JPH04105642U - 車両用デイスクブレ―キの摩擦パツド - Google Patents
車両用デイスクブレ―キの摩擦パツドInfo
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- JPH04105642U JPH04105642U JP877891U JP877891U JPH04105642U JP H04105642 U JPH04105642 U JP H04105642U JP 877891 U JP877891 U JP 877891U JP 877891 U JP877891 U JP 877891U JP H04105642 U JPH04105642 U JP H04105642U
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- back plate
- disc rotor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】裏板とライニングとの結合強度を高める。裏板
の結着孔とライニング突部との結合部の幅を狭くし、ま
た結合部の個数の増加を抑えて、ピストンやキャリパの
反力爪の曲げ荷重がかからないようにする。 【構成】裏板12に、ライニング11の突部11a,1
1aを嵌合する長円形の結着孔12b,12bを、ピス
トン8と反力爪5e,5eとの間に、ディスクロ―タ2
の半径方向、即ちディスクロ―タ2の回動支点Oを中心
とする放射方向へ配設して、結着孔12bと突部11a
との嵌合部側部の直線部分Eを、ディスクロ―タ2の回
転方向Aに対して直交させる。
の結着孔とライニング突部との結合部の幅を狭くし、ま
た結合部の個数の増加を抑えて、ピストンやキャリパの
反力爪の曲げ荷重がかからないようにする。 【構成】裏板12に、ライニング11の突部11a,1
1aを嵌合する長円形の結着孔12b,12bを、ピス
トン8と反力爪5e,5eとの間に、ディスクロ―タ2
の半径方向、即ちディスクロ―タ2の回動支点Oを中心
とする放射方向へ配設して、結着孔12bと突部11a
との嵌合部側部の直線部分Eを、ディスクロ―タ2の回
転方向Aに対して直交させる。
Description
【0001】
本考案は、各種の走行車両に搭載されるディスクブレ―キの摩擦パッドであっ
て、特にライニングと裏板の接合構造に関する。
【0002】
一般に、四輪自動車や自動二輪車に搭載されるディスクブレ―キには、図4に
示す如き摩擦パッドが用いられる。この摩擦パッド20は、ディスクロ―タと摺
接するライニング21を、鋼板材等の剛性のある裏板22に接着剤で接合して一
体化され、更に裏板22の結着孔22aと、ライニング21の突部21aとの嵌
合によって接合強度をより高め、摺接時の制動トルクや制動熱にも容易に剥離す
ることがないようにしている(例えば、実公昭64―1547号公報の第1図及
び第2図参照)。
【0003】
ライニング21の突部21aは、ライニング21が接合前に仮成形される場合
には、仮成形時に一体形成して裏板22との接合時に結着孔22aへ嵌合され、
また粉体のライニング材を裏板22へ直接加圧成形して裏板22へ接合する場合
には、加圧成形時によって結着孔22aへ突出するライニング材の一部を同時に
加圧して、結着孔22aに嵌合させている。
【0004】
ところで、近年の高性能車両の開発に伴って、ディスクブレ―キにも高出力化
が求められ、摩擦パッドもディスク周方向に長く大型化する傾向にある。このよ
うに摩擦パッドが大型化すると、ディスクロ―タとの摺接でライニング21に発
生する制動トルクも大きなものとなり、この制動トルクが突部21aと結着孔2
2aとの嵌合部に剪断力としてかかるため、嵌合部の個数が、例えば従来は2組
であったものを、4組或いは6組に増加して接合強度を高める必要がある。
【0005】
しかし、上述の結着孔22aと突部21aは一般に円形であるため、ディスク
ロ―タの回転方向Aから制動トルクBがかかった場合に、制動トルクBは、主と
してこれと直交する回入側のCと回出側のDの2点で両者の嵌合深さに亙って線
状に受けるにすぎず、嵌合部の個数を増加しても結合強度をあまり高めることに
はならなかった。
【0006】
また、このように嵌合部の個数を増加すると、摩擦パッド20を押動するピス
トンやキャリパの反力爪と重なり、ピストンや反力爪の押動力が、突部21aと
結着孔22aとの嵌合部に曲げ荷重として作用し、結合力が弱まってライニング
21と裏板22とが剥離する原因となる。
【0007】
本考案は、このような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは
、嵌合部の個数を増加することなく、結合強度を高めるようにした摩擦パッドの
結合構造を提供することにある。
【0008】
上述の目的に従い、本考案は、ライニングと接合される裏板に、ライニングの
一部を収容する結着孔を形成してなる車両用ディスクブレ―キの摩擦パッドにお
いて、前記結着孔を長孔状に形成して、ディクスロ―タの半径方向に配設したこ
とを特徴とするものである。
【0009】
かかる構成によれば、裏板の結着孔がディスクロ―タの回転に対して直交方向
に長く設けられ、制動トルクが結着孔と突部との嵌合部のディスク半径方向×両
者の嵌合深さとの面で支承されるので、嵌合部の個数を増加することなく高い結
着強度が得られる。また、嵌合部のディスク周方向の幅が狭くて済み、ピストン
や反力爪との重合が避け易くなる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】
ディスクブレ―キ1は、車輪と一体に矢印A方向へ回転するディスクロ―タ2
と、ディスクロ―タ2の一側で車体に固設されるキャリパブラケット3と、キャ
リパブラケット3からディスクロ―タ2の外側に延設された一対の支持腕3a,
3aに、スライドピン4,4を介してディスク軸方向へ移動可能に支持されるキ
ャリパボディ5とを持っている。
【0012】
上記キャリパボディ5は、ディスクロ―タ2の両側に配設される作用部5aと
反作用部5bとを、支持腕3a,3aの間でディスクロ―タ2の外側を跨ぐブリ
ッジ部5cで連結したもので、上記スライドピン4は、作用部5aの両側に突出
する取付け腕5d,5dの先端に、それぞれボルト6にて固着され、支持腕3a
に穿設されたピン孔3bへ摺動可能に差込まれる。作用部5aには、シリンダ孔
7がディスクロ―タ側を開口して設けられ、また反作用部5bには、反力爪5e
,5eがシリンダ孔7の両側を挟むように設けられており、シリンダ孔7には、
底部に供給される液圧にてディスクロ―タ2方向へ前進するコップ状のピストン
8が液密且つ移動可能に内挿されている。
【0013】
作用部5aと反作用部5bとの間には、一対の摩擦パッド10,10が、ディ
スクロ―タ2を挟んで対向配置されている。この摩擦パッド10は、ライニング
11と裏板12とを接合したもので、裏板12の両側部に突出する耳片12a,
12aを、前記支持腕3a,3aの内側に対向する段状のパッド受け部3c,3
cに係止して、ディスク軸方向へ移動可能に吊持される。
【0014】
これら摩擦パッド10,10は、作用部5a側の一方がピストン8に、また反
作用部5b側の他方が、作用部5a側へ移動するキャリパボディ5の反力爪5e
,5eにて、それぞれディスクロ―タ2側へ押動され、ディスクロ―タ2の両側
面をライニング11,11で挾圧して制動作用が行なわれる。
【0015】
各裏板12には、ライニング11の突部11a,11aを収容する結着孔12
b,12bが長円形に穿設されており、ライニング11及び裏板12との接合に
は、接着剤の塗布と、結着孔12bと突部11aとの嵌合とが併用される。
【0016】
突部11aは、前述の如く、ライニング11が接合前に仮成形される場合に、
仮成形時にライニング11に一体形成して、裏板12との接合時に結着孔12b
へ嵌合され、また粉体のライニング材を裏板12へ直接加圧成形して裏板12へ
接合する場合には、加圧成形時によって結着孔12bへ突出するライニング材の
一部を同時に加圧して、結着孔12bに嵌合されるもので、本実施例の突部11
aは、結着孔12bと長円形で且つ裏板12の厚さと同一高さの突条に形成され
ている。
【0017】
これら2組の嵌合部は、前記ピストン8と反力爪5e,5eとの間に、ディス
クロ―タ2の半径方向、即ちディスクロ―タ2の回動支点Oを中心とする放射方
向に配設され、両側の直線部分E,Eが、ディスクロ―タ2の回転方向Aに対し
て直交するように向けられる。この配向により、結着孔12bと突部11aの側
面、即ち直線部分E×結着孔12bと突部11aとの嵌合深さFとによる面が、
ディスクロ―タ2の回転方向Aと直交するように向けられることとなり、回転方
向Aと同じくディスクロ―タ2の周方向から作用する制動トルクBに広い面積を
対向させて、制動トルクBに対する結着孔12bと突部11aとの結合強度を高
めている。
【0018】
本実施例は、以上のように構成されており、上述のように制動作用が行なわれ
、ディスクロ―タ2との摺接でライニング11に発生した制動トルクBが、結着
孔12bと突部11aとの嵌合部に作用した場合に、制動トルクBは、結合強度
の高められた嵌合部両側の直線部分E×その嵌合深さFとの幅広い面積によって
支承されるので、単位面積当たりにかかる制動トルクBは分散されて極めて小さ
なものとなる(図2参照)。従って、長期間の使用にもライニング11と裏板1
2とが妄り剥離する虞がなく、近年の高出力のディスクブレ―キにも充分に対応
することができる。
【0019】
また、結着孔12bをディスク半径方向へ細長く形成することによって、嵌合
に必要な面積をディスク半径方向へ確保するので、結着孔12bと突部11aの
幅を狭くすることができ、更にこれらの組合わせ個数が少なくて済むから、本実
施例のように、ピストン8や反力爪5e,5eとの重なりを避けることができる
と、これらピストン8や反力爪5e,5eの押動による曲げ荷重を受けなくて済
むので、より一層剥離を防止することができる。
【0020】
以上のように、本考案の摩擦パッドは、裏板の結着孔を長孔に形成して、ディ
スクロ―タの半径方向に配設したから、結着孔とライニング突部との嵌合部の結
合強度が高められ、長期間の使用にも妄り剥離する虞がなくなり、近年の高出力
のディスクブレ―キにも充分に対応することができる。
【0021】
また、嵌合部の幅を狭くでき、更に嵌合部の個数も少なくて済むから、ピスト
ンや反力爪との重合を回避できて、嵌合部にピストンや反力爪による曲げ荷重の
影響がなくなり、ライニングと裏板の剥離をより一層防止することができる。
【図1】図3のI―I断面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】本考案の一実施例を示すディスクブレ―キの一
部断面平面図
部断面平面図
【図4】従来の摩擦パッドの背面図
1…ディスクブレ―キ、2…ディスクロ―タ、5…キャ
リパボディ、5a…作用部、5b…反作用部、5e…反
力爪、8…ピストン、10…摩擦パッド、11…ライニ
ング、11a…突部、12…裏板、12a…耳片、12
b…結着孔、A…ディスクロ―タ2の回転方向、B…制
動トルク、E…結着孔12bと突部11aの両側の直線
部分、F…結着孔12bと突部11aとの嵌合深さ、O
…ディスクロ―タ2の回動支点
リパボディ、5a…作用部、5b…反作用部、5e…反
力爪、8…ピストン、10…摩擦パッド、11…ライニ
ング、11a…突部、12…裏板、12a…耳片、12
b…結着孔、A…ディスクロ―タ2の回転方向、B…制
動トルク、E…結着孔12bと突部11aの両側の直線
部分、F…結着孔12bと突部11aとの嵌合深さ、O
…ディスクロ―タ2の回動支点
Claims (1)
- 【請求項1】ライニングと接合される裏板に、ライニン
グの一部を収容する結着孔を形成してなる車両用ディス
クブレ―キの摩擦パッドにおいて、前記結着孔を、長孔
状に形成してディクスロ―タの半径方向に配設したこと
を特徴とする車両用ディスクブレ―キの摩擦パッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP877891U JPH0650672Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 車両用ディスクブレ―キの摩擦パッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP877891U JPH0650672Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 車両用ディスクブレ―キの摩擦パッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04105642U true JPH04105642U (ja) | 1992-09-11 |
| JPH0650672Y2 JPH0650672Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31899561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP877891U Expired - Lifetime JPH0650672Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 車両用ディスクブレ―キの摩擦パッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650672Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013228056A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ディスクブレーキ |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP877891U patent/JPH0650672Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013228056A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ディスクブレーキ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0650672Y2 (ja) | 1994-12-21 |
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