JPH039018B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039018B2 JPH039018B2 JP59131660A JP13166084A JPH039018B2 JP H039018 B2 JPH039018 B2 JP H039018B2 JP 59131660 A JP59131660 A JP 59131660A JP 13166084 A JP13166084 A JP 13166084A JP H039018 B2 JPH039018 B2 JP H039018B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupling agent
- silane coupling
- methacrylic acid
- glass
- modified polyolefin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closing Of Containers (AREA)
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明はガラス容器をヒートシールにより密
封する方法に関する。 〔従来の技術〕 従来、液状食品(たとえば、清涼飲料、酒類
等)、ペースト状食品(たとえば、ジヤム、ケチ
ヤツプ、マヨネーズ等)あるいは粉状食品(たと
えば調味料等)をガラス容器に充填し、その口部
を熱可塑性樹脂フイルムでヒートシールにより密
封する方法が知られているが、この密封フイルム
の接着強度が経時的に低下するという問題があつ
た。この接着強度の低下は特に高温、高湿下に著
るしく、これはガラス表面が親水性であることに
起因するものと考えられる。 そのため、シランカツプリング剤を助剤として
用いることも提案されているが、シランカツプリ
ング剤自体に耐水性に問題があり、カツプリング
剤の選定のみでは充分な接着強度を得ることはで
きなかつた。 〔発明が解決しようとする課題〕 この発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
つて、十分な接着強度が得られるとともに、高温
高湿下でも強度低下が少ないガラス容器の密封方
法を提供することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 すなわち、この発明はシランカツプリング剤を
コーテイングしたガラス容器の口部に、熱可塑性
樹脂を少なくとも接着面に施したフイルム状蓋材
を以つてヒートシールするガラス容器の密封方法
において、該熱可塑性樹脂としてアイオノマー又
はメタアクリル酸変成ポリオレフインを用い、シ
ランカツプリング剤として、アミノエチルアミノ
メチルフエネチルトリメトキシシランと、ビニル
トリエトキシシランまたはビニルトリメトキシシ
ランのいずれかとの混合物を用いたことを特徴と
する方法を提供するものである。 この発明で蓋材として用いられるメタアクリル
酸変性ポリオレフインとしては特に制限はない
が、メタアクリル酸を5〜20重量%含むものが好
ましい。又、アイオノマーについても公知のもの
を適宜用い得るが、メタアクリル酸変性ポリオレ
フインの金属架橋物が特に好ましい。これらメタ
アクリル酸変性ポリオレフインおよびアイオノマ
ーは単独又は混合して用いてもよい。 このメタアクリル酸変性ポリオレフイン又はア
イオノマーは、これらのみで蓋材全体を構成する
ようにしてもよいが、他のプラスチツクフイル
ム、不織布、金属箔等との積層フイルムとして用
いてもよい。この積層フイルムとして用いる場合
はこれらメタアクリル酸変性ポリオレフイン又は
アイオノマーは積層フイルムの最下層(接着面)
に施されることになる。 この発明でシランカツプリング剤として用いら
れる。アミノエチルアミノメチルフエネチルトリ
メトキシシランと、ビニルトリエトキシシランま
たはビニルトリメトキシシランのいずれかとの混
合物の配合比は、アミノエチルアミノメチルフエ
ネチルトリメトキシシランを5〜95重量%、特に
25〜75重量%とすることが望ましい。このシラン
カツプリング剤はガラス容器口部に塗布したの
ち、たとえば100〜200℃、10分程度加熱し、ガラ
スと反応させることが好ましい。 このシランカツプリング剤を施したガラス容器
口部への蓋材のヒートシールは通常温度200〜250
℃、1〜3秒の条件下でおこなわれる。 〔発明の効果〕 本発明の方法によれば、各種の液状食品、ペー
スト状食品、粉状食品、その他医薬品、工業薬品
等をガラス容器内に密封させ、これを密封状態で
長期間保存することが可能となる。また、食品を
熱間充填(温度60〜95℃)し、その際、内容物か
ら蒸気が発生し、接着面を多少汚染し、水の被覆
が形成されるようなことがあつても、良好なヒー
トシール性および強度を保持することができる。 〔実施例〕 実施例 1 ソーダガラス(S1214、商品名、松浪硝子工業
(株)製)からなる被接着面に、シランカツプリング
剤としてアミノエチルアミノメチルフエネチルト
リメトキシシラン(X12−5202、商品名、信越化
学(株)製)とビニルトリエトキシシラン
(KBE1003、商品名、信越化学(株)製)とからなる
ものの5%エチルアルコール溶液を塗布し、つい
で110℃で10分、加熱してガラス面と反応させた
のち、蓋材としてAl50μm厚/メタアクリル酸変
性ポリエチレン(ニユークレル714、商標、三井
ポリケミカル(株)製)50μm厚の積層フイルム又は
Al50μm厚/アイオノマー(ハイミラン1702、商
標、三井ポリケミカル(株)製)50μm厚の積層フイ
ルムを用い、ヒートシール条件、250℃、3Kg/
cm2、3秒で、上記ガラス面へのヒートシールをお
こなつた。 なお、比較のため、上記ソーダガラスにシラン
カツプリング剤を全く施さないで、上記蓋材を直
接、上記ガラス面に接着させた場合およびシラン
カツプリング剤を変えた場合について、上記と同
一のヒートシール条件で上記ガラス面への接着を
おこなつた。 その結果を下記表1に示す。
封する方法に関する。 〔従来の技術〕 従来、液状食品(たとえば、清涼飲料、酒類
等)、ペースト状食品(たとえば、ジヤム、ケチ
ヤツプ、マヨネーズ等)あるいは粉状食品(たと
えば調味料等)をガラス容器に充填し、その口部
を熱可塑性樹脂フイルムでヒートシールにより密
封する方法が知られているが、この密封フイルム
の接着強度が経時的に低下するという問題があつ
た。この接着強度の低下は特に高温、高湿下に著
るしく、これはガラス表面が親水性であることに
起因するものと考えられる。 そのため、シランカツプリング剤を助剤として
用いることも提案されているが、シランカツプリ
ング剤自体に耐水性に問題があり、カツプリング
剤の選定のみでは充分な接着強度を得ることはで
きなかつた。 〔発明が解決しようとする課題〕 この発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
つて、十分な接着強度が得られるとともに、高温
高湿下でも強度低下が少ないガラス容器の密封方
法を提供することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 すなわち、この発明はシランカツプリング剤を
コーテイングしたガラス容器の口部に、熱可塑性
樹脂を少なくとも接着面に施したフイルム状蓋材
を以つてヒートシールするガラス容器の密封方法
において、該熱可塑性樹脂としてアイオノマー又
はメタアクリル酸変成ポリオレフインを用い、シ
ランカツプリング剤として、アミノエチルアミノ
メチルフエネチルトリメトキシシランと、ビニル
トリエトキシシランまたはビニルトリメトキシシ
ランのいずれかとの混合物を用いたことを特徴と
する方法を提供するものである。 この発明で蓋材として用いられるメタアクリル
酸変性ポリオレフインとしては特に制限はない
が、メタアクリル酸を5〜20重量%含むものが好
ましい。又、アイオノマーについても公知のもの
を適宜用い得るが、メタアクリル酸変性ポリオレ
フインの金属架橋物が特に好ましい。これらメタ
アクリル酸変性ポリオレフインおよびアイオノマ
ーは単独又は混合して用いてもよい。 このメタアクリル酸変性ポリオレフイン又はア
イオノマーは、これらのみで蓋材全体を構成する
ようにしてもよいが、他のプラスチツクフイル
ム、不織布、金属箔等との積層フイルムとして用
いてもよい。この積層フイルムとして用いる場合
はこれらメタアクリル酸変性ポリオレフイン又は
アイオノマーは積層フイルムの最下層(接着面)
に施されることになる。 この発明でシランカツプリング剤として用いら
れる。アミノエチルアミノメチルフエネチルトリ
メトキシシランと、ビニルトリエトキシシランま
たはビニルトリメトキシシランのいずれかとの混
合物の配合比は、アミノエチルアミノメチルフエ
ネチルトリメトキシシランを5〜95重量%、特に
25〜75重量%とすることが望ましい。このシラン
カツプリング剤はガラス容器口部に塗布したの
ち、たとえば100〜200℃、10分程度加熱し、ガラ
スと反応させることが好ましい。 このシランカツプリング剤を施したガラス容器
口部への蓋材のヒートシールは通常温度200〜250
℃、1〜3秒の条件下でおこなわれる。 〔発明の効果〕 本発明の方法によれば、各種の液状食品、ペー
スト状食品、粉状食品、その他医薬品、工業薬品
等をガラス容器内に密封させ、これを密封状態で
長期間保存することが可能となる。また、食品を
熱間充填(温度60〜95℃)し、その際、内容物か
ら蒸気が発生し、接着面を多少汚染し、水の被覆
が形成されるようなことがあつても、良好なヒー
トシール性および強度を保持することができる。 〔実施例〕 実施例 1 ソーダガラス(S1214、商品名、松浪硝子工業
(株)製)からなる被接着面に、シランカツプリング
剤としてアミノエチルアミノメチルフエネチルト
リメトキシシラン(X12−5202、商品名、信越化
学(株)製)とビニルトリエトキシシラン
(KBE1003、商品名、信越化学(株)製)とからなる
ものの5%エチルアルコール溶液を塗布し、つい
で110℃で10分、加熱してガラス面と反応させた
のち、蓋材としてAl50μm厚/メタアクリル酸変
性ポリエチレン(ニユークレル714、商標、三井
ポリケミカル(株)製)50μm厚の積層フイルム又は
Al50μm厚/アイオノマー(ハイミラン1702、商
標、三井ポリケミカル(株)製)50μm厚の積層フイ
ルムを用い、ヒートシール条件、250℃、3Kg/
cm2、3秒で、上記ガラス面へのヒートシールをお
こなつた。 なお、比較のため、上記ソーダガラスにシラン
カツプリング剤を全く施さないで、上記蓋材を直
接、上記ガラス面に接着させた場合およびシラン
カツプリング剤を変えた場合について、上記と同
一のヒートシール条件で上記ガラス面への接着を
おこなつた。 その結果を下記表1に示す。
【表】
なお、上記実施例1において、シランカツプリ
ング剤としてビニルトリエトキシシランの代りに
ビニルトリメトキシシランを用いた以外は同一の
条件下でヒートシールをおこなつた結果、実施例
1と同様のシール強度が得られた。 実施例 2 実施例1において、シランカツプリング剤中の
アミノエチルアミノメチルフエネチルトリメトキ
シシランとビニルトリエトキシシランとの配合比
を下記表の如く変化させた以外は実施例1と同
一条件下でヒートシールをおこなつた。その結果
得られたシール強度を下記表に示す。
ング剤としてビニルトリエトキシシランの代りに
ビニルトリメトキシシランを用いた以外は同一の
条件下でヒートシールをおこなつた結果、実施例
1と同様のシール強度が得られた。 実施例 2 実施例1において、シランカツプリング剤中の
アミノエチルアミノメチルフエネチルトリメトキ
シシランとビニルトリエトキシシランとの配合比
を下記表の如く変化させた以外は実施例1と同
一条件下でヒートシールをおこなつた。その結果
得られたシール強度を下記表に示す。
【表】
(注) *、**……表と同じ
この表からアミノエチルアミノメチルフエネ
チルトリメトキシシランとビニルトリエトキシシ
ランとの配合比は95:5〜5:95の範囲が好まし
いことが理解されよう。
この表からアミノエチルアミノメチルフエネ
チルトリメトキシシランとビニルトリエトキシシ
ランとの配合比は95:5〜5:95の範囲が好まし
いことが理解されよう。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シランカツプリング剤を塗布したガラス容器
の口部に、熱可塑性樹脂を少なくとも接着面に施
したフイルム状蓋材を以てヒートシールするガラ
ス容器の密封方法において、該熱可塑性樹脂とし
てアイオノマー又はメタアクリル酸変性ポリオレ
フインを用い、シランカツプリング剤として、ア
ミノエチルアミノメチルフエネチルトリメトキシ
シランと、ビニルトリエトキシシランまたはビニ
ルトリメトキシシランのいずれかとの混合物を用
いたことを特徴とするガラス容器の密封方法。 2 メタアクリル酸変性ポリオレフインがメタク
リル酸を5〜20重量%含むものである特許請求の
範囲第1項記載の方法。 3 アイオノマーがメタアクリル酸変性ポリオレ
フインの金属架橋物である特許請求の範囲第1項
記載の方法。 4 シランカツプリング剤はガラス口部に塗布
後、ガラス面と加熱反応させることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 アミノエチルアミノメチルフエネチルトリメ
トキシシランをシランカツプリング剤全体中に5
〜95重量%含ませたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59131660A JPS6111368A (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | ガラス容器の密封方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59131660A JPS6111368A (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | ガラス容器の密封方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6111368A JPS6111368A (ja) | 1986-01-18 |
| JPH039018B2 true JPH039018B2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=15063245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59131660A Granted JPS6111368A (ja) | 1984-06-26 | 1984-06-26 | ガラス容器の密封方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6111368A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4876486B2 (ja) * | 2005-08-26 | 2012-02-15 | 大日本印刷株式会社 | 箱型容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59103862A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-15 | 東洋アルミニウム株式会社 | 密封包装体用材料 |
-
1984
- 1984-06-26 JP JP59131660A patent/JPS6111368A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6111368A (ja) | 1986-01-18 |
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