JPH0422078Y2 - - Google Patents

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JPH0422078Y2
JPH0422078Y2 JP9606088U JP9606088U JPH0422078Y2 JP H0422078 Y2 JPH0422078 Y2 JP H0422078Y2 JP 9606088 U JP9606088 U JP 9606088U JP 9606088 U JP9606088 U JP 9606088U JP H0422078 Y2 JPH0422078 Y2 JP H0422078Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用空調装置の冷媒圧縮機等とし
て用いられる可変容量型ベーン圧縮機、特に圧縮
開始時期を制御して吐出容量を可変制御し得るも
のに関する。
(従来の技術) 従来、このような可変容量型ベーン型圧縮機と
しては、例えば実願昭61−195583号の技術が本願
出願人により提案されている。
この従来の可変容量型ベーン型圧縮機は、回動
可能な圧縮開始時期を制御する制御部材と、該制
御部材に装着される弾性シール部材と、第18図
で示すような弾性シール部材と略同一の形状を有
し且つ各シール面100aを弾性シール部材上に
重ねて装着される樹脂シール部材100とを備
え、該樹脂シール部材100の第2シール部10
2の一端からコ字状に延びて第1シール部101
に連なる第3シール部103と、第2シール部1
02の他端と第1シール部101とを結ぶ第4シ
ール部104との両側周縁にリツプ部103a,
104aを設け、これによつて樹脂シール部材1
00の気密性及び摺動性の向上を図つたものであ
る。
(考案が解決しようとする課題) 第18図で示すような立体的な形状を有する上
記樹脂シール部材100は、製造コストの安い射
出成型によつて作られる。
しかしながら、上記従来技術では、第3シール
部103については、第19図に示すように、第
2シール部102の一端と第1シール部101と
から夫々立上つた脚部103bが長いので、射出
成型のための抜き勾配を付けた大きなリツプ部1
03a′を両脚部103bの両側周縁に形成するこ
とができるが、第4シール部104については、
第20図に示すように、脚部104bが短いの
で、両脚部104bの両側周縁にリツプ部を形成
することができない。即ち、両脚部の両側周縁に
リツプ部を形成すると射出成型時に型抜きができ
なくなる。従つて、第4シール部104の両脚部
104bの両側周縁に充分な大きさのリツプ部を
形成できないので樹脂シール部材100の気密性
及び摺動性が低下してしまうという問題点があ
る。
また、少なくとも3つ以上に分割した成形型を
用いることにより第4シール部104の両脚部1
04bにも充分な大きさのリツプ部を形成するこ
とは可能であるが、この場合には樹脂シール部材
104の精度が低下すると共に製造コストが増大
してしまう。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
為されたもので、樹脂シール部材の精度を低下さ
せることなくまた製造コストを増大させることな
く、樹脂シール部材の気密性及び摺動性の向上を
図つた可変容量型ベーン型圧縮機を提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案に係る可
変容量型ベーン型圧縮機は、シリンダと、このシ
リンダ内に回転可能に設けられて圧縮室を画成す
るロータと、シリンダの一側を成す一側のサイド
ブロツクのロータ側端面に形成された環状凹部内
に回動可能に嵌装された制御部材と、該制御部材
に装着される樹脂シール部材とを備え、前記環状
凹部には、制御部材の一側面に突設された受圧部
がスライド可能に嵌装されて該受圧部により低圧
室と高圧室とに2分される圧力作動室と該圧力作
動室の周方向の端部を形成するべく前記ロータ側
に立上つた段部とが設けられ、前記樹脂シール部
材は、該シール部材の他の部分から立上つた両脚
部を有すると共に前記段部の壁面に摺接する所定
部分を有し、前記制御部材が一部稼動位置と全稼
動位置との間で回動して圧縮開始時期を制御する
可変容量型ベーン型圧縮機において、前記樹脂シ
ール部材の所定部分の両脚部を装着されるときの
形状よりハの字状に拡げて形成すると共に、少な
くとも該両脚部を結ぶ連接部の両側周縁にリツプ
部を形成し、前記両脚部を弾性変形させて樹脂シ
ール部材を制御部材に装着するものである。
(作用) そして、上記可変容量型ベーン型圧縮機では、
樹脂シール部材の所定部分の両脚部をハの字状に
拡げて形成すると共に、この両脚部の両側周縁に
リツプ部を形成するので、樹脂シール部材を2分
割型により成型する際の型抜きが可能となる。こ
の樹脂シール部材を制御部材に装着する際には、
前記所定部分の両脚部を弾性変形させて制御部材
の対応する箇所に装着する。
(実施例) 以下、図目難に基づいて本考案の一実施例を説
明する。
第2図及び第3図は一実施例の主要部を示す断
面図、第13図は一実施例に係る可変容量型ベー
ン型圧縮機を示す縦断面図である。
第13図及び第14図に示すように、可変容量
型ベーン型圧縮機は、略楕円形の内周面1aを有
するカムリング1と、カムリング1の両側端を閉
塞する如くこれら両側端に夫々固定されたフロン
トサイドブロツク3及びリヤサイドブロツク4か
ら成るシリンダと、該シリンダ内に回転自在に収
納されたロータ2と、これら両サイドブロツク
3,4の外側端面に夫々固定されたフロントヘツ
ド5、リヤヘツド6と、ロータ2の回転軸7とを
主要構成要素としており、回転軸7は両サイドブ
ロツク3,4に夫々設けた軸受8,9に回転可能
に支持されている。
フロントヘツド5の上面には熱媒体である冷媒
ガスの吐出口5aが、リヤヘツド6の上面には冷
媒ガスの吸入口6aが夫々形成されている。吐出
口5aはフロントヘツド5とフロントサイドブロ
ツク3とにより画成される吐出室10に、吸入口
6aはリヤヘツド6とリヤサイドブロツク4とに
より画成される吸入室11に夫々連通している。
前記シリンダの内面とロータ2の外周面との間
に、周方向に180度偏位して対称的に2つの圧縮
室12,12が画成されている。前記ロータ10
にはその径方向に沿うベーン溝13が周方向に等
間隔を存して複数設けており、これらのベーン溝
13内にベーン14がそれぞれ放射方向に沿つて
出没自在に嵌装されている。
前記リヤサイドブロツク4には、第13図及び
第14図に示す吸入ポート15が周方向に180度
偏位して対称的に設けてある(第13図は軸芯を
通る略90度の角度で切つた縦断面図であるので、
同図中には片方の吸入ポート15のみが見えてい
る)。各吸入ポート15はリヤサイドブロツク4
の厚さ方向に貫通しており、各吸入ポート15を
介して吸入室11と圧縮室12,12とが夫々連
通されている。
カムリング1の外周壁には、第13図及び第1
4図に示すように、周方向に180度偏位して対称
的に吐出ポート16,16が設けてある(第13
図では、上記吸入ポート15と同様の理由により
片方の吐出ポート16のみが見えている)。また、
各吐出ポート16のあるカムリング1の外周壁に
は、弁止め部17aを有する吐出弁カバー17が
ボルト18により夫々固定されている。カムリン
グ1の外周壁と弁止め部17aとの間には、吐出
弁カバー17側に保持された吐出弁19が介装さ
れている。各吐出弁19は吐出圧を受けたときに
開弁して各吐出ペート16を夫々開口するように
成つている。さらに、カムリング1には各吐出弁
19の開弁時に各吐出ポート16に夫々連通する
連通路20がカムリング1と吐出弁カバー17と
により画成され、フロントサイドブロツク3には
各連通路20に夫々連通する連通路21が夫々周
方向の略対称な位置に形成してある。そして、各
吐出ペート16が開口したとき、圧縮室12内の
圧縮された冷媒ガスが吐出ポート16、連通路2
0,21、吐出室10及び吐出口5aを順次介し
て吐出されるように成つている。
第15図乃至第17図に示すように、リヤサイ
ドブロツク4には、そのロータ2側表面に環状凹
部22が設けられており、該環状凹部22内には
2つの圧力作動室23,23と該圧力作動室23
の周方向の端部を形成するべくロータ2側に立上
つた段部24,24とが夫々周方向に180度偏位
して対称的に設けられている。環状凹部22内に
は、リング状の制御部材25が第16図に示すよ
うに正逆回転可能に嵌装されている。該制御部材
25は各圧縮室12での圧縮開始時期を制御する
ためのもので、第12図に示すように、その外周
縁には周方向に180度偏位した略対称な位置に円
弧状の切欠部26,26が設けられていると共に
その一側面には周方向に180度偏位した対称な位
置に突片状の受圧部27,27が一体的に突設さ
れている。これら受圧部27,27は、圧力作動
室23,23内に夫々スライド可能に嵌装されて
いる。各圧力作動室23内は各受圧部27により
低圧室231と高圧室232とに2分されている
(第16図を参照)。各低圧室231は各吸入ポー
ト15を介して吸入室11と連通し、該各低圧室
231内には低圧である吸入室Psが導入される。
一方、高圧室232,232の一方は、不図示のオ
リフイス、リヤヘツド6のリヤサイドブロツク4
側端面に形成された連通溝(図示省略)とリヤサ
イドブロツク4を貫通する連通路(図示省略)と
により画成される不図示の制御圧供給用高圧室及
びカムリング1の制御圧供給ポート28(第14
図を参照)を介して前記連通路20に連通してい
る。各高圧室232,232はリヤヘツド6に設け
られた不図示の連通路を介して互いに連通し、各
高圧室232内には高圧である吐出圧Pdが前記オ
リフイスで絞られて導入されて制御圧Pcが形成
される。
第13図に示すように、高圧室232,232
一方は、リヤサイドブロツク4の内部に設けられ
た連通路29及び開閉弁機構30を介して吸入室
11と連通可能である。該開閉弁機構30は、熱
負荷の変化に応じた吸入圧Psの変化に応動して
開閉作動し、高圧室232に連通する連通路29
と吸入室11との連通を開閉制御して高圧室23
内の制御圧Pcを制御するものである。
第13図に示すように、制御部材25はねじり
コイルばね31により第16図の鎖線で示す一部
稼動位置側に付勢されている。そして、制御部材
25は、低圧室231内に導入された吸入圧Psと
ねじりコイルばね31の付勢力との合力と、高圧
室232内の制御圧Pcとの差により正逆回転す
る。すなわち、吸入圧Psが所定値となるように
高圧室232内の制御圧Pcが開閉弁機構30によ
り制御されることにより、制御部材25が第14
図及び第16図の破線で示す最大の吐出容量が得
られる全稼働位置と、最小の吐出容量が得られる
前記一部稼働位置との間で正逆回転するように成
つている。
第13図及び第17図に示すように、前記制御
部材25には弾性シール部材40と樹脂シール部
材50とが装着されている。
この弾性シール部材40は、第10図及び第1
1図に示すように、環状の第1シール部41と、
該第1シール部41の外側に該第1シール部41
と同心円弧状に形成された第2シール部42,4
2と、各第2シール部42の一端からコ字状に延
びて第1シール部41に連なる第3シール部4
3,43と、各第2シール部42の他端と第1シ
ール部41とを結ぶ第4シール部44,44とか
ら成る。一方、第12図に示すように前記制御部
材25には、第15図及び第17図に示す環状凹
部22の内側内周面22aに摺接する内周面25
a、環状凹部22の外側内周面22bに摺接する
外周面25b、受圧部27の周縁及び前記段部2
4の壁面24aに摺接する一側面25cに、弾性
シール部材40の第1、第2、第3及び第4シー
ル部41,42,43及び44が夫々嵌装される
嵌装溝61,62,63及び64が形成されてい
る。
前記樹脂シール部材50は、第1図及び第2図
に示すように、弾性シール部材40と略同一の形
状(第18図に示すような形状)を有し且つその
各シール面50a(第1図の裏面図である第9図
を参照)を弾性シール部材40上に重ねて制御部
材25に装着される。
この樹脂シール部材50は、前記環状凹部22
の内側内周面22aに内周面51aが摺接する環
状の第1シール部51と、該第1シール部51の
外側に該第1シール部51と同心円弧状に形成さ
れ、環状凹部22の外側内周面22bに外周面5
2aが摺接する第2シール部52と、該第2シー
ル部52の一端からコ字状に延びて第1シール部
51に連なり、前記受圧部27の周縁に装着され
て前記圧力作動室23を形成する壁面(第15図
及び第17図に示す内側壁面23a、外側壁面2
3b及び底壁面23c)に摺接する第3シール部
53と、第2シール部52の他端と第1シール部
51とを結び、前記段部24の壁面24aに摺接
する第4シール部54とから成る。
第1図、第2図及び第4図に示すように、前記
第3シール部53の両脚部53a及び該両脚部5
3aを結ぶ連接部53bの両側周縁にはリツプ部
53′が形成されている。両脚部53aに形成さ
れたリツプ部53′は、射出成型のための抜き勾
配を付けてあつて両脚部53aの下端部近くまで
延びている。このリツプ部53′が、圧力作動室
23を形成する前記壁面23a,23b及び23
cに摺接する。また、この第3シール部53のシ
ール面50a側には、第2図及び第9図に示すよ
うに、弾性シール部材40の第3シール部43が
その間に嵌合する係止突部53cが形成されてい
る。
第1図、第2図及び第5図に示すように、前記
第4シール部54の、第2シール部52の他端と
第1シール部51とから夫々立上つた両脚部54
aは、弾性シール部材40の対応する第4シール
部44に重ねて装着されるときの形状(第3図に
示す形状)よりハの字状に拡げた形状に形成され
ていると共に、両脚部54a及び該両脚部54a
を結ぶ連接部54bの両側周縁にはリツプ部5
4′が形成されている。すなわち、第4シール部
54の両脚部54a及び連接部54bの両側周縁
に充分な大きさのリツプ部54′がある樹脂シー
ル部材50を2分割型により成型できるようにす
るため、即ち型抜きができるようにするために、
第4シール部54の両脚部54aをハの字状に拡
げた形状にしてある。前記リツプ部54′が前記
段部24の壁面24aに摺接する。また、この第
4シール部54のシール面50a側にも、第2図
及び第9図に示すように、弾性シール部材40の
第4シール部44がその間に嵌合する係止突部5
4cが形成されている。
さらに、樹脂シール部材50を、制御部材25
に装着された弾性シール部材40上に重ねて制御
部材25に装着する際に、樹脂シール部材50が
制御部材25から外れないようにするために、樹
脂シール部材50側には第1図、第7図及び第8
図に示す係合突起Aが4箇所に、制御部材25側
には第12図に示す外周面25bの符号Bで示す
部分に不図示の係合凹部が夫々設けられている。
従つて、樹脂シール部材50の各係合突起Aを制
御部材25の係合凹部に嵌合させることにより、
樹脂シール部材50が制御部材25から外れるの
が防止され、これによつて弾性及び樹脂シール部
材40及び50が装着された制御部材25をリヤ
サイドブロツク4に組付ける作業がし易くなる。
以下、作用を説明する。
第2図に示すように、樹脂シール部材50の第
4シール部54の両脚部54aをハの字状に拡げ
た形状にしてあると共に、この両脚部54a及び
連接部54bの両側周縁に充分な大きさのリツプ
部54′を形成してあるので、樹脂シール部材5
0を2分割型により成型する際に第4シール部5
4において型抜きが可能となる。
2分割型により成型された樹脂シール部材50
は、第1図及び第2図に示す形状のものである。
この樹脂シール部材50を第12図で示すように
制御部材25に装着された弾性シール部材40上
に重ねて制御部材25に装着する際には、第2図
に示す形状の前記第4シール部54を第3図に示
す形状に弾性変形させる。このとき、樹脂シール
部材50の各係合突起Aを制御部材25の前記不
図示の各係合凹部に嵌合させる。これによつて、
第4シール部54が第3図に示す形状に弾性変形
して弾性シール部材40の第4シール部44上に
重なつた状態で、樹脂シール部材50が制御部材
25に係止されて装着される。
このようにして、樹脂シール部材50の第4シ
ール部54の両脚部54aの両側周縁にも充分な
大きさのリツプ部54′を2分割型により形成す
ることができる。従つて、樹脂シール部材50の
気密性及び摺動性が向上する。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案に係る可変容量型
ベーン型圧縮機によれば、樹脂シール部材の所定
部分の両脚部をハの字状に拡げて形成すると共
に、この両脚部の両側周縁にリツプ部を形成する
ことにより、樹脂シール部材を2分割型により成
型する際の型抜きが可能となり、且つ成型された
樹脂シール部材を制御部材に装着する際に、前記
所定部分の両脚部を弾性変形させて装着すること
により、該所定部分の両脚部の両側周縁に充分な
大きさのリツプ部が形成される。従つて、該所定
部分の両脚部に充分な大きさのリツプ部がある樹
脂シール部材を2分割型により成型できるので、
樹脂シール部材の精度を低下させることなく、ま
た製造コストを増大させることなく、樹脂シール
部材の気密性及び摺動性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第17図は本考案の一実施例を示
し、第1図は樹脂シール部材の平面図、第2図は
第1図の−線に沿う断面図で成型時の形状を
示す図、第3図は第2図と同様の断面図で装着時
の形状を示す図、第4図は第1図の矢視図、第
5図は第1図の矢視図、第6図は第1図の矢
視図、第7図は第1図の矢視図、第8図は第1
図の矢視図、第9図は第1図の裏面図、第10
図は弾性シール部材の平面図、第11図は同シー
ル部材の斜視図、第12図は同シール部材が制御
部材に装着された状態を示す平面図、第13図は
可変容量型ベーン型圧縮機を示す縦断面図、第1
4図は第13図の−線に沿う断面図、第
15図はリヤサイドブロツクの平面図、第16図
は制御部材がリヤサイドブロツクに装着された状
態を示す平面図、第17図は制御部材とリヤサイ
ドブロツクとの分解斜視図、第18図乃至第20
図は従来例を示し、第18図は樹脂シール部材の
斜視図、第19図は第18図の−線に沿
う断面図、第20図は第18図の−線に
沿う断面図である。 2……ロータ、4……リヤサイドブロツク(一
側のサイドブロツク)、12……圧縮室、22…
…環状凹部、22a……内側内周面、22b……
外側内周面、23……圧力作動室、231……低
圧室、232……高圧室、23a〜23c……圧
力作動室を形成する壁面、24……段部、24a
……段部の壁面、25……制御部材、27……受
圧部、50……樹脂シール部材、54……第4シ
ール部(所定部分)、54a……脚部、54b…
…連接部、54′……リツプ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダと、このシリンダ内に回転可能に設け
    られて圧縮室を画成するロータと、シリンダの一
    側を成す一側のサイドブロツクのロータ側端面に
    形成された環状凹部内に回動可能に嵌装された制
    御部材と、該制御部材に装着される樹脂シール部
    材とを備え、前記環状凹部には、制御部材の一側
    面に突設された受圧部がスライド可能に嵌装され
    て該受圧部により低圧室と高圧室とに2分される
    圧力作動室と該圧力作動室の周方向の端部を形成
    するべく前記ロータ側に立上つた段部とが設けら
    れ、前記樹脂シール部材は、該シール部材の他の
    部分から立上つた両脚部を有すると共に前記段部
    の壁面に摺接する所定部分を有し、前記制御部材
    が一部稼動位置と全稼動位置との間で回動して圧
    縮開始時期を制御する可変容量型ベーン型圧縮機
    において、前記樹脂シール部材の所定部分の両脚
    部を装着されるときの形状よりハの字状に拡げて
    形成すると共に、少なくとも該両脚部を結ぶ連接
    部の両側周縁にリツプ部を形成し、前記両脚部を
    弾性変形させて樹脂シール部材を制御部材に装着
    することを特徴とする可変容量型ベーン型圧縮
    機。
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