JPH04102105U - 前照灯の照射角度調整装置 - Google Patents

前照灯の照射角度調整装置

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JPH04102105U
JPH04102105U JP1198091U JP1198091U JPH04102105U JP H04102105 U JPH04102105 U JP H04102105U JP 1198091 U JP1198091 U JP 1198091U JP 1198091 U JP1198091 U JP 1198091U JP H04102105 U JPH04102105 U JP H04102105U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前照灯の照射角度調整装置の小型化を可能に
する。 【構成】 傾動部材である反射鏡9に連結された調整軸
42を軸方向に移動させる出力ギヤ46にモータ26の
回転を伝達するギヤ伝達機構中の一のギヤであるウォー
ムホィール29と検出ギヤ63とを同軸にかつ各別に回
転自在に配置する。ウォームホィール29と検出ギヤ6
3との間に固定的に配置された支持体71に3つのカウ
ンターギヤ72をこれらのピッチ円に内接する円と外接
する円とが上記ギヤ29、63の軸を中心とする同心円
となるように配置し、ウォームホィール29の小ギヤ2
9bを3つのカウンターギヤ72の大ギヤ72bと外接
噛合させ、検出ギヤ63の内歯ギヤ69をカウンターギ
ヤ72の小ギヤ72cと内接噛合させる。カウンターギ
ヤ72群をウォームホィール29、検出ギヤ63と同軸
に配置できるため、検出ギヤ63の外側にカウンターギ
ヤ72を配置する必要がなく、小型化できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は新規な前照灯の照射角度調整装置に関する。詳しくは、前照灯の照射 角度調整装置の小型化を可能にする。
【0002】
【従来の技術】
車輌用前照灯、例えば、自動車用前照灯は、一般に、その照射角度を調整し得 るようにされており、照射角度を規定する部材、例えば、前照灯ユニットや反射 鏡等を車体やランプボディ等の支持部材に傾動可能に支持すると共に該傾動部材 を傾動させて照射角度を調整するための照射角度調整装置を備えている。
【0003】 そして、照射角度の調整には、所謂初期エイミング調整、即ち、当該前照灯を 車体に組み付けた後使用前に又は定期あるいは不定期の検査時等に行なわれる調 整とレベリング調整、即ち、人や積載物等によって車体に加えられる荷重の変化 により生ずる上下方向での照射角度の狂いをその都度修正するための調整があり 、このうち前者の初期エイミング調整は、通常、手動操作による調整機構によっ て行なうようにされ、後者のレベリング調整は遠隔操作により駆動される駆動部 によって行なうようにされている。
【0004】 また、上記レベリング用の調整装置には従来から各種のものがあるが、傾動部 材と連結された出力部とモータ等から成る駆動部とから成り、駆動部には遠隔操 作部からの指令によって上記モータの回転方向及び回転量を制御する制御部が備 えられているものが多い。
【0005】 図8はそのようなレベリング用の調整装置の一例aを示すもので、実開平2− 13838号公報に示されたものである。
【0006】 bはケースであり、前後2つ割りにされたケース体c、dが互いに結合されて 成る。
【0007】 eはナット体fとウォームホィールgとが一体に形成されて成る出力ギヤであ る。
【0008】 hは調整軸支持体であり、ケースbに前後方向に移動自在に、かつ、回転不能 に支持され、その外周面に螺条iが形成され、該螺条iが上記出力ギヤeのナッ ト体fに螺合されており、また、この調整軸支持体hに調整軸jが回転自在に支 持されている。
【0009】 kはケースb内に支持された直流モータであり、該モータkの回転が出力ギヤ eのウォームホィールgに伝達され、出力ギヤeが回転することによって調整軸 支持体h及び調整軸jが前後方向に移動せしめられる。そして、調整軸jの先端 部に連結された傾動部材が移動せしめられる。
【0010】 lは制御部であり、検出ギヤmとプリント基板nに設けられたプリント接点部 (図示しない)とから成り、検出ギヤmはシャフトoでプリント基板nに回転自 在に支持され、プリント基板nがケースb内に固定されることによって、出力ギ ヤeと同軸に回転自在に配置される。
【0011】 pはカウンターギヤであり、大小のギヤ部を備え、前後のケース体c、dに両 端を各別に支持されたシャフトqに支持され、その大ギヤが出力ギヤeに設けら れた小ギヤrと噛合され、カウンターギヤpの小ギヤが検出ギヤmと噛合されて いる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の前照灯の照射角度調整装置aにあっては、ウォームホィールg の回転を検出ギヤmに伝達するカウンターギヤpが同軸に配置されたウォームホ ィールg及び検出ギヤmの外側にその軸を有するものであるため、ケースb内に カウンターギヤpを配置するための空間が必要であり、これが前照灯の照射角度 調整装置の小型化の障害になっている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案前照灯の照射角度調整装置は、上記した課題を解決するために、同軸に かつ各別に回転自在に配置されたギヤ伝達機構中の一のギヤと検出ギヤとの間に 複数のカウンターギヤをそれらのピッチ円に内接する円と外接する円とが上記一 のギヤ及び検出ギヤの軸を中心とする同心円となるように配置し、上記一のギヤ にそのピッチ円が上記複数のカウンターギヤのピッチ円と外接する小ギヤを設け て該小ギヤと上記カウンターギヤとを噛合させ、上記検出ギヤにそのピッチ円が 上記複数のカウンターギヤのピッチ円と内接する内歯ギヤを設けて該内歯ギヤと 上記カウンターギヤとを噛合させたものである。
【0014】
【作用】
従って、本考案前照灯の照射角度調整装置にあっては、カウンターギヤ群をギ ヤ伝達機構中の一のギヤ及び検出ギヤと同軸に配置することができるため、検出 ギヤの外側にカウンターギヤを配置する必要がなく、前照灯の照射角度調整装置 を小型にすることができる。
【0015】
【実施例】
以下に、本考案前照灯の照射角度調整装置の詳細を図示した実施例に従って説 明する。
【0016】 先ず、本考案前照灯の照射角度調整装置を使用した前照灯装置1についてその 概略を説明する。
【0017】 この前照灯装置1はいわゆる反射鏡可動タイプと称されるタイプのものであり 、反射鏡を傾動させることによって照射軸を傾動させるようにしたものである。
【0018】 2は合成樹脂製のランプボディであり、前方に向って開口した凹部3を有して いる。ランプボディ2の前面開口縁には前方に向って開口した据付溝4が形成さ れており、また、後部中央部には挿通孔5が形成されている。
【0019】 6は後述するレベリング駆動部を配置するための配置凹部であり、正面から見 てランプボディ2の右端部の上部略4分の1を除いた部分を後方へ向って突出さ せるようにして形成されており、該配置凹部6の下端寄りの位置に挿通孔が形成 され該挿通孔の縁から前方及び後方へと突出した筒部7が一体に形成されている 。
【0020】 8は透明なガラス又は合成樹脂で形成されたレンズであり、その後端部がラン プボディ2の前記据付溝4内に嵌合、かつ、接着されている。
【0021】 9は上記ランプボディ2とレンズ8とによって画成された空間内にランプボデ ィ2に対して傾動可能に配置された反射鏡であり、その後部中央には電球10が 着脱可能に取着されている。
【0022】 11はランプボディ2の凹部3内の右側上部に前方へ向けて突出するように植 設された支点軸であり、該支点軸11の前端には球状部11aが一体に形成され ている。
【0023】 12は反射鏡9の後面の右側上部に支持された球受体であり、合成樹脂で形成 されており、後面に開口した球状の受凹部12aが形成されている。
【0024】 しかして、上記支点軸11の球状部11aを球受体12の受凹部12a内に嵌 合する。これによって、自在継ぎ手状の支点部13が形成される。
【0025】 14は調整軸であり、螺軸部15の後端にクラウンギヤ16が一体的に形成さ れて成り、その後端寄りの部分がランプボディ2の左側上部に回転自在に支持さ れている。
【0026】 17は反射鏡9の後端部の左側上部にある程度の範囲で傾動可能に支持された ナット体であり、該ナット体17に上記調整軸14の螺軸部15が螺合されてい る。
【0027】 18はランプボディ2の後面部に回転自在に支持された操作軸であり、その下 端部に固定されたピニオンギヤ19が上記クラウンギヤ16と噛合されている。 20は操作軸18の上端に形成された頭部である。このようにして、第1の間隔 調整部21が形成される。
【0028】 しかして、適当な工具、例えば、ドライバー22を使用しその先端を頭部20 に係合して操作軸18を回転させると、その回転がピニオンギヤ19、クラウン ギヤ16を介して調整軸14に伝達される。調整軸14が回転すると、その回転 の方向に応じて螺軸部15がナット体17に捩じ込み、又は捩じ戻されて、ナッ ト体17が相対的に螺軸部15に沿って前後方向へ移動され、これによって、反 射鏡9のナット体17を支持した部分とランプボディ2の後面壁との間の間隔が 変化されることになる。
【0029】 23はレベリング駆動部であり、ランプボディ2の上記配置凹部6内に配置固 定される。
【0030】 24はレベリング駆動部23のケースであり、前後2つ割りにされた前ケース 体25aと後ケース体25bとが結合されて成り、縦長の箱形に形成されている 。
【0031】 26はケース24内のうちその上方部にその軸方向が左右に延びる向きで固定 された直流モータであり、その回転軸26aにはピニオンギヤ27が固定されて いる。
【0032】 28は直流モータ26の直ぐ下側の位置でケース24に回転自在に支持された ギヤ体であり、その一端にスパーギヤ28aが、また、中央部にウォーム28b が、それぞれ一体に形成されており、スパーギヤ28aが上記ピニオンギヤ27 と噛合されている。
【0033】 29はケース24内の略中央部にその軸方向が前後方向に延びる向きで回転自 在に支持されたウォームホィールであり、上記ウォーム28bと噛合されている 。
【0034】 ウォームホィール29の前面の中心部には前方へ突出した短い円柱状の被支持 部29aが一体に形成され、また、ウォームホィール29の後面の中心部には小 ギヤ29bが一体に形成されている。
【0035】 30は前ケース体25aの略中央部の内面に形成された円筒状の支持部であり 、上記ウォームホィール29の被支持部29aが回転自在に内嵌され、これによ って、ウォームホィール29がケース24に回転自在に支持される。
【0036】 31は支持体であり、円筒状をした主部32と該主部32の略中央部から外方 へ突出したフランジ部33とが合成樹脂で一体に形成されており、主部32のフ ランジ部33から後側の部分の外周面には螺条34が形成されている。そして、 フランジ部33の外周面には周方向に適当に離間して2つの回り止め突起33a 、33aが突設されている。
【0037】 前ケース体25aの下端部には前方へ突出した円筒部35が形成されており、 後ケース体25bの下端部で上記円筒部35に対応した箇所にも後方へ突出した 円筒部36が形成されている。
【0038】 円筒部35の前端を閉塞している前面板37の中心部には円形の挿通孔37a が形成されており、該挿通孔37aの径は上記支持体31の主部32のフランジ 部33から前の部分32a(以下、「挿通部」と言う。)の外径より僅かに大き くされている。
【0039】 前ケース体25aの内面に上記円筒部35の後端に連続するように円筒状の支 持壁38が突設されており、該支持壁38の後端面38aは中突の曲面とされて いる。
【0040】 そして、上記円筒部35の内面及び支持壁38の内面には両者に連続して前後 方向に延びると共に支持壁38の後端に達する摺動溝39、39が形成されてい る。
【0041】 そして、上記支持体31の挿通部32aは前ケース体25aの円筒部35の前 面板37に形成された挿通孔37aに挿通され、かつ、支持体31の回り止め突 起33a、33aが前ケース体25aの摺動溝39、39に摺動自在に係合され 、これによって支持体31は前ケース体25aに対して前後方向へ摺動自在であ るが回転は不能に支持される。
【0042】 後ケース体25bの内面のうち上記円筒部36の前端に連続するように円筒状 の支持壁40が突設されており、該支持壁40の前端面40aは中突の曲面とさ れている。
【0043】 そして、円筒部36と支持壁40との連続部より稍前側の位置に円筒部36と 支持壁40との連続体を前後に分ける隔壁41が形成され、該隔壁41の中心部 に挿通孔41aが形成されている。
【0044】 42は調整軸であり、全体が3分されており、中間の円柱部42aと前部の螺 軸部42bと後部の角柱部42cとが一体に形成され、円柱部42aの後端に突 出量の小さなフランジ43が一体に突設され、円柱部42aの前端に環状の係着 溝44が形成されている。
【0045】 そして、調整軸42は上記支持体31の主部32に後方から挿通され、その円 柱部42aが支持体31の主部32に回転可能に支持される。そして、調整軸4 2のフランジ43が支持体31の主部32の後端面に当接したところで、係着溝 44が支持体31の主部32の前端面に接するように位置し、該係着溝44に止 めワッシャ45が係着されて、調整軸42の支持体31からの抜け止めが為され る。
【0046】 46は出力ギヤであり、円筒状をしたナット部47と該ナット部47の前端寄 りの位置に突設された円板部48とが合成樹脂により一体に形成され、ナット部 47の内周面には螺溝47aが、また、円板部48の外周面にはギヤ歯48a、 48a、・・・がそれぞれ形成されており、そして、ナット部47は上記支持体 31の主部32のフランジ部33より後側の部分に外嵌状に位置し、その螺溝4 7aが支持体31の螺条34と螺合され、また、ギヤ歯48a、48a、・・・ は上記ウォームホィール29と噛合されている。そして、調整軸42の角柱部4 2cは隔壁41の挿通孔41aを挿通されその大部分が上記円筒部36内に位置 されている。
【0047】 更に、前ケース体25aの支持壁38の後端部38aは出力ギヤ46の円板部 48の前面に軽く接触ないしは近接して位置し、また、後ケース体25bの支持 壁40の前端面40aは出力ギヤ46の円板部48の後面に軽く接触ないしは近 接して位置し、これによって、出力ギヤ46のケース24内における前後方向の 位置が規定されている。
【0048】 しかして、上記レベリング駆動部23はランプボディ2の配置凹部6内に配置 固定され、ケース24の円筒部36の後端部は配置凹部6の筒部7の前端部内に 嵌合するように位置する。
【0049】 49は反射鏡9の後面部の右側下部にある程度の範囲で傾動可能に支持された ナット体であり、上記調整軸42の螺軸部42bが該ナット体49に螺合される 。
【0050】 しかして、レベリング駆動部23のモータ26が回転すると、その回転力がギ ヤ伝達機構に、ピニオンギヤ27、スパーギヤ28a、ウォーム28b、ウォー ムホィール29、出力ギヤ46の順に伝達される。そして、出力ギヤ46が回転 すると、これと螺合していて回転を阻止されている支持体31が出力ギヤ46の 回転の方向に応じて前方へ又は後方へ送られる。従って、この支持体31に支持 されている調整軸42が支持体31と共に前方へ又は後方へ送られることになり 、反射鏡9のナット体49が支持された部分が前方へ又は後方へ移動されること になる。
【0051】 50はエイミング操作部であり、51はそのケースである。
【0052】 52は連結軸であり、連結筒部53の後端にクラウンギヤ54が固定されて成 り、連結筒部53にはその前端面に開口した角柱状の連結穴53aが形成されて いる。そして、この連結軸52はその連結筒部53の後端部がケース51に回転 可能に支持され、連結筒部53の大部分はケース51の前面から前方に向って突 出している。
【0053】 55はケース51に垂直な状態で回転可能に支持された操作軸であり、その下 端部に固定されたピニオンギヤ56が連結軸52のクラウンギヤ54と噛合され ている。そして、操作軸55の上端に形成された頭部57はケース51の上面か ら突出されている。しかして、適当な工具、例えば、ドライバー22を使用して 操作軸55を回転させると、その回転がピニオンギヤ56、クラウンギヤ54を 介して連結軸52に伝達される。
【0054】 そして、上記のように構成されたエイミング操作部50はランプボディ2の後 面の右下部に固定され、連結軸52の連結筒部53がランプボディ2の筒部7内 に挿入されその連結穴53a内に上記調整軸42の角柱部42cが摺動可能に、 しかし、回転不能に挿入される。このようにして、第2の間隔調整部58が構成 される。
【0055】 そこで、上記のように操作軸55を回転して連結軸52を回転させると、その 連結筒部53と連結されている調整軸42が回転され、その回転の方向に応じて その螺軸部42bがナット体49に対して捩じ込み又は捩じ戻されて、ナット体 49が相対的に螺軸部42bに沿って前後方向へ移動され、これによって、反射 鏡9のナット体49を支持した部分とランプボディ2の後面壁との間の間隔が変 化されることになる。
【0056】 59は調整軸42の移動量を制御するための制御部であり、プリント基板と検 出ギヤとから成る。
【0057】 プリント基板60は後ケース体25bの内面に固定されており、その前面には 所要のプリント導体61、61、・・・が形成されている。
【0058】 プリント基板60の下端寄りの位置には取付孔62が形成されている。
【0059】 63は検出ギヤであり、合成樹脂により形成されている。
【0060】 64は検出ギヤ63の円板状の主部であり、その中心部には被支持孔65が形 成され、後面には比較的大きな円形の凹部66が形成され、該凹部66内に接触 子67、67が取着されている。尚、この接触子67、67とプリント基板60 上のプリント導体61、61、・・・の詳細は上記実開平2−13838号公報 に示されているので、本明細書においては説明を割愛する。
【0061】 主部64の前面にはその外周縁に沿って延びる円形の壁68が突設されており 、該壁68の内周面にギヤ歯が形成されて内歯ギヤ69とされている。
【0062】 70はシャフト体であり、アルミニウムで形成されている。
【0063】 シャフト体70は外径が検出ギヤ63の被支持孔65の内径と同じか僅かに小 さく厚みが検出ギヤ63の主部4の厚みと同じか僅かに大きい円板状をした支軸 部70aと該支軸部70aの後面の中心部から突出された取付部70bと支軸部 70aの前面の中心部から突出された支柱部70cとが一体に形成されて成る。
【0064】 該シャフト体70はその取付部70bがプリント基板60の取付孔62に前側 から挿通され、かつ、プリント基板60の後面側に突出した部分をカシメること によってプリント基板60に固定される。
【0065】 そして、検出ギヤ63はその主部64の被支持孔65にシャフト体70の支軸 部70aが挿通され、これによって、シャフト体70に回転自在に支持される。
【0066】 71は円板状をしたホルダであり、その中心部が上記シャフト体70の支柱部 70cの前端部に固定されている。
【0067】 72、72、72はカウンターギヤであり、それぞれ連結軸72aの前後両端 部に大ギヤ72bと小ギヤ72cが各別に固定されている。
【0068】 そして、上記カウンターギヤ72、72、72は上記ホルダ71の周辺寄りの 部分に周方向に等間隔に離間して回転自在に支持されている。
【0069】 そして、3つのカウンターギヤ72、72、72の大ギヤ72b、72b、7 2bのピッチ円に外接する円と上記ウォームホィール29の小ギヤ29bのピッ チ円とが一致し、3つのカウンターギヤ72、72、72の小ギヤ72c、72 c、72cのピッチ円が内接する円と上記検出ギヤ63の内歯ギヤ69のピッチ 円とが一致している。
【0070】 これによって、ウォームホィール29の小ギヤ29bは3つのカウンターギヤ 72、72、72の大ギヤ72b、72b、72bに囲まれたところに位置し、 かつ、これらギヤ72b、72b、72bと噛合し、また、カウンターギヤ72 、72、72の小ギヤ72c、72c、72cは検出ギヤ63の内歯ギヤ69内 に位置し、かつ、この内歯ギヤ69と噛合している。
【0071】 しかして、ウォームホィール29の回転はカウンターギヤ72、72、72を 介して検出ギヤ63に伝達され、これによって、調整軸42の位置が検出される 。
【0072】 以上に説明した実施例は、本考案を反射鏡可動タイプの前照灯装置に適用した ものであるが、本考案はいわゆるユニット可動タイプの前照灯装置にも適用する ことができる。尚、ユニット可動タイプの前照灯装置とは、光源を支持した反射 鏡にその前面を覆うようにレンズを取着して成る前照灯ユニットを車体に支持し たランプハウジングに傾動可能に支持したタイプの前照灯装置である。本考案を ユニット可動タイプの前照灯装置に適用した場合は、前照灯ユニットが傾動部材 となる。
【0073】
【考案の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本考案前照灯の照射角度調整装置 は、傾動することによって照射角度を変更する傾動部材に連結された調整軸と、 回転することで調整軸を軸方向に移動させる出力ギヤと、モータと出力ギヤとの 間を連係するギヤ伝達機構と、上記ギヤ伝達機構中の一のギヤの回転を伝達され る検出ギヤとを備え、上記一のギヤと検出ギヤとを同軸にかつ各別に回転自在に 配置し、上記一のギヤと検出ギヤとの間に支持体を固定的に配置し、該支持体に 複数のカウンターギヤをこれら複数のカウンターギヤのピッチ円に内接する円と 外接する円とが上記一のギヤ及び検出ギヤの軸を中心とする同心円となるように 配置し、上記一のギヤにそのピッチ円が上記複数のカウンターギヤのピッチ円と 外接する小ギヤを設けて該小ギヤと上記カウンターギヤとを噛合させ、上記検出 ギヤにそのピッチ円が上記複数のカウンターギヤのピッチ円と内接する内歯ギヤ を設けて該内歯ギヤと上記カウンターギヤとを噛合させたことを特徴とする。
【0074】 従って、本考案前照灯の照射角度調整装置にあっては、カウンターギヤ群をギ ヤ伝達機構中の一のギヤ及び検出ギヤと同軸に配置することができるため、検出 ギヤの外側にカウンターギヤを配置する必要がなく、前照灯の照射角度調整装置 を小型にすることができる。
【0075】 尚、上記実施例で示した具体的な形状ないしは構造は本考案の実施に当っての 具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって、本考案の技術的範 囲が限定的に解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案前照灯の照射角度調整装置の要部を示す
拡大分解斜視図である。
【図2】本考案前照灯の照射角度調整装置を使用した前
照灯装置の水平断面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】要部の一部切欠拡大正面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図6の一部を拡大して示す図である。
【図8】従来の前照灯の照射角度調整装置の一例を示す
要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 前照灯 9 傾動部材 23 前照灯の照射角度調整装置 26 モータ 29 ギヤ伝達機構のうちの一のギヤ 29b 小ギヤ 42 調整軸 46 出力ギヤ 63 検出ギヤ 69 内歯ギヤ 71 支持体 72 カウンターギヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾動することによって照射角度を変更す
    る傾動部材に連結された調整軸と、回転することで調整
    軸を軸方向に移動させる出力ギヤと、モータと出力ギヤ
    との間を連係するギヤ伝達機構と、上記ギヤ伝達機構中
    の一のギヤの回転を伝達される検出ギヤとを備え、上記
    一のギヤと検出ギヤとを同軸にかつ各別に回転自在に配
    置し、上記一のギヤと検出ギヤとの間に支持体を固定的
    に配置し、該支持体に複数のカウンターギヤをこれら複
    数のカウンターギヤのピッチ円に内接する円と外接する
    円とが上記一のギヤ及び検出ギヤの軸を中心とする同心
    円となるように配置し、上記一のギヤにそのピッチ円が
    上記複数のカウンターギヤのピッチ円と外接する小ギヤ
    を設けて該小ギヤと上記カウンターギヤとを噛合させ、
    上記検出ギヤにそのピッチ円が上記複数のカウンターギ
    ヤのピッチ円と内接する内歯ギヤを設けて該内歯ギヤと
    上記カウンターギヤとを噛合させたことを特徴とする前
    照灯の照射角度調整装置。
JP1198091U 1991-02-13 1991-02-13 前照灯の照射角度調整装置 Expired - Lifetime JPH0743842Y2 (ja)

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