JPH04132247U - 巻掛伝導装置の張力調整装置 - Google Patents

巻掛伝導装置の張力調整装置

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JPH04132247U
JPH04132247U JP3863891U JP3863891U JPH04132247U JP H04132247 U JPH04132247 U JP H04132247U JP 3863891 U JP3863891 U JP 3863891U JP 3863891 U JP3863891 U JP 3863891U JP H04132247 U JPH04132247 U JP H04132247U
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JP
Japan
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tension
idler
adjustment bolt
stopper
regulating means
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JP3863891U
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English (en)
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裕道 ▲たか▼塚
真之介 内田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適正な張力以上の張力が補機駆動ベルトに付
与されることが防止でき、また経年によるベルトの伸び
も従来と同様に吸収できる張力調整装置を提供するこ
と。 【構成】 アイドラ装置10は、アイドラ軸25にアイドラ
プーリ21が回転可能に支持されており、アジャストボル
ト32を捩込むことによりアイドラ軸25が長孔14に沿って
移動するが、ストッパ41がアジャストボルト32に掴持さ
れていると、捩込み量は長孔14の開口長さより短い第2
の所定量に規制される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばエンジンのカム軸や補機類等を駆動するためのベルトを所定 の張力に保つ巻掛伝導装置の張力調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、巻掛伝導装置の張力調整装置として、例えば図6に示すようなエンジン の補機であるコンプレッサ駆動用の巻掛伝導装置の張力調整装置がある(実開昭 58−162350号公報等参照)。 クランク軸61の軸端に固定されたクランクプーリ62とコンプレッサの駆動軸63 の軸端に固定された被動プーリ64との間には補機駆動ベルト65が巻回されており 、さらに当該補機駆動ベルト65を所定の張力に調整するためのアイドラプーリ66 が設けられている。即ち、コンプレッサブラケットに固定されたベースプレート 68には前記補機駆動ベルト65の走行方向に対して直角方向にアジャストボルト69 が螺合している。そしてこのような従来の張力調整装置にあっては、作業者がア ジャストボルト69を捩込むことによって前記アジャストボルト69に螺合するアイ ドラ軸67に軸支されるアイドラプーリ66の位置を前記補機駆動ベルト65の走行方 向に対して直角方向に移動させることにより、所定の張力を与えるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記アジャストボルト69の捩込み量は補機駆動ベルト65の張力調整 代より余裕を持たせて設定してあるので、不用意に捩込む惧れがある。また前記 補機駆動ベルト65を所定の張力に調整することは前記アジャストボルト69の捩込 みによりわずかの力で容易に付与することが可能なため、新品の補機駆動ベルト 65を用いた際も該補機駆動ベルト65を張り過ぎて過度の張力が該補機駆動ベルト 65に付与され、もってアイドラプーリ66を介してアイドラ軸67に過度の応力が作 用したり、また被動プーリ64が固定されるコンプレッサの駆動軸63を軸支するベ アリング等に過度の曲げモーメントが作用する惧れがある。
【0004】 そこで、本考案は係る従来の実情に鑑みなされたもので、適正な張力以上の張 力が補機駆動ベルトに付与されることが防止されると共に、使用過程における経 年の伸びを調整する際には何ら差し障りのない巻掛伝導装置の張力調整装置を提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案に係る張力調整装置は、複数のプーリと、該複数のプーリを 巻掛する巻掛伝導部材と、複数のプーリのうち少なくとも1つを前記巻掛伝導部 材を張設する方向に移動可能に支持する支持部材と、を有する巻掛伝導装置にお いて、前記支持部材の移動範囲を規制する第1規制手段と、前記支持部材の移動 範囲を前記第1規制手段による範囲よりも狭い範囲に規制すると共に該支持部材 への脱着が可能な第2規制手段と、を設けて構成した。
【0006】
【作用】
かかる構成では、支持部材により複数のプーリのうち少なくとも1つが該複数 のプーリを巻掛する巻掛伝導部材を張設する方向に移動可能に支持されている。 前記支持部材の移動範囲は第1規制手段により第1の所定量に規制されており当 該所定量まで該支持部材を移動することにより第1の所定張力を巻掛伝導部材に 付与することができる。また、前記支持部材の移動範囲は第2規制手段を装着す ることにより前記第1規制手段による第1の所定量よりも狭い第2の所定量に規 制されるようになり、もって第2規制手段が装着されている場合は第1の所定張 力に較べて小さい第2の所定張力のみが巻掛伝導部材に付与される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案をV型エンジンに適用した一実施例を例にとり図に基づいて説明 する。 エンジンのシリダブロック1の下方には、エンジン駆動されるクランク軸2が 支持され、該クランク軸2の端部には補機駆動プーリ3が軸支されている。
【0008】 一方シリダブロック1の側方部には、例えばエアコン用コンプレッサ5等が固 定されており、該エアコン用コンプレッサ5にはその入力軸にコンプレッサ駆動 用プーリ6が軸支されている。そして、クランク軸2に軸支された補機駆動プー リ3とコンプレッサ駆動用プーリ6とには巻掛伝導部材としての補機駆動ベルト 7が巻回されており、クランク軸2の回転力によりエアコン用コンプレッサ5等 の補機が駆動されるものである。
【0009】 さらに該補機駆動ベルト7は張力調整装置としてのアイドラ装置10により所定 張力で押圧されるように調整されている。 次にアイドラ装置10に関し、図2〜図5に基づいて説明する。 アイドラ装置10は、シリンダブロック1にボルト12等を取付孔13に挿通するこ とにより固定される板金製のブラケット11と、ブラケット11に設けた長孔14に挿 通されると共に一端部にロックナット22で固定されるアイドラプーリ21が回転可 能に支持され、他端部には雌ねじ部23が形成される軸端部24を有するアイドラ軸 25と、前記雌ねじ部23に螺合する雄ねじ部31と当該アジャストボルト32の軸方向 位置を前記ブラケット11に対して固定する段付き部33とを有するアジャストボル ト32と、を含んで構成されている。ここで、アジャストボルト32をブラケット11 に設けた挿通孔16に挿通し前記段付き部33をブラケット11の一側壁15に付き当て た状態でアジャストボルト32を捩込むことによって該アジャストボルト32に螺合 するアイドラ軸25が前記長孔14に沿って移動する。ここで、該長孔14は補機駆動 ベルト7の走行方向に対して略直角方向に設けられており、また補機駆動ベルト 7は図2においてアイドラプーリ21の下側に掛かって該アイドラプーリ21を前記 一側壁15から離す方向に力を及ぼすように掛けられるので、もってアジャストボ ルト32を捩込んで該アイドラプーリ21を該一側壁15に近づけることにより、アイ ドラプーリ21が前記補機駆動ベルト7を張設して所定の張力を与えることが可能 となる。
【0010】 即ち、ブラケット11、アイドラ軸25及びアジャストボルト32は支持部材の機能 を奏する部材である。 また、雄ねじ部31は前記長孔14の全長より長く設けられており、もって前記ア イドラ軸25の移動範囲は該長孔14の開口長さとなる。従って長孔14は前記支持部 材の移動範囲を規制する第1規制手段としての機能を奏していると共に、該長孔 14の開口長さが第1の所定量に相当する。
【0011】 また、本考案に係る構成として、ブラケット11に設けた挿通孔16に挿通され雄 ねじ部31が前記軸端部24の雌ねじ部23に螺着した状態のアジャストボルト32に掴 持させられる樹脂製のストッパ41を設けた。 ストッパ41は図4及び図5に示すように、内径φd42が前記アジャストボルト 32の雄ねじ部31の外径より大きく、また中心角度で90°だけ一部の側壁面が欠落 した略円筒形状の側壁42と、内径φd44が前記アジャストボルト32の雄ねじ部31 の外径より僅かに小さい該側壁42の内面43に2箇所設けられた係り部44と、前記 円筒形状の側壁42を開くように作業者が指で摘む摘み部45と、よりなっている。 尚、ストッパ41の長さLは、該ストッパ41をアジャストボルト32に掴持させて、 該アジャストボルト32を軸端部24が該ストッパ41に突き当たるまで捩込んだ場合 に、新品の補機駆動ベルト7が適正初期張力より例えば5kgの張力が得られる ような長さとなっている。
【0012】 更に、本実施例においては、摘み部45には指の形状にあわせて凹部46が形成さ れており、作業性の向上を図っている。 また、ブラケット11の一側壁15にはストッパ41をアジャストボルト32に掴持さ せないときの保管箇所としての保管バー18が設けられており、該保管バー18の外 径は略アジャストボルト32と等しく形成されており、該保管バー18に係り部44を 固定することによりストッパ41を保管バー18に固定することができる。
【0013】 次に本実施例に係る作用を説明する。 補機駆動ベルト7を新品に交換した際は、アジャストボルト32を捩込んで該ア イドラプーリ21を該一側壁15に近づけ、アイドラプーリ21により前記補機駆動ベ ルト7を張設し、所定の張力を付与する。ここで、ストッパ41がアジャストボル ト32に掴持されていると、該アジャストボルト32は軸端部24が該ストッパ41に突 き当たるまでしか捩込むことができず、もってアジャストボルト32の捩込み量は 第1の所定量に相当する前記長孔14の開口長さより短い第2の所定量に規制され る。即ち、ストッパ41は軸端部24がストッパ41に突き当たるまで捩込んだ場合に 、新品の補機駆動ベルト7が適正初期張力より例えば5kgの張力が得られるよ うな長さとなっているので、当該ストッパ41をアジャストボルト32に掴持させる ことにより、如何なる作業者が張力を調整すべく作業を実施しても、過度の張力 を補機駆動ベルト7に付与することが無く、適正張力が付与されるアジャストボ ルト32の捩込み位置を超えることは無い。
【0014】 そして、当該張力調整が終了した後は前記ストッパ41を保管バー18に掴持させ ることにより、アジャストボルト32は前記長孔14の開口長さだけ捩込むことが可 能になり、経年による補機駆動ベルト7の伸びを従来と同様に吸収することが可 能となる。 尚、本実施例にあっては、樹脂製のストッパ41としたが、樹脂製である必要は 無い。
【0015】 従って、常時補機駆動ベルト7に適正張力を付与すべくアイドラ装置10を調整 することが可能となり、もって過度の応力が作用したり、また他のプーリ等に過 度の曲げモーメントが作用することも防止できる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると、巻掛伝導部材を張設する方向に移動可 能に支持する支持部材の移動範囲を規制する第1規制手段と、前記支持部材の移 動範囲を前記第1規制手段による範囲よりも狭い範囲に規制すると共に該支持部 材への脱着が可能な第2規制手段と、を含んで巻掛伝導装置の張力調整装置を構 成したので、当該支持部材の移動範囲は第2規制手段を装着することにより第1 規制手段による第1の所定量よりも狭い第2の所定量に規制されるようになり、 もって第2規制手段が装着されている場合は第1の所定張力に較べて小さい第2 の所定張力のみが巻掛伝導部材に付与され、もって過度の張力が付与されること が無く、過度の応力,曲げモーメントが作用するを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す補機を有したシリンダ
ブロックの概略側面図
【図2】本考案に係る張力調整装置の一実施例を示す組
立斜視図
【図3】同上の張力調整装置の一実施例を示す側面図
【図4】同上実施例に係るストッパの部分断面図
【図5】同上実施例に係るストッパの平面図
【図6】従来の張力調整装置を示す構成図
【符号の説明】
1 シリンダブロック 3 補機駆動プーリ 5 エアコン用コンプレッサ 7 補機駆動ベルト 10 アイドラ装置 11 ブラケット 14 長孔 18 保管バー 21 アイドラプーリ 25 アイドラ軸 32 アジャストボルト 41 ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプーリと、該複数のプーリを巻掛す
    る巻掛伝導部材と、複数のプーリのうち少なくとも1つ
    を前記巻掛伝導部材を張設する方向に移動可能に支持す
    る支持部材と、を有する巻掛伝導装置において、前記支
    持部材の移動範囲を規制する第1規制手段と、前記支持
    部材の移動範囲を前記第1規制手段による範囲よりも狭
    い範囲に規制すると共に該支持部材への脱着が可能な第
    2規制手段と、を設けて構成したことを特徴とする巻掛
    伝導装置の張力調整装置。
JP3863891U 1991-05-29 1991-05-29 巻掛伝導装置の張力調整装置 Pending JPH04132247U (ja)

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