JPH0417593Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417593Y2 JPH0417593Y2 JP1984085835U JP8583584U JPH0417593Y2 JP H0417593 Y2 JPH0417593 Y2 JP H0417593Y2 JP 1984085835 U JP1984085835 U JP 1984085835U JP 8583584 U JP8583584 U JP 8583584U JP H0417593 Y2 JPH0417593 Y2 JP H0417593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backing layer
- upper layer
- slip
- layer
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は室内或は廊下等の床面に敷設される床
材、特に滑りやすい床面へ容易に敷設することの
できるノンスリツプ床材に関する。
材、特に滑りやすい床面へ容易に敷設することの
できるノンスリツプ床材に関する。
(従来の技術)
従来の床材は裏打層としてポリエチレン発泡体
が使われていた。この種の床材を滑りやすい床面
に敷設する場合、床材が床面上でスリツプして位
置ずれすることを防ぐために、接着剤や粘着テー
プによつて床材を床面に貼り付けることを要する
面倒があつた。また、近年の事務機器の普及に伴
つて各種の事務所の床面には事務機器のコードが
導設されることが多いが、これらのコードを床材
の下に敷いて室内が乱雑にならないようにした場
合、上記した従来の床材ではコードが敷き込まれ
ている部分の表面が盛り上がつて歩きにくくなる
という不都合があつた。
が使われていた。この種の床材を滑りやすい床面
に敷設する場合、床材が床面上でスリツプして位
置ずれすることを防ぐために、接着剤や粘着テー
プによつて床材を床面に貼り付けることを要する
面倒があつた。また、近年の事務機器の普及に伴
つて各種の事務所の床面には事務機器のコードが
導設されることが多いが、これらのコードを床材
の下に敷いて室内が乱雑にならないようにした場
合、上記した従来の床材ではコードが敷き込まれ
ている部分の表面が盛り上がつて歩きにくくなる
という不都合があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案が解決しようとする問題点は、接着剤
や粘着テープを使用しなくても滑りやすい床面に
容易にノンスリツプ状態で敷設することができ、
しかも踏圧感の良否に影響される歩行者の疲れを
できるだけ少くすることができ、コードを敷き込
んでも表面が盛り上りにくいノンスリツプ床材を
提供することにある。
や粘着テープを使用しなくても滑りやすい床面に
容易にノンスリツプ状態で敷設することができ、
しかも踏圧感の良否に影響される歩行者の疲れを
できるだけ少くすることができ、コードを敷き込
んでも表面が盛り上りにくいノンスリツプ床材を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するための手段は、スチレス
ブタジエンゴム発泡体からなる裏打層に、ポリ塩
化ビニル(PVC)100部に対しジオクチルフタレ
ート(DOP)30〜100部を含む半硬質の合成樹脂
からなる上層が積層されてなることである。
ブタジエンゴム発泡体からなる裏打層に、ポリ塩
化ビニル(PVC)100部に対しジオクチルフタレ
ート(DOP)30〜100部を含む半硬質の合成樹脂
からなる上層が積層されてなることである。
(作用)
上記手段によれば、裏打層を形成するSBR発
泡体が床面に対する良好な密着性を発揮する。こ
の密着性は、当該ノンスリツプ床材の上を人が歩
くと一層高まることになる。また、SBR発泡体
からなる裏打層が弾力性を発揮することと適度の
硬さを示す半硬質の合成樹脂からなる上層が上記
裏打層の弾力性の「腰」を補足してその過変形を
防ぐこととの相乗作用によつて良好な踏圧感が得
られ、歩行時の疲れが最少限度にとどめられる。
更に、コードを敷き込んだ場合にはコードを敷き
込んだ部分の裏打層が当該ノンスリツプ床材自体
の重さによつて容易に弾性圧縮されるから、表面
に盛り上がりを生じにくくなる。
泡体が床面に対する良好な密着性を発揮する。こ
の密着性は、当該ノンスリツプ床材の上を人が歩
くと一層高まることになる。また、SBR発泡体
からなる裏打層が弾力性を発揮することと適度の
硬さを示す半硬質の合成樹脂からなる上層が上記
裏打層の弾力性の「腰」を補足してその過変形を
防ぐこととの相乗作用によつて良好な踏圧感が得
られ、歩行時の疲れが最少限度にとどめられる。
更に、コードを敷き込んだ場合にはコードを敷き
込んだ部分の裏打層が当該ノンスリツプ床材自体
の重さによつて容易に弾性圧縮されるから、表面
に盛り上がりを生じにくくなる。
(実施例)
第1図に例示したノンスリツプ床材は、裏打層
1の上に三層構造の上層2を積層してなる。
1の上に三層構造の上層2を積層してなる。
裏打層1はSBR発泡体であることが必要で、
その下面11は表面粗度の小さい平滑面であるこ
とが望まれる。これは、SBR発泡体の特質から
表面平滑性が高ければ高いほど滑りやすい床面、
即ち床材を敷設しなくても実用に供し得る程度の
平滑性を備えた床面、例えば真空式吸盤が強固に
長時間に亘つて吸着し得るような平滑性の高い床
面に対する密着性が高まるからである。
その下面11は表面粗度の小さい平滑面であるこ
とが望まれる。これは、SBR発泡体の特質から
表面平滑性が高ければ高いほど滑りやすい床面、
即ち床材を敷設しなくても実用に供し得る程度の
平滑性を備えた床面、例えば真空式吸盤が強固に
長時間に亘つて吸着し得るような平滑性の高い床
面に対する密着性が高まるからである。
上層2は、ガラス繊維不織布やその他の熱伸縮
しにくい材料からなる中間層22を半硬質の合成
樹脂、例えばポリ塩化ビニル(PVO)からなる
二枚のシート21,23でサンドイツチ状に挟ん
でこれら三者を積層してなる。勿論、上層は半硬
質のPVO等のみによつて構成しても良いが上層
の総厚みは1〜3mm程度必要であり、図示例のよ
うに熱収縮しにくい中間層22を介在させておく
とその作用によつて温度の変化によるノンスリツ
プ床材の伸縮量が少くなる利点がある。かかる利
点は、上述した裏打層1が床面に強固に密着する
ことにより一層顕著なものとなる。
しにくい材料からなる中間層22を半硬質の合成
樹脂、例えばポリ塩化ビニル(PVO)からなる
二枚のシート21,23でサンドイツチ状に挟ん
でこれら三者を積層してなる。勿論、上層は半硬
質のPVO等のみによつて構成しても良いが上層
の総厚みは1〜3mm程度必要であり、図示例のよ
うに熱収縮しにくい中間層22を介在させておく
とその作用によつて温度の変化によるノンスリツ
プ床材の伸縮量が少くなる利点がある。かかる利
点は、上述した裏打層1が床面に強固に密着する
ことにより一層顕著なものとなる。
かかるノンスリツプ床材においては、滑りやす
い床面に敷設するだけで接着剤や粘着テープを用
いて接着しなくても裏打層1が床面に強固に密着
することになつて位置ずれを起さなくなる。上記
ノンスリツプ床材はその自重によつてこのような
ノンスリツプ機能を発揮するが、その上で歩行し
たり運動したりする場合には、第2図に示したよ
うに、歩行や運動時に上層2の表面の一箇所に加
えられた力Fが上層2によつて図中矢印fのよう
に分散されて拡がり、裏打層1には広い範囲に力
が加わる状態となるから上記ノンスリツプ機能が
一層高められる。この作用は上層2が半硬質の合
成樹脂からなるシート21(第1図参照)を備え
るから良好に奏されるものである。従つて、事務
所のように主に歩行のみがなされる場所のみなら
ず、体育館等の激しい運動がなされる場所にも容
易かつ確実に敷設できる。また、裏打層1は弾力
性に富むSBR発泡体であるから、事務機器のコ
ードを敷き込んでもその部分の裏打層がノンスリ
ツプ床材自体の重さによつて弾性圧縮されて変形
し、表面にほとんど盛り上がりを生じない。
い床面に敷設するだけで接着剤や粘着テープを用
いて接着しなくても裏打層1が床面に強固に密着
することになつて位置ずれを起さなくなる。上記
ノンスリツプ床材はその自重によつてこのような
ノンスリツプ機能を発揮するが、その上で歩行し
たり運動したりする場合には、第2図に示したよ
うに、歩行や運動時に上層2の表面の一箇所に加
えられた力Fが上層2によつて図中矢印fのよう
に分散されて拡がり、裏打層1には広い範囲に力
が加わる状態となるから上記ノンスリツプ機能が
一層高められる。この作用は上層2が半硬質の合
成樹脂からなるシート21(第1図参照)を備え
るから良好に奏されるものである。従つて、事務
所のように主に歩行のみがなされる場所のみなら
ず、体育館等の激しい運動がなされる場所にも容
易かつ確実に敷設できる。また、裏打層1は弾力
性に富むSBR発泡体であるから、事務機器のコ
ードを敷き込んでもその部分の裏打層がノンスリ
ツプ床材自体の重さによつて弾性圧縮されて変形
し、表面にほとんど盛り上がりを生じない。
更に、上層2のシート21,23は半硬質の合
成樹脂であつて強い「腰」を有するから、それに
よつて裏打層1の弾力性の「腰」が補足されるこ
とになる。そのため、裏打層1が比較的硬弾力性
を備える場合は勿論、軟弾力性を備える場合であ
つてもその弾力性に適度の「腰」が付与されて歩
行時の踏沈度の過多が防止されるのみならず、裏
打層1の弾性復元力によつて一旦踏沈された上層
2が即座に元の状態に復元される。このことは歩
行者に適度のクツシヨン性を感じさせるから、疲
れを感じさせない良好な踏圧感が得られる。
成樹脂であつて強い「腰」を有するから、それに
よつて裏打層1の弾力性の「腰」が補足されるこ
とになる。そのため、裏打層1が比較的硬弾力性
を備える場合は勿論、軟弾力性を備える場合であ
つてもその弾力性に適度の「腰」が付与されて歩
行時の踏沈度の過多が防止されるのみならず、裏
打層1の弾性復元力によつて一旦踏沈された上層
2が即座に元の状態に復元される。このことは歩
行者に適度のクツシヨン性を感じさせるから、疲
れを感じさせない良好な踏圧感が得られる。
このようなノンスリツプ床材は例えば次に述べ
る工程を経て製造される。
る工程を経て製造される。
即ち、裏面を上にして連続的に繰り出されてく
る上層の裏面へ未加硫のSBRエマルジヨンを供
給し、これをロールコータ或はバーコータ等で厚
み規制してSBR発泡体の層を形成させる。この
時の厚みは2.0〜5.0mm程度が好適である。
る上層の裏面へ未加硫のSBRエマルジヨンを供
給し、これをロールコータ或はバーコータ等で厚
み規制してSBR発泡体の層を形成させる。この
時の厚みは2.0〜5.0mm程度が好適である。
次に、加熱炉へ導入して120℃、10〜15分の条
件でSBR発泡層を加硫して裏打層とする。この
方法によればエンドレスの長尺ノンスリツプ床材
を容易に製造できる。
件でSBR発泡層を加硫して裏打層とする。この
方法によればエンドレスの長尺ノンスリツプ床材
を容易に製造できる。
次に、第1図で説明したノンスリツプ床材の各
層の好適な組成等を略述する。
層の好適な組成等を略述する。
裏打層を形成するSBR発泡体の発泡倍率は1.5
〜4倍であることが望ましい。1.5倍より小さい
とコードを敷き込んだときに上層の表面に盛り上
がりを生じ、4倍より大きいと弾力性に欠け、歩
行時のクツシヨン性に乏しくなつて所謂「足をと
られる」状態が生まれ、疲れやすくなる。
〜4倍であることが望ましい。1.5倍より小さい
とコードを敷き込んだときに上層の表面に盛り上
がりを生じ、4倍より大きいと弾力性に欠け、歩
行時のクツシヨン性に乏しくなつて所謂「足をと
られる」状態が生まれ、疲れやすくなる。
上層のシートはPVCシートを好適に使用でき
る。その場合、PVC100部に対し、可塑剤として
のDOPを30〜100部加える。DOPが30部より少い
と硬くなりすぎて床材の上層として不向きとな
り、100部を超えると軟くなりすぎて必要な「腰」
の強さが得られなくなる。また、必要に応じて炭
酸カルシウムを200部以下の範囲で加える。炭酸
カルシウムはPVCシートの硬さを調節して適度
の踏圧感を出すのに役立ち、DOP100部の場合は
炭酸カルシウムを必ず加えて軟さが過多になるの
を防止する必要がある。
る。その場合、PVC100部に対し、可塑剤として
のDOPを30〜100部加える。DOPが30部より少い
と硬くなりすぎて床材の上層として不向きとな
り、100部を超えると軟くなりすぎて必要な「腰」
の強さが得られなくなる。また、必要に応じて炭
酸カルシウムを200部以下の範囲で加える。炭酸
カルシウムはPVCシートの硬さを調節して適度
の踏圧感を出すのに役立ち、DOP100部の場合は
炭酸カルシウムを必ず加えて軟さが過多になるの
を防止する必要がある。
中間層はガラス繊維不織布を良好に使用でき
る。
る。
(考案の効果)
本考案によれば、接着剤や粘着剤を使用しなく
ても滑りやすい床面にノンスリツプ状態で敷設で
きるノンスリツプ床材を提供できるほか、歩行時
の踏圧感に優れ、コードを敷き込んでも盛り上が
りを生じないノンスリツプ床材の提供が可能にな
る。
ても滑りやすい床面にノンスリツプ状態で敷設で
きるノンスリツプ床材を提供できるほか、歩行時
の踏圧感に優れ、コードを敷き込んでも盛り上が
りを生じないノンスリツプ床材の提供が可能にな
る。
第1図は本考案実施例によるノンスリツプ床材
の部分断面図、第2図はノンスリツプ機能の説明
図である。 1……裏打層、2……上層。
の部分断面図、第2図はノンスリツプ機能の説明
図である。 1……裏打層、2……上層。
Claims (1)
- スチレスブタジエンゴム発泡体からなる裏打層
に、ポリ塩化ビニル100部に対しジオクチルフタ
レート30〜100部を含む半硬質の合成樹脂からな
る上層が積層されてなるノンスリツプ床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8583584U JPS612497U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | ノンスリツプ床材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8583584U JPS612497U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | ノンスリツプ床材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS612497U JPS612497U (ja) | 1986-01-09 |
| JPH0417593Y2 true JPH0417593Y2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=30636589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8583584U Granted JPS612497U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | ノンスリツプ床材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS612497U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0622960B2 (ja) * | 1987-09-07 | 1994-03-30 | 松下電工株式会社 | 衝撃緩衝材、防音床、および、制振シート |
| KR20180032764A (ko) * | 2016-09-23 | 2018-04-02 | 주식회사 동신포리마 | 차음 및 논 슬립 바닥재와 그 제조방법 |
| JP7438670B2 (ja) * | 2019-03-28 | 2024-02-27 | 株式会社Lixil | 建材 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS554241U (ja) * | 1978-06-24 | 1980-01-11 | ||
| JPS55138557A (en) * | 1979-04-15 | 1980-10-29 | Matsushita Electric Works Ltd | Synthetic resin floor material |
| JPS5797035U (ja) * | 1980-12-05 | 1982-06-15 |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP8583584U patent/JPS612497U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS612497U (ja) | 1986-01-09 |
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