JPH04111468U - マーキングインカー - Google Patents
マーキングインカーInfo
- Publication number
- JPH04111468U JPH04111468U JP2133991U JP2133991U JPH04111468U JP H04111468 U JPH04111468 U JP H04111468U JP 2133991 U JP2133991 U JP 2133991U JP 2133991 U JP2133991 U JP 2133991U JP H04111468 U JPH04111468 U JP H04111468U
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Abstract
(57)【要約】
〔構成〕 本考案は電動マーキングインカーにおいて、
側面に膨出凸部を有しないワイヤの先端付近外周に少な
くとも一段のインク溜用のリング状凹溝を形成するとと
もに、凹溝中心軸を縮径可撓部としたことを特徴とす
る。〔作用〕ワイヤ先端付近の外周に形成したリング状
の凹溝がインク溜り場となり、ここにインクが滞留する
のでインクのボタ落ちがなくなる。マーキングに際し、
ワイヤ先端がウエハー面に当接すると、ワイヤが凹溝中
心軸を介して撓み、ポンプ作用で溝内のインクを外側に
押し出すとともに、ワイヤ先端全面がウエハー面に押し
当てられ、ワイヤ先端全面のマークが付される。
側面に膨出凸部を有しないワイヤの先端付近外周に少な
くとも一段のインク溜用のリング状凹溝を形成するとと
もに、凹溝中心軸を縮径可撓部としたことを特徴とす
る。〔作用〕ワイヤ先端付近の外周に形成したリング状
の凹溝がインク溜り場となり、ここにインクが滞留する
のでインクのボタ落ちがなくなる。マーキングに際し、
ワイヤ先端がウエハー面に当接すると、ワイヤが凹溝中
心軸を介して撓み、ポンプ作用で溝内のインクを外側に
押し出すとともに、ワイヤ先端全面がウエハー面に押し
当てられ、ワイヤ先端全面のマークが付される。
Description
【0001】
本考案は半導体、IC等の電気部品(ウエハー)やレコーダ等の記録シートに
ドットマークを付するためのマーキングインカーの改良に関し、特に、マーキン
グワイヤの先端付近の構造に関する。
【0002】
この種のマーキングインカーは一般にインクを収納するボトルの先端に中空の
細管を連通状に固着し、ボトル上部の上下駆動プランジャに連結したワイヤをこ
の細管に通し、プランジャに連動して細管の先端から内外に出没するワイヤの先
端で、対象物にマークを施すようになっている。
ところで、このマーキングインカーはマーク付与面(ウエハー面)に対して斜
め角度で当接するようにして使用されるため、可動ワイヤがウエハー面に押当て
られたときにワイヤ側面のインクが連続的に流れ落ち、ウエハー面に必要以上の
ボタ落ちが付いてしまう。
他方、0.5φ以上の比較的太いワイヤを使用する場合、ウエハー面への当接
位置がワイヤの先端角部になるため、特に高速使用の場合にワイヤを太くした割
りには期待したほどの大きなマークを付けることができないという問題があった
。
【0003】
従って本考案の目的は、インクのボタ落ちがなく、高速でも所定の大きさのマ
ークを正確に付与することができ、しかも緩衝効果が得られるマーキングインカ
ーを提供することにある。
【0004】
本考案は上記目的を達成するために、インクを収納するボトル1の先端に中空
の細管2を接続し、ボトル1上部の上下駆動プランジャ3に連結したワイヤ4を
該細管2の内部に通し、プランジャ3の動作によりワイヤ4先端部が細管2の先
端から内外に出没するようにしたマーキングインカーにおいて、側面に膨出凸部
を有しないワイヤの先端付近外周に少なくとも一段のインク溜用のリング状凹溝
を形成するとともに、凹溝中心軸を縮径可撓部としたことを特徴とするものであ
る。
より好ましくは、ワイヤ先端付近外周にリング状凹溝を上下複数段に形成する
。
【0005】
ワイヤ先端付近の外周に形成したリング状の凹溝がインク溜り場となり、ここ
にインクが滞留するのでインクのボタ落ちがなくなる。マーキングに際し、ワイ
ヤ先端がウエハー面に当接すると、ワイヤが凹溝中心軸を介して撓み、ポンプ作
用で溝内のインクを外側に押し出すとともにワイヤ先端全面がウエハー面に押し
当てられ、ワイヤ先端全面のマークが付される。ワイヤが引き戻されると先端周
囲のインクが凹溝内に吸引される。
【0006】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は図示しないマーキング装置のアームA先端に着脱自在に取付けらける
マーキングインカーの一例を示す縦断面図であり、マーキング用インクを収納す
るボトル1の先端に金属あるいは合成樹脂製の細管2を連通状に固設するととも
に、ボトル1の上部に上下駆動するプランジャ3を設け、このプランジャ3の下
端ロッド3bに連結したワイヤ4をボトル1内から細管2内に挿入し、プランジ
ャ3と共に上下往復移動するワイヤ4の先端が細管2の先端から内外に出没する
ように構成されている。
図の例ではプランジャ3はボトル1の上部に固定した蓋体5の貫通孔に上下動
自在に挿入した鉄芯3aとこの鉄芯3aに固着したロッド3bからなり、蓋体5
に一体的に取付けた電磁ソレノイド6の励磁により鉄芯3aがソレノイド6に引
き寄せられて下方へ移動し、ソレノイド6が消磁するとばね7により元の位置に
復帰するようになっている。
しかして、プランジャ3によって細管2の内外に出没するワイヤ4の先端で細
管2内のインクを対象物の目的の位置に付着してマーキングを施すようになって
いる。
もっとも、本考案はマーキングインカーにおけるワイヤ4の構造に関するもの
で、インカーの上部構造は図のものに限定されない。
【0007】
このように、ボトル1先端にインク注出用の細管2を設け、プランジャ3と共
に上下動するワイヤ4をこの細管2に挿入してワイヤ4の先端でマーキングする
形式のインカーにおいて、本考案の特徴は、図2a乃至図2jに示すように、側
面に膨出部を有しない一様の太さのワイヤ4を使用し、このワイヤ4の先端付近
外周にリング状凹溝8を形成するとともに、この凹溝8のワイヤ中心軸9を縮径
可撓部とし、図3bのようにワイヤ先端4aをウエハーなどのマーク付面に圧接
させたときにワイヤ4が凹溝中心軸の可撓性により撓むようにしたことにある。
【0008】
図2aのものはワイヤ4の先端付近外周に断面がコの字あるいはU字形のリン
グ状凹溝8を形成し、凹溝8の中心軸9が縮径されて可撓性をもつようにしたも
のである。
【0009】
図2b乃至図2jは本考案の他の実施例を示すもので、図2bはリング状凹溝
8の断面を逆台形に形成した変形例、図2cはリング状溝8を先端に向けて傾斜
状に形成した変形例、図2dはリング状凹溝8の下面を球面に形成した変形例、
図2eはリング状凹溝8の断面をV字形に形成して凹溝中心軸を短くしたもので
ある。
図2a乃至図2eの実施例では凹溝8の下面が先端に向けて傾斜もしくは湾曲
しているのでワイヤ4が凹溝中心軸9を介して撓んだときにポンプ作用によって
押し出されたインクがワイヤ先端面により一層円滑にまわり、マーキングが鮮明
になる。
【0010】
図2fの実施例は複数のリング状凹溝8a,8b,8c…をワイヤ4の先端付
近外周に複数段に形成したものである。
この場合、各々の凹溝8の形状を図2a至図2eようにすることはもちろん可
能である。
この実施例ではインク溜り場としてのリング状凹溝8a,8b,8cと可撓性
の凹溝中心軸9a,9b,9cがそれぞれ複数段に形成されているのでマーク付
与面へのワイヤのあたりが一層柔らかくなり、当接圧が正確且つ微妙に調整され
る。
【0011】
上記実施例ではワイヤ4の先端が平坦な場合を例示したが図2gのように先端
面をゆるやかな凸状球面にしてもよく、また、図2hのようにゆるやかな凹状球
面にしてもよい。
さらに、インクの付きをよくするため図2iのように先端面を粗面にしてもよ
く、また、図2jのように先端面にゴム、発泡材、繊維質材料等を貼付してもよ
い。
【0012】
次に図3a、図3bにより本考案の作用を説明する。
図3aのように、ワイヤ4がプランジャ3によって後方に引き戻されていると
きは該ワイヤ4はインカーの細管2内にあり、細管2とワイヤ4の間にインクボ
トル1からのインクが充填されている。
図3bのようにワイヤ4がプランジャ3によって押し出されるとワイヤ4がリ
ング状凹溝8にインクを保持して細管2の先端から突出する。
ワイヤ4の先端4aがマーク付与面10に圧接されると、ワイヤ4は凹溝中心
軸9の可撓性によって撓む。このとき凹溝8が圧縮されることによりポンプ作用
で内部のインクが押し出されるとともに、ワイヤ先端面4aは中心軸9の可撓性
によりその全面がマーク付与面10に当接し、所望のマークが確実に付与される
。
また、ワイヤ4が再び引き戻されると、リング状凹溝8のポンプ作用により、
ワイヤ先端周囲のインクが凹溝8内に吸引される。
【0013】
以上のように、本考案はワイヤ先端付近にリング状凹溝を形成し、凹溝中心軸
に可撓性をもたせたことにより、インクの供給が円滑になり、且つワイヤの先端
全面がマーク付与面に安定して当接する。従って、高速作動でも所望のマークが
確実に付与され、しかもインクのボタ落ちがなくなる。
【0014】
また、ワイヤ先端付近に可撓部分があるのでマーク付与面へのあたりが柔らか
くなり、緩衝効果が得られる。従って、ワイヤ押圧力が調整されるとともに、従
来のように、加圧時の反動でインカー全体が動いたり、故障したりする弊害が合
理的に解消される。
【0015】
【図1】 マーキングインカーの概略を示す縦断面
図、
図、
【図2a】 本考案の実施例によるマーキングワイヤの
要部拡大縦断面図、
要部拡大縦断面図、
【2b】〜
【図2】 本考案の他の実施例による図2a相当図、
【図3a】及び
【図3b図】 本考案の作用説明図、
1…インクボトル、 2…細管、 3…プランジャ、
4…ワイヤ、 8…リング状凹溝、 9…凹溝中心軸、
10…マーク付与面。
4…ワイヤ、 8…リング状凹溝、 9…凹溝中心軸、
10…マーク付与面。
Claims (2)
- 【請求項1】 インクを収納するボトル1の先端に中空
の細管2を接続し、ボトル1上部の上下駆動プランジャ
3に連結したワイヤ4を該細管2の内部に通し、プラン
ジャ3の動作によりワイヤ4先端部が細管2の先端から
内外に出没するようにしたマーキングインカーにおい
て、側面に膨出凸部を有しないワイヤの先端付近外周に
少なくとも一段のインク溜用のリング状凹溝を形成する
とともに、凹溝中心軸を縮径可撓部としたことを特徴と
するマーキングインカー。 - 【請求項2】 ワイヤの先端付近外周にリング状凹溝を
上下複数段に形成したことを特徴とする請求項1記載の
マーキングインカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2133991U JP2541479Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | マーキングインカー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2133991U JP2541479Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | マーキングインカー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04111468U true JPH04111468U (ja) | 1992-09-28 |
| JP2541479Y2 JP2541479Y2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=31907115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2133991U Expired - Lifetime JP2541479Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | マーキングインカー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2541479Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP2133991U patent/JP2541479Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2541479Y2 (ja) | 1997-07-16 |
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