JPH04120552A - 電子写真用トナーおよびそ製造方法 - Google Patents

電子写真用トナーおよびそ製造方法

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JPH04120552A
JPH04120552A JP2240594A JP24059490A JPH04120552A JP H04120552 A JPH04120552 A JP H04120552A JP 2240594 A JP2240594 A JP 2240594A JP 24059490 A JP24059490 A JP 24059490A JP H04120552 A JPH04120552 A JP H04120552A
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resin
toner
inner core
dispersed
resin particles
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Hiroshi Ito
弘 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、誘電体上に形成された静電荷像を顕像化する
ための電子写真用トナーおよびその製造方法に関する。
[従来の技術] 従来の電子写真法に使用されるトナーおよびその製造方
法は、カールソンプロセス(米国特許2゜297.69
1)を基本として、熱可塑性樹脂と色材を溶融混練して
から微粉砕する粉砕法等が提案されており、さらに高速
衝撃法帯電制御樹脂層を有するトナー(特開昭63−6
2666)、樹脂微粉体被覆トナー (特開平1−10
5261)、重合法マイクロカプセルトナー(特公昭5
9−31066、特公昭62−61141)等が提案さ
れている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の電子写真用トナーの製造方法で作成され
たトナーでは、被覆層のトナーへの固定方法が高速衝突
力や衝撃力を利用した場合(特開昭63−62666、
特開平1−105261)では、トナー表面と被覆層の
接着が弱く、また被覆層の膜厚や付着力のばらつきが大
きいために電子写真法画像形成装置に使用していると劣
化してトナー表面からの剥離、表面形状の変化等が発生
し、画像品質が低下するという問題点があった。
また、マイクロカプセル法による被覆法(特公昭59−
31066、特公昭62−61141)にも同様な問題
点があり、被覆層厚が薄い、ばらつきが大きい等により
、トナーの耐久性、凝集性等の安定性に問題があった。
そこで本発明はこのような問題点を解決するものでその
目的とするところは、電子写真用トナーの表面に被覆層
膜厚が均一で、かつトナー表面に強面に接着した樹脂被
覆層を形成し7て電子写真法画像形成装置に使用した場
合の安定性を向上した電子写真用トナーおよびその製造
方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の電子写真用トナーは、誘電体上に形成された静
電荷像を顕像化するための電子写真用トナーにおいて、
電子写真用トナーの主構成部となるトナー内核表面に第
1の樹脂からなる樹脂粒子が分散され、かつ第2の樹脂
が溶解している樹脂粒子分散樹脂溶液中の第1の樹脂と
第2の樹脂から構成された樹脂被覆層が形成されている
ことを特徴とする。
本発明の電子写真用トナーの製造方法は、誘電体上に形
成された静電荷像を顕像化するための電子写真用トナー
の製造方法において、電子写真用トナーの主構成部とな
るトナー内核を作製する工程とトナー内核を第1の樹脂
からなる樹脂粒子が分散され、かつ第2の樹脂が溶解し
ている樹脂粒子分散樹脂溶液中に分散する工程と樹脂粒
子分散樹脂溶液に可溶、かつトナー内核、第1の樹脂か
らなる樹脂粒子、第2の樹脂のいずれも不溶の溶剤を添
加してトナー内核表面に第1の樹脂からなる樹脂粒子と
第2の樹脂から構成された樹脂粒子付着層を形成する工
程と樹脂粒子付着層を溶解してトナー内核表面に第1の
樹脂と第2の樹脂から構成された樹脂被覆層を形成する
工程を有することを特徴とする。
[作用] 本発明の電子写真用トナーは、電子写真用トナーの主構
成部となるトナー内核表面に第1の樹脂からなる樹脂粒
子が分散され、かつ第2の樹脂が溶解している樹脂粒子
分散樹脂溶液中の第1の樹脂と第2の樹脂から構成され
た樹脂被覆層が形成されており、使用する第1の樹脂か
らなる樹脂粒子の粒径とトナー内核表面での付着量によ
り被覆層厚を制御することが可能である。樹脂粒子は乳
化重合法、懸濁重合法等で作成されるが、特に乳化重合
法の改良法である乳化剤無添加乳化重合法、シード重合
法、分散重合法で作成した樹脂粒子は粒度分布が非常に
狭く、本発明の製造方法に使用した場合被覆層膜厚のば
らつきが非常に小さくなる。樹脂粒子のトナー内核への
付着は、第1の樹脂からなる樹脂粒子が分散され、かつ
第2の樹脂溶解している樹脂粒子分散樹脂溶液中に第2
の樹脂が不溶の溶剤を添加してトナー内核表面に第2の
樹脂が沈澱沈着する、いわゆる界面沈澱現象時に第1の
樹脂からなる樹脂粒子を共沈澱させることにより行って
いる。この結果形成される第2の樹脂の沈澱層中に第1
の樹脂からなる樹脂粒子が含有した樹脂粒子付着層が形
成される。また、第2の樹脂の沈澱層は数10nm程度
の薄膜のために樹脂粒子付着層の膜厚はほぼ樹脂粒子の
粒子径と同じになる。さらに、樹脂粒子付着層を溶剤に
より溶解することによりトナー内核表面に第1の樹脂と
第2の樹脂が混合した樹脂被覆層が形成され、この方法
により形成される被覆層の厚みは溶解操作中での物質の
添加や除去がないために使用する樹脂粒子の粒径とトナ
ー内核表面での付着量により決定される。
以下実施例により本発明の詳細を示す。
[実施例コ 第1図は本発明の電子写真用トナーの断面図である。
トナー内核1は、電子写真用トナーの主構成部となり、
結着樹脂2、着色剤3、磁性粉4、離型剤5から構成さ
れており、混練粉砕法等の乾式製造法あるいは重合法、
マイクロカプセル法等の湿式法により作製される。
結着樹脂2は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
チレン、ポリイソブチレン、ポリメチルペンテン等のオ
レフィン重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリプロピオン酸ビ
ニル、ボリアミル酸ビニル等のビニルエステル誘導体重
合体、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、
ポリアクリル酸プロピル、ポリアクリル酸ブチル、ポリ
アクリル酸オクチル、ポリアクリル酸ドデシル、ポリア
クリル酸ステアリル、ポリアクリル酸フェニル、ポリア
クリル酸ベンジル、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタ
クリル酸エチル、ポリメタクリル酸プロピル、ポリメタ
クリル酸ブチル、ポリメタクリル酸オクチル、ポリメタ
クリル酸ドデシル、ポリメタクリル酸ステアリル、ポリ
メタクリル酸フェニル、ポリメタクリル酸ベンジル、ポ
リメタクリル酸エチルヘキシル、ポリメタクリル酸ジエ
チルアミノエチル等のカルボン酸エステル誘導体重合体
、ポリアクリロニトリル、ポリアクリロニトリル、ポリ
アクリルアミド等のアクリレートおよびメタクリレート
系誘導体重合体、ポリスチレン、ポリ−α−アルキルス
チレン、ポリ−β−アルキルスチレン、ポリジビニルベ
ンゼン等のスチレン誘導体重合体、ポリビニルメチルエ
ーテル、ポリビニルエーテル、ポリビニルプロとルエー
テル等のビニルエーテル重合体、ポリビニルメチルケト
ン、ポリビニルメチルエチルケトン、ポリビニルプロピ
ルケトン等のビニルケトン重合体、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルインドール等の窒素含有ビニル誘導体重
合体等の付加重合系重合体およびこれらの2種以上の共
重合体、架橋体、混合体、および、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ル系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ボリアリレート樹脂、ポ
リウレタン樹脂等の縮合系重合体およびこれらの2種以
上の共重合体、架橋体、混合体、セルロース樹脂類の繊
維素誘導体樹脂が単独または複数混合して使用される。
さらに、低温での定着を目的とする場合は、キャンデリ
ラワックス、カルナバワックス等の植物系ワックス、み
つろう、ラノリン等の動物系ワックス、モンタンワック
ス等の鉱物系ワックス、パラフィンワックス、マイクロ
クリスタリンワックス等の石油系ワックス、ポリエチレ
ンワックス、フィッシャートロプスワックス等の合成炭
化水素系ワックス、モンタンワックス誘導体、パラフィ
ンワックス誘導体等の変性ワックス、硬化ひまし油、硬
化ひまし油誘導体等の水素化ワックス、脂肪酸、酸アミ
ド、エステル、ケトン等の合成ワックス等のワックス類
が使用され、これらが単秒または複数混合、さらに樹脂
成分と混合されて使用される 着色剤3は、黄色用としてベンジジンイエロージスアゾ
イエロー 赤色用として、カーミン6B、レーキレッド
C、ビグメントスカーレット、キナクリドン、青色用と
してフタロシアニンブルーインダスレンブルー、黒色用
としてファーネスブラック、ランプブラック、アセチレ
ンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック
類等の顔染料が使用される。
磁性粉4は、フェライト、マグネタイト、鉄、クロム、
ニッケル等の磁性材料からなる微粉末が使用され、磁力
を使用した現像法を使う場合のみ添加される。
離型剤5は、電子写真用トナーを紙、オーバーヘットプ
ロジェクタ−・用シート等の被画像形成体に定着する場
合のヒートローラーへの付着を防止するために使用され
、低温での定着を目的とする場合に添加されるワックス
類と同様なものおよびポリエチレン、ポリプロピレンワ
ックス類が添加される。
樹脂被覆層6は、第1の樹脂からなる樹脂粒子と第2の
樹脂からなる樹脂粒子分散樹脂溶液中の第1の樹脂と第
2の樹脂から形成される。
荷電制御剤7、流動化剤8は樹脂被覆層6の形成後に外
添され、荷電制御剤7としてはニグロシン系、含金属染
料系、高分子電解質系等が使用される。流動化剤8は、
酸化ケイ素、酸化チタン、酸化亜鉛等の酸化物の微粉末
、ポリビニリデンフルオライド等のフッ素樹脂微粉末等
が使用される。
第2図は、本発明の電子写真用トナーの製造方法のフロ
ーチャートである。
第1の樹脂からなる樹脂粒子11は、乳化重合法、乳化
剤無添加乳化重合法、シード重合法、分散重合法、懸濁
重合法等で作成したポリアクリレート誘導体、ポリメタ
クリレート誘導体、ポリスチレン誘導体、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリ酢酸ビニル、およびこれらの共
重合体、またはポリエステル樹脂、セルロース樹脂、ブ
チラール樹脂等のスプレードライ微粉粒子等が使用され
る。樹脂粒子の粒子径は0.1μmから3μmの任意の
粒径に調整され、樹脂被覆層の膜厚に応じて調整される
第2の樹脂は、トナー内核に使用される樹脂と同様な樹
脂が使用可能であるが、それ以外の樹脂としてポリビニ
ルアルコール、ポリアリルアルコール、ポリベンジルア
ルコール、ポリ−2−ヒドロキシエチルメタクリレート
、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピリジン、ポリビ
ニルアミン、ポリアリルアミン、ポリアクリルアミド、
ポリビニルアクリル酸、ポリビニルメタクリル酸、ポリ
ビニル硫酸、ポリ乳酸、ガゼイン、ヒドロキシプロピル
セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、ゼラチン、デンプン、アラビアゴム、ポリグル
タミン酸、ポリアスパラギン酸、水溶性ナイロン樹脂等
の水溶性、極性溶媒可溶性樹脂、イソプレンゴム、ブチ
ルゴム、スチレン−ブタジェンゴム、アクリロニトリル
−ブタジェンゴム、エチレン−酢酸ビニルエラストマー
等のエラストマー類を使用することも可能である。
第1の樹脂からなる樹脂粒子11と第2の樹脂12を溶
媒分散13して樹脂粒子分散樹脂溶液を調整する工程は
、第1の樹脂からなる樹脂粒子11を溶解せず、かつ第
2の樹脂12を溶解する溶剤を使用して行われ、溶剤と
しては、ヘキサン、ヘプタン、アイソパー ケロシン等
の石油系溶剤、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化
炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化
炭化水素類、メタノール、メチルセルソルブ、ベンジル
アルコール等のアルコール類、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、ペンシルエーテル等のエーテル類等、酢酸エ
チル、酢酸ブチル等のエステル類、フルフラール、アセ
トン、メチンエチルケトン、シクロヘキサノン等のケト
ン類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族類、ニ
トロベンゼン、アセトニトリル、ジエチルアミン、アニ
リン、ジメチルホルムアミド、ピロリドン等の窒素化合
物、水が使用され、これらが単独または溶解度を調整す
るために混合して使用される。また、重合法で作製され
た樹脂粒子は、重合後の樹脂粒子分散液に第2の樹脂を
溶解して樹脂粒子分散樹脂溶液として使用することも可
能である。
トナー内核1を樹脂粒子分散樹脂溶液に混合分散14し
、さらに沈澱溶剤15を加えて界面沈澱16により樹脂
粒子付着トナー17が作成される。
沈澱溶剤15は、樹脂粒子分散樹脂溶液に可溶、かつト
ナー内核1、第1の樹脂からなる樹脂粒子11、第2の
樹脂12のいずれも不溶の溶剤であり、ヘキサン、ヘプ
タン、アイソパー ケロシン等の石油系溶剤、ジクロロ
メタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、
クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、メタノール
、メチルセルソルブ、ベンジルアルコール等のアルコー
ル類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ペンシルエー
テル等のエーテル類等、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエ
ステル類、フルフラール、アセトン、メチンエチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族類、ニトロベンゼン、アセトニ
トリル、ジエチルアミン、アニリン、ジメチルホルムア
ミド、ピロリドン等の窒素化合物、水から条件に合う溶
剤が使用される。さらに、溶解度、沈澱速度を調整する
ために複数の溶剤を混合して使用することも可能である
樹脂粒子付着トナー17は、溶解溶剤18によりトナー
内核表面の第1の樹脂からなる樹脂粒子と第2の樹脂か
らなる樹脂粒子付着層を溶解膜化19して樹脂被覆トナ
ー20が得られる。
溶解溶剤18は、沈澱溶剤15で使用可能な溶剤の内か
ら少なくとも第1の樹脂が可溶の溶剤が使用される。
溶解膜化19は、溶解溶剤18の蒸気処理、溶剤ミスト
処理等で、粉体(樹脂粒子付着トナー17)と溶剤を1
0秒以下の短時間に接触し、乾燥被膜化できる方法およ
び装置を使用することにより可能である。
樹脂被覆トナー20は、必要に応じて荷電制御剤、流動
化剤の外添処理21が施されて電子写真用トナー22が
得られる。
[実施例1コ 結着樹脂 ポリエステル樹脂      53  g着色剤 チャンネルブラック      4g 磁性粉 Fe3O440g 離型剤 ポリプロピレンワックス    3g 上記をバッチ式混練機により混合混練を行い、ジェット
ミルにより10〜15μmの微粒子に微粉砕してトナー
内核を作製した。
ブチラール樹脂           30  gメチ
ルメタクリレート樹脂粒子 (粒径0. 5μm)          50  g
エタノール              IL上記を混
合して樹脂粒子(メチルメタクリレート)分散樹脂(ブ
チラール樹脂)エタノール溶液を調整した。
トナー内核全量を樹脂粒子分散樹脂溶液に混合分散し、
沈澱溶剤としてメタノール2.5Lを攪拌しながら8時
間で添加して、さらに10時間攪拌して界面沈澱を行い
、濾別により未付着のブチラール樹脂を除去して樹脂粒
子付着トナーを作成した。
樹脂粒子付着トナーのメタノール分散液を2流体ノズル
から吐出して1次粒子化し、さらに溶解溶剤としてキシ
レンのミストに接触、混合してメタノールとの置換と溶
解被膜化を行い樹脂被覆トナーを作製した。
さらに、流動化剤として 酸化ケイ素           2g荷電制御剤とし
て 含金属染料          5g を外添処理、未付着分および過剰の樹脂粒子の除去のた
めの分級処理を行い電子写真用トナーを作製した。これ
を「トナー1」とする。
[実施例2コ 結着樹脂 ポリエステル樹脂      53  g着色剤 チャンネルブラック      4g 磁性粉 Fe3O440g 離型剤 ポリプロピレンワックス    3g 上記をバッチ式混練機により混合混練を行い、ジェット
ミルにより10〜15μmの微粒子に微粉砕してトナー
内核を作製した。
ポリメチルペン−テン        30  gスチ
レン−メチルメタクリレート樹脂粒子(粒径0.5μm
)         50  gシクロヘキサン   
        IL上記を混合して樹脂粒子(スチレ
ン−メチルメタクリレート)分散樹脂(ポリメチルペン
テン)シクロヘキサン溶液を調整した。
トナー内核全量を樹脂粒子分散樹脂溶液に混合分散し、
沈澱溶剤としてエーテル−メタノール混合溶剤3Lを攪
拌しながら10時間で添加して、さらに5時間攪拌して
界面沈澱を行い、濾別により未付着のポリメチルペンテ
ンを除去して樹脂粒子付着トナーを作成した。
樹脂粒子付着トナーのメタノール分散液を2流体ノズル
から吐出して1次粒子化し、さらに溶解溶剤としてジメ
チルホルムアミドのミストに接触、混合してメタノール
との置換と溶解被膜化を行い樹脂被覆トナーを作製した
さらに、流動化剤として 酸化ケイ素          2g 荷電制御剤として 含金属染料          5g を外添処理、未付着分および過剰の樹脂粒子の除去のた
めの分級処理を行い電子写真用トナーを作製した。これ
を「トナー2」とする。
[比較例1] 結着樹脂 ポリエステル樹脂      53  g着色剤 チャンネルブラック      4g 磁性粉 Fe3O440g 離型剤 ポリプロピレンワックス    3g 上記をバッチ式混練機により混合混練を行い、ジェット
ミルにより10〜15μmの微粒子に微粉砕してトナー
内核を作製した。
トナー内核全量に対して メチルメタクリレート樹脂粒子 (粒径0. 5μm)          30  g
を混合して、ボールミルでのメカノケミカル法による付
着処理を行い、続いて 流動化剤として 酸化ケイ素          2g 荷電制御剤として 含金属染料          5g を外添処理、未付着分の除去のための分級処理を行い電
子写真用トナーを作製した。これを「トナー3」とする
[比較例2コ 結着樹脂 スチレンモノマー      22  gn−ブチルメ
タクリレートモノマー 着色剤 チャンネルブラック 磁性粉 Fe50+ 離型剤 ポリプロピレンワックス    3g 重合開始剤 過酸化ベンゾイル      40mg上記の全量を混
合分散し、分散安定剤とカプセル被膜用樹脂溶液として カルボキシメチルセルロール−ヒドロキシプロピロセル
ロース3%水溶液   L に加え、懸濁重合法およびスプレードライ法によりトナ
ー内核を作製し、さらに流動化剤として酸化ケイ素  
         2gを外添処理、未付着分の除去の
ための分級処理を行い電子写真用トナーを作製した。こ
れを「トナー4」とする。
実施例1.2および比較例1.2の電子写真用トナーに
ついて透過電子顕微鏡による断面B察を行い樹脂被覆層
の膜厚を求めた結果を第1表に示す。
第1表 第1表に示されるように本発明の実施例における電子写
真用トナー「トナー1」、 「トナー2」は比較例にお
ける電子写真用トナー「トナー3」に比べて樹脂被覆層
の膜厚のばらつきが小さく、トナーの全周に渡って均一
な被覆層が形成されていた。これに比較して「トナー3
」では樹脂粒子の付着ムラがあり、膜厚のばらつきが大
きい。
「トナー4」では膜厚が0.02μm以下と他のトナー
に比較して非常に薄い。
また、本発明の電子写真用トナーを1成分磁性現像器に
使用して、印刷せずに15時間現像器を駆動、攪拌した
前後の被画像形成体に印刷を行った場合の画像形成部と
非画像形成部の光学反射濃度の測定結果を第2表に示す
以下余白 第2表 第2表に示されるように本発明の実施例における電子写
真用トナー 「トナーl」、 「トナー2 」 は比較例における電子写真用トナー「トナー3」、「ト
ナー4」に比べて15時間現像器を駆動、攪拌した後の
画像形成部の光学反射濃度の変動と非画像形成部の地汚
れの増加が少なく、トナーの耐久性、安定性が高い、こ
れに対して「トナー3」、「トナー4」ではトナー凝集
による現像ムラの為に画像形成部にトナーが付着してい
ない白抜けが発生して光学反射濃度が減少しており、更
に長時間攪拌によるトナー表面からの剥離物の発生に起
因した地汚れが生じて非画像形成部の光学反射濃度が増
加した。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、誘電体上に形成され
た静電荷像を顕像化するための電子写真用トナーにおい
て、電子写真用トナーの主構成部となるトナー内核表面
に第1の樹脂からなる樹脂粒子が分散され、かつ第2の
樹脂が溶解している樹脂粒子分散樹脂溶液中の第1の樹
脂と第2の樹脂から構成された樹脂被覆層が形成されて
いることによりトナーの耐久性、安定性を向上すること
が可能となった。
また、誘電体上に形成された静電荷像を顕像化するため
の電子写真用トナーの製造方法において、電子写真用ト
ナーの主構成部となるトナー内核を作製する工程とトナ
ー内核を第1の樹脂からなる樹脂粒子が分散され、かつ
第2の樹脂が溶解している樹脂粒子分散樹脂溶液中に分
散する工程と樹脂粒子分散樹脂溶液に可溶、かつトナー
内核、第1の樹脂からなる樹脂粒子、第2の樹脂のいず
れも不溶の溶剤を添加してトナー内核表面に第1の樹脂
からなる樹脂粒子と第2の樹脂から構成された樹脂粒子
付着層を形成する工程と樹脂粒子付着層を溶解してトナ
ー内核表面に第1の樹脂と第2の樹脂から構成された樹
脂被覆層を形成する工程を有することによりトナー表面
に膜厚のばらつきが小さく、トナーの全周に渡って均一
な樹脂被覆層の形成が可能となった。さらに、膜厚が樹
脂粒子の粒径と付着量で決定されるため樹脂被覆処理ご
との膜厚の再現性が良好であった。
なお、本発明の電子写真用トナーは、誘電体上に形成さ
れた静電荷像をトナーで顕像化し、被画像形成体上に転
写定着して画像形成を行う装置、例えば、プリンター 
複写機、ファクシミリ等に幅広く使用することが可能で
あり、またその装置に使用−する電子写真用トナーを製
造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子写真用トナーの断面図。 第2図は、本発明の電子写真用トナーの製造方法のフロ
ーチャート。 1・・・トナー内核 2・・・結着樹脂 3・・・着色剤 4・・・磁性粉 5・・・離型剤 6・・・樹脂被覆層 7・・・荷電制御剤 8・・・流動化剤 11・ ・第1の樹脂からなる樹脂粒子12・・・第2
の樹脂 ・溶媒分散 ・混合分散 ・沈澱溶剤 ・界面沈澱 ・樹脂粒子付着トナー ・溶解溶剤 ・溶解膜化 ・樹脂被覆トナー ・外添処理 ・電子写真用トナー 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体上に形成された静電荷像を顕像化するため
    の電子写真用トナーにおいて、電子写真用トナーの主構
    成部となるトナー内核表面に第1の樹脂からなる樹脂粒
    子が分散され、かつ第2の樹脂が溶解している樹脂粒子
    分散樹脂溶液中の第1の樹脂と第2の樹脂から構成され
    た樹脂被覆層が形成されていることを特徴とする電子写
    真用トナー。
  2. (2)誘電体上に形成された静電荷像を顕像化するため
    の電子写真用トナーの製造方法において、電子写真用ト
    ナーの主構成部となるトナー内核を作製する工程とトナ
    ー内核を第1の樹脂からなる樹脂粒子が分散され、かつ
    第2の樹脂が溶解している樹脂粒子分散樹脂溶液中に分
    散する工程と樹脂粒子分散樹脂溶液に可溶、かつトナー
    内核、第1の樹脂からなる樹脂粒子、第2の樹脂のいず
    れも不溶の溶剤を添加してトナー内核表面に第1の樹脂
    からなる樹脂粒子と第2の樹脂から構成された樹脂粒子
    付着層を形成する工程と樹脂粒子付着層を溶解してトナ
    ー内核表面に第1の樹脂と第2の樹脂から構成された樹
    脂被覆層を形成する工程を有することを特徴とする電子
    写真用トナーの製造方法。
JP2240594A 1990-09-11 1990-09-11 電子写真用トナーおよびそ製造方法 Pending JPH04120552A (ja)

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