JPH0415557B2 - - Google Patents

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JPH0415557B2
JPH0415557B2 JP63184096A JP18409688A JPH0415557B2 JP H0415557 B2 JPH0415557 B2 JP H0415557B2 JP 63184096 A JP63184096 A JP 63184096A JP 18409688 A JP18409688 A JP 18409688A JP H0415557 B2 JPH0415557 B2 JP H0415557B2
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Michitada Morisue
Hitoshi Matsuo
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SAITAMA DAIGAKUCHO
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SAITAMA DAIGAKUCHO
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超伝導材料素子を使用したメモリ回路
装置に関する。
超伝導材料素子としてジヨセフソン素子が用い
られており、従来よりこのジヨセフソン素子を用
いた種々の型のメモリ回路が提案されている。
第1図は従来の量子干渉型のメモリ回路を示
し、この回路は2個のジヨセフソン素子1と2を
インダクタンス3と4とを介して連結して成る回
路に、ゲート電流Igとさらに磁界を制御するため
の制御電流IC(この場合にはデータ電流Id,バイ
アス電流IB,xアドレス電流Iχ)を流す回路が
インダクタンス5と6,7と8,9と10とによ
つて電磁結合されていて、磁界とゲート電流とを
変化させることにより、ジヨセフソン素子の磁束
量子数が1又は2の状態をとつて2値(“1”又
は“0”)の記憶状態を記憶読出し出来るように
構成されている。
次に、この従来のメモリ回路に2値信号“1”
と“0”に対応する情報を記憶させる原理を第2
図に示すジヨセフソンメモリ素子のしきい値特性
図を用いて説明する。
第2図において、横軸はメモリ素子の磁界を作
る制御線に流す制御電流IC(=Iχ+Ib+Id)をプ
ロツトし及び縦軸には素子のゲート電流Igをプロ
ツトして夫々示す。曲線Q0で囲まれた領域11
は磁束量子数が0、曲線Q1で囲まれた領域12
は磁束量子数が1の超伝導領域を夫々示す。尚、
この場合例えば磁束量子数が0と1の状態を2値
信号の“1”と“0”に夫々対応させる。又素子
には予めバイアス電流IBを制御線に流しこの素
子を両領域11及び12の共通領域の第2図13
で示す点の状態にバイアスしておく。
この状態から“1”の信号を書込むためには、
制御線にマイナス方向の電流Idを流して素子の磁
束量子数が0になる領域11の点14に動作点を
移す。“1”の書込み信号が消滅すると動作点は
点13に戻るけれども磁束量子数は0のままであ
る。
一方“0”の信号を書込むためには、制御線に
プラス方向の電流Idを流して磁束量子数が1にな
る領域の点15に動作点を移す。この“0”の書
込み信号が消滅すると動作点は点13に戻るけれ
ども磁束量子数は1に保持されたままである。
次に“1”の信号が記憶されている状態でその
読出しを行なうためには、先ずゲート電流Igを流
し、これに加えて制御線にアドレス選択用のアド
レス電流Iχと読出し信号としてのデータ電流Idを
流して動作点を点13から点16を経て点17に
移す。この時、素子の磁束量子数は0から1に転
移するので素子の端子間には電圧が発生し、この
電圧を外部回路で読出して“1”の信号の読取り
を行なう。他方“0”の信号が記憶されている状
態では磁束量子数は移転せず、1のままであるの
で、素子の端子間には電圧は発生しないため
“0”の信号が読取られる。このようにしてジヨ
セフソン素子のメモリ回路の動作が達成される。
上述した従来のメモリ回路は、信号“1”を読
出すと素子の磁束量子数は0から1の状態に変化
したままであつて元の0の状態に戻らないため、
破壊読出しメモリ回路である。これがため、再書
込みを行なうリセツト回路を備えたこの種のメモ
リ回路も提案されているが、その構成はもとより
その動作も複雑となり、しかも動作速度も遅くな
るという欠点がある。
さらに、この従来のメモリ回路では、これを動
作させるために別個のバイアス電流Ibを必要とし
ているので、アドレス電流Iχ及びデータ電流Id用
の制御線の外にバイアス電流用の制御線を個別に
必要とし、従つて、メモリ回路の構造が複雑かつ
大型となりまた製造工程も複雑となるという欠点
があつた。
本発明はこれら従来のメモリ回路の欠点を除去
するためになされたものである。
従つて本発明の目的は信号読出し後自動的に再
書込み出来る超伝導材料素子を用いた非破壊メモ
リ回路装置を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的はxアドレスの選択
されたメモリセルと選択されないメモリセルに、
バイアス電流の供給の有無を利用することによつ
て構造を簡単にした非破壊メモリ回路装置を提供
することにある。
この目的を達成するために、本発明によれば、
ジヨセフソン素子を複数個直列接続したものを複
数列並列接続し、各列のジヨセフソン素子の入力
回路にはそれぞれジヨセフソン・スイツチング素
子をもつてゲート信号用導線Y及び読出し信号導
線Rと結合インダクタンスにより結合されてお
り、各列のジヨセフソン素子の入力回路と出力回
路との間には抵抗及び結合インダクタンスをもつ
た再書込み用制御線RWが接続され、各列のジヨ
セフソン素子の同順位の素子には少くとも1個の
ジヨセフソン・スイツチ素子が接続され、これが
結合インダクタンスを介してxアドレス信号用制
御線Xが接続され、これらジヨセフソン・スイツ
チ素子のそれぞれを順次開閉するための書込切換
用ジヨセフソン・スイツチがそれぞれの結合イン
ダクタンスを介して結合せられこの書込切換用ジ
ヨセフソン・スイツチに読出し信号導線Rと書込
み用制御線Wとを接続し、各列のジヨセフソン素
子中最初の段と最終の段の素子との間にレジスタ
の1ビツトを構成する一対のジヨセフソン・スイ
ツチ素子をそれぞれの抵抗を介し書込み用制御線
Wに対し電磁結合し、各列のジヨセフソン素子の
磁束量子数を自動的に制御シ、そのメモリ「1」
又は「0」の再書込みが可能なよう各ジヨセフソ
ン素子に帰還路を構成したことを特徴とする超伝
導材料素子を用いたメモリ回路装置にある。
本発明のさらに他の目的とするところは、ジヨ
セフソン素子を複数個直列接続したものを複数並
列接続し、各列のジヨセフソン素子の入力回路に
インダクタンス素子により電磁結合されたゲート
信号用導線Y及び読出し信号用導線Rとを接続
し、各列のジヨセフソン素子の入力回路と出力回
路との間には抵抗及びインダクタンス素子をもつ
て帰還路を形成する再書込み用制御線RWを接続
し、各列の同順位の素子には少くとも1個のジヨ
セフソン素子を接続し、これがインダクタンス素
子を介してxアドレス信号用制御線Xに電磁結合
し、これらジヨセフソン・スイツチ素子を順次開
閉するための書込み切換用ジヨセフソン・スイツ
チ素子を接続し、これに読出し信号導線Rと書込
み用制御線Wとを接続し、各列のジヨセフソン素
子中最初の段と最終の段の素子との間にレジスタ
の1ビツトを構成する一対のジヨセフソン・スイ
ツチ素子を介して書込み用制御線Wに対し電磁結
合したものにおいて、 制御線の作る磁界とゲート電流とを変化させて
情報に対応した超伝導材料素子の磁束量子数の状
態でメモリ回路装置に記憶されている情報を読出
しするに当り、 先ず、前記素子の動作点をいずれかの磁束量子
数を取り得る共通領域内の中間に存在するバイア
ス点にxアドレスの選択されていない信号用制御
線にバイアス電流を流してバイアスし、他方のx
アドレスの選択された信号用制御線にはバイアス
電流を流さずに動作点を前記共通領域内のバイア
スされていない点のままにし;及び 次に、読出し用ゲート電流をゲート信号用導線
に供給して前記素子の動作点を前記共通領域外の
一つの磁束量子数の状態の領域へ移すようになし
たことを特徴とするメモリ回路の読出し駆動方法
にある。
以下、第3図ないし第6図を参照して本発明の
実施例につき説明する。
第3図は本発明のメモリ回路の原理を示す回路
図であり、18及び19はジヨセフソン素子であ
つて、それぞれの一端をインダクタンス素子20
及び21を介して夫々接続し(入力端子30とす
る)かつ他端を互いに直接接続する(出力端子3
1とする)ことにより、いわゆるシングル・カン
タム・フラツクス・メモリのループ回路を形成し
ている。入力端子30にゲート電流Igとして流す
yアドレス信号電流Iy用のゲート電流用導線Y
と、所要に応じて流す読出し信号電流IR用の導
線Rとを個別に接続する。図においてXはxアド
レス信号電流Iχ用の制御線、Dはデータ信号電流
Id用の制御線であり、これら制御信号Iχ及びIdが
それぞれの制御線X及びDを流れてそれぞれのイ
ンダクタンス素子23,24及び25,26と、
ループ回路のインダクタンス素子20,21とを
介して素子18,19に誘導結合される。本発明
においては、例えば、このループ回路の入力端子
30及び出力端子31間に再書込み用の制御線
RWを備える。この再書込み用制御線RWはメモ
リ回路を読出した時に生ずるジヨセフソン素子の
磁束量子数の状態変化に起因して発生した電圧を
検出し、この電圧を利用してこの再書込み用制御
線RWに電流を流し磁界を発生させよつてこのジ
ヨセフソン素子の磁束量子数を読出し前の元の状
態に戻すように構成するものとする。この再書込
み用制御線RWに設けた抵抗を27で示し、再書
込み用制御線RWの有するインダクタンス素子を
28,29で示す。尚、制御線導線とは電流を流
し得るいわゆる導体を意味するものとする。
次に第4図a〜cを参照して第3図に示した本
発明の原理的回路動作につき説明する。第4図a
〜cはそれぞれ素子のしきい値特性図であり、同
図において横軸に素子の磁界を作る制御線Dに流
す制御電流Icをプロツトし、縦軸にジヨセフソン
素子のゲート電流Igをプロツトして夫々示す。又
曲線Q0で囲まれた領域は磁束量子数が0の状態
となる領域(例えば32,40で示す領域)であ
り、曲線Q1で囲まれた領域は磁束量子数が1の
状態となる領域(例えば33,41で示す領域)
である。
第4図aは信号“1”を書込む動作を説明する
ための線図である。尚、この例ではメモリ素子の
磁束量子数が0と1の状態を2値信号の“0”と
“1”に対応させるものとする。今、図中の動作
点(原点)は0点にあるものとする。この点0か
ら信号“1”を書込む場合を説明する。先ずxア
ドレス信号電流Iχにより素子の動作点32と33
との共通領域内のほぼ中間に存在するχアドレス
点34に移し、次に書込むべき“1”の信号に相
当するデータ信号電流Idにより動作点を点35に
移し、さらにyアドレス信号電流Iyによつて素子
を磁束量子数1の領域33内の点36に遷移さ
せ、よつてジヨセフソン素子の磁束量子数を1と
する。その後、各信号電流が消滅しても動作点は
点0に戻る。この状態で磁束量子数は1の状態に
保持されて、“1”の信号が記憶される。
次に第4図bは“0”の信号を書込む動作図を
示す。同図において点37及び38は磁束量子数
が0と1の領域であり、χアドレス信号電流Ixの
選択されないメモリにはバイアス電流によつて動
作点をバイアス点37に位置させているが、xア
ドレスの選択されたメモリの動作点は点0のまま
でありさらに“0”の信号に相当するデータ信号
電流Idによつて動作点を点38に移し、さらにy
アドレス信号電流Iyによつて動作点を磁束量子数
が0の状態の点39に遷移させる。従つて、各信
号電流が消滅した後も磁束量子数は0の状態に保
持されて“0”の信号が記憶される。
次に、“1”の信号の読出しの動作につき第4
図cを参照して説明する。この場合にはxアドレ
スIχの選択されていないメモリはバイアス電流に
よつて動作点は点42に位置している。いま、読
出し信号IRとアドレス信号IχとIyとを加えて読
出し動作を行う場合を考える。xアドレスIχの選
択されたメモリの動作点は点0であり、yアドレ
ス信号電流Iyと読出し用ゲート電流IRとの両者
(いずれも読出し用ゲート電流と称する)によつ
て動作点を点0から点43を経て点44へと移
す。この点44の存在する領域40は磁束量子数
0の領域であり、ジヨセフソン素子は、最初、磁
束量子数1の状態に保持されていたのであるか
ら、この量子数の変化により、ジヨセフソン素子
の端子間すなわちループ回路の入力端子30及び
出力端子31間に電圧が発生する。この電圧は第
3図の制御線RWに加わりこれに基いて位相の遅
れた電流すなわち再書込み電流が流れ、よつてイ
ンダクタンス素子28及び29とループ回路のイ
ンダクタンス素子20及び21との誘導結合を介
してジヨセフソン素子18及び19の磁束量子数
を0の状態(長さ44)より1の状態(点45)
に戻す。
このように、本発明の超伝導材料素子(ジヨセ
フソン素子)を用いたメモリ回路によれば、再書
込み用制御線を備えているので、読出し時に素子
の磁束量子数が遷移した場合に、この遷移に起因
して生ずる電圧を利用してジヨセフソン素子の磁
束量子数を自動的に再び元の状態に遷移させるこ
とが出来、従つて本発明メモリ回路は非破壊読出
しメモリ回路として機能する。これがため、本発
明のメモリ回路は、従来のメモリ回路に比べて演
算速度の向上がはかれる他に、再書込み用のリセ
ツト回路やタイミング調整用の回路等の諸回路を
必要としないので、回路構成及び動作も著しく簡
単化し、動作の安定性や信頼性が大幅に改善され
るという利点を有する。
さらに、本発明のメモリ回路によれば、バイア
ス電流用の特別の制御線を備えておらず、xアド
レスの選択の有無によりバイアス相当用電流の供
給の有無を対応させているので、本発明のメモリ
回路を装置として構成する場合、その構造が従来
に比べて簡単かつ小型となり、製造工程も少なく
て済むので製造容易かつ安価となし得るという利
益を奏する。
次に上述した本発明のメモリ回路装置をメモリ
システムに適用する場合につき説明する。その説
明に先立ち、本発明のメモリ回路装置を第5図に
示すように記号表示するものとする。すなわち、
第5図aは第3図に示した回路とほぼ同一の構成
のメモリ回路を示し、導線Rを省略している点が
相違する。第5図aにおいて46と47はジヨセ
フソン素子、48と49はこの2つの素子を結合
するインダクタンス素子、50,51,52及び
53はジヨセフソン素子に磁界を与えて制御する
ためのインダクタンス素子である。さらに、54
は抵抗であり、55と56のインダクタンス素子
と共に自動的に再書込みを行なう再書込み用帰還
路を構成し、点57と58はゲート電流の入力端
子及び出力端子、59と60はxアドレス信号Iχ
を加えるための入力端子及び出力端子、Xはχア
ドレス用制御線を示し、61と62はデータの書
込み信号Idを加えるための入力端子及び出力端
子、Dはデータ書込み用制御線である。この本発
明の基本メモリ回路を第5図bに記号化して簡単
に示すと、第5図bの端子63と64は第5図a
の57と58に対応し、65と66は59と60
に、67と68は61と62に夫々対応する。○
で示す部分Jは第5図aの一対のジヨセフソン素
子46,47と対応し、抵抗54、インダクタン
ス素子55,56とよりなる再書込み用帰還路を
もつたジヨセフソン素子より成るメモリ回路を示
す。
第6図は本発明のメモリ回路を適用した計算機
等のメモリシステムの一実施例を示す線図で、図
中本発明のメモリ回路を記号表示してある。符号
69〜77は第5図bの構成を用いたジヨセフソ
ン素子、78〜91はこのメモリシステムを構成
する周辺回路のジヨセフソン・スイツチ素子(ゲ
ート電源回路などを含む)、92〜106及び1
15〜120はこれらのジヨセフソン素子に磁界
を与えてジヨセフソン素子を電圧負荷状態か超伝
導状態かの何れかにもたらすための制御用の結合
インダクタンス素子、107〜114はジヨセフ
ソン素子に流れる電流を調整する抵抗である。
第6図において“1”の信号をメモリに書込む
動作を説明する。アドレスの選択はyアドレス信
号電流Iyとxアドレス信号電流Iχが流れて素子8
1,83,85のうち何れかの1つと、素子8
7,88,89のうち何れかの1つを選択する。
また“1”のデータはレジスタの1ビツトを構成
する1対の素子79と80のうち79のジヨセフ
ソン素子を電圧負荷状態にするのでその出力は素
子91の磁界制御用インダクタンス素子105と
すべてのメモリ素子69〜77の磁界制御線(第
5図bの端子67と68との間)に正方向に流れ
る。インダクタンス素子106を流れる書込み用
信号IWは105を流れる電流と逆方向であるた
め素子91はスイツチングせずその両端には電圧
は発生しない。この結果、xアドレス選択用素子
87〜89の磁界制御線のインダクタンス素子9
5,98,101には逆方向電流が流れず、xア
ドレス信号電流Iχによつてxアドレスの選択され
たジヨセフソン・スイツチング素子87〜89の
いずれか一つがスイツチングしてメモリシステム
の一つの行のジヨセフソン素子の磁界制御線に電
流を流す。しかだつてメモリシステムの基本素子
のどれか一つにIχ電流、“1”に相当するデータ
信号Id及びIy電流の3つの電流が流れてその素子
を磁束量子数が1の状態にさせ、メモリの“1”
の信号の書込みが完了する。
“0”の書込み動作はまず制御線Xと制御線Y
とにxアドレス信号電流Iχとyアドレス信号Iyが
流れてアドレス選択を行なう。
yアドレスの選択は“1”の信号の書込みと同
様にジヨセフソン・スイツチング素子81,8
3,85の何れかを選択してシステムを構成して
いる何れかの行の一連のメモリ素子にゲート電流
を流す。“0”のデータはレジスタの一対の素子
のうちジヨセフソン・スイツチング素子80を電
圧負荷状態にするのでその電圧により一方ではす
べてのジヨセフソン素子69〜77の磁界制御線
Xに負方向の電流を流し、他方書込み用制御線W
のインダクタンス素子105にはインダクタンス
素子106を流れる書込み信号電流Iwと同方向
の電流を流すので素子91を電圧負荷状態にスイ
ツチングさせる。さて、ジヨセフソン・スイツチ
ング素子91が電圧負荷状態になるとジヨセフソ
ン・スイツチング素子87,88,89の磁界制
御線には負方向の電流を流し、xアドレス信号Iχ
が加えられた状態でこの制御線には正方向の電流
が流れるのでこれを打消してxアドレス信号Iχが
加えられたメモリ用ジヨセフソン素子は電圧負荷
状態にスイツチングせず、xアドレス信号Iχが加
えられないメモリ用ジヨセフソン素子は電圧負荷
状態になつてそのメモリ素子が連結されているメ
モリシステムの各行のメモリ素子に磁界制御電流
を流す。この結果yアドレス信号電流Iy,xアド
レス信号電流Iχ及び“0”に相当するデータ電流
Idが流れたメモリ素子は第4図bで説明した動作
原理に基づいて磁束量子数が0の状態になり、
“0”の書込みが完了する。
“1”の信号の読出しを行なうには、x及びy
のアドレス信号電流Iχ,Iyと読出し信号電流IR
を流す。
読出し信号電流IRが流れるジヨセフソン・ス
イツチング素子90の磁界制御用インダクタンス
素子104に電流が流れてジヨセフソン・スイツ
チング素子90を電圧負荷状態にスイツチングさ
せ、ジヨセフソン・スイツチング87,88,8
9の磁界制御用インダクタンス素子96,99,
102にxアドレス信号電流Iχによる磁界制御用
電流と逆方向の電流を流す。このためxアドレス
信号電流Iχ信号が加つたスイツチング素子は8
7,88,89のうち何れかの一つが電圧負荷状
態にスイツチングせず、xアドレス信号電流Iχが
加わらないスイツチング素子は電圧負荷状態にな
る。他方yアドレス信号電圧Iyと読出し信号電流
IR信号が加えられるとジヨセフソン・スイツチ
ング素子81と82,83と84,85と86の
直列に接続された対のいずれかの対が電圧負荷状
態にスイツチングして端子電圧は1個の素子の2
倍に近い電圧が発生してそれに相応した電流をメ
モリシステムの何れかの列の一連のメモリ素子に
電流を流す。この結果、xアドレス信号Iχ,yア
ドレス信号Iy,読出し信号IRが加えられたメモ
リ素子の一つは第4図cで説明したように磁束量
子数は1から0に遷移してその端子に電圧を発生
する。この電圧によりデータ読出し用レジスタの
一つのビツトを構成するジヨセフソン・スイツチ
ング素子78の磁界制御線の一つとしてインダク
タンス素子92,93,94のうちの何れかのイ
ンダクタンス素子に電流を流してジヨセフソン・
スイツチング素子78を電圧負荷状態にスイツチ
ングさせデータの読出しを終わる。他方、読出し
の選択を受けた素子の磁束量子数は0の状態にな
るが、第4図cの動作原理が示すようにメモリ素
子の両端の再書込み用帰還路Rwに発生した電圧
によつて素子の磁界制御線に電流を流して磁束量
子数を1の状態に再書込みを行なう。このように
して“1”の読出し動作と再書込みの動作を行な
うことができる。
第7図は、第6図に示したジヨセフソン素子7
8〜91の等価回路を示す。第7図aは記号8
7,88,89の等価回路で121はゲート電
源、122は抵抗、123はジヨセフソン素子を
示す。第7図bは第6図に示すジヨセフソン素子
79と80の等価回路である。第7図cは第6図
に示すジヨセフソン素子81と82,83と8
4、または85と86の具体的な等価回路であ
る。第6図に記載のジヨセフソン素子も全てそれ
ぞれの動作電源を具備しているものであるが、図
示のものではそれらの電源を省略してある。
以上のように、再書込みが自動的にできるジヨ
セフソンメモリシステムが制御線が少なく構造簡
単でしかも低消費電力、超高速動作で達成され
る。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、多くの変形又は変更を行ない得ること
明らかである。例えば、本発明メモリ回路装置は
ジヨセフソン素子が1個の場合はもとより素子が
三個以上の場合にも適用できること明らかであ
る。さらに本発明は上述した量子干渉型メモリ回
路以外のメモリ回路にも適用出来る。
さらに上述した例では、量子数状態を0と1の
2つの状態としたが、本発明は3以上の複数の状
態を理容して2値信号又は3値以上の多値信号を
記憶読取り出来るメモリ回路にも適用できること
明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のメモリ回路を示す回路図、第2
図は第1図のメモリ回路の動作原理を説明するた
めの線図、第3図は本発明の超伝導材料素子を用
いたメモリ回路装置の原理を示す回路図、第4図
a〜cは第3図のメモリ回路装置の動作原理を説
明するための線図、第5図a及び第5図bは本発
明のメモリ回路装置を記号表示するための説明
図、及び第6図は本発明によりメモリ回路装置を
適用したメモリシステムの一実施例を示す線図、
第7図a,b,cは第6図のジヨセフソン素子の
電源等を記載した等価回路を示す図である。 1,2……ジヨセフソン素子、3〜10……イ
ンダクタンス素子、Ic……制御電流、Iχ……xア
ドレス電流、Ib……バイアス電流、Id……データ
電流、X……xアドレス制御線、B……バイアス
電流制御線、D……データ電流線、G……ゲート
電流線、Ig……ゲート電流、11……磁束量子数
0の領域、12……磁束量子数1の領域、13,
14,15,16,17……各動作点、18,1
9……超伝導材料素子(又はジヨセフソン素子)、
20,21,23〜26……インダクタンス素
子、22,27……抵抗、30……入力端子、3
1……出力端子、X……xアドレス信号電流用制
御線、Y……yアドレス信号電流(又はゲート電
流)用導線、D……データ信号電流用制御線、R
……読出し用導線、W……書込み用制御線、RW
……再書込み用制御線、32,40……磁束量子
数0の領域、33,41……磁束量子数1の領
域、34〜36……信号1を書込む動作点、37
〜39……信号0を書込む動作点、42〜45…
…信号1を読出す動作点、46,47……ジヨセ
フソン素子、48〜49……ジヨセフソン素子の
結合インダクタンス素子、50〜53……インダ
クタンス素子、54……抵抗、55,56……イ
ンダクタンス素子、57……入力端子、58……
出力端子、59,65……xアドレス信号電流Iχ
の入力端子、60,66……xアドレス信号電流
Iχの出力端子、61,67……データ信号Idの入
力端子、62,68……データ信号Idの出力端
子、69〜77……ジヨセフソン素子、78〜9
1……ジヨセフソン・スイツチング素子、92〜
106,115〜120……制御用結合インダク
タンス素子、107〜114……抵抗、115〜
120……制御インダクタンス素子、OP……出
力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ジヨセフソン素子を複数個直列接続したもの
    を複数列並列接続し、各列のジヨセフソン素子の
    入力回路にはそれぞれジヨセフソン・スイツチン
    グ素子をもつてゲート信号用導線Y及び読出し用
    導線Rと結合インダクタンスにより結合されてお
    り、各列のジヨセフソン素子の入力回路と出力回
    路との間には抵抗及び結合インダクタンスをもつ
    た再書込み用制御線RWが接続され、各列のジヨ
    セフソン素子の同順位の素子には少くとも1個の
    ジヨセフソン・スイツチ素子が接続され、これが
    結合インダクタンスを介してxアドレス信号用制
    御線Xが接続され、これらジヨセフソン・スイツ
    チ素子のそれぞれを順次開閉するための書込切換
    用ジヨセフソン・スイツチがそれぞれの結合イン
    ダクタンスを介して結合せられこの書込切換用ジ
    ヨセフソン・スイツチに読出し信号導線Rと書込
    み用制御線Wとを接続し、各列のジヨセフソン素
    子中最初の段と最終の段の素子との間にレジスタ
    の1ビツトを構成する一対のジヨセフソン・スイ
    ツチ素子をそれぞれの抵抗を介し書込み用制御線
    Wに対し電磁結合し、各列のジヨセフソン素子の
    磁束量子数を自動的に制御シ、そのメモリ「1」
    又は「0」の再書込みが可能なよう帰還路を構成
    したことを特徴とする超伝導材料素子を用いたメ
    モリ回路装置。 2 ジヨセフソン素子を複数個直列接続したもの
    を複数並列接続し、各列のジヨセフソン素子の入
    力回路にインダクタンス素子により電磁結合され
    たゲート信号用導線Y及び読出し信号用導線Rと
    を接続し、各列のジヨセフソン素子の入力回路と
    出力回路との間には抵抗及びインダクタンス素子
    をもつて帰還路を成形する再書込み用制御線RW
    を接続し、各列の同順位の素子には少くとも1個
    のジヨセフソン素子を接続し、これがインダクタ
    ンス素子を介してxアドレス信号用制御線Xに電
    磁結合し、これらジヨセフソン・スイツチ素子を
    順次開閉するための書込み切換用ジヨセフソン・
    スイツチ素子を接続し、これに読出し信号導線R
    と書込み用制御線Wとを接続し、各列のジヨセフ
    ソン素子中最初の段と最終の段の素子との間にレ
    ジスタの1ビツトを構成する一対のジヨセフソ
    ン・スイツチ素子を介して書込み用制御線Wに対
    し電磁結合したものにおいて、 制御線の作る磁界とゲート電流とを変化させて
    情報に対応した超伝導材料素子の磁束量子数の状
    態でメモリ回路装置に記憶されている情報を読出
    しするに当り、 先ず、前記素子の動作点をいずれかの磁束量子
    数を取り得る共通領域内の中間に存在するバイア
    ス点にxアドレスの選択されていない信号用制御
    線にバイアス電流を流してバイアスし、他方のx
    アドレスの選択された信号用制御線にはバイアス
    電流を流さずに動作点を前記共通領域内のバイア
    スされていない点のままにし;及び 次に、読出し用ゲート電流をゲート信号用導線
    に供給して前記素子の動作点を前記共通領域外の
    一つの磁束量子数の状態の領域へ移すようになし
    たことを特徴とするメモリ回路の読出し駆動方
    法。
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