JPH0418541B2 - - Google Patents
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- JPH0418541B2 JPH0418541B2 JP59062556A JP6255684A JPH0418541B2 JP H0418541 B2 JPH0418541 B2 JP H0418541B2 JP 59062556 A JP59062556 A JP 59062556A JP 6255684 A JP6255684 A JP 6255684A JP H0418541 B2 JPH0418541 B2 JP H0418541B2
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Description
本発明は熔接性、加工性、耐食性に優れた塗装
積層体に係り、就中自動車ボデー用鋼材に適した
連続スポツト熔接性に優れ、高加工性、高耐食性
の塗装積層体に関するものである。 プレコート鋼板のスポツト熔接性という点から
は塗膜が電気導通性を有することが必要で、従来
導電顔料を用いることにより概ねその目的を達し
ている。 しかしながら、自動車ボデー生産ラインの如く
高速かつ大量、省人のラインにおいては連続スポ
ツト熔接性が重量な課題となる。尚、連続スポツ
ト熔接性は、熔接回数の増大につ電極が鋼板、メ
ツキ被膜、塗膜組成物などで汚染され、その清浄
化や交換が必要となるので、該清浄化あるいは交
換を要するまでの熔接回数により評価せられる。 導電顔料を用い塗膜に導電性をもたせる技術
(例えば特公昭52−44569号、特開昭58−138758
号、特開昭58−174582号等)あるいは顔料の工夫
により塗膜導電性をさらに向上させる技術(例え
ば特開昭51−79138号、特公昭58−19706号)など
ではスポツト熔接は可能であつても2000点あるい
はそれ以上の連続スポツト熔接性を確保するため
の要件、すなわち電極汚染に対する配慮がなく不
満足な結果となる。しかも近時の自動車生産工程
に於いては可及的に大なる、例えば2000〜5000点
の連続スポツト熔接性が要望せられる。 また塗装材のプレスまたは深絞り加工において
は、加工時に塗膜が粉状に剥離しプレス機に付着
して加工キズ発生の原因となつたり、プレス機清
掃の頻度が大となつたり、また加工時に塗膜が素
地から剥離し、あるいはクラツクを生じ該部位の
耐食性を低下せしめることがあつてはならない。
この塗膜の加工性を向上せしめる目的で無機ある
いは有機性潤滑剤を添加することは公知である。 しかしながら、元来、熔接可能な塗膜は導電性
確保のため顔料リツチな組成となる傾向があつ
て、例えば二硫化モリブデンや炭素、酸化鉛の様
な無機性顔料をその効果が充分発揮される量配合
することは、逆に塗膜の強度、加工性の低下につ
ながるという問題がある。 また自動車などの生産においては通常ボデー各
部、例えばロツカーパネル、ドア、フエンダーな
どが鋼板からプレス加工で作られ、スポツト熔接
で組みたてられ、その後脱脂、リン酸塩処理を経
て電着塗装されるので、加工性、スポツト熔接性
と共に、電着塗膜との密着性ならびに耐食性の良
好なことが要求せられる。特に各パーツの合わせ
目、カド部分など電着塗装が不充分となる部位な
どで耐食性が問題となる。一般に導電顔料や潤滑
剤を比較的多量に含む塗料を適用すると塗膜の耐
食性は低下する傾向があり、なかには導電顔料そ
れ自体あるいはその分解生成物が腐食促進効果を
示すこともあるので、導電顔料の種類、その使用
条件などが高耐食塗膜を得るうえで特に重量であ
る。 従つて本発明目的の一つは加工性、耐食性に優
れ、かつ連続スポツト熔接性に優れた塗装積層体
を提供するにある。 本発明の別の目的は加工性、耐食性、連続スポ
ツト熔接性に優れていると共に、電着塗装など後
塗装時の塗膜密着性、あるいは塗装不充分な部位
での耐食性にも優れ、特に自動車等の生産に好適
なプレコート鋼板を提供するにある。 本発明者らは連続スポツト熔接性と塗膜組成と
の関連性につき研究の結果、塗膜バインダー樹脂
の熱分解性がこの連続スポツト熔接性に大きく関
与し、また該熱分解性は樹脂分子中の芳香族環含
有率と、易熱分解性物質の共存の有無により変化
し、芳香族環含有率が0あるいは、ある限界内で
あり、且つ易熱分解性物質を適量配合することに
より連続スポツト熔接性が著しく向上せしめられ
ることを見出した。また加工性の向上に関しては
無機顔料がかなりの量共存するため、なるべく少
量でしかも低比重、大容積のもの、すなわち有機
性の潤滑剤であることが好ましく、自動車ボデー
の如く高度の加工を行うものについては適切な潤
滑剤の種類と量の選択、ならびに導電顔料とその
他の無機顔料の総量が重量であることを知つた。 熔接可能ならしめるためには導電顔料が当然含
有せしめられるが、本発明者らは導電顔料を含む
塗料層の下に特定の耐食層をもうけることによ
り、積層体の耐食性を大巾に改善しうること、ま
た導電顔料中特にリン化鉄を主成分とするものが
耐食性、加工性に対する悪影響が小さく、また電
気抵抗が安定して低いとか、熔接時に熔融せず硬
度も大で特に優れていること、さらにはリン化鉄
分解抑制剤を併用し、無機顔料濃度を抑制するこ
とにより、より高耐食性で加工性、熔接性、塗膜
密着性などにも優れた積層体の得られることを見
出し本発明を完成するに至つた。 即ち本発明に従えば、耐食性化成予備処理のほ
どこされた金属基材上に、溶解度20〜15-5の6価
クロムを含むクロム化合物の少なくとも1種と水
性シリカおよび/または水性樹脂バインダーを必
須成分とし、溶解度が20より大なる水溶性クロム
化合物を含む組成物の耐食層ならびに導電塗料層
が順次積層されてなり、該塗料層が塗料固形分と
して、 分子中の芳香族環含有率0〜50重量%の 塗料用樹脂 10〜35重量% 有機潤滑剤 4〜30重量% リン化鉄主成分の導電顔料 15〜85重量% リン化鉄分解抑制剤 1〜71重量% その他の無機顔料 0〜70重量% 但し、導電顔料、リン化鉄分解抑制剤およびそ
の他の無機顔料の合計量が35〜86重量% の組成を含んでなる層である耐食性塗装積層体が
提供せられる。 本発明の積層体における金属基材は鉄・亜鉛・
アルミニウム系金属材、特に冷延鋼板、亜鉛メツ
キ鋼板、合金亜鉛メツキ鋼板、アルミメツキ鋼
板、亜鉛および亜鉛合金板、アルミおよびアルミ
合金板、ステンレス鋼板、ニツケルあるいは鉄を
含む電気亜鉛メツキ鋼板などである。 これらの金属基材は通常洗浄、脱脂処理後、耐
食性化成予備処理がほどこされる。かかる化成予
備処理は、リン酸塩被膜、クロム酸塩被膜などを
形成せしめる通常の化成処理で当事者衆知技術に
属し、その詳細は説明する必要がなかろう。 本発明においては、この金属基材上に溶解度が
20〜10-5の6価クロムを含むクロム化合物の少な
くとも1種と、水性シリカおよび/または水性樹
脂バインダーと、溶解度が20より大なる水溶性ク
ロム化合物を含む組成物の耐食層が設けられる。
この耐食層には溶解度20〜10-5の6価クロム含有
クロム化合物と、溶解度20より大なる水溶性クロ
ム化合物が含まれる。前者の代表的なものは溶解
度20〜10のクロム酸カルシウム、溶解度10〜10-1
のクロム酸亜鉛、クロム酸ストロンチウム、溶解
度10-1〜10-5のクロム酸バリウム、クロム酸鉛等
である。又、6価クロム化合物とその他の金属と
の混合物、あるいは有機物との反応物であつて溶
解度が20〜10-5の化合物などである。溶解度が20
をこえる化合物は塗膜樹脂との反応が活性にすぎ
るため、塗膜の経時耐食性を充分に向上せしめな
いし他方溶解度10-5未満のクロム化合物は防食能
が不充分である。かかるクロム化合物は通常1種
あるいは2種以上の組合せで金属クロム換算0.01
〜1g/m2程度の割合で耐食層中に存在せしめら
れる。また相乗的な初期耐食性、経時耐食性を得
る目的で溶解度が20をこえる水溶性クロム化合
物、例えば、CrO3、Cr(NO3)3、9H2O、Cr2
(SO4)3・18H2O、Cr(H2PO4)3、その他のクロム
酸塩、重クロム酸塩などが加えられる。耐食層に
はかかるクロムと相溶性のあるバインダーとして
水性シリカおよび/または水性樹脂が用いられ
る。 水性シリカは粒子径100mμ以下のコロイダル
シリカあるいは水分散性シリカが代表的なもの
で、こういつたコロイダルシリカの具体的例はス
ノーテツクス0(コロイダルシリカ、日産化学社
製商品名 固形分20% 平均粒子径20mμ、PH
3.0)、スノーテツクスN(同、PH9)、スノーテツ
クスPL(同、平均粒子径40〜50mμ、PH3)であ
り、また水分散性シリカとしては日本アエロジル
社製商品名のアエロジル300(平均粒子径約7m
μ)、アエロジルTT−600(デグサ社製、平均粒
子径約40mμ)、イムシルA108(平均粒子径約5μ、
イリノイスミネラル社製商品名)等が好ましく用
いられる。又、水性樹脂にはクロムと相溶性のあ
る水溶性樹脂および水分散性樹脂が包含され、水
溶性樹脂の具体例はポリビニルアルコール、アル
キルヒドロキシアルキルセルロース、ポリアクリ
ル酸およびその誘導体、ポリアクリルアミドおよ
びその誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルメチル無水マレイン酸とビニルあるいはアクリ
ル化合物との反応体等であり、また水分散性樹脂
の具体例はアルキド樹脂、フエノール樹脂、アミ
ノ樹脂、酢酸ビニル系エマルシヨンポリマー、ス
チレン・ブタジエン系合成ラテツクスポリマー、
アクリル系エマルシヨンポリマー、天然および合
成ゴム系エマルシヨンポリマーなどがあげられ
る。 これらのバインダーは1種あるいは2種以上の
組合せで用いることができ、上記クロム化合物を
金属表面に密着固定せしめるのに有効である。 上記耐食層をもうけることにより、上塗り塗料
中の樹脂成分と反応することなく、熱劣化に対し
安定で、長期にわたり優れた耐食性を示す積層体
が提供せられる。尚、耐食層中、6価クロムが水
溶性全クロムの10〜90重量%を占めることが特に
優れた結果を与えることも見出されている。 本発明の積層体は前記耐食層の上に、加工性、
熔接性、耐食性などに優れた特定の導電性塗料層
がもうけられている。 この塗料層はバインダー樹脂として、分子中の
芳香族環含有率が0もしくは最大限50重量%まで
の塗料用樹脂、例えばエポキシ系樹脂、アルキド
系樹脂、アクリル系樹脂、メラミン系樹脂、ウレ
タン系樹脂、フエノール系樹脂、ビニル系樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセテー
ト樹脂、塩素化ゴム、オイルフリーポリエステル
樹脂、フタル酸樹脂、スチレン樹脂、ポリオレフ
イン樹脂等を有機溶剤タイプあるいは水性化され
たタイプで使用することを特徴とする。 これらの樹脂は単独でもあるいは2種以上の組
合せでも用いられるが、組合せの場合は平均含有
率で表現して、前述の如く芳香族環含有率が50重
量%以下、最も好ましくは0%でなくてはならな
い。 本発明者等は樹脂分子中の芳香族環含有率が連
続スポツト熔接性と密接に関係し、50%をこえる
と下記の測定法による熱分解率 熱分解率=(1−加熱後の樹脂重量/加熱前の樹脂重
量)×100 加熱後の樹脂重量…室温から550まで20℃/分の
速度で樹脂を昇温(N2気流中)させ、サンプ
ル温度が550℃に達した時の重量を熱重量分析
器で測定(サンプル量5〜10mg) が著しく低下し、それと共に連続スポツト熔接性
も著しく低下すること。芳香族環含有率が0〜50
重量%では、樹脂の熱分解による重量減少率は70
〜100%で、5000点までの連続スポツト熔接に充
分耐えうることを見出した。 尚、樹脂の塗料固形分中の含有率は10〜35重量
%、好ましくは15〜25重量%で、10重量%を下ま
わると加工性の低下が著しく、また35重量%をこ
えると連続スポツト熔接性が低下することも見出
されている。 前記塗料層には第2成分として有機潤滑剤が含
有せしめられる。有機潤滑剤は、加工用冶具と塗
膜との摩擦を減じ塗膜にかかる力を弱めて加工時
の塗膜損傷を減じようとするもので、所謂滑り剤
として知られるものであるが、少量でも低比重で
塗膜中での容積分率が大きい有機性物質であるだ
けでなく、熱分解性が良好(分解温度300〜500
℃)で発熱反応を示し、大部分が揮発して連続ス
ポツト熔接に悪影響を与えるカーボンを残さず、
さらに共存する樹脂、熱分解促進物質であること
が好ましく、かかる意味に於いてポリオレフイン
系化合物、例えばポリエチレン、アイソタクチツ
クポリプロピレン、ポリブテン等、不飽和脂肪族
オレフイン系炭化水素の重合体(好ましくは分子
量1000〜10000程度のもの);カルボン酸エステル
系化合物、例えばステアリン酸、オレイン酸、ア
ジピン酸、アデライン酸、セバシン酸等のカルボ
ン酸と、n−ブタノール、sec.−ブタノール、3
−メチルブタノール、2−エチルヘキサノエー
ト、ネオペンチルアルコールなどのアルコールと
のモノー、ジ−あるいはポリ−エステル;ポリア
ルキレングリコール系化合物、例えばポリプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコールなどが
特に好ましい物質として推奨せられる。加工性、
熱分解性、耐食性、上塗塗膜の密着性等の観点か
ら就中好ましいものはポリエチレンワツクスで、
最も好ましいものは分子量が1000〜10000、粒径
50μ以下のポリエチレン微粉末である。 かかる有機潤滑剤は単独もしくは2種以上の組
合せで用いられるのがその添加量は塗料固形分
中、4〜30重量%、好ましくは4〜20重量%で、
4重量%未満では加工性が低下し、樹脂の熱分解
促進効果も認められず、他方30重量をこえても、
それ以上の加工性の向上は認められず、かえつて
量の増大につれ耐食性が低下する傾向が認められ
る。 本発明で用いられる塗料組成物にはまた導電性
付与の目的で導電顔料が含有せしめられる。 かかる導電顔料は通常の任意の型のものであり
うるが、例えば下記があげられ、 金属粉〜ステンレス、金、銀、カドミウム、アル
ミニウム、亜鉛、錫、銅、グラフアイト等 金属炭化物〜鉄、ニツケル、チタン、タングステ
ン、ニオブ、マンガン等の炭化物 フエロアロイ〜フエロマンガン、フエロモリブデ
ン、フエロシリコン、フエロクロム、フエロチ
タン、フエロホスホル等 これら化合物の1種又は2種以上の混合物を用
いる。 導電顔料は耐食性、加工性に悪影響の小さいも
のを選択する必要があり、鉄よりも貴の電位を示
す金属粉は除くことが好ましい。 又、電気抵抗が安定して低いと、熔接時発熱に
対しても溶融せず(電流密度の低下と電極の汚染
がない)、熔接加圧時にも粉砕されない硬度であ
ることが導電顔料として好ましい。又、比較的多
量に使用するため価格の低いことも重量である。
これらの観点から炭化鉄、リン化鉄の使用が好ま
しい。 しかしながら、特に望ましいものは後述の如く
リン化鉄である。従つて本発明ではリン化鉄主成
分(50重量%以上)の導電顔料が特に好ましいも
のとして推奨せられる。 導電顔料は20μ以下、好ましくは10μ以下の粒
径のものが塗料固形分中15〜86重量%、好ましく
は30〜70重量%を占めるように含有せしめられ
る。 この顔料濃度が30重量%を下まわると塗膜厚
10μ以上で電導性が不足する場合があり、15wt%
を下まわると明らかに導電性不足でスポツト熔接
が出来ない。70wt%を越えると塗膜加工性が低
下する場合があり、86wt%を越えると明らかに
塗膜加工性が低下し実用的でなくなる。 特に好ましい具体例において、導電顔料として
リン化鉄主成分の顔料が用いられ、またより優れ
た耐食性を確実ならしめるためにはリン化鉄分解
抑制剤が併用せられる。リン化鉄は耐食性、加工
性、熔接性等各種性能の良好なバランスという意
味でもつとも好ましい導電顔料であり、既に述べ
た如く塗料固形分中15〜86重量%の量で存在せし
められる。しかしながら、耐食性に対する悪影響
のもつとも少ないリン化鉄主成分の導電顔料を選
択しても、なお腐食環境下、特に塗膜が酸性雰囲
気におかれる場合、リン化鉄の分解が生じ、分解
物により腐食が促進されることのあることが見出
された。塗膜が酸性雰囲気になるか否かは塗膜組
成物、素地金属、腐食環境条件に依存するが、特
に数種の腐食環境や乾湿交番条件が設定される複
合腐食試験等過酷な試験に対し、より高度の耐食
性を示す組成物が得られるならばこれにまさるも
のはない。本発明者らはかかる組成物を得るため
にはリン化鉄の分解を抑制するか分解物の無害化
が必要で、その目的に対し、懸濁水PHが6〜13、
好ましくは7〜11になる顔料の共存が塗膜を継続
的に中性乃至はアルカリ性側に置くことになり極
めて有効な手段であることを見出した。 従つて本発明の塗料組成物にはリン化鉄主成分
の導電顔料と共にリン化鉄分解抑制剤が必須成分
として含有せしめられる。かかる分解抑制剤は既
に述べた如く塗膜を継続的に中性あるいはアルカ
リ性側におく目的のものであつて、懸濁水PHが6
〜13の顔料が好都合に使用せられる。具体的には
例えば下記化合物があげられる。 アルカリ土類金属石油スルホネート クロム酸鉛、クロム酸亜鉛カリウム、クロム
酸亜鉛、塩基性クロム酸鉛、クロム酸カルシウ
ム、クロム酸ストロンチウム等のクロム酸塩顔
料 リン酸亜鉛、リン酸鉄、トリポリリン酸アル
ミニウム等のリン酸塩顔料 鉛酸カルシウム、ケイ酸鉛等の鉛化合物顔料 タルク、炭酸カルシウム、シリカ等の体質顔
料 亜鉛末(リン化鉄と同量以下) 但し、これらの顔料の添加量は塗料固形分中1
重量%以上で次に記述する無機顔料の総量を越え
ない量とする。 尚、これらの化合物は防錆顔料あるいは体質顔
料に分類されることもあるが懸濁水PHの点で本発
明に於いてはリン化鉄分解抑制剤として認識され
るものである。 リン化鉄分解抑制剤はこのような塗料固形分中
1重量%以上用いられるからリン化鉄主成分の導
電顔料は両者併用の場合、15〜85重量%の範囲内
となることが容易に理解されよう。 本発明の塗料層中にはまた所望によりその他の
無機顔料、例えば耐食性向上のためのクロム顔料
(クロム酸亜鉛系、クロム酸鉛系、クロム酸カル
シウム系、クロム酸ストロンチウム系顔料等)、
リン酸塩顔料(リン酸亜鉛、リン酸鉄、トリポリ
リン酸アルミニウム系顔料等)、鉛化合物顔料
(鉛酸カルシウム、ケイ酸鉛等);樹脂量の調整、
塗膜PH調整のための体質顔料(シリカ、炭酸カル
シウム、タルク、アルミナ等);着色顔料(酸化
クロム、酸化鉄、酸化鉛等)を加えることができ
る。こういつた無機顔料を加える場合は、次に述
べる無機顔料の総量を越えてはならない。 すなわち本発明で用いられる塗料組成物におい
てはリン化鉄主成分の導電顔料、リン化鉄分解抑
制剤ならびに所望により加えられるその他の無機
顔料の総量が塗料固形分中、35〜86重量、好まし
くは35〜70重量%の範囲内にあることが重量であ
る。というのは前記総量が35重量%を下まわると
塗膜加工性が低下し、また70重量%をこえても加
工性の低下を認める場合があり、86重量%をこえ
ると明らかに大巾な加工性低下が認められるから
である。従つて最も好ましい実施態様によれば塗
料層は、塗料固形分として 分子中の芳香族環含有率が0〜50重量%の 塗料用樹脂 10〜35重量% 有機潤滑剤 4〜30重量% リン化鉄主成分の導電顔料 15〜85重量% リン化鉄分解抑制剤 1〜71重量% その他の無機顔料 0〜70重量% 但し、導電顔料、リン化鉄分解抑制剤およびそ
の他の無機顔料の合計量35〜86重量%の組成物を
含んでなる。 尚、塗料層の厚みはいずれの場合も1〜20μ、
好ましくは2〜10μで焼付処理が行われる。 本発明の積層体は極めて優れた加工性、耐食
性、連続スポツト熔接性、塗膜密着性を示し、自
動車等の工業的生産ラインに使用され特に有用で
ある。 以下実施例により本発明を説明する。 尚、下記例において、金属基板としては次の如
きものが使用された。 耐食性化成予備処理のほどこされていない金属基
材: 電気亜鉛ニツケル合金メツキ鋼板(メツキ目付
量40g/m2)を市販のアルカリ脱脂剤で清浄化
し、水洗、乾燥させたもの。 耐食性化成予備処理のほどこされた金属基材: 同上のアルカリ脱脂処理、水洗、乾燥した電気
亜鉛ニツケル合金メツキ鋼板に、無水クロム酸5
%水溶液を50℃で30秒間スプレーし、次いで水
洗、乾燥させたもの。 実施例 1 化成予備処理のほどこされていない電気亜鉛ニ
ツケル合金メツキ鋼板に、下記クロメート処理液
をロールコート法で塗布し、次にガス炉で最高到
達板温150℃になるよう1分間乾燥し、60mg/m2
のクロム層のクロメート被膜を作つた。 尚、クロメート処理液としては、溶解度6〜8
のクロム酸亜鉛(金属クロム換算15g)、ポリア
クリル酸(ジユリマーAC−10L、日本純薬(株)製)
(固形分換算10g)、および水を全量が1になる
如く配合し、ペイントシエーカーで1時間ガラス
ビーズ分散して得た液を用いた。別途に下記塗料
組成物を調整した。 ウレタン変性エポキシ樹脂(特開昭57−30717、
実施例3によつて調整、分子中ベンゼン環含有率
45wt%)を16重量部(固形分換算)、レゾール型
フエノール樹脂(昭和ユニオン合成(株)製、BKS
−316、分子中ベンゼン環含有率55wt%)を4重
量部(固形分換算)をシクロヘキサノンに溶融せ
しめ、フエロホスHRS2132(フーカーケミカルス
アンド プラスチツクス社製リン化鉄主成分導
電顔料)を60重量部、ストロンチウムクロメート
N(菊池色素製品、リン化鉄分解抑制剤のクロム
酸塩顔料)5重量部を添加し、ペイントシエーカ
ーで、2時間スチールビーズ分散する。塗料を濾
過し、セリダスト3620(ヘキスト社製、微粉化ポ
リエチレンワツクス)を15重量部添加して、デイ
スパーで均一に混合し、シクロヘキサノンで不揮
発部約60wt%になる様、調整する。 前記クロメート処理鋼板に対し、該塗料組成物
をロールコート法で塗装し、ガス炉で最高到達板
温200℃で1分間焼付して、塗膜厚7μの被膜を形
成せしめ耐食性塗装積層体を得た。 実施例2〜7ならびに比較例1〜4 実施例1と同様方法で、但し金属基材、耐食層
組成、塗料組成を夫々下記第1表に記載の如く変
更し、塗装積層体を得た。 尚、実施例2などで用いられている溶解度が20
より大なる水溶性クロム化合物を含むクロメート
処理液は例えば次の如くにして調整された。 無水クロム酸(金属クロム換算20g)を水500
mlに溶解し、ホルマリンを加え全クロムの所定
%、例えば40%をCr3+に還元して部分還元クロム
酸水溶液を作り、次に例えばアエロジル300(日本
アエロジル社製、ヒユームドシリカ)を15g、溶
解度6〜8のクロム酸亜鉛(金属クロム換算15
g)を加え、水で全量を1になし、ペイントシ
エーカーで1時間ガラスビーズ分散する。
積層体に係り、就中自動車ボデー用鋼材に適した
連続スポツト熔接性に優れ、高加工性、高耐食性
の塗装積層体に関するものである。 プレコート鋼板のスポツト熔接性という点から
は塗膜が電気導通性を有することが必要で、従来
導電顔料を用いることにより概ねその目的を達し
ている。 しかしながら、自動車ボデー生産ラインの如く
高速かつ大量、省人のラインにおいては連続スポ
ツト熔接性が重量な課題となる。尚、連続スポツ
ト熔接性は、熔接回数の増大につ電極が鋼板、メ
ツキ被膜、塗膜組成物などで汚染され、その清浄
化や交換が必要となるので、該清浄化あるいは交
換を要するまでの熔接回数により評価せられる。 導電顔料を用い塗膜に導電性をもたせる技術
(例えば特公昭52−44569号、特開昭58−138758
号、特開昭58−174582号等)あるいは顔料の工夫
により塗膜導電性をさらに向上させる技術(例え
ば特開昭51−79138号、特公昭58−19706号)など
ではスポツト熔接は可能であつても2000点あるい
はそれ以上の連続スポツト熔接性を確保するため
の要件、すなわち電極汚染に対する配慮がなく不
満足な結果となる。しかも近時の自動車生産工程
に於いては可及的に大なる、例えば2000〜5000点
の連続スポツト熔接性が要望せられる。 また塗装材のプレスまたは深絞り加工において
は、加工時に塗膜が粉状に剥離しプレス機に付着
して加工キズ発生の原因となつたり、プレス機清
掃の頻度が大となつたり、また加工時に塗膜が素
地から剥離し、あるいはクラツクを生じ該部位の
耐食性を低下せしめることがあつてはならない。
この塗膜の加工性を向上せしめる目的で無機ある
いは有機性潤滑剤を添加することは公知である。 しかしながら、元来、熔接可能な塗膜は導電性
確保のため顔料リツチな組成となる傾向があつ
て、例えば二硫化モリブデンや炭素、酸化鉛の様
な無機性顔料をその効果が充分発揮される量配合
することは、逆に塗膜の強度、加工性の低下につ
ながるという問題がある。 また自動車などの生産においては通常ボデー各
部、例えばロツカーパネル、ドア、フエンダーな
どが鋼板からプレス加工で作られ、スポツト熔接
で組みたてられ、その後脱脂、リン酸塩処理を経
て電着塗装されるので、加工性、スポツト熔接性
と共に、電着塗膜との密着性ならびに耐食性の良
好なことが要求せられる。特に各パーツの合わせ
目、カド部分など電着塗装が不充分となる部位な
どで耐食性が問題となる。一般に導電顔料や潤滑
剤を比較的多量に含む塗料を適用すると塗膜の耐
食性は低下する傾向があり、なかには導電顔料そ
れ自体あるいはその分解生成物が腐食促進効果を
示すこともあるので、導電顔料の種類、その使用
条件などが高耐食塗膜を得るうえで特に重量であ
る。 従つて本発明目的の一つは加工性、耐食性に優
れ、かつ連続スポツト熔接性に優れた塗装積層体
を提供するにある。 本発明の別の目的は加工性、耐食性、連続スポ
ツト熔接性に優れていると共に、電着塗装など後
塗装時の塗膜密着性、あるいは塗装不充分な部位
での耐食性にも優れ、特に自動車等の生産に好適
なプレコート鋼板を提供するにある。 本発明者らは連続スポツト熔接性と塗膜組成と
の関連性につき研究の結果、塗膜バインダー樹脂
の熱分解性がこの連続スポツト熔接性に大きく関
与し、また該熱分解性は樹脂分子中の芳香族環含
有率と、易熱分解性物質の共存の有無により変化
し、芳香族環含有率が0あるいは、ある限界内で
あり、且つ易熱分解性物質を適量配合することに
より連続スポツト熔接性が著しく向上せしめられ
ることを見出した。また加工性の向上に関しては
無機顔料がかなりの量共存するため、なるべく少
量でしかも低比重、大容積のもの、すなわち有機
性の潤滑剤であることが好ましく、自動車ボデー
の如く高度の加工を行うものについては適切な潤
滑剤の種類と量の選択、ならびに導電顔料とその
他の無機顔料の総量が重量であることを知つた。 熔接可能ならしめるためには導電顔料が当然含
有せしめられるが、本発明者らは導電顔料を含む
塗料層の下に特定の耐食層をもうけることによ
り、積層体の耐食性を大巾に改善しうること、ま
た導電顔料中特にリン化鉄を主成分とするものが
耐食性、加工性に対する悪影響が小さく、また電
気抵抗が安定して低いとか、熔接時に熔融せず硬
度も大で特に優れていること、さらにはリン化鉄
分解抑制剤を併用し、無機顔料濃度を抑制するこ
とにより、より高耐食性で加工性、熔接性、塗膜
密着性などにも優れた積層体の得られることを見
出し本発明を完成するに至つた。 即ち本発明に従えば、耐食性化成予備処理のほ
どこされた金属基材上に、溶解度20〜15-5の6価
クロムを含むクロム化合物の少なくとも1種と水
性シリカおよび/または水性樹脂バインダーを必
須成分とし、溶解度が20より大なる水溶性クロム
化合物を含む組成物の耐食層ならびに導電塗料層
が順次積層されてなり、該塗料層が塗料固形分と
して、 分子中の芳香族環含有率0〜50重量%の 塗料用樹脂 10〜35重量% 有機潤滑剤 4〜30重量% リン化鉄主成分の導電顔料 15〜85重量% リン化鉄分解抑制剤 1〜71重量% その他の無機顔料 0〜70重量% 但し、導電顔料、リン化鉄分解抑制剤およびそ
の他の無機顔料の合計量が35〜86重量% の組成を含んでなる層である耐食性塗装積層体が
提供せられる。 本発明の積層体における金属基材は鉄・亜鉛・
アルミニウム系金属材、特に冷延鋼板、亜鉛メツ
キ鋼板、合金亜鉛メツキ鋼板、アルミメツキ鋼
板、亜鉛および亜鉛合金板、アルミおよびアルミ
合金板、ステンレス鋼板、ニツケルあるいは鉄を
含む電気亜鉛メツキ鋼板などである。 これらの金属基材は通常洗浄、脱脂処理後、耐
食性化成予備処理がほどこされる。かかる化成予
備処理は、リン酸塩被膜、クロム酸塩被膜などを
形成せしめる通常の化成処理で当事者衆知技術に
属し、その詳細は説明する必要がなかろう。 本発明においては、この金属基材上に溶解度が
20〜10-5の6価クロムを含むクロム化合物の少な
くとも1種と、水性シリカおよび/または水性樹
脂バインダーと、溶解度が20より大なる水溶性ク
ロム化合物を含む組成物の耐食層が設けられる。
この耐食層には溶解度20〜10-5の6価クロム含有
クロム化合物と、溶解度20より大なる水溶性クロ
ム化合物が含まれる。前者の代表的なものは溶解
度20〜10のクロム酸カルシウム、溶解度10〜10-1
のクロム酸亜鉛、クロム酸ストロンチウム、溶解
度10-1〜10-5のクロム酸バリウム、クロム酸鉛等
である。又、6価クロム化合物とその他の金属と
の混合物、あるいは有機物との反応物であつて溶
解度が20〜10-5の化合物などである。溶解度が20
をこえる化合物は塗膜樹脂との反応が活性にすぎ
るため、塗膜の経時耐食性を充分に向上せしめな
いし他方溶解度10-5未満のクロム化合物は防食能
が不充分である。かかるクロム化合物は通常1種
あるいは2種以上の組合せで金属クロム換算0.01
〜1g/m2程度の割合で耐食層中に存在せしめら
れる。また相乗的な初期耐食性、経時耐食性を得
る目的で溶解度が20をこえる水溶性クロム化合
物、例えば、CrO3、Cr(NO3)3、9H2O、Cr2
(SO4)3・18H2O、Cr(H2PO4)3、その他のクロム
酸塩、重クロム酸塩などが加えられる。耐食層に
はかかるクロムと相溶性のあるバインダーとして
水性シリカおよび/または水性樹脂が用いられ
る。 水性シリカは粒子径100mμ以下のコロイダル
シリカあるいは水分散性シリカが代表的なもの
で、こういつたコロイダルシリカの具体的例はス
ノーテツクス0(コロイダルシリカ、日産化学社
製商品名 固形分20% 平均粒子径20mμ、PH
3.0)、スノーテツクスN(同、PH9)、スノーテツ
クスPL(同、平均粒子径40〜50mμ、PH3)であ
り、また水分散性シリカとしては日本アエロジル
社製商品名のアエロジル300(平均粒子径約7m
μ)、アエロジルTT−600(デグサ社製、平均粒
子径約40mμ)、イムシルA108(平均粒子径約5μ、
イリノイスミネラル社製商品名)等が好ましく用
いられる。又、水性樹脂にはクロムと相溶性のあ
る水溶性樹脂および水分散性樹脂が包含され、水
溶性樹脂の具体例はポリビニルアルコール、アル
キルヒドロキシアルキルセルロース、ポリアクリ
ル酸およびその誘導体、ポリアクリルアミドおよ
びその誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルメチル無水マレイン酸とビニルあるいはアクリ
ル化合物との反応体等であり、また水分散性樹脂
の具体例はアルキド樹脂、フエノール樹脂、アミ
ノ樹脂、酢酸ビニル系エマルシヨンポリマー、ス
チレン・ブタジエン系合成ラテツクスポリマー、
アクリル系エマルシヨンポリマー、天然および合
成ゴム系エマルシヨンポリマーなどがあげられ
る。 これらのバインダーは1種あるいは2種以上の
組合せで用いることができ、上記クロム化合物を
金属表面に密着固定せしめるのに有効である。 上記耐食層をもうけることにより、上塗り塗料
中の樹脂成分と反応することなく、熱劣化に対し
安定で、長期にわたり優れた耐食性を示す積層体
が提供せられる。尚、耐食層中、6価クロムが水
溶性全クロムの10〜90重量%を占めることが特に
優れた結果を与えることも見出されている。 本発明の積層体は前記耐食層の上に、加工性、
熔接性、耐食性などに優れた特定の導電性塗料層
がもうけられている。 この塗料層はバインダー樹脂として、分子中の
芳香族環含有率が0もしくは最大限50重量%まで
の塗料用樹脂、例えばエポキシ系樹脂、アルキド
系樹脂、アクリル系樹脂、メラミン系樹脂、ウレ
タン系樹脂、フエノール系樹脂、ビニル系樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセテー
ト樹脂、塩素化ゴム、オイルフリーポリエステル
樹脂、フタル酸樹脂、スチレン樹脂、ポリオレフ
イン樹脂等を有機溶剤タイプあるいは水性化され
たタイプで使用することを特徴とする。 これらの樹脂は単独でもあるいは2種以上の組
合せでも用いられるが、組合せの場合は平均含有
率で表現して、前述の如く芳香族環含有率が50重
量%以下、最も好ましくは0%でなくてはならな
い。 本発明者等は樹脂分子中の芳香族環含有率が連
続スポツト熔接性と密接に関係し、50%をこえる
と下記の測定法による熱分解率 熱分解率=(1−加熱後の樹脂重量/加熱前の樹脂重
量)×100 加熱後の樹脂重量…室温から550まで20℃/分の
速度で樹脂を昇温(N2気流中)させ、サンプ
ル温度が550℃に達した時の重量を熱重量分析
器で測定(サンプル量5〜10mg) が著しく低下し、それと共に連続スポツト熔接性
も著しく低下すること。芳香族環含有率が0〜50
重量%では、樹脂の熱分解による重量減少率は70
〜100%で、5000点までの連続スポツト熔接に充
分耐えうることを見出した。 尚、樹脂の塗料固形分中の含有率は10〜35重量
%、好ましくは15〜25重量%で、10重量%を下ま
わると加工性の低下が著しく、また35重量%をこ
えると連続スポツト熔接性が低下することも見出
されている。 前記塗料層には第2成分として有機潤滑剤が含
有せしめられる。有機潤滑剤は、加工用冶具と塗
膜との摩擦を減じ塗膜にかかる力を弱めて加工時
の塗膜損傷を減じようとするもので、所謂滑り剤
として知られるものであるが、少量でも低比重で
塗膜中での容積分率が大きい有機性物質であるだ
けでなく、熱分解性が良好(分解温度300〜500
℃)で発熱反応を示し、大部分が揮発して連続ス
ポツト熔接に悪影響を与えるカーボンを残さず、
さらに共存する樹脂、熱分解促進物質であること
が好ましく、かかる意味に於いてポリオレフイン
系化合物、例えばポリエチレン、アイソタクチツ
クポリプロピレン、ポリブテン等、不飽和脂肪族
オレフイン系炭化水素の重合体(好ましくは分子
量1000〜10000程度のもの);カルボン酸エステル
系化合物、例えばステアリン酸、オレイン酸、ア
ジピン酸、アデライン酸、セバシン酸等のカルボ
ン酸と、n−ブタノール、sec.−ブタノール、3
−メチルブタノール、2−エチルヘキサノエー
ト、ネオペンチルアルコールなどのアルコールと
のモノー、ジ−あるいはポリ−エステル;ポリア
ルキレングリコール系化合物、例えばポリプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコールなどが
特に好ましい物質として推奨せられる。加工性、
熱分解性、耐食性、上塗塗膜の密着性等の観点か
ら就中好ましいものはポリエチレンワツクスで、
最も好ましいものは分子量が1000〜10000、粒径
50μ以下のポリエチレン微粉末である。 かかる有機潤滑剤は単独もしくは2種以上の組
合せで用いられるのがその添加量は塗料固形分
中、4〜30重量%、好ましくは4〜20重量%で、
4重量%未満では加工性が低下し、樹脂の熱分解
促進効果も認められず、他方30重量をこえても、
それ以上の加工性の向上は認められず、かえつて
量の増大につれ耐食性が低下する傾向が認められ
る。 本発明で用いられる塗料組成物にはまた導電性
付与の目的で導電顔料が含有せしめられる。 かかる導電顔料は通常の任意の型のものであり
うるが、例えば下記があげられ、 金属粉〜ステンレス、金、銀、カドミウム、アル
ミニウム、亜鉛、錫、銅、グラフアイト等 金属炭化物〜鉄、ニツケル、チタン、タングステ
ン、ニオブ、マンガン等の炭化物 フエロアロイ〜フエロマンガン、フエロモリブデ
ン、フエロシリコン、フエロクロム、フエロチ
タン、フエロホスホル等 これら化合物の1種又は2種以上の混合物を用
いる。 導電顔料は耐食性、加工性に悪影響の小さいも
のを選択する必要があり、鉄よりも貴の電位を示
す金属粉は除くことが好ましい。 又、電気抵抗が安定して低いと、熔接時発熱に
対しても溶融せず(電流密度の低下と電極の汚染
がない)、熔接加圧時にも粉砕されない硬度であ
ることが導電顔料として好ましい。又、比較的多
量に使用するため価格の低いことも重量である。
これらの観点から炭化鉄、リン化鉄の使用が好ま
しい。 しかしながら、特に望ましいものは後述の如く
リン化鉄である。従つて本発明ではリン化鉄主成
分(50重量%以上)の導電顔料が特に好ましいも
のとして推奨せられる。 導電顔料は20μ以下、好ましくは10μ以下の粒
径のものが塗料固形分中15〜86重量%、好ましく
は30〜70重量%を占めるように含有せしめられ
る。 この顔料濃度が30重量%を下まわると塗膜厚
10μ以上で電導性が不足する場合があり、15wt%
を下まわると明らかに導電性不足でスポツト熔接
が出来ない。70wt%を越えると塗膜加工性が低
下する場合があり、86wt%を越えると明らかに
塗膜加工性が低下し実用的でなくなる。 特に好ましい具体例において、導電顔料として
リン化鉄主成分の顔料が用いられ、またより優れ
た耐食性を確実ならしめるためにはリン化鉄分解
抑制剤が併用せられる。リン化鉄は耐食性、加工
性、熔接性等各種性能の良好なバランスという意
味でもつとも好ましい導電顔料であり、既に述べ
た如く塗料固形分中15〜86重量%の量で存在せし
められる。しかしながら、耐食性に対する悪影響
のもつとも少ないリン化鉄主成分の導電顔料を選
択しても、なお腐食環境下、特に塗膜が酸性雰囲
気におかれる場合、リン化鉄の分解が生じ、分解
物により腐食が促進されることのあることが見出
された。塗膜が酸性雰囲気になるか否かは塗膜組
成物、素地金属、腐食環境条件に依存するが、特
に数種の腐食環境や乾湿交番条件が設定される複
合腐食試験等過酷な試験に対し、より高度の耐食
性を示す組成物が得られるならばこれにまさるも
のはない。本発明者らはかかる組成物を得るため
にはリン化鉄の分解を抑制するか分解物の無害化
が必要で、その目的に対し、懸濁水PHが6〜13、
好ましくは7〜11になる顔料の共存が塗膜を継続
的に中性乃至はアルカリ性側に置くことになり極
めて有効な手段であることを見出した。 従つて本発明の塗料組成物にはリン化鉄主成分
の導電顔料と共にリン化鉄分解抑制剤が必須成分
として含有せしめられる。かかる分解抑制剤は既
に述べた如く塗膜を継続的に中性あるいはアルカ
リ性側におく目的のものであつて、懸濁水PHが6
〜13の顔料が好都合に使用せられる。具体的には
例えば下記化合物があげられる。 アルカリ土類金属石油スルホネート クロム酸鉛、クロム酸亜鉛カリウム、クロム
酸亜鉛、塩基性クロム酸鉛、クロム酸カルシウ
ム、クロム酸ストロンチウム等のクロム酸塩顔
料 リン酸亜鉛、リン酸鉄、トリポリリン酸アル
ミニウム等のリン酸塩顔料 鉛酸カルシウム、ケイ酸鉛等の鉛化合物顔料 タルク、炭酸カルシウム、シリカ等の体質顔
料 亜鉛末(リン化鉄と同量以下) 但し、これらの顔料の添加量は塗料固形分中1
重量%以上で次に記述する無機顔料の総量を越え
ない量とする。 尚、これらの化合物は防錆顔料あるいは体質顔
料に分類されることもあるが懸濁水PHの点で本発
明に於いてはリン化鉄分解抑制剤として認識され
るものである。 リン化鉄分解抑制剤はこのような塗料固形分中
1重量%以上用いられるからリン化鉄主成分の導
電顔料は両者併用の場合、15〜85重量%の範囲内
となることが容易に理解されよう。 本発明の塗料層中にはまた所望によりその他の
無機顔料、例えば耐食性向上のためのクロム顔料
(クロム酸亜鉛系、クロム酸鉛系、クロム酸カル
シウム系、クロム酸ストロンチウム系顔料等)、
リン酸塩顔料(リン酸亜鉛、リン酸鉄、トリポリ
リン酸アルミニウム系顔料等)、鉛化合物顔料
(鉛酸カルシウム、ケイ酸鉛等);樹脂量の調整、
塗膜PH調整のための体質顔料(シリカ、炭酸カル
シウム、タルク、アルミナ等);着色顔料(酸化
クロム、酸化鉄、酸化鉛等)を加えることができ
る。こういつた無機顔料を加える場合は、次に述
べる無機顔料の総量を越えてはならない。 すなわち本発明で用いられる塗料組成物におい
てはリン化鉄主成分の導電顔料、リン化鉄分解抑
制剤ならびに所望により加えられるその他の無機
顔料の総量が塗料固形分中、35〜86重量、好まし
くは35〜70重量%の範囲内にあることが重量であ
る。というのは前記総量が35重量%を下まわると
塗膜加工性が低下し、また70重量%をこえても加
工性の低下を認める場合があり、86重量%をこえ
ると明らかに大巾な加工性低下が認められるから
である。従つて最も好ましい実施態様によれば塗
料層は、塗料固形分として 分子中の芳香族環含有率が0〜50重量%の 塗料用樹脂 10〜35重量% 有機潤滑剤 4〜30重量% リン化鉄主成分の導電顔料 15〜85重量% リン化鉄分解抑制剤 1〜71重量% その他の無機顔料 0〜70重量% 但し、導電顔料、リン化鉄分解抑制剤およびそ
の他の無機顔料の合計量35〜86重量%の組成物を
含んでなる。 尚、塗料層の厚みはいずれの場合も1〜20μ、
好ましくは2〜10μで焼付処理が行われる。 本発明の積層体は極めて優れた加工性、耐食
性、連続スポツト熔接性、塗膜密着性を示し、自
動車等の工業的生産ラインに使用され特に有用で
ある。 以下実施例により本発明を説明する。 尚、下記例において、金属基板としては次の如
きものが使用された。 耐食性化成予備処理のほどこされていない金属基
材: 電気亜鉛ニツケル合金メツキ鋼板(メツキ目付
量40g/m2)を市販のアルカリ脱脂剤で清浄化
し、水洗、乾燥させたもの。 耐食性化成予備処理のほどこされた金属基材: 同上のアルカリ脱脂処理、水洗、乾燥した電気
亜鉛ニツケル合金メツキ鋼板に、無水クロム酸5
%水溶液を50℃で30秒間スプレーし、次いで水
洗、乾燥させたもの。 実施例 1 化成予備処理のほどこされていない電気亜鉛ニ
ツケル合金メツキ鋼板に、下記クロメート処理液
をロールコート法で塗布し、次にガス炉で最高到
達板温150℃になるよう1分間乾燥し、60mg/m2
のクロム層のクロメート被膜を作つた。 尚、クロメート処理液としては、溶解度6〜8
のクロム酸亜鉛(金属クロム換算15g)、ポリア
クリル酸(ジユリマーAC−10L、日本純薬(株)製)
(固形分換算10g)、および水を全量が1になる
如く配合し、ペイントシエーカーで1時間ガラス
ビーズ分散して得た液を用いた。別途に下記塗料
組成物を調整した。 ウレタン変性エポキシ樹脂(特開昭57−30717、
実施例3によつて調整、分子中ベンゼン環含有率
45wt%)を16重量部(固形分換算)、レゾール型
フエノール樹脂(昭和ユニオン合成(株)製、BKS
−316、分子中ベンゼン環含有率55wt%)を4重
量部(固形分換算)をシクロヘキサノンに溶融せ
しめ、フエロホスHRS2132(フーカーケミカルス
アンド プラスチツクス社製リン化鉄主成分導
電顔料)を60重量部、ストロンチウムクロメート
N(菊池色素製品、リン化鉄分解抑制剤のクロム
酸塩顔料)5重量部を添加し、ペイントシエーカ
ーで、2時間スチールビーズ分散する。塗料を濾
過し、セリダスト3620(ヘキスト社製、微粉化ポ
リエチレンワツクス)を15重量部添加して、デイ
スパーで均一に混合し、シクロヘキサノンで不揮
発部約60wt%になる様、調整する。 前記クロメート処理鋼板に対し、該塗料組成物
をロールコート法で塗装し、ガス炉で最高到達板
温200℃で1分間焼付して、塗膜厚7μの被膜を形
成せしめ耐食性塗装積層体を得た。 実施例2〜7ならびに比較例1〜4 実施例1と同様方法で、但し金属基材、耐食層
組成、塗料組成を夫々下記第1表に記載の如く変
更し、塗装積層体を得た。 尚、実施例2などで用いられている溶解度が20
より大なる水溶性クロム化合物を含むクロメート
処理液は例えば次の如くにして調整された。 無水クロム酸(金属クロム換算20g)を水500
mlに溶解し、ホルマリンを加え全クロムの所定
%、例えば40%をCr3+に還元して部分還元クロム
酸水溶液を作り、次に例えばアエロジル300(日本
アエロジル社製、ヒユームドシリカ)を15g、溶
解度6〜8のクロム酸亜鉛(金属クロム換算15
g)を加え、水で全量を1になし、ペイントシ
エーカーで1時間ガラスビーズ分散する。
【表】
【表】
【表】
各実施例ならびに比較例で得られた積層体につ
き(調整3日後)、夫々下記の性能試験を行い、
第2表の如き結果が得られた。 試験方法及び評価基準 1 連続スポツト熔接性 電極径5mm、加圧力200Kg、通電時間10サイ
クル、電流8000Aの条件でスポツト熔接を実施
し、連続打点可能な打点数を調べた。 評価 ◎:5000点以上 電極汚れ少ない ○:5000点以上 電極汚れ多い △:3000点〜5000点 ×:3000点未満 2 塗膜加工性 円筒深絞り試験器(エリクセン社製、モデル
B1−142型)を使用し、しわ押さえ圧3トン、
ポンチ径50mmφ、ダイス径52.4mmφ、絞り深さ
40mm、ブランク95mm)で加工し、塗膜のキズ、
剥離を調べた。 評価 ◎:塗面異常なし ○:塗面キズ(素地金属未到達)有り(10%以
下) △:素地金属に達するキズ有り、また、塗面キ
ズ多い ×:原板ワレ 3 耐食性 複合腐食試験(1サイクル=塩水噴霧(5%
NaCl、35℃)、2時間→乾燥(60℃)、2時
間→湿潤(98%RH≦、50℃)、4時間200サ
イクル後の平面部の赤サビ、白サビの発生状
態を調べた。 評価 ◎:白サビ、赤サビ発生なし ○:白サビ発生面積5%以下、赤サビなし △: 〃 6%以上、 〃 ×:赤サビ1%以上発生 塩水噴霧試験(JIS−Z2371に準ず)2000時
間後の平面部の赤サビ、白サビの発生状態を
調べた。 評価 ◎:白サビ、赤サビ発生なし ○:白サビ発生面積5%以下、赤サビなし △: 〃 6%以上、 〃 ×:赤サビ1%以上発生
き(調整3日後)、夫々下記の性能試験を行い、
第2表の如き結果が得られた。 試験方法及び評価基準 1 連続スポツト熔接性 電極径5mm、加圧力200Kg、通電時間10サイ
クル、電流8000Aの条件でスポツト熔接を実施
し、連続打点可能な打点数を調べた。 評価 ◎:5000点以上 電極汚れ少ない ○:5000点以上 電極汚れ多い △:3000点〜5000点 ×:3000点未満 2 塗膜加工性 円筒深絞り試験器(エリクセン社製、モデル
B1−142型)を使用し、しわ押さえ圧3トン、
ポンチ径50mmφ、ダイス径52.4mmφ、絞り深さ
40mm、ブランク95mm)で加工し、塗膜のキズ、
剥離を調べた。 評価 ◎:塗面異常なし ○:塗面キズ(素地金属未到達)有り(10%以
下) △:素地金属に達するキズ有り、また、塗面キ
ズ多い ×:原板ワレ 3 耐食性 複合腐食試験(1サイクル=塩水噴霧(5%
NaCl、35℃)、2時間→乾燥(60℃)、2時
間→湿潤(98%RH≦、50℃)、4時間200サ
イクル後の平面部の赤サビ、白サビの発生状
態を調べた。 評価 ◎:白サビ、赤サビ発生なし ○:白サビ発生面積5%以下、赤サビなし △: 〃 6%以上、 〃 ×:赤サビ1%以上発生 塩水噴霧試験(JIS−Z2371に準ず)2000時
間後の平面部の赤サビ、白サビの発生状態を
調べた。 評価 ◎:白サビ、赤サビ発生なし ○:白サビ発生面積5%以下、赤サビなし △: 〃 6%以上、 〃 ×:赤サビ1%以上発生
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 耐食性化成予備処理のほどこされた金属基材
上に、 (a) 溶解度20〜10-5の6価クロムを含むクロム化
合物の少なくとも1種と、 (b) 水性シリカおよび/または水性樹脂バインダ
ーと、 (c) 溶解度が20より大なる水溶性クロム化合物を
含む組成物の耐食層、と (a) 分子中の芳香族環含有率が0〜50重量%の塗
料用樹脂 10〜35重量%、 (b) 有機潤滑剤 4〜30重量% (c) リン化鉄が主成分である導電顔料
15〜85重量% (d) リン化鉄分解抑制剤 1〜71重量% (e) その他の無機顔料 0〜70重量% からなり導電顔料(c)、リン化鉄分解抑制剤(d)およ
びその他の無機顔料(e)の合計量が35〜86重量%で
ある導電塗料層とが、順次積層されてなる耐食性
塗装積層体。 2 金属基材が鉄、亜鉛、アルミニウム系金属あ
るいはニツケル又は鉄を含む電気亜鉛メツキ鋼板
である特許請求の範囲第1項記載の積層体。 3 耐食層がクロム化合物を金属クロム換算で
0.01〜1g/m2含む特許請求の範囲第1項記載の
積層体。 4 耐食層中、6価クロムが水溶性全クロムの10
〜90重量%を占める特許請求の範囲第1項記載の
積層体。 5 塗料層膜厚が1〜20μである特許請求の範囲
第1項記載の積層体。 6 塗料用樹脂がエポキシ樹脂、アルキド樹脂、
アクリル樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フ
エノール樹脂、ビニル樹脂、ポリビニルブチラー
ル樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、塩素化ゴ
ム、オイルフリーポリエステル樹脂、フタル酸樹
脂、スチレン樹脂、ポリオレフイン樹脂である特
許請求の範囲第1項記載の積層体。 7 有機潤滑剤がポリオレフイン系化合物、カル
ボン酸エステル系化合物、ポリアルキレングリコ
ール系化合物から選ばれる化合物である特許請求
の範囲第1項記載の積層体。 8 有機潤滑剤が300〜500℃で発熱的分解を示す
化合物である特許請求の範囲第7項記載の積層
体。 9 リン化鉄分解抑制剤がPH6〜13の懸濁PHを示
す顔料である特許請求の範囲第1項記載の積層
体。 10 その他の無機顔料がクロム顔料、リン酸塩
顔料、鉛顔料あるいは着色顔料である特許請求の
範囲第1項記載の積層体。 11 導電顔料、リン化鉄分解抑制剤およびその
他の無機顔料の合計量が塗料固形分中35〜70重量
%である特許請求の範囲第1項記載の積層体。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255684A JPS60204320A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 耐食性塗装積層体 |
| US06/869,857 US4719038A (en) | 1983-12-27 | 1986-05-28 | Corrosion resistant, coated metal laminate, its preparation and coating materials |
| US07/103,013 US4853285A (en) | 1983-12-27 | 1987-09-30 | Corrosion resistant, coated metal laminate, its preparation and coating materials |
| US07/331,383 US4994121A (en) | 1983-12-27 | 1989-03-31 | Metal coating pretreating agent |
| US07/331,384 US4939034A (en) | 1983-12-27 | 1989-03-31 | Corrosion resistant, coated metal laminate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255684A JPS60204320A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 耐食性塗装積層体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60204320A JPS60204320A (ja) | 1985-10-15 |
| JPH0418541B2 true JPH0418541B2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=13203653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6255684A Granted JPS60204320A (ja) | 1983-12-27 | 1984-03-29 | 耐食性塗装積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60204320A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS63175676A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-20 | Asahi Malleable Iron Co Ltd | 金属部材 |
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Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5456632A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-07 | Isamu Tsuda | Corrosion resistant processing for metal products |
| JPH0230394B2 (ja) * | 1982-06-16 | 1990-07-05 | Nitsushin Seiko Kk | Yosetsuseitosokohan |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP6255684A patent/JPS60204320A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60204320A (ja) | 1985-10-15 |
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