JPH04215827A - パーベーパレーション用分離膜の製造方法 - Google Patents

パーベーパレーション用分離膜の製造方法

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JPH04215827A
JPH04215827A JP41151890A JP41151890A JPH04215827A JP H04215827 A JPH04215827 A JP H04215827A JP 41151890 A JP41151890 A JP 41151890A JP 41151890 A JP41151890 A JP 41151890A JP H04215827 A JPH04215827 A JP H04215827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
pervaporation
chitosan
separation
salt
Prior art date
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Pending
Application number
JP41151890A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuo Yoshikawa
吉川 悦雄
Hidekazu Kubota
窪田 英一
Hiroshi Nakayama
博 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体混合物をパーベー
パレーション法によって分離する際に使用すると好適な
パーベーパレーション用分離膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液体混合物の分離法は蒸留法をはじめと
して、透析法、逆浸透法、限外濾過法、パーベーパレー
ション法等多数の方法がある。
【0003】これらのうち共沸混合物や近沸点混合物の
分離、水を含む有機液体の脱水、熱変成物質を含む液体
の濃縮にはパーベーパレーション法が最も一般的であり
、性能的にも優れていると考えられている。
【0004】ところで、パーベーパレーション用分離膜
に要求される2つの大きな特性は次の通りである。
【0005】                          
   YB /YA   (1)分離係数αB/A=─
──────が高いこと、即ち分離が良く行なわ   
                         
XB /XA れること。
【0006】 (2)透過速度(Qkg/m2 ・hr)が高いこと、
即ち単位面積・単位時間当たりの透過混合物量が多いこ
とである。
【0007】しかし、一般に前記2つの特性は二律背反
的要素が強く両方を同時に満足する膜即ちα・Q値の高
い膜を得ることは困難であった。高い分離係数の膜は透
過速度が低く、高い透過速度の膜は低分離係数となり、
現在数多くの膜が提案されているが、その多くは実用性
に乏しいか、実用化に至っていない。
【0008】実用化されている膜としては西独GFT社
のマレイン酸架橋PVAを分離層とする多層膜があり、
その性能は80℃におけるエタノール/水(=95/5
重量比)の分離係数αH2 O/EtOHが9600、
透過速度Qが0.01kg/m2 ・hrとなっている
(特開昭59−109204号公報)。
【0009】パーベーパレーション法が省エネルギー性
を特長とする分離方法であることを考えると、高温での
分離操作はその特長を奪うものであり必ずしも実用的に
有利であるとは言い難い。更に、高温での分離は膜の耐
久性を低下させるうえに、熱変性物質の濃縮には使用で
きないという欠点もある。
【0010】
【発明が解決しようとする問題点】本発明者らは前記既
存の分離膜の有する問題点に鑑み鋭意研究を続けた結果
、本発明を完成したものであって、その目的とするとこ
ろは、50℃未満の低温においても高い分離係数と高い
透過速度で液体混合物を分離できる膜を提供するにある
。
【0011】
【問題点を解決するための手段】上述の目的は、キトサ
ンもしくはキトサンの塩並びにカルボキシメチルセルロ
ース(以下、CMCと略記する)もしくはCMCの塩を
溶解した酸性の水溶液を乾燥し製膜することを特徴とす
るパーベーパレーション用分離膜の製造方法により達成
される。
【0012】本発明において用いられるキトサンは、え
び、かになどの甲殻類の外皮の構成成分であるキチンを
アルカリ処理により脱アセチル化して得られる物質で、
その化学構造はD−グルコサミンを基本単位とするβ−
(1→4)結合の多糖類であり、脱アセチル化度が70
%以上のものが好ましい。また、本発明においてはキト
サンは有機酸又は無機酸の塩であっても良い。
【0013】本発明において用いるCMCはセルロース
を原料とし、その水酸基にカルボキシメチル基を導入し
、グルコース単位当りのカルボキシメチル基の導入率即
ちエーテル化度が0.4以上のものが好ましい。また、
本発明に使用するCMCの塩としてはNa塩を用いると
好適な結果が得られる。
【0014】本発明においてはキトサンもしくはキトサ
ンの塩並びにCMCもしくはCMCの塩は酸性の水溶液
として用いるが、その際塩酸等の無機酸やギ酸、酢酸を
始めとする有機酸の水溶液を用いて溶解する。
【0015】この場合、キトサンとCMCの少なくとも
一部はポリイオンコンプレックスを形成するので均質な
膜を得るには使用する酸性の水溶液はキトサン、CMC
のみならず両者より形成されるポリイオンコンプレック
スをも溶解するものでなくてはならない。この様な酸性
の水溶液としては7%以上のギ酸水溶液が好適である。
【0016】本発明においてキトサンもしくはキトサン
の塩並びにCMCもしくはCMCの塩を酸性の水溶液に
溶解する際には、それらの濃度が合わせて4%以下であ
ることが好ましい。4%より過度に高い濃度では溶液粘
度が高くなるため、流延等の膜成形に要する操作や脱泡
が困難になる傾向がある。
【0017】また、本発明により製造する膜を構成する
キトサンとCMCの比率はグルコース単位を基準として
キトサン/CMC=90/10〜5/95が好ましく、
さらに好ましくは80/20〜5/95である。
【0018】本発明においては、かかる水溶液を脱泡後
、加温乾燥して製膜する。この際の乾燥温度が膜の性能
を決める上で重要な因子となる。乾燥温度としては好ま
しくは25℃以上60℃以下更に好ましくは30℃以上
40℃以下である。乾燥温度が上記範囲を大きく逸脱す
ると膜の性能が低下し、実用性に乏しいものになる。
【0019】本発明の製造方法は、平膜、チューブ膜、
中空系膜いずれの形状の膜を製造する際にも適用できる
。例えば平膜を製造する場合には、ガラス板など適当な
板状体に流延し、上記温度範囲において乾燥製膜する。
【0020】本発明の方法により製造する膜の厚さは1
00μm以下が好ましく、さらに好ましくは30μm以
下である。しかし、膜厚が10μm以下では機械的強度
が不足するので多孔性支持体上にコーティング等により
膜を形成した複合膜として用いるのが好ましい。いうま
でもないことであるが、この場合も乾燥温度は前記温度
範囲にあることが必要である。
【0021】本発明の製造方法においては乾燥後の膜を
エチルアルコール、水またはこれらの混合物で洗浄する
ことも可能である。
【0022】本発明方法により得られる膜を用いて分離
できる液体混合物としては、水/エタノール、水/イソ
プロパノールなどの水/アルコール、酢酸メチル/メチ
ルアルコール、酢酸エチル/エチルアルコール、ベンゼ
ン/シクロヘキサン、メタノール/アセトン、ベンゼン
/メタノール、ベンゼン/エタノール、アセトン/クロ
ロホルム、メタノール/アセトンなどの共沸混合液。
【0023】エチルベンゼン/スチレン、パラクロルエ
チルベンゼン/パラクロルスチレン、トルエン/メチル
シクロヘキサン、ブタジエン/ブテン類、ブタジエン/
ブタン類等の蒸留による分離が難しい近沸点混合物等が
挙げられる。
【0024】また、水/アセトン、水/エチレングリコ
ール、水/グリセリン、水/メタノールなどの普通の蒸
留で分離することのできる混合液なども分離できる。
【0025】本発明の方法により製造したパーベーパレ
ーションには従来公知の装置が用いられ、該装置を通常
の操作条件で運転することにより液体混合物を分離でき
る。分離温度は有機混合液体中の低沸点成分の沸点以下
の温度で実施するが、本発明の方法により製造した膜は
50℃以下の低温においても実用的な分離係数と透過速
度を達成できる。
【0026】
【発明の効果】本発明により製造したパーベーパレーシ
ョン用分離膜は、低温での分離においても高い分離係数
と高い透過速度を同時に満足しながら、液体混合物を分
離できる。従って、省エネルギーという点で有利である
のみならず、熱変成物質を含む液体混合物にも適用でき
るという利点をも有する。以上のことから本発明の製造
方法が工業上極めて有用であることは明らかである。
【0027】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。
【0028】 実施例1
【0029】エーテル化度約0.6のCMC(和光純薬
工業社製)2.09gと脱アセチル化度90%のキトサ
ン(和光純薬工業社製)0.41gを混合(キトサン/
CMC=50/50)し、水111gを加えてCMCを
攪拌溶解した。
【0030】さらに、15gのギ酸を攪拌下に添加し懸
濁状態のキトサンを溶解し均一溶液を得た。この溶液6
.4gを8cm×8cm×1mmの大きさにガムテープ
で枠組みしたガラス板に流延し、第1表に示す温度で2
4時間風乾した。
【0031】さらに、この膜をエチルアルコール/水=
80/20(wt/wt)200gで24時間浸漬洗浄
した。その後風乾、真空乾燥を実施し厚さ20μmの膜
を得た。この膜を有効面積19.63cm2 のパーベ
ーパレーション装置に装着し、供給液側にエチルアルコ
ール/水=95/5(wt/wt)の混合液を入れ40
℃に保ち、透過側を5.8×10−2mmHgの減圧状
態として、分離を行った。
【0032】透過液は液体窒素によりトラップし、その
重量及び組成分析から分離係数及び透過速度を算出した
。分離係数αH2 O/EtOH、透過速度Q及びα・
Qを第1表に示す。
【0033】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  キトサンもしくはキトサンの塩並びに
    カルボキシメチルセルロースもしくはカルボキシメチル
    セルロースの塩を溶解した酸性の水溶液を乾燥し製膜す
    ることを特徴とするパーベーパレーション用分離膜の製
    造方法。
JP41151890A 1990-12-17 1990-12-17 パーベーパレーション用分離膜の製造方法 Pending JPH04215827A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103007783A (zh) * 2013-01-03 2013-04-03 盐城工学院 纤维素醚-正硅酸乙酯渗透汽化杂化膜的制备方法
JP2015181990A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 日東電工株式会社 カルボキシメチルセルロース複合分離膜及びそれを用いた膜分離方法
JP2015181989A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 日東電工株式会社 カルボキシメチルセルロース複合分離膜の製造方法

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JP2015181990A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 日東電工株式会社 カルボキシメチルセルロース複合分離膜及びそれを用いた膜分離方法
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