JPH04211302A - ロータリ耕耘機用弾性カバーおよびその製造方法 - Google Patents

ロータリ耕耘機用弾性カバーおよびその製造方法

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JPH04211302A
JPH04211302A JP6339091A JP6339091A JPH04211302A JP H04211302 A JPH04211302 A JP H04211302A JP 6339091 A JP6339091 A JP 6339091A JP 6339091 A JP6339091 A JP 6339091A JP H04211302 A JPH04211302 A JP H04211302A
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坂根 弘史
Hiroyuki Miki
三木 博幸
Tatsuya Maeyama
達哉 前山
Takaaki Ono
貴章 大野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板カバーの内面に取り
つけられるロータリ耕耘機用弾性カバーおよびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータリ耕耘機の弾性カバーとしては、
実開昭52−136007号公報に開示されたものがあ
り、耕耘部の上方を覆うべくロータリ機枠に固定の鉄板
カバーの内面側にシート状の弾性カバーを配置し、この
弾性カバーを前後および中途部で鉄板カバーにボルト固
定し、固定位置間でたるませて、このたるみ部分によっ
て、飛散土の衝撃吸収と土付着防止とを行なうように構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の弾性カ
バーは、ゴム等の弾性材料のみよりなる単一構造である
ため、飛散土の衝撃吸収に際して弾性変形を繰返すと、
早期に摩耗、亀裂して耐久性の点で課題があった。また
、前記従来技術の弾性カバーは、平板状キャビティを有
する金型内で加硫するだけでシート状の製品になるので
、その製造は極めて簡単であるが、その装着は、鉄板カ
バーにボルト固定するための貫通孔が形成されていて、
貫通孔から亀裂を生じることがあり、たるみ部分では鉄
板カバーとの間に間隙を有するが張り状態に取り付ける
ことができなく、固定部分では鉄板カバーと直接接触し
ており、石等が衝突すると、たるみ部分でも鉄板カバー
と当接することがあり、鉄板カバーに衝撃を与えたり、
又は石と鉄板カバーとで弾性カバーを押しつぶしたりす
ることがあり、また、多数本のボルトで固定しなければ
ならなく、弾性カバーの着脱作業が非常に面倒である。
【0004】そこで、弾性カバーの外面に外方突出状の
係合部を形成し、板カバーの内面に係合部と係合する係
止部を形成して、取り付けを係合部と係止部の係合によ
って行い、間隙形成を係合部の突出によって行えるよう
にすることが考えられる。しかし、前述のような突出係
合部を設けるのは、従来技術の弾性カバーの製造方法で
は困難であった。
【0005】本発明の第1の目的は、弾性カバーを幌布
よりなる補強層を粘弾性層でサンドイッチした構造にす
ることで、飛散土等の衝撃によっても摩耗および亀裂が
発生するのを抑制したロータリ耕耘機用弾性カバーを提
供するにある。また、本発明の第2の目的は、幌布より
なる補強層を未加硫の粘弾性層でサンドイッチした弾性
カバー素材の表面の前後および中途部に、板カバー内面
の係止部と係合する所要数の粘弾性材よりなるリブ形状
の係合部を形成する未加硫の係合部素材を配置し、これ
らを加硫金型内で加硫接着するだけで、弾性カバーに突
出状の係合部を簡単に形成できるようにしたロータリ耕
耘機用弾性カバーの製造方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的構成は、耕耘部8 を覆う板カバー15
の内面に間隙C を介して沿わされて、その前後および
中途部が取付けられるロータリ耕耘機用弾性カバーにお
いて、前記弾性カバー14は平板状で幌布よりなる補強
層14b を粘弾性層14a でサンドイッチして成り
、該弾性カバー14における粘弾性層14a の表面の
前後および中途部に、前記板カバー15内面の係止部B
 と係合する所要数の粘弾性材よりなるリブ形状の係合
部Aを一体に接合して備えていることを特徴とするもの
である。
【0007】第2の具体的構成は、前述の弾性カバーの
製造方法であって、幌布よりなる補強層14b を未加
硫の粘弾性層14a でサンドイッチした平板状弾性カ
バー素材38の表面の前後および中途部に、板カバー1
5の内面の係止部と係合する所要数の粘弾性材よりなる
リブ形状の係合部A を形成する未加硫の係合部素材3
9を配置し、これらを加硫金型41内で加硫接着するこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】弾性カバー14は、幌布よりなる補強層14b
 を粘弾性層14a でサンドイッチしてなり、この弾
性カバー14は湾曲させながら耕耘部8 を覆う板カバ
ー15の内面に沿わせて、板カバー15内面の係止部B
 に係合部A を係合させると、弾性カバー14は引っ
張り状態に装着され、板カバー15との間に間隙C が
形成されることになる。
【0009】耕耘中の飛散土等が弾性カバー14に衝突
しても補強層14b によって亀裂等が発生するのを抑
え、亀裂の波及を防止する。また、平板状の弾性カバー
素材38と所要数の係合部素材39とを予め未加硫状態
に形成しておき、この平板状弾性カバー素材38の表面
の前後および中途部に、係合部素材39を配置し、これ
らを加硫金型41内で加硫接着することで係合部素材3
9は突起状の係合部A に形成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4において、1 はトラクタ装着形ロータリ耕
耘機で、中央のギヤケース2 から左右サポートアーム
3 が突設され、各サポートアーム3 の外端に伝動ケ
ース4 とサイドフレームとを固定してロータリ機枠5
 が形成され、伝動ケース4 とサイドフレームの下部
に爪軸6 を横軸廻り回転自在に支持し、この爪軸6 
に多数本の耕耘爪7 を取り付けて耕耘部8 を形成し
ている。
【0011】前記ロータリ機枠5 には耕耘部8 を覆
うカバー装置10が取り付けられており、カバー装置1
0は耕耘部8 の上方を覆う主板カバー11と、後方を
覆う後板カバー12と、前方を覆う前カバー13と、左
右の前後を覆う前後側板カバー (図示せず)と、主・
後板カバー11,12 の内面側 (耕耘部8 側) 
に配置される弾性カバー14とを備えている。
【0012】図2〜4において、15は主板カバー11
と後板カバー12とを含む板カバーを示し、鉄板又は強
化プラスチック板等で形成されており、主板カバー11
は上下壁11a,11b 、左右側壁11c および前
後梁11d,11e 等で形成され、左右側壁11c 
が伝動ケース4 およびサイドフレームに固定されてい
る。主板カバー11は前後部から中途部へ漸次薄くなっ
ていて、耕耘部8 の直径をより大きくできるように形
成されている。
【0013】後板カバー12は主壁12a の前上部に
補強壁12b を固定し、外面に耕幅方向 (左右方向
) 複数本の補強リブ12c を固定して形成されてお
り、主板カバー11の後部と後板カバー12の前上部と
は枢支部16を介して連結され、後板カバー12の後下
部を上下動可能にしている。 後板カバー12の後下部中央には、培土器配置用の三角
切欠部18が形成されていて、培土器を使用しないとき
は、着脱自在な三角板19を取り付けて閉鎖される。ま
た、後下部左右には後ゲージ輪逃し切欠部20が形成さ
れていて、後ゲージ輪を使用しないときは、補助板21
で閉鎖されている。
【0014】前記左右サポートアーム3 にはブラケッ
ト22を介して支持アーム23が後方突出され、この支
持アーム23の後端と後板カバー12の補強リブ12c
 との間に均平圧調整手段24が設けられている。弾性
カバー14はゴム又は弾性合成樹脂等の粘弾性材料で主
構成されており、シート形状であって、図5に示す如く
、そのシート部分の肉厚方向中間にはポリアミド樹脂等
の合成樹脂又は天然繊維で形成された幌布よりなる補強
層14b を粘弾性材よりなる弾性層14a でサンド
イッチ配置して、弾性層14a,14a と補強層14
b とで3層構造とし、弾性変形は容易であるが、伸縮
は余りしなく、耐久性を持たせるようになっている。前
記補強層14b の幌布は平織にして前後引張り強度を
左右のそれよりも大きく設定しておくことが望ましい。
【0015】また、この弾性カバー14の外面には多数
の係合部A が形成されている。この係合部A は弾性
層14a と同質で且つ高硬度の材料、例えば弾性層1
4a をJIS硬度35゜前後の合成ゴムを使用したと
き、係合部A は70゜前後の合成ゴムを使用し、鉤形
状のブロックに形成したものを加硫接着等で接合して形
成されており、成形型を使って短時間で成形できる。
【0016】前記弾性カバー14は、主板カバー11の
内面に対向する主板カバー対応部26と、後板カバー1
2の内面に対向する後板カバー対応部27とを有し、後
板カバー12は後上方へ揺動するために、枢支部16対
向部分でだぶつかされている。主板カバー対応部26の
外面に外方突出状に設けられた係合部26A は、前後
係合部26Af,26Ag と少なくとも1つ以上の中
途係合部26Ahとを有し、夫々は略全耕幅に亘る長さ
に形成され、前係合部26Afの係合溝afはその他の
係合部26Ag,26Ah の係合溝ag,ah と前
後反対方向に開口され、対向している。また、主板カバ
ー対応部26の左右側部には係合部26A 略同高さの
突条部28が形成されている。
【0017】主板カバー11の内面には前記各係合部2
6Af,26Ag,26Ahに対応して係止部26Bf
,26Bg,26ahが形成されている。前係止部26
Bfは上下壁11a,11b の前縁を重合して形成さ
れたもので、前係合部26Afが前方から係合されてい
る。ゴム係止部26Bg及び中途係止部26BhはS字
形板材を主板カバー11に溶着又は接着して形成された
ものであり、短いものが耕幅方向に間隔をおいて複数個
づつ設けられ、それらに対応する係合部26Ag,26
Ah は後方から係合されている。
【0018】尚、主板カバー11の上壁11a の前部
には抑え板29及びボルト30を介して弾性材料製前カ
バー13が取り付けられており、前係合部26Afは前
カバー13と共に主板カバー11の前縁と抑え板29の
間に挟持されている。これによって主板カバー11に対
する主板カバー対応部26の左右方向のずれ動きは阻止
される。突条部28は主板カバー対応部26の後部が左
右に大きくずれ動くのを阻止できる。
【0019】中途係合部26Ahの後方側に位置する山
形部材は、主板カバー11に固定された抜止め部31を
形成しており、係止部26Bから係合部26A が離脱
するのを阻止する。後板カバー対応部27の外面にも前
後部 (より正確には前上部と後下部) と中途部とに
係合部27Af,27Ag,27Ahが外方突出状に設
けられ、前係合部27Afは略全耕幅に亘る長さに形成
され、後係合部27Ag及び中途係合部27Ahは耕幅
方向に短いものが耕幅方向に間隙をおいて複数個づつ設
けられている。
【0020】後板カバー12の内面には、各係合部27
Af,27Ag,27Ahに対応して係止部27Bf,
27Bg,27Bhと抜止め部31とが形成されている
。また、後板カバー対応部27の外面の左右側部には、
前後及び中途部に連続した側係合部27Alが形成され
、三角切欠部18の側方にも切欠用係合部27Amが形
成され、それらに対応して、後板カバー12には係止部
27Bl,27Bm が形成されている。
【0021】前記後板カバー対応部27は側係合部27
Al以外は係止部27B に対して後方から係合し、側
係合部27Alは係止部27Blに対して左右外側方か
ら係合される。弾性カバー14は板カバー15との間に
突出した係合部A を有するため、係合部A の略突出
量だけ間隙C が形成されることになり、また、間隙C
 を形成するために弾性カバー14をたるませるという
必要がないため、弾性カバー14の耕耘部8 に面する
側は多角形にはなるが張り状態にすることができ、その
面は凸部のない耕耘部8 に略沿った円滑面になってお
り、耕耘爪7 から飛ばされる土石は円滑に流れて、す
べり抵抗によって付着土発生を防止する。
【0022】前記弾性カバー14の後板カバー対応部2
7の下端E は、図2,4に示すように、後板カバー1
2の下部整地部D より上位に位置しており、耕起土石
と多少接触するが、下部整地部D の下面まで延設した
場合に比して、摺接は各段に少ない。係合部27Agは
前記下端E より上位に位置して係止部27Bgと係合
しており、これにより、下端E を含む下部は後板カバ
ー12から耕耘部8 側へ間隙C だけ離されていて、
前後方向に弾性変形自在になっており、土石が当接する
と後方へ逃げることができ、土付着も防止できる。
【0023】この弾性カバー14は主板カバー対応部2
6と後板カバー対応部27とが一体、即ち、板カバー1
5の前端から後端まで一体物に形成されているが、別体
に形成することもできる。後板カバー対応部27の前係
合部27Afは、その他の係合部27Ag,27Ah 
と係合方向が同一であるが、前係合部26Afと同様に
反対方向にしても良く、特に各対応部26,27 を別
体に形成する場合は、前係合部27Afを前係合部26
Afと同様の係合方向に設定して止め具で後板カバー1
2に固定することが好ましい。
【0024】ロータリ耕耘機1 はダウンカット方式の
ものを例示しており、弾性カバー14のほとんどの係合
部A を係止部B に後方から係合させているが、アッ
パカット方式のものでは、ほとんどの係合部A を前方
から係合するように構成しても良い。その場合、後係合
部26Ag,27Ag が他の係合部と反対に後方から
係合するものとなる。
【0025】図6は三角板19用の弾性カバー33を例
示しており、弾性カバー33は略三角枠状の係合部33
B を有し、三角板19の周縁に嵌合装着される。尚、
補助板21及び左右側板カバーにも耕耘部8 側面に弾
性カバーが張付けられる。次に、前記弾性カバー14の
製造方法を説明する。図1において、2枚のゴムよりな
る粘弾性材で形成した弾性層14a,14b 間に、補
強層14b を形成する幌布をサンドイッチ配置して、
これらを接合して未加硫 (半加硫を含む。) 状態の
平板状弾性カバー素材38を予め製作する。また、これ
と別に、生ゴムを鉤ブロック形状に押出成形して係合部
素材39を形成し、これを所要長さに切断する。尚、側
部リブ26Akは形状が異なるが、係合部素材39の一
つである。
【0026】成形用加硫金型41内に前記弾性カバー素
材38を挿入し、その表面の前後及び中途部に所要数の
係合部素材39を配置すると共に、各係合部素材39の
係合溝a 形成部分を埋めるように、必要に応じて中子
40を配置する。この中子40は鉤形状のほかに係合溝
a と同一形状であっても良く、又、中子40を用いな
い場合もある。前記加硫金型41内に弾性カバー素材3
8及び所要数の係合部素材39を配置した後、加硫金型
49を閉じて加硫すると、弾性カバー素材38と係合部
素材39とは加硫接着され、所要数の係合部A を有す
る弾性カバー14となる。その後、金型49を脱型し、
弾性カバー14を金型41より取出し、必要に応じて仕
上げする。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した本発明の弾性カバーは、幌
布を芯材として機能した補強層を粘弾性層でサンドイッ
チ配置し、該表面に粘弾性材よりなる係合部を一体に接
合したものであるから、板カバーに沿って装着し易く、
また、耕耘中の衝撃を繰返し受けても簡単には摩耗せず
、亀裂の発生、亀裂の波及を防止して耐久性が向上でき
る。
【0028】また、本発明の製造方法によれば、前述し
た耐久性に富んだ弾性カバーを簡単に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の実施例を示す説明図である
。
【図2】本発明の実施例を示す要部の断面側面図である
。
【図3】弾性カバーと係止部の平面図である。
【図4】ロータリ耕耘機の側面図である。
【図5】図2のK部の拡大断面図である。
【図6】三角板用弾性カバーの一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1  ロータリ耕耘機 5  ロータリ機枠 8  耕耘部 10  カバー装置 11  主板カバー 12  後板カバー 14  弾性カバー 14a 粘弾性層 14b 補強層 15  板カバー 38  弾性カバー素材 39  係合部素材 40  中子 41  加硫金型 C   間隙 A   係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  耕耘部(8) を覆う板カバー(15
    )の内面に間隙(C) を介して沿わされて、その前後
    および中途部が取付けられるロータリ耕耘機用弾性カバ
    ーにおいて、前記弾性カバー(14)は平板状で幌布よ
    りなる補強層(14b) を粘弾性層(14a) でサ
    ンドイッチして成り、該弾性カバー(14)における粘
    弾性層(14a) の表面の前後および中途部に、前記
    板カバー(15)内面の係止部(B) と係合する所要
    数の粘弾性材よりなるリブ形状の係合部(A) を一体
    に接合して備えていることを特徴とするロータリ耕耘機
    用弾性カバー。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の弾性カバーの製造方法
    であって、幌布よりなる補強層(14b) を未加硫の
    粘弾性層(14a) でサンドイッチした平板状弾性カ
    バー素材(38)の表面の前後および中途部に、板カバ
    ー(15)の内面の係止部と係合する所要数の粘弾性材
    よりなるリブ形状の係合部(A) を形成する未加硫の
    係合部素材(39)を配置し、これらを加硫金型(41
    )内で加硫接着することを特徴とするロータリ耕耘機用
    弾性カバーの製造方法。
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