JPH04109434U - 内燃機関のロツカカバー装置 - Google Patents
内燃機関のロツカカバー装置Info
- Publication number
- JPH04109434U JPH04109434U JP2042191U JP2042191U JPH04109434U JP H04109434 U JPH04109434 U JP H04109434U JP 2042191 U JP2042191 U JP 2042191U JP 2042191 U JP2042191 U JP 2042191U JP H04109434 U JPH04109434 U JP H04109434U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker cover
- cylinder head
- wall portion
- resin
- rocker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンダヘッドが傾斜して搭載される内燃機
関のロッカカバー装置において、樹脂製ロッカカバーの
耐熱性を確保することを目的とする。 【構成】 動弁室4に樹脂製ロッカカバー3の内側に少
なくとも傾斜下方に位置する側壁部32を覆う金属製遮
熱部材20を設ける。
関のロッカカバー装置において、樹脂製ロッカカバーの
耐熱性を確保することを目的とする。 【構成】 動弁室4に樹脂製ロッカカバー3の内側に少
なくとも傾斜下方に位置する側壁部32を覆う金属製遮
熱部材20を設ける。
Description
【0001】
本考案は、内燃機関のロッカカバー装置の改良に関するものである。
【0002】
自動車用の機関等にあっては、ロッカカバーの材質に合成樹脂が用いられ、軽
量化、騒音低減をはかられている(実開昭55−177032号公報、参照)。
【0003】
この種のロッカカバー装置は、従来例えば図3に示すように、機関51のシリ
ンダヘッド52上に樹脂製ロッカカバー53が取り付けられ、ロッカカバー53
の内側に吸・排気弁55,56、ロッカアーム58,59等を収装する動弁室5
4が画成されている。なお、図中66はシリンダブロック、67はオイルパン、
68は吸気管、69は排気管である。
【0004】
ロッカカバー53の上壁部60にはバッフルプレート63が取付けられ、両者
の間には分離室70が画成され、ブローバイ通路62を介して吸気系に還流され
るブローバイガスからオイルを分離するようになっている。
【0005】
ところで、機関51が車両のエンジンルームに横置きに搭載される場合、機関
51の気筒を車両後方に傾斜させて搭載し、機関51の上下振動が車体に伝わる
のを抑制するため、またフード高を抑えるようになっている。
【0006】
しかしながら、このような従来装置にあっては、シリンダヘッド52とロッカ
カバー53も水平線に対して傾斜して、ロッカカバー53の傾斜下方に位置する
側壁部64が高温のオイルにさらされるため、樹脂製造ロッカカバー53および
シール部材65の耐熱性を確保することが難しい。
【0007】
本考案は上記の点に着目し、樹脂製ロッカカバーの耐熱性を向上させることを
目的とする。
【0008】
本考案は、シリンダヘッドを水平線に対して傾斜させ、シリンダヘッド上に動
弁室を画成する樹脂製ロッカカバーを備える内燃機関のロッカカバー装置におい
て、動弁室に樹脂製ロッカカバーの少なくとも傾斜下方に位置する側壁部を覆う
金属製遮熱部材を設ける。
【0009】
機関を車両等に傾斜して搭載しても、金属製遮熱部材が設けられることにより
、樹脂製ロッカカバーが機関運転中に高温となるオイルにさらされることを防止
し、樹脂製ロッカカバーの耐熱性を十分に確保することができる。
【0010】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】
図1に示すように、機関1はシリンダヘッド2の左側に吸気ポート16が形成
され、図示しないエアクリーナから取り入れられる吸気を吸気管を介してシリン
ダ7内に吸入する一方、シリンダヘッド2の右側に排気ポート17が形成され、
シリンダ7からの排気ガスを図示しない排気管を介して排出する。シリンダヘッ
ド2は燃焼室を画成するとともにシリンダブロック5に接合するロアデッキ12
と、ウォータシャケット6を画成するとともに吸・排気弁のバルブガイド穴13
が形成されるトップデッキ14と、トップデッキ14から立ち上がる側壁部15
とを有し、側壁部15の上端にロッカカバー3に対するフランジ11が形成され
る。
【0012】
機関1は車両のエンジンルームに横置きに搭載され、気筒を車両後方に倒して
、シリンダヘッド2のロッカカバー3に対するフランジ11が水平線に対して所
定角度だけ傾斜している。シリンダヘッド2上には図示しないカムシャフト、ロ
ッカアーム、吸・排気弁が設けられ、ロッカカバー3によってこれらを収装する
動弁室4が画成される。
【0013】
ロッカカバー3は上壁部31と、側壁部32とを有し、側壁部32の下端にシ
リンダヘッド2に対するフランジ33が形成される。
【0014】
ロッカカバー3の上壁部31にはバッフルプレート8が取付けられ、両者の間
には所定容積を有する分離室29が画成され、図示しないブローバイ通路を介し
て吸気系に還流されるブローバイガスからオイルを分離するようになっている。
上壁部31には図示しないフィラキャップの装着穴34が形成される。
【0015】
ロッカカバー3は樹脂を材質として形成し、ロッカカバー3の内側にはその側
壁部32を覆う遮熱部材20を設け、遮熱部材20は金属板により形成する。
【0016】
図2にも示すように、遮熱部材20はロッカカバー3の側壁部32に沿って立
ち上がる隔壁部21と、シリンダヘッド2とロッカカバー3の間に介装されるフ
ランジ部22とを有する枠状に形成される。遮熱部材20の側壁部21は取付け
られた状態で機関1の傾斜下方に位置する右壁部23が、傾斜上方に位置する左
壁部24より大きな幅(高さ)で形成され、両者を結ぶ前後壁部25はテーパ状
に形成される。
【0017】
遮熱部材20の右壁部23の上端26は内側に折り曲げられて、この部分の剛
性を高めるとともに、動弁系から飛散するオイルをシリンダヘッド2上に跳ね返
す働きをする。
【0018】
遮熱部材20の右壁部23はロッカカバー3の側壁部32との間に帯状のシー
ル部材27が介装され、両者の間に右壁部23の上端26を乗り越えてオイルが
入り込むことを防止するようになっている。
【0019】
ロッカカバー3と遮熱部材20は複数のボルト10を介してシリンダヘッド2
に締結される。遮熱部材20のフランジ22にはボルト10を通す穴28が所定
の間隔で開口する。ロッカカバー3のフランジ33にはシール部材9が装着され
、このシール部材9はロッカカバー3の結合に伴って遮熱部材20のフランジ2
2に接合してシリンダヘッド2のフランジ11との間を密封する。
【0020】
次に、作用について説明する。
【0021】
機関1が車両後方に倒して搭載されることにより、機関運転中に高温となった
オイルがシリンダヘッド2のアッパデッキ14と右側の側壁部15から遮熱部材
20の右側側壁部23に渡って溜まるが、遮熱部材20が設けられることにより
樹脂製ロッカカバー3およびシール部材19が直接的に高温のオイルに触れるこ
とが避けられる。
【0022】
機関運転中にカムシャフトやロッカアームから飛散するオイルも、遮熱部材2
0に当たって、シリンダヘッド2上に跳ね返され、樹脂製ロッカカバー3の側壁
部32が直接的に高温のオイル飛まつに触れることが防止される。
【0023】
シリンダヘッド2の剛性が低いと、シリンダヘッド2の側壁部15が図中矢印
で示すように、面振動を起こすことがあるが、ロッカカバー3が樹脂を材質とし
ていることによりシリンダヘッド2の振動を抑制するとともに、ロッカカバー3
自体が面振動を起こして騒音が発生することを防止する。これに対して、板金あ
るいはアルミ製のロッカカバーでは、ロッカカバーの膜共振による騒音を発生す
ることがある。
【0024】
反面、樹脂製ロッカカバー3は金属製のものに比べて透過音が増加するが、ロ
ッカカバー20の内側に金属製の遮熱部材20を設けることにより、十分な遮音
性を確保できる。
【0025】
次に、図3に示す他の実施例は、板金製バッフルプレート41にロッカカバー
3の傾斜下方に位置する側壁部32からシリンダヘッド2の側壁部15に面して
取付けられる遮熱部42を一体的に形成するものである。バッフルプレート41
はロッカカバー3の上壁部31との間で所定容積を有する分離室29を画成して
、吸気系に還流されるブローバイガスからオイルを分離するようになっている。
バッフルプレート41は図示しない吸・排気側ロッカアームにそれぞれ沿って湾
曲している。
【0026】
バッフルプレート41はスペーサ43を介してロッカカバー3の上壁部31に
締結され、遮熱部42とロッカカバー3の側壁部32の上部間には帯状のシール
部材44が介装され、遮熱部42の下端とシリンダヘッドの側壁部15の間には
帯状のシール部材45が介装される。バッフルプレート41は金属板で形成され
、シール部材44,45はシリコン樹脂等を材質として、遮熱部42とロッカカ
バー3の側壁部32の間に空気層46を画成して、樹脂製ロッカカバー3および
シール部材19に高温オイルが触れることを防止するとともに、断熱効果が高め
られる。
【0027】
以上説明したように本考案は、内燃機関のロッカカバー装置において、樹脂製
ロッカカバーの少なくとも傾斜下方に位置する側壁部を覆う金属製遮熱部材を動
弁室に設けたため、樹脂製ロッカカバーの耐熱性を高めて、車両に対して機関が
横置きに傾斜して搭載されることを可能にするとともに、機関騒音を低減する効
果が得られる。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】同じく遮熱部材の斜視図である。
【図3】他の実施例を示す断面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
1 機関
2 シリンダヘッド
3 ロッカカバー
4 動弁室
20 遮熱部材
32 側壁部
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダヘッドを水平線に対して傾斜さ
せ、シリンダヘッド上に動弁室を画成する樹脂製ロッカ
カバーを備える内燃機関のロッカカバー装置において、
動弁室に樹脂製ロッカカバーの少なくとも傾斜下方に位
置する側壁部を覆う金属製遮熱部材を設けたことを特徴
とする内燃機関のロッカカバー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2042191U JPH04109434U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 内燃機関のロツカカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2042191U JPH04109434U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 内燃機関のロツカカバー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04109434U true JPH04109434U (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=31906505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2042191U Pending JPH04109434U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 内燃機関のロツカカバー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04109434U (ja) |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP2042191U patent/JPH04109434U/ja active Pending
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