JPH04248930A - 農業用ポリエチレンテレフタレートフィルム - Google Patents

農業用ポリエチレンテレフタレートフィルム

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JPH04248930A
JPH04248930A JP3010208A JP1020891A JPH04248930A JP H04248930 A JPH04248930 A JP H04248930A JP 3010208 A JP3010208 A JP 3010208A JP 1020891 A JP1020891 A JP 1020891A JP H04248930 A JPH04248930 A JP H04248930A
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JP
Japan
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film
polyethylene terephthalate
terephthalate film
coating
acrylate
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Pending
Application number
JP3010208A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamagishi
宏 山岸
Masanori Kanayama
金山 賢教
Atsushi Obayashi
厚 大林
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Publication date
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、優れた機械的強度と、優れた耐
候性(耐光性)とを有し、長期間の屋外展張に耐え得る
、農業用ポリエチレンテレフタレートフィルムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムは、高い結晶性、高い融点を示し、耐熱性、耐薬
品性を示し、更に強度、弾性率等の機械的性質において
も、優れた性質を示すことが知られている。このため、
ポリエチレンテレフタレートフィルムは、磁気テープ用
はじめ、写真用、電気用、メタライズ用、包装用および
農業用等として、広く使用されている。しかし、このフ
ィルムは紫外線を吸収する性質を有し、特に320nm
以下の紫外線を強く吸収する性質があり、このフィルム
を屋外に長期間展張すると、その機械的性質が著しく低
下するという欠点がある。
【0003】上記欠点を排除する方法として、下記のよ
うな農業用のポリエチレンテレフタレートフィルムの表
面を、特定の樹脂や塗料で被覆する方法が提案されてい
る。 (i)紫外線吸収剤をフイルム表面に緊密に結合する方
法(特公昭46−24160号公報) (ii)紫外線吸収剤が配合されてなる、アクリル系樹
脂の被膜を形成する方法(実公昭62−37729号公
報) (iii)紫外線吸収剤が配合されてなる、特定のアク
リル系樹脂の被膜を形成する方法(特開昭60−178
049号公報) しかし(i)では、紫外線吸収剤を均一な濃度で、フィ
ルム表面に強固に結合することは難かしく、長期間の屋
外展張、屋外曝露に充分に耐えるだけの耐候性を付与す
ることは、困難であり、(ii)では、優れた耐候性を
有し、長期間屋外に曝露しても、機械的強度、透明性等
の低下は小さいが、被膜の伸縮性、耐衝撃性が劣るもの
だと、フィルムをハウス(温室)やトンネルに展張する
際、展張の方法、ハウスやトンネルの構造、設置されて
いる場所・方向、展張時の気象条件等によって、フィル
ムが折り曲げられたり、風であおられたりした場合、被
膜にクラックが発生し、フィルムのみかけ上の白化の原
因となり、又、被膜が剥離して、実用的に充分なもので
はなかった。
【0004】これらの改良として(iii)が提案され
たが、長期間の屋外展張、屋外曝露に充分に耐えるだけ
の耐候性を付与するには充分なものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、かかる
状況に鑑み、展張の際の苛酷な条件下でも被膜の白化や
、剥離がおこらず、かつ、優れた機械的強度と、優れた
耐候性(耐光性)とを有し、長期間の屋外展張に耐え得
る農業用ポリエチレンテレフタレートフィルムを提供す
べく、鋭意検討した結果、本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明の要旨
とするところは、二軸方向にそれぞれ2.0〜5.0倍
に延伸された厚さ0.01〜0.3mmの農業用ポリエ
チレンテレフタレートフィルムにおいて、その片面に、
アクリル系単量体とパーフルオロアルキル基含有アクリ
ル系単量体との共重合体からなる含フッ素アクリル系重
合体〔A〕とフッ素を実質的に含まないアクリル系重合
体〔B〕とフッ化ビニリデン系樹脂〔C〕の3成分を主
成分とする組成物の被爆が形成されてなる農業用ポリエ
チレンテレフタレートフィルムに存する。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。 1.ポリエチレンテレフタレートフィルムポリエチレン
テレフタレートとは、共重合されていないポリエチレン
テレフタレート・ホモポリマーのみならず、繰り返し単
位の数の85%以上がポリエチレンテレフタレート単位
よりなり、残りが他の成分であるような共重合ポリエチ
レンテレフタレートや、ポリエチレンテレフタレート8
5重量%以上であり、残りの15重量%以下が、他の重
合体であるポリマーブレンド物をいう。 ブレンドできる他の重合体としては、ポリアミド類、ポ
リオレフィン類、他種のポリエステル類があげられる。 このポリエチレンテレフタレートには、必要に応じ滑剤
、着色剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を配合
することができる。
【0008】本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタ
レートフィルムは、二軸方向に、夫々2.0〜5.0倍
延伸されたものである。二軸延伸フィルムを製造する方
法は、特に限定されるものではなく、例えば逐次に、又
は同時に縦横二軸に延伸する、公知の方法を採用すれば
よい。又、延伸倍率が2.0倍未満であると、製品の強
度が充分なものとならないので好ましくなく、5.0倍
を越えたものでは、製品の強度は充分なものとなるが、
製造作業が困難となるので、好ましくない。延伸倍率は
、二軸方向とも夫々2.5〜4.0倍の範囲が、特に好
ましい。本発明に係るフィルムの厚さは、0.01〜0
.3mmのものがよい。厚さが0.01mm以下である
と製品の強度が充分なものとならないので好ましくなく
、0.3mm以上ではフィルムが硬くなり、取り扱い難
くなるので、好ましくない。
【0009】2.含フッ素アクリル系重合体〔A〕2−
1.アクリル系単量体 アクリル系単量体とは、アクリル酸あるいはメタクリル
酸のアルキルエステル類をいう。アクリル酸あるいはメ
タクリル酸のアルキルエステル類としては、具体的には
、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロ
ピルアクリレート、iso−プロピルアクリレート、n
−ブチルアクリレート、iso−ブチルアクリレート、
シクロヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リレート、デシルアクリレート、ドデシルアクリレート
、トリデシルアクリレート、ステアリルアクリレート等
のようなアクリル酸のC1 〜C22のアルキルエステ
ル類:メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、
n−プロピルメタクリレート、iso−プロピルメタク
リレート、n−ブチルメタクリレート、iso−ブチル
メタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、2−
エチルヘキシルメタクリレート、デシルメタクリレート
、ドデシルメタクリレート、トリデシルメタクリレート
、ステアリルメタクリレート等のようなメタクリル酸の
C1 〜C22のアルキルエステル類等があげられる。
【0010】上記のアクリル系単量体は、各々単独で、
もしくは混合物として使用することができる。また、こ
れらアクリル系単量体は、共重合可能な他の単量体と共
に使用してもよい。このような他の単量体としては、例
えば、分子内に1個もしくは2個以上のカルボキシル基
を含むα、β−不飽和カルボン酸化合物があり、アクリ
ル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、アコニ
ット酸、クロトン酸等があげられる。又、例えばスチレ
ン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、アクリルアミド、メタクリル
アミド、n−ブトキシアクリルアミド、n−ブトキシメ
タクリルアミド等も使用することができる。
【0011】2−2.パーフルオロアルキル基含有アク
リル系単量体 パーフルオロアルキル基含有アクリル系単量体とは、パ
ーフルオロアルキル基を有するアクリル酸あるいはメタ
クルリ酸のエステル類であって、具体的には、2,2,
2−トリフルオロエチルアクリレート、2,2,2−ト
リフルオロエチルメタクリレート、2,2,3,3−テ
トラフルオロプロピルアクリレート、2,2,3,3−
テトラフルオロプロピルメタクリレート、2,2,3,
3,3−ペンタフルオロプロピルアクリレート、2,2
,3,3,3−ペンタフルオロプロピルメタクリレート
、1−トリフルオロメチル−2,2,2−トリフルオロ
エチルアクリレート、1−トリフルオロメチル−2,2
,2−トリフルオロエチルメタクリレート、2,2,3
,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチルアクリ
レート、2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフル
オロペンチルメタクリレート、2,2,3,3,4,4
−ヘキサフルオロブチルアクリレート、2,2,3,3
,4,4−ヘキサフルオロブチルメタクリレート、2−
パーフルオロオクチルエチルアクリレート、2−パーフ
ルオロオクチルメタクリレート、2−パーフルオロノニ
ルエチルアクリレート、2−パーフルオロノニルエチル
メタクリレート等があげられる。中でも特に、パーフル
オロ基のフッ素の数が5以上のものが好ましい。これら
は、各々単独で用いても、2種以上の併用であってもよ
い。
【0012】2−3.配合 アクリル系単量体とパーフルオロアルキル基含有アクル
リ系単量体との共重合割合は、通常前者が20〜99重
量%の範囲であることが好ましい。アクリル系単量体が
この範囲より少ないと、形成被膜の基材との密着性が充
分でなく、又この範囲より多いと、含フッ素アクリル系
重合体としての機能を発揮しない。アクリル系単量体と
パールフルオロアルキル基含有アクリル系単量体を所定
量配合して有機溶媒とともに重合缶に仕込み、重合開始
剤、必要に応じて分子量調節剤を加えて、攪拌しつつ加
熱し、重合する。重合は、通常公知の方法、例えば懸濁
重合法、溶液重合法などが採用される。この際、使用し
うる重合開始剤としては、α,α−アゾビスイソブチロ
ニトリル、ベンゾイルペーオキサイド、クメンハイドロ
パーオキサイド等のラジカル生成触媒があげられ、分子
量調節剤としてはブチルメルカプタン、n−ドデシルメ
ルカプタン、tert−ドデシルメルカプタン、β−メ
ルカプトエタノール等があげられる。
【0013】重合に用いる有機溶媒としては、メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール
、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブ
タノール、n−アミルアルコール、イソアミルアルコー
ル、tert−アミルアルコール、n−ヘキシルアルコ
ール、シクロヘキサノール等のアルコール類;ベンゼン
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;酢酸エチ
ル、酢酸ブチル等の酢酸エステル類;アセトン、メチル
エチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、ジエチルケトン、2−ヘキサノン、3
−ヘキサノン、ジ−n−プロピルケトン、ジイソプロピ
ルケトン、ジ−n−アミルケトン、シクロヘキサノン等
のケトン類;テトラヒドロフラン等があり、これらは1
種もしくは2種以上混合して使用することができる。
【0014】3.アクリル系重合体〔B〕フッ素を実質
的に含まないアクリル系重合体〔B〕とは、2−1記載
のアクリル酸あるいはメタクリル酸のアルキルエステル
類を主体とした重合体であって、同様の重合方法によっ
て得られる。
【0015】4.フッ化ビニリデン系樹脂〔C〕フッ化
ビニリデン系樹脂〔C〕とは、フッ化ビニリデンの単独
重合体、もしくはフッ化ビニリデンと他のフッ素系不飽
和単量体及び/もしくはフッ素を含有しない共重合可能
な単量体との共重合体、さらにこれら重合体の一部を改
質もしくは変性した重合体も包含される。これらフッ化
ビニリデン系樹脂は1種もしくは2種以上で用いること
ができる。又他のフッ素を含有した樹脂、例えば、4フ
ッ化エチレン、クロロトリフルオロエチレン、フルオロ
エチレン等と混合して用いても構わない。
【0016】5.被膜 含フッ素アクリル系重合体〔A〕とフッ素を実質的に含
まないアクリル系重合体〔B〕とフッ化ビニリデン系樹
脂〔C〕の配合量は、〔A〕3〜50重量部、〔B〕2
〜40重量部、〔C〕10〜95重量部である。樹脂〔
C〕に対する重合体〔A〕の割合が少なすぎると、形成
被膜の透明性が充分でない。又、樹脂〔C〕に対する重
合体〔B〕の割合が少なすぎると、形成被膜の基材表面
への密着性が劣り、被膜が容易に剥れて好ましくない。 他方、樹脂〔C〕に対する重合体〔A〕ないし重合体〔
B〕の割合が多すぎると、形成被膜の可塑剤等の移行防
止性、耐汚染性、耐水性への効果が充分でなく好ましく
ない。
【0017】この被膜組成物には、これら成分の他に紫
外線吸収剤を配合することができ、有機溶媒に分散及び
/又は溶解して用いることができる。紫外線吸収剤の種
類は、従来公知の紫外線吸収剤、例えばサリチル酸系化
合物、シアノアクリレート系化合物、ベンゾフェノン系
化合物、ベンゾトリアゾール系化合物等があげられる。 これらの中で、アクリル系樹脂への溶解性、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムに塗布して農業用として使用
する際の耐候性等の観点から評価すると、シアノアクリ
レート系化合物の中のエチル−2−シアノ−3,3−ジ
フェニルアクリレート、ベンゾフェノン系化合物の中の
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキ
シ−4−メトキシベンソフェノン、2,2’−ジヒドロ
キシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノンが好ましく
、ベンゾトリアゾール系化合物の中の2−(2’−ヒド
ロキシ−5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリ
アゾールが特に好ましい。これらは一種の使用でも、二
種以上の併用であってもよい。配合量は被膜組成物樹脂
固形分に対して1〜30重量%の範囲がよい。
【0018】有機溶媒としては、例えば脂肪族炭化水素
としてヘプタン、シクロヘキサン等;芳香族炭化水素と
してベンゼン、トルエン、キシレン等;アルコール類と
してメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール
、ポリオキシエチレングリコール等;ハロゲン化炭化水
素としてクロロホルム、四塩化炭化水素、クロルベンゼ
ン等;ケトン類としてアセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン等;エステル類としてメチルア
セテート、アリルアセテート、エチルステアレート等;
アミン類としてはトリメチルアミン、ジフェニルアミン
、ヘキサメチレンジアミン等;その他ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ジオキサン、ジエチルエ
ーテル、ジエチレンジチオグリコール、ジアセトンアル
コール、ベンゾニトリル、ジメチルスルホキサイド等が
あり、これは単独もしくは2種以上の併用で使うことが
できる。
【0019】上記の被膜組成物を塗布しポリエチレンテ
レフタレートフィルム表面に被膜を形成するには、成形
品の形状に応じて公知の各種方法が適用される。例えば
、溶液状態で被膜を形成する場合は、ドクターブレード
コート法、グラビアロールコート法、エヤナイフコート
法、リバースロールコート法、デイプコート法、カーテ
ンロールコート法、スプレイコート法、ロッドコート法
等の塗布方法が用いられる。
【0020】本発明において、基体フィルムの表面に形
成される被膜の厚さは、基体フィルムの厚さの1/10
以下であるのが好ましい。被膜の厚さが基体フィルムの
1/10より大であると、基体フィルムと被膜とでは屈
曲性に差があるため、被膜が基体フィルムから剥離する
等の現象がおこりやすく、また、被膜に亀裂が生じて基
体フィルムの強度を低下させるという現象が生起し、好
ましくない。なお、上記被膜組成物を塗布する前に、ポ
リエチレンテレフタレートフィルムの表面を予め、アル
コールまたは水で洗浄したり、プラズマ放電処理、ある
いはコロナ放電処理したり、他の塗料あるいはプライマ
ーを下塗りする等の前処理を施しておいてもよい。
【0021】本発明に係わる農業用ポリエチレンテレフ
タレートフィルムを実際に農業用に展張使用することに
あたっては、被膜の設けられた側を、ハウスまたはトン
ネルの外側となるようにして使用する。
【0022】
【発明の効果】本発明に係わる農業用ポリエチレンテレ
フタレートフィルムは、屋外に長期間展張した場合に、
変色や物性の低下の度合いが少ないため、又、基材と被
膜との密着性に富むことから被膜が剥離しにくく、被膜
には、ベタツキがなく、誇りの付着も少ないことから透
明性、透過率を長期間維持するため、農業用の用途に好
適である。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の例
に限定されるものではない。
【0024】実施例1〜5  比較例1〜5(1)基体
ポリエチレンテレフタレートフィルム縦、横それぞれ3
.5倍に延伸され、密度が1.392g/cm2 、厚
さが125μのもの。
【0025】(2)含フッ素アクリル系重合体〔A〕の
調整 温度計、攪拌機、還流冷却器および原材料添加用ノズル
を備えた反応器に、メチルエチルケトン70重量部、ト
ルエン30重量部、過酸化ベンゾイル1.0重量部及び
表1に示した各単量体の混合物100重量部を仕込み、
窒素ガス気流中で攪拌しつつ、80℃で3時間更に過酸
化ベンゾイルを0.5重量部添加して反応を約3時間、
同温度で継続して含フッ素アクリル系重合体である樹脂
a、bを得た。
【0026】(3)アクリル系重合体〔B〕の調整(2
)と同様の反応器に、メチルエチルケトン70重量部、
トルエン30重量部、過酸化ベンゾイル1.0重量部及
び表1に示した各単量体の混合物100重量部を仕込み
、窒素ガス気流中で攪拌しつつ、70℃で3時間更に過
酸化ベンゾイルを0.5重量部添加して反応を約3時間
、同温度で継続してアクリル系重合体である樹脂c、d
を得た。
【0027】(4)被膜の形成 表2に示した種類及び量の含フッ素アクリル系重合体〔
A〕とアクリル系重合体〔B〕と市販されているフッ化
ビニリデン系樹脂〔C〕を配合し、これに固形分が20
重量%となるようにメチルエチルケトンを加え、被膜組
成物を得た。基体フィルムの片面に、上記被膜組成物を
ロールコート法により連続的に塗布し、乾燥炉中100
℃で1分間保持して、溶剤を揮散させると同時に熱処理
を行い、各々フィルムを巻取った。得られた各フィルム
の被膜の量は約3g/m2 であった。
【0028】(5)フィルムの評価 以下の方法においてフィルムの性能を評価し、その結果
を表3に示した。
【0029】(i)波長555nmにおける初期直光線
透過率 分光光度計(日立製作所製、EPS−2U型)によって
測定した。
【0030】(ii) 被膜の接着強度ポリエチレンテ
レフタレートの被膜に、セロハンテープ(ニチバン製)
を貼り付け、セロハンテープを剥した後の被膜の変化を
肉眼で観察し、判定したもの。判定の基準は、次のとお
りとした。 ◎…被膜が全く剥離せず、完全に残ったもの。 ○…被膜の2/3以上が剥離せず、残ったもの。 △…被膜の2/3以上が剥離したもの。 ×…被膜が完全に剥離したもの。
【0031】(iii)屋外展張試験 10種のフィルムを、三重県一志郡の試験圃場に設置し
た屋根型ハウス(間口3m、奥行き5m、棟高1.5m
、屋根勾配30度)に、被膜を設けた面をハウスの外側
にして被覆し、昭和62年3月から平成2年2月までの
3年間展張試験を行った。展張したフィルムについて、
波長555nmにおける直光線透過率とフィルムの伸度
保持率を評価し、その結果を表3に示した。フィルムの
伸度保持率は、次式により算出した値を意味する。
【0032】(展張後のフィルムの伸度)÷(展張前の
フィルムの伸度)×100(%)
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  二軸方向にそれぞれ2.0〜5.0倍
    に延伸された厚さ0.01〜0.3mmの農業用ポリエ
    チレンテレフタレートフィルムにおいて、その片面に、
    アクリル系単量体とパーフルオロアルキル基含有アクリ
    ル系単量体との共重合体からなる含フッ素アクリル系重
    合体〔A〕とフッ素を実質的に含まないアクリル系重合
    体〔B〕とフッ化ビニリデン系樹脂〔C〕の3成分を主
    成分とする組成物の被膜が形成されてなる農業用ポリエ
    チレンテレフタレートフィルム。
JP3010208A 1991-01-30 1991-01-30 農業用ポリエチレンテレフタレートフィルム Pending JPH04248930A (ja)

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