JPH0415811B2 - - Google Patents
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- JPH0415811B2 JPH0415811B2 JP58141495A JP14149583A JPH0415811B2 JP H0415811 B2 JPH0415811 B2 JP H0415811B2 JP 58141495 A JP58141495 A JP 58141495A JP 14149583 A JP14149583 A JP 14149583A JP H0415811 B2 JPH0415811 B2 JP H0415811B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- bisphenol
- resin
- atom
- chloride resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明は、特定の塩化ビニル系樹脂を使用して
えられる、とくに耐候性のすぐれた艷消農業用シ
ートに関する。 近年、種々の分野の塩化ビニル系樹脂成形品に
おいて、プラスチツク光沢を消したいわゆる艷消
成形品が好まれるようになり、各種の艷消技術が
開発されてきたが、なかでも部分架橋塩化ビニル
系樹脂を使用する艷消技術がとくに注目されてい
る。すなわち部分架橋塩化ビニル系樹脂を使用す
る艷消技術には、(1)充填剤を多量に使用する艷消
技術のように極端に機械的物性を低下させること
がない、(2)アクリル塗装による艷消技術のように
コスト上昇を伴うことがない、(3)エンボス加工に
よる艷消技術のように特殊な設備を必要としない
などの利点があるためである。 従つて、最近種々の部分架橋塩化ビニル系樹脂
を含む組成物が検討されている。たとえばジアリ
ルフタレート、ジアリルマレエート、ポリエチレ
ングリコールジアクリレート、ポリエチレンジメ
タクリートなどの架橋剤を使用して部分架橋塩化
ビニル系樹脂をえて、それを使用した組成物を利
用するという提案(特開昭第54−80354号公報、
特開昭第56−5843号公報、特開昭第54−152054号
公報、特開昭第56−92024号公報など)がある。 しかるに、それらの部分架橋塩化ビニル系樹脂
を使用するとそれらの成形品の耐候性が著しく悪
化するという欠点があるため、通常屋外で使用さ
れる艷消農業用シートの製造に適用しようとすれ
ば多量の紫外線吸収剤、熱安定剤、老化防止剤な
どを併用する必要があり、コスト高になるという
欠点があつた。 本発明者らは叙上の実情に鑑み、部分架橋塩化
ビニル系樹脂を農業用シートの製造に適用すべく
鋭意研究を重ねた結果、全樹脂成分中のゲル分の
割合が1.0(重量%、以下同様)をこえ、30%以下
である塩化ビニル系樹脂であつて、該ゲル分が塩
化ビニルまたは塩化ビニルを主成分とするモノマ
ー混合物(A)とビスフエノール変性ジアクリレート
またはビスフエノール変性ジメタクリレートとか
らなるモノマー混合物(B)を共重合してえられる部
分架橋塩化ビニル系樹脂として含有される樹脂よ
りなる艷消農業用シートが耐候性の大幅に改善さ
れたものであることを見出し、本発明を完成する
にいたつた。 本発明におけるゲル分の割合(ゲル分率)と
は、ソツクスレー抽出器を用いてテトラヒドロフ
ランで22時間抽出し、350メツシユフイルター上
に残留する抽出残渣の乾燥重量を求め算出した値
のことである。 また、本明細書中でいう艷消農業用シートとは
ビニルハウスにおいて使用されるシート、露地栽
培において使用されるシートなど結露防止、霜降
り防止、保温などの目的のために使用されるもの
である。 本発明においては、塩化ビニルまたは塩化ビニ
ルを主成分とするモノマー混合物(A)とビスフエノ
ール変性ジアクリレートまたはビスフエノール変
性ジメタクリレートとからなるモノマー混合物(B)
を共重合させてえられるゲル分率が1.0%をこえ、
35%以下の部分架橋塩化ビニル系樹脂またはゲル
分率が1.0%をこえ、35%以下になるように部分
架橋塩化ビニル系樹脂と塩化ビニル系樹脂とを混
合した混合樹脂が用いられる。 本発明に用いる上記架橋剤としてのビスフエノ
ール変性ジアクリレートまたはビスフエノール変
性ジメタクリレートは一般式(): 一般式(): または一般式(): (式中、R1はH原子または−CH3基、R2はH
原子または炭素数1〜4のアルキル基、R3、R4
はH原子、−CH3基、−CH2CH3基、−
CH2CH2COOH基からえらばれた原子または基、
i、jは1〜5の整数、m、nは1〜10の整数、
lは0または1〜20の整数、XはCl原子、Br原
子または水素原子である)で示される化合物が好
適に用いられる。 塩化ビニルまたはモノマー混合物(A)と共重合す
る量としては、塩化ビニルまたはモノマー混合物
(A)100部(重量部、以下同様)に対して上記架橋
剤0.35〜8部が好ましい。 本発明に用いられる部分架橋塩化ビニル系樹脂
の製造に関しては特開昭第57−195711号公報など
に開示されている。 本発明においては部分架橋塩化ビニル系樹脂を
単独で使用することもできるが、通常は艷消剤と
してポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−エチレン
共重合樹脂、塩化ビニル−プロピレン共重合樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビ
ニルとアクリル酸またはその誘導体との共重合樹
脂などに全樹脂成分中のゲル分率が1.0%をこえ、
35%以下になるように配合し、それに必要に応じ
て熱安定剤、滑剤、抗酸化剤、ゴム類、紫外線吸
収剤、加工助剤、顔料、可塑剤などを配合して成
形加工を行ない、半硬質または軟質の艷消農業用
シートがえられる。 前記全樹脂成分中のゲル分率が35%を超えると
耐候性が不充分となり、一方1.0%以下では艷消
効果が顕著とならず、いずれも好ましくない。 本発明の艷消農業用シートを製造する際に添加
する前記熱安定剤としては、塩化ビニル系樹脂に
使用されている公知の熱安定剤が使用でき、たと
えばオクチルスズマレエートなどのスズ系安定
剤、三塩基性硫酸鉛などの鉛系安定剤、金属石鹸
類、Ca−Zn系安定剤、Ba系安定剤などを単独ま
たは併用して使用しうる。さらに滑剤として、ポ
リエチレンワツクス系滑剤、ステアリン酸系滑
剤、アルコール系滑剤など公知の滑剤を単独また
は併用して使用しうる。さらに併用しうる熱可塑
性樹脂としては、アクリル系ゴム、EVAなどが
ある。さらに軟質化する際に使用される可塑剤と
しては、たとえばフタル酸ジオクチルなどのフタ
ル酸系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、リン酸エ
ステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤など公知の可
塑剤を単独または併用して使用しうる。 また、本発明の艷消農業用シートの製造に使用
される成形法としてはカレンダー成形法、押出成
形法など通常の方法を利用しうる。また、その成
形条件も通常の塩化ビニル系樹脂と同様の成形条
件で成形しうる。 以下、本発明の艷消農業用シートを実施例に基
づいてさらに詳しく説明するが、本発明はかかる
実施例のみに限定されるものではない。 参考例 1〜3 (部分架橋塩化ビニル系樹脂(1)〜(3)の製造) 内容積300のステンレス製重合器に、イオン
交換水200部、部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.2部、ジ
イソプロピルパーオキサイド0.06部、ラウロイル
パーオキサイド0.06部および第1表に示すビスフ
エノール変性ジアクリレート0.5部を仕込み、脱
気後、塩化ビニルモノマー100部を仕込み、重合
温度68℃にて15時間重合した。えられたスラリー
を脱水し、熱風乾燥機により55℃で24時間乾燥さ
せて白色の粉末をえた。えられた粉末のゲル分率
を第1表に示す。 参考例 4〜8 (部分架橋塩化ビニル系樹脂(4)〜(8)の製造) 部分架橋塩化ビニル系樹脂(1)〜(3)の製造と同様
にしてイオン交換水、部分鹸化ポリ酢酸ビニル、
ジイソプロピルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイドおよび第1表に示す架橋剤を1.0部仕
込み、脱気後塩化ビニルモノマーを仕込み、重合
温度68℃にて15時間重合し、参考例1〜3と同様
の操作にて白色の粉末をえた。えられた粉末のゲ
ル分率を第1表に示す。 参考例 9〜10 (部分架橋塩化ビニル系樹脂(9)〜(10)の製造) 部分架橋塩化ビニル系樹脂(2)の製造に使用した
架橋剤を8部にしたほかは参考例1〜3と全く同
様にして部分架橋塩化ビニル系樹脂(9)を、また同
じく架橋剤を0.3部にしたほかは参考例1〜3と
全く同様にして部分架橋塩化ビニル系樹脂(10)をそ
れぞれえた。ゲル分率はそれぞれ38%および0.8
%であつた。 実施例 1〜8 部分架橋塩化ビニル系樹脂(1)〜(3)および(9)を使
用し、第2表に示す配合処方に基づきスーパーミ
キサーにて130℃で5分間ブレンドし、えられた
コンパウンドを165℃にコントロールしたミキシ
ングロールにて15分間混練し、さらにえられたシ
ートを逆L型カレンダーに徐々に投入して0.3mm
厚のカレンダーシートをえた。えられたカレンダ
ーシートの各種特性をそれぞれ以下に示す方法に
より測定、評価した。結果を第2表に示すが、本
発明のシートは艷消性にすぐれ、かつ耐候性が著
しく改良されていることがわかる。 艷消性:上記実施例で示すようにカレンダー成形
にてえられた0.3mm厚のシートの表面状態を
目視にて観察して◎:極めて良好、〇:良
好、△:やや艷有りおよび×:艷有りの4段
階にて評価した。 耐候性:前記と同じシートをサンシヤインウエザ
オメータを用いて200時間劣化させたのちの
伸び率を測定した。なお、伸び率の測定は
JIS K6724に準拠して行なつた。なお、劣化
条件は63℃にて雨降りを2時間毎に18分間行
ない、20時間毎にテストサンプルの表裏を交
替させる条件であつた。 比較例 1〜8 部分架橋塩化ビニル系樹脂(4)〜(10)を使用し、第
2表に示す配合処方に基づき実施例1〜8と同様
にして、0.3mm厚のカレンダーシートをえた。え
られたカレンダーシートの各種特性をそれぞれ実
施例1〜8と同様にして測定、評価した。結果を
第2表に示すが、比較例1〜8でえられたシート
は艷消性が良好なときは耐候性が劣り、逆に耐候
性が良好なときは艷消性が不充分であることがわ
かる。 なお、第2表中のカネビニールS−1001および
カネエースPA−20はそれぞれ鐘淵化学工業(株)製
の商品名であり、全樹脂成分中のゲル分率は部分
架橋塩化ビニル系樹脂のゲル分率をもとに計算に
より求めた値である。
えられる、とくに耐候性のすぐれた艷消農業用シ
ートに関する。 近年、種々の分野の塩化ビニル系樹脂成形品に
おいて、プラスチツク光沢を消したいわゆる艷消
成形品が好まれるようになり、各種の艷消技術が
開発されてきたが、なかでも部分架橋塩化ビニル
系樹脂を使用する艷消技術がとくに注目されてい
る。すなわち部分架橋塩化ビニル系樹脂を使用す
る艷消技術には、(1)充填剤を多量に使用する艷消
技術のように極端に機械的物性を低下させること
がない、(2)アクリル塗装による艷消技術のように
コスト上昇を伴うことがない、(3)エンボス加工に
よる艷消技術のように特殊な設備を必要としない
などの利点があるためである。 従つて、最近種々の部分架橋塩化ビニル系樹脂
を含む組成物が検討されている。たとえばジアリ
ルフタレート、ジアリルマレエート、ポリエチレ
ングリコールジアクリレート、ポリエチレンジメ
タクリートなどの架橋剤を使用して部分架橋塩化
ビニル系樹脂をえて、それを使用した組成物を利
用するという提案(特開昭第54−80354号公報、
特開昭第56−5843号公報、特開昭第54−152054号
公報、特開昭第56−92024号公報など)がある。 しかるに、それらの部分架橋塩化ビニル系樹脂
を使用するとそれらの成形品の耐候性が著しく悪
化するという欠点があるため、通常屋外で使用さ
れる艷消農業用シートの製造に適用しようとすれ
ば多量の紫外線吸収剤、熱安定剤、老化防止剤な
どを併用する必要があり、コスト高になるという
欠点があつた。 本発明者らは叙上の実情に鑑み、部分架橋塩化
ビニル系樹脂を農業用シートの製造に適用すべく
鋭意研究を重ねた結果、全樹脂成分中のゲル分の
割合が1.0(重量%、以下同様)をこえ、30%以下
である塩化ビニル系樹脂であつて、該ゲル分が塩
化ビニルまたは塩化ビニルを主成分とするモノマ
ー混合物(A)とビスフエノール変性ジアクリレート
またはビスフエノール変性ジメタクリレートとか
らなるモノマー混合物(B)を共重合してえられる部
分架橋塩化ビニル系樹脂として含有される樹脂よ
りなる艷消農業用シートが耐候性の大幅に改善さ
れたものであることを見出し、本発明を完成する
にいたつた。 本発明におけるゲル分の割合(ゲル分率)と
は、ソツクスレー抽出器を用いてテトラヒドロフ
ランで22時間抽出し、350メツシユフイルター上
に残留する抽出残渣の乾燥重量を求め算出した値
のことである。 また、本明細書中でいう艷消農業用シートとは
ビニルハウスにおいて使用されるシート、露地栽
培において使用されるシートなど結露防止、霜降
り防止、保温などの目的のために使用されるもの
である。 本発明においては、塩化ビニルまたは塩化ビニ
ルを主成分とするモノマー混合物(A)とビスフエノ
ール変性ジアクリレートまたはビスフエノール変
性ジメタクリレートとからなるモノマー混合物(B)
を共重合させてえられるゲル分率が1.0%をこえ、
35%以下の部分架橋塩化ビニル系樹脂またはゲル
分率が1.0%をこえ、35%以下になるように部分
架橋塩化ビニル系樹脂と塩化ビニル系樹脂とを混
合した混合樹脂が用いられる。 本発明に用いる上記架橋剤としてのビスフエノ
ール変性ジアクリレートまたはビスフエノール変
性ジメタクリレートは一般式(): 一般式(): または一般式(): (式中、R1はH原子または−CH3基、R2はH
原子または炭素数1〜4のアルキル基、R3、R4
はH原子、−CH3基、−CH2CH3基、−
CH2CH2COOH基からえらばれた原子または基、
i、jは1〜5の整数、m、nは1〜10の整数、
lは0または1〜20の整数、XはCl原子、Br原
子または水素原子である)で示される化合物が好
適に用いられる。 塩化ビニルまたはモノマー混合物(A)と共重合す
る量としては、塩化ビニルまたはモノマー混合物
(A)100部(重量部、以下同様)に対して上記架橋
剤0.35〜8部が好ましい。 本発明に用いられる部分架橋塩化ビニル系樹脂
の製造に関しては特開昭第57−195711号公報など
に開示されている。 本発明においては部分架橋塩化ビニル系樹脂を
単独で使用することもできるが、通常は艷消剤と
してポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−エチレン
共重合樹脂、塩化ビニル−プロピレン共重合樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビ
ニルとアクリル酸またはその誘導体との共重合樹
脂などに全樹脂成分中のゲル分率が1.0%をこえ、
35%以下になるように配合し、それに必要に応じ
て熱安定剤、滑剤、抗酸化剤、ゴム類、紫外線吸
収剤、加工助剤、顔料、可塑剤などを配合して成
形加工を行ない、半硬質または軟質の艷消農業用
シートがえられる。 前記全樹脂成分中のゲル分率が35%を超えると
耐候性が不充分となり、一方1.0%以下では艷消
効果が顕著とならず、いずれも好ましくない。 本発明の艷消農業用シートを製造する際に添加
する前記熱安定剤としては、塩化ビニル系樹脂に
使用されている公知の熱安定剤が使用でき、たと
えばオクチルスズマレエートなどのスズ系安定
剤、三塩基性硫酸鉛などの鉛系安定剤、金属石鹸
類、Ca−Zn系安定剤、Ba系安定剤などを単独ま
たは併用して使用しうる。さらに滑剤として、ポ
リエチレンワツクス系滑剤、ステアリン酸系滑
剤、アルコール系滑剤など公知の滑剤を単独また
は併用して使用しうる。さらに併用しうる熱可塑
性樹脂としては、アクリル系ゴム、EVAなどが
ある。さらに軟質化する際に使用される可塑剤と
しては、たとえばフタル酸ジオクチルなどのフタ
ル酸系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、リン酸エ
ステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤など公知の可
塑剤を単独または併用して使用しうる。 また、本発明の艷消農業用シートの製造に使用
される成形法としてはカレンダー成形法、押出成
形法など通常の方法を利用しうる。また、その成
形条件も通常の塩化ビニル系樹脂と同様の成形条
件で成形しうる。 以下、本発明の艷消農業用シートを実施例に基
づいてさらに詳しく説明するが、本発明はかかる
実施例のみに限定されるものではない。 参考例 1〜3 (部分架橋塩化ビニル系樹脂(1)〜(3)の製造) 内容積300のステンレス製重合器に、イオン
交換水200部、部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.2部、ジ
イソプロピルパーオキサイド0.06部、ラウロイル
パーオキサイド0.06部および第1表に示すビスフ
エノール変性ジアクリレート0.5部を仕込み、脱
気後、塩化ビニルモノマー100部を仕込み、重合
温度68℃にて15時間重合した。えられたスラリー
を脱水し、熱風乾燥機により55℃で24時間乾燥さ
せて白色の粉末をえた。えられた粉末のゲル分率
を第1表に示す。 参考例 4〜8 (部分架橋塩化ビニル系樹脂(4)〜(8)の製造) 部分架橋塩化ビニル系樹脂(1)〜(3)の製造と同様
にしてイオン交換水、部分鹸化ポリ酢酸ビニル、
ジイソプロピルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイドおよび第1表に示す架橋剤を1.0部仕
込み、脱気後塩化ビニルモノマーを仕込み、重合
温度68℃にて15時間重合し、参考例1〜3と同様
の操作にて白色の粉末をえた。えられた粉末のゲ
ル分率を第1表に示す。 参考例 9〜10 (部分架橋塩化ビニル系樹脂(9)〜(10)の製造) 部分架橋塩化ビニル系樹脂(2)の製造に使用した
架橋剤を8部にしたほかは参考例1〜3と全く同
様にして部分架橋塩化ビニル系樹脂(9)を、また同
じく架橋剤を0.3部にしたほかは参考例1〜3と
全く同様にして部分架橋塩化ビニル系樹脂(10)をそ
れぞれえた。ゲル分率はそれぞれ38%および0.8
%であつた。 実施例 1〜8 部分架橋塩化ビニル系樹脂(1)〜(3)および(9)を使
用し、第2表に示す配合処方に基づきスーパーミ
キサーにて130℃で5分間ブレンドし、えられた
コンパウンドを165℃にコントロールしたミキシ
ングロールにて15分間混練し、さらにえられたシ
ートを逆L型カレンダーに徐々に投入して0.3mm
厚のカレンダーシートをえた。えられたカレンダ
ーシートの各種特性をそれぞれ以下に示す方法に
より測定、評価した。結果を第2表に示すが、本
発明のシートは艷消性にすぐれ、かつ耐候性が著
しく改良されていることがわかる。 艷消性:上記実施例で示すようにカレンダー成形
にてえられた0.3mm厚のシートの表面状態を
目視にて観察して◎:極めて良好、〇:良
好、△:やや艷有りおよび×:艷有りの4段
階にて評価した。 耐候性:前記と同じシートをサンシヤインウエザ
オメータを用いて200時間劣化させたのちの
伸び率を測定した。なお、伸び率の測定は
JIS K6724に準拠して行なつた。なお、劣化
条件は63℃にて雨降りを2時間毎に18分間行
ない、20時間毎にテストサンプルの表裏を交
替させる条件であつた。 比較例 1〜8 部分架橋塩化ビニル系樹脂(4)〜(10)を使用し、第
2表に示す配合処方に基づき実施例1〜8と同様
にして、0.3mm厚のカレンダーシートをえた。え
られたカレンダーシートの各種特性をそれぞれ実
施例1〜8と同様にして測定、評価した。結果を
第2表に示すが、比較例1〜8でえられたシート
は艷消性が良好なときは耐候性が劣り、逆に耐候
性が良好なときは艷消性が不充分であることがわ
かる。 なお、第2表中のカネビニールS−1001および
カネエースPA−20はそれぞれ鐘淵化学工業(株)製
の商品名であり、全樹脂成分中のゲル分率は部分
架橋塩化ビニル系樹脂のゲル分率をもとに計算に
より求めた値である。
【表】
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 全樹脂成分中のゲル分の割合が1.0重量%を
こえ、35重量%以下である塩化ビニル系樹脂であ
つて、該ゲル分が塩化ビニルまたは塩化ビニルを
主成分とするモノマー混合物(A)とビスフエノール
変性ジアクリレートまたはビスフエノール変性ジ
メタクリレートとからなるモノマー混合物(B)を共
重合してえられる部分架橋塩化ビニル系樹脂とし
て含有される樹脂よりなる耐候性のすぐれた艷消
農業用シート。 2 ビスフエノール変性ジアクリレートまたはビ
スフエノール変性ジメタクリレートが一般式
(): (式中、R1はH原子または−CH3基、R2はH
原子または炭素数1〜4のアルキル基、R3、R4
はH原子、−CH3基、−CH2CH3基、−CH2CH2
COOH基からえらばれた原子または基、m、n
は1〜10の整数、XはBr原子、Cl原子またはH
原子である)で示される化合物である特許請求の
範囲第1項記載の艷消農業用シート。 3 ビスフエノール変性ジアクリレートまたはビ
スフエノール変性ジメタクリレートが一般式
(): (式中、R1、R3、R4、Xは前記と同じ、lは
0または1〜20の整数である)で示される化合物
である特許請求の範囲第1項記載の艷消農業用シ
ート。 4 ビスフエノール変性ジアクリレートまたはビ
スフエノール変性ジメタクリレートが一般式
(): (式中、R1、R2、R3、R4、l、Xは前記と同
じ、i、jは1〜5の整数である)で示される化
合物である特許請求の範囲第1項記載の艷消農業
用シート。 5 全樹脂成分中のゲル分の割合が1.0重量%を
こえ、35重量%以下である塩化ビニル系樹脂が、
前記部分架橋塩化ビニル系樹脂である特許請求の
範囲第1項記載の艷消農業用シート。 6 全樹脂成分中のゲル分の割合が1.0重量%を
こえ、35重量%以下である塩化ビニル系樹脂が、
前記部分架橋塩化ビニル系樹脂および塩化ビニル
系樹脂の混合樹脂である特許請求の範囲第1項記
載の艷消農業用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58141495A JPS6032809A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 耐候性のすぐれた艶消農業用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58141495A JPS6032809A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 耐候性のすぐれた艶消農業用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6032809A JPS6032809A (ja) | 1985-02-20 |
| JPH0415811B2 true JPH0415811B2 (ja) | 1992-03-19 |
Family
ID=15293257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58141495A Granted JPS6032809A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 耐候性のすぐれた艶消農業用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032809A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57195711A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-01 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Vinyl chloride copolymer and composition thereof |
-
1983
- 1983-08-02 JP JP58141495A patent/JPS6032809A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6032809A (ja) | 1985-02-20 |
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