JPH037544Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037544Y2 JPH037544Y2 JP9869983U JP9869983U JPH037544Y2 JP H037544 Y2 JPH037544 Y2 JP H037544Y2 JP 9869983 U JP9869983 U JP 9869983U JP 9869983 U JP9869983 U JP 9869983U JP H037544 Y2 JPH037544 Y2 JP H037544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control rod
- fuel injection
- engine
- injection amount
- boost pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 43
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 43
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は過給機付デイーゼルエンジンにおいて
過給圧に応じた燃料噴射量の補償を行うブースト
コンペンセータに関するものである。
過給圧に応じた燃料噴射量の補償を行うブースト
コンペンセータに関するものである。
(従来技術)
従来、吸気通路に過給機を備えたデイーゼルエ
ンジンにおいて、過給圧の変化に対し応答性よく
燃料噴射ポンプからの燃料噴射量を制御する装置
として、過給圧に応じて軸方向に摺動するコント
ロールロツドと、一端がガバナ機構の燃料噴射量
調整部材に連係されて他端がコントロールロツド
側面に形成されたテーパ部に当接する補正レバー
とを備えたブーストコンペンセータが知られてい
る。この装置は、上記コントロールロツドの軸方
向変位に伴い、上記補正レバーが回動して燃料噴
射量調整部材を動かすことにより、過給圧に応じ
た燃料噴射量の補償が行われるようになつてい
る。しかし、燃焼状態は過給圧だけでなく、燃焼
時間、すなわちエンジン回転数にも影響され、か
つ、過給機付エンジンではベースの圧縮比が比較
的低いため、このような補償だけでは、エンジン
回転数が上昇するとスモークが発生し易くなり、
また、エンジン回転数が比較的低いときには燃料
が不足して出力が低下する等の問題があつた。
ンジンにおいて、過給圧の変化に対し応答性よく
燃料噴射ポンプからの燃料噴射量を制御する装置
として、過給圧に応じて軸方向に摺動するコント
ロールロツドと、一端がガバナ機構の燃料噴射量
調整部材に連係されて他端がコントロールロツド
側面に形成されたテーパ部に当接する補正レバー
とを備えたブーストコンペンセータが知られてい
る。この装置は、上記コントロールロツドの軸方
向変位に伴い、上記補正レバーが回動して燃料噴
射量調整部材を動かすことにより、過給圧に応じ
た燃料噴射量の補償が行われるようになつてい
る。しかし、燃焼状態は過給圧だけでなく、燃焼
時間、すなわちエンジン回転数にも影響され、か
つ、過給機付エンジンではベースの圧縮比が比較
的低いため、このような補償だけでは、エンジン
回転数が上昇するとスモークが発生し易くなり、
また、エンジン回転数が比較的低いときには燃料
が不足して出力が低下する等の問題があつた。
このため、実開昭57−31539号公報では、過給
圧を導入する室を備えたダイヤフラム装置により
上記コントロールロツド(カムロツド)を摺動さ
せるようにするとともに、上記ダイヤフラム装置
に対抗して、排気圧あるいは燃料噴射ポンプ内の
燃料圧等によりエンジン回転速度の上昇に応じて
上記コントロールロツドの燃料増量方向へのスト
ローク量を抑制する補正装置を設けたものが提案
されている。しかしこの構造では、コントロール
ロツドの移動量を抑制する構造のため、同一回転
数の状態において、高過給時には燃料噴射量の増
量が必要以上に抑えられて出力が低下し、低過給
時にはスモーク発生量が多くなり、正しくエンジ
ンの要求を満足させることは困難であつた。
圧を導入する室を備えたダイヤフラム装置により
上記コントロールロツド(カムロツド)を摺動さ
せるようにするとともに、上記ダイヤフラム装置
に対抗して、排気圧あるいは燃料噴射ポンプ内の
燃料圧等によりエンジン回転速度の上昇に応じて
上記コントロールロツドの燃料増量方向へのスト
ローク量を抑制する補正装置を設けたものが提案
されている。しかしこの構造では、コントロール
ロツドの移動量を抑制する構造のため、同一回転
数の状態において、高過給時には燃料噴射量の増
量が必要以上に抑えられて出力が低下し、低過給
時にはスモーク発生量が多くなり、正しくエンジ
ンの要求を満足させることは困難であつた。
(考案の目的)
本考案はこのような従来の問題点を解消するも
ので、エンジンに要求される出力を満足しつつ高
回転時のスモークを低減し、エンジン回転数に応
じた燃料噴射量の補正を適切に行うことができる
過給機付デイーゼルエンジンのブーストコンペン
セータを提供することを目的とするものである。
ので、エンジンに要求される出力を満足しつつ高
回転時のスモークを低減し、エンジン回転数に応
じた燃料噴射量の補正を適切に行うことができる
過給機付デイーゼルエンジンのブーストコンペン
セータを提供することを目的とするものである。
(考案の構成)
本考案は、過給圧に応じて摺動するコントロー
ルロツドとこれに応動する補正レバーとを備えて
燃料噴射量の過給圧補償を行うようにしたデイー
ゼルエンジンのブーストコンペンセータにおい
て、コントロールロツドのテーパ部のテーパ角度
を周方向各部で異なる角度とするとともに、エン
ジンの低回転時はテーパ角度の小さいテーパ部の
緩傾斜部に補正レバーを当接させ、エンジン回転
数の上昇にともないコントロールロツドを回動さ
せてエンジンの高回転時ほどテーパ角度の大きい
テーパ部の急傾斜部に補正レバーを当接させ、エ
ンジンが高回転になるにつれて燃料噴射量を減少
方向に補正する回転補正装置を設け、過給圧およ
びエンジン回転数に応じて、エンジンの低回転時
には過給圧の上昇にともなう燃料噴射量の増加割
合を小さくし、エンジンが高回転になるにつれて
過給圧の上昇にともなう燃料噴射量の増加割合を
大きくするように構成したものである。つまり、
この種のブーストコンペンセータでは、過給圧に
応じた上記コントロールロツドの軸方向移動によ
り、燃料噴射量が相対的に低過給圧側で減少して
高過給圧側で増加するように補正されるが、とく
に本考案によると、上記テーパ部の急傾斜部に補
正レバーが当接するエンジン高回転時には、緩傾
斜部に補正レバーが当接する低回転時と比べ、過
給圧が低いときに燃料噴射量が大きく減少し、過
給圧の上昇にともなう燃料噴射量の増加割合が大
きくなるものである。
ルロツドとこれに応動する補正レバーとを備えて
燃料噴射量の過給圧補償を行うようにしたデイー
ゼルエンジンのブーストコンペンセータにおい
て、コントロールロツドのテーパ部のテーパ角度
を周方向各部で異なる角度とするとともに、エン
ジンの低回転時はテーパ角度の小さいテーパ部の
緩傾斜部に補正レバーを当接させ、エンジン回転
数の上昇にともないコントロールロツドを回動さ
せてエンジンの高回転時ほどテーパ角度の大きい
テーパ部の急傾斜部に補正レバーを当接させ、エ
ンジンが高回転になるにつれて燃料噴射量を減少
方向に補正する回転補正装置を設け、過給圧およ
びエンジン回転数に応じて、エンジンの低回転時
には過給圧の上昇にともなう燃料噴射量の増加割
合を小さくし、エンジンが高回転になるにつれて
過給圧の上昇にともなう燃料噴射量の増加割合を
大きくするように構成したものである。つまり、
この種のブーストコンペンセータでは、過給圧に
応じた上記コントロールロツドの軸方向移動によ
り、燃料噴射量が相対的に低過給圧側で減少して
高過給圧側で増加するように補正されるが、とく
に本考案によると、上記テーパ部の急傾斜部に補
正レバーが当接するエンジン高回転時には、緩傾
斜部に補正レバーが当接する低回転時と比べ、過
給圧が低いときに燃料噴射量が大きく減少し、過
給圧の上昇にともなう燃料噴射量の増加割合が大
きくなるものである。
(実施例)
第1図において、1は燃料噴射ポンプであつ
て、図では分配型燃料噴射ポンプを示している。
このポンプ1はプランジヤ挿通孔2に挿通された
プランジヤ3を備え、該プランジヤ3がカムデイ
スク4等を介して図外のドライブシヤフトにより
駆動されて、回転運動しつつ往復運動し、これに
よつてポンプ室5から各気筒の噴射ノズルに燃料
が分配供給される構造となつている。このポンプ
1の燃料噴射量調整部材として、プランジヤ3の
カツトオフポート6を開く時期を調節することに
より燃料噴射量を制御するようにプランジヤ3に
摺動可能に外嵌されたコントロールスリーブ7
と、このコントロールスリーブ7を作動させるテ
ンシヨンレバー8等のレバー機構とが装備されて
いる。そして、遠心式の調速器9により上記レバ
ー機構を介してコントロールスリーブ7の位置が
調節され、また、アクセルペダルに連動するコン
トロールレバー10により、ガバナスプリング1
1およびテンシヨンレバー8を介してコントロー
ルスリーブ7が作動されるようになつている。
て、図では分配型燃料噴射ポンプを示している。
このポンプ1はプランジヤ挿通孔2に挿通された
プランジヤ3を備え、該プランジヤ3がカムデイ
スク4等を介して図外のドライブシヤフトにより
駆動されて、回転運動しつつ往復運動し、これに
よつてポンプ室5から各気筒の噴射ノズルに燃料
が分配供給される構造となつている。このポンプ
1の燃料噴射量調整部材として、プランジヤ3の
カツトオフポート6を開く時期を調節することに
より燃料噴射量を制御するようにプランジヤ3に
摺動可能に外嵌されたコントロールスリーブ7
と、このコントロールスリーブ7を作動させるテ
ンシヨンレバー8等のレバー機構とが装備されて
いる。そして、遠心式の調速器9により上記レバ
ー機構を介してコントロールスリーブ7の位置が
調節され、また、アクセルペダルに連動するコン
トロールレバー10により、ガバナスプリング1
1およびテンシヨンレバー8を介してコントロー
ルスリーブ7が作動されるようになつている。
また、燃料噴射量の過給圧補償を行うブースト
コンペンセータは、前記ポンプ1のケーシングの
上部に設けられた筒状部分12内に摺動可能に収
容されたコントロールロツド13と、軸15に回
動可能に支承された補正レバー16とを備えてい
る。この補正レバー16の一端は前記テンシヨン
レバー8に当接し、補正レバー16の他端に固着
したピン17の先端は、上記コントロールロツド
13の下部外周面に形成されたテーパ部14に接
している。また、上記コントロールロツド13
は、ダイヤフラム装置20により過給圧に応じて
摺動されるようになつている。すなわち、上記ダ
イヤフラム装置20は、ダイヤフラム21によつ
て仕切られた過給圧室22と大気圧室23とを有
し、上監過給圧室22には、図外の吸気通路に設
けられた過給機の下流から、図に矢印で示すよう
に過給圧が導入されるようにし、大気圧室23は
大気に開放され、かつ、この室23にスプリング
24が装備されており、上記ダイヤフラム21に
コントロールロツド13が連結されている。こう
して、上記過給圧室22に導入される過給圧が大
きくなるにつれ、ダイヤフラム21によつてコン
トロールロツド13が押下げられるようになつて
いる。
コンペンセータは、前記ポンプ1のケーシングの
上部に設けられた筒状部分12内に摺動可能に収
容されたコントロールロツド13と、軸15に回
動可能に支承された補正レバー16とを備えてい
る。この補正レバー16の一端は前記テンシヨン
レバー8に当接し、補正レバー16の他端に固着
したピン17の先端は、上記コントロールロツド
13の下部外周面に形成されたテーパ部14に接
している。また、上記コントロールロツド13
は、ダイヤフラム装置20により過給圧に応じて
摺動されるようになつている。すなわち、上記ダ
イヤフラム装置20は、ダイヤフラム21によつ
て仕切られた過給圧室22と大気圧室23とを有
し、上監過給圧室22には、図外の吸気通路に設
けられた過給機の下流から、図に矢印で示すよう
に過給圧が導入されるようにし、大気圧室23は
大気に開放され、かつ、この室23にスプリング
24が装備されており、上記ダイヤフラム21に
コントロールロツド13が連結されている。こう
して、上記過給圧室22に導入される過給圧が大
きくなるにつれ、ダイヤフラム21によつてコン
トロールロツド13が押下げられるようになつて
いる。
さらに上記コントロールロツド13は、エンジ
ン回転数の変化に応じて回動されるようになつて
いる。すなわち、上記コントロールロツド13
は、その中間部に設けたピニオン26とこれに噛
合するラツク27等で構成される伝動機構を介
し、リニアソレノイド等を用いた回動用アクチユ
エータ28に連動連結され、該アクチユエータ2
8は、エンジン回転数センサ29からの信号を受
ける制御回路30により駆動されるようにしてい
る。
ン回転数の変化に応じて回動されるようになつて
いる。すなわち、上記コントロールロツド13
は、その中間部に設けたピニオン26とこれに噛
合するラツク27等で構成される伝動機構を介
し、リニアソレノイド等を用いた回動用アクチユ
エータ28に連動連結され、該アクチユエータ2
8は、エンジン回転数センサ29からの信号を受
ける制御回路30により駆動されるようにしてい
る。
第2図に詳しく示すように、上記コントロール
ロツド13のテーパ部14は、下方ほど大径とな
り、かつ、周方向各部でテーパ角度が異なるよう
に形成されている。第2図ではテーパ部14の右
側が最もテーパ角度の小さい緩傾斜部14a、左
側が最もテーパ角度の大きい急傾斜部14bとな
つており、テーパ部14の下部大径部分において
回転中心0から周面までの距離が急傾斜部14b
ほど大きくなるように形成されている。そして、
エンジンの低回転時には、第3図Aに示すように
緩傾斜部14aが前記補正レバー16のピン17
に接し、高回転時には、第3図Bに示すように急
傾斜部14bが上記ピン17に接する状態にコン
トロールレバー13を回動させるように、前記ア
クチユエータ28が制御回路30によつて制御さ
れている。
ロツド13のテーパ部14は、下方ほど大径とな
り、かつ、周方向各部でテーパ角度が異なるよう
に形成されている。第2図ではテーパ部14の右
側が最もテーパ角度の小さい緩傾斜部14a、左
側が最もテーパ角度の大きい急傾斜部14bとな
つており、テーパ部14の下部大径部分において
回転中心0から周面までの距離が急傾斜部14b
ほど大きくなるように形成されている。そして、
エンジンの低回転時には、第3図Aに示すように
緩傾斜部14aが前記補正レバー16のピン17
に接し、高回転時には、第3図Bに示すように急
傾斜部14bが上記ピン17に接する状態にコン
トロールレバー13を回動させるように、前記ア
クチユエータ28が制御回路30によつて制御さ
れている。
この構造においては、過給圧が高くなるにつ
れ、ダイヤフラム装置20によりコントロールロ
ツド13が押下げられ、補正レバー16のピン1
7との接触位置がテーパ部14の上方小径側に移
動するため、補正レバー16が第1図の状態から
時計方向に回動する。これに伴い、テンシヨンレ
バー8を介して前記コントロールスリーブ7が図
の右側に動かされることにより、カツトオフポー
ト6が開く時期(燃料噴射終期)が遅らされ、燃
料が増量されることとなる。
れ、ダイヤフラム装置20によりコントロールロ
ツド13が押下げられ、補正レバー16のピン1
7との接触位置がテーパ部14の上方小径側に移
動するため、補正レバー16が第1図の状態から
時計方向に回動する。これに伴い、テンシヨンレ
バー8を介して前記コントロールスリーブ7が図
の右側に動かされることにより、カツトオフポー
ト6が開く時期(燃料噴射終期)が遅らされ、燃
料が増量されることとなる。
また、エンジンの回転数が低いときには、コン
トロールロツド13のテーパ部14における緩傾
斜部14aに補正レバー16のピン17が接した
状態で上記の過給圧に応じた燃料噴射量の調節が
行われるが、エンジンの回転数が高くなると、上
記ピン17がテーパ部14の急傾斜部14bに接
する状態にコントロールロツド13が回動され、
これによつて燃料噴射量の減少方向に補正され
る。すなわち、第2図に示す形状のコントロール
ロツド13を用い、過給圧の変化に応じた燃料噴
射量の補正量を調べると、エンジン回転数が1000
〜2500rpmでは第4図に実線Aで示すようにな
り、エンジン回転数が4000rpmでは同図に破線B
で示すようになる。このグラフでは、過給圧の増
大により燃料噴射量が最大となるとき(コントロ
ールロツド13のテーパ部14の上端最小径部に
ピン17が当接する状態となるとき)に燃料噴射
量の補正量を0とし、これを基準にして燃料噴射
量の補正量を縦軸に表わしている。このグラフか
ら解るように、第2図に示すコントロールロツド
13の形状によれば、エンジンの低回転時と比べ
て高回転時は、過給圧がある程度以下になると急
激に燃料噴射量が減少されて有効にスモークの発
生が防止され、また、低回転時および高過給時に
は、それぞれの場合に要求される程度の燃料噴射
量が得られる。
トロールロツド13のテーパ部14における緩傾
斜部14aに補正レバー16のピン17が接した
状態で上記の過給圧に応じた燃料噴射量の調節が
行われるが、エンジンの回転数が高くなると、上
記ピン17がテーパ部14の急傾斜部14bに接
する状態にコントロールロツド13が回動され、
これによつて燃料噴射量の減少方向に補正され
る。すなわち、第2図に示す形状のコントロール
ロツド13を用い、過給圧の変化に応じた燃料噴
射量の補正量を調べると、エンジン回転数が1000
〜2500rpmでは第4図に実線Aで示すようにな
り、エンジン回転数が4000rpmでは同図に破線B
で示すようになる。このグラフでは、過給圧の増
大により燃料噴射量が最大となるとき(コントロ
ールロツド13のテーパ部14の上端最小径部に
ピン17が当接する状態となるとき)に燃料噴射
量の補正量を0とし、これを基準にして燃料噴射
量の補正量を縦軸に表わしている。このグラフか
ら解るように、第2図に示すコントロールロツド
13の形状によれば、エンジンの低回転時と比べ
て高回転時は、過給圧がある程度以下になると急
激に燃料噴射量が減少されて有効にスモークの発
生が防止され、また、低回転時および高過給時に
は、それぞれの場合に要求される程度の燃料噴射
量が得られる。
なお、前記コントロールロツド13のテーパ部
14における周方向各部の傾斜角度、エンジン回
転数に応じたコントロールロツド13の回動変位
量等は設計上種々選定することができ、これによ
り、出力の確保およびスモークの低減等について
のエンジンの要求に合わせて適正な燃料噴射量の
補正が行われるように、その補正の特性を容易に
設定、調整することができる。
14における周方向各部の傾斜角度、エンジン回
転数に応じたコントロールロツド13の回動変位
量等は設計上種々選定することができ、これによ
り、出力の確保およびスモークの低減等について
のエンジンの要求に合わせて適正な燃料噴射量の
補正が行われるように、その補正の特性を容易に
設定、調整することができる。
(考案の効果)
以上のように、本考案は、ブーストコンペンセ
ータにおけるコントロールロツドのテーパ部のテ
ーパ角度を周方向各部で異なる角度とし、エンジ
ンの低回転時は上記テーパ部の緩傾斜部に補正レ
バーを当接させ、エンジン回転数に応じたコント
ロールロツドの回転によりエンジンの高回転時ほ
ど上記テーパ部の急傾斜部に補正レバーを当接さ
せることにより、エンジンが高回転になるにつ
れ、低過給圧側で大きく燃料噴射量が減少して過
給圧の上昇にともなう燃料噴射量の増加割合が大
きくなるようにしている。このため、エンジン低
回転時の燃料不足が防止されつつ、エンジン高回
転時には、燃料減少補正によりスモークの発生が
防止されるとともに、過給圧上昇に伴う燃料増加
割合が大きくされることにより高過給状態での出
力が確保され、つまり、要求されるエンジンの要
求されるエンジンの出力を満足しつつ高回転時の
スモークの低減を図るように、適正に燃料噴射量
を補正することができる。しかも、上記コントロ
ールロツドを利用して補正を行うようにしている
ため、構造も簡単にすることができるものであ
る。
ータにおけるコントロールロツドのテーパ部のテ
ーパ角度を周方向各部で異なる角度とし、エンジ
ンの低回転時は上記テーパ部の緩傾斜部に補正レ
バーを当接させ、エンジン回転数に応じたコント
ロールロツドの回転によりエンジンの高回転時ほ
ど上記テーパ部の急傾斜部に補正レバーを当接さ
せることにより、エンジンが高回転になるにつ
れ、低過給圧側で大きく燃料噴射量が減少して過
給圧の上昇にともなう燃料噴射量の増加割合が大
きくなるようにしている。このため、エンジン低
回転時の燃料不足が防止されつつ、エンジン高回
転時には、燃料減少補正によりスモークの発生が
防止されるとともに、過給圧上昇に伴う燃料増加
割合が大きくされることにより高過給状態での出
力が確保され、つまり、要求されるエンジンの要
求されるエンジンの出力を満足しつつ高回転時の
スモークの低減を図るように、適正に燃料噴射量
を補正することができる。しかも、上記コントロ
ールロツドを利用して補正を行うようにしている
ため、構造も簡単にすることができるものであ
る。
第1図は本考案装置の実施例を示す燃料噴射ポ
ンプ全体の一部断面図、第2図はコントロールロ
ツドの拡大図、第3図A,Bはエンジンの低回転
時と高回転時とにおけるコントロールロツドと補
正レバーのピンとの位置関係を示す説明図、第4
図はエンジンの低回転時と高回転時とにおける過
給圧と燃料噴射量の補正量との関係を示すグラフ
である。 1……燃料噴射ポンプ、8……テンシヨンレバ
ー、13……コントロールロツド、14……テー
パ部、16……補正レバー、28……コントロー
ルロツド回動用のアクチユエータ、29……エン
ジン回転数センサ。
ンプ全体の一部断面図、第2図はコントロールロ
ツドの拡大図、第3図A,Bはエンジンの低回転
時と高回転時とにおけるコントロールロツドと補
正レバーのピンとの位置関係を示す説明図、第4
図はエンジンの低回転時と高回転時とにおける過
給圧と燃料噴射量の補正量との関係を示すグラフ
である。 1……燃料噴射ポンプ、8……テンシヨンレバ
ー、13……コントロールロツド、14……テー
パ部、16……補正レバー、28……コントロー
ルロツド回動用のアクチユエータ、29……エン
ジン回転数センサ。
Claims (1)
- 過給圧に応じて軸方向に摺動するコントロール
ロツドと、一端が燃料噴射量調整部材に連係さ
れ、他端がコントロールロツド側面に形成された
テーパ部に当接する補正レバーとを備え、コント
ロールロツドの軸方向変位に応じて燃料噴射量の
補償を行う過給機付デイーゼルエンジンのブース
トコンペンセータにおいて、コントロールロツド
のテーパ部のテーパ角度を周方向各部で異なる角
度とするとともに、エンジンの低回転時はテーパ
角度の小さいテーパ部の緩傾斜部に補正レバーを
当接させ、エンジン回転数の上昇にともないコン
トロールロツドを回動させてエンジンの高回転時
ほどテーパ角度の大きいテーパ部の急傾斜部に補
正レバーを当接させ、エンジンが高回転になるに
つれて燃料噴射量を減少方向に補正する回転補正
装置を設け、過給圧およびエンジン回転数に応じ
て、エンジンの低回転時には過給圧の上昇にとも
なう燃料噴射量の増加割合を小さくし、エンジン
が高回転になるにつれて過給圧の上昇にともなう
燃料噴射量の増加割合を大きくするように構成し
たことを特徴とする過給機付デイーゼルエンジン
のブーストコンペンセータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9869983U JPS604727U (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 過給機付デイ−ゼルエンジンのブ−ストコンペンセ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9869983U JPS604727U (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 過給機付デイ−ゼルエンジンのブ−ストコンペンセ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS604727U JPS604727U (ja) | 1985-01-14 |
| JPH037544Y2 true JPH037544Y2 (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=30234219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9869983U Granted JPS604727U (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 過給機付デイ−ゼルエンジンのブ−ストコンペンセ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604727U (ja) |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP9869983U patent/JPS604727U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS604727U (ja) | 1985-01-14 |
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