JPH04114049A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH04114049A
JPH04114049A JP23508890A JP23508890A JPH04114049A JP H04114049 A JPH04114049 A JP H04114049A JP 23508890 A JP23508890 A JP 23508890A JP 23508890 A JP23508890 A JP 23508890A JP H04114049 A JPH04114049 A JP H04114049A
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JP
Japan
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weight
propylene
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parts
component
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Application number
JP23508890A
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English (en)
Inventor
Kazunori Yano
一憲 矢野
Meiji Wakayama
明治 若山
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 く技術分野〉 本発明は、プロピレン重合体(成分(a))、スチレン
重合体(成分(b))及びグラフト変性共重合体(成分
(c))とからなるものであって、相溶性が改良され、
そして剛性と衝撃強度とのバランスが優れた、熱可塑性
樹脂組成物に関する。
〈従来技術〉 プロピレン系重合体は、成形性、耐熱性、耐薬品性およ
び耐溶剤性が優れているため、汎用樹脂として広く利用
されている。しかし、プロピレン系重合体は、一般に表
面硬度が低いことから傷つき易く、成形収縮率が大きく
、家電製品や自動車部品などの用途に利用する場合には
剛性が不足しがちであった。また、非極性である為に塗
装性が極めて低いという問題点がある。これらの問題点
を改良する為の方法としては、プロピレン系重合体にス
チレン系重合体やアクリロニトリル−ブタジェン−スチ
レン三元共重合体などを配合することが考えられる。
しかし、プロピレン系重合体は、通常、これらの樹脂と
の相溶性が劣るのでミクロ的に均一な組成を有する組成
物を得ることが困難であって、−成形物の表面において
層状剥離が生じたり、衝撃強度が大幅に低下するなどの
大きな問題がある。これらの問題を解決する為に、スチ
レンをプロピレン重合体に水性懸濁含浸させた後に重合
させ、このようにして得られた特定の改質プロピレン共
重合体を相溶性改良樹脂として利用する方法(特開昭5
9−217742号公報)、極めて粒径の細かいスチレ
ン系の重合体を合成し、ミクロ的に均一な組成が得られ
る様にする方法(特開昭61−98757号、特開昭6
1−118448号各公報)が提案されている。
しかし、上記の方法には、改質共重合体の合成が複雑で
あったり、粒径の細かいスチレン系重合体同志が凝集し
てミクロ的に均一な組成物を得ることが難しいなどの問
題点がみられるようであり、また、剛性と衝撃強度のバ
ランスにおいて未だ改良の余地が残っているようである
〔発明の概要〕
く要旨〉 本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって
、より一層の改良を加えて工業部品分野等で要求される
剛性と衝撃強度バランスとミクロ的に均一な組成を有す
る熱可塑性樹脂を提供することを目的とするものである
本発明者らは、各種の配合材について検討を行なった結
果、プロピレン系重合体、スチレン系重合体及び特定の
グラフト変性共重合体を配合することにより、ミクロ的
に均一な組成を有し、剛性と衝撃強度のバランスとレベ
ルが優れた熱可塑性樹脂組成物が得られることを見出し
て本発明に至った。
従って、本発明による熱可塑性樹脂組成物は、下記の成
分(a)、(b)および(c)、並びに組成からなるこ
と、を特徴とするものである。
成分(a) プロピレンの単独重合体またはプロピレンを過半型量%
以上含有するプロピレン重合体90〜10重量% 成分(b) 下記式(1)で示される単量体構造単位を少なくとも3
0重量%以上含有するスチレン重合体ン性不飽和単量体
5〜100重ji部とをラジカル重合開始剤の存在下に
溶融混練することにより得られるグラフト変性共重合体 (上記の成分(a)と成分(b)の合計100重量部に
対して)       5〜40重量部(式中、R1は
水素原子または低級アルキル基を表わし、R2はハロゲ
ン原子または低級アルキル基を表わす。nは0〜3であ
る。) 10〜90重量% 成分(c) 下記式(n)で示されるジアルケニルベンゼン単位およ
び(または)下記式(m)で示される分岐非共役ジエン
単位を0,01〜20モル%含有するプロピレン共重合
体100重量部と、エチレ(式中、R3は水素原子また
はメチル基を表わし、R4は炭素数1〜6の炭化水素基
を表わす。nはOまたは1である。) (式中、R5は炭素数8以下のアルキル基を表わし、R
およびR7は夫々水素または炭素数8以下のアルキル基
を表わす。ただし、R6、R7が共に水素であることは
ない。nは1〜10である。) く効果〉 本発明による熱可塑性樹脂組成物は、従来のプロピレン
系重合体とスチレン系重合体を含む樹脂組成物に較べて
、剛性と衝撃強度に優れ、ミクロ的に均一な分散状態を
しているものである。
〔発明の詳細な説明〕
く熱可塑性樹脂組成物〉 (1)構成成分 成分(a) 成分(a)は、プロピレンの単独重合体またはプロピレ
ンを過半重量%以上含有するプロピレン重合体、即ちプ
ロピレンの単独重合体またはプロピレンとα−オレフィ
ンとのランダムもしくはブロック共重合体、あるいはこ
れらの混合物、である。
成分(a)が共重合体である場合には、α−オレフィン
は2種に限らず、3種以上の複数種からなるものであっ
てもよい。共重合成分のα−オレフィンとしては炭素数
2〜8程度、特に2〜4、のちのが好ましい。
これらの重合体は既知の方法で重合あるいは変性により
得ることができるが、市販のものから適宜選んで用いる
こともできる。また、これらを併用することもできる。
これらの中でも、特に結晶性プロピレン系重合体、すな
わち、結晶性プロピレン単独重合体、結晶性プロピレン
−エチレンブロック若しくはランダム共重合体が機械的
物性バランスの点で好ましい。
これらの結晶性プロピレン系重合体類のメルトフローレ
ート(MFR,230℃、荷重2.16kg)は、好ま
しくは0.01〜400g/10分の範囲、より好まし
くは0.15〜60g/10分の範囲、特に好ましくは
0.5〜40g/10分の範囲、である。MFRの値が
0.01g/10分より小さい範囲では成型加工性に難
点が生じ易く、また、400g/10分より大きい範囲
では機械的強度レベルが低く好ましくない。
成分(b) 本発明で使用する成分(b)は、下記式(1)で示され
る単量体構造単位を少くとも30重量%以上含有するス
チレン重合体である。
(式中、R1は水素原子または低級アルキル(好ましく
は炭素数1〜3)基を表わし、R2はノ10ケン原子ま
たは低級アルキル(好ましくは炭素数1〜3)基を表わ
す。また、nは0〜3である。)このような成分(b)
としては、スチレンないしスチレン誘導体の単独あるい
は共重合体、およびこれらとエラストマーないしエラス
トマーを与える単量体との共重合体、ならびにこれらの
混合物など、即ち、例えばポリスチレン、ポリバラメチ
ルスチレン、ゴム変性ポリスチレン(耐衝撃性ポリスチ
レン)、ゴム変性ポリバラメチルスチレン、スチレン−
ブタジェンコポリマー、スチレンブタジェン−アクリロ
ニトリルコポリマー、バラメチルスチレン−ブタジェン
−アクリロニトリルコポリマー、スチレン−アクリル酸
ゴム−アクリロニトリルコポリマー、スチレン−α−メ
チルスチレンコポリマー、スチレン・ブタジェンブロッ
クコポリマー、スチレン・ブタジェン・スチレンブロッ
クコポリマー等がある。これらのなかでは、ゴム変性ポ
リスチレンが剛性と衝撃強度のバランスの点て好ましい
これらの成分(b)は、メルトフローレート(MFR,
200℃、荷重5kg)が0.05〜100g/10分
、好ましくは0,05〜50g/10分、特に好ましく
は0,05〜20g/10分、のちのである。0.05
g/10分未満ではミクロ的に均一に分散された組成物
を得ることが難しく、100g/10分を越える場合は
衝撃強度上好ましくない。
成分(c) 成分(c)は、下記式(■)で示されるジアルケニルベ
ンゼン単位および(または)下記式(III)で示され
る分岐非共役ジエン単位を0.01〜20モル%含有す
るプロピレン共重合体100重量部と、エチレン性不飽
和単量体5〜100重量部とをラジカル重合開始剤の存
在下に溶融混練することにより得られるグラフト変性共
重合体である。
(式中、R3は水素原子またはメチル基を表わし、R4
は炭素数1〜6の炭化水素基を表わす。nは0または1
である。) (式中、R5は炭素数8以下のアルキル基を表わし、R
およびR7は夫々水素または炭素数8以下のアルキル基
を表わす。ただし、R6、R7が共に水素であることは
ない。nは1〜10である。) ここでいうプロピレン共重合体とは、(イ)式(II)
のジアルケニルベンゼンまたは式(III)の分岐非共
役ジエンのジエンの一方または両方とプロピレンとの共
重合体、(ロ)(i)これらのジエンの一方および(ま
たは)他方とプロピレンとの共重合体と(ii)これら
のジエンの一方および(または)他方とプロピレンとの
共重合体であって、前者(i)とはジエンに関して異な
るものとの混合物(例えば、ジエンの一方とプロピレン
との共重合体とジエンの他方とプロピレンとの共重合体
との混合物)、(ハ)上記の(イ)および(または)(
ロ)とプロピレン重合体との混合物(ただし、ジエン単
位の含有量は0.01〜20モル%)、並びに上記にお
いてプロピレンが少量の共単量体(式(n)及び(m)
のジエン以外のもの)を含むものであるもの、を含有す
るものとする。
上記式(n)で示されるジアルケニルベンゼンは、〇一
体、m一体、p−体などの異性体のいずれでもよく、ま
たこれら異性体の混合物であっちよい。またベンゼン環
が置換されている各種の誘導体でもよい。具体的に例示
すれば、ジビニルベンゼン、イソプロペニルスチレン、
ジビニルトルエンなどである。
また、上記式(III)で表わせる分岐非共役ジエン類
の例としては、(イ)4−メチル−1,4−へキサジエ
ン、5−メチル−1,4−へキサジエン、4,5−ジメ
チル−1,4−へキサジエン、4−エチル−1,4−へ
キサジエン、5−エチル1.4−へキサジエン、4,5
−ジエチル−1゜4−へキサジエン、4−メチル−1,
4−へブタジェン、5−メチル−1,4−へブタジェン
、4゜5−ジメチル−1,4−へブタジェン、4−エチ
ル−1,4−へブタジェン、5−エチル−1,4ヘプタ
ジエン、4,5−ジエチル−1,4−へブタジェン、4
−メチル−1,4−オクタジエン、5−メチル−1,4
−オクタジエン、4,5−ジメチル−1,4−オクタジ
エン、4−エチル−1゜4−オクタジエン、5−エチル
−1,4−オクタジエン、4,5−ジエチル−1,4−
オクタジエン、4−メチル−1,4−ノナジェン、5−
メチル−1,4−ノナジェン、4.5−ジメチル−14
−ノナジェン、4−エチル−1,4−ノナジェン、5−
エチル−1,4−ノナジェン、4.5ジエチル−1,4
−ノナジェンなどの1,4−ジエン類、(ロ)5−メチ
ル−1,5−へブタジェン、6−メチル−1,5−ヘプ
タジエン、5,6−シメチルー1,5−ヘプタジエン、
5−エチル−1,5−ヘプタジエン、6−ニチルー1,
5−へブタジェン、5.6−ジニチルー1.5−へブタ
ジェン、5−メチル−1,5−オクタジエン、6−メチ
ル−1,5−オクタジエン、5,6−シメチルー1,5
−オクタジエン、5−エチル−1゜5−オクタジエン、
6−エチル−1,5−オクタジエン、5,6−ジニチル
ーオクタジエン、5メチル−1,5−ノナジェン、6−
メチル−1゜5−ノナジェン、56−シメチルー1,5
−ノナジェン、5−エチル−1,5−ノナジェン、6−
エチル−1,5〜ノナジエン、5.6−ダニチル−1,
5−ノナジエンなどの1,5−ジエン類、(ハ)6−メ
チル−1,6−オクタジエン、7メチルー1,6−オク
タジエン、6,7−シメチルー1,6−オクタジエン、
6−エチル−1,6−オクタジエン、7−エチル−1,
6−オクタジエン、6,7−ダニチル−1,6−オクタ
ジエン、6−メチル−1,6−ノナジェン、7−メチル
1.6−ノナジェン、6,7−シメチルー1,6−ノナ
ジェン、6−エチル−1,6−ノナジエン、7−エチル
−1,6−ノナジエン、6,7−ダニチル−1,6−ノ
ナジエンなどの1,6−ジエン類、(ニ)7−メチル−
1,7−ノナジェン、8−メチル−1,7−ノナジェン
、7.8−ジメチル−1,7−ノナジェン、7−エチル
−1,フーノナジエン、8−エチル−1,7−ノナジェ
ン、7.8−ジエチル−1,7−ノナジェンなどの1゜
7−ジエン類、を挙げることができる。これらの中でも
、6−メチル−1,5−へブタジェン、6−メチル−1
,5−オクタジエン、6−メチル−1,6−オクタジエ
ン、7−メチル−1,6−オクタジエン、8−メチル−
1,7−ノナジェンなどの分岐非共役ジエンが好ましい
。もちろん、これらの非共役ジエン類は二種以上の混合
物であってもよい。
これら式(II)および(または)式(m)のジエン単
位を含有するプロピレン共重合体の製造は公知の任意の
方法、例えば特開昭62−241907号または同56
−30414号各公報に記載された方法、によって行う
ことができる。
この共重合体は、主成分がプロピレンである限り、他の
α−オレフィンまたは不飽和単量体を従成分として含有
していてもよい。他のα−オレフィンまたは不飽和単量
体としては、エチレン、ブテン−1、酢酸ビニル、スチ
レン、ビニルシラン等があり、これらはランダム、ブロ
ックまたはグラフト等いずれの型の共重合で含有されて
いてもよい。
上記式(II)、(III)で示される化合物のプロピ
レン共重合体中の含有量は0.01〜20モル%、好ま
しくは上記式(II)の化合物では0.015〜3.0
モル%、特に好ましくは0.1〜1.0モル%、上記式
(III)の化合物で唾 は好ましくは0,15〜5.0モル%、特に好ましくは
0.2〜4.0モル%、の範囲である。
この含有量が過少では相溶化効果が不足し、過多ではゲ
ル化が生起して好ましくない。
このようなプロピレン共重合体のうち、特にメルトフロ
ーレート(MFR)が10g/10分以下のものが好適
である。
エチレン性不飽和単量体としては、(イ)スチレン系単
量体、例えばスチレン、核置換スチレン(例えばメチル
スチレン、ジメチルスチレン、エチルスチレン、イソプ
ロピルスチレン、クロルスチレン等)、α−置換スチレ
ン(例えばα−メチルスチレン、α−エチルスチレン等
)、(ロ)不飽和カルボン酸またはその誘導体、例えば
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル(特に
01〜C7アルキルエステル)、メタクリル酸エステル
(とくに01〜C7アルキルエステル)、(ハ)アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、(ニ)ハロゲン化ビニル
、ないしビニリルデン、(ホ)不飽和ニトリル、例えば
アクリルニトリル、メタクリロニトリル、(へ)ビニル
エステル、例えば酢酸ビニル等がある。
中でもスチレン単独またはスチレンを主成分としこれに
共重合可能な他の単量体を配合した混合物が好適である
ラジカル重合開始剤としては、樹脂の溶融混線温度にて
分解してラジカルを発生させて、グラフト重合を開始さ
せることができるラジカル発生剤を使用する。このよう
なラジカル発生剤は、10時間の半減期を得るための分
解温度が80〜150℃、好ましくは90〜140℃、
のちのが一般に使用される。また、ラジカル重合開始剤
は複数種のものを併用して、ラジカルの発生を徐々に行
なうこともてきる。
このようなラジカル重合開始剤の使用量は、般にエチレ
ン性不飽和単量体100重量部に対して0.03〜7重
量部、好ましくは0.05〜3重量部、である。過少量
では該単量体のグラフト反応が完全には行なわれないし
、過多量では成形加工時に、残存するラジカル重合開始
剤による悪影響が発生する。
グラフト変性共重合体の製造法は、前記原料成分を溶融
混練してグラフト重合を生起させることからなるが、そ
のような溶融混線には通常熱可塑性樹脂に用いる混線機
械が使用される。
グラフト反応を生起させるためには、一般に160〜2
60℃、好ましくは180〜220℃、の温度で溶融混
線を行なう。
(2)構成成分の組成比 本発明の熱可塑性樹脂組成物に占める各種重合体成分の
割合は、以下に示す通りである。
成分(a)の割合は、成分(a)と成分(b)の合計量
を100重量%として、90〜10重量%、好ましくは
90〜30重量%、特に好ましくは80〜55重量%、
である。90重量%を超えると剛性の改良効果が少く、
一方、10重量%未満では衝撃強度が不足する。
成分(b)は、10〜90重量%、好ましくは10〜7
0重量%、特に好ましくは20〜45重量%、である。
90重量%を超えると衝撃強度が不足し、一方、10重
量%未満では剛性の改良効果が少い。
成分(c)は、成分(a)および成分(b)の合計10
0重量部に対し5〜40重量部、好ましくは5〜35重
量部、特に好ましくは8〜30重量部、である。5重量
部未満ではミクロ的に均一な分散体を得ることが難しく
、一方、40重量部を超えると衝撃強度が低下して好ま
しくない。
(3)ブレンド方法 本発明の熱可塑性樹脂組成物を得るためのブレンド方法
としては、一般に樹脂同志または樹脂と安定剤や着色剤
、更には樹脂と充填剤とをブレンドする種々の方法を適
用することができる。例えば、粉体状または粒体状の各
成分を、ヘンシェルミキサー、スーパーミキサー、リボ
ンブレンダーVブレンダー等により、先ず均一に分散し
た混合物とし、次に一軸型混練押出機、二軸型混練押出
機、ロール、バンバリーミキサ−、ブラストミル、ブラ
ベンダーブラストグラフ等を溶融混練することかできる
。溶融混練温度は通常200〜250℃の範囲である。
以上のようにして得られた樹脂組成物は、溶融混線後に
押出して、ペレット状とすることができる。
また、各種重合体の溶融粘度や組成比を考慮して一部分
の重合体を溶融後、残りの重合体を溶融混練することも
できる。
(4)本発明の熱可塑性樹脂組成物の成形性本発明の熱
可塑性樹脂組成物は、一般の熱可塑性樹脂組成物に適用
される成形法、すなわち、射出成形、押出成形又は中空
成形等、により容易に成形することができるが、中でも
射出成形が最も好ましい。
〔実験例〕
以下の各実施例と比較例は、本発明の詳細な説明するた
めのものである。これらの実験例は、あ(までも例示的
なものであり、したがってこれらの実験例により本発明
の技術的範囲が限定されるものではない。
使用した重合体成分は、下記のとおりである。
1)ポリオレフィン(成分(a)) 三菱油化■製のプロピレン−エチレンブロック共重合体
を使用した。M F Rは0.75g/10分、エチレ
ン単位の含有量は12.5重量%であった。なお、エチ
レン単位含有量はNMR法により測定した。
2)ポリスチレン(成分(b)) 三菱モンサンド化成■製のゴム変性ポリスチレン「ダイ
ヤレックスHT−76−44を使用した。
3)グラフト変性共重合体(成分(c))(1)ジビニ
ルベンゼン含有プロピレン重合体の合成法 内容積100リツトルのオートクレーブに、プロピレン
置換を繰返した後、脱水及び脱酸素したn−へブタン5
0リツトル、ジビニルベンゼン(東京化成棟製)4リツ
トル、ジエチルアルミニウムクロリド23.4g及び三
塩化チタン(東洋ストファー製rTTA−12J )1
0gを導入シ、更に水素を45リットル加え、プロピレ
ンで加圧して全圧を5 kg / cシGにして65℃
で3時間重合を行った。
重合終了後、反応混合物を炉別して共重合体ポリマー1
1.6kgを得た。
この生成共重合体ポリマーを紫外線スペクトル法により
分析して共重合体ポリマー中のジビニルベンゼン含有量
を測定したところ、0.3モル%であった。
(2)7−メチル−1,6−オクタジエン含有プロピレ
ン重合体の合成法 〔担体付触媒の調製〕 充分に窒素置換したフラスコに脱水および脱酸素したn
−ヘプタンに1リツトルを導入し、次いでM g C1
2を1.0モルおよび Ti (OφnBu)4を2.0モル導入して100℃
にて2時間反応させた。反応終了後、40℃に温度を下
げ、次いでメチルハイドロジエンポリシロキサンを15
0ミリリツトル導入して、3時間反応させた。反応終了
後、生成した固体成分をn−へブタンで洗浄し、その一
部分をとり出して組成分析をしたところ、Ti−15,
2重量パーセント、Mg−4,2重量パーセントであっ
た。充分に窒素置換したフラスコに脱水および脱酸素し
たn−へブタンを1リツトル導入し、上記で合成した成
分をMg原子換算で0. 3モル導入した。5iC10
,5−Eルを30”Cで15分間導入して、90℃で2
時間反応させた。反応終了後、精製したn−へブタンで
洗浄した。次いでn−へブタン250ミリリツトルにオ
ルソ−C6H4(cOCI)   0.04モル混合し
て50℃で導入し、次いて81c140,5モルを導入
して90℃で2時間反応させた。
反応終了後、n−へブタンで洗浄して、触媒成分とした
。Ti含有量は2.03重量パーセントであった。
〔プロピレン共重合体の製造〕
容量100リツトルのオートクレーブをプロピレンで置
換した後、n−へブタン30リツトルを仕込み、トリエ
チルアルミニウム90gおよび前述の方法で調製した担
体付触媒10.0gを加えた。次いて水素12.5リツ
トルを加えた後、プロピレンを圧入し、50’C0,5
kg/cdGで攪拌した。この後、7−メチル−1,6
−オクタジエン10リツトルを追加し、プロピレンを圧
入しなから昇温し、70℃、7kg/cdGに保持して
重合を行なった。その後、n−ブタノールで触媒を不活
性化した後、触媒残渣を水で抽出し、遠心分離により共
重合体を回収し、乾燥させた。乾燥パウダー19.3k
gを得た。この共重合体のDSCによる融解ピークは1
52.3℃あった。またH’  −NMRによる分析に
より7−メチル−1゜6−オクタジエンの含有量は3.
0モルパーセントであった。
(3)グラフト変性共重合体の製造 前記合成法により合成したジビニルベンゼン含有量0.
 3モル%のジビニルベンゼンとプロピレンとの共重合
体20重量部と7−メチル−1,6オクタジエンを含有
量3モル%のプロピレンとの共重合体20重量部と、プ
ロピレン重合体(三菱油化■製rTA−8J )60重
量部、スチレン重量部、ラジカル重合開始剤としてt−
プチルパーオキシヘンゾエート0,02部を、高速回転
ミキサーにて予@混合して原料混合物とする。
同方向に回転する二軸混練押出機(L/D−40150
rpn+、混練温度(170℃)にて原料混合物を14
kg/Hrで添加し、プロピレン重合体の溶融後t−ブ
チルパーオキシベンゾエート0.3部を含むスチレンを
5)cg/)Irで途中添加した。未反応のスチレンを
除去してグラフト変性共重合体(成分(c))を得た。
実施例1〜6及び比較例1〜3 表1に示した各重合体成分の所定量をスーパーミキサー
にて混合攪拌したのち、二輪混練押出機を用い、温度2
40℃にて溶融混練して、ストランド状に押出して、熱
可塑性樹脂組成物のベレットとした。
なお、重合体成分の混線に際し、安定剤として4−メチ
ル−1,6−ジーt−ブチルフェノールを0.3重量部
(全重合体成分の合計量を100重量部とする)を加え
た。
各試料ベレットをインラインスクリュー式射出成形機(
名機製作所製M40A型)を用い、シリンダー温度24
0℃、金型冷却温度60℃にて射出成形を行い、試験片
を作成した。下記によって評価して得られた結果を表1
に示した。また実施例1.4および比較例1.2につい
ての走査型電子顕微鏡による形態観察写真を第1〜4図
として示した。
1)メルトフローレートMFR(流れ性の目安)組成物
のMFRはJIS  K  7210−1975の方法
の温度230℃及び荷重2kgに変更して測定した。
2)曲げ弾性率(剛性の目安) JIS  K  7203に準じ、インストロン試験片
を用い測定した。
3)アイゾツト衝撃値 JIS  K  7110(ノツチ付きアイゾツト衝撃
強度)に準じ東洋精機製作所製アイゾツト衝撃試験機を
用い測定した。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は、実験例で得られた試料の粒子構造を表わ
すための走査型電子顕微鏡による形態観察写真であって
、第1図は実施例1で得られた試料について、第2図は
実施例4で得られた試料について、第3図は比較例1で
得られた試料について、第4図は比較例4で得られた試
料について、示すものである。 出願人代理人  佐  藤  −雄 ゛〜−一  ゛ ・mp ′::、f′t ”′lOrnu

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記の成分(a)、(b)および(c)、並びに組成か
    らなることを特徴とする、熱可塑性樹脂組成物。 成分(a) プロピレンの単独重合体またはプロピレンを過半重量%
    以上含有するプロピレン重合体90〜10重量% 成分(b) 下記式( I )で示される単量体構造単位を少なくとも
    30重量%以上含有するスチレン重合体▲数式、化学式
    、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子または低級アルキル基を表わ
    し、R^2はハロゲン原子または低級アルキル基を表わ
    す。nは0〜3である。) 10〜90重量% 成分(c) 下記式(II)で示されるジアルケニルベンゼン単位およ
    び(または)下記式(III)で示される分岐非共役ジエ
    ン単位を0.01〜20モル%含有するプロピレン共重
    合体100重量部と、エチレン性不飽和単量体5〜10
    0重量部とをラジカル重合開始剤の存在下に溶融混練す
    ることにより得られるグラフト変性共重合体 (上記の成分(a)と成分(b)の合計100重量部に
    対して)5〜4重量部 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^3は水素原子またはメチル基を表わし、R
    ^4は炭素数1〜6の炭化水素基を表わす。nは0また
    は1である。) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^5は炭素数8以下のアルキル基を表わし、
    R^6およびR^7は夫々水素または炭素数8以下のア
    ルキル基を表わす。ただし、R^6、R^7が共に水素
    であることはない。nは1〜10である。)
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