホルミル基にて保護されたア
ミノ基のほかに、エステル基およびカルボキシル
基をもつペプチドの場合には、酸性加水分解法で
はエステル基およびペプチド結合が加水分解を受
け、一方、酸性アルコール分解法では遊離のカル
ボキシル基がエステル化されるし、また、長時間
(48時間)かかつて加水分解(特公昭54−17727)
するのは工業的に不利である。 本発明者らは、先に以上の欠点を克服した方法
としてヒドロキシルアミン強酸塩を用いる方法
(特開昭51−68520)および含水有機溶媒中強酸を
用いる方法(特開昭52−23001)を開発したが、
ヒドロキシルアミンまたは有機溶媒を用いる点に
於いて工業的に不利であつた。そこで、有機溶媒
を用いない脱ホルミル化法として0.5〜3規定塩
酸中、70〜150℃で短時間加熱処理する方法を発
明した(特願昭56−18588)が、この方法でも、
エステル基が若干加水分解を受けることが解つた
ので充分には満足できる方法であるとはいえな
い。 そこで、本発明者らは以上の欠点を克服し、か
つ工業的に有利なN−ホルミル基の脱離反応を研
究した結果、For−α−APMを温度0〜40℃で
メタノールと高濃度の塩酸の混合溶媒に接触させ
てホルミル基を脱離し、生成したα−APMを順
次難溶性の塩酸塩として析出させ、反応系から除
外しつつ脱ホルミル反応を進めることにより副反
応、例えば、エステル基、ペプチド結合の加水分
解、遊離カルボキシル基のエステル化などを抑制
し、最終的に高収率でα−APMを得ることが出
来ることを見い出し、本発明を完成させるに至つ
た。 ホルミル基を保護基に用いて工業的にα−
APMを製造する場合、本発明の方法を適用する
と非常に有利である。ホルミル基を用いたAPM
製造プロセスでは、通常N−ホルミル−アスパラ
ギン酸無水物とフエニルアラニンメチルエステル
縮合させるが、この場合、目的とするα−APM
の前駆体のFor−α−APM以外にその異性体で
あるN−ホルミル−β−L−アスパルチル−L−
フエニルアラニンメチルエステル(以下、For−
β−APMと略記することがある。)が副生する。 目的のα−APMを得るには、従来は、例えば、
For−α−APMとFor−β−APMの混合物をメ
タノールと希塩酸で処理した後、この溶媒を中和
してα−APMを得ていた。しかし、この方法で
は、反応中にα−APMの塩酸塩が析出してこな
いため、前述の副反応が起きると共に、中和後α
−APMを取り上げる際に、α−APMとβ−
APM(ここに、β−APMはβ−L−アスパルチ
ル−L−フエニルアラニンメチルエステルを略記
したもの。)は溶解度がほぼ等しいので、β−
APMとほぼ等量のα−APMが母液中に残つてし
まう。 しかるに、このような場合に、本発明の方法を
適用すれば、即ち、For−α−APMとFor−β−
APMの混合物をメタノール〜高濃度の塩酸と接
触させると、時間の経過と共にホルミル基が脱離
し、α−APMとβ−APMが、それぞれ生成する
が、α−APMは難溶生の塩酸塩となり、系外に
出てくるので、α−APMの副反応が抑制される
上、β−APMが母液に淘状され、精製効果も加
味されて、効率よく、α−APM・HCをひい
てはα−APMを得ることが出来る。なお、塩酸
に対するα−APM塩酸塩の溶解度が極めて小さ
いことについては、US Pat.No.3798207(特公昭49
−41425)参照。 本発明におけるホルミル基の脱離反応の反応条
件については、該反応を種々の条件下で検討した
結果、該反応は、用いる塩酸及びエタノールの濃
度、反応温度によつて著しく影響を受けることが
解つた。 本発明者の知見によれば、塩酸の濃度が低過ぎ
る場合には、AMP塩酸塩の沈澱が少なく、エス
テル基の加水分解などの副反応を伴つた。一方、
塩酸の濃度が高過ぎる場合には、ホルミル基と差
別されることなくペプチド結合やエステル基が速
やかに加水分解を受けた。反応温度については、
高すぎるとホルミル基と区別されることなく、エ
ステル基やペプチド結合の加水分解が起り、かつ
塩酸塩の沈澱量も少なかつた。メタノールの濃度
が低過ぎる場合には、エステル基が加水分解を受
け、濃度が高過ぎる場合には、遊離カルボキシル
基がエステル化され、かつ、塩酸塩の沈澱量も少
なかつた。反応時間が短か過ぎる場合には、ホル
ミル基の脱離が十分に行なわれなかつた。一方、
長過ぎる反応時間は、工業化の面から有利とは云
い難い。 従つて、塩酸の濃度としては、2〜12規定好ま
しくは5〜8規定、メタノール濃度としては、塩
酸に対して5〜60容量%好ましくは10〜30容量
%、反応温度としては0〜40℃、反応時間として
は1〜5日程度が脱ホルミル反応の反応条件とし
て選定された。 この様にして得られたα−APM塩酸塩は、こ
のままの形で甘味料として用いることも出来る
(特開昭49−13371)が、通常、水溶媒中で炭酸ナ
トリウムなどのアルカリで中和して遊離のペプチ
ドとして単離される。 以上の様に、本発明によれば、塩酸とメタノー
ルの様な安価な試薬だけを用い、For−α−
APMよりホルミル基を脱離し、続けてα−APM
を難溶性の塩酸塩として沈澱させ、分離すること
によりこれまで以上の単離収率で目的ペプチドを
得ることが出来るので、本発明は工業極めて有用
なα−APMまたはその塩酸塩の製造手段を提供
するものである。 以下に実施例により本発明を更に詳しく説明す
る。 実施例 1 メタノール15ml、水25ml、濃塩酸42mlの混合溶
媒にFor−α−APM 48.3gを加え、25℃で4日
間攪拌した。更に5℃で3時間攪拌した後、析出
しているα−APM塩酸塩2水和物の結晶を濾取
した。この結晶中のα−APM含量は35.4gであ
り、For−α−APMに対して80.2%であつた。 実施例 2〜8 For−α−APM 48.3gを用い、実施例1と同
様の反応を行ない、結果を下表にした。 【表】
Claims (1)
- 1 N−ホルミル−α−L−アスパルチル−L−
フエニルアラニンメチルエステルを0〜40℃で2
〜12規定の塩酸及び塩酸に対して5〜60容量%の
メタノールと1〜5日間接触させてホルミル基を
脱離し、生成するα−L−アスパルチル−L−フ
エニルアラニンメチルエステルを難溶性の塩酸塩
として析出させ、これを単離し、必要により遊離
のエステルに変換することを特徴とするα−L−
アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエス
テルまたはその塩酸塩の製法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57067687A JPS58185545A (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルまたはその塩酸塩の製法 |
| US06/484,506 US4684745A (en) | 1982-04-22 | 1983-04-13 | Process for producing α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester for its hydrochloride |
| DE8383302061T DE3361470D1 (en) | 1982-04-22 | 1983-04-13 | Process for producing alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester or its hydrochloride |
| EP83302061A EP0092933B1 (en) | 1982-04-22 | 1983-04-13 | Process for producing alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester or its hydrochloride |
| IE852/83A IE54796B1 (en) | 1982-04-22 | 1983-04-14 | Process for producing alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester or its hydrochloride |
| CA000426430A CA1250089A (en) | 1982-04-22 | 1983-04-21 | PROCESS FOR PRODUCING .alpha.-L-ASPARTYL-L-PHENYLALANINE METHYL ESTER OR ITS HYDROCHLORIDE |
| JP11915590A JPH03169894A (ja) | 1982-04-22 | 1990-05-09 | α―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステルまたはその塩酸塩の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57067687A JPS58185545A (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルまたはその塩酸塩の製法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11915590A Division JPH03169894A (ja) | 1982-04-22 | 1990-05-09 | α―L―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステルまたはその塩酸塩の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185545A JPS58185545A (ja) | 1983-10-29 |
| JPH0372640B2 true JPH0372640B2 (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=13352144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57067687A Granted JPS58185545A (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルまたはその塩酸塩の製法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4684745A (ja) |
| EP (1) | EP0092933B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58185545A (ja) |
| CA (1) | CA1250089A (ja) |
| DE (1) | DE3361470D1 (ja) |
| IE (1) | IE54796B1 (ja) |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IE810577L (en) * | 1983-05-31 | 1982-09-16 | Prendergast Angela | Apparatus for fermentation |
| GB8321802D0 (en) * | 1983-08-12 | 1983-09-14 | Erba Farmitalia | Aspartame synthesis |
| JPS60174799A (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-09 | Ajinomoto Co Inc | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造法 |
| JPH07636B2 (ja) * | 1984-12-17 | 1995-01-11 | 三井東圧化学株式会社 | N−ホルミル−α−アスパルチルフエニルアラニンの製造法 |
| ES8703487A1 (es) * | 1984-12-27 | 1987-03-01 | Mitsui Toatsu Chemicals | Procedimiento para la preparacion de a-l-aspartil-l-fenila- lanina metil ester |
| AU561384B2 (en) * | 1985-03-26 | 1987-05-07 | Mitsui Toatsu Chemicals Inc. | Preparation of -l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester or hydrochloride thereof |
| AU586669B2 (en) * | 1985-03-29 | 1989-07-20 | Mitsui Toatsu Chemicals Inc. | Preparation process of ```-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester or hydrochloride thereof |
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