JPH04216853A - 熱硬化性フェノール系樹脂組成物、及びそれを用いたプリプレグ並びにハニカムサンドウィチパネルと積層板 - Google Patents

熱硬化性フェノール系樹脂組成物、及びそれを用いたプリプレグ並びにハニカムサンドウィチパネルと積層板

Info

Publication number
JPH04216853A
JPH04216853A JP41209690A JP41209690A JPH04216853A JP H04216853 A JPH04216853 A JP H04216853A JP 41209690 A JP41209690 A JP 41209690A JP 41209690 A JP41209690 A JP 41209690A JP H04216853 A JPH04216853 A JP H04216853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
phenolic resin
sandwich panel
honeycomb sandwich
thermosetting phenolic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP41209690A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hirai
良明 平井
Yoshiaki Kubota
義昭 久保田
Naoto Yoshinaga
直人 吉永
Shinichi Inaba
稲場 伸一
Yasuyuki Shindo
恭行 神藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP41209690A priority Critical patent/JPH04216853A/ja
Publication of JPH04216853A publication Critical patent/JPH04216853A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着性および加工性に
優れ、難燃性であって、燃焼時のヒートリリース(熱放
散)およびスモークリリース(発煙)が少なく、航空機
、車両、船舶、建築物などの内装材および構造材の製造
に好適な難燃性フェノール系樹脂組成物およびそれを用
いたプリプレグ並びにハニカムサンドウィッチパネルと
積層板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、航空機の内装材は、火災時の乗客
の安全性確保のため、超難燃性、即ち燃焼時にヒートリ
リースおよびスモークリリースの低い材料が求められて
いる。
【0003】特に、航空機の内装に用いるパネルには、
ノーメックス(Nomex:デュポン社製芳香族ポリア
ミド不織布)ハニカムやガラス繊維、ケブラー繊維もし
くは炭素繊維で強化されたプラスチック表面材料が多く
用いられており、これらの材料の超難燃化が必要となっ
ている。
【0004】従来、これらの強化材の織物に、マトリッ
クス樹脂として、エポキシ樹脂を含浸させてプリプレグ
となし、ハニカムに加圧加熱してハニカムサンドウィッ
チパネルとしていた。
【0005】しかし、エポキシ樹脂は、接着性は良好で
あるが、難燃時のヒートリリースおよびスモークリリー
スが大きくて好ましくない。
【0006】また、マトリックス樹脂としてフェノール
樹脂を用いることが試みられたが、フェノール樹脂は低
スモークリリースであるが、ヒートリリースが大きく、
しかもハニカムパネルの表面材に用いた場合には接着剥
離強度が低いという欠点があった。
【0007】そこで、接着剥離強度の向上をさせるため
に、フェノール系樹脂接着剤で行なわれている様な、フ
ェノール樹脂に、ポリビニルアセタール、アクリロニト
リルブタジエンゴム(NBR)、ポリアミドおよびポリ
アクリレート等の熱可塑性ポリマーを混合した樹脂を用
いる方法が考えられた。
【0008】しかしながら、これらの樹脂は、流動性が
低く、ハニカムコアとの濡れが悪くなり、接着面積が小
さくなるため接着剥離強度の小さいものとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記問
題点に鑑み、鋭意研究した結果、熱硬化性フェノール系
樹脂とポリビニルブチラールに特定のシリコーンオイル
を配合したマトリックス樹脂を用いると、難燃性でかつ
接着性に優れ、就中難燃時に低ヒートリリース、低スモ
ークリリースであることを見出し、本発明を完成したも
のである。
【0010】本発明の目的は、接着剥離強度が大きく、
難燃時に低ヒートリリースかつ低スモークリリースであ
るハニカムサンドウィッチパネル製造用の難燃性フェノ
ール系樹脂組成物およびそれを用いたプリプレグ、並び
にハニカムサンドウィッチパネルと積層板を提供するに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の熱硬化性フェノール系樹脂組成物は、熱硬化
性フェノール樹脂、ポリビニルブチラール、変性シリコ
ーンオイル、ハロゲン系難燃剤及びアンチモン化合物を
必須成分としている。
【0012】本発明のプリプレグは、合成樹脂を基材に
含浸させてなるプリプレグにおいて、前記樹脂が上記本
発明の熱硬化性フェノール系樹脂組成物であることを特
徴としている。
【0013】また、本発明のハニカムサンドウィッチパ
ネルは、合成樹脂を基材に含浸させてなるプリプレグ、
及びハニカムコアとを積層接着してなるハニカムサンド
ウィッチパネルにおいて、前記合成樹脂が上記本発明の
熱硬化性フェノール系樹脂組成物であることを特徴とし
ている。
【0014】更に、本発明の積層板は、合成樹脂を基材
に含浸させてなるプリプレグを積層形成してなる積層板
において、前記合成樹脂が上記本発明の熱硬化性フェノ
ール系樹脂組成物であることを特徴としている。
【0015】本発明において、熱硬化性フェノール樹脂
とは、アルデヒド類とフェノール類から製造される樹脂
であり、例えばレゾールを挙げることができるが、発熱
性、発煙性の点から好ましくは架橋度指数が60以上で
かつフリーフェノール指数が30以下、より好ましくは
架橋度指数80以上でかつフリーフェノール指数30以
下であり、更に好ましくは架橋度指数が90以上でかつ
フリーフェノール指数が15以下である。
【0016】上記架橋度指数とは、フェノール樹脂Ag
(約10g)をアルミトレーに取り、オーブン中120
℃で1時間硬化せしめた後、アセトン中で30分間浸漬
処理した際の未溶解物の重量をBgとし、で求められる
値である。
【0017】また、フリーフェノール指数とは、ガスク
ロマトグラフィー法で定量したフリーフェノールの量を
C%、フェノール系樹脂の固形分濃度をD%とし、で求
められる値のことである。
【0018】本発明においては、粒状又は粉末状をした
特殊フェノール樹脂(例えば、商品名「ベルパール」、
鐘紡製)あるいはノボラックをレゾールと併用してもよ
い。
【0019】本発明に用いられるポリビニルブチラール
とは、例えば、ポリビニルアルコールにブチルアルデヒ
ドを反応させて得られるポリビニルアセタール樹脂であ
り、重合度1500以上のものが接着性の良い点で好ま
しい。
【0020】本発明に用いられるポリビニルブチラール
は、通常、ビニルブチラール成分とビニルアルコール成
分および酢酸ビニル成分の3成分を有しているが、特に
第4成分としてカルボキシル変性されたものは、特に高
接着性となり好ましい。
【0021】本発明に用いられる変性シリコーンオイル
とは、一般式
【化1】 (ここで、Xは
【化2】 、ROH、RNH2 であり、Rは−(CH2 )n−
であり、mは1以上の整数、nは0以上の整数をあらわ
す)で表わされる末端に反応性の基を有する化合物、も
しくは、一般式
【化3】 (ここで、Yは
【化4】 、R1 OH、R1 NHR2 NH2 、R1 CO
OHであり、R1 およびR2 は−(CH2 )n−
であり、m1 は0以上の整数、m2 は1以上の整数
、nは0以上の整数であり、
【化5】 および
【化6】 はランダムなブロック結合であってもよく、R1 とR
2 は同一でも異なるものであってもよい)で表わされ
る側鎖に反応性の基を有する化合物である。
【0022】本発明に用いられるハロゲン系難燃剤には
、塩素系難燃剤および臭素系難燃剤があり、好ましくは
難燃性の点から臭素系難燃剤が挙げられる。また、硬化
後の成型体からブリージング防止の点から反応型難燃剤
が好ましい。
【0023】更に好ましくは、一般式
【化7】 (ここで、R1 はHまたは
【化8】 または−(CH2 CH2 O)n −Hであり、R2
 はHまたはCH3 であり、mは1〜3、nは1〜3
をあらわす)で表わされる臭素化フェノール誘導体また
は、一般式
【化9】 (ここで、nは0〜2をあらわす)で表わされる臭素化
ビスフェノールA誘導体を挙げることができる。
【0024】本発明に用いられるアンチモン化合物とし
ては、樹脂組成物中で分散されるものであれば特に限定
されないが、例えば三酸化アンチモン、五酸化アンチモ
ン、アンチモン酸ナトリウム等を挙げることができ、通
常粒径が0.1〜10μのもの、好ましくは0.5〜5
μのものである。就中、五酸化アンチモンの表面に安定
な親水性あるいは疎水性を付与して分散性を向上せしめ
たコロイドタイプのものが好適である。
【0025】本発明において上記アンチモン化合物を配
合することで、難燃性が更に向上する効果を奏する。
【0026】本発明の樹脂組成物は、通常、溶液として
用いられるが、懸濁液として用いてもよく、また無溶剤
で即ちホットメルトにより用いてもよい。溶剤としては
一般に、有機溶剤が用いられるが水媒体を用いてもよい
【0027】本発明に用いる有機溶剤としては、例えば
、アルコール類、エーテル類、ケトン類、エステル類、
アミド類あるいはそれら2種以上の混合溶剤が挙げられ
る。具体的には、例えば、メタノール、プロパノール、
ブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ
、ブチルセロソルブ、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、酢
酸エチル、エチルカルビトールの酢酸エステル、ブチル
カルビトールの酢酸エステル、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシドまたはそれら2種以上の混合溶剤
が挙げられる。
【0028】本発明の組成物中の各成分の配合比率は、
特に限定されることはなく、所望の性能に応じて選定す
ればよい。
【0029】組成物中の熱硬化性フェノール系樹脂の成
分割合は、多ければ多いほど、難燃性は高くなるので所
望の難燃性に応じて配合比率を選べばよく、通常固形分
の50重量%以上、好ましくは60〜95重量%の量で
用いられる。
【0030】ポリビニルブチラールの成分割合は、多け
れば多いほど接着性は良好となるが、あまり多くなると
組成物の粘度が上昇したり、難燃性が低下したりするの
で、好ましくは固形分の1〜15重量%、より好ましく
は2〜12重量%、更に好ましくは3〜10重量%であ
る。1重量%未満では接着性が悪くなり、15重量%よ
り多いと樹脂組成物の粘度が高くなる。
【0031】変性シリコーンオイルの成分割合は、多け
れば多いほど流動性が良好となり接着性も良くなるが、
多過ぎると熱硬化後の成型体からのブリージング(にじ
み出し)が見られ、燃焼時の発煙性も増大する。変性シ
リコーンオイルの成分割合は、好ましくは固形分の0.
1〜10重量%、より好ましくは0.3〜5重量%であ
る。
【0032】ハロゲン系難燃剤の成分割合は、多いほど
燃焼時の発熱量(ヒートリリース)は小さくなるが、多
過ぎると発煙量(スモークリリース)が大きくなり、好
ましくは固形分の0.1〜30重量%である。
【0033】アンチモン化合物の成分割合は、好ましく
は0.1〜30重量%、更に好ましくは1〜15重量%
で、多過ぎると流動性が悪くなる。
【0034】本発明のフェノール系樹脂組成物を溶液あ
るいは懸濁液として用いる場合、溶剤の量は用途に応じ
て適宜選定すればよいが、例えばプリプレグに用いる場
合は、固形分/溶剤=5/95〜80/20、また接着
剤として用いる場合は固形分/溶剤=20/80〜98
/2であってよい。
【0035】本発明の樹脂組成物には、前述の必須成分
以外に、他の有機成分、無機成分、添加剤、着色剤およ
び安定剤を配合してもよい。
【0036】本発明の熱硬化性フェノール系樹脂組成物
およびそれを用いたプリプレグは、例えば、次のように
して製造することができる。即ち、上記熱硬化性フェノ
ール樹脂、ポリビニルブチラールを有機溶剤に添加し、
溶解して溶液とする。ポリビニルブチラールは予め有機
溶剤に溶解して添加してもよい。続いてこの溶液に、変
性シリコーンオイル、ハロゲン系難燃剤、アンチモン化
合物を添加し、充分攪拌して完全に溶解分散せしめるこ
とで、本発明の熱硬化性フェノール系樹脂組成物を得る
ことができる。
【0037】引き続き、得られた樹脂組成物をプリプレ
グマシーン等で、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維
等からなる基材に含浸し、乾燥させると本発明のプリプ
レグが得られる。得られたプリプレグは自己接着性を有
し、例えばノーメックス製ハニカムコアと重ね合わせた
後に、加圧加熱すると、ハニカムサンドウィッチパネル
とすることができる。また、得られたプリプレグを複数
枚重ね合わせた後、加圧加熱すると積層板とすることが
できる。
【0038】本発明の熱硬化性フェノール系樹脂組成物
を、例えばガラス繊維の薄い基材に含浸させ、乾燥させ
ることによりフィルム状接着剤が得られる。このフィル
ム状接着剤を、ハニカムコアと自己接着性をもたない表
面材との間に挟みこみ、加圧加熱すれば、ハニカムコア
と表面材とを強力に接着することができる。
【0039】本発明の熱硬化性フェノール系樹脂組成物
を銅箔に、加熱溶融して施与するか、もしくは有機溶剤
溶液として塗布した後乾燥して施与するかした後、紙/
フェノール等の積層板に重ね合わせ、加圧加熱すること
で、接着剥離強度の良好な銅張り積層板を得ることがで
きる。
【0040】本発明の熱硬化性フェノール系樹脂組成物
は、加熱溶融させるか、もしくは有機溶剤溶液として、
金属、木、プラスチック等の表面に塗布した後、加熱硬
化させることで、表面コーティング剤として使用できる
。この表面コーティング剤は、流動性が良好なため、塗
布すべき表面での伸びが良く、接着性も良好であり、且
つ難燃性にも優れている。
【0041】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、低ヒートリリー
スかつ低スモークリリースで、流動性が良く、接着性お
よび加工性に優れている。本発明で得られた熱硬化性フ
ェノール系樹脂プリプレグは、自己接着性を有し、ハニ
カムコアと固着し、ハニカムサンドウィッチパネルとす
ることができる。
【0042】得られたハニカムサンドウィッチパネルは
、難燃性で低ヒートリリースかつ低スモークリリースで
あり、しかも表面材とコアとの接着剥離強度は高強度で
ある。
【0043】このようなハニカムサンドウィッチパネル
は、航空機の内装材のほか、船舶や車両および建造物な
どの内装用としても極めて好適に用いられる。
【0044】また、本発明のプリプレグは、積層体、F
RPなどの用途にも使用でき、極めて有用である。
【0045】更に、本発明の樹脂組成物は、フィルム状
接着剤、銅張り積層板用接着剤、表面コーティング剤な
どの用途にも適用でき、極めて有用である。
【0046】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
。なお、本明細書における種々の特性値の測定は次の方
法に依った。また、本明細書において、「部」とあるは
、特に断りのない限り、「重量部」を意味する。
【0047】<ヒートリリース> 米国連邦規格FAR(Federal Acquisi
tion Regulation)25.853(A)
に基づいて測定したサンドウィッチパネルのヒートリリ
ースで、2分間のトータル値および5分間のピーク値で
評価した。
【0048】<スモークリリース> NBS法(ASTM−E−662)のフレーム法で測定
したサンドウィッチパネルでのDs値である。チェンバ
ー内の透過率がT%のとき、Ds=131  log(
100/T)
【0049】<接着剥離強度(ドラムピー
ル強度)>ドラムピール法(MIL−STD−401 
B法) でハニカムサンドウィッチパネルについて測定
した。
【0050】<樹脂固形分> レゾール樹脂Ag(約0.5g)をアルミカップに取り
、オーブン中で150℃で1時間硬化させた時の、固形
分の重量をBgとすると、樹脂固形分=(B/A)×1
00(%)
【0051】実施例1 フェノール系樹脂、ショウノールBRS−325(昭和
高分子製、樹脂固形分62%)149部、ポリビニルブ
チラール、デンカブチラール6000EP(電気化学工
業製、重合度2400、カルボキシル変性タイプ、10
%MEK溶液)60部、ハロゲン系難燃剤、プラセフテ
ィEB−200B(マナック製、ジブロモフェノールモ
ノエポキシ誘導体、Br含量51%)7.8部を冷却ジ
ャケットおよびホモディスパーを装着した溶解釜に投入
し、攪拌溶解させた。次に五酸化アンチモン、サンコロ
イドAME−130(日産化学工業製、表面処理品、3
1%MEK分散液)17.1部に投入し、攪拌し、分散
させた。最後に、メチルエチルケトンで濃度調整した。
【0052】得られた樹脂組成物の粘度110cps、
固形分濃度は38重量%であった。この樹脂組成物をガ
ラスクロス、KS181/S920NM(鐘紡製)に含
浸した後、乾燥機により100℃で22分乾燥し、樹脂
付着分43重量%のプリプレグを得た。
【0053】次に、得られたプリプレグをノーメックス
製ハニカム、SAH1/8−3.0(昭和飛行機工業製
)の両側に貼り合わせ、減圧下で加圧加熱して、ハニカ
ムサンドウィッチパネルを製造した。
【0054】得られたハニカムサンドウィッチパネルの
ヒートリリース、スモークリリース、ドラムピール強度
は表1に示す通りであり、低ヒートリリース、低スモー
クリリースで、かつ接着剥離強度が大きく、良好な特性
結果を示した。
【0055】実施例2 実施例1における変性シリコーンオイルの量を6部に変
えた以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物、プリプ
レグおよびハニカムサンドウィッチパネルを得た。結果
は表1の通りであり、接着性が少し向上したが、スモー
クリリースがやや大きくなった。
【0056】比較例1 実施例1において、変性シリコーンオイルを配合しない
ほかは、実施例1と同様にして樹脂組成物、プリプレグ
およびハニカムサンドウィッチパネルを得た。結果は表
1の通りであり、接着性が悪くなった。
【0057】比較例2 実施例1において、ハロゲン系難燃剤および五酸化アン
チモンを配合しないほかは、実施例1と同様にして樹脂
組成物、プリプレグおよびハニカムサンドウィッチパネ
ルを得た。結果は表1の通りであり難燃性が低下し、特
にヒートリリースが高くなった。
【表1】 備考:他の成分の配合量、フェノール樹脂149部、ポ
リビニルブチラール60部
【0058】実施例3〜5実施例1で用いたフェノール
系樹脂に代えて、架橋度指数およびフリーフェノール指
数の異なるフェノール系樹脂、ショウノールBRS32
4(昭和高分子製、固形分濃度57%)、ショウノール
BLS352(昭和高分子製、固形分濃度51%)、シ
ョウノールBRS310S(昭和高分子製、固形分濃度
62.5%)104部とショウノールBRL274(昭
和高分子製、固形分濃度67.5%)44部との混合品
を用いて実施例1と同様にして樹脂組成物、プリプレグ
およびハニカムサンドウィッチパネルを得た。
【0059】得られたハニカムサンドウィッチパネルの
ヒートリリース、スモークリリースおよびドラムピール
強度は表2に示す通りであった。
【表2】
【0060】実施例6〜7実施例1における変性シリコ
ーンオイルに代えて、末端アミン基変性タイプの変性シ
リコーンオイルBY16−853(東レダウコーニング
シリコーン製、アミン当量650)、あるいは側鎖カル
ボキシル変性タイプの変性シリコーンオイルSF841
8(東レダウコーニングシリコーン製、カルボキシル当
量3500)を用いた以外は、実施例1と同様にして、
樹脂組成物、プリプレグおよびハニカムサンドウィッチ
パネルを得た。結果は表3の通りであり、いずれの変性
シリコーンオイルを用いても、ほぼ同様の性能を示した
【表3】
【0061】実施例8 実施例1におけるポリビニルブチラールの量を100部
に変えた以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物、プ
リプレグおよびハニカムサンドウィッチパネルを得た。 結果は表4の通りであり、接着性は一層良くなったが、
樹脂組成物の粘度がやや高くなった。
【0062】実施例9 実施例1におけるポリビニルブチラールに代えて、非カ
ルボキシル変性タイプのデンカブチラール6000C(
電気化学工業製、重合度2400、10%MEK溶液)
を用いた以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物、プ
リプレグおよびハニカムサンドウィッチパネルを得た。 結果は表4の通りであり、カルボキシルタイプの樹脂よ
り接着性はやや劣るものの、十分に良好な接着性を示し
た。
【表4】
【0063】実施例10〜11 実施例1で用いたハロゲン系難燃剤に代えて、ピロガー
ドSR324(第一工業製薬製、トリブロモフェノール
エチレンオキサイド付加物、Br含量57%)7.0部
またはエポトートYDB400(東都化成製、テトラブ
ロモビスフェノールA誘導体、Br含量49%)8.2
部を用いて、実施例1と同様にして樹脂組成物、プリプ
レグおよびハニカムサンドウィッチパネルを作成した。
【0064】結果は、表5に示す通りであり、いずれも
良好なる性能であった。
【表5】
【0065】実施例12〜13 実施例1で用いた五酸化アンチモンに代えて、サンコロ
イドAMT−130(日産化学工業製、表面処理品、3
0%メタノール溶液)17.7部、またはサンエポック
EFR−6NJ(日産化学工業製、非処理品、粒径1μ
粉末)5.3部を用いて、実施例1と同様にして樹脂組
成物、プリプレグおよびハニカムサンドウィッチパネル
を作成した。
【0066】結果は、表6に示す通りであり、表面処理
品を用いた方がやや良好な性能を示した。
【0067】尚、非処理品を用いた樹脂組成物は保管中
に沈澱を生じ、使用に際しては攪拌し再分散させる必要
があった。一方、表面処理品を用いた樹脂組成物は、保
管中に若干沈降したが、容易に再分散できた。
【0068】実施例14 アンチモン化合物として実施例1で用いた五酸化アンチ
モンに代えて、三酸化アンチモンPATOX−C(日本
精鉱製、粒径1.8μ)4.7部を用いる以外は、実施
例1と同様にして、樹脂組成物、プリプレグおよびハニ
カムサンドウィッチパネルを得た。結果は表6に示す通
りであった。
【表6】
【0069】実施例15実施例1で用いたガラスクロス
に代えて、カーボンクロス、CF3101(鐘紡製)を
用い、ガラスクロスの場合と単位面積あたりの樹脂付着
量を同じにした以外は、実施例1と同様の方法で作成し
たプリプレグを用いてハニカムサンドウィッチパネルを
得た。結果は、表7に示す通りであり、基材の種類が異
なっても同等の効果を示した。
【表7】
【0070】実施例16実施例1と同様にして得たプリ
プレグを8枚積層し、真空バング内において加圧加熱し
て積層板を製造した。
【0071】得られた積層板のヒートリリースは、トー
タルが30kW・min/m2 、ピークが29kW/
m2 であり、スモークリリースはDs値が10であり
、難燃性に優れた積層板であった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱硬化性フェノール樹脂、ポリビニル
    ブチラール、変性シリコーンオイル、ハロゲン系難燃剤
    及びアンチモン化合物を必須成分とする熱硬化性フェノ
    ール系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】  合成樹脂を基材に含浸させてなるプリ
    プレグにおいて、前記合成樹脂が請求項1記載の熱硬化
    性フェノール系樹脂組成物であることを特徴とするプリ
    プレグ。
  3. 【請求項3】  合成樹脂を基材に含浸させてなるプリ
    プレグ、及びハニカムコアとを積層接着してなるハニカ
    ムサンドウィッチパネルにおいて、前記合成樹脂が請求
    項1記載の熱硬化性フェノール系樹脂組成物であること
    を特徴とするハニカムサンドウィッチパネル。
  4. 【請求項4】  合成樹脂を基材に含浸させてなるプリ
    プレグを積層形成してなる積層板において、前記合成樹
    脂が請求項1記載の熱硬化性フェノール系樹脂組成物で
    あることを特徴とする積層板。
JP41209690A 1990-12-18 1990-12-18 熱硬化性フェノール系樹脂組成物、及びそれを用いたプリプレグ並びにハニカムサンドウィチパネルと積層板 Pending JPH04216853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41209690A JPH04216853A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 熱硬化性フェノール系樹脂組成物、及びそれを用いたプリプレグ並びにハニカムサンドウィチパネルと積層板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41209690A JPH04216853A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 熱硬化性フェノール系樹脂組成物、及びそれを用いたプリプレグ並びにハニカムサンドウィチパネルと積層板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04216853A true JPH04216853A (ja) 1992-08-06

Family

ID=18520982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41209690A Pending JPH04216853A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 熱硬化性フェノール系樹脂組成物、及びそれを用いたプリプレグ並びにハニカムサンドウィチパネルと積層板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04216853A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI638001B (zh) Thermosetting resin composition and use thereof
TWI598402B (zh) 一種無鹵環氧樹脂組合物以及含有其之預浸料、層壓板及印刷電路板
TWI593746B (zh) 一種無鹵環氧樹脂組合物以及含有其之預浸料、層壓板和印刷電路板
US5284702A (en) Low fuming phenolic resin prepreg and process for producing the same
WO2006059363A1 (ja) プリプレグ用エポキシ樹脂組成物およびプリプレグ、多層プリント配線板
JP3400363B2 (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いたプリプレグ及び積層板
CN101896529A (zh) 用于制备树脂涂覆箔的固体粉末配方及其在印刷电路板制造中的用途
JP2000290490A (ja) 難燃硬化性樹脂組成物
JPH04216853A (ja) 熱硬化性フェノール系樹脂組成物、及びそれを用いたプリプレグ並びにハニカムサンドウィチパネルと積層板
CA1197766A (en) Flame-retarded copper clad laminates
WO2018022563A1 (en) Improved sma resin formulation
JPH04306253A (ja) 熱硬化性フェノール系樹脂組成物、及びそれを用いたプリプレグ並びにハニカムサンドウィッチパネルと積層板
CA1173341A (en) Flame-retarded curable resins
JP3126962B2 (ja) 難燃性エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび積層製品
JPH0525363A (ja) 熱硬化性フエノール系樹脂組成物、及びそれを用いたプリプレグ並びにハニカムサンドウイツチパネルと積層板
JPH02129233A (ja) 難燃性フェノール系樹脂プリプレグ
JP2650168B2 (ja) 銅張積層板用接着剤
JPH05318653A (ja) 難燃性銅張積層板の製造方法
JP2633136B2 (ja) 難燃性フェノール系樹脂プリプレグ
JPH0753817B2 (ja) 難燃性フェノール系樹脂組成物およびそれを用いたプリプレグ並びにハニカムサンドウィッチパネルと積層板
JP2021183380A (ja) プリプレグ及び不燃材料
JP2002171074A (ja) ビルドアップ型多層プリント配線板とそれに用いる樹脂組成物および樹脂フィルム
JPH0559258A (ja) 難燃性フエノール系樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ
JPH0381340A (ja) フェノール樹脂プリプレグ
JPH0715040B2 (ja) 難燃性フェノール系樹脂組成物およびそれを用いたプリプレグ