JPH04110313A - 含フッ素高分子化合物とその製造方法及び高分子超薄膜 - Google Patents

含フッ素高分子化合物とその製造方法及び高分子超薄膜

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JPH04110313A
JPH04110313A JP23128090A JP23128090A JPH04110313A JP H04110313 A JPH04110313 A JP H04110313A JP 23128090 A JP23128090 A JP 23128090A JP 23128090 A JP23128090 A JP 23128090A JP H04110313 A JPH04110313 A JP H04110313A
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polyallylamine
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Masanori Tamura
正則 田村
Akira Sekiya
章 関屋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は新規な含フツ素高分子化合物、その製造方法及
びそのランクミュア−ブロジェット膜に阿異1するもの
である。
〔従来技術及びその問題点〕
長鎖ペルフルオロアルキル基で修飾した高分子化合物は
撥水撥?+11性、防塵性、耐食性等の優れた性質を示
し、表面改質用樹脂として、M+板保護に用いられてい
る。また酸素透過膜の累月としても優れており、ペルフ
ルオロアルキル基の酸素親和性により酸素透過の選択性
の向上が成されている。
しかし、ペルフルオロアルキル基を導入した高分子化合
物は、ペルフルオロアルキル基の持つ撥水撥油性1こよ
り溶媒に溶は難く、1摸素材としては扱いにくい。つま
り、表面改質材、基板保護材として重要である超薄膜と
することが難しい。また、撥水撥4]1性、酸素親和性
等の機能基であるペルフルオロアルキル基を高分子表面
に配列制御することは、表面改質利や酸素分離膜として
の機能の性能を高める」―で重要であるか、表面への配
列を制御することは容易なことではない。
本発明者は、ポリアリルアミンまたはポリビニルアミン
1こアミ1く結合等の共有結合しこよりペルフルオロア
ルキル基を修飾し、この高分子を用いてラングミュア−
プロジェノ1へ手法で分子配列を制御した超薄膜を作製
した〔特開昭63−1.70405勺、特開昭64−4
608、特開平]−207311−リ、特開iT/1−
207312号、特願昭63−216028号、特願平
1.−52655号〕。これらはすべてアミン系の高分
子であるため、酸性物質の存在下では高分子中のアミノ
基が反応してしまうなど、その適用範囲は制限される。
酸性物質と反応しない高分子として、本発明者は、カル
ボン酸系高分子であるポリアクリル酸にアミ)・結合に
より1,1−ジヒ1ヘロペルフルオロアルキル基を修飾
し、この高分子のラングミュアーブロジエソI・膜を作
製した〔特願平2−39258号〕。しかしこの高分子
を合成するには、]、]1−ジヒドロペルフルオロアル
キルアミをポリアクリル酸と反応させろため、2−ハロ
ピリジニウム塩のような脱水縮合剤が必要である。この
ため、このような脱水縮合剤等を用いることなくより簡
便に合成でき、優れた機能を持つ超薄膜材料の開発が望
まあ、てし′Iる。
〔発明の課題〕
本発明者は、ペルフルオロアルキル基の疎水性を利用し
た超薄膜の作製方法について鋭意研究を重ね、ポリアリ
ルアミンのアミノ基をアミド結合によりペルフルオロア
ルキル基及び末端にカルボキシル基を有するアルキル基
で修飾して得られる高分子化合物は、超薄膜材料として
好適なものであることを見いだし、本発明を完成するに
至った。
〔発明を解決するための手段〕
本発明によれば、 一般式 (式中、Rfは炭素数6〜15のペルフルオロアルキル
基を示し、kは2または3であり、mは10〜1500
の数を示し、nはO<n≦0.4mを満たす数である)
で表わされる含フツ素高分子物質が提供される。
本発明による前記含フツ素高分子物質は、次式に示され
るように、下記一般式(II)で表わされるポリアリル
アミンと、一般式(m)で表わされるペルフルオロカル
ボン酸アルキルとの反応後、一般式(IV)で表わされ
るジカルボン酸無水物と反応させることにより製造され
る。
(II)       (I[I) −〉(一般式■) 但し、前記式中、Rf、 R,k、 mおよびnは前記
と同一の意味を有する。
前記反応で用いたポリアリルアミンは、ポリアリルアミ
ン塩酸塩を、塩基により中和して得るこエよができる。
前記ポリアリルアミンの修飾反応は、−段回目のペルフ
ルオロカルボン酸アルキルとの反応では反応溶媒として
アルコール類を、二段回目のジカルボン酸無水物との反
応ではアルコール類とN、N−ジメチルホルムアミドの
混合溶媒を用い、反応温度として5℃〜50℃、好まし
くは15℃〜30℃で実施することができる。この反応
を好ましく行なうには、ポリアリルアミンのアルコール
溶液中にペルフルオロカルボン酸アルキルを加える。こ
の時、加えるペルフルオロカルボン酸アルキルの量を変
えることにより、任意の割合でポリアリルアミンにアミ
ド結合でペルフルオロアルキル基を修飾できる。数時間
の撹拌後、この溶液にジカルボン酸無水物のN、N−ジ
メチルホルムアミド溶液を加える。
さらに−日撹拌した後、反応溶液を濃縮、精製して、高
分子化合物を得る。得られた含フツ素高分子はフッ素分
析及びIRスペクトルにより前記一般式(1)で表わさ
れる含フツ素高分子であることが同定された。
本発明の含フツ素高分子は有機溶剤に溶け、この希薄溶
液を純水上に展開することで容易にラングミュア−プロ
ジェット膜を作製できる。純水上にこの含フツ素高分子
を展開した時の表面圧−占有面積曲線(F−A曲線)の
測定から、ペルフルオロアルキル基の修飾率を変化させ
ることにより、ペルフルオロアルキル基−つの占める面
積が異なる超薄膜が作製できることがわかる。この時、
ペルフルオロアルキル基の修飾率が20%の高分子で最
も大きな値を示した。この高分子の場合、カルボキシル
基−つの占める面積は炭化水素鎖の断面積である20人
2と等しく、これより、カルボキシル基を持つ側鎖が立
ち並ぶような配列をもつ超薄膜となることが分かった。
また、この含フツ素高分子はその希薄溶液を金属塩水溶
液上に展開することで、容易に金属イオンを含むラング
ミュア−ブロジェット膜を作製できる。この場合、金属
イオンとしてはカルボキシル基と水に不溶性の塩を形成
し得るものであればよく、このような金属イオンとして
は、カルシウ芸人、バリウム、カドミウム等の金属イオ
ンを挙げることができる。金属塩水溶液」二にこの含フ
ツ素高分子を展開した時のF−A曲線の測定から、純水
上に展開した場合と同様に、ペルフルオロアルキル基の
修飾率を変化させることにより、極限面積が異なる超薄
膜が作製でき、ペルフルオロアルキル基の修飾率20%
の高分子が最も大きな極限面積を示すことがわかった。
この超薄膜をガラス基板」−に−・層または多層を累積
し、この膜のn−アルカンに対する臨界表面張力γcd
yr1/cmを求めた。その結果、純水上1こ展開した
場合は、ペルフルオロアルキル基の修飾率が9.20.
27%の含フッ崇高分子LB膜はγC値がそれぞれ約1
9.17.16を示した。また、金属塩−1−に展開し
た1、B)摸もほぼ同じγC値を示し、カルシウム塩水
溶液−ヒレこ展開した場合、ペルフルオロアルキル基の
修飾率が9.20.27%の含フツ素高分子I、13膜
はγC値がそれぞれ約19.17.17を示した。これ
らのイ直はポリテトラフルオロエチ1ノンのγCC向直
8.5と同程度あるいはこれより小さく、表面エネルギ
ーの低い、撥水撥油性、防塵性等の性質を示す、優れた
膜であると言える。
ガラス基板上に累積した膜の膜厚をタリステップ、及び
χ線回折1.こより測定したどころ、膜厚は一層当り約
15〜50Aであり、ペルフルオロアルキル基の修飾率
が高くなるほど厚くなる傾向を示した。
〔発明の効果〕
本発明の含フツ素高分子化合物において、ペルフルオロ
アルキル基の導入割諭は、ペルフルオロカルボン酸アル
キルの反応量を任意1こ変えることにより種々の、範囲
に変化させることができるか、一般には、その割合(修
飾率)(n)は40%以下(n≦0.4m)である。こ
の含フツ素高分子化僑物は可溶性であり、ラングミュア
−プロジェット法により超薄膜化することができ、従来
にない超N IJ%表面改質物質どして用いることがで
きろ。また、この含フッ崇高分子化イ1物の溶液を金属
塩水溶液」二に展開することにより、金Fjc塩を取り
込んだ従来にないタイプの高勿子超薄I摸を得ることが
できる。
この超薄膜は一つのペルフルオロアルキル基の占める面
積をペルフルオロアルキル基の修飾率、及びLB膜を展
開する際の水層中の金属塩の有無により制御できる。
これらの膜の表面は機能基であるペルフルオロアルキル
基が存在し、含フッ素」、(特有の優れた低表面エネル
ギー性を示す。さら1こ、ペルフルオロアルキル基の修
飾率、及び水層中の金属塩の有無を変えることによりこ
の膜の表面状態を制御することができる。従来、含フッ
素基及びカルボキシル基を有するアルキル基を共有結合
でポリアリルアミンに修飾し、ラングミュア−プロジェ
ノ1−法により分子内や分子間で配列の制御された機能
性の]瘍分子超′4膜を作製した例はない。
なjG、本明細書で言うラングミュアープロジェノ1〜
膜とは、従来よく知られているランクミュア−ブロジェ
ット法により得られる展開)摸及び累積膜を膚、味する
〔実施例〕
次に本発明を実施例により更に詳細に説明する。
=12− 一実施例」 含フツ素高分子の合成 エタノール]、Omlに金属すI−リウム0.1.2F
、を加え、水素の発生がなくなってからポリアリルアミ
ン塩酸塩(平均分子旦、約9000)0.50gを加え
、蓋をして撹拌する。析出した塩化すl・リウムをろ過
して取り除き、エタノール6mlで洗い、洗液はろ液l
、こ戻す。こに溶液にペルフルオロオクタン准エチル0
 、47 gをエタノール5川1に7容かして一度に加
える。
室温で5時間撹拌した後、無水コハク酸0.B録をN。
r4−ジメチルホルムアミF (DMF)10m]に溶
かして加え、−日撹拌する。この溶液を減圧下で溶媒除
去し、クロロホルム、次いで水で洗浄して乾燥すると、
ポリアリルアミン中の20%のアミノ基にペルフルオロ
オクチル基が、80%のアミン基に2−カルボキシエチ
ル基がそれぞれアミ1ル結合を介して結合した高分子が
得られた。得られた高分子は赤外吸収スペクトルにおい
て、ペルフルオロオクチル基の結合したアミ[へ結合:
 ]、 7 ]、 7.1557cm−’、2−カルボ
キシエチル基の紀1合しノーアミ)−結合:]655.
13;ム7cm−’、カルボキシル基:1717cm−
”、炭素−フッ素結合:1300〜1100cm−’の
強い吸収が認められたことによりその構造が確認された
。また、フルオロアルキル基の修飾率はフッ素分析値2
6.0より求めた。
同様の方法で、ペルフルオロオクタン酸エチルと無水コ
ハク酸を用いてポリアリルアミンの修飾反応を行い、用
いるペルフルオロオクタン酸エチルのポリアリルアミン
のアミノ基に対する量を変えることにより、ポリフルオ
ロオクチル基の修飾率9.20.27%の高分子化合物
を得た。また、ペルフルオロオクタン酸エチルと無水グ
ルタル酸を用いて、同様の方法でポリアリルアミンの修
飾反応を行い、ペルフルオロオクチル基の修飾率19%
の高分子化合物を得た。これらのフルオロアルキル基の
修飾率はすべてフッ素分析値より求めた。
実施例2 ラングミュア−ブロジェット膜の作製 以下において、実施例1に示したペルフルオロオクタン
酸エチルと無水コハク酸を用いてボリアゞづルアミンを
修飾した含フツ素高分子を、ペルフルオロオクチル基の
修飾率(M%)に対応してPACF (M)と略して示
す。
ラングミュア−プロジェット法においてPACF9.2
0.27のメタノール・ベンゼン希薄混合溶液をそれぞ
れ調製し、これらの溶液を17℃の純水上にそれぞれ展
開したときに得られる超薄膜についての表面圧−占有面
積の関係(F−A曲線)を測定した結果を第1図に示す
。この結果より膜中のフルオロアルキル基の一つの占め
る面積、つまりフルオロアルキル基当りの極限面積は、
PACF9.20.27の順にそれぞれ51.78.3
2人2の値を示した。また、膜中のカルボキシル基当り
の極限面積は、PACF9.20.27の順にそれぞれ
5.20.12人2の値を示した。
この水面上の超薄膜をガラス基板上に表面圧20mN−
m−1で一層膜、及び多層膜として移しとった。
これらは透明な膜であった。
実施例3 金属塩を含むラングミュアーブロジェッ1−膜の作製 一15= ラングミュア−プロジェット法においてPACF9.2
0.27のメタノール・ベンゼン希薄混合溶液をそれぞ
れ調製し、これらの溶液を17℃の、緩衝剤として炭酸
水素ナトリウムを含む塩化カルシウム水溶液(塩化カル
シウム濃度:4.OX 10−4mol 1−1、炭酸
水素カリウム濃度:4.0X10−4ntol 1−1
)上にそれぞれ展開したときに得られる超薄膜について
のF−へ曲線を測定した結果を第2図に示す。この結果
より、フルオロアルキル基当りの極限面積はPACF9
.20.27の順にそれぞれ55.59.30人2の値
を示した。また、膜中のカルボキシル基当りの極限面積
はPACF9.20.27の順iこそれぞれ5.15.
11人2の値を示した。
この水面上の超薄膜をガラス基板上に表面圧20mN−
m−”で−層膜、及び多層膜として移しとった。
これらは透明な膜であった。
実施例4 臨界表面張力γCの測定 実施例2及び3で得た膜について、n−アルカンとの接
触角を測定し、Zismanプロツ1−から求めた臨ら
の結果を第1表に示した。
第1表 実施例5 膜厚の測定 実施例2及び3で得たラングミュア−プロジェット膜に
ついて、次の二つの方法で膜厚を測定した。
(1)タリステップによる測定 薄膜を一部剥がし、膜との段差をタリステップにより測
定した。その結果1層の膜厚は、純水上に展開したラン
グミュア−ブロジェット膜(実施“例2)では、PAC
F9.20.27の順にそれぞれ14〜18.11〜1
9.36〜62人、塩化カルシウム水溶液上に展開−ノ
だランクミュアーブロジェッI・膜(実施例3)では、
PACF9.20.27の順にそれぞれ6〜13.21
〜32.47〜99人のイ直が得られた。
(2)X線回折による測定 銅のKa、、2.=1.り4050.40Kv、30m
AでX線回折図を測定したところ、回折パターンが観測
された。
これより膜厚をブラッグの式より求めると、IWjの1
1ψ厚は、純水」二に展開したラングミュア−プロジェ
ット膜では、PACF9.20.27の順にそれぞれ]
5.23.48人、塩化カルシウム水溶液」二に展開し
たラングミュアーブロジエツ1〜Itjlでは、P /
l CF眠20.27の順にそれぞれ約28.30.4
8人の値が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明による含フツ素高分子化合物
のラングミュアーブロジェッI・膜のF −A 111
11線を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rfは炭素数6〜15のペルフルオロアルキル
    基を示し、kは2または3であり、mは10〜1500
    の数を示し、nは0<n≦0.4mを満たす数である)
    で表わされる含フッ素高分子化合物。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rfは炭素数6〜15のペルフルオロアルキル
    基を示し、kは2または3であり、mは10〜1500
    の数を示し、nは0<n≦0.4mを満たす数である)
    で表わされる含フッ素高分子化合物を製造する方法にお
    いて、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、mは前記と同じ意味を持つ) で表わされるポリアリルアミンと、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rfは前記と同じ意味を持ち、Rは炭素数1〜
    5のアルキル基を示す。) で表わされるペルフルオロカルボン酸アルキルとを反応
    させ、さらに一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、kは前記と同じ意味を持つ) で表わされるジカルボン酸無水物と反応させることを特
    徴とする方法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rfは炭素数6〜15のペルフルオロアルキル
    基を示し、kは2または3であり、mは10〜1500
    の数を示し、nは0<n≦0.4nを満たす数である。 ) で表わされる含フッ素高分子化合物を純水上に展開する
    ことにより作製されるラングミュアーブロジェット膜。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rfは炭素数6〜15のペルフルオロアルキル
    基を示し、kは2または3であり、mは10〜1500
    の数を示し、nは0<n≦0.4mを満たす数である)
    で表わされる含フッ素高分子化合物をカルボン酸と塩を
    作る金属塩水溶液上に展開することにより作製されるラ
    ングミュアーブロジェット膜。
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WO2011118587A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 国立大学法人九州大学 温度、pH及び塩濃度感応性分離材及びその用途

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WO2011118587A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 国立大学法人九州大学 温度、pH及び塩濃度感応性分離材及びその用途
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