JPH04249770A - 癌診断剤 - Google Patents
癌診断剤Info
- Publication number
- JPH04249770A JPH04249770A JP41854490A JP41854490A JPH04249770A JP H04249770 A JPH04249770 A JP H04249770A JP 41854490 A JP41854490 A JP 41854490A JP 41854490 A JP41854490 A JP 41854490A JP H04249770 A JPH04249770 A JP H04249770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cea
- tracer
- cancer
- autoantibody
- diagnostic agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、癌の新規な診断剤に関
するものであり、特に早期癌の発見を可能とするもので
あって、医学上の検査、診断分野において大きな貢献が
期待できるものである。
するものであり、特に早期癌の発見を可能とするもので
あって、医学上の検査、診断分野において大きな貢献が
期待できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来癌の血清学的診断は、主として血中
の腫瘍マーカーと総称される物質を測定することによっ
てなされていた。腫瘍マーカーとしては、癌胎児性抗原
(Carcinoembryonic Antige
n,CEA)、α−フェトプロテイン(AFP)、CA
19−9、前立腺酸性フォスファターゼ等が知られてい
る。これら腫瘍マーカーは、癌種による陽性率に差はあ
るものの一般的に腫瘍の増大とともに血中濃度が上昇す
る。従って癌の治療効果のモニタリングや予後の診断な
どに利用されてきた。しかしこれらの腫瘍マーカーが血
中に検出されるのは癌がかなり成長した段階であり、癌
発生の初期段階、いわゆる早期癌においてこれらの腫瘍
マーカーを検出することは全く困難であった。すなわち
治癒確率の極めて高い早期癌のスクリーニングには役に
立たなかったのである。
の腫瘍マーカーと総称される物質を測定することによっ
てなされていた。腫瘍マーカーとしては、癌胎児性抗原
(Carcinoembryonic Antige
n,CEA)、α−フェトプロテイン(AFP)、CA
19−9、前立腺酸性フォスファターゼ等が知られてい
る。これら腫瘍マーカーは、癌種による陽性率に差はあ
るものの一般的に腫瘍の増大とともに血中濃度が上昇す
る。従って癌の治療効果のモニタリングや予後の診断な
どに利用されてきた。しかしこれらの腫瘍マーカーが血
中に検出されるのは癌がかなり成長した段階であり、癌
発生の初期段階、いわゆる早期癌においてこれらの腫瘍
マーカーを検出することは全く困難であった。すなわち
治癒確率の極めて高い早期癌のスクリーニングには役に
立たなかったのである。
【0003】例えば現在知られているサンドイッチ法C
EA測定キットでは、CEA 0.5ng/ml〜1
000ng/mlの測定しか可能でなく(日本臨▲しょ
う▼、34〔6〕(1976)、p1274−1279
)、極低濃度のCEAを測定することはできず、早期癌
の発見には至らなかったのである。
EA測定キットでは、CEA 0.5ng/ml〜1
000ng/mlの測定しか可能でなく(日本臨▲しょ
う▼、34〔6〕(1976)、p1274−1279
)、極低濃度のCEAを測定することはできず、早期癌
の発見には至らなかったのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、早期
癌の発見につながる真に有効な癌の血清学的診断に有用
なシステムを新たに開発することである。
癌の発見につながる真に有効な癌の血清学的診断に有用
なシステムを新たに開発することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような現状に鑑み、
本発明者らは、早期癌が発見できる血清学的診断システ
ムを新たに開発するために鋭意研究した結果、腫瘍マー
カーの一つであるCEAに対する自己抗体が早期癌に於
て出現することを見いだし、そして更にその抗CEA自
己抗体を効率的且つ正確に測定する方法も確立し、ここ
に本発明を完成させるに至った。
本発明者らは、早期癌が発見できる血清学的診断システ
ムを新たに開発するために鋭意研究した結果、腫瘍マー
カーの一つであるCEAに対する自己抗体が早期癌に於
て出現することを見いだし、そして更にその抗CEA自
己抗体を効率的且つ正確に測定する方法も確立し、ここ
に本発明を完成させるに至った。
【0006】すなわち本発明は、CEAに対する自己抗
体を測定しもって癌の早期診断を行うことをその基本的
技術思想とするものであって、具体的には癌診断のため
の抗CEA自己抗体測定用試薬、つまり癌診断剤に関す
るものである。以下、本発明を詳細に説明する。
体を測定しもって癌の早期診断を行うことをその基本的
技術思想とするものであって、具体的には癌診断のため
の抗CEA自己抗体測定用試薬、つまり癌診断剤に関す
るものである。以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明に係る癌診断剤は、抗CEA自己抗
体を測定しうる薬剤(系)をすべて包含するものである
が、CEAに対する自己抗体の測定は、酵素免疫測定法
(EIA)、ラジオイムノアッセイ(RIA)、蛍光イ
ムノアッセイ(FIA)、発光イムノアッセイ等の既存
の高感度イムノアッセイに用いられている技術がすべて
応用でき、したがってこれらのアッセイに使用される薬
剤(系)は、すべて本発明に係る癌診断剤として利用す
ることができる。
体を測定しうる薬剤(系)をすべて包含するものである
が、CEAに対する自己抗体の測定は、酵素免疫測定法
(EIA)、ラジオイムノアッセイ(RIA)、蛍光イ
ムノアッセイ(FIA)、発光イムノアッセイ等の既存
の高感度イムノアッセイに用いられている技術がすべて
応用でき、したがってこれらのアッセイに使用される薬
剤(系)は、すべて本発明に係る癌診断剤として利用す
ることができる。
【0008】抗CEA自己抗体を測定する方法としては
、例えば次の方法が挙げられる。
、例えば次の方法が挙げられる。
【0009】〔サンドイッチ法〕固相固定化CEAに検
体中の抗CEA自己抗体を反応せしめ、固相上に生成し
た複合体に、更にトレーサー標識CEAを反応させるか
、またはビオチン結合CEAとアビジン結合トレーサー
を同時にまたは時間をずらして反応させ、固相CEA−
自己抗体−トレーサー標識CEAのサンドイッチ複合体
を形成させ、固相上のトレーサーを測定し、抗CEA自
己抗体を測定する方法。
体中の抗CEA自己抗体を反応せしめ、固相上に生成し
た複合体に、更にトレーサー標識CEAを反応させるか
、またはビオチン結合CEAとアビジン結合トレーサー
を同時にまたは時間をずらして反応させ、固相CEA−
自己抗体−トレーサー標識CEAのサンドイッチ複合体
を形成させ、固相上のトレーサーを測定し、抗CEA自
己抗体を測定する方法。
【0010】〔第二抗体法〕固相固定化CEA及び検体
中の抗CEA自己抗体を反応せしめ、固相上に生成した
複合体に、更にトレーサー標識抗ヒトイムノグロブリン
抗体(標識第二抗体)を反応させ、固相上にCEA−自
己抗体−第二抗体の複合物を形成させ、固相上のトレー
サーを測定し、抗CEA自己抗体を測定する方法。
中の抗CEA自己抗体を反応せしめ、固相上に生成した
複合体に、更にトレーサー標識抗ヒトイムノグロブリン
抗体(標識第二抗体)を反応させ、固相上にCEA−自
己抗体−第二抗体の複合物を形成させ、固相上のトレー
サーを測定し、抗CEA自己抗体を測定する方法。
【0011】〔競合法〕固相固定化CEAに対し検体中
の抗CEA自己抗体とトレーサー標識抗CEA抗体を競
合的に反応させ、固相上のトレーサーを測定し、抗CE
A自己抗体を測定する方法。
の抗CEA自己抗体とトレーサー標識抗CEA抗体を競
合的に反応させ、固相上のトレーサーを測定し、抗CE
A自己抗体を測定する方法。
【0012】〔沈澱法〕トレーサー標識CEAと検体中
の抗CEA自己抗体を反応させた後、ポリエチレングリ
コールを用いて生成した複合体を沈澱させ、沈澱物中又
は上清中のトレーサーを測定し、抗CEA自己抗体を測
定する方法。
の抗CEA自己抗体を反応させた後、ポリエチレングリ
コールを用いて生成した複合体を沈澱させ、沈澱物中又
は上清中のトレーサーを測定し、抗CEA自己抗体を測
定する方法。
【0013】上記した各方法において、トレーサーとし
ては、酵素(ペルオキシダーゼ、β−ガラクトシダーゼ
、グルコースオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、
G−6−Pデヒドロゲナーゼ等)、アイソトープ(12
5I、131I等)、蛍光物質(フルオレセイン、FI
TC、ローダミン等)、発光物質(フェリチン、ルシフ
ェリン、ルミノール等)、その他常用される標識剤がす
べて自由に使用できる。
ては、酵素(ペルオキシダーゼ、β−ガラクトシダーゼ
、グルコースオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ、
G−6−Pデヒドロゲナーゼ等)、アイソトープ(12
5I、131I等)、蛍光物質(フルオレセイン、FI
TC、ローダミン等)、発光物質(フェリチン、ルシフ
ェリン、ルミノール等)、その他常用される標識剤がす
べて自由に使用できる。
【0014】CEAを固定する固相としては、従来用い
られているポリスチレンビーズ、プレート、ラテックス
粒子、磁性微粒子などが使用可能であり、材質や形状に
は何等制限はない。固定する方法も物理吸着法、共有結
合法、ビオチン−アビジン結合利用、抗原抗体反応利用
することなど既知の方法をすべて利用することが可能で
ある。また、トレーサー標識CEAやトレーサー標識抗
体などの調製もアミノ基やチオール基を利用した化学結
合法やビオチン−アビジン結合を利用した標識法などの
既存の技術を適宜自由に利用することができる。
られているポリスチレンビーズ、プレート、ラテックス
粒子、磁性微粒子などが使用可能であり、材質や形状に
は何等制限はない。固定する方法も物理吸着法、共有結
合法、ビオチン−アビジン結合利用、抗原抗体反応利用
することなど既知の方法をすべて利用することが可能で
ある。また、トレーサー標識CEAやトレーサー標識抗
体などの調製もアミノ基やチオール基を利用した化学結
合法やビオチン−アビジン結合を利用した標識法などの
既存の技術を適宜自由に利用することができる。
【0015】サンドイッチ法では、固相固定化CEAと
検体及びトレーサー標識CEAを同時にまたは時間をず
らし、インキュベーションする。この反応時間は用いる
固相や、トレーサーの種類に依存するが、通常数分から
数時間を要する。またトレーサーはCEAに直接標識し
てもよいが、トレーサーが酵素などの場合は標識操作の
簡単なビオチンで標識したビオチン−CEAを用いるこ
ともできる。この場合固相固定化CEA、検体、ビオチ
ン結合CEA及びアビジン結合トレーサー(酵素)を同
時にまたは時間をずらしてインキュベーションする。時
間をずらす場合は、途中に未反応物を除去するいわゆる
BF分離操作を行なうことが好ましい。最終的に、固相
CEA−自己抗体−ビオチン標識CEA−アビジン結合
トレーサー(酵素)複合体が得られる。トレーサーの測
定法はその種類によって異なるが、既存の方法を利用で
き、活性や強度の程度は検体中の自己抗体の存在量に比
例するので、適当なコントロール検体や標準液を同時測
定することによって、自己抗体を測定できる。本法は比
較的高感度で自己抗体が測定でき、最も好ましい方法で
ある。
検体及びトレーサー標識CEAを同時にまたは時間をず
らし、インキュベーションする。この反応時間は用いる
固相や、トレーサーの種類に依存するが、通常数分から
数時間を要する。またトレーサーはCEAに直接標識し
てもよいが、トレーサーが酵素などの場合は標識操作の
簡単なビオチンで標識したビオチン−CEAを用いるこ
ともできる。この場合固相固定化CEA、検体、ビオチ
ン結合CEA及びアビジン結合トレーサー(酵素)を同
時にまたは時間をずらしてインキュベーションする。時
間をずらす場合は、途中に未反応物を除去するいわゆる
BF分離操作を行なうことが好ましい。最終的に、固相
CEA−自己抗体−ビオチン標識CEA−アビジン結合
トレーサー(酵素)複合体が得られる。トレーサーの測
定法はその種類によって異なるが、既存の方法を利用で
き、活性や強度の程度は検体中の自己抗体の存在量に比
例するので、適当なコントロール検体や標準液を同時測
定することによって、自己抗体を測定できる。本法は比
較的高感度で自己抗体が測定でき、最も好ましい方法で
ある。
【0016】第二抗体法では、固相固定化CEAと検体
をインキュベーションし、洗浄によるBF分離後、トレ
ーサー標識抗ヒトイムノグロブリン抗体を反応させる。 このとき用いる抗ヒトイムノグロブリン抗体は種々動物
由来のポリクローナル抗体かまたはマウスその他動物の
モノクローナル抗体を使用する。反応時間やトレーサー
の測定法はサンドイッチ法と同様である。
をインキュベーションし、洗浄によるBF分離後、トレ
ーサー標識抗ヒトイムノグロブリン抗体を反応させる。 このとき用いる抗ヒトイムノグロブリン抗体は種々動物
由来のポリクローナル抗体かまたはマウスその他動物の
モノクローナル抗体を使用する。反応時間やトレーサー
の測定法はサンドイッチ法と同様である。
【0017】競合法では固相固定化CEAと検体及びト
レーサー標識抗CEA抗体を同時にまたは時間をずらし
てインキュベーションし、反応させる。トレーサー標識
抗体は検体中の自己抗体と競合的に固定化CEAと反応
し、その固相に結合する量は検体中の自己抗体量に反比
例する。トレーサー標識に使用する抗体は動物由来のポ
リクローナル抗体が好ましい。
レーサー標識抗CEA抗体を同時にまたは時間をずらし
てインキュベーションし、反応させる。トレーサー標識
抗体は検体中の自己抗体と競合的に固定化CEAと反応
し、その固相に結合する量は検体中の自己抗体量に反比
例する。トレーサー標識に使用する抗体は動物由来のポ
リクローナル抗体が好ましい。
【0018】沈澱法においては、検体とトレーサー標識
CEAをインキュベーションし、自己抗体−トレーサー
標識CEA複合体を生成せしめ、その後ポリエチレング
リコール(PEG)その他既知の沈澱剤を反応系に加え
、生成した複合体を沈澱させる。上清と沈澱物を遠心分
離し、沈澱物中または上清中のトレーサーを測定する。 沈澱物中のトレーサー量は検体中の自己抗体に比例する
。
CEAをインキュベーションし、自己抗体−トレーサー
標識CEA複合体を生成せしめ、その後ポリエチレング
リコール(PEG)その他既知の沈澱剤を反応系に加え
、生成した複合体を沈澱させる。上清と沈澱物を遠心分
離し、沈澱物中または上清中のトレーサーを測定する。 沈澱物中のトレーサー量は検体中の自己抗体に比例する
。
【0019】本発明に係る診断剤は、イムノアッセイ用
キット調製の常法にしたがい、適宜容易に各薬剤を分注
したり、プレートや試験管を用意したり、バッファー液
や酵素基質液を更に用意したり、用時調製用の場合は凍
結乾燥した所定薬剤に希釈ないし溶解用の水(バッファ
ー、生理的食塩水等)を更に用意し、更に対照血清(血
漿)等を用意して、所望するキットにしておくと実用上
特に有効である。
キット調製の常法にしたがい、適宜容易に各薬剤を分注
したり、プレートや試験管を用意したり、バッファー液
や酵素基質液を更に用意したり、用時調製用の場合は凍
結乾燥した所定薬剤に希釈ないし溶解用の水(バッファ
ー、生理的食塩水等)を更に用意し、更に対照血清(血
漿)等を用意して、所望するキットにしておくと実用上
特に有効である。
【0020】例えばサンドイッチ法による診断剤キット
の内容としては、CEA固定化ポリスチレンボールを収
容した試験管、リン酸バッファー、血清希釈剤、トレー
サー標識CEA溶液、酵素結合体、酵素基質等が挙げら
れ、これらを適宜包装してキットとして販売すればよい
。
の内容としては、CEA固定化ポリスチレンボールを収
容した試験管、リン酸バッファー、血清希釈剤、トレー
サー標識CEA溶液、酵素結合体、酵素基質等が挙げら
れ、これらを適宜包装してキットとして販売すればよい
。
【0021】
【実施例】以下に、本発明に係る診断剤を用いて癌の診
断を目的とした血清、血漿その他体外にとり出した各種
検体中の抗CEA自己抗体の測定についての実施例及び
参考例について述べるが、これらは、本発明を更に詳細
に説明することを目的とするものであって、本発明はこ
れらの実施例のみに限定されるものではない。
断を目的とした血清、血漿その他体外にとり出した各種
検体中の抗CEA自己抗体の測定についての実施例及び
参考例について述べるが、これらは、本発明を更に詳細
に説明することを目的とするものであって、本発明はこ
れらの実施例のみに限定されるものではない。
【0022】
【実施例1 サンドイッチ法による抗CEA自己抗体
測定】検体25μl、リン酸緩衝液(pH7.3、0.
1M NaCl、0.5%ウシ血清アルブミン含有)
200μl、CEA固定化ポリスチレンボール(PSB
)1個を試験管中にて、37℃、2hrインキュベーシ
ョンした。PSBを3mlの蒸留水で3回洗浄した後、
ビオチン標識CEA溶液200μlを加え37℃、1時
間反応させた。蒸留水で3回洗浄後、アビジン結合ペル
オキシダーゼ200μlを加え更に37℃、1hr反応
させ、前回と同様に洗浄した。2,2’−アジノービス
−3−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸(AB
TS)と過酸化水素からなる発色液500μlを加え、
室温で1hr酵素反応を行なった後、1%蓚酸を加え反
応を停止させた。420nmに於ける吸光度を測定し、
検体中の抗CEA自己抗体を測定した。結果を表1に示
す。
測定】検体25μl、リン酸緩衝液(pH7.3、0.
1M NaCl、0.5%ウシ血清アルブミン含有)
200μl、CEA固定化ポリスチレンボール(PSB
)1個を試験管中にて、37℃、2hrインキュベーシ
ョンした。PSBを3mlの蒸留水で3回洗浄した後、
ビオチン標識CEA溶液200μlを加え37℃、1時
間反応させた。蒸留水で3回洗浄後、アビジン結合ペル
オキシダーゼ200μlを加え更に37℃、1hr反応
させ、前回と同様に洗浄した。2,2’−アジノービス
−3−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸(AB
TS)と過酸化水素からなる発色液500μlを加え、
室温で1hr酵素反応を行なった後、1%蓚酸を加え反
応を停止させた。420nmに於ける吸光度を測定し、
検体中の抗CEA自己抗体を測定した。結果を表1に示
す。
【0023】
【表1】
【0024】
【実施例2 第二抗体法による抗CEA自己抗体測定
】検体25μl及びCEA固定化PSB1個を37℃、
2hr反応させ、3mlの蒸留水を用いて洗浄を3回行
なった。ペルオキシダーゼ標識ウサギ抗ヒトイムノグロ
ブリン抗体液200μlを加え、37℃、1hr反応さ
せた後、同様に洗浄した。実施例1と同様に酵素反応を
行い、吸光度を測定して、検体中の自己抗体を測定した
。 結果を表1に示す。
】検体25μl及びCEA固定化PSB1個を37℃、
2hr反応させ、3mlの蒸留水を用いて洗浄を3回行
なった。ペルオキシダーゼ標識ウサギ抗ヒトイムノグロ
ブリン抗体液200μlを加え、37℃、1hr反応さ
せた後、同様に洗浄した。実施例1と同様に酵素反応を
行い、吸光度を測定して、検体中の自己抗体を測定した
。 結果を表1に示す。
【0025】
【実施例3 競合法による抗CEA自己抗体測定法】
適切に希釈した検体100μl、ペルオキシダーゼ標識
ウサギ抗CEA抗体300μl及びCEA固定化PSB
1個を37℃、2hrインキュベーションし、洗浄後実
施例1と同様の操作で検体中の抗CEA自己抗体を測定
した。結果を表1に示す。
適切に希釈した検体100μl、ペルオキシダーゼ標識
ウサギ抗CEA抗体300μl及びCEA固定化PSB
1個を37℃、2hrインキュベーションし、洗浄後実
施例1と同様の操作で検体中の抗CEA自己抗体を測定
した。結果を表1に示す。
【0026】
【実施例4 沈澱法による抗CEA自己抗体測定】検
体50μl、125I標識CEA溶液50μl及び0.
01M酢酸アンモニウム(pH6.8)150μlを4
℃、一夜インキュベーションした。25%ポリエチレン
グリコール250μl加え、3000rpm、20分遠
心分離し、総放射活性に対する沈澱の放射能活性比(%
)を測定した。結果を表1に示す。
体50μl、125I標識CEA溶液50μl及び0.
01M酢酸アンモニウム(pH6.8)150μlを4
℃、一夜インキュベーションした。25%ポリエチレン
グリコール250μl加え、3000rpm、20分遠
心分離し、総放射活性に対する沈澱の放射能活性比(%
)を測定した。結果を表1に示す。
【0027】
【参考例1 サンドイッチEIA法によるCEAの測
定】検体50μl、ペルオキシダーゼ標識ウサギ抗CE
A抗体液300μl及び抗CEAモノクローナル抗体固
定化PSB1個を37℃、2hrインキュベーションし
、蒸留水2mlを用いて3回洗浄した。実施例1と同様
に発色液を加え酵素反応を行い、吸光度を測定した。 標準CEAによる検量線から検体のCEA濃度を読みと
った。結果を表1に示す。
定】検体50μl、ペルオキシダーゼ標識ウサギ抗CE
A抗体液300μl及び抗CEAモノクローナル抗体固
定化PSB1個を37℃、2hrインキュベーションし
、蒸留水2mlを用いて3回洗浄した。実施例1と同様
に発色液を加え酵素反応を行い、吸光度を測定した。 標準CEAによる検量線から検体のCEA濃度を読みと
った。結果を表1に示す。
【0028】表1の結果から明らかなように、本発明を
利用する癌診断法によれば従来広く用いられているCE
A濃度が正常値レベルの早期胃癌例を感度良く検出出来
ることが確認された。
利用する癌診断法によれば従来広く用いられているCE
A濃度が正常値レベルの早期胃癌例を感度良く検出出来
ることが確認された。
【0029】
【発明の効果】従来の腫瘍マーカーは、かなりステージ
の進んだ癌患者血中でしか検出できず、早期癌の発見に
は無力であった。しかし本発明によれば、血中のCEA
に対する自己抗体を測定することによって比較的早期の
癌の存在を発見することが可能となった。従来の生理学
的検査や血清学的検査で困難であった早期癌の発見が本
発明によってなされることの意義は極めて大きい。
の進んだ癌患者血中でしか検出できず、早期癌の発見に
は無力であった。しかし本発明によれば、血中のCEA
に対する自己抗体を測定することによって比較的早期の
癌の存在を発見することが可能となった。従来の生理学
的検査や血清学的検査で困難であった早期癌の発見が本
発明によってなされることの意義は極めて大きい。
Claims (7)
- 【請求項1】 癌胎児性抗原(CEA)に対する自己
抗体を測定する薬剤からなることを特徴とする癌診断剤
。 - 【請求項2】 該薬剤が固定化CEA及びトレーサー
標識CEAからなり、サンドイッチ法にしたがって抗C
EA自己抗体を測定するものであることを特徴とする請
求項1の癌診断剤。 - 【請求項3】 該薬剤が固定化CEA及びトレーサー
標識抗CEA抗体からなり、競合法にしたがって抗CE
A自己抗体を測定するものであることを特徴とする請求
項1の癌診断剤。 - 【請求項4】 トレーサー標識CEAにかえてビチオ
ン結合CEAとアビジン結合トレーサーを用いてなるこ
とを特徴とする請求項2の癌診断剤。 - 【請求項5】 該薬剤が固定化CEA及びトレーサー
標識抗ヒトイムノグロブリン抗体からなり、第二抗体法
にしたがって抗CEA自己抗体を測定するものであるこ
とを特徴とする請求項1の癌診断剤。 - 【請求項6】 該薬剤がトレーサー標識CEA及び沈
澱剤からなり、沈澱法にしたがって抗CEA自己抗体を
測定するものであることを特徴とする請求項1の癌診断
剤。 - 【請求項7】 トレーサーが酵素、アイソトープ、蛍
光物質、発光物質から選択されるものであること、を特
徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の癌診断剤
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41854490A JP2931111B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 癌診断剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41854490A JP2931111B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 癌診断剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04249770A true JPH04249770A (ja) | 1992-09-04 |
| JP2931111B2 JP2931111B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=18526372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41854490A Expired - Lifetime JP2931111B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 癌診断剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2931111B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103472229A (zh) * | 2013-09-17 | 2013-12-25 | 武汉生之源生物科技有限公司 | 一种癌胚抗原磁微粒化学发光免疫分析检测试剂盒及其检测方法 |
| WO2024180169A1 (en) * | 2023-03-02 | 2024-09-06 | Carcimun Biotech Gmbh | Means and methods for diagnosing cancer and/or an acute inflammatory disease |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP41854490A patent/JP2931111B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103472229A (zh) * | 2013-09-17 | 2013-12-25 | 武汉生之源生物科技有限公司 | 一种癌胚抗原磁微粒化学发光免疫分析检测试剂盒及其检测方法 |
| WO2024180169A1 (en) * | 2023-03-02 | 2024-09-06 | Carcimun Biotech Gmbh | Means and methods for diagnosing cancer and/or an acute inflammatory disease |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2931111B2 (ja) | 1999-08-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4469787A (en) | Immunoassay involving soluble complex of second antibody and labeled binding protein | |
| KR920005963B1 (ko) | 특이적으로 결합가능한 물질의 측정방법 | |
| US4201763A (en) | Solid phase immunofluorescent assay method | |
| JPH0421818B2 (ja) | ||
| KR920000056B1 (ko) | 특이적으로 결합가능한 물질의 측정방법 | |
| JP2636331B2 (ja) | 抗原特異的な抗体の一段階測定法およびそれに適する試薬 | |
| KR920000057B1 (ko) | 특이적으로 결합가능한 물질의 측정 방법 및 시약 | |
| CN104034892A (zh) | 一种肿瘤标志物afp磁微粒化学发光免疫分析试剂盒及其检测方法 | |
| WO1985000663A1 (en) | Immunometric assay using polyclonal and monoclonal antibodies and a kit for use therein | |
| WO2006024239A1 (fr) | Methode et necessaire de detection de multiples prelevements tumoraux simultanement et d'indication d'interference | |
| JPH09504094A (ja) | 磁性ラテックス粒子および非磁性粒子を用いて免疫物質をアッセイする方法 | |
| EP0124366B1 (en) | Method of measuring biological ligands | |
| ZA200405072B (en) | Immunoassay and kit for an early and simultaneous detection of biochemical markers in a patient's sample. | |
| JPH03229153A (ja) | リュウマチ病の診断に有用な特異的抗体または抗原の存在を検出する方法およびそれに用いられるテストキット | |
| CN106645756A (zh) | 一种检测nmp22的试剂盒及其制备方法 | |
| CA1124642A (en) | Antibody adsorbed support method for carcinoembryonic antigen assay | |
| CN108872594A (zh) | 一种甲胎蛋白检测试剂盒及其制备方法 | |
| JPH02228561A (ja) | 免疫学的に検出可能の物質を測定する方法および試薬 | |
| JPH02124462A (ja) | 改良免疫測定法 | |
| JPH0421819B2 (ja) | ||
| USRE32696E (en) | Enzymatic immunological method for determination of antigens and antibodies | |
| JPH04249770A (ja) | 癌診断剤 | |
| JPS63193065A (ja) | 免疫分析用試薬およびこれを用いる免疫分析方法 | |
| US5436132A (en) | Quantitative determination of tenascin as glioma marker | |
| JPH03225277A (ja) | 多項目の免疫化学的測定法 |