JPH04159291A - 新規アントラキノン誘導体、その製造方法及び該誘導体を含有する抗腫瘍剤 - Google Patents
新規アントラキノン誘導体、その製造方法及び該誘導体を含有する抗腫瘍剤Info
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- JPH04159291A JPH04159291A JP28570690A JP28570690A JPH04159291A JP H04159291 A JPH04159291 A JP H04159291A JP 28570690 A JP28570690 A JP 28570690A JP 28570690 A JP28570690 A JP 28570690A JP H04159291 A JPH04159291 A JP H04159291A
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、アントラキノン系の新規化合物、特に抗腫瘍
性を有するアントラキノン誘導体に関するものである。
性を有するアントラキノン誘導体に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決すべき課題〕新しい特性を
求めて、これまでに数多くの新規化合物が合成されてい
る。特に、抗腫瘍剤の分野では、とりわけ多くの新規化
合物が提案され、実用化されている。本発明は、このよ
うな技術開発の一連の流れに沿うものであり、これまで
に知られていない化合物であって、抗腫瘍活性を有する
新規化合物を提供することを目的とする。
求めて、これまでに数多くの新規化合物が合成されてい
る。特に、抗腫瘍剤の分野では、とりわけ多くの新規化
合物が提案され、実用化されている。本発明は、このよ
うな技術開発の一連の流れに沿うものであり、これまで
に知られていない化合物であって、抗腫瘍活性を有する
新規化合物を提供することを目的とする。
本発明者らは、微生物が生産する抗腫瘍活性物質につい
て研究した結果、微生物BY−90株が抗腫瘍活性物質
を産出することを見出し、次いで、該培養物から該生理
活性物質を分離精製し、その物理化学的性質を調べた結
果、下記一般式(I)で示される構造式を有する新規物
質であることをHした。そこで、一般式中でRがOH基
である化合物をBY90−OHと、同様にRがH基であ
るものもBY90−Hと命名した。
て研究した結果、微生物BY−90株が抗腫瘍活性物質
を産出することを見出し、次いで、該培養物から該生理
活性物質を分離精製し、その物理化学的性質を調べた結
果、下記一般式(I)で示される構造式を有する新規物
質であることをHした。そこで、一般式中でRがOH基
である化合物をBY90−OHと、同様にRがH基であ
るものもBY90−Hと命名した。
(式中、Rは水素原子又はヒドロキシル基を示す。)
本発明はかかる新知見に基づいて完成されたものであっ
て、一般式(I)で示される新規物質BY90−OHな
らびにBY9’0−H,その製造法、及びそれを有効成
分とする抗腫瘍剤を提供するものである。
て、一般式(I)で示される新規物質BY90−OHな
らびにBY9’0−H,その製造法、及びそれを有効成
分とする抗腫瘍剤を提供するものである。
BY90−OHならびにBY90−Hの物理化学的性質
は以下の通りである。
は以下の通りである。
物理化学的性状
酢酸エチル−メタノール(15: 1)本発明の新規化
合物BY90−OH及びBY90−Hは、微生物の培養
によって製造することができるが類縁化合物の合成化学
的修飾によって製造することも、あるいは全合成化学的
に製造することもできる。
合物BY90−OH及びBY90−Hは、微生物の培養
によって製造することができるが類縁化合物の合成化学
的修飾によって製造することも、あるいは全合成化学的
に製造することもできる。
微生物の培養による場合の菌株としては、例えばストレ
プトマイセスアトラタス(Streρtomycesa
tratus)属に属するBY90化合物生産能を有す
るものが使用される。具体的には、本発明者らの分離し
たストレプトマイセス アトラタス株をあげることがで
きるが、その他の菌株については、抗生物質生産菌単離
の常法によって適当なものを自然界より分離することが
可能である。また、該生産菌を放射線照射その他の変異
処理に付して、目的化合物の生産能を高める余地も残さ
れている。
プトマイセスアトラタス(Streρtomycesa
tratus)属に属するBY90化合物生産能を有す
るものが使用される。具体的には、本発明者らの分離し
たストレプトマイセス アトラタス株をあげることがで
きるが、その他の菌株については、抗生物質生産菌単離
の常法によって適当なものを自然界より分離することが
可能である。また、該生産菌を放射線照射その他の変異
処理に付して、目的化合物の生産能を高める余地も残さ
れている。
株
上記BY90株は、下記の内容のものである。
1、 由来および寄託番号
BY90株は北海道苫小牧布で採取した土壌から分離さ
れた放線菌であり、平成2年10月3日に工業技術院微
生物工業技術研究所に寄託されてロ微工研条寄第312
1号′、(FERM BP−3121)の番号を得て
いる。
れた放線菌であり、平成2年10月3日に工業技術院微
生物工業技術研究所に寄託されてロ微工研条寄第312
1号′、(FERM BP−3121)の番号を得て
いる。
2、菌学的性状
BY90株の菌学的性状は以下のとおりである。
1)形 態
本菌株の基中菌糸は合成寒天培地上で、しばしば分節し
て胞子鎖状を呈し、ときには分断してジグザグ状に並列
することがある。また、まれに長円形の胞子を単独また
は2〜3個を鎮状に形成することがある。気菌糸は主軸
または分枝上に、10〜50またはそれ以上の数からな
り、曲状からループ状または螺旋状の胞子鎖を形成する
。胞子は非運動性、長円形または円筒形で、0.6〜0
.8 X O,8〜1.2μm1平滑表面である。菌核
、胞子嚢などは観察されない。細胞壁化学型はI型であ
る。
て胞子鎖状を呈し、ときには分断してジグザグ状に並列
することがある。また、まれに長円形の胞子を単独また
は2〜3個を鎮状に形成することがある。気菌糸は主軸
または分枝上に、10〜50またはそれ以上の数からな
り、曲状からループ状または螺旋状の胞子鎖を形成する
。胞子は非運動性、長円形または円筒形で、0.6〜0
.8 X O,8〜1.2μm1平滑表面である。菌核
、胞子嚢などは観察されない。細胞壁化学型はI型であ
る。
2)各種培地上の生育状態
培養性状を表1に示す。集落表面の菌叢色は灰色系列(
明茶味灰色)、集落の裏面色は不鮮明色(無色〜淡黄色
〜明茶味灰色〜暗茶味灰色)でpH不感受性、培地中へ
の拡散性色素は茶味白色から明茶色でpH不感受性であ
る。
明茶味灰色)、集落の裏面色は不鮮明色(無色〜淡黄色
〜明茶味灰色〜暗茶味灰色)でpH不感受性、培地中へ
の拡散性色素は茶味白色から明茶色でpH不感受性であ
る。
3)生理的性質
生理的性状を表2に示す。本菌株は中温性、メラニン色
素を生成せず、スターチの分解と蛋白質(ゼラチン、カ
ゼイン、卵黄)の分解および硝酸塩の還元は共に陽性で
ある。
素を生成せず、スターチの分解と蛋白質(ゼラチン、カ
ゼイン、卵黄)の分解および硝酸塩の還元は共に陽性で
ある。
4)炭素源の利用性
炭素源の同化を表2に示す。診断部のうちL−アラビノ
ース、1−イノシトール、D−マンニットを利用しない
。
ース、1−イノシトール、D−マンニットを利用しない
。
5)分類上の位置(同定)
本菌株の形態的性状と細胞壁化学型から、本菌株は「ス
トレプトマイセス(Streptomyces)属」
(以後S属と略)に位置される。上述の諸性状に基づき
「バージエイ氏細菌系統分類便覧・4巻」のS属に関す
るウィリアム等(Willi−ams、 et al、
)の記載表によって検索し、近縁種た。同種の標準菌株
IFO3897と本菌株について、ウィリアム等の方法
に従い、形態的性状、培養性状、生理生化学的性状など
84項目について比較検討した。その結果、本菌株は■
基中菌糸が分節・分断すること。■S、ムリヌx (S
lmurinus)に対して抗菌作用がないこと、この
2項目だけがS、アトラタスと異なり、他の82項目は
一致していた。即ち、本菌株の性状は旦、アトラタスの
性状と97.6%の一致を示した。よって、本菌株はS
属の1種ストレプトマイセス アトラタス(Strep
tmyces atratus)に所属する1菌株であ
ると同定した。
トレプトマイセス(Streptomyces)属」
(以後S属と略)に位置される。上述の諸性状に基づき
「バージエイ氏細菌系統分類便覧・4巻」のS属に関す
るウィリアム等(Willi−ams、 et al、
)の記載表によって検索し、近縁種た。同種の標準菌株
IFO3897と本菌株について、ウィリアム等の方法
に従い、形態的性状、培養性状、生理生化学的性状など
84項目について比較検討した。その結果、本菌株は■
基中菌糸が分節・分断すること。■S、ムリヌx (S
lmurinus)に対して抗菌作用がないこと、この
2項目だけがS、アトラタスと異なり、他の82項目は
一致していた。即ち、本菌株の性状は旦、アトラタスの
性状と97.6%の一致を示した。よって、本菌株はS
属の1種ストレプトマイセス アトラタス(Strep
tmyces atratus)に所属する1菌株であ
ると同定した。
表 2
生育温度範囲 10〜40℃メラニ
ン色素の生成 チロシン寒天 =(桃色)ペプトン・
イースト・鉄寒天 − トリプトン・イースト・ブロス − スターチの加水分解 二ゼラチンの液化
卆脱脂牛乳のペプトン化
−脱脂牛乳の凝固 +硝酸塩
の還元 十炭素源の同化 D−グルコース + L−アラビノール − D−キシロース + D−フラクトース + シュクロース + L−ラムノース + ラフィノース + l−イノシトール − D−マンニット − +:あり、−:なし 培養/BY90の生産 化合物BY90は、ストレプトマイセス アトラタス属
に属するBY90生産菌を適当な培地で好気的に培養し
、その培養物から目的物を採取することによって製造す
ることができる。
ン色素の生成 チロシン寒天 =(桃色)ペプトン・
イースト・鉄寒天 − トリプトン・イースト・ブロス − スターチの加水分解 二ゼラチンの液化
卆脱脂牛乳のペプトン化
−脱脂牛乳の凝固 +硝酸塩
の還元 十炭素源の同化 D−グルコース + L−アラビノール − D−キシロース + D−フラクトース + シュクロース + L−ラムノース + ラフィノース + l−イノシトール − D−マンニット − +:あり、−:なし 培養/BY90の生産 化合物BY90は、ストレプトマイセス アトラタス属
に属するBY90生産菌を適当な培地で好気的に培養し
、その培養物から目的物を採取することによって製造す
ることができる。
培地は、BY90生産菌が利用しつる任意の栄養源を含
有するものでありうる。具体的には、例えば、炭素源と
してグルコース、シュークロース、マルトース、可溶性
でんぷん、グリセリンおよび油脂類などが使用でき、窒
素源として大豆粉、魚粉、綿実粕、乾燥酵母、酵母エキ
スおよび肉エキスおよびコーンステイープリカーなどの
有機物ならびにアンモニウム塩または硝酸塩、たとえば
硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウムおよび塩化アンモニ
ウムなどの無機物が利用できる。また、必要に応じて、
炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、燐酸
塩、重金属塩など無機塩類を添加することができる。発
酵中の発泡を抑制するために、常法に従って適当な消泡
剤、例えばシリコーン油を添加することもできる。
有するものでありうる。具体的には、例えば、炭素源と
してグルコース、シュークロース、マルトース、可溶性
でんぷん、グリセリンおよび油脂類などが使用でき、窒
素源として大豆粉、魚粉、綿実粕、乾燥酵母、酵母エキ
スおよび肉エキスおよびコーンステイープリカーなどの
有機物ならびにアンモニウム塩または硝酸塩、たとえば
硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウムおよび塩化アンモニ
ウムなどの無機物が利用できる。また、必要に応じて、
炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、燐酸
塩、重金属塩など無機塩類を添加することができる。発
酵中の発泡を抑制するために、常法に従って適当な消泡
剤、例えばシリコーン油を添加することもできる。
培養方法としては、一般に行われている抗生物質の生産
方法と同じく、好気的液体培養法が最も適している。培
養温度は10〜40℃が適当であるが、25〜30℃が
好ましい。この方法でBY90の生産量は、振盪培養、
通気撹拌培養ともに培養3日間で最高に達する。
方法と同じく、好気的液体培養法が最も適している。培
養温度は10〜40℃が適当であるが、25〜30℃が
好ましい。この方法でBY90の生産量は、振盪培養、
通気撹拌培養ともに培養3日間で最高に達する。
このようにしてBY90の蓄積された培養物が得られる
。培養物では、BY90は、その一部は培養濾液中に存
在するが、その大部分は菌体中に存在する。
。培養物では、BY90は、その一部は培養濾液中に存
在するが、その大部分は菌体中に存在する。
このような培養物からBY90を採取するには、合目的
的な任意の方法が利用可能である。そのひとつの方法は
抽出の原理に基づくものであって、具体的には、培養濾
液中のBY90についてはこれを水不混和性のBY90
用溶媒(前記参照)、例えばクロロホルム、などで抽出
する方法、あるいは菌体内のBY90については濾過、
遠心分離などで得た菌体集体をメタノール、エタノール
、アセトンなどで処理して回収する方法等がある。
的な任意の方法が利用可能である。そのひとつの方法は
抽出の原理に基づくものであって、具体的には、培養濾
液中のBY90についてはこれを水不混和性のBY90
用溶媒(前記参照)、例えばクロロホルム、などで抽出
する方法、あるいは菌体内のBY90については濾過、
遠心分離などで得た菌体集体をメタノール、エタノール
、アセトンなどで処理して回収する方法等がある。
菌体を分離せずに培養物そのままを上記の抽出操作に付
すこともできる。適当な溶媒を用いた向流分配法も抽出
の範鴫に入れることができる。
すこともできる。適当な溶媒を用いた向流分配法も抽出
の範鴫に入れることができる。
培養物からBY90を採取する他のひとつの方法は吸着
の原理に基づくものであって、既に液状となっているB
Y90含有物、たとえば培養濾液あるいは上記のように
して抽出操作を行うことによって得られる抽出液、を対
象として、適当な吸着剤、たとえばシリカゲル、活性炭
、「ダイヤイオンHP20J (三菱化成社製)など
を用いて目的のBY90を吸着させ、その後、適当な溶
液にて溶離させることによってBY90を得ることがで
きる。このようにして得られたBY90溶液を減圧濃縮
乾固すれば、BY90粗標品が得られる。
の原理に基づくものであって、既に液状となっているB
Y90含有物、たとえば培養濾液あるいは上記のように
して抽出操作を行うことによって得られる抽出液、を対
象として、適当な吸着剤、たとえばシリカゲル、活性炭
、「ダイヤイオンHP20J (三菱化成社製)など
を用いて目的のBY90を吸着させ、その後、適当な溶
液にて溶離させることによってBY90を得ることがで
きる。このようにして得られたBY90溶液を減圧濃縮
乾固すれば、BY90粗標品が得られる。
このようにして得られるBY90の粗標品をさらに精製
するためには、上記の抽出法および吸着法にゲル濾過法
、高速液体クロマトグラフィーなどを必要に応じて組合
せて必要回数行えばよい。
するためには、上記の抽出法および吸着法にゲル濾過法
、高速液体クロマトグラフィーなどを必要に応じて組合
せて必要回数行えばよい。
たとえば、シリカゲルなどの吸着剤、「セファデックス
LH−204(ファルマシア社製)などのゲル濾過剤を
用いたカラムクロマトグラフィー、” Y M Cパッ
ク」 (山村科学社製)などを用いた高速液体クロマト
グラフィーおよび向流分配法を適宜組合せて実施するこ
とができる。具体的には、たとえば、BY90粗標品を
「セファデックスLH−20」カラムに付し、クロロホ
ルム−メタノール(1:1)混合液で活性画分を溶出さ
せ、濃縮乾固するとBY90の純品が得られる。
LH−204(ファルマシア社製)などのゲル濾過剤を
用いたカラムクロマトグラフィー、” Y M Cパッ
ク」 (山村科学社製)などを用いた高速液体クロマト
グラフィーおよび向流分配法を適宜組合せて実施するこ
とができる。具体的には、たとえば、BY90粗標品を
「セファデックスLH−20」カラムに付し、クロロホ
ルム−メタノール(1:1)混合液で活性画分を溶出さ
せ、濃縮乾固するとBY90の純品が得られる。
用途
本発明による化合物BY90は、抗腫瘍活性を有する。
生物活性
BY90は腫瘍細胞に対して細胞増殖抑制活性を示した
。たとえばマウスP388白血病細胞を2X10’個/
mlとなるように10%熱非働化仔牛血清を含むRPM
11640培地に浮遊させ、種々の濃度のBY90−O
HおよびBY90−Hとともに37℃で3日間培養した
後のIC50値は、それぞれ4.5および9,8μg/
rnIであった。
。たとえばマウスP388白血病細胞を2X10’個/
mlとなるように10%熱非働化仔牛血清を含むRPM
11640培地に浮遊させ、種々の濃度のBY90−O
HおよびBY90−Hとともに37℃で3日間培養した
後のIC50値は、それぞれ4.5および9,8μg/
rnIであった。
このように、本発明の化合物は、動物の腫瘍に対して抗
腫瘍性を示すことが明らかにされた。
腫瘍性を示すことが明らかにされた。
したがって、本発明化合物は抗腫瘍剤もしくは腫瘍治療
剤として使用することができる。
剤として使用することができる。
抗腫瘍剤としての本発明化合物は合目的的な任意の投与
経路で、また採用投与経路によって決まる剤型で投与す
ることができる。薬剤としては、製薬上許容される担体
あるいは希釈剤で希釈された形態が普通である。
経路で、また採用投与経路によって決まる剤型で投与す
ることができる。薬剤としては、製薬上許容される担体
あるいは希釈剤で希釈された形態が普通である。
抗腫瘍剤として本発明化合物の実際に投与する場合には
、これらを注射用蒸留水または生理食塩水に溶解して注
射する方法が代表的なもののひとつとして挙げられる。
、これらを注射用蒸留水または生理食塩水に溶解して注
射する方法が代表的なもののひとつとして挙げられる。
具体的には、動物の場合には腹腔的注射、皮下注射、静
脈または動脈への血管内注射および注射による局所投与
などの方法が、ヒトの場合は静脈または動脈への血管内
注射または注射による局所投与などの方法がある。
脈または動脈への血管内注射および注射による局所投与
などの方法が、ヒトの場合は静脈または動脈への血管内
注射または注射による局所投与などの方法がある。
本発明化合物の投与量は、動物試験の結果および種々の
状況を勘案して、連続的または間欠的に投与したときに
総投与量が一定量を越えないように定められる。具体的
な投与量は、投与方法、患者または被処理動物の状況、
たとえば年齢、体重、性別、感受性、食餌、投与時間、
併用する薬剤、患者またはその病気の程度に応じて変化
することは言うまでもなく、また一定の条件のもとにお
ける適量と投与回数は、上記指針のもととして専門医の
適量決定試験によって決定されなければならない。具体
的には、成人1日あたり0.1〜1g程度である。
状況を勘案して、連続的または間欠的に投与したときに
総投与量が一定量を越えないように定められる。具体的
な投与量は、投与方法、患者または被処理動物の状況、
たとえば年齢、体重、性別、感受性、食餌、投与時間、
併用する薬剤、患者またはその病気の程度に応じて変化
することは言うまでもなく、また一定の条件のもとにお
ける適量と投与回数は、上記指針のもととして専門医の
適量決定試験によって決定されなければならない。具体
的には、成人1日あたり0.1〜1g程度である。
実験例
実施例
1)種母の調製
使用した培地は、下記の組成の成分を1リツトルの水に
溶解して調製したものである。
溶解して調製したものである。
可溶性でんぷん 10g
ポリペプトン 10g
廃糖蜜 10g
肉エキス 10g
上記培地100m1を500m1の三角フラスコへ分注
し、殺菌後、ストレプトマイセス アトラタスをスラン
トより1白金耳接種し、27℃にて4日間振盪培養した
ものを種母とした。
し、殺菌後、ストレプトマイセス アトラタスをスラン
トより1白金耳接種し、27℃にて4日間振盪培養した
ものを種母とした。
2)培 養
使用した培地は、下記の組成の成分を1リツトルの水に
溶解して調製したものである。
溶解して調製したものである。
グリセリン 8g
可溶性でんぷん 8g
大豆粉 3g
魚粉 8g
炭酸カルシウム 2g
上記培地を100m1ずつ500m1三角フラスコに分
注殺菌したものへ、上記種母2mlを添加し、27℃に
て3日間、振盪培養を行った。
注殺菌したものへ、上記種母2mlを添加し、27℃に
て3日間、振盪培養を行った。
3)BY90の採取
上記の条件で培養後、培養液(10リツトル)を800
0rpmで遠心分離し、菌体を5リツトルのア七トンで
抽出した。これを0.5リツトルに減圧濃縮後、0.5
リツトルの水と1.0リツトルの酢酸エチルを加え、酢
酸エチル抽出を行った。酢酸エチル抽出液を濃縮乾固し
て少量の酢酸エチルに再溶解後、シリカゲル(和光純薬
製ワコーゲルC−200)のカラム(5cmφ×50c
m)に吸着させ酢酸エチルで洗浄後、酢酸エチル:メタ
ノール(15: 1)で溶出した。
0rpmで遠心分離し、菌体を5リツトルのア七トンで
抽出した。これを0.5リツトルに減圧濃縮後、0.5
リツトルの水と1.0リツトルの酢酸エチルを加え、酢
酸エチル抽出を行った。酢酸エチル抽出液を濃縮乾固し
て少量の酢酸エチルに再溶解後、シリカゲル(和光純薬
製ワコーゲルC−200)のカラム(5cmφ×50c
m)に吸着させ酢酸エチルで洗浄後、酢酸エチル:メタ
ノール(15: 1)で溶出した。
この活性画分を濃縮乾固してBY90の粗粉末を得た。
この粗粉末を少量のクロロホルムーメタノールーアンモ
ニア(200:10:1)の混液に溶かし、再度シリカ
ゲルカラム(3amφ×20cm)に吸着させクロロホ
ルム−メタノール−アンモニア(200:10:l)で
展開した。活性フラクションを濃縮乾固しメタノールに
再溶解して同溶媒にてトヨパールHW −40のゲル濾
過(3cmφX20cm)を行った。
ニア(200:10:1)の混液に溶かし、再度シリカ
ゲルカラム(3amφ×20cm)に吸着させクロロホ
ルム−メタノール−アンモニア(200:10:l)で
展開した。活性フラクションを濃縮乾固しメタノールに
再溶解して同溶媒にてトヨパールHW −40のゲル濾
過(3cmφX20cm)を行った。
ふたたび活性フラクションを濃縮乾固し、今度はメルク
社製シリカゲル60 F 25−を使用しプレパラティ
ブTLCを酢酸エチル−メタノール(15: 1)の条
件で行つところ、Rf値0.60付近にBY90−OH
が、0.54付近BY90−Hが活性のあるスポットと
して検出された。それぞれのスポットをかきとり、メタ
ノールで溶出後、溶出液を濃縮乾固した。さらにそれぞ
れのスポット抽出物に対しセファデックス−LH−20
によるゲル濾過(3amφX20cm)をクロロホルム
メタノール(1: 1)の条件で行ったところ、BY9
0−OH純品10■とBY90−Hの純品2mgが黄色
粉末として得られた。
社製シリカゲル60 F 25−を使用しプレパラティ
ブTLCを酢酸エチル−メタノール(15: 1)の条
件で行つところ、Rf値0.60付近にBY90−OH
が、0.54付近BY90−Hが活性のあるスポットと
して検出された。それぞれのスポットをかきとり、メタ
ノールで溶出後、溶出液を濃縮乾固した。さらにそれぞ
れのスポット抽出物に対しセファデックス−LH−20
によるゲル濾過(3amφX20cm)をクロロホルム
メタノール(1: 1)の条件で行ったところ、BY9
0−OH純品10■とBY90−Hの純品2mgが黄色
粉末として得られた。
第1図は、メタノール中(実線)及び0.01規定水酸
化す) +Jウムーメタノール中(破線)でのBY90
−OHの紫外吸収スペクトルを模写したものである。 第2図は、メタノール中でのBY90−Hの紫外吸収ス
ペクトルを模写したものである。 第3図は、BY90=OHのKBrディスク法による赤
外吸収スペクトルを模写したものである。 第4図は、BY90−HのKBrディスク法による赤外
吸収スペクトルを模写したものである。 第5図は、BY90−OHの重メタノール中における4
00メガヘルツプロトン核磁気共鳴スペクトルを模写し
たものである。 第6図は、BY90−Hの重メタノール中における40
0メガヘルツプロトン核磁気共鳴スペクトルを模写した
ものである。 第7図は、BY90−OHの重メタノール中における1
00メガヘルツ炭素13核磁気共鳴スペクトルを模写し
たものである。 第8図は、BY90−Hの重メタノール中における10
0メガヘルツ炭素13核磁気共鳴スペクトルを模写した
ものである。 第6図 手続補正書 3.10.28− 平成 年 月 日 l、事件の表示 平成2年特許願第285706号
3、補正をする者 事件との関係 出願人 名 称 ハウス食品工業株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付 自 発1、 特許請求
の範囲を別紙のように訂正する。 2、 明細書第4頁の式(1)を次のように訂正する。 「 特許請求の範囲 (1) 下記一般式(I)て表わされるアントラキノ
ン誘導体 ’OH (式中、Rは水素原子又はヒドロキシル基を示す。) (2)請求項(1)記載の一般式(r)で表わされるア
ントラキノン誘導体を有効成分とする抗腫瘍剤。 (3)ストレプトマイセス属に属し、請求項(1)記載
の一般式(1)で表わされるアントラキノン誘導体の生
産能を有する菌株を好気的に培養し、その培養物から該
アントラキノン誘導体を得ることを特徴とする請求項(
1)記載の一般式(I)で表わされるアントラキノン誘
導体の製造方法。
化す) +Jウムーメタノール中(破線)でのBY90
−OHの紫外吸収スペクトルを模写したものである。 第2図は、メタノール中でのBY90−Hの紫外吸収ス
ペクトルを模写したものである。 第3図は、BY90=OHのKBrディスク法による赤
外吸収スペクトルを模写したものである。 第4図は、BY90−HのKBrディスク法による赤外
吸収スペクトルを模写したものである。 第5図は、BY90−OHの重メタノール中における4
00メガヘルツプロトン核磁気共鳴スペクトルを模写し
たものである。 第6図は、BY90−Hの重メタノール中における40
0メガヘルツプロトン核磁気共鳴スペクトルを模写した
ものである。 第7図は、BY90−OHの重メタノール中における1
00メガヘルツ炭素13核磁気共鳴スペクトルを模写し
たものである。 第8図は、BY90−Hの重メタノール中における10
0メガヘルツ炭素13核磁気共鳴スペクトルを模写した
ものである。 第6図 手続補正書 3.10.28− 平成 年 月 日 l、事件の表示 平成2年特許願第285706号
3、補正をする者 事件との関係 出願人 名 称 ハウス食品工業株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付 自 発1、 特許請求
の範囲を別紙のように訂正する。 2、 明細書第4頁の式(1)を次のように訂正する。 「 特許請求の範囲 (1) 下記一般式(I)て表わされるアントラキノ
ン誘導体 ’OH (式中、Rは水素原子又はヒドロキシル基を示す。) (2)請求項(1)記載の一般式(r)で表わされるア
ントラキノン誘導体を有効成分とする抗腫瘍剤。 (3)ストレプトマイセス属に属し、請求項(1)記載
の一般式(1)で表わされるアントラキノン誘導体の生
産能を有する菌株を好気的に培養し、その培養物から該
アントラキノン誘導体を得ることを特徴とする請求項(
1)記載の一般式(I)で表わされるアントラキノン誘
導体の製造方法。
Claims (3)
- (1)下記一般式( I )で表わされるアントラキノン
誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) (式中、Rは水素原子又はヒドロキシル基を示す。) - (2)請求項(1)記載の一般式( I )で表わされる
アントラキノン誘導体を有効成分とする抗腫瘍剤。 - (3)ストレプトマイセス属に属し、請求項(1)記載
の一般式( I )で表わされるアントラキノン誘導体の
生産能を有する菌株を好気的に培養し、その培養物から
該アントラキノン誘導体を得ることを特徴とする請求項
(1)記載の一般式( I )で表わされるアントラキノ
ン誘導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28570690A JP2706843B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 新規アントラキノン誘導体、その製造方法及び該誘導体を含有する抗腫瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28570690A JP2706843B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 新規アントラキノン誘導体、その製造方法及び該誘導体を含有する抗腫瘍剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04159291A true JPH04159291A (ja) | 1992-06-02 |
| JP2706843B2 JP2706843B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=17694973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28570690A Expired - Lifetime JP2706843B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 新規アントラキノン誘導体、その製造方法及び該誘導体を含有する抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2706843B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-23 JP JP28570690A patent/JP2706843B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2706843B2 (ja) | 1998-01-28 |
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