JPH0417736Y2 - - Google Patents

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JPH0417736Y2
JPH0417736Y2 JP1635085U JP1635085U JPH0417736Y2 JP H0417736 Y2 JPH0417736 Y2 JP H0417736Y2 JP 1635085 U JP1635085 U JP 1635085U JP 1635085 U JP1635085 U JP 1635085U JP H0417736 Y2 JPH0417736 Y2 JP H0417736Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車用ドアロツク装置に関し、特
にそのストライカ構造の改良に関する。
〈従来の技術〉 雨水などの侵入を防止するために、扉と車体と
の間〓に合成ゴムなどで成形された所謂ウエザー
ストリツプと呼ばれるシール部材を設けてある
が、シール効果をより一層高め、風切り音や風漏
れ音を回避するために押圧反力の比較的高い材質
のウエザーストリツプが使用される傾向にある。
そのため、閉扉時にこの押圧反力により完全なド
アロツクが阻害され、所謂半ドア状態となる虞れ
が増大する。勢い完全なロツク状態を得るため
に、ウエザーストリツプの反力に打勝つべく強い
力で閉扉を行う必要が生ずる不都合があり、また
急激な閉扉動作を行なつた場合には、その時の音
響や車室内の気圧の変化などにより乗員に不快感
を与えることがある。
このような問題点を解決するために、ドア側に
装着されたロツク部材と係合して閉扉状態を保持
すべく、車体側に設けられたストライカを何らか
の手段により移動させることが考えられる。即
ち、ドアを閉じた時にウエザーストリツプの押圧
反力が大きくかかる以前にロツクできるように、
ストライカを予め外側に位置させておき、その状
態でロツク部材をストライカに完全に係合させた
後、ウエザーストリツプが十分に変形しシール状
態が完全になる位置までストライカを強制的に移
動させることにより完全閉扉を得ようとすること
が考えられる。
しかしながら、ロツクした状態よりウエザース
トリツプの押圧反力に抗してストライカを引込む
ためには、相当に強い力を必要とする上、安全面
からも閉扉保持力は十分に高くとる必要があり、
従つてストライカとしては抗張力の高い鋼材等を
使用せねばならない。そのため作動時に金属接触
による擦過音や打音を発し、乗員に不快感を与え
る虞れがある。また、ストライカをボデイパネル
内部より駆動するには、ストライカの可動部にボ
デイパネルを貫通する連通孔を設ける必要があ
り、雨水や塵埃が侵入して内部を腐蝕させたり、
駆動装置に悪影響を及ぼす虞れが大である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の
主な目的は、乗員に不快感を与える金属音を発生
するこなくかつ雨水等がボデイパネル内部に浸入
する虞れのない自動車用ドアロツク装置に於ける
ストライカ構造を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、ドア側に
装着されたロツク部材と、車体側に前記ロツク部
材と係合可能に設けられたストライカとを有する
自動車用ドアロツク装置に於けるストライカ構造
であつて、車体側のパネル内部に設けられた駆動
手段と、前記パネルに切設された孔を貫通して前
記駆動手段と係合する基端部を有するストライカ
部材と、前記ストライカ部材本体と前記孔の周囲
の前記パネル面との間に挟設されたシール部材と
を具備することを特徴とするストライカ構造を提
供することにより達成される。
〈作用〉 このように自動車のドア側のロツク部材と係合
するべく車体側に設けられたストライカが外部動
力等によりドアの開閉方向に沿つて移動可能な形
式のものに於て、ストライカの移動方向を規定す
るガイド部材と、ストライカの基部との間に摩擦
係数の小さい合成樹脂からなる板材を挟設するこ
とにより、金属接触より起こる金属音の発生を押
え、更にガイド部材に穿設されたガイド孔を閉塞
し、雨水等の浸入を防止することが可能となる。
〈実施例〉 以下本考案の好適実施例を添付の図面について
詳しく説明する。
第1図に於て、ドアインナパネル1aをドアア
ウタパネル1bに向けて折り曲げて形成したドア
後方端面6の内側に郭定されたドア内部の空間に
はロツク装置4が取着され、ホデイアウタパネル
3の一部をなすセンタピラー若しくはリアピラー
の前方端面8にはロツク装置4と係合して閉扉保
持すべく、コの字状のストライカ5がベースプレ
ート9を介して取着されている。ドア後方端面6
の隅部にはウエザーストリツプ2が取着され、ド
ア閉扉時にはこのウエザーストリツプ2がボデイ
アウタパネル3と弾性的に当接し所要のシール作
用が得られる。
ストライカ5の基部5bには矩形断面を有する
ボス5aが車体側に向けて突設され、ベースプレ
ート9の略中央部に穿設された水平方向に長い長
方形のガイド孔9aに突入している。さらに、長
方形の板材の左右端縁10bを車体側に折曲して
矩形の窪み10aを郭定するカムフオロワ10
が、ベースプレート9のガイド孔9aより車体側
の前方端面8の内部に向けて貫通突出するボス5
aの遊端に皿ボルト14にて固着されている。そ
の結果、カムフオロワ10とストライカ5とが、
ベースプレート9により前後方向に抜け止めさ
れ、かつ左右方向にはボス5aがガイド孔9aの
左右端部に当接するまでの範囲内を一体的に移動
可能にされている。またベースプレート9とスト
ライカの基部5bとの間には、例えばふつ素樹脂
系であつてよい比較的摩擦係数の小さい合成樹脂
からなるシール部材7が挟設され、ボデイパネル
内部への塵埃や水滴の浸入を防止すると同時に、
ストライカ5が水平方向に摺動する際の摩擦抵抗
を減ずる作用を得ている。
カムフオロワ10は後記するカムを受容するべ
く、その左右端縁10bによりスライド方向に対
して直角方向に立上がる一対の内側壁面を郭定し
ているが、これら内側壁面にはそれぞれ潤滑性に
富む合成樹脂からなるライニング17が貼付して
ある。
さらに、減速機付モータ16が、その駆動軸1
2が前方を向くように、取付けブラケツト15を
介してボデイアウタパネル3の内側に図示されて
いない取付けボルトにより取着されている。駆動
軸12の遊端には、カム11がセツトビス13に
て一体的に固着されており、該カムが前記カムホ
ルダ10の窪み10a内に受容されている。尚、
カム11は、第2a図と第2b図に良く示されて
いるように、二つの卵形カムの長径を直角方向に
重ね合わせたようなハート形を呈している。
このような構造を組付けるに際しては、先ず、
ブラケツト15に減速機付モータ16を取付けた
後、ブラケツトより貫通突出した駆動軸12にカ
ム11をセツトビス13により固定し、次にベー
スプレート9を挟むようにストライカ5とカムフ
オロワ10とを皿ボルト14にて固着する。そし
てカムフオロワ10とカム11とが係合した状態
で、ブラケツト15をベースプレート9に図示さ
れていないボルトにより螺着し、これを一つのア
センブリとしてピラー前方端面8にベースプレー
ト9をもつて取着すればよい。こうすれば、ピラ
ー前方端面8に設けられた窓8aより、ボデイア
ウタパネル3とボデイインナパネル19とで郭定
されたボデイパネル内部へカム部分の取付けられ
た減速機付モータ16が挿入され、外部にはベー
スプレート9とストライカ5のみが露出すること
となる。尚、符号18はモータへ電力を供給する
ためのリード線である。
次に、上記実施例の作動の要領について説明す
る。
先ずドア開放時に於て、ストライカ5は第1図
に於ける右側、即ち車体の外側に位置するように
カムの向きが定めてある(第2a図)。この状態
よりドアを閉じると、ストライカ5が外側に位置
していることから、ドア側に設けられたウエザー
ストリツプ2が押圧変形する以前にロツク装置4
とストライカ5とが係合し、完全にロツク状態と
なる。この状態に於ては、ウエザーストリツプは
単に車体に当接している程度であり、車内の気密
はまだ不十分でであつてよい。また、ドアアウタ
パネル1bとボデイアウタパネル3との間には
Δl寸法で示される間〓があり、見掛け上は半ド
ア状態であるが、完全なロツク状態にあり、ウエ
ザーストリツプの反力が大きく働き出す以前であ
るため、このような閉扉状態を実現するのに要す
る操作力は極めて少なくて済む。
ロツク完了を例えば図示されていないリミツト
スイツチ等により検出し、減速機付モータ16に
運転指令を与えると、第2a図の矢印Bで示す方
向にカム11が回動させられ、このカムの回動に
応じ、カムフオロワ10と共にストライカ5がガ
イド孔9aに沿つて第1図の矢印Aで示す方向、
即ち車室内に向けて強制的に摺動させられる。ス
トライカの摺動完了、若しくはカムの回転完了を
リミツトスイツチにより検出し、モータを停止さ
せれば、第1図の符号1′で示す位置までドアは
引込まれ、併せてウエザーストリツプ2も十分に
押圧変形し密閉状態が得られる。
次にドアを開放すると、リミツトスイツチが開
放を検知し、カム11は第3図の矢印Cで示す方
向に回転し、再びストライカ5を車体外側へと移
動させ、次の閉扉動作に備える待機状態が実現す
る。
以上本考案の一実施例に於て、ストライカの移
動を電動モータにより回転させられるカムにより
行なうものとしたが、例えば、ねじやリンク、レ
バー等と連結してストライカに往復運動を与える
ことも可能であり、また動力源として空気圧、或
いは油圧を利用しても良い。
〈考案の効果〉 このように本考案によれば、ストライカの基部
5bとベースプレート9との間にシール部材7を
挟設することにより、金属接触により発生する擦
過音や打音を効果的に防止し得るばかりでなく、
ガイド孔9aより水滴や塵埃が浸入することも防
止し得る。更に、シール部材にふつ素樹脂等を用
いれば摺動時の摩擦抵抗を減ずる効果もあり、ス
トライカ構造の耐久性が向上し、動力源に対する
負担を軽減し、その実用的効果は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるストライカの一実施例を
示す模式的な断面図である。第2a図は初期状態
に於けるカムの向きを示す第1図に於ける−
線よりの矢視図である。第2b図はドア全閉時の
カムの向きを示す第2a図と同様の図である。 1a……ドアインナパネル、1b……ドアアウ
タパネル、2……ウエザーストリツプ、3……ボ
デイアウタパネル、4……ロツク装置、5……ス
トライカ、5a……ボス、5b……基部、6……
ドア後方端面、7……シール部材、8……ピラー
前方端面、8a……窓、9……ベースプレート、
9a……ガイド孔、10……カムフオロワ、10
a……窪み、10b……左右端縁、11……カ
ム、12……駆動軸、13……セツトビス、14
……皿ボルト、15……ブラケツト、16……減
速機付モータ、17……ライニング、18……リ
ード線、19……ボデイインナパネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドア側に装着されたロツク部材と、車体側に前
    記ロツク部材と係合可能に設けられたストライカ
    とを有する自動車用ドアロツク装置に於けるスト
    ライカ構造であつて、 車体側のパネル内部に設けられた駆動手段と、
    前記パネルに切設された孔を貫通して前記駆動手
    段と係合する基端部を有するストライカ部材と、
    前記ストライカ部材本体と前記孔の周囲の前記パ
    ネル面との間に挟設されたシール部材とを具備す
    ることを特徴とするストライカ構造。
JP1635085U 1985-02-07 1985-02-07 Expired JPH0417736Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1635085U JPH0417736Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07
US06/827,788 US4707007A (en) 1985-02-07 1986-02-06 Striker means for automotive door latch assembly
CA000501413A CA1266070A (en) 1985-02-07 1986-02-07 Striker means for automotive door latch assembly

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1635085U JPH0417736Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JPS61133668U JPS61133668U (ja) 1986-08-20
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JP7180443B2 (ja) * 2019-02-21 2022-11-30 コベルコ建機株式会社 作業機械

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JPS61133668U (ja) 1986-08-20

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