JPH04117785U - プラスチツクカード - Google Patents
プラスチツクカードInfo
- Publication number
- JPH04117785U JPH04117785U JP2945791U JP2945791U JPH04117785U JP H04117785 U JPH04117785 U JP H04117785U JP 2945791 U JP2945791 U JP 2945791U JP 2945791 U JP2945791 U JP 2945791U JP H04117785 U JPH04117785 U JP H04117785U
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- Japan
- Prior art keywords
- layer
- heat
- oversheet
- center core
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 署名用紙製サインパネルが表面に加熱圧入さ
れており、しかも反対面にこのための歪みによるパネル
状の陰影等が発現しない、という特徴を有する熱融着さ
れたシートよりなるプラスチックカードの提供。 【構成】 熱可塑性プラスチック製シートを積層熱融着
によって一体化してなるプラスチックカードにおいて、
各シートの間の界面の少なくとも一が、加熱圧入された
サインパネルと重複する領域にわたって熱融着されてい
ないことを特徴とするカード。
れており、しかも反対面にこのための歪みによるパネル
状の陰影等が発現しない、という特徴を有する熱融着さ
れたシートよりなるプラスチックカードの提供。 【構成】 熱可塑性プラスチック製シートを積層熱融着
によって一体化してなるプラスチックカードにおいて、
各シートの間の界面の少なくとも一が、加熱圧入された
サインパネルと重複する領域にわたって熱融着されてい
ないことを特徴とするカード。
Description
【0001】
本考案は、クレジットカード等に用いられるプラスチックカードの構成に関し
、詳しくは、該プラスチックカード片面に紙製サインパネルを加熱圧入してもカ
ード反対面に微少な歪みによる陰影等が発現しない、という特徴を有するカード
の構成に関する。
【0002】
クレジットカード等として用いるプラスチックカードは、通常例えば、適宜の
着色用顔料を混和した塩化ビニル樹脂(以下「PVC」という。)又は塩化ビニ
ル酢酸ビニル共重合体(以下「PVAC」という。)等よりなる不透明のシート
状成型物を1枚又は複数枚積層して基盤(本明細書において「センターコア層」
という。)とし、該センターコア層の片面又は両面に印刷や転写顔料箔(金属等
を蒸着した転写箔)等により所望の図柄や文字等を現し、更に該センターコア層
の外側全面積を一対の透明な熱可塑性プラスチックシート(本明細書において「
オーバーシート層」という。)で覆い、全体を積層熱融着することにより製造さ
れている。
【0003】
更に、プラスチックカードには、その所持者本人を確認するための署名欄がオ
ーバーシート層上に設けられている。オーバーシート層自体には素材の物性上ボ
ールペン等による書込みができないため、署名欄は従来、署名用の転写箔をオー
バーシート層表面に付すことによって設けられていた。しかし転写箔は溶剤等に
より容易に除去でき、その後に新たな転写箔を設けることもできるため、署名の
書換が可能であり、拾得カード等の悪用の可能性を断つことは困難であった。
【0004】
このため、最近では、署名用の転写箔に代えて、署名用の紙片をカード表面に
固定したもの(本明細書において「サインパネル」という。)が使用されるに至
っている。サインパネルがカード表面より凸に出ていればサインパネル紙片の縁
が剥離し易いため、この方法ではオーバーシート層上に予めサインパネルを適当
な接着剤を以て貼付しておき、オーバーシート層とセンターコア層との積層熱融
着処理に際してサインパネルをオーバーシート層に加熱圧入し、サインパネル表
面とオーバーシート層表面とを平準化させている。
【0005】
このようにしてサインパネルを加熱圧入することにより、取替不可能な署名欄
をプラスチックカードに付すことができるが、この方法では、サインパネルの素
材たる紙とオーバーシート層の素材たる合成樹脂との熱伸縮率の差異等によって
、冷却後にオーバーシート層に僅かな歪みが生じることは避けられず、生じた歪
みはプラスチックカードの反対面にまで及んで、該面にサインパネルの形状に対
応する微妙な陰影等を出現させることとなる。このため、この方法は、カードの
美観を損なうという欠点を伴い、該欠点はクレジットカード等で特に高級感を要
するものの場合には極めて不都合であった。
本考案は、紙製サインパネルを設けたプラスチックカードであって、しかもか
かる欠点を有しないカードの提供を目的とするものである。
すなわち本考案は、1枚又は複数枚の不透明熱可塑性プラスチックシート製の
センターコア層と、該センターコア層の外側全面積を覆う一対の透明熱可塑性プ
ラスチック製オーバーシート層とを積層熱融着して一体化したプラスチックカー
ドにおいて、該オーバーシート層の少なくとも一方の表面の一部面積に加熱圧入
された紙製サインパネルを有し、かつ前記センターコア層同士間及びセンターコ
ア層とオーバーシート層の間の界面の少なくとも一つは前記サインパネルと重複
する領域にわたって熱融着されていないことを特徴とするカードを提供するもの
である。
【0007】
積層熱融着処理に際し、各層の間の界面のうち特定の領域における熱融着防止
は、該領域における層の間に該領域の形状の熱硬化性樹脂層その他の熱融着を阻
止する機能を有する層(本明細書において「剥離層」という。)を介在させるこ
とにより達成することができる。かかる剥離層の形成は、積層熱融着処理に先立
ち、該表面に熱硬化性樹脂や紫外線硬化性樹脂、顔料含有率を高めた熱可塑性ス
クリーンインキを塗工し乾燥させておくか、該表面にテフロン、シリコン樹脂等
の剥離性樹脂若しくはワックス等を塗工し、又はその他熱可塑性樹脂同士の直接
接触を遮断して熱融着を阻止し得る適宜な材料を該表面に塗工、貼付等すること
により行なうことができる。
【0008】
この目的に使用し得る熱硬化性樹脂その他の材料のうち、特に好適で入手容易
な市販品の例としては以下のものが挙げられる。但し、これらに限定されるわけ
ではない。
(1)熱硬化型インキ(2液型又は1液型)、スクリーンインキ又はグラビアイ
ンキ:
東洋インキ製造(株): SSCTCL、SSユニEP、SS25000
(株)セイコーアドバンス: SG425,SG12−8、SG429B、SG
429R
(2)紫外線硬化型インキ(オフセットインキ,スクリーンインキ)、電子線硬
化型インキ:
東洋インキ製造(株): FDOLP−OPニス、FDO−OPニス
東華色素化学工業(株): UVハクリOPニス、UVマットOPニス、UV
シルクOPニス
(3)熱可塑性樹脂を用いたスクリーン印刷用メジウム又はクリヤー:
東洋インキ製造(株)製SS8−800に適当量の顔料を混合したもの
(4)シリコーン・フッソ離型剤(スクリーン印刷用、グラビア印刷用):
信越化学工業(株): 信越シリコーンKP−702
ダイキン工業(株): ダイフリー
(5)ワックス・離型剤(スクリーン印刷用、グラビア印刷用):
サンノプコ(株): スリップエイド
ヘキストジャパン(株):モンタンワックス
【0009】
以下、代表的な実施例に依り本考案を具体的に説明する。
〔実施例1〕
図1は実施例1に係るプラスチックカードのサインパネル付近の内部構造を示
す部分断面図である。図1において1及び2はオーバーシート層、3はPVC製
の2層のシートより構成されたセンターコア層、4はセンターコア層構成シート
の一方に熱硬化性樹脂を塗工し硬化させてなる剥離層、5は紙製サインパネルで
ある。オーバーシート層1、2及びセンターコア層3を構成する各シートは、積
層熱融着処理により互いに熱融着しているが、剥離層4を設けた領域では熱融着
が妨げられているため、この領域に関する限りセンターコア層を構成する各シー
トは該剥離層を介して単に接触するに止まっている。またサインパネル5は、積
層熱融着処理に際してオーバーシート層1に加熱圧入されている。
【0010】
オーバーシート層1と紙製サインパネル5との熱伸縮率の差異等によって、積
層熱融着処理後の冷却に伴いオーバーシート層1に僅かの歪みが生じるが、剥離
層4の存在により反対面への該歪みの波及が妨げられ、それによってセンターコ
ア層の反対面又はオーバーシート層2の表面における歪みの発生が防止される。
このため、サインパネルと相対するカード面に微妙な歪みによる陰影等が生じる
ことがなく、優れた美観を有するプラスチックカードを提供することができる。
【0011】
〔実施例2〕
図2は実施例2に係るプラスチックカードのサインパネル付近の内部構造を示
す部分断面図である。図2において21及び22はオーバーシート層、23は2
層のPVACシートより構成されたセンターコア層、24は各々のシートの向か
い合う面の片面に紫外線性硬化性樹脂を塗工して紫外線照射により硬化させてな
る剥離層であり、3層設けられている。25は紙製サインパネルである。その他
の構成及び効果は実施例1と同様であるが、設けた剥離層の数が多いためサイン
パネルとオーバーシート層との間の一層大きな収縮差に対しても、反対面の歪み
を防止することができる。
【0012】
〔実施例3〕
図3は実施例3に係るプラスチックカードのサインパネル付近の内部構造を示
す部分断面図である。図3において、31及び32はオーバーシート層、33は
一層のPVC製のシートよりなるセンターコア層、34はシートの片面にテフロ
ン樹脂を塗工してなる剥離層、35は紙製のサインパネルである。本実施例のそ
の他の構成及び効果は実施例1と同様である。
【0013】
以上の通り、本考案によれば、紙製サインパネルを設けたクレジットカード等
のプラスチックカードにおいて、カードの反対面のサインパネルに対応した部位
に歪みに基づく陰影等が出現することのない、優れた美観を有するプラスチック
カードを得ることができる。このため、本考案は、署名の書換の危険性を排した
安全なカードを、高級感が特に必要とされる様なプラスチックカードについても
美観上の問題なく使用し得るようにするものである。
【図1】 実施例1に係るプラスチックカードのサイン
パネル付近における内部構造を示す部分断面図である。
パネル付近における内部構造を示す部分断面図である。
【図2】 実施例2に係るプラスチックカードのサイン
パネル付近における内部構造を示す部分断面図である。
パネル付近における内部構造を示す部分断面図である。
【図3】 実施例3に係るプラスチックカードのサイン
パネル付近における内部構造を示す部分断面図である。
パネル付近における内部構造を示す部分断面図である。
1,2,21,22,31及び32....オーバーシ
ート層 3,23及び33....センターコア層 4,24及び34....剥離層 5,25及び35....サインパネル
ート層 3,23及び33....センターコア層 4,24及び34....剥離層 5,25及び35....サインパネル
Claims (3)
- 【請求項1】1枚又は複数枚の不透明熱可塑性プラスチ
ックシート製のセンターコア層と、該センターコア層の
外側全面積を覆う一対の透明熱可塑性プラスチック製オ
ーバーシート層とを積層熱融着して一体化したプラスチ
ックカードにおいて、該オーバーシート層の少なくとも
一方の表面の一部面積に加熱圧入された紙製サインパネ
ルを有し、かつ前記センターコア層同士間及びセンター
コア層とオーバーシート層の間の界面の少なくとも一つ
は前記サインパネルと重複する領域にわたって熱融着さ
れていないことを特徴とするカード。 - 【請求項2】該熱融着されていない領域において層間に
剥離層が形成されているものであることを特徴とする、
請求項1に記載のカード。 - 【請求項3】該剥離層が、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性
樹脂、顔料含有率を高めた印刷インキ、テフロン、シリ
コン樹脂等の剥離性樹脂又はワックス等の剥離剤よりな
るものであることを特徴とする、請求項2に記載のカー
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2945791U JPH04117785U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | プラスチツクカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2945791U JPH04117785U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | プラスチツクカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04117785U true JPH04117785U (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=31913317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2945791U Pending JPH04117785U (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | プラスチツクカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04117785U (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5878756A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-05-12 | ゲ−ア−オ−・ゲゼルシヤフト・フユ−ル・アウトマチオン・ウント・オルガニザチオン・エム・ベ−・ハ− | 多層識別カ−ドおよび製造方法 |
| JPS58201650A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-24 | 大日本印刷株式会社 | カ−ドの製造法 |
| JPS63120690A (ja) * | 1986-11-10 | 1988-05-25 | 共同印刷株式会社 | Icカ−ド |
| JPH039890A (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-17 | Toshiba Corp | Icカード |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP2945791U patent/JPH04117785U/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5878756A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-05-12 | ゲ−ア−オ−・ゲゼルシヤフト・フユ−ル・アウトマチオン・ウント・オルガニザチオン・エム・ベ−・ハ− | 多層識別カ−ドおよび製造方法 |
| JPS58201650A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-24 | 大日本印刷株式会社 | カ−ドの製造法 |
| JPS63120690A (ja) * | 1986-11-10 | 1988-05-25 | 共同印刷株式会社 | Icカ−ド |
| JPH039890A (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-17 | Toshiba Corp | Icカード |
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