JPH0373546B2 - - Google Patents
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- JPH0373546B2 JPH0373546B2 JP1135683A JP1135683A JPH0373546B2 JP H0373546 B2 JPH0373546 B2 JP H0373546B2 JP 1135683 A JP1135683 A JP 1135683A JP 1135683 A JP1135683 A JP 1135683A JP H0373546 B2 JPH0373546 B2 JP H0373546B2
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- tetrahydro
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、側鎖にニトロメチレン基を有するヘ
テロ環化合物の新規な製法に関するものである。
テロ環化合物の新規な製法に関するものである。
側鎖にニトロメチレン基を有するヘテロ環化合
物は、農薬、医薬あるいは香料などの用途を有し
ている。例えば特開昭50−151882号公開公報に
は、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)−1,
3−チアジン類が、殺虫、殺ダニ剤などの農薬と
して優れたた活性を示すことが提案されている。
物は、農薬、医薬あるいは香料などの用途を有し
ている。例えば特開昭50−151882号公開公報に
は、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)−1,
3−チアジン類が、殺虫、殺ダニ剤などの農薬と
して優れたた活性を示すことが提案されている。
従来、側鎖にニトロメチレン基を有するヘテロ
環化合物の多くの製法は、出発原料として合成が
容易で反応性に富む物質である環状ジチオカルバ
ミン酸エステル類が用いられている。
環化合物の多くの製法は、出発原料として合成が
容易で反応性に富む物質である環状ジチオカルバ
ミン酸エステル類が用いられている。
例えば上記の公開公報には、テトラヒドロ−2
−(ニトロメチレン)−1,3−チアジン類の製法
として、次に記す方法が開示されている。
−(ニトロメチレン)−1,3−チアジン類の製法
として、次に記す方法が開示されている。
まずテトラヒドロ−1,3−チアジン−2−チ
オンをハロゲン化メチルで、メチル化し、得られ
るテトラヒドロ−2−(メチルチオ)−1,3−チ
アジンを亜鉛イオンの存在下にアルキルニトロア
セテートと反応させ、アルキルニトロ(テトラヒ
ドロ−1,3−チアジン−2−イリデン)アセテ
ートを得、次いでこれを塩基の存在下に加水分解
した後脱カルボキシル化し、目的物のテトラヒド
ロ−2−(ニトロメチレン)−1,3−チアジン類
を製造する。
オンをハロゲン化メチルで、メチル化し、得られ
るテトラヒドロ−2−(メチルチオ)−1,3−チ
アジンを亜鉛イオンの存在下にアルキルニトロア
セテートと反応させ、アルキルニトロ(テトラヒ
ドロ−1,3−チアジン−2−イリデン)アセテ
ートを得、次いでこれを塩基の存在下に加水分解
した後脱カルボキシル化し、目的物のテトラヒド
ロ−2−(ニトロメチレン)−1,3−チアジン類
を製造する。
この例にみられるように、環状ジチオカルバミ
ン酸エステル類を出発原料とする、側鎖にニトロ
メチレン基を有するヘテロ環化合物の製法は、反
応工程が非常に長く複雑であり、またメチル化し
た原料をアルキルニトロアセテートと反応させる
工程において、悪臭の原因となるメチルメルカプ
タンが発生する、など必ずしも工業的に満足でき
る方法とは言えない。
ン酸エステル類を出発原料とする、側鎖にニトロ
メチレン基を有するヘテロ環化合物の製法は、反
応工程が非常に長く複雑であり、またメチル化し
た原料をアルキルニトロアセテートと反応させる
工程において、悪臭の原因となるメチルメルカプ
タンが発生する、など必ずしも工業的に満足でき
る方法とは言えない。
本発明者らは、側鎖にニトロメチレン基を有す
るヘテロ環化合物を、工業的に有利に製造できる
方法を確立することを目的とし、鋭意研究を行つ
た。その結果、一般式() (式中X1およびX2は同一または相異なるハロ
ゲン原子を示し、Yは水素原子、ハロゲン原子ま
たは低級アルキル基を示す。)で表わされる2,
2−ジハロニトロエチレン化合物を、溶媒中で塩
基の存在下に、 一般式() H2N−(CH2)o−SH ……() (ただし式中nは2,3または4を示す。)で
表わされる1−アミノアルカンチオール化合物と
反応させれば、極めて工業的に有利に、 一般式() (ただし式中Yは水素原子、ハロゲン原子また
は低級アルキル基を示し、nは2,3または4を
示す。)で表わされる、側鎖にニトロメチレン基
を有するヘテロ環化合物を製造できることを見い
出し、本発明を完成するに至つた。
るヘテロ環化合物を、工業的に有利に製造できる
方法を確立することを目的とし、鋭意研究を行つ
た。その結果、一般式() (式中X1およびX2は同一または相異なるハロ
ゲン原子を示し、Yは水素原子、ハロゲン原子ま
たは低級アルキル基を示す。)で表わされる2,
2−ジハロニトロエチレン化合物を、溶媒中で塩
基の存在下に、 一般式() H2N−(CH2)o−SH ……() (ただし式中nは2,3または4を示す。)で
表わされる1−アミノアルカンチオール化合物と
反応させれば、極めて工業的に有利に、 一般式() (ただし式中Yは水素原子、ハロゲン原子また
は低級アルキル基を示し、nは2,3または4を
示す。)で表わされる、側鎖にニトロメチレン基
を有するヘテロ環化合物を製造できることを見い
出し、本発明を完成するに至つた。
本発明は、上記公知法に比較し反応工程が極め
て簡略化され、工業的実施の面で障害となるメチ
ルメルカプタンの副生もなく、しかも高収率で目
的物を得ることができる。
て簡略化され、工業的実施の面で障害となるメチ
ルメルカプタンの副生もなく、しかも高収率で目
的物を得ることができる。
本発明の原料である上記一般式()で表わさ
れる2,2−ジハロニトロエチレン化合物におい
て、X1,X2およびYで示されるハロゲン原子と
しては、塩素、臭素、フツ素およびヨウ素のいず
れでもよく、またX1,X2およびYは同一のハロ
ゲン原子であつてもよく、相違なるハロゲン原子
であつてもよい。またYで示される低級アルキル
基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル
などの炭素数1〜4を有するアルキル基を挙げる
ことができる。
れる2,2−ジハロニトロエチレン化合物におい
て、X1,X2およびYで示されるハロゲン原子と
しては、塩素、臭素、フツ素およびヨウ素のいず
れでもよく、またX1,X2およびYは同一のハロ
ゲン原子であつてもよく、相違なるハロゲン原子
であつてもよい。またYで示される低級アルキル
基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル
などの炭素数1〜4を有するアルキル基を挙げる
ことができる。
その具体例としては、2,2−ジクロロニトロ
エチレン、2,2−ジブロモニトロエチレン、
2,2−ジフルオロニトロエチレン、2,2−ジ
ヨードニトロエチレン、1−メチル−2,2−ジ
クロロニトロエチレン、1−エチル−2,2−ジ
クロロニトロエチレン、2−ブロモ−2−クロロ
ニトロエチレン、1−メチル−2−ブロモ−1−
クロロニトロエチレン、1−エチル−2−ブロモ
−2−クロロエチレンあるいは2−クロロ−2−
フルオロニトロエチレンなどの2,2−ジハロニ
トロエチレン類:および1,2,2−トリクロロ
ニトロエチレン、1,2,2−トリブロモニトロ
エチレン、1−ブロモ−2,2−ジクロロニトロ
エチレン、1−クロロ−2−ブロモ−2−クロロ
ニトロエチレンあるいは1,2−ジクロロ−2−
ブロモニトロエチレンなどの1,2,2−トリハ
ロニトロエチレン類などを挙げることができる。
これらの中でも、工業的に入手が容易な化合物と
いう点から、特に2,2−ジクロロニトロエチレ
ン、1,2,2−トリクロロニトロエチレンおよ
び1−アルキル−2,2−ジクロロニトロエチレ
ンが有用である。
エチレン、2,2−ジブロモニトロエチレン、
2,2−ジフルオロニトロエチレン、2,2−ジ
ヨードニトロエチレン、1−メチル−2,2−ジ
クロロニトロエチレン、1−エチル−2,2−ジ
クロロニトロエチレン、2−ブロモ−2−クロロ
ニトロエチレン、1−メチル−2−ブロモ−1−
クロロニトロエチレン、1−エチル−2−ブロモ
−2−クロロエチレンあるいは2−クロロ−2−
フルオロニトロエチレンなどの2,2−ジハロニ
トロエチレン類:および1,2,2−トリクロロ
ニトロエチレン、1,2,2−トリブロモニトロ
エチレン、1−ブロモ−2,2−ジクロロニトロ
エチレン、1−クロロ−2−ブロモ−2−クロロ
ニトロエチレンあるいは1,2−ジクロロ−2−
ブロモニトロエチレンなどの1,2,2−トリハ
ロニトロエチレン類などを挙げることができる。
これらの中でも、工業的に入手が容易な化合物と
いう点から、特に2,2−ジクロロニトロエチレ
ン、1,2,2−トリクロロニトロエチレンおよ
び1−アルキル−2,2−ジクロロニトロエチレ
ンが有用である。
これら2,2−ジハロニトロエチレン化合物
は、公知の方法により容易に合成することができ
る。例えば上記2,2−ジハロニトロエチレン類
の場合には、2,2−ジハロエチレンとニトロニ
ウムハライドとの反応、また上記1,2,2−ト
リハロエトロエチレン類の場合には、1,2,2
−ニトロハロエチレンと硝酸との反応、によつて
容易に合成することができる。
は、公知の方法により容易に合成することができ
る。例えば上記2,2−ジハロニトロエチレン類
の場合には、2,2−ジハロエチレンとニトロニ
ウムハライドとの反応、また上記1,2,2−ト
リハロエトロエチレン類の場合には、1,2,2
−ニトロハロエチレンと硝酸との反応、によつて
容易に合成することができる。
本発明におけるもう一方の原料である上記一般
敷設()で現わされる、1−アミノアルカンチ
オール化合物は、工業的に入手可能な化合物であ
り、この具体例としては、1−アミノ−2−エタ
ンチオール、1−アミノ−3−プロパンチオール
および1−アミノ−4−ブタンチオールを挙げる
ことができる。これら1−アミノアルカンチオー
ル化合物は、2,2−ジハロニトロエチレン化合
物1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましく
は1〜5モル使用することができる。
敷設()で現わされる、1−アミノアルカンチ
オール化合物は、工業的に入手可能な化合物であ
り、この具体例としては、1−アミノ−2−エタ
ンチオール、1−アミノ−3−プロパンチオール
および1−アミノ−4−ブタンチオールを挙げる
ことができる。これら1−アミノアルカンチオー
ル化合物は、2,2−ジハロニトロエチレン化合
物1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましく
は1〜5モル使用することができる。
また本発明において使用に供される塩基として
は、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムメトキシドあるいはカリウムエトキ
シドの如きアルカリ金属のアルコラート;水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムの如きアルカリ金属
の水酸化物;水酸カルシウム、水酸化バリウムあ
るいは水酸化マグネシウムの如きアルカリ土類金
属の水酸化物;などが有用である。これら塩基
は、使用に供される2,2−ジハロニトロエチレ
ン化合物1モルに対して、通常2モル以上、好ま
しくは2.5〜5モル用いることができる。
は、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムメトキシドあるいはカリウムエトキ
シドの如きアルカリ金属のアルコラート;水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムの如きアルカリ金属
の水酸化物;水酸カルシウム、水酸化バリウムあ
るいは水酸化マグネシウムの如きアルカリ土類金
属の水酸化物;などが有用である。これら塩基
は、使用に供される2,2−ジハロニトロエチレ
ン化合物1モルに対して、通常2モル以上、好ま
しくは2.5〜5モル用いることができる。
本発明における反応は、溶媒中で行われる。使
用に供される溶媒としては、両原料と塩基とを同
時に溶解させ、しかも反応に不活性な物であれば
いずれも有用である。その具体例としては、メタ
ノール、タノール、i−プロパノール、n−プロ
パノール、i−ブタノールあるいはn−ブタノー
ルの如き低級脂肪族アルコール、水、ジメチルス
ルホキシド、アセトニトリルおよびジメチルホル
ムアミドなどを挙げることができる。これらの中
でも、工業的実施の面からは、特に低級脂肪族ア
ルコールを溶媒として用いるのが好ましい。
用に供される溶媒としては、両原料と塩基とを同
時に溶解させ、しかも反応に不活性な物であれば
いずれも有用である。その具体例としては、メタ
ノール、タノール、i−プロパノール、n−プロ
パノール、i−ブタノールあるいはn−ブタノー
ルの如き低級脂肪族アルコール、水、ジメチルス
ルホキシド、アセトニトリルおよびジメチルホル
ムアミドなどを挙げることができる。これらの中
でも、工業的実施の面からは、特に低級脂肪族ア
ルコールを溶媒として用いるのが好ましい。
本発明における2,2−ジハロニトロエチレン
化合物と、1−アミノアルカンチオール化合物と
の接触方法には、特別の制限を設ける必要はな
い。
化合物と、1−アミノアルカンチオール化合物と
の接触方法には、特別の制限を設ける必要はな
い。
例えば、両原料を溶媒に溶かした液に塩基を添
加する方法、あるいは溶媒中で1−アミノアルカ
ンチオール化合物と塩基とを予め反応させ、チオ
ール化合物をチオラート化合物になした後、その
溶液中に2,2−ジハロニトロエチレン化合物を
添加する方法、によつて実施することもできる。
しかし1−アミノアルカンチオール化合物を溶媒
に溶かした液に、2,2−ジハロニトロエチレン
化合物と塩基を別々に溶媒に溶かした液を、徐々
に場合によつては分割して添加する方法を採用す
ることにより、より一層高い収率で目的物を得る
ことができる。
加する方法、あるいは溶媒中で1−アミノアルカ
ンチオール化合物と塩基とを予め反応させ、チオ
ール化合物をチオラート化合物になした後、その
溶液中に2,2−ジハロニトロエチレン化合物を
添加する方法、によつて実施することもできる。
しかし1−アミノアルカンチオール化合物を溶媒
に溶かした液に、2,2−ジハロニトロエチレン
化合物と塩基を別々に溶媒に溶かした液を、徐々
に場合によつては分割して添加する方法を採用す
ることにより、より一層高い収率で目的物を得る
ことができる。
本発明の反応は、通常100℃以下の温度、好ま
しくは−10〜50℃の温度にて、0.5〜10時間、好
ましくは1〜5時間行うことができる。
しくは−10〜50℃の温度にて、0.5〜10時間、好
ましくは1〜5時間行うことができる。
かくて上記一般式()で現わされる、側鎖に
ニトロメチレン基を有するヘテロ環化合物を高収
率にて得ることができる。すなわち1−アミノア
ルカンチオール化合物として、1−アミノ−2−
エタンチオールを用いた場合には、2−(ニトロ
メチレン)−1,3−チアゾリジン、2−(ニト
ロ、クロロメチレン)−1,3−チアゾリジンな
どのチアゾリジン類;また1−アミノ−3−プロ
パンチオールを用いた場合には、テトラヒドロ−
2−(ニトロメチレン)−1,3−チアジン、テロ
ラヒドロ−2−(ニトロ、クロロメチレン)−1,
3−チアジンなどのチアジン類;さらに1−アミ
ノ−4−ブタンチオールを用いた場合には、ヘキ
サヒドロ−2−(ニトロメチレン)−1、3−チア
ゼピン、ヘキサヒドロ−2−(ニトロ、クロロメ
チレン)−1,3−チアゼピンなどのチアゼピン
類;をそれぞれ製造することができる。
ニトロメチレン基を有するヘテロ環化合物を高収
率にて得ることができる。すなわち1−アミノア
ルカンチオール化合物として、1−アミノ−2−
エタンチオールを用いた場合には、2−(ニトロ
メチレン)−1,3−チアゾリジン、2−(ニト
ロ、クロロメチレン)−1,3−チアゾリジンな
どのチアゾリジン類;また1−アミノ−3−プロ
パンチオールを用いた場合には、テトラヒドロ−
2−(ニトロメチレン)−1,3−チアジン、テロ
ラヒドロ−2−(ニトロ、クロロメチレン)−1,
3−チアジンなどのチアジン類;さらに1−アミ
ノ−4−ブタンチオールを用いた場合には、ヘキ
サヒドロ−2−(ニトロメチレン)−1、3−チア
ゼピン、ヘキサヒドロ−2−(ニトロ、クロロメ
チレン)−1,3−チアゼピンなどのチアゼピン
類;をそれぞれ製造することができる。
反応終了後、目的物の単離精製は、濾過,濃
縮、抽出あるいは再結晶などの操作を適宜採用す
ることによつて、容易に行うことができる。その
具体的一例を次に述べる。まず反応終了後、反応
液を鉱酸水溶液で中和し、中和液を水で希釈した
後、クロロホルムの如き有機溶媒で抽出する。抽
出液から有機溶媒を除去し、得られる粗結晶を再
結晶することにより、精製された目的物を単離す
ることができる。
縮、抽出あるいは再結晶などの操作を適宜採用す
ることによつて、容易に行うことができる。その
具体的一例を次に述べる。まず反応終了後、反応
液を鉱酸水溶液で中和し、中和液を水で希釈した
後、クロロホルムの如き有機溶媒で抽出する。抽
出液から有機溶媒を除去し、得られる粗結晶を再
結晶することにより、精製された目的物を単離す
ることができる。
次に、本発明の実施例を挙げる。なお、各例に
おける目的物の収率は、いずれも使用に供した
2,2−ジハロニトロエチレン化合物基準であ
る。
おける目的物の収率は、いずれも使用に供した
2,2−ジハロニトロエチレン化合物基準であ
る。
実施例 1
メタノール40mlに、1−アミノ−3−プロパン
チオール5.5gおよびカセイソーダ2.4gを加え攪
拌し、完全に溶解させた後、混合液を0℃に冷却
した。この溶液を攪拌しながらその中に、2,2
−ジクロロニトロエチレン2.8gをメタノール10
mlに希釈した溶液を、15分を要してゆつくりと滴
下した後、1時間反応を行つた。この間発熱した
が、液温を10℃以下(約8℃)に保持した。反応
後、6N−塩酸水溶液でPH7に中和し、次いで水
30mlを加え、クロロホルム50mlで4回抽出を行つ
た。抽出液を濃縮し、テトラヒドロ−2−(ニト
ロメチレン)−1,3−チアジン2.24g(収率
70.0%)を得た。
チオール5.5gおよびカセイソーダ2.4gを加え攪
拌し、完全に溶解させた後、混合液を0℃に冷却
した。この溶液を攪拌しながらその中に、2,2
−ジクロロニトロエチレン2.8gをメタノール10
mlに希釈した溶液を、15分を要してゆつくりと滴
下した後、1時間反応を行つた。この間発熱した
が、液温を10℃以下(約8℃)に保持した。反応
後、6N−塩酸水溶液でPH7に中和し、次いで水
30mlを加え、クロロホルム50mlで4回抽出を行つ
た。抽出液を濃縮し、テトラヒドロ−2−(ニト
ロメチレン)−1,3−チアジン2.24g(収率
70.0%)を得た。
実施例 2
カセイソーダ2.4gに代えて、ナトリウムメト
キシドの28wt%メタノール溶液13.5gを用いた他
は、実施例1と同様の操作で実験を行つた。その
結果、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)ー
1,3−チアジン2.31g(収率72.2%)を得た。
キシドの28wt%メタノール溶液13.5gを用いた他
は、実施例1と同様の操作で実験を行つた。その
結果、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)ー
1,3−チアジン2.31g(収率72.2%)を得た。
実施例 3
カセイソーダ2.4gに代えてナトリウムメトキ
シドの28wt%メタノール溶液を用いた、また1
−アミノ−3−プロパンチオールの使用量を3.5
gに変えた他は、実施例1と同様の操作で実験を
行つた。その結果、テトラヒドロ−2−(ニトロ
メチレン)ー1,3−チアジン2.03g(収率63.5
%)を得た。
シドの28wt%メタノール溶液を用いた、また1
−アミノ−3−プロパンチオールの使用量を3.5
gに変えた他は、実施例1と同様の操作で実験を
行つた。その結果、テトラヒドロ−2−(ニトロ
メチレン)ー1,3−チアジン2.03g(収率63.5
%)を得た。
実施例 4
カセイソーダ2.4gに代えて、カリウムエトキ
シドの30wt%メタノール溶液14.0gを用いた他
は、実施例1と同様の操作で実験を行つた。その
結果、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)ー
1,3−チアジン2.41g(収率75.2%)を得た。
シドの30wt%メタノール溶液14.0gを用いた他
は、実施例1と同様の操作で実験を行つた。その
結果、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)ー
1,3−チアジン2.41g(収率75.2%)を得た。
実施例 5
メタノール40mlに、1−アミノ−3−プロパン
チオール5.5gを加え攪拌し、完全に溶解させた
後、混合液を0℃に冷却した。この溶液を攪拌し
ながらその中に、カセイソーダ2.4gをメタノー
ル20mlに溶かした液の約1/3量を滴下した後、該
液の残りの約2/3量および2,2−ジクロロニト
ロエチレン2.8gをメタノール10mlに希釈した液
とを、50分を要してゆつくり滴下した。この間液
温を10℃以下(約8℃)に保持した。次いで1時
間反応を行つた後、実施例1と同様の操作で後処
理を行い、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)
ー1,3−チアジン2.96g(収率92.6%)を得
た。
チオール5.5gを加え攪拌し、完全に溶解させた
後、混合液を0℃に冷却した。この溶液を攪拌し
ながらその中に、カセイソーダ2.4gをメタノー
ル20mlに溶かした液の約1/3量を滴下した後、該
液の残りの約2/3量および2,2−ジクロロニト
ロエチレン2.8gをメタノール10mlに希釈した液
とを、50分を要してゆつくり滴下した。この間液
温を10℃以下(約8℃)に保持した。次いで1時
間反応を行つた後、実施例1と同様の操作で後処
理を行い、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)
ー1,3−チアジン2.96g(収率92.6%)を得
た。
実施例 6
塩基として、カセイソーダ2.4gをメタノール
20mlに溶かした液に代えて、28wt%ナトリウム
メトキシドのメタノール溶液11.6gを用いた他
は、実施例5と同様の操作で実験を行つた。その
結果、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)ー
1,3−チアジン2.94g(収率92.0%)を得た。
20mlに溶かした液に代えて、28wt%ナトリウム
メトキシドのメタノール溶液11.6gを用いた他
は、実施例5と同様の操作で実験を行つた。その
結果、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)ー
1,3−チアジン2.94g(収率92.0%)を得た。
実施例 7
塩基として、カセイソーダ2.4gをメタノール
20mlに溶かした液に代えて、28wt%ナトリウム
メトキシドのメタノール溶液11.6gを用い、また
1−アミノ−3−プロパンチオールの使用量を
3.5gに変えた他は、実施例5と同様の操作で実
験を行つた。その結果、テトラヒドロ−2−(ニ
トロメチレン)ー1,3−チアジン2.61g(収率
81.6%)を得た。
20mlに溶かした液に代えて、28wt%ナトリウム
メトキシドのメタノール溶液11.6gを用い、また
1−アミノ−3−プロパンチオールの使用量を
3.5gに変えた他は、実施例5と同様の操作で実
験を行つた。その結果、テトラヒドロ−2−(ニ
トロメチレン)ー1,3−チアジン2.61g(収率
81.6%)を得た。
実施例 8
塩基として、カセイソーダ2.4gをメタノール
20mlに溶かした液に代えて、水酸化カリウム3.4
gをメタノール20mlに溶かした液を用いた他は、
実施例5と同様の操作で実験を行つた。その結
果、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)ー1,
3−チアジン2.86g(収率89.3%)を得た。
20mlに溶かした液に代えて、水酸化カリウム3.4
gをメタノール20mlに溶かした液を用いた他は、
実施例5と同様の操作で実験を行つた。その結
果、テトラヒドロ−2−(ニトロメチレン)ー1,
3−チアジン2.86g(収率89.3%)を得た。
実施例 9
2,2−ジクロロニトロエチレン2.8gに代え
て、2,2−ジブロモニトロエチレン4.6gを用
いた他は、実施例5と同様の操作で実験を行つ
た。その結果、テトラヒドロ−2−(ニトロメチ
レン)ー1,3−チアジン2.80g(収率87.5%)
を得た。
て、2,2−ジブロモニトロエチレン4.6gを用
いた他は、実施例5と同様の操作で実験を行つ
た。その結果、テトラヒドロ−2−(ニトロメチ
レン)ー1,3−チアジン2.80g(収率87.5%)
を得た。
実施例 10
2,2−ジクロロニトロエチレンに代えて、
1,2,2−トリクロロニトロエチレン3.6gを
用いた他は、実施例5と同様の操作で実験を行つ
た。その結果、テトラヒドロ−2−(ニトロ、ク
ロロメチレン)ー2,3−チアジン3.3g(収率
85.0%)を得た。
1,2,2−トリクロロニトロエチレン3.6gを
用いた他は、実施例5と同様の操作で実験を行つ
た。その結果、テトラヒドロ−2−(ニトロ、ク
ロロメチレン)ー2,3−チアジン3.3g(収率
85.0%)を得た。
実施例 11
1−アミノ−3−プロパンチオールに代えて、
1−アミノ−2−エタンチオール4.6gを用いた
他は、実施例4と同様の操作で実験を行つた。そ
の結果、2−(ニトロメチレン)ー1,3−チア
ゾリジン2.26g(収率77.3%)を得た。
1−アミノ−2−エタンチオール4.6gを用いた
他は、実施例4と同様の操作で実験を行つた。そ
の結果、2−(ニトロメチレン)ー1,3−チア
ゾリジン2.26g(収率77.3%)を得た。
実施例 12
1−アミノ−3−プロパンチオールに代えて、
1−アミノ−4−ブタンチオール6.3gを用いた
他は、実施例5と同様の操作で実験を行つた。そ
の結果、ヘキサヒドロ−2−(ニトロメチレン)
ー1,3−チアゼピン3.14g(収率90.3%)を得
た。
1−アミノ−4−ブタンチオール6.3gを用いた
他は、実施例5と同様の操作で実験を行つた。そ
の結果、ヘキサヒドロ−2−(ニトロメチレン)
ー1,3−チアゼピン3.14g(収率90.3%)を得
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() (ただし式中X1およびX2は同一または相異な
るハロゲン原子を示し、Yは水素原子、ハロゲン
原子または低級アルキル基を示す。)で表わされ
る2,2−ジハロニトロエチレン化合物を、溶媒
中で塩基の存在下に、 一般式() H2N−(CH2)o−SH ……() (ただし式中nは2,3または4を示す。)で
表わされる1−アミノアルカンチオール化合物と
反応させることを特徴とする、 一般式() (ただし式中Yは水素原子、ハロゲン原子また
は低級アルキル基を示し、nは2,3または4を
示す。)で表わされる、側鎖にニトロメチレン基
を有するヘテロ環化合物の製法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1135683A JPS59137473A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 側鎖にニトロメチレン基を有するヘテロ環化合物の製法 |
| US06/569,983 US4665172A (en) | 1983-01-28 | 1984-01-11 | Process for producing heterocyclic compound having nitromethylene group as the side chain group |
| CA000445262A CA1208213A (en) | 1983-01-28 | 1984-01-13 | Process for producing heterocyclic compound having nitromethylene group as the side chain group |
| KR1019840000246A KR860001183B1 (ko) | 1983-01-28 | 1984-01-20 | 측쇄기로서 니트로메틸렌기를 갖는 헤테로고리 화합물의 제조방법 |
| EP84100712A EP0115323B1 (en) | 1983-01-28 | 1984-01-24 | Process for producing heterocyclic compound having nitromethylene group as the side chain group |
| DE8484100712T DE3483049D1 (de) | 1983-01-28 | 1984-01-24 | Verfahren zur herstellung von einer durch nitromethylenrest substituierten heterocyclischen verbindung. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1135683A JPS59137473A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 側鎖にニトロメチレン基を有するヘテロ環化合物の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59137473A JPS59137473A (ja) | 1984-08-07 |
| JPH0373546B2 true JPH0373546B2 (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=11775745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1135683A Granted JPS59137473A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 側鎖にニトロメチレン基を有するヘテロ環化合物の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59137473A (ja) |
-
1983
- 1983-01-28 JP JP1135683A patent/JPS59137473A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59137473A (ja) | 1984-08-07 |
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