JPH04252761A - シートベルトリトラクタ - Google Patents
シートベルトリトラクタInfo
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- JPH04252761A JPH04252761A JP3008765A JP876591A JPH04252761A JP H04252761 A JPH04252761 A JP H04252761A JP 3008765 A JP3008765 A JP 3008765A JP 876591 A JP876591 A JP 876591A JP H04252761 A JPH04252761 A JP H04252761A
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- JP
- Japan
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- seat belt
- clamping member
- force
- holding member
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/341—Belt retractors, e.g. reels comprising energy-absorbing means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/42—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency having means for acting directly upon the belt, e.g. by clamping or friction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に所定値以上の加
速度が加えられたとき、シートベルトが巻回されたリー
ルシャフトをロックする第1の緊急ロック手段とシート
ベルト自体とをロックする第2の緊急ロック手段とを備
えたシートベルトリトラクタに関する。
速度が加えられたとき、シートベルトが巻回されたリー
ルシャフトをロックする第1の緊急ロック手段とシート
ベルト自体とをロックする第2の緊急ロック手段とを備
えたシートベルトリトラクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシートベルトリトラクタ
の一つとして、例えば図12に示すようなシートベルト
リトラクタがある。同図に示すように、このシートベル
トリトラクタは、シートベルト101が巻回されたリー
ルシャフト102と、これに同軸かつ一体的に取り付け
られたラチェットホイル103とを備えている。また、
シートベルトリトラクタはこのラチェットホイル103
に係止部材104を係合させてリールシャフト102を
ロックする第1の緊急ロック手段105と、後述する摺
動挟持部材109とクランプ部材107との間に、リー
ルシャフト102から引き出されたシートベルト101
を挟持してロックする第2の緊急ロック手段110とを
備えている。この第2の緊急ロック手段110はケース
106に一端部が回動自在に取り付けられ、シートベル
ト101の挟持端部にクランプ部材107が取り付けら
れた回動挟持部材108と、この回動挟持部材108に
対向して配置され、ケース106に摺動自在に取り付け
られた摺動挟持部材109とを備えているとともに、ク
ランプ部材107および摺動挟持部材109のシートベ
ルト101との各挟持面には、シートベルト101の巻
き取り、引き出し方向と交差する方向で滑らかな凹凸形
状とした挟持部107a,109aがそれぞれ形成され
ている。
の一つとして、例えば図12に示すようなシートベルト
リトラクタがある。同図に示すように、このシートベル
トリトラクタは、シートベルト101が巻回されたリー
ルシャフト102と、これに同軸かつ一体的に取り付け
られたラチェットホイル103とを備えている。また、
シートベルトリトラクタはこのラチェットホイル103
に係止部材104を係合させてリールシャフト102を
ロックする第1の緊急ロック手段105と、後述する摺
動挟持部材109とクランプ部材107との間に、リー
ルシャフト102から引き出されたシートベルト101
を挟持してロックする第2の緊急ロック手段110とを
備えている。この第2の緊急ロック手段110はケース
106に一端部が回動自在に取り付けられ、シートベル
ト101の挟持端部にクランプ部材107が取り付けら
れた回動挟持部材108と、この回動挟持部材108に
対向して配置され、ケース106に摺動自在に取り付け
られた摺動挟持部材109とを備えているとともに、ク
ランプ部材107および摺動挟持部材109のシートベ
ルト101との各挟持面には、シートベルト101の巻
き取り、引き出し方向と交差する方向で滑らかな凹凸形
状とした挟持部107a,109aがそれぞれ形成され
ている。
【0003】このような第1および第2の緊急ロック手
段105,110を備えたシートベルトリトラクタによ
れば、リールシャフト102をロックするばかりでなく
、シートベルト101自体をもロックするようになるの
で、信頼性を大幅に向上させることができる。
段105,110を備えたシートベルトリトラクタによ
れば、リールシャフト102をロックするばかりでなく
、シートベルト101自体をもロックするようになるの
で、信頼性を大幅に向上させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、衝突等の緊
急時に第2の緊急ロック手段110が作動してシートベ
ルト101がロックされたとき、その挟持されたシート
ベルト101にはきわめて大きな力が加えられる場合が
あることが考えられる。すなわち、第2の緊急ロック手
段110の通常の作動でのシートベルト101の挟持状
態においては、回動挟持部材108が図示状態から矢印
D1方向に108′で示す位置まで回動することにより
、シートベルト101が挟持されてロック状態となって
いる。ところが、このような回動挟持部材108と摺動
挟持部材109とによるシートベルト101の通常の挟
持状態を越えて、さらにシートベルト101を引き出そ
うとする強力な力が加わることが考えられる。
急時に第2の緊急ロック手段110が作動してシートベ
ルト101がロックされたとき、その挟持されたシート
ベルト101にはきわめて大きな力が加えられる場合が
あることが考えられる。すなわち、第2の緊急ロック手
段110の通常の作動でのシートベルト101の挟持状
態においては、回動挟持部材108が図示状態から矢印
D1方向に108′で示す位置まで回動することにより
、シートベルト101が挟持されてロック状態となって
いる。ところが、このような回動挟持部材108と摺動
挟持部材109とによるシートベルト101の通常の挟
持状態を越えて、さらにシートベルト101を引き出そ
うとする強力な力が加わることが考えられる。
【0005】このような場合には、挟持部分の摩擦力に
より特に回動挟持部材108のクランプ部材107の下
端部がシートベルト101に食い込んで、より強くシー
トベルト101を挟持するようになる。このため、シー
トベルト101の被挟持部分に大きな力が集中的に加わ
ってしまうという問題が生じる。
より特に回動挟持部材108のクランプ部材107の下
端部がシートベルト101に食い込んで、より強くシー
トベルト101を挟持するようになる。このため、シー
トベルト101の被挟持部分に大きな力が集中的に加わ
ってしまうという問題が生じる。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、第2ロック手段の作動に
よる通常のシートベルトの挟持状態を越えて、さらにシ
ートベルトを引き出そうとする強力な力が加わった場合
にも、シートベルトに大きな集中荷重が加えられること
を防止できるシートベルトリトラクタを提供することで
ある。
たものであって、その目的は、第2ロック手段の作動に
よる通常のシートベルトの挟持状態を越えて、さらにシ
ートベルトを引き出そうとする強力な力が加わった場合
にも、シートベルトに大きな集中荷重が加えられること
を防止できるシートベルトリトラクタを提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明にかかるシートベルトリトラクタは
、シートベルトが巻回されたリールシャフトをロックす
る第1の緊急ロック手段と、ケースに一端部を回動可能
に支持された回動挟持部材により、リールシャフトから
引き出されたシートベルトを挟持してロックする第2の
緊急ロック手段とを備えたシートベルトリトラクタにお
いて、前記ケースに、前記回動挟持部材の一端部を介し
て一定値以上の荷重が加えられたとき、前記回動挟持部
材による前記シートベルト挟持力が小さくなるように変
形または破断する脆弱部が形成されていることを特徴と
している。
に、請求項1の発明にかかるシートベルトリトラクタは
、シートベルトが巻回されたリールシャフトをロックす
る第1の緊急ロック手段と、ケースに一端部を回動可能
に支持された回動挟持部材により、リールシャフトから
引き出されたシートベルトを挟持してロックする第2の
緊急ロック手段とを備えたシートベルトリトラクタにお
いて、前記ケースに、前記回動挟持部材の一端部を介し
て一定値以上の荷重が加えられたとき、前記回動挟持部
材による前記シートベルト挟持力が小さくなるように変
形または破断する脆弱部が形成されていることを特徴と
している。
【0008】また、請求項2の発明は前記一定値の荷重
が前記ケースの前記脆弱部の断面積により設定されるこ
とを特徴としている。
が前記ケースの前記脆弱部の断面積により設定されるこ
とを特徴としている。
【0009】
【作用】このように構成された本発明に係るシートベル
トリトラクタにおいては、衝突等の緊急時に第2の緊急
ロック手段が作動してシートベルトが挟持されてロック
される。このとき、シートベルトに加えられる力により
回動挟持部材の一端部を介して加えられる荷重が一定値
より小さい場合には、ケースの脆弱部は変形しなく、シ
ートベルトは通常の挟持状態でロックされる。
トリトラクタにおいては、衝突等の緊急時に第2の緊急
ロック手段が作動してシートベルトが挟持されてロック
される。このとき、シートベルトに加えられる力により
回動挟持部材の一端部を介して加えられる荷重が一定値
より小さい場合には、ケースの脆弱部は変形しなく、シ
ートベルトは通常の挟持状態でロックされる。
【0010】また、シートベルトに加えられる力が大き
くなって、回動挟持部材の一端部を介して加えられる荷
重が一定値以上である場合には、ケースの脆弱部は回動
挟持部材によるシートベルトの挟持力が小さくなるよう
に変形または破断する。したがって、挟持力による集中
荷重がシートベルトに発生することはなくなる。
くなって、回動挟持部材の一端部を介して加えられる荷
重が一定値以上である場合には、ケースの脆弱部は回動
挟持部材によるシートベルトの挟持力が小さくなるよう
に変形または破断する。したがって、挟持力による集中
荷重がシートベルトに発生することはなくなる。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1ないし図4は本発明に係るシートベルトリトラ
クタの一実施例を示し、図1はその正面図、図2は側面
図、図3は図1におけるIIIーIII線に沿う断面図
、図4は図2におけるIVーIV線に沿う部分拡大断面
図である。 図1〜図3に示すように、シートベルトリトラクタは、
シートベルト1の引き出し、巻き取りに従って回転自在
にケース2に支持されたリールシャフト3と、このリー
ルシャフト3の回転を阻止する第1の緊急ロック手段4
と、リールシャフト3から引き出されたシートベルト1
を挟持してシートベルト1の更なる引出しを阻止する第
2の緊急ロック手段5と、ケース2の一方の側壁2a下
方に取り付けられ、急激な加速度に感応する加速度セン
サ6とを備えている。
る。図1ないし図4は本発明に係るシートベルトリトラ
クタの一実施例を示し、図1はその正面図、図2は側面
図、図3は図1におけるIIIーIII線に沿う断面図
、図4は図2におけるIVーIV線に沿う部分拡大断面
図である。 図1〜図3に示すように、シートベルトリトラクタは、
シートベルト1の引き出し、巻き取りに従って回転自在
にケース2に支持されたリールシャフト3と、このリー
ルシャフト3の回転を阻止する第1の緊急ロック手段4
と、リールシャフト3から引き出されたシートベルト1
を挟持してシートベルト1の更なる引出しを阻止する第
2の緊急ロック手段5と、ケース2の一方の側壁2a下
方に取り付けられ、急激な加速度に感応する加速度セン
サ6とを備えている。
【0012】第1の緊急ロック手段4は、図5に示すよ
うにリールシャフト3と同軸にかつ一体的に取り付けら
れたラチェットホイル7と、このラチェットホイル7と
の係合位置又は離反位置に回動軸8aを中心に回動可能
な第1の係止部材8とを備えている。そして、この第1
緊急ロック手段4は、第1の係止部材8がラチェットホ
イル7に係合することによりリールシャフト3の回転を
ロックするようになる。その場合、第1係止部材8は、
運動伝達機構αによりC1方向に回動されてその係止爪
8bがラチェットホイル7に係合すると共に、C2方向
に回動されて係止爪8bがラチェットホイル7から離反
するようになっている。
うにリールシャフト3と同軸にかつ一体的に取り付けら
れたラチェットホイル7と、このラチェットホイル7と
の係合位置又は離反位置に回動軸8aを中心に回動可能
な第1の係止部材8とを備えている。そして、この第1
緊急ロック手段4は、第1の係止部材8がラチェットホ
イル7に係合することによりリールシャフト3の回転を
ロックするようになる。その場合、第1係止部材8は、
運動伝達機構αによりC1方向に回動されてその係止爪
8bがラチェットホイル7に係合すると共に、C2方向
に回動されて係止爪8bがラチェットホイル7から離反
するようになっている。
【0013】運動伝達機構αについて詳述すると、ラチ
ェットホイル7の外方には、リールシャフト3と同軸の
突出部7aが形成されており、この突出部7aには、一
端部に形成された貫通孔9aを介してタイプレート9が
遊嵌されているとともに、中央部に形成された貫通孔1
0aを介してロックリング10が遊嵌されている。
ェットホイル7の外方には、リールシャフト3と同軸の
突出部7aが形成されており、この突出部7aには、一
端部に形成された貫通孔9aを介してタイプレート9が
遊嵌されているとともに、中央部に形成された貫通孔1
0aを介してロックリング10が遊嵌されている。
【0014】また、タイプレート9の略中央部分に設け
られたスプリングハンガ9bには、ばね部材11の一端
が係止され、その他端はロックリング10のスプリング
ハンガ10bに係止されている。したがって、ロックリ
ング10には、ばね部材11によりこのロックリング1
0がA2方向に回動する付勢力が常時加えられている。 更に、ロックリング10には内歯10cが形成されてい
るとともに、この内歯10cの外方に2つのガイド孔1
0d,10eが形成されている。そして、一方のガイド
孔10dに、第1係止部材8の係止爪8bと回動軸8a
との間に形成されてたピン8cが嵌入しており、ロック
リング10の所定角度以上の回動にともない第1係止部
材8が回動してその係止爪8bがラチェットホイル7の
歯に係合するようになっている。
られたスプリングハンガ9bには、ばね部材11の一端
が係止され、その他端はロックリング10のスプリング
ハンガ10bに係止されている。したがって、ロックリ
ング10には、ばね部材11によりこのロックリング1
0がA2方向に回動する付勢力が常時加えられている。 更に、ロックリング10には内歯10cが形成されてい
るとともに、この内歯10cの外方に2つのガイド孔1
0d,10eが形成されている。そして、一方のガイド
孔10dに、第1係止部材8の係止爪8bと回動軸8a
との間に形成されてたピン8cが嵌入しており、ロック
リング10の所定角度以上の回動にともない第1係止部
材8が回動してその係止爪8bがラチェットホイル7の
歯に係合するようになっている。
【0015】ロックリング10の外側に位置するラチェ
ットホイル7の突出部7aには、フックリテーナ12が
固定されている。このフックリテーナ12の周縁部には
支持ピン12aがリールシャフト3の回転中心と平行に
突設され、さらに、このフックリテーナ12にはフック
13が支持ピン12aに枢支されて揺動可能に外装され
ている。このフックリテーナ12とフック13との間に
は、圧縮コイルスプリング14が介装され、フック13
は支持ピン12aを中心にしてB1方向に回動付勢され
ている。
ットホイル7の突出部7aには、フックリテーナ12が
固定されている。このフックリテーナ12の周縁部には
支持ピン12aがリールシャフト3の回転中心と平行に
突設され、さらに、このフックリテーナ12にはフック
13が支持ピン12aに枢支されて揺動可能に外装され
ている。このフックリテーナ12とフック13との間に
は、圧縮コイルスプリング14が介装され、フック13
は支持ピン12aを中心にしてB1方向に回動付勢され
ている。
【0016】フック13の外周縁の一部には、ロックリ
ング10の内歯10cに係合可能な爪13aが形成され
ているとともに、支持ピン12aを中心とした揺動端側
には連結ピン13bが形成されている。したがって、フ
ック13は上記圧縮コイルスプリング14により付勢さ
れているので、通常時はその爪13aが内歯10cから
離脱している。
ング10の内歯10cに係合可能な爪13aが形成され
ているとともに、支持ピン12aを中心とした揺動端側
には連結ピン13bが形成されている。したがって、フ
ック13は上記圧縮コイルスプリング14により付勢さ
れているので、通常時はその爪13aが内歯10cから
離脱している。
【0017】連結ピン13bには、略リング状態に形成
された摩擦係止部材15の外周縁に設けられた係止孔1
5aが嵌装されるとともに、摩擦係止部材15の内周縁
に形成された切欠部15bには、フック13を貫通して
突出した支持ピン12aが位置せしめられる。また、こ
の摩擦係止部材15の外周にはばね部材16を介して、
外周端面にラチェット17aを形成したラチェットホイ
ル17が摩擦係止される。
された摩擦係止部材15の外周縁に設けられた係止孔1
5aが嵌装されるとともに、摩擦係止部材15の内周縁
に形成された切欠部15bには、フック13を貫通して
突出した支持ピン12aが位置せしめられる。また、こ
の摩擦係止部材15の外周にはばね部材16を介して、
外周端面にラチェット17aを形成したラチェットホイ
ル17が摩擦係止される。
【0018】加速度センサ6は、図1に示すように慣性
体支持ケース6a上に載置され、ほぼ水平方向の加速度
の作用により傾動する樽状の慣性体6bと、この慣性体
6bの傾動変位に応じ、鉛直面内で回動変位するアクチ
ュエータ6cとを備えている。アクチュエータ6cの自
由端は係合爪6dとされており、この係合爪6dはアク
チュエータ6bが所定角度回動変位したときラチェット
ホイル17の外周端面に形成されているラチェット17
aに係合するようになっている。なお、図中18はリー
ルシャフト3に嵌入されて用いられ、シートベルト1を
巻回する両端に鍔部を備えた円筒状からなるリール部材
である。
体支持ケース6a上に載置され、ほぼ水平方向の加速度
の作用により傾動する樽状の慣性体6bと、この慣性体
6bの傾動変位に応じ、鉛直面内で回動変位するアクチ
ュエータ6cとを備えている。アクチュエータ6cの自
由端は係合爪6dとされており、この係合爪6dはアク
チュエータ6bが所定角度回動変位したときラチェット
ホイル17の外周端面に形成されているラチェット17
aに係合するようになっている。なお、図中18はリー
ルシャフト3に嵌入されて用いられ、シートベルト1を
巻回する両端に鍔部を備えた円筒状からなるリール部材
である。
【0019】第2緊急ロック手段5は、図6に示すよう
にシートベルト1の引き出し、巻き取り方向Zで摺動可
能にケース2に取り付けられた摺動挟持部材19と、一
端がケース2の両側壁2a,2bに回動自在に取り付け
られ、他端が摺動挟持部材19と対向配置されるととも
に摺動挟持部材19との間でシートベルト1を挟持して
ロックする回動挟持部材20とを備えている。
にシートベルト1の引き出し、巻き取り方向Zで摺動可
能にケース2に取り付けられた摺動挟持部材19と、一
端がケース2の両側壁2a,2bに回動自在に取り付け
られ、他端が摺動挟持部材19と対向配置されるととも
に摺動挟持部材19との間でシートベルト1を挟持して
ロックする回動挟持部材20とを備えている。
【0020】摺動挟持部材19は、ケース2の背壁2c
の一部を折曲させて形成した挟持枠2dに、シートベル
ト1の引き出し、巻き取り方向Zに摺動可能に取り付け
られた挟持部材19aと、シートベルト1との接触面で
あって、方向Zと交差する方向に滑らかな凹凸状に形成
された挟持部19bを有し、挟持部材19aに取り付け
られた当接部材19cと、挟持枠2dの脆弱に構成され
た上端部の下面に配置され、挟持部材19aをZ方向下
向きに常時付勢する付勢部材19d,19dとを備えて
いる。
の一部を折曲させて形成した挟持枠2dに、シートベル
ト1の引き出し、巻き取り方向Zに摺動可能に取り付け
られた挟持部材19aと、シートベルト1との接触面で
あって、方向Zと交差する方向に滑らかな凹凸状に形成
された挟持部19bを有し、挟持部材19aに取り付け
られた当接部材19cと、挟持枠2dの脆弱に構成され
た上端部の下面に配置され、挟持部材19aをZ方向下
向きに常時付勢する付勢部材19d,19dとを備えて
いる。
【0021】回動挟持部材20は、一端が回動軸21に
よりケース両側壁2a,2bにD1またはD2方向に回
動自在に取り付けられた本体20aと、この本体20a
の他端に所定量相対回動可能に取り付けられ、シートベ
ルト1を挟持するクランプ部材20bとを備えている。 そして、この回動挟持部材20は、D1方向に回動して
摺動挟持部材19との間でシートベルト1を挟持、ロッ
クすることにより、シートベルト1のそれ以上の引出し
を阻止するようになる。その場合、回動挟持部材20は
、運動伝達機構βによりD1方向に回動されてそのクラ
ンプ部材20bがシートベルト1を摺動挟持部材19と
の間で挟持するとともに、D2方向に回動されてシート
ベルト1の挟持を解除するようになっている。
よりケース両側壁2a,2bにD1またはD2方向に回
動自在に取り付けられた本体20aと、この本体20a
の他端に所定量相対回動可能に取り付けられ、シートベ
ルト1を挟持するクランプ部材20bとを備えている。 そして、この回動挟持部材20は、D1方向に回動して
摺動挟持部材19との間でシートベルト1を挟持、ロッ
クすることにより、シートベルト1のそれ以上の引出し
を阻止するようになる。その場合、回動挟持部材20は
、運動伝達機構βによりD1方向に回動されてそのクラ
ンプ部材20bがシートベルト1を摺動挟持部材19と
の間で挟持するとともに、D2方向に回動されてシート
ベルト1の挟持を解除するようになっている。
【0022】運動伝達機構βについて詳述すると、図6
に示すように回動挟持部材20の一側面の中間部には、
雌螺子部20cが形成されており、この雌螺子部20c
にはねじ部材22が螺合される。また、略三角形の板状
からなる伝達部材23がケース2の側壁2aに回動自在
に取り付けられている。この伝達部材23は2つの角部
にそれぞれ形成された貫通孔23aと切欠部23bとを
有しているとともに、他の1つの角部に突設された軸2
3cを有している。
に示すように回動挟持部材20の一側面の中間部には、
雌螺子部20cが形成されており、この雌螺子部20c
にはねじ部材22が螺合される。また、略三角形の板状
からなる伝達部材23がケース2の側壁2aに回動自在
に取り付けられている。この伝達部材23は2つの角部
にそれぞれ形成された貫通孔23aと切欠部23bとを
有しているとともに、他の1つの角部に突設された軸2
3cを有している。
【0023】そして、ピン23dを貫通孔23aに貫通
させてケース2の側壁2aに固定することにより、伝達
部材23が回動自在にケース2の側壁2aに取り付けら
れるようになっている。また、切欠部23bを回動挟持
部材20に取り付けられているねじ部材22に係合する
ことにより、伝達部材23と回動挟持部材20とが相対
回動自在に連結されるようになっている。その場合、切
欠部23bはサイクロイド曲線によって形成され、ねじ
部材22との接触が円滑になるようにされている。した
がって、切欠部23bは、回動挟持部材20が通常の回
動範囲にあるときには、滑らかに回動挟持部材20を回
動させ、他方、シートベルト1に所定値以上の力が加え
られることにより、回動挟持部材20が通常の回動範囲
外に回動しようとする際にはその回動変位を妨げないよ
うに、伝達部材23が回動挟持部材20の側面に取り付
けられたねじ部材22から離脱できるようになっている
。更に軸23cには、第2の係止部材24がその一端に
形成された貫通孔24a内に軸23cを貫通させること
により回動自在に取り付けられる。この第2の係止部材
24は、ラチェットホイル7と係合又は離反するように
G1 ,G2方向に回動変位可能とされている。また、
第2係止部材24の他端は係止爪24bとされていると
ともに、この係止爪24bと貫通孔24aとの間には、
ピン24cが形成されている。このピン24cはロック
リング10のガイド孔10eに嵌入しており、ロックリ
ング10の所定角度以上の回動にともない第2係止部材
24がG1方向に回動し、その係止爪24bがラチェッ
トホイル7の歯に係合するようになっている。なお、図
6中2eは回動挟持部材20の回動変位の範囲を想定し
、その動作を妨げないようにケース2の側壁2aに形成
された、ねじ部材22が貫通する円弧状の孔である。
させてケース2の側壁2aに固定することにより、伝達
部材23が回動自在にケース2の側壁2aに取り付けら
れるようになっている。また、切欠部23bを回動挟持
部材20に取り付けられているねじ部材22に係合する
ことにより、伝達部材23と回動挟持部材20とが相対
回動自在に連結されるようになっている。その場合、切
欠部23bはサイクロイド曲線によって形成され、ねじ
部材22との接触が円滑になるようにされている。した
がって、切欠部23bは、回動挟持部材20が通常の回
動範囲にあるときには、滑らかに回動挟持部材20を回
動させ、他方、シートベルト1に所定値以上の力が加え
られることにより、回動挟持部材20が通常の回動範囲
外に回動しようとする際にはその回動変位を妨げないよ
うに、伝達部材23が回動挟持部材20の側面に取り付
けられたねじ部材22から離脱できるようになっている
。更に軸23cには、第2の係止部材24がその一端に
形成された貫通孔24a内に軸23cを貫通させること
により回動自在に取り付けられる。この第2の係止部材
24は、ラチェットホイル7と係合又は離反するように
G1 ,G2方向に回動変位可能とされている。また、
第2係止部材24の他端は係止爪24bとされていると
ともに、この係止爪24bと貫通孔24aとの間には、
ピン24cが形成されている。このピン24cはロック
リング10のガイド孔10eに嵌入しており、ロックリ
ング10の所定角度以上の回動にともない第2係止部材
24がG1方向に回動し、その係止爪24bがラチェッ
トホイル7の歯に係合するようになっている。なお、図
6中2eは回動挟持部材20の回動変位の範囲を想定し
、その動作を妨げないようにケース2の側壁2aに形成
された、ねじ部材22が貫通する円弧状の孔である。
【0024】ところで、図1、図2及び図3に示すよう
にケース2の両側壁2a,2bにおける回動軸21の支
持部近傍であって、この回動軸21に関し摺動挟持部材
19と反対側の所定範囲の部分は脆弱部γとされている
。この脆弱部γは、シートベルト1に加えられたきわめ
て大きな引出し力により回動挟持部材20および回動軸
21を介して一定値以上の荷重F′が加えられたときに
塑性変形または破断するように、その強度が設定されて
いる。
にケース2の両側壁2a,2bにおける回動軸21の支
持部近傍であって、この回動軸21に関し摺動挟持部材
19と反対側の所定範囲の部分は脆弱部γとされている
。この脆弱部γは、シートベルト1に加えられたきわめ
て大きな引出し力により回動挟持部材20および回動軸
21を介して一定値以上の荷重F′が加えられたときに
塑性変形または破断するように、その強度が設定されて
いる。
【0025】そして、このように脆弱部γが塑性変形ま
たは破断したときには、回動軸21と回動挟持部材20
とが荷重F′方向と同じS方向に移動する、すなわち回
動挟持部材20が摺動挟持部材19から離れる方向に移
動するようになる。したがって、回動挟持部材20は所
定の回動範囲を越えてターンオーバーできるようになる
とともに回動挟持部材20と摺動挟持部材19とによる
シートベルト1の挟持力が緩和されるようになる。
たは破断したときには、回動軸21と回動挟持部材20
とが荷重F′方向と同じS方向に移動する、すなわち回
動挟持部材20が摺動挟持部材19から離れる方向に移
動するようになる。したがって、回動挟持部材20は所
定の回動範囲を越えてターンオーバーできるようになる
とともに回動挟持部材20と摺動挟持部材19とによる
シートベルト1の挟持力が緩和されるようになる。
【0026】ケース2の両側壁2a,2bにおける脆弱
部γの強度は、次のようにして設定される。すなわち、
図7(a)に示すように脆弱部γの圧縮力Pとシートベ
ルト1の挟持力Fとの特性から、例えばシートベルト1
の挟持力Fが1,200kgfのとき、回動挟持部材2
0がターンオーバーさせるように設定すると、脆弱部γ
の圧縮力Pは1,700kgfに設定される。そして、
図7(b)に示すように脆弱部γの圧縮力Pが1,70
0kgfのとき最大ひずみεsを生じるように、脆弱部
γの強度、すなわち応力(圧縮力P)ーひずみε特性を
設定する。このように設定することにより、最大ひずみ
εsよりある程度小さいひずみε1から脆弱部γが塑性
変形するようになる。換言すれば、圧縮力Pが1,70
0kgfよりある程度小さい圧縮力から脆弱部γが塑性
変形するようになる。
部γの強度は、次のようにして設定される。すなわち、
図7(a)に示すように脆弱部γの圧縮力Pとシートベ
ルト1の挟持力Fとの特性から、例えばシートベルト1
の挟持力Fが1,200kgfのとき、回動挟持部材2
0がターンオーバーさせるように設定すると、脆弱部γ
の圧縮力Pは1,700kgfに設定される。そして、
図7(b)に示すように脆弱部γの圧縮力Pが1,70
0kgfのとき最大ひずみεsを生じるように、脆弱部
γの強度、すなわち応力(圧縮力P)ーひずみε特性を
設定する。このように設定することにより、最大ひずみ
εsよりある程度小さいひずみε1から脆弱部γが塑性
変形するようになる。換言すれば、圧縮力Pが1,70
0kgfよりある程度小さい圧縮力から脆弱部γが塑性
変形するようになる。
【0027】脆弱部γの強度、すなわち圧縮力Pーひず
みε特性を設定するにあたっては、図4に示すようにケ
ース2の両側壁2a,2bの脆弱部γの断面積を調整す
ることにより、所望の圧縮力Pーひずみε特性を設定す
ることができる。そして、脆弱部γの断面積を調整する
方法としては、脆弱部γの板厚を調整すること、切欠き
あるいは孔を設けることにより断面積を調整することが
考えられる。本実施例の場合には、図1に示すように脆
弱部γは側壁2a,2bの他の部分より薄肉とされてい
る。
みε特性を設定するにあたっては、図4に示すようにケ
ース2の両側壁2a,2bの脆弱部γの断面積を調整す
ることにより、所望の圧縮力Pーひずみε特性を設定す
ることができる。そして、脆弱部γの断面積を調整する
方法としては、脆弱部γの板厚を調整すること、切欠き
あるいは孔を設けることにより断面積を調整することが
考えられる。本実施例の場合には、図1に示すように脆
弱部γは側壁2a,2bの他の部分より薄肉とされてい
る。
【0028】図1に示すように、前記リールシャフト3
の他端には復帰スプリング25の一端が連結され、この
復帰スプリング25の他端は他方の側壁2bに固定され
ている。したがって、シートベルト1はこの復帰スプリ
ング25の付勢力に抗してリールシャフト3から引き出
され、かつ、復帰スプリング25の付勢力により巻き取
られるようになっている。
の他端には復帰スプリング25の一端が連結され、この
復帰スプリング25の他端は他方の側壁2bに固定され
ている。したがって、シートベルト1はこの復帰スプリ
ング25の付勢力に抗してリールシャフト3から引き出
され、かつ、復帰スプリング25の付勢力により巻き取
られるようになっている。
【0029】次に、図5、図8(a)〜(e)、図9お
よび図10を用いて、本実施例におけるシートベルトリ
トラクタの作用について説明する。まず、車両に衝突等
による急激な加速度が作用しない通常の状態では、図8
(a)に示すように回動挟持部材20および摺動挟持部
材19は非作動位置にあり、シートベルト1は挟持され
ない。すなわち、第2の緊急ロック手段5はシートベル
ト1をロックしない状態となっている。
よび図10を用いて、本実施例におけるシートベルトリ
トラクタの作用について説明する。まず、車両に衝突等
による急激な加速度が作用しない通常の状態では、図8
(a)に示すように回動挟持部材20および摺動挟持部
材19は非作動位置にあり、シートベルト1は挟持され
ない。すなわち、第2の緊急ロック手段5はシートベル
ト1をロックしない状態となっている。
【0030】この通常状態で車両に衝突等により急激な
加速度が作用した場合には、図9に示すように加速度セ
ンサ6の慣性体6bが傾動してアクチュエータ6cが回
動し、その係合爪6dがラチェットホイル17の外周端
面に形成されているラチェット17aに係合する。これ
により、ラチェットホイル17はリールシャフト3に対
してA2方向へ相対的に回動変位する。
加速度が作用した場合には、図9に示すように加速度セ
ンサ6の慣性体6bが傾動してアクチュエータ6cが回
動し、その係合爪6dがラチェットホイル17の外周端
面に形成されているラチェット17aに係合する。これ
により、ラチェットホイル17はリールシャフト3に対
してA2方向へ相対的に回動変位する。
【0031】この相対回動変位は、図5に示す連結ピン
13bを介してフック13に伝達され、このフック13
は圧縮コイルスプリング14の付勢力に抗し支持ピン1
2aを中心にしてB2方向へ揺動する。すると、フック
13の爪13aがロックリング10の内歯10cに係合
され、このロックリング10はフックリテーナ12、フ
ック13、爪13a、内歯10cを介してリールシャフ
ト3の回動力が伝達され、ばね部材11の付勢力に抗し
てA1方向へ回動される。
13bを介してフック13に伝達され、このフック13
は圧縮コイルスプリング14の付勢力に抗し支持ピン1
2aを中心にしてB2方向へ揺動する。すると、フック
13の爪13aがロックリング10の内歯10cに係合
され、このロックリング10はフックリテーナ12、フ
ック13、爪13a、内歯10cを介してリールシャフ
ト3の回動力が伝達され、ばね部材11の付勢力に抗し
てA1方向へ回動される。
【0032】このロックリング10の回動により、図9
に示すようにロックリング10のガイド孔10eに挿入
されている第2の係止部材24のガイドピン24cがガ
イド孔10eに沿って移動しながら、第2の係止部材2
4はG1方向へ回動される。この第2の係止部材24の
回動によりその係止爪24bがラチェットホイル7と係
合するので、ラチェットホイル7のA1方向への回動変
位にともなって伝達部材23が同図に示すH方向に回動
変位される。この伝達部材23の変位中では、第1の係
止部材8はラチェットホイル7と係合状態とはなってい
ない。
に示すようにロックリング10のガイド孔10eに挿入
されている第2の係止部材24のガイドピン24cがガ
イド孔10eに沿って移動しながら、第2の係止部材2
4はG1方向へ回動される。この第2の係止部材24の
回動によりその係止爪24bがラチェットホイル7と係
合するので、ラチェットホイル7のA1方向への回動変
位にともなって伝達部材23が同図に示すH方向に回動
変位される。この伝達部材23の変位中では、第1の係
止部材8はラチェットホイル7と係合状態とはなってい
ない。
【0033】第2の係止部材24のG1方向への回動変
位が所定角度に達すると、この時点から第1の係止部材
8は同図に示すようにラチェットホイル7と係合するC
1方向に回動開始される。これにより、第1の係止部材
8はシートベルト1が確実に挟持された時点でラチェッ
トホイル7と係合状態になる。
位が所定角度に達すると、この時点から第1の係止部材
8は同図に示すようにラチェットホイル7と係合するC
1方向に回動開始される。これにより、第1の係止部材
8はシートベルト1が確実に挟持された時点でラチェッ
トホイル7と係合状態になる。
【0034】一方伝達部材23のH方向への回動変位に
より、回動挟持部材20は図8(b)に示すように軸2
1を中心として矢印D1方向に回動され、対向配置され
ている摺動挟持部材19とこの回動挟持部材20との間
に配置されるシートベルト1を挟持する。なお、図9は
図8(b)に示す状態とほぼ同様の状態を示している。 回動挟持部材20と摺動挟持部材19との挟持動作
により、摺動挟持部材19は付勢部材19d,19dの
付勢力に抗しつつ、回動挟持部材20の回動変位に従っ
てZ方向上向きに所定量摺動移動した後、シートベルト
1の引出しがロックされる。この状態では、ケース2の
両側壁2a,2bに設けられた脆弱部γは、塑性変形す
ることなく初期形状を保持している。衝突等の緊急時に
はこのようにしてシートベルト1がロックされることに
より、乗員が拘束される。
より、回動挟持部材20は図8(b)に示すように軸2
1を中心として矢印D1方向に回動され、対向配置され
ている摺動挟持部材19とこの回動挟持部材20との間
に配置されるシートベルト1を挟持する。なお、図9は
図8(b)に示す状態とほぼ同様の状態を示している。 回動挟持部材20と摺動挟持部材19との挟持動作
により、摺動挟持部材19は付勢部材19d,19dの
付勢力に抗しつつ、回動挟持部材20の回動変位に従っ
てZ方向上向きに所定量摺動移動した後、シートベルト
1の引出しがロックされる。この状態では、ケース2の
両側壁2a,2bに設けられた脆弱部γは、塑性変形す
ることなく初期形状を保持している。衝突等の緊急時に
はこのようにしてシートベルト1がロックされることに
より、乗員が拘束される。
【0035】車両に作用する急激な加速度がきわめて大
きい場合等のように、シートベルト1がきわめて強力な
力によりZ方向上向きに引っ張られると、回動挟持部材
20は図8(b) に示すシートベルト1のロック状態
からさらにD1方向に回動変位されようとする。
きい場合等のように、シートベルト1がきわめて強力な
力によりZ方向上向きに引っ張られると、回動挟持部材
20は図8(b) に示すシートベルト1のロック状態
からさらにD1方向に回動変位されようとする。
【0036】この回動挟持部材20の更なる回動変位に
ともなって、摺動挟持部材19は図8(c)に示すよう
に挟持枠2dの脆弱に構成した上端部を破損させて摺動
する。これら回動挟持部材20の回動変位および摺動挟
持部材19の上方摺動により、シートベルト1の挟持力
Fが増大していくが、この挟持力Fの反力F′が回動挟
持部材20及び回動軸21を介してケース側壁2a,2
bの脆弱部γに作用するので、脆弱部γの圧縮力Pも増
大していく。
ともなって、摺動挟持部材19は図8(c)に示すよう
に挟持枠2dの脆弱に構成した上端部を破損させて摺動
する。これら回動挟持部材20の回動変位および摺動挟
持部材19の上方摺動により、シートベルト1の挟持力
Fが増大していくが、この挟持力Fの反力F′が回動挟
持部材20及び回動軸21を介してケース側壁2a,2
bの脆弱部γに作用するので、脆弱部γの圧縮力Pも増
大していく。
【0037】そして、脆弱部γの圧縮力Pが一定値以上
になると、図10に詳細に示すように脆弱部γが塑性変
形(座屈)εをし始め、これにより回動軸21および回
動挟持部材20がS方向へ移動し始める。このため、シ
ートベルト1の挟持力が減少し始める。脆弱部γが最大
に塑性変形εするかまたは破断すると、シートベルト1
の挟持力が最大に減少するようになり、この結果シート
ベルト1に大きな集中荷重が加えられるようなことはな
くなる。
になると、図10に詳細に示すように脆弱部γが塑性変
形(座屈)εをし始め、これにより回動軸21および回
動挟持部材20がS方向へ移動し始める。このため、シ
ートベルト1の挟持力が減少し始める。脆弱部γが最大
に塑性変形εするかまたは破断すると、シートベルト1
の挟持力が最大に減少するようになり、この結果シート
ベルト1に大きな集中荷重が加えられるようなことはな
くなる。
【0038】そして図8(d)に示すように、シートベ
ルト1がさらにZ方向上向きに引き出されると、回動挟
持部材20が上方へターンオーバーし、回動挟持部材2
0と摺動挟持部材19とによる挟持力Fは更に一層弱ま
る。そして、ついには図8(e)に示すように回動挟持
部材20が更に大きくD1方向へ回動するので、シート
ベルト1とクランプ部材20bとは離間し、シートベル
ト1の挟持状態が解除されるようになる。
ルト1がさらにZ方向上向きに引き出されると、回動挟
持部材20が上方へターンオーバーし、回動挟持部材2
0と摺動挟持部材19とによる挟持力Fは更に一層弱ま
る。そして、ついには図8(e)に示すように回動挟持
部材20が更に大きくD1方向へ回動するので、シート
ベルト1とクランプ部材20bとは離間し、シートベル
ト1の挟持状態が解除されるようになる。
【0039】ところで、シートベルト1の挟持状態が解
除されても、第1の緊急ロック手段4によりリールシャ
フト3がロックされているので、シートベルト1もロッ
クされる。したがって、脆弱部γの塑性変形または破断
によってシートベルト1の挟持力Fが十分に得られなく
なっても、シートベルト1に集中荷重が作用するのを回
避することができるとともに、乗員を拘束して確実に保
護することができる。以上詳述したように、本実施例に
よれば回動挟持部材20と摺動挟持部材19とによりシ
ートベルト1を挟持している際、さらにシートベルト1
に強力な引出し力が加えられ、シートベルト1の引き出
しにともなって回動挟持部材20が無理に矢印D1方向
に回動しようとしても、脆弱部γが回動挟持部材20と
摺動挟持部材19とによる挟持力Fが減少するように塑
性変形または破断する。従って、シートベルト1にクラ
ンプ部材20aが食い込むようなことがなくなり、回動
挟持部材20によるシートベルト1の挟持部分にシート
ベルト1の所定値以上の力が集中的に加わることがない
。
除されても、第1の緊急ロック手段4によりリールシャ
フト3がロックされているので、シートベルト1もロッ
クされる。したがって、脆弱部γの塑性変形または破断
によってシートベルト1の挟持力Fが十分に得られなく
なっても、シートベルト1に集中荷重が作用するのを回
避することができるとともに、乗員を拘束して確実に保
護することができる。以上詳述したように、本実施例に
よれば回動挟持部材20と摺動挟持部材19とによりシ
ートベルト1を挟持している際、さらにシートベルト1
に強力な引出し力が加えられ、シートベルト1の引き出
しにともなって回動挟持部材20が無理に矢印D1方向
に回動しようとしても、脆弱部γが回動挟持部材20と
摺動挟持部材19とによる挟持力Fが減少するように塑
性変形または破断する。従って、シートベルト1にクラ
ンプ部材20aが食い込むようなことがなくなり、回動
挟持部材20によるシートベルト1の挟持部分にシート
ベルト1の所定値以上の力が集中的に加わることがない
。
【0040】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、種々の設計変更が可能である。例えば、
前述の実施例では脆弱部γが圧縮による座屈変形するよ
うにしているが、本発明は図11に示すように脆弱部δ
を引っ張りにより塑性変形または破断するように形成す
ることもできる。
ものではなく、種々の設計変更が可能である。例えば、
前述の実施例では脆弱部γが圧縮による座屈変形するよ
うにしているが、本発明は図11に示すように脆弱部δ
を引っ張りにより塑性変形または破断するように形成す
ることもできる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のシートベルトリトラクタによれば、シートベルトに加
えられた力が大きくて、回動挟持部材の一端部を介して
加えられる荷重が一定値以上である場合には、ケースの
脆弱部が回動挟持部材によるシートベルトの挟持力が小
さくなるように塑性変形または破断するので、シートベ
ルトに加えられる挟持力による集中荷重が防止できる。 したがって、シートベルトにより乗員を確実に拘束して
保護することができ、信頼性を大幅に向上させることが
できる。
のシートベルトリトラクタによれば、シートベルトに加
えられた力が大きくて、回動挟持部材の一端部を介して
加えられる荷重が一定値以上である場合には、ケースの
脆弱部が回動挟持部材によるシートベルトの挟持力が小
さくなるように塑性変形または破断するので、シートベ
ルトに加えられる挟持力による集中荷重が防止できる。 したがって、シートベルトにより乗員を確実に拘束して
保護することができ、信頼性を大幅に向上させることが
できる。
【図1】本発明に係るシートベルトリトラクタの一実施
例を示す側面図である。
例を示す側面図である。
【図2】この実施例の正面図である。
【図3】図1におけるIIIーIII線に沿う断面図で
ある。
ある。
【図4】図2におけるIDーID線に沿う部分拡大断面
図である。
図である。
【図5】リールシャフトをロックする第1の緊急ロック
手段および運動伝達手段αの分解斜視図である。
手段および運動伝達手段αの分解斜視図である。
【図6】リールシャフトから引き出されたシートベルト
を挟持してロックする第2の緊急ロック手段および運動
伝達手段βの分解斜視図である。
を挟持してロックする第2の緊急ロック手段および運動
伝達手段βの分解斜視図である。
【図7】(a)は脆弱部の圧縮力とシートベルトの挟持
力との関係を示す図、(b)は脆弱部とのひずみと脆弱
部の圧縮力との関係を示す図である。
力との関係を示す図、(b)は脆弱部とのひずみと脆弱
部の圧縮力との関係を示す図である。
【図8】(a)〜(e)はこの実施例の動作説明図であ
る。
る。
【図9】急激な加速度による第2の緊急ロック手段の作
動状態を示す図である。
動状態を示す図である。
【図10】脆弱部が塑性変形をした状態を説明する図で
ある。
ある。
【図11】本発明の変形例を示す図である。
【図12】従来のシートベルトリトラクタを示す図であ
る。
る。
1…シートベルト、2…ケース、2a,2b…側壁、3
…リールシャフト、4…第1の緊急ロック手段、5…第
2の緊急ロック手段、6…加速度センサ、7…ラチェッ
トホイル、8…第1の係止部材、10…ロックリング、
19…摺動挟持部材、20…回動挟持部材、21…回動
軸、23…伝達部材、24…第2の係止部材、γ,δ…
脆弱部、ε…塑性変形
…リールシャフト、4…第1の緊急ロック手段、5…第
2の緊急ロック手段、6…加速度センサ、7…ラチェッ
トホイル、8…第1の係止部材、10…ロックリング、
19…摺動挟持部材、20…回動挟持部材、21…回動
軸、23…伝達部材、24…第2の係止部材、γ,δ…
脆弱部、ε…塑性変形
Claims (2)
- 【請求項1】 シートベルトが巻回されたリールシャ
フトをロックする第1の緊急ロック手段と、ケースに一
端部を回動可能に支持された回動挟持部材により、リー
ルシャフトから引き出されたシートベルトを挟持してロ
ックする第2の緊急ロック手段とを備えたシートベルト
リトラクタにおいて、前記ケースに、前記回動挟持部材
の一端部を介して一定値以上の荷重が加えられたとき、
前記回動挟持部材による前記シートベルト挟持力が小さ
くなるように変形または破断する脆弱部が形成されてい
ることを特徴とするシートベルトリトラクタ。 - 【請求項2】 前記一定値の荷重は前記ケースの前記
脆弱部の断面積により設定されることを特徴とする請求
項1記載のシートベルトリトラクタ。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3008765A JPH04252761A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | シートベルトリトラクタ |
| KR1019910015707A KR0175939B1 (en) | 1991-01-28 | 1991-09-09 | Seat belt retractor locking mechanism using deformable force reducing portion |
| CA002060076A CA2060076A1 (en) | 1991-01-28 | 1992-01-27 | Seat belt retractor |
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