JPH0425249B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0425249B2
JPH0425249B2 JP131083A JP131083A JPH0425249B2 JP H0425249 B2 JPH0425249 B2 JP H0425249B2 JP 131083 A JP131083 A JP 131083A JP 131083 A JP131083 A JP 131083A JP H0425249 B2 JPH0425249 B2 JP H0425249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cysteine
whitening
skin
alkyl ester
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP131083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59128320A (ja
Inventor
Kazuyoshi Morita
Kunio Mimura
Takashi Abe
Kyotaro Hasunuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP131083A priority Critical patent/JPS59128320A/ja
Publication of JPS59128320A publication Critical patent/JPS59128320A/ja
Publication of JPH0425249B2 publication Critical patent/JPH0425249B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/02Preparations for care of the skin for chemically bleaching or whitening the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/40Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
    • A61K8/44Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof
    • A61K8/447Aminocarboxylic acids or derivatives thereof, e.g. aminocarboxylic acids containing sulfur; Salts; Esters or N-acylated derivatives thereof containing sulfur

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、後記特定の直鎖状2塩基酸とL−シ
ステインの直鎖状または分岐鎖状のアルキルエス
テルとの塩(L−システインアルキルエステル2
塩基酸塩)を美白剤成分(活性成分)として配合
してなる、新規な美白化粧料に関する。詳しく
は、人体に好ましくない副作用や皮膚刺激を有さ
ず、しかも優れた美白効果を奏し得る新規な美白
化粧料に関する。 色黒の原因は、過剰の日光光線特に紫外線の皮
膚照射によつて、皮膚内のチロシンがチロシナー
ゼの作用(活性)により酸化され、ドーバーにな
り、さらにドーバーキノンを経て5.6−ジヒドロ
インドールになりこれが重合してメラニン(色
素)を生成することにあるとされている。日焼け
した肌は、これらメラニン色素の増加した状態に
あるので、肌色の回復には既成のメラニンの淡白
漂白化やメラニン生成過程でのチロシナーゼ活性
の阻害等が必要である。 従来より、ビタミンC、システイン、コロイド
硫黄などを配合した化粧料が開発され賞用されて
いるが、これらは充分に満足し得る保存性、安定
性および美白効果を有するものとは言い難い。 特開昭53−130443号公報には、色素過多症皮膚
病の治療を目的とした治療用組成物(実施例3に
は活性成分のアゼライン酸とビタミンCと角質溶
解剤としてのクロロクレゾール、サリチル酸を、
多量のラウリル硫酸ナトリウム(強い皮膚刺激を
有することは周知)を含むクリーム基剤に配合し
たクリーム状組成物、実施例9の(a)にはアゼライ
ン酸とビタミンCとアゼライン酸ジメチルエステ
ルを食塩水に溶解した腹腔内注射用組成物、実施
例9の(C)にはドデカンジオイツク酸(1,10−デ
カメチレンジカルボン酸とビタミンCとドデカン
ジオイツク酸ジメチルエステルを食塩水に溶解し
た皮下注射用組成物)および治療法が概設されて
いる。 しかしながら、かゝる治療用組成物は当該皮膚
病の治療に適用できたとしても、美白化粧料の如
く肌に刺激を与えることなく、健康な皮膚を適度
良好に美白化し、あるいはシミ、ソバカス等を軽
減する目的には適さない。何故ならばかゝる皮膚
病治療用組成物では健康な(皮膚病ではない)皮
膚に施用すると強い刺激を与え、角質を強度に溶
解する等の他、チロシナーゼの活性を適度に阻害
できず、その結果実用的な美白効果が得られない
からである。 L−システインを有効成分とする化粧料(例え
ば特開昭54−138130号 同57−16810号)は、保
存安定性がわるく、安定性を改良するためにL−
システインの塩酸塩を使用する場合は、皮膚に安
全かつ有効に作用させるために重炭酸ナトリウム
等のアルカリ中和剤を最適な比率で用いなければ
ならないほど使用上の制約が大きく実用価値が低
かつた。これはシステインのアルキルエステル塩
酸塩(特開昭46−32678号)を用いても全く同様
の欠点があつた。また、N−アセチルシステイン
の如き誘導体を使用しても(特開昭54−95738)
充分な安定性の向上は計れないなど、いずれの方
法でもL−システインおよびその塩または誘導体
を美白化粧料の活性成分として有効に使用するこ
とは困難であつた。 本発明者等は、かゝる現状に鑑み、人体に好ま
しくない副作用を有さず、かつ良好な美白効果を
奏し得る美白化粧料について、鋭意広範囲な系統
的研究を行なつた結果、後記一般式で表わされる
直鎖構造の二塩基酸とシステインのアルキルエス
テルより成る塩は、多量配合しても安全で皮膚刺
激がなく、そして基礎化粧料基剤(例えばクリー
ム等)に配合して肌に塗布すると、皮膚刺激なく
容易かつ速やかに皮膚内に吸収され、存在するチ
ロシナーゼ活性を適度に阻害して顕著なメラニン
生成の抑制作用を示すと共に、優れた美白効果を
発現し、また当該化粧料の製品を長期保存しても
極めて安定で、美白能を永く保持し得ることを見
出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は美白剤成分(活性成分)と
して、下記一般式 (上記式中で、R1は炭素数1〜4の直鎖状ま
たは分岐鎖状のアルキル基であり、nは1〜7の
整数である。) で表わされるL−システインアルキルエステル2
塩基酸塩の少なくとも一つが、当該化粧料に基剤
に配合されていることを特徴とする美白化粧料で
ある。 本発明において、美白剤成分(活性成分)とし
て使用されるL−システインアルキルエステル2
塩基酸塩は、前記一般式で表わされる化合物であ
る。 L−システインアルキルエステル2塩基酸塩は
L−システインの飽和直鎖状または分岐鎖状のア
ルキルエステルと直鎖状の脂肪族飽和二塩基酸
(炭素数3〜9)とからなる塩である。 L−システインの直鎖状または分岐鎖状のアル
キルエステルは、アルキル基の鎖長は炭素数1〜
4の短いことによつて特徴づけられる。又直鎖状
の飽和2塩基酸の構造も炭素数3〜9と比較的短
いことによつて特徴づけられる。 本発明の前記一般式で表わされるL−システイ
ンエステルのアルキル基は、最も好ましいものと
して、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、イソブチル等が例示される。ま
た直鎖状の飽和2塩基酸としてはマロン酸、コハ
ク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、ス
ベリン酸、アゼライン酸等が例示される。 このような本発明の前記L−システインアルキ
ルエステル2塩基酸塩は、L−システインやL−
システインアルキルエステルに比較して安定性が
高く、しかも水溶液中でも非常に安定性が高い。
また、L−システイン塩酸塩やL−システインア
ルキルエステル塩酸塩の場合は、酸性度が強く、
使用時にアルカリ中和剤により中和して使用しな
ければならないという使用上の制約が大きく実用
価値にとぼしいのに比較し、本発明のL−システ
インアルキルエステル2塩基酸塩は、皮膚に安定
かつ適度な酸性條件下で有効に作用せしめること
ができる。 本発明のL−システインアルキルエステル2塩
基酸塩は、L−システインの温和な角質溶解性を
有し、しかも、L−システインやその誘導体には
見られない、より高度の抗チロシナーゼ効果を保
持し、美白効果を発現しうるのであつて、その化
学構造に基因する作用効果の特異性は著しい。す
なわち、これらの特性効果は、例えば特開昭54−
138130号 同57−16810号のL−システイン及び
L−システイン塩酸塩や特開昭46−32678号のL
−システインアルキルエステル塩酸塩及び特開昭
54−95738号で使用しているN−アセチルシステ
イン等のシステイン及びその誘導体には見られな
いところであるる。 本発明の美白化粧料における、前記一般式で表
わされるL−システインアルキルエステル2塩基
酸塩の少なくとも一つの配合量は、当該化粧料の
処方成分全量を基準として(以下同様)通常1〜
30重量%(好ましくは5〜20重量%)の範囲内で
ある。 更に具体的には、粉末美白化粧料では5〜25%
(好ましくは7〜20重量%)、油状美白化粧料では
1〜10重量%(好ましくは2〜5重量%)であ
る。 前記の配合量において、該L−システインアル
キルエステル2塩基酸塩が下限の量よりも少ない
と、チロシナーゼ活性阻害効果が低くかつ美白効
果が充分得られ難く、また上限よりも多くなる
と、チロシナーゼ活性阻害効果や美白効果が低下
しないけれども、使用時の感触がわるくなりやす
い場合や、個々の形態を安定に保持し難い場合が
ある。 本発明の油状美白化粧料は、後記の如き液状の
油性基材に本発明の前記L−システインアルキル
エステル2塩基酸塩の適当量を添加し、均一分
散、溶解することにより得られる。その液状の油
性基材としては、例えば、アーモンド油、オリー
ブ油、ゴマ油、サフラワー油、ミンク油、アボカ
ド油、ホホバ油、イソプロピルパルミテート、イ
ソプロピルミリステート、オレイルアルコール、
イソステアリルアルコール、オクチルドデカノー
ル等を挙げることができる。これらの中で皮脂に
易溶な油性物質は特に好ましい。 本発明の油状美白化粧料は、実質的に流動性の
高いオイル状を呈し、かつ非水系を形成してい
て、本発明の前記L−システインアルキル2塩基
酸塩は、均一な分散、溶解状態にあるため、長期
保存しても極めて安定である。そして塗布使用に
際しては油状美白化粧料、特に前記一般式のL−
システインアルキルエステル2塩基酸塩は皮脂中
に溶解、拡散して皮内に浸透され、チロシナーゼ
の活性を適度良好に阻害し優れた美白効果を発現
することができる。またその際、皮膚表面には油
性膜による耐水性、撥水性を付与して美粧効果を
保持し、そしてフイーリングの良い感触を与え得
る。 本発明の粉末状の美白化粧料(美白パウダー)
は、デンプン、乳糖、マンニツト、沈降炭酸カル
シウム等の慣用粉末基材に、本発明の前記エステ
ル(モノエステルおよび/またはジエステル)を
添加し、均一に混練することによつて製造され
る。 以下、本発明を実施例によつて詳述する。 尚、実施例に示す%とは重量%を、部とは重量
部を意味する。 参考 実施例 (本発明の前記一般式で表わされるL−システ
インアルキルエステル二塩基酸塩と、類縁化合
物のチロシナーゼ活性阻害効果の比較) 後記第1表に示すL−システインアルキルエス
テル2塩基酸塩のチロシナーゼ活性の阻害効果に
ついて、ハーデイング−パツセイ(Harding−
Passay)マウスメラノーマから抽出した酵素チ
ロシナーゼを使用し、その酵素活性をドーバーク
ロームの475nmの吸光度を測定するフオトメトリ
ー法によつてしらべた。 試験物質の0.8%水溶液を調製して反応液とし
た。 その反応液0.9mlを採取し、L−チロシン溶液
(0.3mg/ml)を1ml、マツクルベイン氏の緩衝液
(PH6.8)を1ml加え、37℃の恒温水槽中で10分間
インキユベートした後、これにチロシナーゼ溶液
(1mg/ml)を0.1ml加えてよく撹拌し37℃に保つ
て10分後、475nmで吸光度(D1)を測定する。
加熱失活させたチロシナーゼを用いて同様に反応
させた吸光度(D2)および水のみを用いた対照
試験品の吸光度(D3)を測定し、次式からチロ
シナーゼ活性阻害率を算出する。 チロシナーゼ活性阻害率(%)=D3−D1/D3−D2×10
0 結果を次の第1表に示す。
【表】 テルスベリン酸塩
【表】 エステルアゼライン酸塩
第1表には、本発明の一部の化合物についての
チロシナーゼ活性の阻害率を示しており、著しい
チロシナーゼを活性阻害率を示しているが、表記
以外のL−システインアルキルエステル2塩基酸
塩にも同様な顕著なチロシナーゼ活性阻害(効
果)を有していることを認めている。 L−システインアルキルエステル2塩基酸塩の
スルフヒドリル基の安定性 L−システインアルキルエステル2塩基酸塩25
mgを10mlの精製水に溶解し、30℃6hrインキユベ
ートする。この溶液を精製水で正確に100倍希釈
し試験液とする。サンプリングし、調製した試験
液をPhosphotungs−tateによる比色法(K.Lang.
Z.Physiol Chem)208,273(1932)でシステイン
を比色定量する。 試 薬 Γ3M酢酸ソーダ溶液 Γ5.2M酢酸緩衝液(PH5.2):4.0M酢酸ソ−ダと
1.2M酢酸を同容混合する。 Γ7.4%フオルマリン溶液:37%フオルマリン溶
液を4倍量の蒸留水で希釈する。 Γリンタングステン酸試薬(以下PTAと略記す
る)100gのタングステン酸ナトリウム2水和
物(モリブデンを全く含まないもの)に蒸留水
200ml及び85%リン酸50mlを加える。1時間軽
く還流し、臭素5滴を加え数分間沸とうさせて
過剰の臭素を除く。冷却後1250mlに希釈する。
【表】 この定量に当つては、試験液による全呈色
(T)、既知のシステイン量存在下におけるシステ
イン以外の還元剤による呈色(B)及び濃度のシステ
インのみによる呈色(C)の三つを比色する。 Tの測定には1本、BおよびCの測定には2本
の試験管を用意する。前表にした方法により呈色
させ、盲検(R)に対して720mmのフイルターを
用いて比色する。得られた吸光度t,bおよびC
|ER1=b1−C1|より次の計算によつてシステイ
ンを求めた。 ER1=b1,−C1, ER2=b2−C2 ERt≒b1,b2に対してER1,ER2をプロツトし、
内挿法によりtに相当する値を求める。 システイン量=t−ERt システイン残存量(%)はシステイン残存量(%) =6hr後のシステイン量/実験開始時のシステイン量
×100 より算出した。 その結果を第2表に示す。
【表】 ステルマロン酸塩
【表】 ステルアゼライン酸塩
以上の結果よりL−システインアルキルエステ
ル2塩基酸塩は、L−システインやL−システイ
ンメチルエステルよりも顕著に安定化されている
ことが認められた。この結果、L−システインア
ルキルエステル2塩基酸塩が、L−システイン等
よりも安定性にすぐれ、使用時における美白効果
の持続性が期待できる。 実施例 1 (1) L−システインアルキルエステル2塩基酸塩
の製造 L−システインメチルエステル34.1gを80%エ
チルアルコールに溶解し、室温、撹拌下2塩基酸
としてアゼライン酸18.82gを添加し15分間反応
する。 その後、減圧のもと溶媒を除去し、残渣を得
る。この残渣をエーテルで2〜3回洗うことによ
つてL−システインアルキルエステルのアゼライ
ン酸塩が好収率で得られた。 その他のL−システインアルキルエステル2塩
基酸塩も同様の方法によつて好収率で得られる。 (2) 粉末美白化粧料(美白パウダー)の調製 処方は第3表に示す。 調製法 後記の第3表に示す処方成分の(1)、(2)、(3)と(6)
にL−システイン又は各システイン誘導体又は2
塩基酸のそれぞれを添加し、均一に混合撹拌す
る。一方成分(4)と(5)を均一に混合撹拌する。 その後、両組成物を混合し、再度均一に混合撹
拌して、篩を通し調製した。 この粉末美白化粧料は45℃で6ケ月後も安定で
化粧時には肌にソフトな感触を与えた。 その美白効果のパネルテストを下記の如く行つ
た結果、第3表に示す如く極めて良好であつた。 Γ美白効果のパネルテスト 該美白化粧料粉末1gを一定のクリーム5g中
に練り込み被験者の顔面に毎日朝夕1回宛の塗
布を3ケ月間くり返して美白効果を比較した、
結果を実施例1の表中に示した。 尚、被試験者は各群20名とし、かつシミ、ゾバ
カス、色黒の悩みを有する人を対象とした。 また、ここで使用したクリームは下記処方 成 分 油相 オリーブ油 13.0% ゲイロウ 5.0 セチルアルコール 3.0 ステアリン酸モノグリセライド
2.0 ソルビタンセスキパルミテート
0.2 水相 ナトリウム型ベントナイト水分散液
(4%) 1.0% カラギナン 0.8 安息香酸ナトリウム 0.2 P.O.E.ソルビタンモノステアレート
0.2 香 料 適量 からなるものを使用した。 Γ日焼けした皮膚の皮膚明度、回復速度の測定 20名の健康なパネラーの背部皮膚にUV−B領
域の紫外線を最小紅斑量の2倍量照射し、1週
間後から試料を1日1回2ケ月間塗布し、1週
間間隔で対象皮膚部位の皮膚色を高速分光色彩
計で測定し、マンセル値を算出した。皮膚色の
回復の評価には明度(V値)を用いた。日焼け
前のV値は5.2〜6.3(平均5.86)であつたが、紫
外線照射1週間後には日焼けによつてV値は
4.7〜5.9(平均5.31)となつた。試料を塗布しな
かつた対照部位のV値はその後徐々に高くな
り、照射4、7、10、13週間後の平均値はそれ
ぞれ5.42,5.50,5.59,5.63であつたが、後述
するように本発明のシステインの塩を配合した
化粧料を塗布した場合は、V値の回復は対照部
位よりも速やかであり、美白効果の優れている
ことが明らかとなつた。 皮膚明度の回復効果の判定は下記の如く行つ
た。 Γ非常に良い:照射1週間后のV値を基準とした
照射13週間後のV値の回復値が対照部の
それよりも0.15以上大きい場合。 Γ良 い:照射1週間后のV値を基準とした照射
13週間後のV値の回復値が、対照部のそ
れよりも0.1以上大きい場合。 Γやや良い:照射1週間后のV値を基準とした照
射13週間後のV値の回復値が、対照部の
それよりも0.05以上大きい場合。 Γ変化なし:照射1週間后のV値を基準とした照
射13週間後のV値の回復値が、対照部の
それよりも0.05よりは大きくなり、0.05
より小さくない場合。 Γややわるい:照射1週間後のV値を基準とした
照射13週間後のV値の回復値が、対照部
のそれよりも0.05よりは小さい場合。
【表】 以上(第3表)の結果から明らかな様に、L−
システインアルキルエステルの2塩基酸塩は、L
−システイン、L−システイン塩酸塩、L−シス
テインエチルエステル、コハク酸及びピメリン酸
のそれぞれの場合に比較して著しく美白効果に優
れている。 また、日焼けした皮膚明度の回復速度の測定結
果も、第3表に示した如くL−システインアルキ
ルエステル2塩基酸塩は、比較対照品のいずれよ
りも、その皮膚明度の回復速度は速く、その特異
性は著しい。 実施例 2 (粉末美白化粧料) 後記の第4表に示す処方の美白パウダーは、実
施例1における調製法に準じて調製した。 第4表に示す結果から明らかなように、美白剤
成分(活性成分)として本発明のL−システイン
メチルエステルのアジピン酸塩を配合した美白パ
ウダー(粉末A)、およびL−システインメチル
エステルのアゼライン酸塩を配合した美白パウダ
ー(粉末B)は、何れも、L−システイン、L−
システイン塩酸塩、L−システインメチルエステ
ル、アジピン酸、アゼライン酸の各単独配合した
美白パウダー(粉末C、粉末D、粉末E、粉末
F、粉末G)に比較して美白効果が著しく優れて
いる。
【表】 実施例 3 (粉末美白化粧料) 第5表に示す後記処方の美白パウダーは、実施
例1の調製法に準じて調製した。 L−システインアルキルエステル2塩基酸塩配
合の美白粉末は、第5表に示した如く、L−シス
テインおよびその誘導体(塩酸塩、直鎖エステル
または分岐鎖エステル等)や2塩基酸そのものを
配合した美白パウダーに比較して美白効果が顕著
に優れていることを確認した。
【表】 実施例 4 美白オイル (1) 処 方 成 分 L−システインエチルエステルのアゼライ酸
塩 3部 オリーブ油 18 スクワラン 22 ホホバ油 12 小麦胚芽油 25 アボカド油 20 ビタミンE 0.05 ビタミンAD油 0.05 香 料 適 量 (2) 調製法 処方成分の〜を撹拌下に均一に混合した後
成分のを添加して、本発明の油状美白化粧料の
美白オイルを得た。 この美白オイルは、45℃6ケ月後も安定で、使
用に際しては皮膚に油性膜による耐水性、撥水性
を付与して美粧効果を保持でき、またフイーリン
グの良いなめらかな感触を与えた。またシミ、ソ
バカスまたは色黒に悩む被験者(女子)25名の顔
面に美白オイルを0.5gを毎日、朝夕1回宛、6
ケ月くり返して塗布し、美白効果を調べた。 その結果を後記第6表に示した。 比較例1は、L−システインエチルエステルの
アゼライン酸塩を使用せず、スクワランを3.0部
追加する他は実施例4と同様にして得られたオイ
ル組成物。 比較例2はL−システインエチルエステルのア
ゼライン酸塩の代りに、L−システインを使用す
る他は、実施例4と同様にして得られたオイル組
成物。 比較例3は、L−システインエチルエステルの
アゼライン酸塩の代りに、L−システインエチル
エステルを使用する他は、実施例4と同様にして
得られたオイル組成物。 比較例4は、L−システインエチルエステルの
アゼライン酸塩の代りに、L−システイン塩酸塩
を使用する他は、実施例4と同様にして得られた
オイル組成物。 比較例5は、L−システインエチルエステルの
アゼライン酸塩の代りに、アゼライン酸を使用す
る他は、実施例4と同様にして得られたオイル組
成物。
【表】 第6表の結果から明らかなように、L−システ
インエチルエステルのアゼライン酸塩を配合した
本発明の美白オイルは、その美白効果が特異的か
つ顕著であつた。 すなわち、本発明の美白オイルの美白効果は有
効率(良いとやや良いに相当する被験者の比率)
が84%であつたのに対し、基材(比較例1)の有
効率は4%であり、L−システイン(比較例2)
配合美白オイルの有効率は40%、L−システイン
エチルエステル(比較例3)配合美白オイルの有
効率は52%、L−システイン塩酸塩(比較例4)
配合美白オイルの有効率は56%であつた。このよ
うに類縁化合物(前駆化合物)ではいずれの場合
もL−システインエチルエステルのアゼライン酸
塩を配合した美白オイルの美白効果に比較すると
有効率は低かつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 美白剤成分として、下記一般式 (上記式中で、R1は炭素数1〜4の直鎖状ま
    たは分岐鎖状のアルキル基であり、nは1〜7の
    整数である。) で表わされるL−システインアルキルエステル2
    塩基酸塩の少なくとも一つが、当該化粧料の基剤
    に配合されていることを特徴とする美白化粧料。 2 前記一般式で表わされるL−システインアル
    キルエステル2塩基酸塩の少なくとも一つが、当
    該化粧料の処方成分全量を基準として1〜30重量
    %配合されている特許請求範囲第1項記載の美白
    化粧料。 3 粉末状または油状の美白化粧料である、特許
    請求の範囲第1項記載の美白化粧料。
JP131083A 1983-01-08 1983-01-08 美白化粧料 Granted JPS59128320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP131083A JPS59128320A (ja) 1983-01-08 1983-01-08 美白化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP131083A JPS59128320A (ja) 1983-01-08 1983-01-08 美白化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128320A JPS59128320A (ja) 1984-07-24
JPH0425249B2 true JPH0425249B2 (ja) 1992-04-30

Family

ID=11497919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP131083A Granted JPS59128320A (ja) 1983-01-08 1983-01-08 美白化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59128320A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2608425B1 (fr) * 1986-12-17 1989-04-28 Rofsa Cerd Composition cosmetique pour la depigmentation selective partielle de la peau et procede pour sa fabrication
JPH0753654B2 (ja) * 1986-12-22 1995-06-07 株式会社肌粧品科学開放研究所 皮膚美白剤
JPH04114829U (ja) * 1991-03-27 1992-10-09 池田物産株式会社 シートスライド装置
KR101107754B1 (ko) * 2002-12-27 2012-01-20 다이이찌 산쿄 헬스케어 가부시키가이샤 색소 침착의 예방·치료용 조성물
JP5951277B2 (ja) * 2012-02-17 2016-07-13 ロート製薬株式会社 アゼライン酸を含有する外用組成物
CA3037968A1 (en) * 2016-09-30 2018-04-05 The Regents Of The University Of California Alpha-ketobutyrate, 2-hydroxybutyrate, and alpha-ketoglutarate for stimulating hair growth

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59128320A (ja) 1984-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000502359A (ja) スキンライトニング組成物
JP2764510B2 (ja) 美白化粧料
JPH0425249B2 (ja)
JP2578394B2 (ja) 美白剤
JPH11269034A (ja) ニキビ改善用皮膚外用剤
JP2011213652A (ja) 皮膚外用剤
JPS61207312A (ja) 美白化粧料
JPS6270309A (ja) 美白化粧料
JPS63188628A (ja) 皮膚外用剤
JPH10279421A (ja) 皮膚外用剤
JPS63183518A (ja) 毛髪用組成物
JPH0678223B2 (ja) 皮膚化粧料
JPH06172150A (ja) 皮膚化粧料
JP2000198718A (ja) 血行促進外用剤
JPS6144814A (ja) 皮膚外用剤
JP3378127B2 (ja) 美白化粧料
JPH07112966B2 (ja) 皮膚化粧料
JPH0363207A (ja) 皮膚化粧料
JP2744485B2 (ja) 美白化粧料
JP2886222B2 (ja) 抗色素沈着外用剤
JPS60188306A (ja) 化粧料
JP3836051B2 (ja) アルブチンを含有する皮膚外用剤
JPS6393708A (ja) 〔ベンゾ−1,2,4−チアジアジン〕−1−ジオキシド誘導体溶解組成物
JPS6241685B2 (ja)
JP2000281555A (ja) 皮膚外用剤