JPH04104068U - マスタシリンダ用リザーバ - Google Patents
マスタシリンダ用リザーバInfo
- Publication number
- JPH04104068U JPH04104068U JP634291U JP634291U JPH04104068U JP H04104068 U JPH04104068 U JP H04104068U JP 634291 U JP634291 U JP 634291U JP 634291 U JP634291 U JP 634291U JP H04104068 U JPH04104068 U JP H04104068U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow chamber
- cap
- air passage
- reservoir
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] リザーバのキャップに設けたブリーザ通路か
らの作動オイルの漏れを、作動オイルの粘性で壁面に張
り付いて動作不良を起こし易い可動部材を用いることな
く確実に防止する。 [構成] リザーバ本体1のキャップ装着部12を閉塞
するキャップ2の下面に、外周に隙間27を有する邪魔
板26と、邪魔板26の上面に対向するエアー孔33を
下面に有する下部中空室28と、仕切板31により下部
中空室28と区画され、切欠き42,43を介して大気
に連通する上部中空室29とを設ける。下部中空室28
と上部中空室29は、仕切板31の下面に沿って半径方
向外側に延びる第1エアー通路34と、この第1エアー
通路34から仕切板31の下面に沿って円周方向に延び
る第2エアー通路36と、第2エアー通路36から仕切
板31の外周に沿って上方に延びる第3エアー通路38
よりなる迷路を介して連通する。
らの作動オイルの漏れを、作動オイルの粘性で壁面に張
り付いて動作不良を起こし易い可動部材を用いることな
く確実に防止する。 [構成] リザーバ本体1のキャップ装着部12を閉塞
するキャップ2の下面に、外周に隙間27を有する邪魔
板26と、邪魔板26の上面に対向するエアー孔33を
下面に有する下部中空室28と、仕切板31により下部
中空室28と区画され、切欠き42,43を介して大気
に連通する上部中空室29とを設ける。下部中空室28
と上部中空室29は、仕切板31の下面に沿って半径方
向外側に延びる第1エアー通路34と、この第1エアー
通路34から仕切板31の下面に沿って円周方向に延び
る第2エアー通路36と、第2エアー通路36から仕切
板31の外周に沿って上方に延びる第3エアー通路38
よりなる迷路を介して連通する。
Description
【0001】
本考案は、車両のブレーキ装置やクラッチ装置に圧油を供給するためのマスタ
シリンダに接続されるマスタシリンダ用リザーバに関する。
【0002】
かかるマスタシリンダ用リザーバとして、例えば実公昭59−43159号公
報に記載されたものが公知である。上記リザーバのキャップに設けられるブリー
ザ通路には作動オイルがリザーバの外部に漏れることを防止するための複数の中
空室が形成され、それら中空室は上下動自在なプレートにより相互に連通あるい
遮断されるように構成される。そして、リザーバ内部の作動オイルが波立つとプ
レートが上昇して作動オイルの漏出が防止されるとともに、作動オイルの油面が
平静になるとプレートが下降して中空室の作動オイルが速やかにリザーバ内部に
戻される。
【0003】
しかしながら、上記従来のマスタシリンダ用リザーバは、振動により上下動す
るプレートが作動オイルの粘性で壁面に付着して機能しなくなる可能性があり、
信頼性の面で必ずしも満足できるものではない。
【0004】
本考案は前述の事情に鑑みてなされたもので、可動部材を用いることなくブリ
ーザ通路からの作動オイルの漏れを確実に防止できるマスタシリンダ用リザーバ
を提供することを目的とする。
【0005】
前記目的を達成するために、本考案は、マスタシリンダに接続されるリザーバ
本体の上部に形成したキャップ装着部を着脱自在なキャップで閉塞してなるマス
タシリンダ用リザーバにおいて、前記キャップの下面に、キャップ装着部の内周
との間に微小な隙間を形成する邪魔板と、邪魔板の上面に間隔を存して設けられ
、その下面に邪魔板の上面に対向するエアー孔を有する下部中空室と、下部中空
室の上部に仕切板を介して設けられ、下部中空室から仕切板の下面に沿って半径
方向外側に延びる第1エアー通路、第1エアー通路から仕切板の下面に沿って円
周方向に延びる第2エアー通路、第2エアー通路から仕切板の外周に沿って上方
に延びる第3エアー通路を介して前記下部中空室に接続され、且つ大気に連通す
る上部中空室とを設け、前記エアー孔と第1エアー通路の位相を異ならせ、さら
に第1エアー通路と第3エアー通路の位相を異ならせたことを特徴とする。
【0006】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0007】
図1〜図3は本考案の一実施例を示すもので、図1はリザーバの部分断面図、
図2は図1の2−2線拡大断面図、図3はリザーバのキャップ装着部を示す図で
ある。
【0008】
図1に示すように、リザーバRは中空の合成樹脂製容器よりなるリザーバ本体
1と、その上部に着脱自在に装着されるキャップ2とを備え、このキャップ2は
合成樹脂製のキャップボディ3、合成樹脂製のシールキャップ4、およびゴム製
のパッキン5の3部材より構成される。
【0009】
概略円筒状に形成されたリザーバ本体1の側面には、3本の補強突起6,7,
8と2個の取付部9,10が形成され、更にその底部にはブレーキ装置のマスタ
シリンダにホースを介して接続される継手部11が突設される。リザーバ本体1
の上面には前記キャップ2を装着するための円筒状のキャップ装着部12が一体
に形成され、その内周によりリザーバ本体1にオイルを注入するためのオイル供
給孔15が画成される。
【0010】
図1および図3から明らかなように、キャップ2の外郭を構成するキャップボ
ディ3は円形の頂壁16の周縁に接続する側壁17を備え、その側壁17にはL
字状に屈曲する2個の鉤部18が下向きに突設される。またキャップ装着部12
の上縁に外向きに突設したフランジ19には前記鉤部18を上下に通過させるた
めの2個の切欠き20が形成されるとともに、各切欠き20に接続するようにカ
ム面21と係止段部22がフランジ19下面に沿って形成される。
【0011】
シールキャップ4の外周はキャップボディ3の側壁17の内周に形成した環状
溝23に係合しており、これにより前記シールキャップ4はキャップボディ3の
内部から脱落しないように保持される。シールキャップ4の下面に突設したパッ
キン支持部24にはリング状のパッキン5が嵌合しており、キャップ2がリザー
バ本体1に装着された図1の状態では、キャップ装着部12の上端とシールキャ
ップ4の間に前記パッキン5が挟圧保持される。
【0012】
次に、図1および図2に基づいてシールキャップ4のブリーザ通路の構造を詳
述する。シールキャップ4の下面中央部にはボス25を介して円盤状の邪魔板2
6が設けられ、その邪魔板26とキャップ装着部12内周のオイル供給孔15と
の間には環状の隙間27が形成される。邪魔板26の上部には円形の下部中空室
28が一体に形成され、更にその上には下部中空室28よりも直径が大きい円形
の上部中空室29が一体に形成される。下部中空室28の中心に突設したボス3
0の上端には円盤状の仕切板31の中心部が嵌め込みにより固着され、この仕切
板31の下面が下部中空室28上端の環状突起32に密着することにより、前記
下部中空室28と上部中空室29が上下に区画される。
【0013】
下部中空室28の下面には邪魔板26の上面に対向する2個のエアー孔33が
穿設されるとともに、下部中空室28上部の環状突起32には前記2個のエアー
孔32と位相が90°ずれた2個の第1エアー通路34が半径方向外側に向けて
形成される。上部中空室29の外周を区画する環状突起35と前記下部中空室2
8の環状突起32との間には、上面が仕切板31により閉塞された環状の第2エ
アー通路36が形成される。そして、環状突起35に形成された2個の膨出部3
7と仕切板31の外周との間には、上向きに延びて上部中空室29に連通する第
3エアー通路38が形成される。これら第3エアー通路38は前記第1エアー通
路34に対して位相が90°ずれるように形成される。
【0014】
シールキャップ4の上面には、キャップボディ3の頂壁16の下面と協働して
ラビリンスを構成する更に2本の環状突起39,40が前記2本の環状突起32
,35の外側を囲繞して同心円状に突設され、2個の環状突起35,39の間に
は環状の塵溜り41が形成される。そして、前記シールキャップ4の上面とキャ
ップボディ3の下面により画成される空間は、キャップボディ3の側壁17の内
周に形成した切欠き42,43により大気に連通する。
【0015】
次に、前述の構成を備えた本考案の一実施例の作用を説明する。
キャップ2をリザーバ本体1に装着するには、キャップボディ3の2個の鉤部
18をキャップ装着部12の2個の切欠き20に挿入した後、そのキャップ2を
時計方向に回転させる。すると、前記鉤部18がカム面21を乗り越えて係止段
部22に安定的に係合し、キャップ2は下向きのセット荷重を与えられた状態で
キャップ装着部12に固定される。なお、キャップ2を取り外すには、鉤部18
が係止段部22から離脱するようにキャップ2を下向きに押圧しながら反時計方
向に回転させれば良い。
【0016】
上述のようにしてキャップ2がリザーバ本体1に装着されると、そのパッキン
5がキャップ装着部12の上端とシールキャップ4の外周との間に挟圧される。
これにより、リザーバ本体1の内部は邪魔板26の外周の隙間27、2個のエア
ー孔33、下部中空室28、2個の第1エアー通路34、第2エアー通路36、
2個の第3エアー通路38、上部中空室29、キャップボディ3の頂壁16とシ
ールキャップ4の環状突起39,40の隙間、およびキャップボディ3の側壁1
7の内周に形成した切欠き42,43により構成されるブリーザ通路を介しての
み大気に連通し、作動オイルの油面の変動によるリザーバRの内圧の変化が補償
される。この場合、シールキャップ4上に流入した空気中の塵埃は塵溜り41に
落下して保持され、リザーバ本体1への侵入が阻止される。
【0017】
車両の振動等によって作動オイルの油面が波立った場合、その作動オイルが前
記ブリーザ通路を介して外部に漏れる虞れがあるが、作動オイルは先ず邪魔板2
6に衝突して勢いを弱められるため、極少量のみが隙間27を介して邪魔板26
の上部に流入する。邪魔板26の上部にはエアー孔33を有する下部中空室28
と、この下部中空室28に第1〜第3エアー通路34,36,38を介して連通
する上部中空室29が配設され、しかも前記エアー孔33と第1エアー通路34
の位相、および第1エアー通路34と第3エアー通路38の位相は何れも90°
ずれて形成されているため、その迷路効果により作動オイルの漏出が防止される
。万一作動オイルが上部中空室29に達しても、その作動オイルは3本の環状突
起35,39,40により構成されるラビリンスによって阻止され、且つ塵溜り
41に流入して保持されることにより、キャップ2の切欠き42,43から外部
に漏出するには至らない。また、上部中空室29と下部中空室28は上下方向に
配設されているので、上部中空室29まで達した作動オイルは重力の作用で速や
かに下部中空室28に流下し、更に下部中空室28の下面に形成したエアー孔3
3からリザーバ本体1に戻される。
【0018】
リザーバRに対する作動オイルの補給は、キャップ2を取り外した状態でキャ
ップ装着部12を介して行われるが、そのキャップ装着部12の内周により形成
されるオイル供給孔15は充分大きな開口面積を備えることから、作動オイルの
供給作業を速やかに且つ容易に行うことができる。
【0019】
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することなく種々の
小設計変更を行うことが可能である。
【0020】
例えば、実施例のリザーバRはマスタシリンダと別体に設けられるものである
が、本考案はマスタシリンダと一体のリザーバに対しても適用することが可能で
ある。
【0021】
以上のように本考案によれば、リザーバ本体のキャップ装着部を覆うキャップ
の下面に、下から順に邪魔板、下部中空室、および大気に連通する上部中空室を
配設し、リザーバ本体の内部と上部中空室とを、邪魔板とキャップ装着部との間
に形成した隙間、下部中空室の下面に設けたエアー孔、下部中空室と上部中空室
との間に設けたそれぞれ半径方向、円周方向、上下方向に延びる第1〜第3エア
ー通路により構成される極めて複雑な迷路を介して連通させているので、作動オ
イルの外部への漏出を確実に防止することができる。しかも前記第1〜第3エア
ー通路は下部中空室と上部中空室を区画する仕切板により同時に形成されるため
、少ない部品点数で複雑な迷路を構成することができる。また、このリザーバは
可動部材を一切持たないため、その可動部材が作動オイルの粘性で他部材に密着
して作動不良を起こす虞れがない。
【図1】リザーバの部分断面図(図2の1−1線断面
図)
図)
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】リザーバのキャップ装着部を示す図
1・・・リザーバ本体
2・・・キャップ
12・・キャップ装着部
26・・邪魔板
27・・隙間
28・・下部中空室
29・・上部中空室
31・・仕切板
33・・エアー孔
34・・第1エアー通路
36・・第2エアー通路
38・・第3エアー通路
Claims (1)
- 【請求項1】 マスタシリンダに接続されるリザーバ本
体(1)の上部に形成したキャップ装着部(12)を着
脱自在なキャップ(2)で閉塞してなるマスタシリンダ
用リザーバにおいて、前記キャップ(2)の下面に、キ
ャップ装着部(12)の内周との間に微小な隙間(2
7)を形成する邪魔板(26)と、邪魔板(26)の上
面に間隔を存して設けられ、その下面に邪魔板(26)
の上面に対向するエアー孔(33)を有する下部中空室
(28)と、下部中空室(28)の上部に仕切板(3
1)を介して設けられ、下部中空室(28)から仕切板
(31)の下面に沿って半径方向外側に延びる第1エア
ー通路(34)、第1エアー通路(34)から仕切板
(31)の下面に沿って円周方向に延びる第2エアー通
路(36)、第2エアー通路(36)から仕切板(3
1)の外周に沿って上方に延びる第3エアー通路(3
8)を介して前記下部中空室(28)に接続され、且つ
大気に連通する上部中空室(29)とを設け、前記エア
ー孔(33)と第1エアー通路(34)の位相を異なら
せ、さらに第1エアー通路(34)と第3エアー通路
(38)の位相を異ならせたことを特徴とする、マスタ
シリンダ用リザーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP634291U JPH04104068U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | マスタシリンダ用リザーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP634291U JPH04104068U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | マスタシリンダ用リザーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04104068U true JPH04104068U (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=31737516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP634291U Pending JPH04104068U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | マスタシリンダ用リザーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04104068U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4816514U (ja) * | 1971-07-08 | 1973-02-24 | ||
| JPS5911059B2 (ja) * | 1971-05-27 | 1984-03-13 | スタナダイン・インコ−ポレ−テツド | 混合弁 |
| JPS61247558A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-04 | ベンデイクス・フランス | リザ−バ用キヤツプ |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP634291U patent/JPH04104068U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5911059B2 (ja) * | 1971-05-27 | 1984-03-13 | スタナダイン・インコ−ポレ−テツド | 混合弁 |
| JPS4816514U (ja) * | 1971-07-08 | 1973-02-24 | ||
| JPS61247558A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-04 | ベンデイクス・フランス | リザ−バ用キヤツプ |
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