JPH04123517U - フライバツクトランス - Google Patents
フライバツクトランスInfo
- Publication number
- JPH04123517U JPH04123517U JP3658391U JP3658391U JPH04123517U JP H04123517 U JPH04123517 U JP H04123517U JP 3658391 U JP3658391 U JP 3658391U JP 3658391 U JP3658391 U JP 3658391U JP H04123517 U JPH04123517 U JP H04123517U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- voltage
- layer
- insulating layer
- focus
- Prior art date
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- Granted
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- Details Of Television Scanning (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フライバックトランスを構成する積層タイプ
の高圧コイルの各層のコイル部間の分布容量を調整して
フォーカス追従性を改善する。 【構成】 フライバックトランスを構成する積層タイプ
の高圧コイル3の下層側のコイル部4a〜4c間の絶縁
層13の厚みと上層側のコイル部4c〜4e間の絶縁層14
の厚みを変えて下層側のコイル部4a〜4c間の分布容
量と上層側のコイル部4c〜4e間の分布容量を異に
し、高圧コイル3の分布容量をフォーカス追従性に最適
な分布容量に調整し、高圧出力電圧の変化に対するフォ
ーカス調整電圧の追従性を改善する。
の高圧コイルの各層のコイル部間の分布容量を調整して
フォーカス追従性を改善する。 【構成】 フライバックトランスを構成する積層タイプ
の高圧コイル3の下層側のコイル部4a〜4c間の絶縁
層13の厚みと上層側のコイル部4c〜4e間の絶縁層14
の厚みを変えて下層側のコイル部4a〜4c間の分布容
量と上層側のコイル部4c〜4e間の分布容量を異に
し、高圧コイル3の分布容量をフォーカス追従性に最適
な分布容量に調整し、高圧出力電圧の変化に対するフォ
ーカス調整電圧の追従性を改善する。
Description
【0001】
本考案は、高圧コイルの中段部にフォーカス調整電圧を調整設定する抵抗回路
が接続されているフライバックトランスに関するものである。
【0002】
図3には高圧コイルを積層タイプとした一般的なフライバックトランスの回路
が示されている。同図において、コア1に低圧コイル2が嵌装され、この低圧コ
イル2の外側には高圧コイル3が嵌装されている。
【0003】
高圧コイル3は高圧ボビンの巻胴部に絶縁層としての例えばポリエステル等の
絶縁フィルムを介してコイル部4a〜4eを積層形成し、各コイル部4a〜4d
の巻き終わり端と次の層のコイル部4b〜4eの巻き始め端とを電圧を加算する
順方向の整流ダイオード5a〜5dを介して直列に接続したものである。最終段
のコイル部4eの出力端は高圧整流ダイオード6を介して図示されていない陰極
線管のアノードに接続されている。そして、高圧コイル3の中段部、図3の例で
は整流ダイオード5cのカソード側にフォーカス調整電圧端子を用いてフォーカ
スパック7の抵抗回路が接続されている。この抵抗回路は、フォーカス調整用抵
抗体8とスクリーン調整用抵抗体10とを有し、フォーカス調整用抵抗体8の摺動
端子11を摺動調整することによりフォーカス調整電圧が設定され、その設定され
たフォーカス調整電圧が陰極線管のフォーカス電極に加えられ、同様に、スクリ
ーン調整用抵抗体10の摺動端子12を摺動調整することにより、スクリーン調整電
圧が設定され、その設定されたスクリーン調整電圧は陰極線管のスクリーン電極
に加えられる。
【0004】
一般に、陰極線管の画面の輝度が例えば暗い画面から明るい画面に変化すると
、高圧コイル3側から陰極線管に高圧出力電流が流れ、高圧出力電圧EH が降下
するという現象が生じる。このとき、フォーカス調整電圧EF も高圧出力電圧E H
の変化に追従して変化する。この高圧出力電圧EH の変化の割合とフォーカス
調整電圧EF の変化の割合とが等しくなるとき、つまり、フォーカス調整電圧E F
が高圧出力電圧EH の変化に完全に追従するときにはフォーカスがぼけるとい
うことがなく良好な画面が得られるのであるが、実際には、高圧コイル3の各コ
イル部4a〜4eの層間分布容量等の特性にばらつきがあり、これに伴い、各層
のコイル部4a〜4eのレギュレーション特性にばらつきが生じ、高圧出力電圧
EH の変化に対するフォーカス調整電圧EF の追従性が悪くなり、図2の曲線A
に示すように、高圧出力電流の大きさによってフォーカス調整電圧EF と高圧出
力電圧EH との比が大きく変動してしまい、例えば明るい画面から暗い画面に変
化すると、フォーカスのピントがぼけてしまうという問題が生じる。
【0005】
本考案は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、
高圧出力電圧に対するフォーカス調整電圧の追従性を良くし、陰極線管の画面の
輝度変化によってフォーカスのピントがぼけることがないフライバックトランス
を提供することにある。
【0006】
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成されている。すなわち、
本考案は、高圧ボビンに高圧コイルが絶縁層を介して積層巻きされ、各層のコイ
ル部の巻き終わり端は次の層のコイル部の巻き始め端とパルス電圧を加算する順
方向の整流ダイオードを介して接続されており、高圧コイルの中段部にはフォー
カス調整電圧端子が設けられているフライバックトランスにおいて、各層のコイ
ル部間に形成される前記絶縁層は隣りのコイル部の絶縁層と互いに厚み又は誘電
率を異にする1個所以上の層を配して構成されていることを特徴としている。
【0007】
上記構成の本考案において、フライバックトランスを構成する高圧コイルの各
コイル部間の分布容量はコイル部間の絶縁層の厚み又は絶縁層の誘電率を変える
ことにより変化する。このコイル部間の分布容量を意識的に変化させ、高圧コイ
ルの分布容量を調整することで、フォーカス調整電圧の高圧出力電圧に対する追
従性の改善が図られる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。なお、本実施例の説明にお
いて、従来例と同一の名称部分には同一符号を付し、その詳細な重複説明は省略
する。図1には本考案に係るフライバックトランスの一実施例の回路構成が示さ
れている。本実施例において特徴的なことは高圧コイル3の各コイル部4a〜4
c間の絶縁層13と、コイル部4c〜4e間の絶縁層14の厚みを変えて、下層側の
層間分布容量と上層側の層間分布容量を異なるように構成したことであり、それ
以外の構成は従来例と同様である。本実施例では、絶縁層13を厚み0.8 mmのポリ
エステルフィルム層によって形成し、絶縁層14を厚み0.2 mmのポリエステルフィ
ルム層によって構成している。
【0009】
このように、絶縁層13,14の厚みを変えることにより、下層側のコイル部4a
〜4c間の層間分布容量と上層側のコイル部4c〜4eの層間分布容量とを意識
的に変えることができ、これにより、高圧コイル3の全体の分布容量が変化する
。この分布容量の変化により、高圧コイル3のレギュレーション特性を調整する
ことが可能となり、これに伴い、フォーカス調整電圧EF の高圧出力電圧EH に
対するフォーカス追従性の特性を改善することができる。
【0010】
前記本実施例の高圧コイル3を用いたフォーカス調整電圧の追従性の特性試験
を行ったところ、図2の曲線Bを得た。本実施例のフォーカス追従性を従来のフ
ライバックトランスのフォーカス追従性の曲線Aと比較すれば明らかなように、
本実施例のフライバックトランスではフォーカス調整電圧EF と高圧出力電圧E H
との比が高圧出力電流の変化に対してほぼ一定の値に近づき、フォーカス追従
性が大幅に改善されていることが分かる。
【0011】
したがって、本実施例のフライバックトランスによれば、陰極線管の画面の輝
度変化によってフォーカスのピントがぼけるということがなく、高画質の画面を
得ることができる。
【0012】
なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り
得る。例えば、上記実施例では、コイル部4a〜4c間の絶縁層厚みとコイル部
4c〜4e間の絶縁層厚みを変えるように構成したが、この絶縁層厚みはフォー
カス追従性が最適となるように変えることが必要であり、本実施例以外の様々な
態様で各層のコイル部間の絶縁層厚みを変えることが可能であり、例えば、極端
な場合には、各層のコイル部間のそれぞれの絶縁層厚みを異にすることもできる
。
【0013】
また、上記実施例では、絶縁層のフィルムを同一材料によって形成し、各層の
フィルムの誘電率を同じにしたが、各層のコイル部間の絶縁層の厚みを同じにし
、各コイル部間の絶縁フィルムの材質を変え、誘電率を変化させることにより、
各コイル部間の分布容量を変化させてフォーカス追従性の最もよい分布容量とな
るように構成してもよい。一般にポリエステルフィルムは駆動周波数1KHz、温
度25℃の条件で誘電率が3.3 であり、ポリフェニレンサルファイドは同一条件で
誘電率が3.0 であり、このように絶縁層となる絶縁フィルムの種類によって誘電
率が異なることとなり、各層の絶縁層の誘電率を調整することにより、フォーカ
ス追従性に優れたフライバックトランスが得られるのである。
【0014】
本考案は、高圧コイルの各層のコイル部間に形成される絶縁層の厚み又は誘電
率を一層以上異にして各コイル部間の分布容量を調整するように構成したもので
あるから、高圧出力電圧に対するフォーカス追従性を最適になるように分布容量
を改善することが可能となり、これにより、陰極線管の画面の輝度変化に起因し
てフォーカスのピントぼけが生じることのない高画質のフライバックトランスを
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフライバックトランスの高圧コイ
ルの一構成例を示す要部断面図である。
ルの一構成例を示す要部断面図である。
【図2】本実施例のフライバックトランスのフォーカス
追従性を従来例のフォーカス追従性との比較状態で示す
グラフである。
追従性を従来例のフォーカス追従性との比較状態で示す
グラフである。
【図3】従来の一般的なフォーカスパックを備えたフラ
イバックトランスの回路図である。
イバックトランスの回路図である。
3 高圧コイル
4a〜4e コイル部
13,14 絶縁層
Claims (1)
- 【請求項1】 高圧ボビンに高圧コイルが絶縁層を介し
て積層巻きされ、各層のコイル部の巻き終わり端は次の
層のコイル部の巻き始め端とパルス電圧を加算する順方
向の整流ダイオードを介して接続されており、高圧コイ
ルの中段部にはフォーカス調整電圧端子が設けられてい
るフライバックトランスにおいて、各層のコイル部間に
形成される前記絶縁層は隣りのコイル部の絶縁層と互い
に厚み又は誘電率を異にする1個所以上の層を配して構
成されていることを特徴とするフライバックトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991036583U JP2577299Y2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | フライバックトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991036583U JP2577299Y2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | フライバックトランス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04123517U true JPH04123517U (ja) | 1992-11-09 |
| JP2577299Y2 JP2577299Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=31918508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991036583U Expired - Lifetime JP2577299Y2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | フライバックトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2577299Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015207693A (ja) * | 2014-04-22 | 2015-11-19 | 富士通株式会社 | プレーナ型変圧装置及びスイッチング電源回路 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4323238Y1 (ja) * | 1966-03-17 | 1968-10-01 | ||
| JPS499538U (ja) * | 1972-04-26 | 1974-01-26 | ||
| JPH02187005A (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高圧発生用トランス装置 |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP1991036583U patent/JP2577299Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4323238Y1 (ja) * | 1966-03-17 | 1968-10-01 | ||
| JPS499538U (ja) * | 1972-04-26 | 1974-01-26 | ||
| JPH02187005A (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高圧発生用トランス装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015207693A (ja) * | 2014-04-22 | 2015-11-19 | 富士通株式会社 | プレーナ型変圧装置及びスイッチング電源回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2577299Y2 (ja) | 1998-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |