JPH0374116B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0374116B2 JPH0374116B2 JP60163890A JP16389085A JPH0374116B2 JP H0374116 B2 JPH0374116 B2 JP H0374116B2 JP 60163890 A JP60163890 A JP 60163890A JP 16389085 A JP16389085 A JP 16389085A JP H0374116 B2 JPH0374116 B2 JP H0374116B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin layer
- molding
- vinyl chloride
- core material
- doll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は合成樹脂からなる胴体部材、頭部材、
脚部材等の人形部材の製造方法に関する。
脚部材等の人形部材の製造方法に関する。
(従来技術とその問題点)
一般に、人形の胴体部材、頭部材、腕部材、脚
部材等の部材は軟質塩化ビニル等の軟質合成樹脂
をスラツシユ成形方、ローテイシヨン成形法等に
よつて単一層に成形されている。しかしながら、
従来の製造方法による人形部材には次のような欠
点があつた。
部材等の部材は軟質塩化ビニル等の軟質合成樹脂
をスラツシユ成形方、ローテイシヨン成形法等に
よつて単一層に成形されている。しかしながら、
従来の製造方法による人形部材には次のような欠
点があつた。
例えば、腕部材は肩付近の腕部から指先部まで
一体に形成されているが、腕部に比べて指先部の
形状は複雑であるから、通常の成形においては、
第3図に示すように、指先部10aの内側には合
成樹脂が詰つてしまう。このため、腕部10bに
おいて適当な柔軟性が得られても、指先部10a
は硬くなつてしまう。これに対して、指先部10
aの肉を柔軟にするためにはより軟質の合成樹脂
を使用するか、肉を薄くすればよいが、当該部分
はよくても、腕部10bの肉は極端に柔らくなつ
たり、薄くなつてしまうから、内部が透けてみえ
るほか、柔らかすぎて保形性に問題が生じ、補強
のために内部に芯材を充填すると、芯材の凹凸部
が柔らかい肉を押し上げて外部に出るから、外観
がごつごつしたものとなり、商品性を損なつてし
まう。
一体に形成されているが、腕部に比べて指先部の
形状は複雑であるから、通常の成形においては、
第3図に示すように、指先部10aの内側には合
成樹脂が詰つてしまう。このため、腕部10bに
おいて適当な柔軟性が得られても、指先部10a
は硬くなつてしまう。これに対して、指先部10
aの肉を柔軟にするためにはより軟質の合成樹脂
を使用するか、肉を薄くすればよいが、当該部分
はよくても、腕部10bの肉は極端に柔らくなつ
たり、薄くなつてしまうから、内部が透けてみえ
るほか、柔らかすぎて保形性に問題が生じ、補強
のために内部に芯材を充填すると、芯材の凹凸部
が柔らかい肉を押し上げて外部に出るから、外観
がごつごつしたものとなり、商品性を損なつてし
まう。
(発明の目的)
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
特に人肌のような柔軟性に富み、感触がよく、し
かも不自然にい変形しにくい合成樹脂製人形部材
の製造方法を提案することを目的とする。
特に人肌のような柔軟性に富み、感触がよく、し
かも不自然にい変形しにくい合成樹脂製人形部材
の製造方法を提案することを目的とする。
(目的を達成するための手段)
前記目的を達成するため、本発明に係る合成樹
脂製人形部材の製造方法は、以下の工程からなる
ことを特徴とする。
脂製人形部材の製造方法は、以下の工程からなる
ことを特徴とする。
(イ) 軟質塩化ビニルを成形金型の成形凹面内に入
れ、該成形金型を回転させることにより上記成
形凹面内に外皮層を層成させること (ロ) 上記金型内に軟質塩化ビニルとともに発泡剤
を混入し、これらを発泡させながら上記金型を
回転させることにより上記外皮層の内部に内皮
層を層成させること (ハ) 上記外皮層と内皮層とを備えた成形物を上記
金型から外し、内部に芯材を充填すること (発明の作用、効果) 前記構成によれば、人肌のような滑らかな感触
の外皮層と、低密度で柔軟な内皮層とを備える人
形部材を得ることができる。
れ、該成形金型を回転させることにより上記成
形凹面内に外皮層を層成させること (ロ) 上記金型内に軟質塩化ビニルとともに発泡剤
を混入し、これらを発泡させながら上記金型を
回転させることにより上記外皮層の内部に内皮
層を層成させること (ハ) 上記外皮層と内皮層とを備えた成形物を上記
金型から外し、内部に芯材を充填すること (発明の作用、効果) 前記構成によれば、人肌のような滑らかな感触
の外皮層と、低密度で柔軟な内皮層とを備える人
形部材を得ることができる。
塩化ビニルによる外皮層を層成させた後に発泡
樹脂による内皮層を層成させるから、各層が明瞭
な層を成す。したがつて、人肌のような滑らかな
外皮層上に、発泡した不自然な外観の内皮層が露
出することがなく、商品の歩留まりがよい。
樹脂による内皮層を層成させるから、各層が明瞭
な層を成す。したがつて、人肌のような滑らかな
外皮層上に、発泡した不自然な外観の内皮層が露
出することがなく、商品の歩留まりがよい。
また、芯材は内皮層内に充填されたもので、内
皮層とは独立な存在であるから、人形部材を外部
から押した場合、その外圧は芯材に対しては直接
に押した部分のみにかかるので、抵抗は比較的小
さく、自然な変形状態が得られる。これに対し、
芯材と内皮層・外皮層とが一体化していると、外
部からの外圧は芯材には一体化された部分を通じ
て広がるので、変形に対する抵抗が大きいため比
較的変形しにくい。したがつて、本発明によれ
ば、全体が柔軟で人間の皮膚に近いリアル性に富
んだ人形部材を得ることができる。
皮層とは独立な存在であるから、人形部材を外部
から押した場合、その外圧は芯材に対しては直接
に押した部分のみにかかるので、抵抗は比較的小
さく、自然な変形状態が得られる。これに対し、
芯材と内皮層・外皮層とが一体化していると、外
部からの外圧は芯材には一体化された部分を通じ
て広がるので、変形に対する抵抗が大きいため比
較的変形しにくい。したがつて、本発明によれ
ば、全体が柔軟で人間の皮膚に近いリアル性に富
んだ人形部材を得ることができる。
(実施例)
以下、図面によつて本発明の実施態様の一例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図において符号Aは本発明に係る人形の腕
部材で、この腕部材Aは軟質塩化ビニル樹脂等の
軟質合成樹脂からなる外皮層1の内側に発泡合成
樹脂材からなる内皮層2を形成した二重構造の腕
部材本体3の内部に綿、ウレタン樹脂材等の芯材
4を充填してなるものである。
部材で、この腕部材Aは軟質塩化ビニル樹脂等の
軟質合成樹脂からなる外皮層1の内側に発泡合成
樹脂材からなる内皮層2を形成した二重構造の腕
部材本体3の内部に綿、ウレタン樹脂材等の芯材
4を充填してなるものである。
上記腕部材本体3は、第2図a乃至dに示す工
程によつて成形することができる。
程によつて成形することができる。
まず、同図a,bに示すえように成形金型5の
成形凹面5a内に成形材料として軟質塩化ビニル
を入れ、成形凹面5aの開口部を栓6で閉じ、ロ
ーテイシヨン成形法によつて成形金型5を回転さ
せ、上記成形材料を成形凹面内に付着させて薄肉
の外皮層1を層成させる。
成形凹面5a内に成形材料として軟質塩化ビニル
を入れ、成形凹面5aの開口部を栓6で閉じ、ロ
ーテイシヨン成形法によつて成形金型5を回転さ
せ、上記成形材料を成形凹面内に付着させて薄肉
の外皮層1を層成させる。
次に、外皮層1を層成した金型5内にさらに軟
質塩化ビニルとともに発泡材を混入して発泡させ
ながら回転させることによつて、同図cで示すよ
うに、上記外皮層1の内側にさらに内皮層2を層
成させる。その後、この成形物3を同図dに示す
ように金型5から引き抜くことによつて腕部材本
体3を成形することができる。
質塩化ビニルとともに発泡材を混入して発泡させ
ながら回転させることによつて、同図cで示すよ
うに、上記外皮層1の内側にさらに内皮層2を層
成させる。その後、この成形物3を同図dに示す
ように金型5から引き抜くことによつて腕部材本
体3を成形することができる。
さらに、上記腕部材本体3内に綿、ウレタン樹
脂材等の芯材4を充填することによつて第1図に
示す腕部材Aを得ることができる。
脂材等の芯材4を充填することによつて第1図に
示す腕部材Aを得ることができる。
なお、上述の構造の人形部材は必ずしもローテ
イシヨン成形法に限らず、スラツシユ成形法等の
ように他の成形法によつてもよい。
イシヨン成形法に限らず、スラツシユ成形法等の
ように他の成形法によつてもよい。
上述の製造方法によれば、人肌のような滑らか
な感触の外皮層1と、低密度で柔軟な内皮層2と
を備える人形部材を得ることができる。
な感触の外皮層1と、低密度で柔軟な内皮層2と
を備える人形部材を得ることができる。
塩化ビニルによる外皮層1を層成させた後に発
泡樹脂による内皮層を層成させるから、各層が明
瞭な層を成す。したがつて、人肌のような滑らか
な外皮層1上に、発泡した不自然な外観の内皮層
2が露出することがなく、商品の歩留まりがよ
い。これに対し、同様の製造方法に、例えば特開
昭49−83538号公報や実開昭54−96391号公報に示
されたようなものがあるが、しかしこれらの技術
は合成樹脂材と発泡材との混合材を成形金型に入
れ、遠心力や温度管理によつて表面側を発泡させ
ないようにして得られるもので、完全に表面側を
発泡させないようにするのは技術上非常に困難で
ある。
泡樹脂による内皮層を層成させるから、各層が明
瞭な層を成す。したがつて、人肌のような滑らか
な外皮層1上に、発泡した不自然な外観の内皮層
2が露出することがなく、商品の歩留まりがよ
い。これに対し、同様の製造方法に、例えば特開
昭49−83538号公報や実開昭54−96391号公報に示
されたようなものがあるが、しかしこれらの技術
は合成樹脂材と発泡材との混合材を成形金型に入
れ、遠心力や温度管理によつて表面側を発泡させ
ないようにして得られるもので、完全に表面側を
発泡させないようにするのは技術上非常に困難で
ある。
また、芯材4は内皮層2内に充填されたもの
で、内皮層2とは独立な存在であるから、人形部
材を外部から押した場合、その外圧は芯材4に対
しては直接に押した部分のみにかかるので、抵抗
は比較的小さく、自然な変形状態が得られる。こ
れに対し、芯材4と内皮層2・外皮層1とが一体
化していると、外部からの外圧は芯材には一体化
された部分を通じて広がるので、変形に対する抵
抗が大きいため比較的変形しにくい。したがつ
て、本発明によれば、全体が柔軟で人間の皮膚に
近いリアル性に富んだ人形部材を得ることができ
る。
で、内皮層2とは独立な存在であるから、人形部
材を外部から押した場合、その外圧は芯材4に対
しては直接に押した部分のみにかかるので、抵抗
は比較的小さく、自然な変形状態が得られる。こ
れに対し、芯材4と内皮層2・外皮層1とが一体
化していると、外部からの外圧は芯材には一体化
された部分を通じて広がるので、変形に対する抵
抗が大きいため比較的変形しにくい。したがつ
て、本発明によれば、全体が柔軟で人間の皮膚に
近いリアル性に富んだ人形部材を得ることができ
る。
なお、人形部材の製造方法は人形の腕部材に限
定されず、例えば人形の同部材、脚部材、腕部材
等であつてもよい。
定されず、例えば人形の同部材、脚部材、腕部材
等であつてもよい。
第1図はこの発明に係る合成樹脂製人形部材の
製造方法の斜視図、第2図a乃至dは上記人形部
材の成形工程図、第3図は従来の製造方法による
人形部材の断面図である。 符号A……腕部材、1……外皮層、2……内皮
層、3……腕部材本体、4……芯材、5……成形
金型。
製造方法の斜視図、第2図a乃至dは上記人形部
材の成形工程図、第3図は従来の製造方法による
人形部材の断面図である。 符号A……腕部材、1……外皮層、2……内皮
層、3……腕部材本体、4……芯材、5……成形
金型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 以下の工程からなることを特徴とする合成樹
脂製人形部材の製造方法。 (イ) 軟質塩化ビニルを成形金型の成形凹面内に入
れ、該成形金型を回転させることにより上記成
形凹面内に外皮層を層成させること (ロ) 上記金型内に軟質塩化ビニルとともに発泡剤
を混入し、これらを発泡させながら上記金型を
回転させることにより上記外皮層の内部に内皮
層を層成させること (ハ) 上記外皮層と内皮層とを備えた成形物を上記
金型から外し、内部に芯材を充填すること。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16389085A JPS6226090A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 合成樹脂製人形部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16389085A JPS6226090A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 合成樹脂製人形部材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6226090A JPS6226090A (ja) | 1987-02-04 |
| JPH0374116B2 true JPH0374116B2 (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=15782743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16389085A Granted JPS6226090A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 合成樹脂製人形部材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6226090A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4912937A (ja) * | 1972-05-17 | 1974-02-04 | ||
| JPS4983538A (ja) * | 1972-12-20 | 1974-08-12 | ||
| JPS5496391U (ja) * | 1977-12-17 | 1979-07-07 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP16389085A patent/JPS6226090A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6226090A (ja) | 1987-02-04 |
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