JPH04234338A - メチルイソプロペニルケトンの製造方法 - Google Patents
メチルイソプロペニルケトンの製造方法Info
- Publication number
- JPH04234338A JPH04234338A JP3186530A JP18653091A JPH04234338A JP H04234338 A JPH04234338 A JP H04234338A JP 3186530 A JP3186530 A JP 3186530A JP 18653091 A JP18653091 A JP 18653091A JP H04234338 A JPH04234338 A JP H04234338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl ethyl
- ethyl ketone
- ketone
- paraformaldehyde
- catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/61—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
- C07C45/67—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
- C07C45/68—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms
- C07C45/72—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms by reaction of compounds containing >C = O groups with the same or other compounds containing >C = O groups
- C07C45/75—Reactions with formaldehyde
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野
本発明は、メチルイソプロペニルケトンへのメチルエチ
ルケトンの転化に関する。周期表のIB, IIIA,
IVA,IVB,VA,VB,VIB,およびVIII
族元素の1種以上の酸化物と第二級アミンのハロゲン
酸塩を含む固体触媒の存在下に約120〜150℃の温
度および700〜1400キロパスカルの圧力下にメチ
ルエチルケトンとパラホルムアルデヒドを反応させるこ
とが典型的である。第二級アミンのハロゲン酸塩と少量
のカルボン酸を含む触媒を用いることもできる。メチル
イソプロペニルケトン(MIPK)は、光崩壊性プラス
チック用コモノマーとして、および光増感剤として現在
注目されており、種々の他のプラスチックおよび樹脂に
おいてコモノマーとして用いることができる。 【0002】本発明の背景 本発明の前に、ホルムアルデヒドとアセトンを反応させ
てメチルビニルケトンを得ること、および種々の他のケ
トンと反応させて相当する不飽和ケトンを得ることが知
られている。Ember の米国特許3,928,45
7参照のこと。 【0003】ホルムアルデヒドとケトンの触媒気相縮合
によるα,β−不飽和ケトンの製造のための一般的な反
応は、米国特許3,928,458に開示されている。 【0004】Mottern の米国特許2,549,
508の例Vにおいては、メチルエチルケトンを気相に
おいてホルムアルデヒドと、酸化亜鉛および酸化ジルコ
ニウムの固体混合物の存在下に反応させて、メチルイソ
プロペニルケトンを形成させている。 【0005】この文献は、相当するビニルアルデヒドと
ケトンを形成させるためのケトン、主にアルデヒドとホ
ルムアルデヒド水(モノマーの)の反応のために第二級
アミンと第二級アミンの強酸または弱酸塩を別々に使用
することをも教示している(Ai,M.J., Cat
al., 1987, 106, 2734; Ued
a, W. Yokoyama, T., Moro−
Oka, Y.,Ikawa, T., J. Che
m. Soc., Chem. Commun., 1
984, 39.; Gutsche, D. C.,
Nam., K.C., J. Am. Chem.
Soc., 1988, 110, 6153 ;米
国特許 4,275,242, 4,343,239,
4,406,079および 4,496,770参照
のこと)。米国特許3,077,500 においては、
第三級アミンを用いている。 【0006】読者は、米国特許3,928,450およ
び3,701,798をよく調べることにも関心がある
であろう。この′798の特許は、触媒として希土類金
属の酸化物を用いている。 【0007】Heinz らの米国特許3,077,5
00において、メチルエチルケトンは、ホルムアルデヒ
ド水と第三級アミンの存在下にアニオン交換樹脂触媒を
用い、又は用いずに反応させている。しかしながら、メ
チルイソプロペニルケトンは、反応生成物を脱水素する
ことによってのみ得られる。 【0008】米国特許3,422,148は、メチルイ
ソプロペニルケトンの製造方法も開示している。この方
法において、メチルエチルケトンは、ホルムアルデヒド
水と「酸性カチオン交換樹脂」の存在下に反応させてい
る。パラホルムアルデヒドは述べられていず;出願人の
触媒とは異なる。 【0009】ある種の飽和カルボニル含有化合物の製造
におけるパラホルムアルデヒドの使用は、米国特許4,
374,274に提案されている。この方法は、特定の
ホスフェート担体上に付着させたパラジウム触媒を用い
る点においてここに開示したものとさらに異なる。 【0010】本発明の概要 本発明は、式R1R2NHを有するアミン触媒、好まし
くはアミンとほぼ等モル量の、ハロゲン酸(アミンは、
ハロゲン酸塩の形態であることができる)、並びに(1
) 周期表、特に、Chemical Rubber
Company ′S Handbook of Ch
emistry and Physics の第61版
に発表された周期表のIB, IIIA,IVA,IV
B,VA,VB,VIB,およびVIII 元素(さら
に下記に説明する)の不溶性酸化物からなる群から選ば
れた固体触媒、または(2) 下に説明するようなカル
ボン酸の存在下にメチルエチルケトンとパラホルムアル
デヒドを反応させることを含むメチルイソプロペニルケ
トンの製造方法を提供する。メチルエチルケトン対ホル
ムアルデヒド(パラホルムアルデヒドの形態である)の
比は、重要ではないが、有利には、約10:1〜約1:
10、好ましくは約5:1〜約1:1のモル比である。 この範囲内の高い比では、等モル量のメチルエチルケト
ンが消費されてホルムアルデヒドが95〜100%転化
し、一方、メチルイソプロペニルケトンへの選択性は、
50〜60%であり、典型的にはエチルビニルケトンが
約20〜30%副生成物として生じる。 パラホルムアルデヒドの消費に対する100%に近いケ
トン転化は、これらの範囲内の高い比において一般的で
ある。温度は、約50℃〜約250℃、好ましくは12
0〜150℃、圧力は、大気圧〜約1600、好ましく
は700〜1400キロパスカルの範囲であることがで
きる。不活性雰囲気、例えば、アルゴンまたは窒素を用
いることは、好ましいが必要ではない。不活性溶剤は、
反応体を希釈するために所望ならば用いることができる
が、必要ではない。回分加工において、反応は、少なく
とも0.25時間行うべきであり、他の条件により、1
〜2時間が好ましい。10時間を超える反応時間は、な
んらの利益をも与えない。不飽和生成物の重合を防ぐた
めに、ヒドロキノンのような安定剤を当分野に公知のよ
うに用いることもできる。 【0011】上記のように、本発明には、式R1R2N
Hを有するアミン触媒、好ましくはアミンとほぼ等モル
量の、ハロゲン酸(アミンと塩を形成することができる
)、および少量の、約15個までの炭素原子を有する脂
肪族または芳香族カルボン酸の存在下にメチルエチルケ
トンとパラホルムアルデヒドを反応させることも含まれ
る。R1 およびR2 は、独立に、約20個までの炭
素原子を有するアルキルまたはアリール基から選ばれる
ことができる。メチルエチルケトン対ホルムアルデヒド
(パラホルムアルデヒドの形態でなければならない)の
比は、重要ではないが、有利には約10:1〜約1:1
0、好ましくは約5:1〜約1:1である。この範囲内
の高い比では、等モル量のケトン供給原料が消費されて
ホルムアルデヒドが95〜100%転化し、一方、ビニ
ルケトンへの選択性は、70〜100%である。低い比
では、ケトンの転化率は30〜50%であり、出発ケト
ンに対するビニルケトンへの選択性は、70〜85%で
ある。温度は、約50℃〜約250℃、好ましくは12
0℃〜150℃、圧力は、大気圧〜約1500、好まし
くは700〜1400キロパスカルの範囲であることが
できる。不活性雰囲気、例えば、アルゴンまたは窒素を
用いることは好ましいが、必要ではない。不活性溶剤、
例えば、アセトニトリルまたは1.4−ジオキサンは、
反応体を希釈するために所望ならば用いることができる
が、必要ではない。回分加工において、反応は、少なく
とも0.25時間行うべきであり、他の条件により、1
〜2時間が好ましい。10時間を越える反応時間は、さ
らにはほとんど利益を与えない。不飽和生成物の重合を
防げるために、ヒドロキノンのような安定剤を当分野に
公知のように用いることもできる。 【0012】本発明は、比較的容易に再循環または再使
用できる金属酸化物または同様の助触媒を好ましい様式
で用いて、比較的穏やかな条件下に優れた収率および選
択性が得られることに加えて、水の存在を最小限にする
という利益を有する。強酸の存在下にのみパラホルムア
ルデヒドがモノマー(通常の反応種)に分解することが
文献において考えられているため、どれほど良好にパラ
ホルムアルデヒドが(我々の触媒の存在下に)作用する
かは、驚ろくべきことであり、予期されないことである
(Bevington, T., Q. Rev.,
Chem. Soc., 1952, 6,141.;
米国特許4,340,767 ;3,925,488
および3,026,264 ;日本特許59 55,8
49 ;Process Economics Pro
gram (ホルムアルデヒド;報告No. 23),
Stanford Research Institu
te, Menlo Park, Californi
a, 1967, p.45 〜46,154 参照の
こと)。トリオキサンも有効ではない。反応自体は水を
発生するが、本発明の方法は、存在する水の量を最小限
にする。本発明において、パラホルムアルデヒドは、ホ
ルムアルデヒド水よりもかなり高い転化率および選択性
を与えることがわかった。さらに、そしておそらく最も
重要なことには、本発明の方法は、検知しうるケトン縮
合生成物を生成しない。 【0013】我々の触媒において用いるために適当な不
溶性酸化物の例は、酸化ニオブ、酸化タングステン、酸
化ハフニウム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化チタン、酸
化バナジウム、および酸化アルミニウムである。酸化物
は、式R1R2NH〔式中、R1 およびR2 は、上
記の意味を有する〕を有する第二級アミンのハロゲン酸
塩とともに、約0.5:1〜約10:1のアミン(関連
した酸を除く)対酸化物の重量比で用いられる。反応は
、好ましくは不活性ガスの存在下に行われる。 【0014】「不溶性」なる語は、存在する有機または
無機媒質のどちらかにおいて反応条件下に溶解しないこ
とを意味する。酸化物は、形式的に酸化物の水和生成物
と考えられることのできる酸化物の不溶性の酸をも含む
ことが以下の例においてわかるであろう。これらの酸の
例は、ニオブ酸、タングステン酸、珪酸、などである。 従って、我々は、我々が用いる物質を記載するために示
した周期表の群の“元素の不溶性酸化物”なる語を用い
;断片、例えばWO4 は不溶性化合物として存在すべ
きである。ある不溶性リン酸塩は、本発明において実施
可能であるが、リン酸、またはいずれの容易に可溶なリ
ン酸塩、例えばリン酸三ナトリウム、またはいずれの他
の可溶性アルカリ金属化合物は用いない。従って、我々
が用いる酸素含有化合物は、周期表のIB, IIIA
,IVA,IVB,VA,VB,VIB、およびVII
I 族元素の不溶性酸化物である。 【0015】存在しており、固体触媒が溶解しない媒質
について言う場合、典型的には液体反応体、例えばケト
ン供給材料、副生成物として生成する水、および所望の
ケトン生成物を意味する。他の用いることのできる溶剤
媒質は、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エーテル、
およびニトリルである。しかしながら、溶剤は必要では
ない。反応条件下にこれらのどれにも可溶でない本発明
の固体触媒を用いる。反応混合物中で用いることのでき
る溶剤は、一般に反応条件下に非反応性であるものと規
定することができる。 【0016】固体触媒を触媒床またはスラリーにおいて
用いることができ、反応を連続的にまたは回分式に行う
ことができる。好ましい触媒は、酸化ニオブである。 【0017】アミン触媒は、反応生成物、すなわち第二
級アミンおよび酸塩、例えば塩酸の組み合せを含むこと
ができる。適当なアミンの例は、ピペリジン、ジブチル
アミン、ジフェニルアミン、ピペラジン、ジオクチルア
ミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ペンチルn
−ブチルアミン、ジイソブチルアミン、ジヘキシルアミ
ン、およびそのハロゲン酸塩である。 【0018】アミン触媒は、出発メチルエチルケトン供
給材料の等量あたり約0.01〜約0.1当量を表す量
で存在すべきである。 【0019】下記の例において、実験「c」または「j
」を代表とする、以下の一般的(基本)手順に従い行わ
れたいくつかを含む種々の実験の結果を示す。 【0020】圧力容器(パーオートクレーブ)に、メチ
ルエチルケトン(1当量)、パラホルムアルデヒド(0
.25当量)、第二級アミンハロゲン化水素塩(0.0
25当量)、固体酸触媒、または下記のようなカルボン
酸(0.010当量)、およびヒドロキノン(0.00
1当量)を添加した。機械的攪拌下に、反応を1時間1
35℃ではじめは約400〜800キロパスカルから、
次いで700〜1400Kpaの範囲に増加させた下に
行った。結果を下記の表に示す。MEKの転化率は、反
応したホルムアルデヒドに基づいて表した。基本手順か
らの変更は、以下の表の注に示した。 【0021】
表 1 ME
Kの MIPK MIPK E
VK IVK 実験
転化率 /EVK 選択性
選択性 選択性 a
21% 12/88 6%
46% 1%
b 36% 12/88
2% 15% 0.25%
c 100% 70/30
57% 26% 4%
d 87% 66
/34 54% 28%
4% e 100%
76/24 63% 20%
3% f 100%
69/31 57% 2
6% 5% g
30% 65/35 42%
23% 4%
h 70% 69/31
42% 19% 3%
i 94% 66/3
4 57% 30%
5% j 100%
69/31 56% 25%
4% k 100%
75/25 56% 18%
4% l 10
0% 76/24 53%
17% 3% m
100% 76/24 54%
17% 4%
n 100% 99/1
37% 0.25% <1%
o 100% 76/24
70% 22% 2%
p 80% 71
/29 56% 23%
4% q 38%
71/29 39% 16%
4% r 3
4% 72/28 40%
16% 3% s
100% 70/30 53%
23% 3%
t 60% 65/35
48% 26% <1%
u 71% 65/3
5 50% 27%
4% v 100%
65/35 48% 26%
4% w 100%
67/33 50% 24%
5% x 10
0% 68/32 51%
24% 6% y
100% 69/31 51%
23% 6%
z 57% 59/41
32% 22% 1%
aa 51% 56/4
4 31% 24% <1
% 【0022】実験a〜aaには、以下の変更
が含まれる: a.固体触媒を用いずにジブチルアミンを用いた。 b.固体触媒を用いずにジオクチルアミンを用いた。 c.塩酸ピペリジンおよび酸化ニオブ。 d.酸化ニオブを用いずに「c」を繰り返した。 e.「c」のように塩酸ピペリジンのかわりに塩酸ジメ
チルアミンを用いた。 【0023】f.「c」のように塩酸ピペリジンのかわ
りに塩酸ジエチルアミンを用いた。 g.「c」のように塩酸ピペリジンのかわりにジエチル
アミンのオルトリン酸塩を用いた。 h.「c」のように塩酸ピペリジンのかわりにジエチル
アミンの臭化水素酸塩を用いた。 i.「c」のように塩酸ピペリジンのかわりに塩酸エチ
ルメチルアミンを用いた。 j.酸化ニオブのかわりにプロピオン酸を用いて「c」
を繰り返した。 【0024】k.酸化ニオブのかわりに酢酸を用いて「
c」を繰り返した。 l.酸化ニオブのかわりに酪酸を用いて「c」を繰り返
した。 m.酸化ニオブのかわりにイソ酪酸を用いて「c」を繰
り返した。 n.他の触媒のかわりにP−トルエンスルホン酸を用い
た。 o.8:1のMEK:パラホルムアルデヒド;他は「c
」の通り。 【0025】p.3:1のMEK:パラホルムアルデヒ
ド;他は「c」の通り。 q.酸化ニオブ/塩酸ピペリジンを用いて1:1のME
K:パラホルムアルデヒド。 r.酸化ニオブ/塩酸ピペリジンを用いて1:1のME
K:パラホルムアルデヒド。 s.再循環させた酸化ニオブを用いて「c」を繰り返し
た。 t.16重量%の水を添加したことを除き「g」を繰り
返した。 【0026】u.135℃のかわりに125℃で「c」
を繰り返した。 v.酸化ニオブのかわりに酸化ジルコニウムを用いたこ
とを除き、「c」を繰り返した。 w.酸化ニオブのかわりにタングステン酸を用いたこと
を除き「c」を繰り返した。 x.酸化ニオブのかわりに酸化ハフニウムを用いたこと
を除き「c」を繰り返した。 【0027】y.酸化ニオブのかわりに酸化チタンを用
いたことを除き「c」を繰り返した。 z.酸化ニオブ/塩酸ジエチルアミンを用いてパラホル
ムアルデヒドのかわりにメタノール性ホルムアルデヒド
水(4:1のMEK:ホルムアルデヒド)。 aa.ホルムアルデヒド水を抑制しなかったことを除き
「z」と同じ。 【0028】GC分析は、一般に、反応したホルムアル
デヒドに対してMEK(メチルエチルケトン)の転化率
は90〜100%、そしてメチルイソプロペニルケトン
(MIPK)とエチルビニルケトン(EVK)の選択性
はそれぞれ50〜60%および20〜30%であること
を示した。 【0029】酸化ニオブ(Nb2O5) 触媒は、以下
のように調製した。機械的攪はん器、温度計、および滴
下ロートを備えた2lの三ツ口丸底フラスコに、500
mlの脱イオン水を添加した。次いで、混合物の温度が
50℃より高くならないような速度でゆっくりと100
gの NbCl5(Cerac,Inc から得た)を
良好に攪拌しながら水に添加した。添加が完了した後、
攪拌をさらに0.5時間続け、その時点で257mlの
28%のアンモニア水を0.5時間かけて添加した。ス
ラリーの攪拌をさらに0.5時間続け、次いでスラリー
を粗目ガラス真空濾過器を通して濾過した。次いで、こ
のようにして集められたケークをフラスコに戻し、50
0mlの純脱イオン水で15分間良好に攪拌しながら洗
浄し、最終の洗浄溶液の pHが6.5〜7.0になる
まで濾過および洗浄手順を繰り返した。次いで、水和し
た酸化ニオブを150℃の乾燥炉中で恒量に乾燥した。 高温での処理をマッフル炉中で3時間行った。 【0030】固体酸化物触媒を用いない本発明の方法を
用いる場合に、方法は、カルボン酸の存在に敏感である
ことに注意すべきである。すなわち、第二級アミンまた
はそれらの塩の存在下(カルボン酸の不在下、および固
体触媒の不在下)にメチルエチルケトンとパラホルムア
ルデヒド(ポリマー)の反応を行う場合に、より不十分
な結果が得られた。極めて少量のカルボン酸も少なくと
もいくらかの有利な効果をこの方法に与えるが、1当量
のメチルエチルケトンあたり約0.01当量のカルボン
酸が最適であり、それよりも多い量を用いてもそれに応
じてより有利な結果は得られないことがわかった。少な
くとも約0.005当量のRCOOH が好ましい。さ
らに強酸の存在下にのみパラホルムアルデヒドがモノマ
ー(通常反応種)に分解することが文献において考えら
れているため、どれほど良好にパラホルムアルデヒドが
(我々の触媒の存在下に)作用するかは、驚ろくべきこ
とであり、予期されないことである(Bevingto
n, T., Q. Rev., Chem. Soc
., 1952, 6,141.;U.S.特許 4,
340,767;3,925,488 および 3,0
26,264;日本特許59 55,849 ;Pro
cess Economics Program (ホ
ルムアルデヒド;報告No. 23),Stanfor
d Research Institute, Men
lo Paek, California, 1967
,p.45〜46,154参照のこと)。1,3,5−
トリオキサン(ホルムアルデヒドの環状三量体)も本発
明の触媒系で不十分な結果を与え、さらにパラホルムア
ルデヒド/触媒の組み合せの特有さを説明する。 【0031】触媒は、反応生成物、すなわち第二級アミ
ンおよび酸塩、例えば塩酸の組み合せを含むことができ
る。適当なアミンの例は、ピペリジン、ジブチルアミン
、ピペラジン、ジオクチルアミン、ジエチルアミン、ジ
プロピルアミン、ベンチルn−ブチルアミン、ジイソブ
チルアミン、ジヘキシルアミン、およびそのハロゲン酸
塩である。適当なカルボン酸の例は、約18個までの炭
素原子を有するもの、例えば、酢酸、プロピオン酸、こ
はく酸、安息香酸、リンゴ酸、ステアリン酸などである
。約2〜5個の炭素原子を有するカルボン酸が好ましい
。アミン酸塩対カルボン酸のモル比は、約0.5:1〜
約10:1、好ましくは約2.5:1であることができ
る。 【0032】アミン触媒は、1当量の出発ケトン供給原
料あたり約0.01〜約0.1当量を表す量で存在すべ
きである。
ルケトンの転化に関する。周期表のIB, IIIA,
IVA,IVB,VA,VB,VIB,およびVIII
族元素の1種以上の酸化物と第二級アミンのハロゲン
酸塩を含む固体触媒の存在下に約120〜150℃の温
度および700〜1400キロパスカルの圧力下にメチ
ルエチルケトンとパラホルムアルデヒドを反応させるこ
とが典型的である。第二級アミンのハロゲン酸塩と少量
のカルボン酸を含む触媒を用いることもできる。メチル
イソプロペニルケトン(MIPK)は、光崩壊性プラス
チック用コモノマーとして、および光増感剤として現在
注目されており、種々の他のプラスチックおよび樹脂に
おいてコモノマーとして用いることができる。 【0002】本発明の背景 本発明の前に、ホルムアルデヒドとアセトンを反応させ
てメチルビニルケトンを得ること、および種々の他のケ
トンと反応させて相当する不飽和ケトンを得ることが知
られている。Ember の米国特許3,928,45
7参照のこと。 【0003】ホルムアルデヒドとケトンの触媒気相縮合
によるα,β−不飽和ケトンの製造のための一般的な反
応は、米国特許3,928,458に開示されている。 【0004】Mottern の米国特許2,549,
508の例Vにおいては、メチルエチルケトンを気相に
おいてホルムアルデヒドと、酸化亜鉛および酸化ジルコ
ニウムの固体混合物の存在下に反応させて、メチルイソ
プロペニルケトンを形成させている。 【0005】この文献は、相当するビニルアルデヒドと
ケトンを形成させるためのケトン、主にアルデヒドとホ
ルムアルデヒド水(モノマーの)の反応のために第二級
アミンと第二級アミンの強酸または弱酸塩を別々に使用
することをも教示している(Ai,M.J., Cat
al., 1987, 106, 2734; Ued
a, W. Yokoyama, T., Moro−
Oka, Y.,Ikawa, T., J. Che
m. Soc., Chem. Commun., 1
984, 39.; Gutsche, D. C.,
Nam., K.C., J. Am. Chem.
Soc., 1988, 110, 6153 ;米
国特許 4,275,242, 4,343,239,
4,406,079および 4,496,770参照
のこと)。米国特許3,077,500 においては、
第三級アミンを用いている。 【0006】読者は、米国特許3,928,450およ
び3,701,798をよく調べることにも関心がある
であろう。この′798の特許は、触媒として希土類金
属の酸化物を用いている。 【0007】Heinz らの米国特許3,077,5
00において、メチルエチルケトンは、ホルムアルデヒ
ド水と第三級アミンの存在下にアニオン交換樹脂触媒を
用い、又は用いずに反応させている。しかしながら、メ
チルイソプロペニルケトンは、反応生成物を脱水素する
ことによってのみ得られる。 【0008】米国特許3,422,148は、メチルイ
ソプロペニルケトンの製造方法も開示している。この方
法において、メチルエチルケトンは、ホルムアルデヒド
水と「酸性カチオン交換樹脂」の存在下に反応させてい
る。パラホルムアルデヒドは述べられていず;出願人の
触媒とは異なる。 【0009】ある種の飽和カルボニル含有化合物の製造
におけるパラホルムアルデヒドの使用は、米国特許4,
374,274に提案されている。この方法は、特定の
ホスフェート担体上に付着させたパラジウム触媒を用い
る点においてここに開示したものとさらに異なる。 【0010】本発明の概要 本発明は、式R1R2NHを有するアミン触媒、好まし
くはアミンとほぼ等モル量の、ハロゲン酸(アミンは、
ハロゲン酸塩の形態であることができる)、並びに(1
) 周期表、特に、Chemical Rubber
Company ′S Handbook of Ch
emistry and Physics の第61版
に発表された周期表のIB, IIIA,IVA,IV
B,VA,VB,VIB,およびVIII 元素(さら
に下記に説明する)の不溶性酸化物からなる群から選ば
れた固体触媒、または(2) 下に説明するようなカル
ボン酸の存在下にメチルエチルケトンとパラホルムアル
デヒドを反応させることを含むメチルイソプロペニルケ
トンの製造方法を提供する。メチルエチルケトン対ホル
ムアルデヒド(パラホルムアルデヒドの形態である)の
比は、重要ではないが、有利には、約10:1〜約1:
10、好ましくは約5:1〜約1:1のモル比である。 この範囲内の高い比では、等モル量のメチルエチルケト
ンが消費されてホルムアルデヒドが95〜100%転化
し、一方、メチルイソプロペニルケトンへの選択性は、
50〜60%であり、典型的にはエチルビニルケトンが
約20〜30%副生成物として生じる。 パラホルムアルデヒドの消費に対する100%に近いケ
トン転化は、これらの範囲内の高い比において一般的で
ある。温度は、約50℃〜約250℃、好ましくは12
0〜150℃、圧力は、大気圧〜約1600、好ましく
は700〜1400キロパスカルの範囲であることがで
きる。不活性雰囲気、例えば、アルゴンまたは窒素を用
いることは、好ましいが必要ではない。不活性溶剤は、
反応体を希釈するために所望ならば用いることができる
が、必要ではない。回分加工において、反応は、少なく
とも0.25時間行うべきであり、他の条件により、1
〜2時間が好ましい。10時間を超える反応時間は、な
んらの利益をも与えない。不飽和生成物の重合を防ぐた
めに、ヒドロキノンのような安定剤を当分野に公知のよ
うに用いることもできる。 【0011】上記のように、本発明には、式R1R2N
Hを有するアミン触媒、好ましくはアミンとほぼ等モル
量の、ハロゲン酸(アミンと塩を形成することができる
)、および少量の、約15個までの炭素原子を有する脂
肪族または芳香族カルボン酸の存在下にメチルエチルケ
トンとパラホルムアルデヒドを反応させることも含まれ
る。R1 およびR2 は、独立に、約20個までの炭
素原子を有するアルキルまたはアリール基から選ばれる
ことができる。メチルエチルケトン対ホルムアルデヒド
(パラホルムアルデヒドの形態でなければならない)の
比は、重要ではないが、有利には約10:1〜約1:1
0、好ましくは約5:1〜約1:1である。この範囲内
の高い比では、等モル量のケトン供給原料が消費されて
ホルムアルデヒドが95〜100%転化し、一方、ビニ
ルケトンへの選択性は、70〜100%である。低い比
では、ケトンの転化率は30〜50%であり、出発ケト
ンに対するビニルケトンへの選択性は、70〜85%で
ある。温度は、約50℃〜約250℃、好ましくは12
0℃〜150℃、圧力は、大気圧〜約1500、好まし
くは700〜1400キロパスカルの範囲であることが
できる。不活性雰囲気、例えば、アルゴンまたは窒素を
用いることは好ましいが、必要ではない。不活性溶剤、
例えば、アセトニトリルまたは1.4−ジオキサンは、
反応体を希釈するために所望ならば用いることができる
が、必要ではない。回分加工において、反応は、少なく
とも0.25時間行うべきであり、他の条件により、1
〜2時間が好ましい。10時間を越える反応時間は、さ
らにはほとんど利益を与えない。不飽和生成物の重合を
防げるために、ヒドロキノンのような安定剤を当分野に
公知のように用いることもできる。 【0012】本発明は、比較的容易に再循環または再使
用できる金属酸化物または同様の助触媒を好ましい様式
で用いて、比較的穏やかな条件下に優れた収率および選
択性が得られることに加えて、水の存在を最小限にする
という利益を有する。強酸の存在下にのみパラホルムア
ルデヒドがモノマー(通常の反応種)に分解することが
文献において考えられているため、どれほど良好にパラ
ホルムアルデヒドが(我々の触媒の存在下に)作用する
かは、驚ろくべきことであり、予期されないことである
(Bevington, T., Q. Rev.,
Chem. Soc., 1952, 6,141.;
米国特許4,340,767 ;3,925,488
および3,026,264 ;日本特許59 55,8
49 ;Process Economics Pro
gram (ホルムアルデヒド;報告No. 23),
Stanford Research Institu
te, Menlo Park, Californi
a, 1967, p.45 〜46,154 参照の
こと)。トリオキサンも有効ではない。反応自体は水を
発生するが、本発明の方法は、存在する水の量を最小限
にする。本発明において、パラホルムアルデヒドは、ホ
ルムアルデヒド水よりもかなり高い転化率および選択性
を与えることがわかった。さらに、そしておそらく最も
重要なことには、本発明の方法は、検知しうるケトン縮
合生成物を生成しない。 【0013】我々の触媒において用いるために適当な不
溶性酸化物の例は、酸化ニオブ、酸化タングステン、酸
化ハフニウム、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化チタン、酸
化バナジウム、および酸化アルミニウムである。酸化物
は、式R1R2NH〔式中、R1 およびR2 は、上
記の意味を有する〕を有する第二級アミンのハロゲン酸
塩とともに、約0.5:1〜約10:1のアミン(関連
した酸を除く)対酸化物の重量比で用いられる。反応は
、好ましくは不活性ガスの存在下に行われる。 【0014】「不溶性」なる語は、存在する有機または
無機媒質のどちらかにおいて反応条件下に溶解しないこ
とを意味する。酸化物は、形式的に酸化物の水和生成物
と考えられることのできる酸化物の不溶性の酸をも含む
ことが以下の例においてわかるであろう。これらの酸の
例は、ニオブ酸、タングステン酸、珪酸、などである。 従って、我々は、我々が用いる物質を記載するために示
した周期表の群の“元素の不溶性酸化物”なる語を用い
;断片、例えばWO4 は不溶性化合物として存在すべ
きである。ある不溶性リン酸塩は、本発明において実施
可能であるが、リン酸、またはいずれの容易に可溶なリ
ン酸塩、例えばリン酸三ナトリウム、またはいずれの他
の可溶性アルカリ金属化合物は用いない。従って、我々
が用いる酸素含有化合物は、周期表のIB, IIIA
,IVA,IVB,VA,VB,VIB、およびVII
I 族元素の不溶性酸化物である。 【0015】存在しており、固体触媒が溶解しない媒質
について言う場合、典型的には液体反応体、例えばケト
ン供給材料、副生成物として生成する水、および所望の
ケトン生成物を意味する。他の用いることのできる溶剤
媒質は、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エーテル、
およびニトリルである。しかしながら、溶剤は必要では
ない。反応条件下にこれらのどれにも可溶でない本発明
の固体触媒を用いる。反応混合物中で用いることのでき
る溶剤は、一般に反応条件下に非反応性であるものと規
定することができる。 【0016】固体触媒を触媒床またはスラリーにおいて
用いることができ、反応を連続的にまたは回分式に行う
ことができる。好ましい触媒は、酸化ニオブである。 【0017】アミン触媒は、反応生成物、すなわち第二
級アミンおよび酸塩、例えば塩酸の組み合せを含むこと
ができる。適当なアミンの例は、ピペリジン、ジブチル
アミン、ジフェニルアミン、ピペラジン、ジオクチルア
ミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ペンチルn
−ブチルアミン、ジイソブチルアミン、ジヘキシルアミ
ン、およびそのハロゲン酸塩である。 【0018】アミン触媒は、出発メチルエチルケトン供
給材料の等量あたり約0.01〜約0.1当量を表す量
で存在すべきである。 【0019】下記の例において、実験「c」または「j
」を代表とする、以下の一般的(基本)手順に従い行わ
れたいくつかを含む種々の実験の結果を示す。 【0020】圧力容器(パーオートクレーブ)に、メチ
ルエチルケトン(1当量)、パラホルムアルデヒド(0
.25当量)、第二級アミンハロゲン化水素塩(0.0
25当量)、固体酸触媒、または下記のようなカルボン
酸(0.010当量)、およびヒドロキノン(0.00
1当量)を添加した。機械的攪拌下に、反応を1時間1
35℃ではじめは約400〜800キロパスカルから、
次いで700〜1400Kpaの範囲に増加させた下に
行った。結果を下記の表に示す。MEKの転化率は、反
応したホルムアルデヒドに基づいて表した。基本手順か
らの変更は、以下の表の注に示した。 【0021】
表 1 ME
Kの MIPK MIPK E
VK IVK 実験
転化率 /EVK 選択性
選択性 選択性 a
21% 12/88 6%
46% 1%
b 36% 12/88
2% 15% 0.25%
c 100% 70/30
57% 26% 4%
d 87% 66
/34 54% 28%
4% e 100%
76/24 63% 20%
3% f 100%
69/31 57% 2
6% 5% g
30% 65/35 42%
23% 4%
h 70% 69/31
42% 19% 3%
i 94% 66/3
4 57% 30%
5% j 100%
69/31 56% 25%
4% k 100%
75/25 56% 18%
4% l 10
0% 76/24 53%
17% 3% m
100% 76/24 54%
17% 4%
n 100% 99/1
37% 0.25% <1%
o 100% 76/24
70% 22% 2%
p 80% 71
/29 56% 23%
4% q 38%
71/29 39% 16%
4% r 3
4% 72/28 40%
16% 3% s
100% 70/30 53%
23% 3%
t 60% 65/35
48% 26% <1%
u 71% 65/3
5 50% 27%
4% v 100%
65/35 48% 26%
4% w 100%
67/33 50% 24%
5% x 10
0% 68/32 51%
24% 6% y
100% 69/31 51%
23% 6%
z 57% 59/41
32% 22% 1%
aa 51% 56/4
4 31% 24% <1
% 【0022】実験a〜aaには、以下の変更
が含まれる: a.固体触媒を用いずにジブチルアミンを用いた。 b.固体触媒を用いずにジオクチルアミンを用いた。 c.塩酸ピペリジンおよび酸化ニオブ。 d.酸化ニオブを用いずに「c」を繰り返した。 e.「c」のように塩酸ピペリジンのかわりに塩酸ジメ
チルアミンを用いた。 【0023】f.「c」のように塩酸ピペリジンのかわ
りに塩酸ジエチルアミンを用いた。 g.「c」のように塩酸ピペリジンのかわりにジエチル
アミンのオルトリン酸塩を用いた。 h.「c」のように塩酸ピペリジンのかわりにジエチル
アミンの臭化水素酸塩を用いた。 i.「c」のように塩酸ピペリジンのかわりに塩酸エチ
ルメチルアミンを用いた。 j.酸化ニオブのかわりにプロピオン酸を用いて「c」
を繰り返した。 【0024】k.酸化ニオブのかわりに酢酸を用いて「
c」を繰り返した。 l.酸化ニオブのかわりに酪酸を用いて「c」を繰り返
した。 m.酸化ニオブのかわりにイソ酪酸を用いて「c」を繰
り返した。 n.他の触媒のかわりにP−トルエンスルホン酸を用い
た。 o.8:1のMEK:パラホルムアルデヒド;他は「c
」の通り。 【0025】p.3:1のMEK:パラホルムアルデヒ
ド;他は「c」の通り。 q.酸化ニオブ/塩酸ピペリジンを用いて1:1のME
K:パラホルムアルデヒド。 r.酸化ニオブ/塩酸ピペリジンを用いて1:1のME
K:パラホルムアルデヒド。 s.再循環させた酸化ニオブを用いて「c」を繰り返し
た。 t.16重量%の水を添加したことを除き「g」を繰り
返した。 【0026】u.135℃のかわりに125℃で「c」
を繰り返した。 v.酸化ニオブのかわりに酸化ジルコニウムを用いたこ
とを除き、「c」を繰り返した。 w.酸化ニオブのかわりにタングステン酸を用いたこと
を除き「c」を繰り返した。 x.酸化ニオブのかわりに酸化ハフニウムを用いたこと
を除き「c」を繰り返した。 【0027】y.酸化ニオブのかわりに酸化チタンを用
いたことを除き「c」を繰り返した。 z.酸化ニオブ/塩酸ジエチルアミンを用いてパラホル
ムアルデヒドのかわりにメタノール性ホルムアルデヒド
水(4:1のMEK:ホルムアルデヒド)。 aa.ホルムアルデヒド水を抑制しなかったことを除き
「z」と同じ。 【0028】GC分析は、一般に、反応したホルムアル
デヒドに対してMEK(メチルエチルケトン)の転化率
は90〜100%、そしてメチルイソプロペニルケトン
(MIPK)とエチルビニルケトン(EVK)の選択性
はそれぞれ50〜60%および20〜30%であること
を示した。 【0029】酸化ニオブ(Nb2O5) 触媒は、以下
のように調製した。機械的攪はん器、温度計、および滴
下ロートを備えた2lの三ツ口丸底フラスコに、500
mlの脱イオン水を添加した。次いで、混合物の温度が
50℃より高くならないような速度でゆっくりと100
gの NbCl5(Cerac,Inc から得た)を
良好に攪拌しながら水に添加した。添加が完了した後、
攪拌をさらに0.5時間続け、その時点で257mlの
28%のアンモニア水を0.5時間かけて添加した。ス
ラリーの攪拌をさらに0.5時間続け、次いでスラリー
を粗目ガラス真空濾過器を通して濾過した。次いで、こ
のようにして集められたケークをフラスコに戻し、50
0mlの純脱イオン水で15分間良好に攪拌しながら洗
浄し、最終の洗浄溶液の pHが6.5〜7.0になる
まで濾過および洗浄手順を繰り返した。次いで、水和し
た酸化ニオブを150℃の乾燥炉中で恒量に乾燥した。 高温での処理をマッフル炉中で3時間行った。 【0030】固体酸化物触媒を用いない本発明の方法を
用いる場合に、方法は、カルボン酸の存在に敏感である
ことに注意すべきである。すなわち、第二級アミンまた
はそれらの塩の存在下(カルボン酸の不在下、および固
体触媒の不在下)にメチルエチルケトンとパラホルムア
ルデヒド(ポリマー)の反応を行う場合に、より不十分
な結果が得られた。極めて少量のカルボン酸も少なくと
もいくらかの有利な効果をこの方法に与えるが、1当量
のメチルエチルケトンあたり約0.01当量のカルボン
酸が最適であり、それよりも多い量を用いてもそれに応
じてより有利な結果は得られないことがわかった。少な
くとも約0.005当量のRCOOH が好ましい。さ
らに強酸の存在下にのみパラホルムアルデヒドがモノマ
ー(通常反応種)に分解することが文献において考えら
れているため、どれほど良好にパラホルムアルデヒドが
(我々の触媒の存在下に)作用するかは、驚ろくべきこ
とであり、予期されないことである(Bevingto
n, T., Q. Rev., Chem. Soc
., 1952, 6,141.;U.S.特許 4,
340,767;3,925,488 および 3,0
26,264;日本特許59 55,849 ;Pro
cess Economics Program (ホ
ルムアルデヒド;報告No. 23),Stanfor
d Research Institute, Men
lo Paek, California, 1967
,p.45〜46,154参照のこと)。1,3,5−
トリオキサン(ホルムアルデヒドの環状三量体)も本発
明の触媒系で不十分な結果を与え、さらにパラホルムア
ルデヒド/触媒の組み合せの特有さを説明する。 【0031】触媒は、反応生成物、すなわち第二級アミ
ンおよび酸塩、例えば塩酸の組み合せを含むことができ
る。適当なアミンの例は、ピペリジン、ジブチルアミン
、ピペラジン、ジオクチルアミン、ジエチルアミン、ジ
プロピルアミン、ベンチルn−ブチルアミン、ジイソブ
チルアミン、ジヘキシルアミン、およびそのハロゲン酸
塩である。適当なカルボン酸の例は、約18個までの炭
素原子を有するもの、例えば、酢酸、プロピオン酸、こ
はく酸、安息香酸、リンゴ酸、ステアリン酸などである
。約2〜5個の炭素原子を有するカルボン酸が好ましい
。アミン酸塩対カルボン酸のモル比は、約0.5:1〜
約10:1、好ましくは約2.5:1であることができ
る。 【0032】アミン触媒は、1当量の出発ケトン供給原
料あたり約0.01〜約0.1当量を表す量で存在すべ
きである。
Claims (23)
- 【請求項1】 メチルイソプロペニルケトンを製造す
る方法であって;メチルエチルケトンとパラホルムアル
デヒドを、ハロゲン化水素化第二級アミン、並びに、(
a) 約15個までの炭素原子を有するカルボン酸、お
よび(b) 周期表のIB, IIIA,IVA,VA
,VB,VIBとVIII 族元素の固体不溶性酸化物
から選ばれた触媒の存在下に反応させることを含む、方
法。 - 【請求項2】 メチルイソプロペニルケトンを製造す
る方法であって;メチルエチルケトンとパラホルムアル
デヒドを、式R1R2NHを有するアミン触媒、ハロゲ
ン酸、並びに周期表のIB, IIIA,IVA,IV
B,VA,VB,VIBおよびVIII 族元素の不溶
性酸化物からなる群から選ばれた固体触媒〔ここで、R
1 およびR2 は、独立に、約20個までの炭素原子
を有する、あるいは、約20個までの炭素原子を有する
組み合せでヘテロ基形成するアルキルもしくはアリール
基から選ばれる〕の存在下に反応させることを含む方法
。 - 【請求項3】 メチルエチルケトン対パラホルムアル
デヒドの比が、約10:1〜約1:10である、請求項
2記載の方法。 - 【請求項4】 メチルエチルケトン対パラホルムアル
デヒドの比が、約5:1〜約1:1である、請求項2記
載の方法。 - 【請求項5】 温度が約50℃〜約250℃の範囲に
保たれる、請求項2記載の方法。 - 【請求項6】 圧力が、約700〜1400キロパス
カルに保たれる、請求項2記載の方法。 - 【請求項7】 アミン触媒が、メチルエチルケトン反
応体に関して約0.01当量〜約0.1当量の量で存在
する、請求項2記載の方法。 - 【請求項8】 ハロゲン酸が、アミン触媒の塩の形態
で存在する、請求項2記載の方法。 - 【請求項9】 固体触媒が、メチルエチルケトン反応
体に関して約0.0025〜約0.1当量の量で存在す
る、請求項2記載の方法。 - 【請求項10】 固体触媒が、メチルエチルケトン反
応体に関して約0.01〜約0.025当量の量で存在
する、請求項2記載の方法。 - 【請求項11】 固体触媒が酸化ニオブである、請求
項2記載の方法。 - 【請求項12】 メチルイソプロペニルケトンおよび
エチルビニルケトンを製造する方法であって;パラホル
ムアルデヒドとメチルエチルケトンを、式R1R2NH
〔ここで、R1 およびR2 は、独立に、約20個ま
での炭素原子を有する、あるいは、約20個までの炭素
原子を有する組み合せでヘテロ基を形成するアルキルも
しくはアリール基から選ばれる。〕を有するアミンのハ
ロゲン酸塩触媒、並びに周期表のIB, IIIA,I
VA,IVB,VA,VB,VIB,およびVIII族
元素の不溶性酸化物からなる群から選ばれた固体触媒の
存在下に反応させることを含む方法。 - 【請求項13】 固体触媒が、触媒床に存在する、請
求項12記載の方法。 - 【請求項14】 固体触媒が、酸化ニオブである、請
求項12記載の方法。 - 【請求項15】 メチルイソプロペニルケトンとエチ
ルビニルケトンを製造する方法であって;メチルエチル
ケトンとパラホルムアルデヒドを、式R1R2NHを有
するアミン触媒、ハロゲン酸、および少量の、約15個
までの炭素原子を有するカルボン酸〔ここで、R1 お
よびR2 は、独立に約20個までの炭素原子を有する
アルキルもしくはアリール基から選ばれる〕の存在下に
反応させることを含む方法。 - 【請求項16】 メチルエチルケトン対パラホルムア
ルデヒドの比が、約10:1〜約1:10である、請求
項15記載の方法。 - 【請求項17】 メチルエチルケトン対パラホルムア
ルデヒドの比が、約5:1〜約1:1である、請求項1
5記載の方法。 - 【請求項18】 温度が、約50℃〜約250℃の範
囲に保たれる、請求項15記載の方法。 - 【請求項19】 圧力が、約700〜1400キロパ
スカルに保たれる、請求項15記載の方法。 - 【請求項20】 アミン触媒が、メチルエチルケトン
反応体に関して約0.01〜約0.1当量の量で存在す
る、請求項15記載の方法。 - 【請求項21】 ハロゲン酸が、アミン触媒の塩の形
態で存在する、請求項15記載の方法。 - 【請求項22】 アミン酸塩対カルボン酸の比が、約
0.5:1〜約10:1である、請求項15記載の方法
。 - 【請求項23】 カルボン酸が、プロピオン酸である
、請求項15記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/559,804 US5072051A (en) | 1989-06-19 | 1990-07-30 | Preparation of methyl isopropenyl ketone |
| US559804 | 1990-07-30 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04234338A true JPH04234338A (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=24235095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3186530A Pending JPH04234338A (ja) | 1990-07-30 | 1991-07-25 | メチルイソプロペニルケトンの製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5072051A (ja) |
| EP (1) | EP0469183A1 (ja) |
| JP (1) | JPH04234338A (ja) |
| CA (1) | CA2047403A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5637774A (en) * | 1995-09-29 | 1997-06-10 | Eastman Chemical Company | Process for the production of vinyl carbonyls |
| CN1332752C (zh) * | 2004-08-09 | 2007-08-22 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种合成甲基异丙基酮和二乙酮的催化剂及制法和应用 |
| GB201223271D0 (en) | 2012-12-21 | 2013-02-06 | Lucite Int Uk Ltd | Process for production of an alkylmethacrylate |
| US9718995B2 (en) | 2014-01-17 | 2017-08-01 | Momentive Performance Materials Inc. | Compositions with enhanced flexibility |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2064564A (en) * | 1935-07-03 | 1936-12-15 | Union Carbide & Carbon Corp | Preparation of monomethylol ketones |
| US2245567A (en) * | 1939-06-23 | 1941-06-17 | Eastman Kodak Co | Manufacture of unsaturated ketones |
| US2462031A (en) * | 1945-06-16 | 1949-02-15 | Gen Mills Inc | Condensation of ketones with formaldehyde |
| US2451351A (en) * | 1945-12-13 | 1948-10-12 | Standard Oil Dev Co | Production of unsaturated ketones |
| US2549508A (en) * | 1948-10-15 | 1951-04-17 | Standard Oil Dev Co | Preparation of unsaturated ketones and aldehydes |
| US3077500A (en) * | 1955-06-23 | 1963-02-12 | Celanese Corp | Aldol condensation reactions |
| DE1198814B (de) * | 1963-03-02 | 1965-08-19 | Rheinpreussen Ag | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Methylisopropenylketon |
| DE1233848B (de) * | 1964-12-17 | 1967-02-09 | Rheinpreussen Ag | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von Methylisopropenylketon |
| BE789849A (fr) * | 1971-10-13 | 1973-04-09 | Basf Ag | Procede de preparation de cetones alpha-ethyleniques |
| US4035395A (en) * | 1974-08-02 | 1977-07-12 | Bayer Aktiengesellschaft | Process for the preparation of ketones |
| DE2941386A1 (de) * | 1979-10-12 | 1981-05-21 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur herstellung von a-methylsubstituierten carbonylverbindungen |
| US4945184A (en) * | 1989-06-19 | 1990-07-31 | Aristech Chemical Corporation | Preparation of unsaturated ketones |
| US5004839A (en) * | 1989-10-23 | 1991-04-02 | Aristech Chemical Corporation | Preparation of unsaturated ketones from acetone and paraformaldehyde (II) |
-
1990
- 1990-07-30 US US07/559,804 patent/US5072051A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-11-15 EP EP90121912A patent/EP0469183A1/en not_active Withdrawn
-
1991
- 1991-07-18 CA CA002047403A patent/CA2047403A1/en not_active Abandoned
- 1991-07-25 JP JP3186530A patent/JPH04234338A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5072051A (en) | 1991-12-10 |
| CA2047403A1 (en) | 1992-01-31 |
| EP0469183A1 (en) | 1992-02-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2829116B2 (ja) | アセトンおよびパラホルムアルデヒドからの不飽和ケトンの製造方法 | |
| US3715365A (en) | Imidazole synthesis | |
| JP2818620B2 (ja) | 不飽和ケトンの製造方法 | |
| JPH04234338A (ja) | メチルイソプロペニルケトンの製造方法 | |
| JPH11147042A (ja) | ヒドロキシカルボン酸誘導体の製造方法 | |
| JPS6157308B2 (ja) | ||
| JP3514525B2 (ja) | ヒドロキシ酢酸エステルの製造法 | |
| JP3288145B2 (ja) | 3−アミノプロピオニトリルの製造法 | |
| JPH0517392A (ja) | アクリル酸の製造方法 | |
| JPH04173757A (ja) | α―アルキルアクロレインの製造方法 | |
| JP3557237B2 (ja) | ヒドロキシピバルアルデヒドの製造方法 | |
| JP2839721B2 (ja) | α−ホルミルアミノニトリルの製造方法 | |
| US4720553A (en) | Method for synthesizing N-aminophthalimide | |
| EP0468727B1 (en) | Process for producing hydrazone derivative | |
| US4440950A (en) | Process for preparation of aminobenzaldehydes and aminobenzylketones | |
| JPH06179633A (ja) | アリールエチレングリコールの製造方法 | |
| JPH10265415A (ja) | メチレンノルカンファーの製造方法 | |
| JPH0667862B2 (ja) | フェノールのヒドロキシル化方法 | |
| JPH082831B2 (ja) | α,β−不飽和ケトンの製造方法 | |
| JPS62273933A (ja) | α,β−不飽和ケトンの製造方法 | |
| JPH0741452A (ja) | 4ー(3ーオキソアルキル)フェノールの製造法 | |
| JPH0262836A (ja) | 2−n−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオールの製造方法 | |
| JPH06172250A (ja) | メタクロレイン及びメタクリル酸の製造方法 | |
| JPH03204854A (ja) | 3−アミノ−1−ベンジルピロリジンの製造法 | |
| JPH09227427A (ja) | 不飽和アルコールの製造法 |