JPH0411407B2 - - Google Patents
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- JPH0411407B2 JPH0411407B2 JP62242355A JP24235587A JPH0411407B2 JP H0411407 B2 JPH0411407 B2 JP H0411407B2 JP 62242355 A JP62242355 A JP 62242355A JP 24235587 A JP24235587 A JP 24235587A JP H0411407 B2 JPH0411407 B2 JP H0411407B2
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- Japan
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- tire
- cylindrical part
- spike
- pin
- pores
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Links
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 発明の目的
〔産業上の利用分野〕
この発明は車輌が氷雪路等を走行する場合に使
用するスパイクタイヤのスパイクピンの構造に関
するものである。
用するスパイクタイヤのスパイクピンの構造に関
するものである。
車輌が積雪路等を走行する場合に、タイヤのス
リツプを防止するためにタイヤの踏面から複数の
スパイク(鋲)が突出しているスパイクタイヤを
使用することが従来から知られている。
リツプを防止するためにタイヤの踏面から複数の
スパイク(鋲)が突出しているスパイクタイヤを
使用することが従来から知られている。
従来のスパイクタイヤは、スノータイヤにスパ
イクを打込み、タイヤ表面より1.5〜2.0mm程度突
出させた構造を持つものである。スパイクの先端
には、耐摩耗性のため、超硬合金等からなるチツ
プが通常取付けられている。
イクを打込み、タイヤ表面より1.5〜2.0mm程度突
出させた構造を持つものである。スパイクの先端
には、耐摩耗性のため、超硬合金等からなるチツ
プが通常取付けられている。
従来のスパイクタイヤは、このような構造を持
つため、氷雪のない路面上では、このスパイクに
より路面が削られ、大気中に粉塵となつて飛散
し、公害問題を引き起こしている。この対策とし
て、現在は、スパイクの突出量を1.0〜1.5mmへ低
下させることや、あるいはスパイクの本数を154
本/タイヤ1本当りから122本/タイヤ1本当り
に低下させること等が行なわれているが、公害問
題の本質的解決とはならず、かつ、一方において
氷雪路面上でのタイヤの性能の低下をひき起こす
可能性があり、安全上からも問題があると考えら
れている。また、近年、路面の情況に応じてスパ
イクを出し入れすることも考えられているが、こ
れらの従来から考えられているスパイクピンは構
造が極めて複雑で、かつスパイクピンの出し入れ
になんらかのアクチユエータ(例えば、空気圧ア
クチユエータ、電気的アクチユエータ)を必要と
し、形状が大型化しかつ価格が高価になり、実用
化されていない。
つため、氷雪のない路面上では、このスパイクに
より路面が削られ、大気中に粉塵となつて飛散
し、公害問題を引き起こしている。この対策とし
て、現在は、スパイクの突出量を1.0〜1.5mmへ低
下させることや、あるいはスパイクの本数を154
本/タイヤ1本当りから122本/タイヤ1本当り
に低下させること等が行なわれているが、公害問
題の本質的解決とはならず、かつ、一方において
氷雪路面上でのタイヤの性能の低下をひき起こす
可能性があり、安全上からも問題があると考えら
れている。また、近年、路面の情況に応じてスパ
イクを出し入れすることも考えられているが、こ
れらの従来から考えられているスパイクピンは構
造が極めて複雑で、かつスパイクピンの出し入れ
になんらかのアクチユエータ(例えば、空気圧ア
クチユエータ、電気的アクチユエータ)を必要と
し、形状が大型化しかつ価格が高価になり、実用
化されていない。
これらのことから、路面を削りとらず、かつ氷
雪路面上におけるタイヤの性能を維持することが
でき、形状が小型で、価格が低廉であり、かつ動
作の迅速、確実なスパイクタイヤの開発が望まれ
ていた。
雪路面上におけるタイヤの性能を維持することが
でき、形状が小型で、価格が低廉であり、かつ動
作の迅速、確実なスパイクタイヤの開発が望まれ
ていた。
本願発明者は先に、昭和61年特許願第73141号
(特開昭62−227805号)によつて、このようなス
パイクタイヤを提案した。この提案されたスパイ
クタイヤは温度変化に応じて硬さが変化する緩衝
材を使用して、スパイクピンの出し入れ動作を制
御するものであるが、温度変化に対する応答速度
が小さいことが問題になつており、スパイクの出
し入れ動作を更に迅速かつ確実にすることが望ま
れている。
(特開昭62−227805号)によつて、このようなス
パイクタイヤを提案した。この提案されたスパイ
クタイヤは温度変化に応じて硬さが変化する緩衝
材を使用して、スパイクピンの出し入れ動作を制
御するものであるが、温度変化に対する応答速度
が小さいことが問題になつており、スパイクの出
し入れ動作を更に迅速かつ確実にすることが望ま
れている。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、路面状況に応じてタイヤ表面より出
入れすることが可能で、これによつて、路面の削
りとりを大幅に低減させ、かつ、氷雪路面上にお
けるタイヤの性能を低下させることもなく、か
つ、重要な点として、特に構造が簡単で動作の迅
速・確実なかつ価格の低廉なスパイクピンを提供
することを目的とするものである。
のであつて、路面状況に応じてタイヤ表面より出
入れすることが可能で、これによつて、路面の削
りとりを大幅に低減させ、かつ、氷雪路面上にお
けるタイヤの性能を低下させることもなく、か
つ、重要な点として、特に構造が簡単で動作の迅
速・確実なかつ価格の低廉なスパイクピンを提供
することを目的とするものである。
(ロ) 発明の構成
〔問題を解決するための手段〕
この目的に対応して、この発明のスパイクピン
は、上端に軸方向に突出したエツジを有する上下
端開放の筒状部と該筒状部の下端から外側に張出
すフランジ部とを一体に形成したピン本体と、環
状体をなし前記ピン本体の中心と同心状に前記ピ
ン本体の下端に保持されて取付けられている緩衝
材とを備え、該緩衝材は温度が高いときには硬さ
が小さく、温度が低いときには硬さが大きい材料
からなる粒子を弾性材料からなる基材中に分散さ
せてなる粒子分散系材料からなりかつ前記環の内
周面と外表面とを貫通する多数の細孔を有し、前
記筒状部は前記フランジ部上方において前記筒状
部の壁を貫通する複数の孔を周上に分散して有
し、前記フランジ部は周辺部に間欠状に立下がつ
た複数の爪を有し、前記複数の爪が前記緩衝材を
前記保持していることを特徴としている。
は、上端に軸方向に突出したエツジを有する上下
端開放の筒状部と該筒状部の下端から外側に張出
すフランジ部とを一体に形成したピン本体と、環
状体をなし前記ピン本体の中心と同心状に前記ピ
ン本体の下端に保持されて取付けられている緩衝
材とを備え、該緩衝材は温度が高いときには硬さ
が小さく、温度が低いときには硬さが大きい材料
からなる粒子を弾性材料からなる基材中に分散さ
せてなる粒子分散系材料からなりかつ前記環の内
周面と外表面とを貫通する多数の細孔を有し、前
記筒状部は前記フランジ部上方において前記筒状
部の壁を貫通する複数の孔を周上に分散して有
し、前記フランジ部は周辺部に間欠状に立下がつ
た複数の爪を有し、前記複数の爪が前記緩衝材を
前記保持していることを特徴としている。
以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図及び第2図において、1はスパイクピン
1である。
1である。
スパイクピン1は、第2図に示すようにピン本
体2と緩衝材3とからなり、第1図に示すように
タイヤ4の踏面5の近傍に植込んで使用するもの
である。
体2と緩衝材3とからなり、第1図に示すように
タイヤ4の踏面5の近傍に植込んで使用するもの
である。
ピン本体2は、第3図,第4図,及び第5図に
詳細に示すように、例えばスチール等の金属によ
り、筒状部6とフランジ部7とを一体に形成され
る。
詳細に示すように、例えばスチール等の金属によ
り、筒状部6とフランジ部7とを一体に形成され
る。
筒状部6は上下端開放の四角筒状をなし、上端
にエツジ8を有する。エツジ8は、筒状部6の軸
11方向先端に突出して形成され、例えば前記四
角筒の対向する一組の壁の中央部が各々高くなる
ように両端部と他の一組の壁とを一緒に斜めにカ
ツトした形状に形成する。但し、ここで筒状部6
を四角筒状としたのはタイヤにスパイクピンを植
込んで使用した場合にスパイクピンが回転するこ
とを防止するためには筒状部6が円筒状よりも四
角筒状の方が有効であると考えられるからである
が、スパイクピンの回転がそれほど多く考えられ
ない場合は筒状部6は円筒状でもよい。
にエツジ8を有する。エツジ8は、筒状部6の軸
11方向先端に突出して形成され、例えば前記四
角筒の対向する一組の壁の中央部が各々高くなる
ように両端部と他の一組の壁とを一緒に斜めにカ
ツトした形状に形成する。但し、ここで筒状部6
を四角筒状としたのはタイヤにスパイクピンを植
込んで使用した場合にスパイクピンが回転するこ
とを防止するためには筒状部6が円筒状よりも四
角筒状の方が有効であると考えられるからである
が、スパイクピンの回転がそれほど多く考えられ
ない場合は筒状部6は円筒状でもよい。
フランジ部7は筒状部6の下端から水平に外側
に張出し、平面視、ほぼ筒状部6と同心の相似四
角形状等の形をなす。フランジ部7の周辺部には
間欠状に立下つた複数の爪12を有し、爪12は
ほぼその肉厚t1だけ外側に張出してから前記立下
り、従つてピン本体2の平面視輪郭は、爪12の
部分ではフランジ部7の四角形の輪郭線7a(第
5図)より外側にt1だけ突出し爪12のない部分
が相対的に凹部13をなし、多数の凹凸を繰返し
つつ一周する形状をなす。複数の爪12は共働し
て緩衝材3を保持する。
に張出し、平面視、ほぼ筒状部6と同心の相似四
角形状等の形をなす。フランジ部7の周辺部には
間欠状に立下つた複数の爪12を有し、爪12は
ほぼその肉厚t1だけ外側に張出してから前記立下
り、従つてピン本体2の平面視輪郭は、爪12の
部分ではフランジ部7の四角形の輪郭線7a(第
5図)より外側にt1だけ突出し爪12のない部分
が相対的に凹部13をなし、多数の凹凸を繰返し
つつ一周する形状をなす。複数の爪12は共働し
て緩衝材3を保持する。
また、筒状部6はフランジ部7の直上位置にお
いて内外を貫通する複数の孔14を有する。
いて内外を貫通する複数の孔14を有する。
緩衝材3は、温度変化に応じて硬さが変化する
材料からなり、第6図に示すように、平面視フラ
ンジ部7とほぼ同じ輪郭をなす角環状をなし、フ
ランジ部7の下面に接して筒状部6と同心状に取
付けられ、爪によつて保持されておりその内部空
間19はピン本体2の内部空間20と連接して一
続きの上下端の開いた流通路21を形成する。
材料からなり、第6図に示すように、平面視フラ
ンジ部7とほぼ同じ輪郭をなす角環状をなし、フ
ランジ部7の下面に接して筒状部6と同心状に取
付けられ、爪によつて保持されておりその内部空
間19はピン本体2の内部空間20と連接して一
続きの上下端の開いた流通路21を形成する。
緩衝材3を構成する材料としては、ゴムの如き
弾性材料でなる基材に、ポリ酢酸ビニルのような
温度が高い時には硬度が小さく温度が低い時には
硬度が大きい材料でなる粒子を分散系材料を用い
ることができる。例えば、この緩衝材としてはフ
タル酸ジメチルを軟化剤として加えたポリ酢酸ビ
ニルの微粒子を通常のタイヤゴムより若干軟らか
いゴムの中へ20%分配置したものが適当である。
この緩衝材は0℃〜17℃で約4倍の硬さの変化が
あり、17℃では軟らかくてスパイクピンの突出力
を弱めて路面の損傷を軽減し、0℃では硬くなつ
てスパイクピンの突出力を保持し、氷雪路面にお
けるスパイクピンの性能を発揮させる。分散系材
料は粒子を冷却粉砕して混入したり、マイクロカ
プセル状にして混入することによつて得ることが
できる。更に緩衝材3は内部に前記角環の内周面
15と外表面例えば外周面16とを貫通する多数
の細孔17を有する。これらの細孔17は、車輌
の走行路面が非氷雪路面から氷雪路面に、若しく
はその逆に変化したとき、その路面状況に応じた
温度変化を緩衝材3に迅速に伝える目的で形成す
るものであり、緩衝材3の内部のなるべく多くの
部分が外周面16に開口する細孔17の貫通する
ところとなるように構成することが望ましい。
弾性材料でなる基材に、ポリ酢酸ビニルのような
温度が高い時には硬度が小さく温度が低い時には
硬度が大きい材料でなる粒子を分散系材料を用い
ることができる。例えば、この緩衝材としてはフ
タル酸ジメチルを軟化剤として加えたポリ酢酸ビ
ニルの微粒子を通常のタイヤゴムより若干軟らか
いゴムの中へ20%分配置したものが適当である。
この緩衝材は0℃〜17℃で約4倍の硬さの変化が
あり、17℃では軟らかくてスパイクピンの突出力
を弱めて路面の損傷を軽減し、0℃では硬くなつ
てスパイクピンの突出力を保持し、氷雪路面にお
けるスパイクピンの性能を発揮させる。分散系材
料は粒子を冷却粉砕して混入したり、マイクロカ
プセル状にして混入することによつて得ることが
できる。更に緩衝材3は内部に前記角環の内周面
15と外表面例えば外周面16とを貫通する多数
の細孔17を有する。これらの細孔17は、車輌
の走行路面が非氷雪路面から氷雪路面に、若しく
はその逆に変化したとき、その路面状況に応じた
温度変化を緩衝材3に迅速に伝える目的で形成す
るものであり、緩衝材3の内部のなるべく多くの
部分が外周面16に開口する細孔17の貫通する
ところとなるように構成することが望ましい。
このような緩衝材3の作り方としては、例えば
まず、前記粒子分散系材料を溶融状態で箱状の型
に流し込み、この型には1つの水平な方向22に
平行な多数の細い棒(図示せず)を差し渡し、こ
れらの棒には離型剤を使用して、固化後これらの
棒を抜き去り板状の多孔性材料18を成形し(第
7図)、次に第6図に示す緩衝材3の形状に切り
出せばよい。
まず、前記粒子分散系材料を溶融状態で箱状の型
に流し込み、この型には1つの水平な方向22に
平行な多数の細い棒(図示せず)を差し渡し、こ
れらの棒には離型剤を使用して、固化後これらの
棒を抜き去り板状の多孔性材料18を成形し(第
7図)、次に第6図に示す緩衝材3の形状に切り
出せばよい。
緩衝材3の硬度、厚みt2、エツジ8の踏面5か
らの突出高さhは、タイヤ4の硬さ、車輌の荷
重、その他の条件を勘案して適宜な値を選択する
ものとする。緩衝材の細孔の径は、緩衝材の全体
の大きさから考えて1mm弱、細孔の密度は、隣接
の細孔との距離を1.5〜2mmとするのが適当と考
えられる。緩衝材の厚みは通常のタイヤでは筒状
部6の高さの半分程度である。
らの突出高さhは、タイヤ4の硬さ、車輌の荷
重、その他の条件を勘案して適宜な値を選択する
ものとする。緩衝材の細孔の径は、緩衝材の全体
の大きさから考えて1mm弱、細孔の密度は、隣接
の細孔との距離を1.5〜2mmとするのが適当と考
えられる。緩衝材の厚みは通常のタイヤでは筒状
部6の高さの半分程度である。
〔作用〕
このように構成されたスパイクピン1をタイヤ
4の踏面5の近傍に多数植込み、ススパイクタイ
ヤ4aを構成することができる。
4の踏面5の近傍に多数植込み、ススパイクタイ
ヤ4aを構成することができる。
タイヤ4の踏面5にスパイクピン1を植込む場
合は、タイヤ4を成型する時に金型をタイヤ4の
踏面に鋳込み、その成型の後、金型をタイヤの踏
面から引き抜いて、スパイクピンを装着するため
の穴を形成する。このとき、金型として頭部が径
の大きなものを使用すれば、スパイクタイヤの穴
は基部の径が大きなものが形成される。この穴に
スパイクピン1を打ち込む。スパイクタイヤの穴
の径とスパイクピンの爪12の外径との寸法差に
より穴が押し拡げられて隙間23が形成される。
合は、タイヤ4を成型する時に金型をタイヤ4の
踏面に鋳込み、その成型の後、金型をタイヤの踏
面から引き抜いて、スパイクピンを装着するため
の穴を形成する。このとき、金型として頭部が径
の大きなものを使用すれば、スパイクタイヤの穴
は基部の径が大きなものが形成される。この穴に
スパイクピン1を打ち込む。スパイクタイヤの穴
の径とスパイクピンの爪12の外径との寸法差に
より穴が押し拡げられて隙間23が形成される。
スパイクタイヤ4aが無雪期のアスフアルト路
面等を走行するときは、環境の温度やピン本体2
から伝達される摩擦熱によつて緩衝材3の温度が
上昇し、緩衝材3の硬度は小さい。従つて、軸1
1方向の荷重により緩衝材3は変形し、エツジ8
は踏面5から引込み、路面を傷付けることはな
い。
面等を走行するときは、環境の温度やピン本体2
から伝達される摩擦熱によつて緩衝材3の温度が
上昇し、緩衝材3の硬度は小さい。従つて、軸1
1方向の荷重により緩衝材3は変形し、エツジ8
は踏面5から引込み、路面を傷付けることはな
い。
スパイクタイヤ4aが氷雪路面に進入すると、
路面の氷雪が内部空間20内に入る。この氷雪は
周辺から伝達される摩擦熱によつて融けて冷水と
なり、流通路21により内部空間19に入る。こ
の状態でスパイクピン1が路面に接地して踏面5
のタイヤゴムから軸11方向の荷重を受けると、
緩衝材3が圧縮されて細孔17内の空気が排除さ
れ、スパイクピン1が路面から離れるとき圧縮さ
れていた緩衝材3が復元し、前記冷水が細孔17
内に入る。これにより緩衝材3に氷雪路面の低温
を迅速に伝える。
路面の氷雪が内部空間20内に入る。この氷雪は
周辺から伝達される摩擦熱によつて融けて冷水と
なり、流通路21により内部空間19に入る。こ
の状態でスパイクピン1が路面に接地して踏面5
のタイヤゴムから軸11方向の荷重を受けると、
緩衝材3が圧縮されて細孔17内の空気が排除さ
れ、スパイクピン1が路面から離れるとき圧縮さ
れていた緩衝材3が復元し、前記冷水が細孔17
内に入る。これにより緩衝材3に氷雪路面の低温
を迅速に伝える。
緩衝材3の内周面5には全周にわたつて外周面
16に通ずる細孔17が開口しており、緩衝材3
への伝熱効果は大である。
16に通ずる細孔17が開口しており、緩衝材3
への伝熱効果は大である。
次にスパイクピン1が接地したとき、圧縮した
緩衝材3の細孔17からは当初より昇温した水が
排出され、外周面16とタイヤゴム4との隙間2
3に入り、更に爪12相互の間の凹部13がタイ
ヤゴムとの間につくる隙間を通つて、フランジ部
7の上面に伝わり、孔14から内部空間20を経
て路面に排出される。フランジ部7の上面では水
圧や振動で部分的にタイヤ4とフランジ部7とが
離れて隙間を生じる。スパイクタイヤ4aが路面
から離れる時、新たに冷水が細孔17内に吸収さ
れる。
緩衝材3の細孔17からは当初より昇温した水が
排出され、外周面16とタイヤゴム4との隙間2
3に入り、更に爪12相互の間の凹部13がタイ
ヤゴムとの間につくる隙間を通つて、フランジ部
7の上面に伝わり、孔14から内部空間20を経
て路面に排出される。フランジ部7の上面では水
圧や振動で部分的にタイヤ4とフランジ部7とが
離れて隙間を生じる。スパイクタイヤ4aが路面
から離れる時、新たに冷水が細孔17内に吸収さ
れる。
このように、スパイクピン1内に冷水吸収−冷
却−排出のサイクルが形成され、緩衝材3には氷
雪路面の環境温度が極めて迅速に伝わり、緩衝材
3の温度が急速に下がり、緩衝材3は硬化する。
これに従つてエツジ8が踏面5より突出し、スパ
イクタイヤ1のスリツプを防止する。エツジ8が
引掻いた氷片は内部空間20内にたまり融けて冷
水となつて前記の如く循環し緩衝材3を冷却する
ので、エツジ8は突出したまま保たれる。
却−排出のサイクルが形成され、緩衝材3には氷
雪路面の環境温度が極めて迅速に伝わり、緩衝材
3の温度が急速に下がり、緩衝材3は硬化する。
これに従つてエツジ8が踏面5より突出し、スパ
イクタイヤ1のスリツプを防止する。エツジ8が
引掻いた氷片は内部空間20内にたまり融けて冷
水となつて前記の如く循環し緩衝材3を冷却する
ので、エツジ8は突出したまま保たれる。
以上に説明したスパイクピン1では緩衝材3の
細孔17は軸11に対し水平に形成されまた細孔
17の方向は緩衝材3の対角線の方向としたが、
必ずしもそうする必要はない。緩衝材3の内部の
なるべく多くの部分を貫通して内周面15と外表
面とを結ぶ細孔により内部空間19内の冷水が、
フランジ部7の上面から孔14に環流し得るよう
に、細孔17を形成すればよい。
細孔17は軸11に対し水平に形成されまた細孔
17の方向は緩衝材3の対角線の方向としたが、
必ずしもそうする必要はない。緩衝材3の内部の
なるべく多くの部分を貫通して内周面15と外表
面とを結ぶ細孔により内部空間19内の冷水が、
フランジ部7の上面から孔14に環流し得るよう
に、細孔17を形成すればよい。
(ハ) 発明の効果
以上の説明から明らかな通り、この発明によれ
ば、路面状況に応じてタイヤ表面よりの出入れす
ることが可能で、これによつて、路面の削りとり
を大幅に低減させ、かつ、氷雪路面上におけるタ
イヤの性能を低化させることもなく、かつ、重要
な点として、特に構造が簡単で動作が更に迅速・
確実なかつ価格の低廉なスパイクピンを得ること
ができる。ピン本体の筒状部から入つた氷雪及び
解けた水が細孔を通して緩衝材内部に入り込んで
緩衝材の冷却性能を向上させ、緩衝材の温度応答
性を向上させる。また、筒状部に孔14を設けた
ことにより、緩衝材から排出された冷却水がスパ
イクピン6の外周を伝わつて上部を出るよりもた
やすく排出されるため、緩衝材内の冷却水の交換
が一層良好である。
ば、路面状況に応じてタイヤ表面よりの出入れす
ることが可能で、これによつて、路面の削りとり
を大幅に低減させ、かつ、氷雪路面上におけるタ
イヤの性能を低化させることもなく、かつ、重要
な点として、特に構造が簡単で動作が更に迅速・
確実なかつ価格の低廉なスパイクピンを得ること
ができる。ピン本体の筒状部から入つた氷雪及び
解けた水が細孔を通して緩衝材内部に入り込んで
緩衝材の冷却性能を向上させ、緩衝材の温度応答
性を向上させる。また、筒状部に孔14を設けた
ことにより、緩衝材から排出された冷却水がスパ
イクピン6の外周を伝わつて上部を出るよりもた
やすく排出されるため、緩衝材内の冷却水の交換
が一層良好である。
第1図はこの発明の一実施例に係わるスパイク
ピンを植込んだタイヤを示す縦断面図、第2図は
第1図に示すスパイクピンを示す正面図、第3図
は第2図に示すスパイクピンのピン本体を示す図
であつて第2図における−部断面図、第4図
は第3図に示すピン本体の平面図、第5図は第3
図に示すピン本体の底面図、第6図は第1図に示
すスパイクピンの緩衝材を示す斜視説明図、及び
第7図は第6図に示す緩衝材の作り方の一例を示
す斜視説明図である。 1…スパイクピン、2…ピン本体、3…緩衝
材、4…タイヤ、5…踏面、6…筒状部、7…フ
ランジ部、8…エツジ、11…軸、12…爪、1
3…凹部、14…孔、15…内周面、16…外周
面、17…細孔、18…多孔性材料、19…内部
空間、20…内部空間、21…流通路、22…方
向、23…隙間。
ピンを植込んだタイヤを示す縦断面図、第2図は
第1図に示すスパイクピンを示す正面図、第3図
は第2図に示すスパイクピンのピン本体を示す図
であつて第2図における−部断面図、第4図
は第3図に示すピン本体の平面図、第5図は第3
図に示すピン本体の底面図、第6図は第1図に示
すスパイクピンの緩衝材を示す斜視説明図、及び
第7図は第6図に示す緩衝材の作り方の一例を示
す斜視説明図である。 1…スパイクピン、2…ピン本体、3…緩衝
材、4…タイヤ、5…踏面、6…筒状部、7…フ
ランジ部、8…エツジ、11…軸、12…爪、1
3…凹部、14…孔、15…内周面、16…外周
面、17…細孔、18…多孔性材料、19…内部
空間、20…内部空間、21…流通路、22…方
向、23…隙間。
Claims (1)
- 1 上端に軸方向に突出したエツジを有する上下
端開放の筒状部と該筒状部の下端から外側に張出
すフランジ部とを一体に形成したピン本体と、環
状体をなし前記ピン本体の中心と同心状に前記ピ
ン本体の下端に保持されて取付けられている緩衝
材とを備え、該緩衝材は温度が高いときには硬さ
が小さく、温度が低いときには硬さが大きい材料
からなる粒子を弾性材料からなる基材中に分散さ
せてなる粒子分散系材料からなりかつ前記環の内
周面と外表面とを貫通する多数の細孔を有し、前
記筒状部は前記フランジ部上方において前記筒状
部の壁を貫通する複数の孔を周上に分散して有
し、前記フランジ部は周辺部に間欠状に立下がつ
た複数の爪を有し、前記複数の爪が前記緩衝材を
前記保持していることを特徴とするスパイクピ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62242355A JPS6483409A (en) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | Spike pin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62242355A JPS6483409A (en) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | Spike pin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6483409A JPS6483409A (en) | 1989-03-29 |
| JPH0411407B2 true JPH0411407B2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=17087958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62242355A Granted JPS6483409A (en) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | Spike pin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6483409A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7830297B2 (ja) | 2022-11-14 | 2026-03-16 | ジャパンマリンユナイテッド株式会社 | 摩耗検査装置と船舶 |
-
1987
- 1987-09-25 JP JP62242355A patent/JPS6483409A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6483409A (en) | 1989-03-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |