JPH037678B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH037678B2 JPH037678B2 JP58004066A JP406683A JPH037678B2 JP H037678 B2 JPH037678 B2 JP H037678B2 JP 58004066 A JP58004066 A JP 58004066A JP 406683 A JP406683 A JP 406683A JP H037678 B2 JPH037678 B2 JP H037678B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- producing
- fluoride
- steroids
- steroid
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J21/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen having an oxygen-containing hetero ring spiro-condensed with the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton
- C07J21/005—Ketals
- C07J21/006—Ketals at position 3
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J9/00—Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen substituted in position 17 beta by a chain of more than two carbon atoms, e.g. cholane, cholestane, coprostane
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は7−ブロム−Δ5−ステロイドを有機
溶媒中で塩基の存在において脱ヒドロ臭素化する
ことによつて一般式: (式中、Rは水素原子、C1〜C4アルカノール
で任意にエーテル化したまたはC1〜C4でアルカ
ンカルボン酸で任意にエステル化したヒドロキシ
基、C1〜C4アルカノールで任意にケタル化した
(ketalized)C2〜C5ヒドロノイル基、または1ま
たは2個以上の弗素原子で任意に置換した側鎖ま
たは非側鎖の飽和または不飽和C1〜C10ヒドロカ
ルビル基、またはC1〜C4アルカノールで任意に
エーテル化したまたはC1〜C4アルカン カルボ
ン酸で任意にエステル化したヒドロキシ基を示
し、およびR1,R2およびR3は互いに同一かまた
は異にする水素原子またはC1〜C4アルカノール
で任意にエーテル化したまたはC1〜C4アルカン
カルボン酸で任意にエステル化したヒドロキシ基
を示し、またはR1およびR2は共にC2〜C4アルキ
レン ジオキシ基を形成する)で表わされるΔ5,7
−ステロイド、特に7−デヒドロステロール化合
物を製造する方法に関する。 一般に、多くのステロイドおよびステロイドか
ら誘導された多くの化合物が興味ある生物学的活
性を有することは知られている。例えば、ビタミ
ンD3またはヒドロキシル化ビタミンD3の如きビ
タミンD化合物はカルシウムの代謝の役割を演ず
る場合に用いることができる。このために、自然
界に生ずる材料からこれらの生物学的活性な化合
物を合成する可能性は極めて重要なことであり、
30年以上にわたり研究されている。 ステロイドから誘導されたこれらの生物学的活
性なステロイドまたは化合物の生成における重要
な中間生成物はΔ5,7−ステロイドである。通常、
これらの5,7−ジエン ステロイドはΔ5−ス
テロイド構造を有する化合物から合成される。こ
のΔ5−ステロイド構造は自然界に生ずる多くの
ステロイドに存在している。多量に自然界に生ず
る1例のステロイドはコレステロールである。し
かし、Δ5−ステロイドの7−位に二重結合を選
択的に導入することはこの技術分野において多く
の研究課題とされている。この反応において、第
1の反応工程はΔ5−ステロイド分子のアリル位
置(allylic place)に臭素原子を、例えばN−ブ
ロムサクシンイミドまたはジブロム−ジメチルヒ
ダトインによつて導入し;所望の7−ブロム−
Δ5−ステロイドを高収量で生成する。しかしな
がら、次の脱ヒドロ臭素化
(dehydrobromination)において、通常2種類の
異性体、すなわち、所望のΔ5,7−ステロイドのほ
かに異性4,6−ジエンを生ずる。更に、トリエ
ンがしばしば汚染物質として反応混合物に存在す
る。例えば、亜リン酸トリメチルを脱ヒドロ臭素
化剤として用いる場合に所望の5,7−ジエンを
55.8%の含有量で存在する生成物を93%の収率で
得ることが知られている(ヘルベテカ チミカ
アクタ(Helvetica Chimica Acta)41,70
(1958))。しばしば使用される他の脱ヒドロ臭素
化剤としては、例えばs−コリジンの如き有機塩
基であり、ハンガリー特許第141005号明細書には
s−コリジンの存在下で51%の所望の5,7−ジ
オンを含有する脱ヒドロ臭素化生成物が36%収率
で得られることが記載されている。 ドイツ特許第1154466号明細書には1,3,2
−ジオキサホスホランを脱ヒドロ臭素化剤とし、
80〜100%の所望の5,7−ジエンを含有する生
成物を53〜60%の収率で得ることが記載されてい
る。また、4,6−ジエン異性体の生成を完全に
避けるようにした7−デヒドロコレステロールの
新らしい合成方法がジヤーナル オブ オルガニ
ツク ケミストリー(J.Org.Chem)46,130−
32,1981に記載されている。この方法では平衡後
7−ブロムコレステロール エステルがベンゼン
チオールによつて相当する硫化フエニルに転化
し、この硫化フエニルを塩基としてトリエチル
アミンの存在下でペルオキシ酸によりスルホキシ
ドに酸化した後4,6−ジエン異性体で汚染され
ない所望の7−ヒドロコレステロールエステルを
53%収率で得られている。この脱ヒドロ臭素化は
所望の5,7−ジエンを選択的に生成するけれど
も、収率が満足できる程度でなく、しかも硫化物
およびスルホキシドの2つの余分の反応工程を含
む欠点がある。 また、ドイツ特許出願第2547199号明細書には
7−ブロム化合物を先づ酸化セレンに酸化する7
−セレニドに転化し、しかる後に酸化セレンを分
解除去(splitting off)しながら所望のΔ5,7−ス
テロイドを生成することが記載されている。この
方法はスルホキシドを経る上記方法と同様の欠点
を有している。更に、7−位の炭素原子にトシル
ヒドラゾンを経て行う他の合成方法が「ヘルベテ
カチミカアクタ,64,915(1981)に記載されてい
る。ヒドラゾンを7−ケト化合物から生成し、こ
の7−ケト化合物はΔ−ステロイドをクロム酸錯
体で酸化して得ている。このようにして生成した
トシルヒドラゾンを適当な塩基、例えば水素化リ
チウムで処理するとによつて所望のΔ5,7−ジエン
を純粋状態で得ている。この方法ではΔ4,6−ジエ
ンを生成しないけれども、多くの反応工程を必要
とし、かつ合成が複雑である多くの欠点を有す
る。 本発明においては、7−ブロム−Δ−ステロイ
ドを塩基の存在下で脱ヒドロ臭素化する場合に、
塩基として弗化物を用いるときにΔ5,7−ステロイ
ドが極めて純粋状態で、かつ驚くべきほど高い収
率で得られることを見出した。この目的のために
適当な弗化物はアルカリ金属弗化物またはアルカ
リ土類金属弗化物、特に弗化テトラ(ヒドロカル
ビル)アンモニウム(tetre(hydrocardyl)
ammonium fluoride)を挙げることができ、か
かる弗化テトラ(ヒドロカルビル)アンモニウム
においてヒドロカルビル基は1〜15個の炭素原子
を有し、適当なヒドロカルビル基としては例えば
1〜12個の炭素原子を有するアルキル基およびベ
ンジル基である。 必要に応じて、有機塩基、例えばs−コリジン
の如きアミンを酸結合剤として反応混合物に存在
させることができる。 脱離反応に対して弗化テトラアルキルアンモニ
ウム(tetraalkyl ammonium fluoride)を用い
ることが知られている。例えば、「ジヤーナル
オブ ザ アメリカン ケミカル ソサエテイ」
97,2477〜81,1975年4月30日には弗化テトラア
ルキルアンモニウム、臭化テトラアルキルアンモ
ニウムおよびカリウムアルコキシドを塩基として
用いた第二臭化アルキルの脱離反応が記載されて
いる。しかしながら、この文献にはΔ5,7−ステロ
イドの生成に弗化テトラアルキルアンモニウムを
用いる場合に驚くべきほど高い収率および選択性
について記載されていない。これに対して、上記
文献から弗化テトラアルキルアンモニウムおよび
臭化テトラアルキルアンモニウムは互いに選択性
に関して僅かに相違しており、例えば4−メチル
−2−ペンチルブロミドから高収量の4−メチル
−2−ペンテンに加えて少量の異性4−メチル−
1−ペンテンが生成する。この事は7−ブロム−
Δ5−ステロイドの脱ヒドロ臭素化における場合
と全く異なることである。例えば、異性4,6−
ジエンがテトラヒドロフランにおいて臭化テトラ
ブチルアンモニウムの存在で7α−ブロムコレス
テロールから93%収率で得られるのに対して、弗
化テトラブチルアンモニウムの存在で同じ臭化物
が所望のΔ5,7−ステロイドに定量的に転化する。 最良の結果を得るために、1〜6個の炭素原子
のアルキル基を有する弗化テトラアルキルを塩基
として用いるのが好ましい。これらの化合物のう
ち、弗化テトラブチルアンモニウムが特に適当で
ある。 使用する弗化物が殆んど無水状態である場合、
すなわち弗化物のグラム分子当り2グラム分子以
下の水からなる場合には、特に所望の5,7−ジ
エン異性体に対する脱ヒドロ臭素化反応を容易に
実施しうることを確めた。弗化テトラ(ヒドロカ
ルビル)アンモニウムを用いる場合には、その水
含有量は凍結乾燥によつて所望値にすることがで
き、凍結乾燥後の弗化テトラ(ヒドロカルビル)
アンモニウムによつて最良の結果を得ることがで
きる。弗化物は、例えばイオン交換樹脂にまたは
シリカゲルに結合させて、またはクラウンエーテ
ルまたはクリプテートとの錯体の状態で用いるこ
とができる。前者の交換樹脂またはシリカゲルに
結合させて用いる場合にはかかる弗化物を用いる
ときに良好な結果が得られる。 脱ヒドロ臭素化反応は中性溶媒中で弗化物の存
在下で行うのが好ましく、かかる中性溶媒として
はテトラヒドロフラン、トルエン、ジメチルホル
ムアミド、アセトン、これらのうちの2種類の溶
媒の混合物およびこれらのうちの1種類の溶媒と
6〜8個の炭素原子を有するアルカンとの混合物
からなる群から選択するのが好ましい。テトラヒ
ドロフラン、またはテトラヒドロフランとヘキサ
ンまたはヘプタンとの混合物を溶媒として用いる
場合に良好な結果が得られる。 脱ヒドロ臭素化反応を行う温度は特に臨界的で
ないが、通常使用する溶媒の沸点によつて−10℃
〜120℃の範囲である。脱ヒドロ臭素化反応を溶
媒としてテトラヒドロフラン中でまたはテトラヒ
ドロフランとヘキサンまたはヘプタンとの混合物
中で行う場合には、反応温度を20〜70℃の範囲に
選択するのが好ましく、特に約25℃の温度が好ま
しい。 出発材料、すなわち、7−ブロム−Δ5−ステ
ロイドの化学量論的純度は選択的脱ヒドロ臭素化
における1つのフアクターである。純粋結晶質
7α−ブロム−Δ5−ステロイドは純粋Δ5,7−ジエン
異性体の良好な収率を与え、この場合100%収率
が定量的転化によつて達成することができる。
Δ5−ステロイドの上述するアリル系臭素化
(allylic bromination)において、相当の分量、
例えば40〜50%のβ−エピマーからなる工業的7
−ブロム−Δ5−ステロイドが得られる。この混
合物においてC7−エピマーはNMR−分光分析に
より、または上記ジヤーナルオブオルガニツクケ
ミストリー46,1030〜32(1981)に記載されてい
るように7α−および7β−硫化フエニルのそれぞ
れにより互いに区別することができる。C7−エ
ピマー混合物における7α−エピマーの含有量は
上記文献に記載されているように目的のために適
当な条件において混合物を平衡にさせることによ
つて、例えば過剰の臭化リチウムによつて高める
ことができる。しかしながら、また所望のエピマ
ー化がすでに極めて少量のアルカリ金属臭化物、
アルカリ土類金属臭化物または臭化アンモニウ
ム、好ましくは臭化テトラアルキルアンモニウム
の形態の如き臭化物イオンの存在で生じているこ
とを確めた。この目的のために適当な条件すなわ
ち、約0〜30℃の好適な反応温度および中性溶
媒、好ましくは脱ヒドロ臭素化を行う同じ溶媒に
おいて、α−エピマーが少なくとも85%存在する
混合物を7α−および7β−エピマーの工業的混合
物から該エピマー混合物に対し0.1〜5モル%、
好ましくは約1モル%の臭化物の存在で数時間の
うちに得ることができる。この混合物を脱ヒドロ
臭素化反応において出発材料として用いる場合に
は、所望のΔ5,7−ステロイドが良好な選択性にお
いて生成する。必要に応じて、7α−エピマーは
適当な有機溶媒、好ましくはアセトンから結晶化
により純粋でおよび結晶状態で単離することがで
きる。溶媒、例えばテトラヒドロフランに貯蔵し
た場合にはかようにして得られた純粋7α−エピ
マーはエピマー化が始まり平衡状態において約8
%のβ−エピマーが存在する。 次に、本発明を例について説明する。 例 (a) 純粋7α−ブロムコレステロールアセテート
の製造 16.3gのジブロムジメチルヒダントインを、
42.8gのコレステロールアセテートを300mlの石
油エーテル(40〜60℃)に溶解した溶液に添加し
た。反応混合物を十分に撹拌しながら1時間にわ
たり還流させた。冷却後、固形物(ジメチルヒダ
ントイン)を別し、溶媒を液から減圧下で留
去した。痕跡量の溶媒を除去するために、100ml
のアセトンを添加し、しかる後に、溶液を再び減
圧下で蒸発した。残留物を50mlのアセトンから再
結晶し、α−エピマーを0℃で晶出した。アセト
ンから3回再結晶した後、融点113.9〜115.6℃の
純粋7α−ブロムコレステロールアセテート12.6g
を得、この得られたアセテートは臭素含有量およ
びNMRスペクトルにより100%純粋であること
も確めた。 (b) 7−デヒドロコレステロールアセテートの製
造 上記(a)において得た純粋7α−ブロムコレステ
ロールアセテート507.6mgを5mlの無水テトラヒ
ドロフランに溶解した。この溶液に25℃でモル当
り1モルの結晶水を含有する1.0gの弗化テトラ
ブチルアンモニウムを5mlの無水テトラヒドロフ
ランに溶解した溶液を添加し、次いで20〜25℃で
60分間撹拌した後10mlの石油エーテル(40〜60
℃)を添加した。1モル結晶水を含有する弗化テ
トラブチルアンモニウムを10%水溶液の凍結乾燥
によつて得た。反応混合物を10mlの水で3回洗浄
した後、有機層を蒸発乾固し100%(UV)の7
−デヒドロコレステロールアセテート含有量の乾
燥物質426mg(100%)を得た。この最終生成物を
エタノールから再結晶し、融点128〜129℃の白色
結晶材料400mgを得た。最終結晶生成物はUV−
吸収スペクトルおよびNMRスペクトルにより
100%純粋のΔ5,7−コレスタジオールアセテート
であることを確めた。 必要に応じて250mgのs−コリジンを酸結合剤
として添加した場合には、次表に示す試験結果か
ら7−デヒドロコレステロールアセテートを得
た。しかしながら、使用した弗化物は表に特に記
載しない限り空真で乾燥した。この表において
Bu4NF,Et4NF,THEおよびDMFはそれぞれ
弗化テトラブチルアンモニウム、弗化テトラエチ
ルアンモニウム、テトラヒドロフランおよびジメ
チルヤルムアミドを示す。
溶媒中で塩基の存在において脱ヒドロ臭素化する
ことによつて一般式: (式中、Rは水素原子、C1〜C4アルカノール
で任意にエーテル化したまたはC1〜C4でアルカ
ンカルボン酸で任意にエステル化したヒドロキシ
基、C1〜C4アルカノールで任意にケタル化した
(ketalized)C2〜C5ヒドロノイル基、または1ま
たは2個以上の弗素原子で任意に置換した側鎖ま
たは非側鎖の飽和または不飽和C1〜C10ヒドロカ
ルビル基、またはC1〜C4アルカノールで任意に
エーテル化したまたはC1〜C4アルカン カルボ
ン酸で任意にエステル化したヒドロキシ基を示
し、およびR1,R2およびR3は互いに同一かまた
は異にする水素原子またはC1〜C4アルカノール
で任意にエーテル化したまたはC1〜C4アルカン
カルボン酸で任意にエステル化したヒドロキシ基
を示し、またはR1およびR2は共にC2〜C4アルキ
レン ジオキシ基を形成する)で表わされるΔ5,7
−ステロイド、特に7−デヒドロステロール化合
物を製造する方法に関する。 一般に、多くのステロイドおよびステロイドか
ら誘導された多くの化合物が興味ある生物学的活
性を有することは知られている。例えば、ビタミ
ンD3またはヒドロキシル化ビタミンD3の如きビ
タミンD化合物はカルシウムの代謝の役割を演ず
る場合に用いることができる。このために、自然
界に生ずる材料からこれらの生物学的活性な化合
物を合成する可能性は極めて重要なことであり、
30年以上にわたり研究されている。 ステロイドから誘導されたこれらの生物学的活
性なステロイドまたは化合物の生成における重要
な中間生成物はΔ5,7−ステロイドである。通常、
これらの5,7−ジエン ステロイドはΔ5−ス
テロイド構造を有する化合物から合成される。こ
のΔ5−ステロイド構造は自然界に生ずる多くの
ステロイドに存在している。多量に自然界に生ず
る1例のステロイドはコレステロールである。し
かし、Δ5−ステロイドの7−位に二重結合を選
択的に導入することはこの技術分野において多く
の研究課題とされている。この反応において、第
1の反応工程はΔ5−ステロイド分子のアリル位
置(allylic place)に臭素原子を、例えばN−ブ
ロムサクシンイミドまたはジブロム−ジメチルヒ
ダトインによつて導入し;所望の7−ブロム−
Δ5−ステロイドを高収量で生成する。しかしな
がら、次の脱ヒドロ臭素化
(dehydrobromination)において、通常2種類の
異性体、すなわち、所望のΔ5,7−ステロイドのほ
かに異性4,6−ジエンを生ずる。更に、トリエ
ンがしばしば汚染物質として反応混合物に存在す
る。例えば、亜リン酸トリメチルを脱ヒドロ臭素
化剤として用いる場合に所望の5,7−ジエンを
55.8%の含有量で存在する生成物を93%の収率で
得ることが知られている(ヘルベテカ チミカ
アクタ(Helvetica Chimica Acta)41,70
(1958))。しばしば使用される他の脱ヒドロ臭素
化剤としては、例えばs−コリジンの如き有機塩
基であり、ハンガリー特許第141005号明細書には
s−コリジンの存在下で51%の所望の5,7−ジ
オンを含有する脱ヒドロ臭素化生成物が36%収率
で得られることが記載されている。 ドイツ特許第1154466号明細書には1,3,2
−ジオキサホスホランを脱ヒドロ臭素化剤とし、
80〜100%の所望の5,7−ジエンを含有する生
成物を53〜60%の収率で得ることが記載されてい
る。また、4,6−ジエン異性体の生成を完全に
避けるようにした7−デヒドロコレステロールの
新らしい合成方法がジヤーナル オブ オルガニ
ツク ケミストリー(J.Org.Chem)46,130−
32,1981に記載されている。この方法では平衡後
7−ブロムコレステロール エステルがベンゼン
チオールによつて相当する硫化フエニルに転化
し、この硫化フエニルを塩基としてトリエチル
アミンの存在下でペルオキシ酸によりスルホキシ
ドに酸化した後4,6−ジエン異性体で汚染され
ない所望の7−ヒドロコレステロールエステルを
53%収率で得られている。この脱ヒドロ臭素化は
所望の5,7−ジエンを選択的に生成するけれど
も、収率が満足できる程度でなく、しかも硫化物
およびスルホキシドの2つの余分の反応工程を含
む欠点がある。 また、ドイツ特許出願第2547199号明細書には
7−ブロム化合物を先づ酸化セレンに酸化する7
−セレニドに転化し、しかる後に酸化セレンを分
解除去(splitting off)しながら所望のΔ5,7−ス
テロイドを生成することが記載されている。この
方法はスルホキシドを経る上記方法と同様の欠点
を有している。更に、7−位の炭素原子にトシル
ヒドラゾンを経て行う他の合成方法が「ヘルベテ
カチミカアクタ,64,915(1981)に記載されてい
る。ヒドラゾンを7−ケト化合物から生成し、こ
の7−ケト化合物はΔ−ステロイドをクロム酸錯
体で酸化して得ている。このようにして生成した
トシルヒドラゾンを適当な塩基、例えば水素化リ
チウムで処理するとによつて所望のΔ5,7−ジエン
を純粋状態で得ている。この方法ではΔ4,6−ジエ
ンを生成しないけれども、多くの反応工程を必要
とし、かつ合成が複雑である多くの欠点を有す
る。 本発明においては、7−ブロム−Δ−ステロイ
ドを塩基の存在下で脱ヒドロ臭素化する場合に、
塩基として弗化物を用いるときにΔ5,7−ステロイ
ドが極めて純粋状態で、かつ驚くべきほど高い収
率で得られることを見出した。この目的のために
適当な弗化物はアルカリ金属弗化物またはアルカ
リ土類金属弗化物、特に弗化テトラ(ヒドロカル
ビル)アンモニウム(tetre(hydrocardyl)
ammonium fluoride)を挙げることができ、か
かる弗化テトラ(ヒドロカルビル)アンモニウム
においてヒドロカルビル基は1〜15個の炭素原子
を有し、適当なヒドロカルビル基としては例えば
1〜12個の炭素原子を有するアルキル基およびベ
ンジル基である。 必要に応じて、有機塩基、例えばs−コリジン
の如きアミンを酸結合剤として反応混合物に存在
させることができる。 脱離反応に対して弗化テトラアルキルアンモニ
ウム(tetraalkyl ammonium fluoride)を用い
ることが知られている。例えば、「ジヤーナル
オブ ザ アメリカン ケミカル ソサエテイ」
97,2477〜81,1975年4月30日には弗化テトラア
ルキルアンモニウム、臭化テトラアルキルアンモ
ニウムおよびカリウムアルコキシドを塩基として
用いた第二臭化アルキルの脱離反応が記載されて
いる。しかしながら、この文献にはΔ5,7−ステロ
イドの生成に弗化テトラアルキルアンモニウムを
用いる場合に驚くべきほど高い収率および選択性
について記載されていない。これに対して、上記
文献から弗化テトラアルキルアンモニウムおよび
臭化テトラアルキルアンモニウムは互いに選択性
に関して僅かに相違しており、例えば4−メチル
−2−ペンチルブロミドから高収量の4−メチル
−2−ペンテンに加えて少量の異性4−メチル−
1−ペンテンが生成する。この事は7−ブロム−
Δ5−ステロイドの脱ヒドロ臭素化における場合
と全く異なることである。例えば、異性4,6−
ジエンがテトラヒドロフランにおいて臭化テトラ
ブチルアンモニウムの存在で7α−ブロムコレス
テロールから93%収率で得られるのに対して、弗
化テトラブチルアンモニウムの存在で同じ臭化物
が所望のΔ5,7−ステロイドに定量的に転化する。 最良の結果を得るために、1〜6個の炭素原子
のアルキル基を有する弗化テトラアルキルを塩基
として用いるのが好ましい。これらの化合物のう
ち、弗化テトラブチルアンモニウムが特に適当で
ある。 使用する弗化物が殆んど無水状態である場合、
すなわち弗化物のグラム分子当り2グラム分子以
下の水からなる場合には、特に所望の5,7−ジ
エン異性体に対する脱ヒドロ臭素化反応を容易に
実施しうることを確めた。弗化テトラ(ヒドロカ
ルビル)アンモニウムを用いる場合には、その水
含有量は凍結乾燥によつて所望値にすることがで
き、凍結乾燥後の弗化テトラ(ヒドロカルビル)
アンモニウムによつて最良の結果を得ることがで
きる。弗化物は、例えばイオン交換樹脂にまたは
シリカゲルに結合させて、またはクラウンエーテ
ルまたはクリプテートとの錯体の状態で用いるこ
とができる。前者の交換樹脂またはシリカゲルに
結合させて用いる場合にはかかる弗化物を用いる
ときに良好な結果が得られる。 脱ヒドロ臭素化反応は中性溶媒中で弗化物の存
在下で行うのが好ましく、かかる中性溶媒として
はテトラヒドロフラン、トルエン、ジメチルホル
ムアミド、アセトン、これらのうちの2種類の溶
媒の混合物およびこれらのうちの1種類の溶媒と
6〜8個の炭素原子を有するアルカンとの混合物
からなる群から選択するのが好ましい。テトラヒ
ドロフラン、またはテトラヒドロフランとヘキサ
ンまたはヘプタンとの混合物を溶媒として用いる
場合に良好な結果が得られる。 脱ヒドロ臭素化反応を行う温度は特に臨界的で
ないが、通常使用する溶媒の沸点によつて−10℃
〜120℃の範囲である。脱ヒドロ臭素化反応を溶
媒としてテトラヒドロフラン中でまたはテトラヒ
ドロフランとヘキサンまたはヘプタンとの混合物
中で行う場合には、反応温度を20〜70℃の範囲に
選択するのが好ましく、特に約25℃の温度が好ま
しい。 出発材料、すなわち、7−ブロム−Δ5−ステ
ロイドの化学量論的純度は選択的脱ヒドロ臭素化
における1つのフアクターである。純粋結晶質
7α−ブロム−Δ5−ステロイドは純粋Δ5,7−ジエン
異性体の良好な収率を与え、この場合100%収率
が定量的転化によつて達成することができる。
Δ5−ステロイドの上述するアリル系臭素化
(allylic bromination)において、相当の分量、
例えば40〜50%のβ−エピマーからなる工業的7
−ブロム−Δ5−ステロイドが得られる。この混
合物においてC7−エピマーはNMR−分光分析に
より、または上記ジヤーナルオブオルガニツクケ
ミストリー46,1030〜32(1981)に記載されてい
るように7α−および7β−硫化フエニルのそれぞ
れにより互いに区別することができる。C7−エ
ピマー混合物における7α−エピマーの含有量は
上記文献に記載されているように目的のために適
当な条件において混合物を平衡にさせることによ
つて、例えば過剰の臭化リチウムによつて高める
ことができる。しかしながら、また所望のエピマ
ー化がすでに極めて少量のアルカリ金属臭化物、
アルカリ土類金属臭化物または臭化アンモニウ
ム、好ましくは臭化テトラアルキルアンモニウム
の形態の如き臭化物イオンの存在で生じているこ
とを確めた。この目的のために適当な条件すなわ
ち、約0〜30℃の好適な反応温度および中性溶
媒、好ましくは脱ヒドロ臭素化を行う同じ溶媒に
おいて、α−エピマーが少なくとも85%存在する
混合物を7α−および7β−エピマーの工業的混合
物から該エピマー混合物に対し0.1〜5モル%、
好ましくは約1モル%の臭化物の存在で数時間の
うちに得ることができる。この混合物を脱ヒドロ
臭素化反応において出発材料として用いる場合に
は、所望のΔ5,7−ステロイドが良好な選択性にお
いて生成する。必要に応じて、7α−エピマーは
適当な有機溶媒、好ましくはアセトンから結晶化
により純粋でおよび結晶状態で単離することがで
きる。溶媒、例えばテトラヒドロフランに貯蔵し
た場合にはかようにして得られた純粋7α−エピ
マーはエピマー化が始まり平衡状態において約8
%のβ−エピマーが存在する。 次に、本発明を例について説明する。 例 (a) 純粋7α−ブロムコレステロールアセテート
の製造 16.3gのジブロムジメチルヒダントインを、
42.8gのコレステロールアセテートを300mlの石
油エーテル(40〜60℃)に溶解した溶液に添加し
た。反応混合物を十分に撹拌しながら1時間にわ
たり還流させた。冷却後、固形物(ジメチルヒダ
ントイン)を別し、溶媒を液から減圧下で留
去した。痕跡量の溶媒を除去するために、100ml
のアセトンを添加し、しかる後に、溶液を再び減
圧下で蒸発した。残留物を50mlのアセトンから再
結晶し、α−エピマーを0℃で晶出した。アセト
ンから3回再結晶した後、融点113.9〜115.6℃の
純粋7α−ブロムコレステロールアセテート12.6g
を得、この得られたアセテートは臭素含有量およ
びNMRスペクトルにより100%純粋であること
も確めた。 (b) 7−デヒドロコレステロールアセテートの製
造 上記(a)において得た純粋7α−ブロムコレステ
ロールアセテート507.6mgを5mlの無水テトラヒ
ドロフランに溶解した。この溶液に25℃でモル当
り1モルの結晶水を含有する1.0gの弗化テトラ
ブチルアンモニウムを5mlの無水テトラヒドロフ
ランに溶解した溶液を添加し、次いで20〜25℃で
60分間撹拌した後10mlの石油エーテル(40〜60
℃)を添加した。1モル結晶水を含有する弗化テ
トラブチルアンモニウムを10%水溶液の凍結乾燥
によつて得た。反応混合物を10mlの水で3回洗浄
した後、有機層を蒸発乾固し100%(UV)の7
−デヒドロコレステロールアセテート含有量の乾
燥物質426mg(100%)を得た。この最終生成物を
エタノールから再結晶し、融点128〜129℃の白色
結晶材料400mgを得た。最終結晶生成物はUV−
吸収スペクトルおよびNMRスペクトルにより
100%純粋のΔ5,7−コレスタジオールアセテート
であることを確めた。 必要に応じて250mgのs−コリジンを酸結合剤
として添加した場合には、次表に示す試験結果か
ら7−デヒドロコレステロールアセテートを得
た。しかしながら、使用した弗化物は表に特に記
載しない限り空真で乾燥した。この表において
Bu4NF,Et4NF,THEおよびDMFはそれぞれ
弗化テトラブチルアンモニウム、弗化テトラエチ
ルアンモニウム、テトラヒドロフランおよびジメ
チルヤルムアミドを示す。
【表】
例
工業的品質のコレステロールアセテートから7
−デヒドロコレステロールアセテートの製造 96.2%含有量を有する2.14gの工業的品質のコ
レステロールアセテートおよび0.81gのジブロム
−ジメチルヒダントインを75mlの石油エーテル
(40〜60℃)に溶解した混合物を窒素雰囲気中で
1時間撹拌しながら還流した。反応混合物を冷却
および過した後、溶媒を生成液から減圧下25
℃以下の温度で留去し、次いで残留物を20mlのテ
トラヒドロフランに溶解した。この溶液に13mgの
臭化テトラブチルアンモニウムを添加し、この反
応混合物を20℃で50時間にわたり撹拌した。 次いで、25mlのテトラヒドロフランに溶解した
モル当り1モルの結晶水を含有する4.9gの凍結
乾燥弗化テトラブチルアンモニウムを添加した。
生成反応混合物を10〜25℃で60分間にわたり撹拌
し、次いで50mlの石油エーテル(40〜60℃)に溶
解した。生成溶液を50mlの水で3回洗浄した。有
機層を蒸発乾固後、残留物を150gのシリカゲル
上で溶離剤としてジクロルメタンを用いてクロマ
トグラフ分析した。主成分からなる留分を合わ
せ、蒸発乾固した。エタノールから1回再結晶し
て100%含有量(UV−吸収スペクトルおよび
NMRスペクトルにより)および128〜129℃融点
を有する白色結晶生成物1.26g(収率61%)を得
た。 同様にしてΔ5,7−コレスタジエノールベンゾエ
ートを工業的品質のコレステロールベンゾエート
をら90%純度で、67%収率で得た。 例 25−ヒドロキシ−7−デヒドロコレステロール
アセテートの製造 純度97%の25−ヒドロキシコレステロールアセ
テート4.44gおよびジブロム−ジメチルヒダント
イン3.56gを45mlのシクロヘキサンに溶解した混
合物を窒素雰囲気中で45分間にわたり還流した。
この反応混合物を冷却および過した後、溶媒を
生成液から減圧下25℃以下の温度で留去し、次
いで残留物を45mlのテトラヒドロフランに溶解し
た。この溶液に32.2mgの臭化テトラブチルアンモ
ニウムを添加し、この反応混合物を20℃で50分間
にわたり撹拌し、次いでモル当り1モルの結晶水
を含有する9.8gの凍結乾燥弗化テトラブチルア
ンモニウムを41mlのテトラヒドロフランに溶解し
た溶液を添加した。 反応混合物を20〜25℃で60分間にわたり撹拌
し、次いで2:3容量比のジクロルメタンおよび
ヘキサンの溶媒混合物70mlに溶解した。生成溶液
を50mlの水で3回洗浄した。有機相を蒸発乾固た
後、残留物を40mlの酢酸エチルに溶解した。−25
℃で3時間にわたり注意深く撹拌しながら所望生
成物を137〜139.5℃の融点を有する白色結晶物質
として晶出した。収率2.78g(63.5%)であつ
た。UV−スペクトルにより純度は98.3%であつ
た。 例 5,7−プレグナジエン−3,20−ジオン−ジ
エチレンケタール 4.02gのプロゲステロンジケタール、5.75mlの
ジクロルメタン、0.3mlのs−コリジンおよび65
mlのn−ヘキサンの混合物を撹拌しながら沸騰加
熱した。この混合物に1.61gのジブロムジメチル
ヒダントインを2.9mlのジクロルメタンに溶解し
た溶液を10分間にわたり添加し、この反応混合物
を更に2分間撹拌した。すみやかに25℃に冷却し
た後、反応混合物に23mlのジクロルメタンを添加
した。過後、溶媒を生成液から減圧下で留去
した。次いで、残留物を50mlのテトラヒドロフラ
ンに溶解した。 この溶液に40mgの臭化リチウムを添加し、しか
る後にこの反応混合物を20℃で75分間にわたり撹
拌した。 次いで、この反応混合物にモル当り1モルの結
晶水を有する凍結乾燥弗化テトラブチルアンモニ
ウム9.8gを40mlのテトラヒドロフランに溶解し
た溶液を添加した。反応混合物を20〜25℃で120
分間にわたり撹拌し、次いで50mlのジクロルメタ
ンに注いだ。生成溶液を50mlの水で2回洗浄し
た。有機相を蒸発乾固した後、残留物を10mlの沸
騰アセトンで処理した。所望の5,7−プレグナ
ジエン−3,20−ジオン−ジエチレンケタールを
薄黄色の結晶生成物として3.02gの収量で得た。
この生成物はUV−スペクトルにより純度が90%
で、収率は67.5%であつた。この生成物を9mlの
トルエンから再結晶して純粋(UV−スペクトル
により)にした(融点185〜187℃)。 例 5,7−コレスタジエン−3β,24R,25−トリ
オール−3−ベンゾエート,24−アセテート 3.2gのジブロムジメチルヒダントインを、
10.4gの5−コレステン−3β、Z24R,25−トリ
オール−3−ベンゾエート、24−アセテートを20
mlの塩化メチレンおよび85mlのシクロヘキサンに
溶解した溶液に添加した。反応混合物を0℃に冷
却した後、この混合物に28mlの0.5N NaOH溶液
を撹拌しながら添加した。相を分離後、有機相を
水で中性になるまで洗浄し、Na2SO4上で乾燥し
た。 溶媒を分離後、残留物を90mlの無水テトラヒド
ロフランに溶解した。この溶液に67mgの臭化テト
ラブチルアンモニウムを添加した後は、この混合
物を窒素雰囲気中において常温で1時間にわたり
撹拌した。この反応混合物に20gの凍結乾燥弗化
テトラブチルアンモニウムを85mlの乾燥テトラヒ
ドロフランに溶解した溶液を添加した。常温で1
時間撹拌した後、反応混合物を水/氷/エーテル
に注いだ。相を分離し、有機相を水で中性になる
まで洗浄した。回収した水相をエーテルで1回抽
出した。全有機相をNa2SO4上で乾燥した。溶媒
を蒸発した後、残留物を320gのシリカゲル上で
クロマトグラフイーし、0から5%に高めた塩化
メチレン−アセトン混合物で溶離した。 所望留分を合わせ、溶媒を蒸発した後、7.2g
の5,7−コレスタジエン−3β,24R,25−トリ
オール−3−ベンゾエート、24−アセテートを
76.5%純度で得た(収率53%)。
−デヒドロコレステロールアセテートの製造 96.2%含有量を有する2.14gの工業的品質のコ
レステロールアセテートおよび0.81gのジブロム
−ジメチルヒダントインを75mlの石油エーテル
(40〜60℃)に溶解した混合物を窒素雰囲気中で
1時間撹拌しながら還流した。反応混合物を冷却
および過した後、溶媒を生成液から減圧下25
℃以下の温度で留去し、次いで残留物を20mlのテ
トラヒドロフランに溶解した。この溶液に13mgの
臭化テトラブチルアンモニウムを添加し、この反
応混合物を20℃で50時間にわたり撹拌した。 次いで、25mlのテトラヒドロフランに溶解した
モル当り1モルの結晶水を含有する4.9gの凍結
乾燥弗化テトラブチルアンモニウムを添加した。
生成反応混合物を10〜25℃で60分間にわたり撹拌
し、次いで50mlの石油エーテル(40〜60℃)に溶
解した。生成溶液を50mlの水で3回洗浄した。有
機層を蒸発乾固後、残留物を150gのシリカゲル
上で溶離剤としてジクロルメタンを用いてクロマ
トグラフ分析した。主成分からなる留分を合わ
せ、蒸発乾固した。エタノールから1回再結晶し
て100%含有量(UV−吸収スペクトルおよび
NMRスペクトルにより)および128〜129℃融点
を有する白色結晶生成物1.26g(収率61%)を得
た。 同様にしてΔ5,7−コレスタジエノールベンゾエ
ートを工業的品質のコレステロールベンゾエート
をら90%純度で、67%収率で得た。 例 25−ヒドロキシ−7−デヒドロコレステロール
アセテートの製造 純度97%の25−ヒドロキシコレステロールアセ
テート4.44gおよびジブロム−ジメチルヒダント
イン3.56gを45mlのシクロヘキサンに溶解した混
合物を窒素雰囲気中で45分間にわたり還流した。
この反応混合物を冷却および過した後、溶媒を
生成液から減圧下25℃以下の温度で留去し、次
いで残留物を45mlのテトラヒドロフランに溶解し
た。この溶液に32.2mgの臭化テトラブチルアンモ
ニウムを添加し、この反応混合物を20℃で50分間
にわたり撹拌し、次いでモル当り1モルの結晶水
を含有する9.8gの凍結乾燥弗化テトラブチルア
ンモニウムを41mlのテトラヒドロフランに溶解し
た溶液を添加した。 反応混合物を20〜25℃で60分間にわたり撹拌
し、次いで2:3容量比のジクロルメタンおよび
ヘキサンの溶媒混合物70mlに溶解した。生成溶液
を50mlの水で3回洗浄した。有機相を蒸発乾固た
後、残留物を40mlの酢酸エチルに溶解した。−25
℃で3時間にわたり注意深く撹拌しながら所望生
成物を137〜139.5℃の融点を有する白色結晶物質
として晶出した。収率2.78g(63.5%)であつ
た。UV−スペクトルにより純度は98.3%であつ
た。 例 5,7−プレグナジエン−3,20−ジオン−ジ
エチレンケタール 4.02gのプロゲステロンジケタール、5.75mlの
ジクロルメタン、0.3mlのs−コリジンおよび65
mlのn−ヘキサンの混合物を撹拌しながら沸騰加
熱した。この混合物に1.61gのジブロムジメチル
ヒダントインを2.9mlのジクロルメタンに溶解し
た溶液を10分間にわたり添加し、この反応混合物
を更に2分間撹拌した。すみやかに25℃に冷却し
た後、反応混合物に23mlのジクロルメタンを添加
した。過後、溶媒を生成液から減圧下で留去
した。次いで、残留物を50mlのテトラヒドロフラ
ンに溶解した。 この溶液に40mgの臭化リチウムを添加し、しか
る後にこの反応混合物を20℃で75分間にわたり撹
拌した。 次いで、この反応混合物にモル当り1モルの結
晶水を有する凍結乾燥弗化テトラブチルアンモニ
ウム9.8gを40mlのテトラヒドロフランに溶解し
た溶液を添加した。反応混合物を20〜25℃で120
分間にわたり撹拌し、次いで50mlのジクロルメタ
ンに注いだ。生成溶液を50mlの水で2回洗浄し
た。有機相を蒸発乾固した後、残留物を10mlの沸
騰アセトンで処理した。所望の5,7−プレグナ
ジエン−3,20−ジオン−ジエチレンケタールを
薄黄色の結晶生成物として3.02gの収量で得た。
この生成物はUV−スペクトルにより純度が90%
で、収率は67.5%であつた。この生成物を9mlの
トルエンから再結晶して純粋(UV−スペクトル
により)にした(融点185〜187℃)。 例 5,7−コレスタジエン−3β,24R,25−トリ
オール−3−ベンゾエート,24−アセテート 3.2gのジブロムジメチルヒダントインを、
10.4gの5−コレステン−3β、Z24R,25−トリ
オール−3−ベンゾエート、24−アセテートを20
mlの塩化メチレンおよび85mlのシクロヘキサンに
溶解した溶液に添加した。反応混合物を0℃に冷
却した後、この混合物に28mlの0.5N NaOH溶液
を撹拌しながら添加した。相を分離後、有機相を
水で中性になるまで洗浄し、Na2SO4上で乾燥し
た。 溶媒を分離後、残留物を90mlの無水テトラヒド
ロフランに溶解した。この溶液に67mgの臭化テト
ラブチルアンモニウムを添加した後は、この混合
物を窒素雰囲気中において常温で1時間にわたり
撹拌した。この反応混合物に20gの凍結乾燥弗化
テトラブチルアンモニウムを85mlの乾燥テトラヒ
ドロフランに溶解した溶液を添加した。常温で1
時間撹拌した後、反応混合物を水/氷/エーテル
に注いだ。相を分離し、有機相を水で中性になる
まで洗浄した。回収した水相をエーテルで1回抽
出した。全有機相をNa2SO4上で乾燥した。溶媒
を蒸発した後、残留物を320gのシリカゲル上で
クロマトグラフイーし、0から5%に高めた塩化
メチレン−アセトン混合物で溶離した。 所望留分を合わせ、溶媒を蒸発した後、7.2g
の5,7−コレスタジエン−3β,24R,25−トリ
オール−3−ベンゾエート、24−アセテートを
76.5%純度で得た(収率53%)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式: (式中、Rは水素原子、C1〜C4アルカノール
で任意にエーテル化したまたはC1〜C4アルカン
カルボン酸で任意にエステル化したヒドロキシ
基、C1〜C4アルカノールで任意にケタル化した
C2〜C5アルカノイル基、または1または2個以
上の弗素原子で任意に置換した側鎖または非側鎖
の飽和または不飽和C1〜C10ヒドロカルビル基、
またはC1〜C4アルカノールで任意にエーテル化
したまたはC1〜C4アルカンカルボン酸で任意に
エステル化したヒドロキシ基を示し;およびR1,
R2およびR3は互いに同一かまたは異にする水素
原子またはC1〜C4アルカノールで任意にエーテ
ル化したまたはC1〜C4アルカンカルボン酸で任
意にエステル化したヒドロキシ基を示し、または
R1およびR2は共にC2〜C4アルキレンジオキシ基
を形成する)で表わされるΔ5,7−ステロイド、特
に7−デヒドロコレステロール化合物を、7−ブ
ロム−Δ5−ステロイドを有機溶媒中塩素の存在
で脱ヒドロ臭素化することによつて生成するΔ5,7
−ステロイドの製造方法において、弗化物を塩基
として用いることを特徴とするΔ5,7−ステロイド
の製造方法。 2 アルカリ金属弗化物、アルカリ土類金属弗化
物または1〜15個の炭素原子からなるヒドロカル
ビル基を有する弗化テトラ(ヒドロカルビル)ア
ンモニウムを塩基として用いる特許請求の範囲第
1項記載のΔ5,7−ステロイドの製造方法。 3 1〜6個の炭素原子からなるアルキル基を有
する弗化テトラアルキルアンモニウム、好ましく
は弗化テトラブチルアンモニウムを塩基として用
いる特許請求の範囲第2項記載のΔ5,7−ステロイ
ドの製造方法。 4 弗化物のグラム分子当り2グラム分子以下の
水からなる弗化物を塩基として用いる特許請求の
範囲第1,2または3項記載のΔ5,7−ステロイド
の製造方法。 5 弗化物のグラム分子当り2グラム分子以下の
水からなる凍結乾燥弗化テトラ(ヒドロカルビ
ル)アンモニウムを塩基として用いる特許請求の
範囲第2,3または4項記載のΔ5,7−ステロイド
の製造方法。 6 脱ヒドロ臭素化反応を中性溶媒において−10
〜120℃の範囲の反応温度で行う特許請求の範囲
第1〜5項のいずれか一つの項記載のΔ5,7−ステ
ロイドの製造方法。 7 脱ヒドロ臭素化反応をテトラヒドロフラン、
トルエン、ジメチルホルムアミド、アセトン、こ
れらのうちの2種類の溶媒の混合物およびこれら
のうちの1種類の溶媒と6〜8個の炭素原子を有
するアルカンとの混合物からなる群から選択する
溶媒中において行う特許請求の範囲第6項記載の
Δ5,7−ステロイドの製造方法。 8 脱ヒドロ臭素化反応を溶媒としてテトラヒド
ロフラン中で、またはテトラヒドロフランおよび
ヘキサンまたはヘプタンの混合物中で行う特許請
求の範囲第7項記載のΔ5,7−ステロイドの製造方
法。 9 脱ヒドロ臭素化反応を溶媒としてテトラヒド
ロフランおよびヘキサンまたはヘプタンの混合物
中20〜70℃、好ましくは約25℃の反応温度で行う
特許請求の範囲第8項記載のΔ5,7−ステロイドの
製造方法。 10 脱ヒドロ臭素化反応に用いる出発材料は純
粋7α−ブロム−Δ5−ステロイドまたはα−エピ
マーが少なくとも85%の割合で存在する7α−お
よび7β−ブロム−Δ5−ステロイドの混合物とす
る特許請求の範囲第1〜9項のいずれか一つの項
記載のΔ5,7−ステロイドの製造方法。 11 脱ヒドロ臭素化反応に用いる出発材料は、
α−エピマーが少なくとも85%の割合で含有する
混合物の状態で存在するまで少量の臭化物の存在
下で予じめ平衡させた7α−および7β−ブロム−
Δ5−ステロイドの混合物とした特許請求の範囲
第10項記載のΔ5,7−ステロイドの製造方法。 12 前記平衡は、エピマーの混合物を中性溶媒
中で該混合物に対して0.1〜5モル%、好ましく
は約1モル%の臭化物の存在で約0〜30℃の範囲
の温度で少なくとも30分間行う特許請求の範囲第
11項記載のΔ5,7−ステロイドの製造方法。 13 前記平衡は、エピマーの混合物を少量のア
ルカリ金属臭化物、アルカリ土類金属臭化物また
は臭化アンモニウム、好ましくは臭化テトラアル
キル アンモニウムの存在下でテトラヒドロフラ
ン、トルエン、ジメチルホルムアミド、アセト
ン、これらのうちの2種類の溶媒の混合物および
これらのうちの1種類の溶媒と6−8個の炭素原
子を有するアルカンとの混合物からなる群から選
択する溶媒中において約0〜30℃の範囲の温度で
放置して行う特許請求の範囲第12項記載のΔ5,7
−ステロイドの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL8200128 | 1982-01-14 | ||
| NL8200128 | 1982-01-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58124800A JPS58124800A (ja) | 1983-07-25 |
| JPH037678B2 true JPH037678B2 (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=19839079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58004066A Granted JPS58124800A (ja) | 1982-01-14 | 1983-01-13 | Δ↑5‖↑7−ステロイドの製造方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4464298A (ja) |
| EP (1) | EP0084199B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58124800A (ja) |
| AT (1) | ATE26840T1 (ja) |
| CA (1) | CA1192184A (ja) |
| DE (1) | DE3276168D1 (ja) |
| DK (1) | DK165410C (ja) |
| ES (1) | ES8400753A1 (ja) |
| IL (1) | IL67658A0 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1241947A (en) * | 1985-05-31 | 1988-09-13 | Pierre R. Proulx | Conjugated polyene sterol derivatives as membrane probes |
| US5112998A (en) * | 1987-03-30 | 1992-05-12 | Kuraray Co., Ltd. | Pregnane derivatives and processes for production thereof |
| WO1990000560A1 (en) * | 1988-07-05 | 1990-01-25 | Kuraray Co., Ltd. | Steroid compounds |
| KR20010043558A (ko) * | 1998-05-13 | 2001-05-25 | 한센 핀 베네드, 안네 제헤르, 웨이콥 마리안느 | 감수분열 조절 화합물 |
| CN101486748B (zh) * | 2008-01-15 | 2011-11-02 | 浙江新和成股份有限公司 | 一种5,7-双烯胆固醇酯的制备方法 |
| WO2013078575A1 (zh) * | 2011-12-02 | 2013-06-06 | 台州市海盛化工有限公司 | 5,7-孕甾二烯-3,20-二酮-二乙二缩酮新的制备方法 |
| CN104237417B (zh) * | 2014-09-30 | 2017-06-23 | 华润紫竹药业有限公司 | 一种地屈孕酮中间体的分析方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3032562A (en) * | 1961-02-08 | 1962-05-01 | Nopco Chem Co | Process for the recovery of 7-dehydrosterols |
| JPS51122053A (en) * | 1975-04-14 | 1976-10-25 | Teijin Ltd | A process for preparing 3beta - hydroxycholesta-5,7-diene |
| JPS51122055A (en) * | 1975-04-14 | 1976-10-25 | Teijin Ltd | A process for isolating 7- dehydtocholesterol |
| JPS51122054A (en) * | 1975-04-14 | 1976-10-25 | Teijin Ltd | A method for preparing 7- dehydrocholesterol |
| US4026882A (en) * | 1976-03-08 | 1977-05-31 | Hoffmann-La Roche Inc. | Syntheses of 3,24R,25- and 3,24S,25-trihydroxy-5,7-cholestadiene 24,25-ketals and alkanoyl derivatives thereof |
| US4116985A (en) * | 1976-07-26 | 1978-09-26 | The Upjohn Company | Novel method for preparing cholesta-5,7-diene 3β,25-diol and derivatives thereof |
-
1982
- 1982-12-30 EP EP82201676A patent/EP0084199B1/en not_active Expired
- 1982-12-30 AT AT82201676T patent/ATE26840T1/de not_active IP Right Cessation
- 1982-12-30 DE DE8282201676T patent/DE3276168D1/de not_active Expired
-
1983
- 1983-01-11 DK DK009083A patent/DK165410C/da not_active IP Right Cessation
- 1983-01-11 CA CA000419223A patent/CA1192184A/en not_active Expired
- 1983-01-11 IL IL67658A patent/IL67658A0/xx not_active IP Right Cessation
- 1983-01-11 US US06/457,191 patent/US4464298A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-01-12 ES ES518921A patent/ES8400753A1/es not_active Expired
- 1983-01-13 JP JP58004066A patent/JPS58124800A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ES518921A0 (es) | 1983-11-01 |
| JPS58124800A (ja) | 1983-07-25 |
| US4464298A (en) | 1984-08-07 |
| EP0084199B1 (en) | 1987-04-29 |
| CA1192184A (en) | 1985-08-20 |
| EP0084199A1 (en) | 1983-07-27 |
| DK165410B (da) | 1992-11-23 |
| ES8400753A1 (es) | 1983-11-01 |
| DK165410C (da) | 1993-04-13 |
| DE3276168D1 (en) | 1987-06-04 |
| DK9083D0 (da) | 1983-01-11 |
| ATE26840T1 (de) | 1987-05-15 |
| DK9083A (da) | 1983-07-15 |
| IL67658A0 (en) | 1983-05-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2406847C (en) | Regioselective and stereoselective oxidation of fused ring systems useful for the preparation of aminosterols | |
| JPS59501746A (ja) | ヒドロキシビタミンd↓2化合物の調整法 | |
| WO1998024800A2 (en) | Stereoselective synthesis of 24-hydroxylated compounds useful for the preparation of aminosterols, vitamin d analogs, and other compounds | |
| AU2001253427A1 (en) | A process for the preparation of 7.alpha.-hydroxy 3-aminosubstituted sterols using intermediates with an unprotected 7.alpha.-hydroxy group | |
| JPH037678B2 (ja) | ||
| EP0056000B1 (fr) | Dérivés 17/(alkoxycarbonyle) (formamido) méthylène/stéroides et leur préparation | |
| JP5430603B2 (ja) | ググルステロン及びググルステロールの製造方法 | |
| JPH06508347A (ja) | カルシトリオールならびにその誘導体を製造するための原料化合物、これらの原料化合物の製造方法ならびにこの方法のための中間体 | |
| Marwah et al. | Steroidal allylic fluorination using diethylaminosulfur trifluoride: A convenient method for the synthesis of 3β-acetoxy-7α-and 7β-fluoroandrost-5-en-17-one | |
| SK292090A3 (en) | Process for the preparation of vitamin d derivatives and aldehyde useble as an intermediate | |
| JPS5823660A (ja) | 1α―ヒドロキシビタミンDまたは1α―ヒドロキシ―プレビタミンD化合物の製造方法 | |
| FR2489335A1 (ja) | ||
| EP0520879A2 (fr) | Nouveaux stéroides 16-méthyl substitués dérivés de la pregna 1,4-diène 3,20-dione, leur préparation, leur application à la préparation de steroides 16-méthylène et nouveaux intermédiaires | |
| US4145346A (en) | Preparation of 3β-hydroxy-27-norcholest-5-ene-25-one and intermediates thereof | |
| US5391777A (en) | Isolation of steroids containing a 5,7-diene functionality from a sterol mixture | |
| WO1993021204A1 (en) | Method for preparing cholesta-5,7-diene-3-beta,25-diol and analogs thereof | |
| JP2953665B2 (ja) | ステロイド誘導体の製造方法 | |
| JP2750170B2 (ja) | ステロイド誘導体の製造法 | |
| US3275665A (en) | Process for the preparation of delta9(11)-steroid compounds | |
| Scherlitz‐Hofmann et al. | Synthesis of 22‐Cupriosteroids, a New Route to Steroids Possessing Oxygenated Side Chains | |
| JPS5846505B2 (ja) | 1χ、24−ジヒドロキシコレカルシフエロ−ルの製法 | |
| Njar et al. | Syntheses of [15. alpha.-2H]-,[15. beta.-2H]-, and [15-2H2] progesterone | |
| RU2309159C2 (ru) | Способ получения 4,17 (20)-z-прегнадиен-3,16-диона, способы получения соединений | |
| US20080114180A1 (en) | Process for the Preparation of 21-Hydroxy Steroids with Control of the Epimeric Distribution at the C-21 Position | |
| BE557190A (ja) |